JPH0230660A - 低損失酸化物磁性材料 - Google Patents
低損失酸化物磁性材料Info
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- JPH0230660A JPH0230660A JP63178718A JP17871888A JPH0230660A JP H0230660 A JPH0230660 A JP H0230660A JP 63178718 A JP63178718 A JP 63178718A JP 17871888 A JP17871888 A JP 17871888A JP H0230660 A JPH0230660 A JP H0230660A
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Landscapes
- Magnetic Ceramics (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、デイスプレィモニタ等の電源用磁心に用い
るのに適したＭｎ−Ｚｎ系フェライトからなる低損失酸
化物磁性材料に関するものである。
るのに適したＭｎ−Ｚｎ系フェライトからなる低損失酸
化物磁性材料に関するものである。
従来この種の電源用フェライトとしては、本出願人が特
公昭５３−２８６３４号で提案したＭｎ−Ｚｎ系フェラ
イトがある。このＭｎ−Ｚｎ系フェライトはＣａＯ１Ｓ
ｉｎ、、ＣＩおよびＳｎＦ、を添加して電力損力の低減
を図ったものである。
公昭５３−２８６３４号で提案したＭｎ−Ｚｎ系フェラ
イトがある。このＭｎ−Ｚｎ系フェライトはＣａＯ１Ｓ
ｉｎ、、ＣＩおよびＳｎＦ、を添加して電力損力の低減
を図ったものである。
ところで近年、デイスプレィモニタ等の高解像度化、民
生用カラーテレビの大画面化等の要求により、これらに
使用される電源は、動作周波数の高周波化ならびに高負
荷化が進展している。
生用カラーテレビの大画面化等の要求により、これらに
使用される電源は、動作周波数の高周波化ならびに高負
荷化が進展している。
しかしながら、従来のＭｎ−Ｚｎ系フェライトでは電力
損失が増大し、電源の温度上昇が著しく、信頼性の低下
が大きいという問題点があった。
損失が増大し、電源の温度上昇が著しく、信頼性の低下
が大きいという問題点があった。
この発明は、上記問題点を解決するため、高周波、高負
荷においても電力損失を著しく改善した低損失Ｍｎ−Ｚ
ｎ系フェライトからなる低損失酸化物磁性材料を提供す
ることを目的とするものである。
荷においても電力損失を著しく改善した低損失Ｍｎ−Ｚ
ｎ系フェライトからなる低損失酸化物磁性材料を提供す
ることを目的とするものである。
この発明の低損失酸化物磁性体は、Ｆｅ、０□５２〜５
６モル％、 Ｍｎ０３２〜４２モル％および２００５〜
１５モル％を主成分とし、これにＰを１０〜７０ｐｐｍ
、 Ｓｉｎ、。
６モル％、 Ｍｎ０３２〜４２モル％および２００５〜
１５モル％を主成分とし、これにＰを１０〜７０ｐｐｍ
、 Ｓｉｎ、。
を１００〜３００ｐｐｍ、 ＣａＯを２００〜２０００
ｐｐｍ副成分として同時に含むことにより、上記従来技
術の問題点を解決したものである。
ｐｐｍ副成分として同時に含むことにより、上記従来技
術の問題点を解決したものである。
（作 用〕
この発明の低損失酸化物磁性材料は１Ｍｎ−Ｚｎ系フェ
ライトからなるもので、Ｆａ、Ｏ，、ＭｎＯおよびＺｎ
Ｏを主成分とし、副成分としてＰを１０〜７０ｐｐｍ。
ライトからなるもので、Ｆａ、Ｏ，、ＭｎＯおよびＺｎ
Ｏを主成分とし、副成分としてＰを１０〜７０ｐｐｍ。
５ｉｎ２を１００〜３００ｐｐｍ、ＣａＯを２００〜２
０００ｐｐｍの重量比でそれぞれ複合添加したものであ
り、各成分を酸化物の状態で配合し、または酸化物とな
る塩の形で配合し、焼成して得られる。
０００ｐｐｍの重量比でそれぞれ複合添加したものであ
り、各成分を酸化物の状態で配合し、または酸化物とな
る塩の形で配合し、焼成して得られる。
この発明の低損失酸化物磁性材料は電力損失を著しく低
減でき、１３０ｋＨｚ程度の周波数領域でも充分な低損
失特性を実現可能である。また変成器の磁心に使用した
場合、稼動時に発熱を伴うが、この発明の低損失フェラ
イトは６０℃ないし１００℃程度の温度範囲で電力損失
が最も低くなるよう設定が可能である。このため実働時
の電力損失を少なくすることができる。
減でき、１３０ｋＨｚ程度の周波数領域でも充分な低損
失特性を実現可能である。また変成器の磁心に使用した
場合、稼動時に発熱を伴うが、この発明の低損失フェラ
イトは６０℃ないし１００℃程度の温度範囲で電力損失
が最も低くなるよう設定が可能である。このため実働時
の電力損失を少なくすることができる。
以下、この発明の実施例について説明する。
Ｆｅ、０．５３．５モル％、 ＭｎＯ３ｇ、５モル％お
よびＺｎＯ３，０モル％を主成分とする原料を仮焼した
後、微粉砕して得たフェライト粉末に副成分とじてＨ，
Ｐｏ、 ７９ｐｐｍ （Ｐとして３０ｐｐｍ） 、Ｓｉ
Ｏ２を２００ｐｐｍ。
よびＺｎＯ３，０モル％を主成分とする原料を仮焼した
後、微粉砕して得たフェライト粉末に副成分とじてＨ，
Ｐｏ、 ７９ｐｐｍ （Ｐとして３０ｐｐｍ） 、Ｓｉ
Ｏ２を２００ｐｐｍ。
ＣａＣ０，ｔｔ １６４０ｐｐｖａ（ＣａＯとしてｌｏ
ｏｏｐｐｍ）の割合で添加混合の上、結合剤としてポリ
ビニールアルコール溶液を加え造粒後、外径６０謙謙、
内径４０■薦、高さ１０ｍ１ｌｌのリング状試料に成形
圧１ｔｏｎ／ａ＋ｆで成形した。
ｏｏｐｐｍ）の割合で添加混合の上、結合剤としてポリ
ビニールアルコール溶液を加え造粒後、外径６０謙謙、
内径４０■薦、高さ１０ｍ１ｌｌのリング状試料に成形
圧１ｔｏｎ／ａ＋ｆで成形した。
ただし、これらの添加物は予め原料に含まれているもの
を分析し、添加量が全体として上記値となるように調整
した。この試料を酸素濃度を制御したＮ２雰囲気中で１
３５０℃、２時間本焼成を行った。
を分析し、添加量が全体として上記値となるように調整
した。この試料を酸素濃度を制御したＮ２雰囲気中で１
３５０℃、２時間本焼成を行った。
この試料を周波数２５ｋＨｚ、磁束密度２０００Ｇａｕ
ｓｓ。
ｓｓ。
１００℃の測定条件において電力損失を測定した結果、
６０■Ｉｔ／ａｊであった。この時の波形は正弦波であ
る。また、１ｏｋＨｚ、ＩＯＴ、 １０ｍＡにおける初
透磁率μｉを測定した結果１８８３であった。
６０■Ｉｔ／ａｊであった。この時の波形は正弦波であ
る。また、１ｏｋＨｚ、ＩＯＴ、 １０ｍＡにおける初
透磁率μｉを測定した結果１８８３であった。
さらに主成分を同一とし、また試料作成の方法も同一手
順とし、副成分を変化させ、電力損失。
順とし、副成分を変化させ、電力損失。
μｉを測定した結果を表１に示す。
この表１中の電力損失およびμｉの測定条件は実施例１
と同様である。
と同様である。
表 １
以上の結果から、 Ｐ、 ５ｉｎ２およびＣａＯを複合
添加することにより、電力損失が大幅に改善され、低損
失酸化物磁性材料が得られることが明らかである。
添加することにより、電力損失が大幅に改善され、低損
失酸化物磁性材料が得られることが明らかである。
ただし副成分のＰが１０ｐｐｍよりも少ない場合、結晶
粒径が小さく、また７０ｐｐｍより多い場合は大きくな
るため、電力損失が共に大きくなり、不適当である。
粒径が小さく、また７０ｐｐｍより多い場合は大きくな
るため、電力損失が共に大きくなり、不適当である。
副成分の５１０８は１００ｐｐ園より少ない場合も、３
００ｐｐ票より多い場合も共に電気抵抗は減少し、電力
損失が増大するため不適当であるｍ ＣａＯは２０００
ｐｐｍより多いと結晶粒径は小さくなるが、ヒステリシ
スロスが増大するため電力損失は大きくなる。
００ｐｐ票より多い場合も共に電気抵抗は減少し、電力
損失が増大するため不適当であるｍ ＣａＯは２０００
ｐｐｍより多いと結晶粒径は小さくなるが、ヒステリシ
スロスが増大するため電力損失は大きくなる。
ＣａＯが２００ｐ、−より少なくなると結晶粒界層が薄
くなり、エデイカレントロスが増大するため不適当であ
る。また本発明における上記副成分は本焼成前において
含まれていれば、その添加はどの工程にて行っても差し
支えない。
くなり、エデイカレントロスが増大するため不適当であ
る。また本発明における上記副成分は本焼成前において
含まれていれば、その添加はどの工程にて行っても差し
支えない。
以上のように、この発明によれば、Ｆｅ、０□ＭｎＯお
よびＺｎＯを主成分とし、副成分としてＰを１０〜７０
ｐｐｍ、 ＳｉＯ２を１００〜３００ｐｐｍおよびＣａ
Ｏを２００〜２０００ｐｐｍ複合添加した組成とするこ
とにより、電力損失を著しく低減でき、このため高周波
デイスプレィモニタ、大画面カラーテレビ等の電源の効
率化小形化に寄与でき、産業上極めて有益である。
よびＺｎＯを主成分とし、副成分としてＰを１０〜７０
ｐｐｍ、 ＳｉＯ２を１００〜３００ｐｐｍおよびＣａ
Ｏを２００〜２０００ｐｐｍ複合添加した組成とするこ
とにより、電力損失を著しく低減でき、このため高周波
デイスプレィモニタ、大画面カラーテレビ等の電源の効
率化小形化に寄与でき、産業上極めて有益である。
Claims (1)
- （１）Ｆｅ＿２Ｏ＿３５２〜５６モル％、ＭｎＯ３２〜
４２モル％およびＺｎＯ５〜１５モル％を主成分とし、
これにＰを１０〜７０ｐｐｍ、ＳｉＯ＿２を１００〜３
００ｐｐｍおよびＣａＯを２００〜２０００ｐｐｍ副成
分として同時に含むことを特徴とする低損失酸化物磁性
材料。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63178718A JPH0710744B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 低損失酸化物磁性材料 |
| GB8915563A GB2220935B (en) | 1988-07-18 | 1989-07-07 | Magnetic oxide material |
| DE3922997A DE3922997A1 (de) | 1988-07-18 | 1989-07-12 | Verlustarmes oxidmagnetisches material |
| KR1019890010092A KR920001163B1 (ko) | 1988-07-18 | 1989-07-15 | 저손실 산화물 자성재료 |
| US07/381,302 US4985167A (en) | 1988-07-18 | 1989-07-18 | Low-loss oxide magnetic material |
| GB9209763A GB2253843B (en) | 1988-07-18 | 1992-05-06 | Magnetic oxide material |
| GB9209762A GB2253842B (en) | 1988-07-18 | 1992-05-06 | Magnetic oxide material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63178718A JPH0710744B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 低損失酸化物磁性材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0230660A true JPH0230660A (ja) | 1990-02-01 |
| JPH0710744B2 JPH0710744B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=16053350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63178718A Expired - Lifetime JPH0710744B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 低損失酸化物磁性材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710744B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100567467B1 (ko) * | 1999-10-12 | 2006-04-03 | 티디케이가부시기가이샤 | 니켈망간아연을 기본물로 하는 페라이트와 이를 구비하는 변압기 및 쵸크코일 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5229439A (en) * | 1975-09-01 | 1977-03-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of removing heterogeneous layer generated in heat resisting steel |
| JPS5328634A (en) * | 1976-08-27 | 1978-03-17 | Hitachi Cable Ltd | Bonding of filmy materials |
| JPS58114401A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-07 | Tdk Corp | 電源用超低損失フエライト |
| JPS62219903A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-28 | Tohoku Metal Ind Ltd | 低損失酸化物磁性材料の製造方法 |
| JPS62235221A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-15 | Japan Metals & Chem Co Ltd | 高純度酸化鉄の製造法 |
| JPS63116406A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-20 | Tdk Corp | データラインノイズフィルタ用フェライトコア |
| JPH01294538A (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-28 | Kemiraito Kogyo Kk | フェライト用の酸化鉄 |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP63178718A patent/JPH0710744B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5229439A (en) * | 1975-09-01 | 1977-03-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of removing heterogeneous layer generated in heat resisting steel |
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| JPS58114401A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-07 | Tdk Corp | 電源用超低損失フエライト |
| JPS62219903A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-28 | Tohoku Metal Ind Ltd | 低損失酸化物磁性材料の製造方法 |
| JPS62235221A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-15 | Japan Metals & Chem Co Ltd | 高純度酸化鉄の製造法 |
| JPS63116406A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-20 | Tdk Corp | データラインノイズフィルタ用フェライトコア |
| JPH01294538A (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-28 | Kemiraito Kogyo Kk | フェライト用の酸化鉄 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100567467B1 (ko) * | 1999-10-12 | 2006-04-03 | 티디케이가부시기가이샤 | 니켈망간아연을 기본물로 하는 페라이트와 이를 구비하는 변압기 및 쵸크코일 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0710744B2 (ja) | 1995-02-08 |
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