JPH0230625Y2 - - Google Patents

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JPH0230625Y2
JPH0230625Y2 JP1981152037U JP15203781U JPH0230625Y2 JP H0230625 Y2 JPH0230625 Y2 JP H0230625Y2 JP 1981152037 U JP1981152037 U JP 1981152037U JP 15203781 U JP15203781 U JP 15203781U JP H0230625 Y2 JPH0230625 Y2 JP H0230625Y2
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JP
Japan
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power window
door
window
switch
motor
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JP1981152037U
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JPS5857477U (ja
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のパワーウインド操作装置に
関するものである。
一般に自動車のパワーウインド装置は、実開昭
52−162620号公報に示されるように車内のスイツ
チを押すことによつてウインドガラスを上昇又は
下降させるものであるが、従来の操作は、車内の
キースイツチをオンにした状態でパワーウインド
車内スイツチを押すことによつて行なつている。
従つてこの場合ウインドガラスを閉じ忘れたまま
ドアを閉じドアのロツクもしてしまつた場合は、
ドアキーによりドアのロツクを解除したのちドア
を開けて上記パワーウインド車内スイツチを操作
する必要があり、このようなことは非常に煩雑で
ある。また駐車場等で場所が狭いためドアを全開
できない場合は自動車の乗り降りが非常に困難で
あるが、ハードトツプタイプの自動車の場合は、
ウインドガラスを全開してから乗り降りすれば、
その乗り降りはかなり容易となるものである。従
つてパワーウインド装置を備えた自動車におい
て、車外にいてウインドガラスを開閉できること
は非常に好ましいことである。
この考案は以上のような状況に鑑みてなされた
もので、ドアのシリンダ錠にパワーウインド車外
スイツチを設けるとともに、該パワーウインド車
外スイツチによつてウインド昇降モータの通電回
路に通電する回路を設け、ドアキーの操作によつ
てパワーウインド車外スイツチが開閉操作された
ときは、パワーウインド装置が作動してウインド
ガラスを開閉できるようにした自動車のパワーウ
インド操作装置を提供することを目的としてい
る。
以下本考案の一実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例による
自動車のパワーウインド操作装置を示す。第1図
はパワーウインド操作装置の全体配置を示す斜視
図、第2図はパワーウインド車外スイツチ7の概
略構成図である。図において1はドアフレーム
で、該ドアフレーム1にはウインドガラス2が昇
降自在に挿入されており、このウインドガラス2
の下端にはレバー4の一端が回動自在に連結さ
れ、該レバー4の他端はウインド昇降モータ10
の回転運動を歯車、レバー機構等により上記レバ
ー4の一端の上下運動に変えるパワーウインドレ
ギユレータ13に連結されており、上記ウインド
昇降モータ10、パワーウインドレギユレータ1
3およびレバー4によりウインドガラス2を自動
的に昇降させるパワーウインド装置3を構成して
いる。また5はドアロツクであり、該ドアロツク
5は上記ドアフレーム1に固定されたシリンダ錠
6のシリンダ内筒6bに連結されており、該シリ
ンダ内筒6bはシリンダ外筒6a内にドアキー
(図示せず)の挿入により回動自在になるように
挿入されている。また上記シリンダ内筒6bに
は、スイツチレバー7aが一体に形成されてお
り、シリンダ錠6のロツク位置、アンロツク位置
近辺には、該スイツチレバー7aがドアキーのロ
ツク又はアンロツク操作によりシリンダ内筒6b
とともに回動したときに、該スイツチレバー7a
により閉じられるよう、上昇側接点7bおよび下
降側接点7cがそれぞれ設けられている。また上
記上昇側、下降側接点7b,7cにはドアキーを
シリンダ内筒6bから抜いた場合、該接点7b,
7cが開くようにリターンスプリング7d,7e
が設けられている。
第3図は本パワーウインド操作装置の電気回路
図を示す。図において8は車内キースイツチ、9
はパワーウインド車内スイツチであり、9a,9
bはそれぞれ上昇側、下降側接点、10は上記ウ
インド昇降モータであり、10a,10bはそれ
ぞれ正転側、逆転側端子、10cはアース端子で
ある。また7はパワーウインド車外スイツチであ
り、7b,7cはそれぞれ上昇側、下降側接点、
11は上記いずれかの接点7b,7cが所定時間
以上閉じられた場合にオンするタイマー、12
a,12bはタイマー11のオン時に通電され、
その接点12c,12dを閉じてウインド昇降モ
ータ10が正転又は逆転するようバツテリ電圧E
を該モータ10に印加する第1、第2のリレーで
あり、以上のパワーウインド車外スイツチ7、タ
イマー11、リレー12a,12b、リレー接点
12c,12dによりウインド昇降モータ10へ
の通電回路を形成している。
次に動作について説明する。
通常の車内におけるパワーウインド装置3の操
作、例えばウインドガラス2を上昇させる場合の
操作は次の要領で行なう。先ず車内キースイツチ
8を投入し、次にパワーウインド車内スイツチ9
を上昇側接点9aに倒せば、バツテリ電圧Eが車
内キースイツチ8、パワーウインド車内スイツチ
9の上昇側接点9aを経てウインド昇降モータ1
0の正転側端子10aに印加されるので、該モー
タ10が正転し、その結果ウインドガラス2は上
記スイツチ9を上昇側接点9aに倒している間上
昇する。またウインドガラス2を下降させる場合
は、上記パワーウインド車内スイツチ9を下降側
接点9bに倒せば、バツテリ電圧Eが上記ウイン
ド昇降モータ10の逆転側端子10bに印加され
るので、該モータ10が逆転し、その結果ウイン
ドガラス2は上記スイツチ9を下降側接点9bに
倒している間下降する。
また車外にいてパワーウインド装置3を操作す
る場合、例えばウインドガラス2を上昇させる場
合は次の要領で行なう。即ち先ずドアキーでロツ
ク操作を行なう場合と同様、シリンダ内筒6bに
ドアキーを差し込んでこれをロツク位置まで回転
させれば、スイツチレバー7aがシリンダ内筒6
bとともに回動し、リターンスプリング7dに抗
して上昇側接点7bを押圧し該接点7bを閉じ
る。そしてドアキーをこのロツク位置にそのまま
保持しているとタイマー11による設定時間が経
過すると、該タイマー11がオンし、バツテリ電
圧Eがパワーウインド車外スイツチ7の上昇側接
点7b、タイマー11を経て第1リレー12aに
印加され、該リレー12aに電流が流れて第1リ
レー接点12cが閉じ、バツテリ電圧Eが該第1
リレー接点12cを経てウインド昇降モータ10
の正転側端子10aに印加されるので、該モータ
10が正転し、ウインドガラス2が上昇する。
またウインドガラス2を下降させる場合は、ド
アキーでアンロツク位置まで回転させそのまま所
定時間以上保持すればよく、この場合はスイツチ
レバー7aが下降側接点7cを閉じ、所定時間後
タイマー11がオンして第2リレー12bに通電
され、これにより第2リレー接点12dが閉じて
バツテリ電圧Eがウインド昇降モータ10の逆転
側端子10bに印加されるので、該モータ10が
逆転し、ウインドガラス3は下降する。
なお上記タイマー11を設け、所定時間以上ロ
ツク又はアンロツク状態を保持した場合のみパワ
ーウインド装置3が起動するようにしたのは、ウ
インドガラス2を開閉したくない場合にもドアキ
ーのロツク又はアンロツク操作により直ちにパワ
ーウインド装置3が起動するのを防止するためで
ある。またドアキーをシリンダ内筒から抜けば、
上記リターンスプリング7d,7eが上記上昇
側、下降側接点7b,7cを開くので、バツテリ
電圧Eの供給が遮断されてウインド昇降モータ1
0が停止し、ウインドガラス2の上昇又は下降は
その位置で停止する。
以上のような本実施例の装置では、ドアキーの
ロツク、アンロツクの状態を所定時間以上保持す
れば、パワーウインド装置が起動し、またドアキ
ーを抜けば該装置の作動が停止するようにしたの
で、車外にいてウインドガラスを上昇又は下降さ
せることができ、ウインドガラスを閉じ忘れてド
アをロツクしてしまつた場合、再度ドアを開けて
パワーウインド装置を操作するという煩雑さから
開放されるとともに、自動車がハードトツプタイ
プの場合には、場所が狭くてドアを全開できない
場合でも自動車の乗り降りが非常に容易になる。
ところで従来より、実開昭57−101280号公報に
示されるように、パワーウインドを車外より開閉
操作できるようにしたものがあるが、上記従来公
報記載の装置では、ドアの開閉機構と連動してパ
ワーウインドを作動させるようにしているので、
搭乗者以外の者によるウインドガラスの開操作を
防ぐために、特別な判別回路及びこの判別のため
のセンサを必要とし、回路構成が複雑化する。こ
れに対し、本装置では、パワーウインドを車外よ
り開閉操作するためのスイツチを、ドアキーによ
り操作されるスイツチとしているので、搭乗員に
よる操作であるか否かを判別する特別な回路を設
ける必要がなく、回路構成が複雑になることもな
いというメリツトがある。
また本装置では、タイマーを設けてドアキーに
よるドアロツク操作と、ウインド開閉操作とを使
い分けるようにしたので、ドアキーの操作位置
を、ドアロツク、アンロツク位置とパワーウイン
ド開閉操作位置とに各々設定する必要がない。
以上のように、本考案に係る自動車のパワーウ
インド操作装置によれば、ドアのシリンダ錠にパ
ワーウインド車外スイツチを設け、これをドアキ
ーによつて開閉操作してパワーウインドを作動さ
せるようにしたので、車外からウインドガラスを
開閉でき、大変便利であり、しかも搭乗員による
操作か否かを判別するための特別の回路を必要と
しないという効果がある。
また、本考案では従来からあるドアのシリンダ
錠とパワーウインド車外スイツチを兼用している
ため、車両の外観を悪化させることがなく、また
車両のレイアウト上の自由度を損なう恐れもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるパワーウイン
ド操作装置の全体配置を示す斜視図、第2図は上
記実施例のパワーウインド車外スイツチの概略構
成図、第3図は上記実施例の電気回路図である。 2……ウインドガラス、3……パワーウインド
装置、7……パワーウインド車外スイツチ、7b
……上昇側接点、7c……下降側接点、11……
タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアに昇降自在に設けられたウインドガラスを
    昇降駆動するウインド昇降モータと、このモータ
    の通電回路に接続され該モータを正逆転作動させ
    るパワーウインド車内スイツチとを備えてなる自
    動車のパワーウインドにおいて、上記ドアの外方
    に設置され、ドアキーによりドアロツクをロツ
    ク、アンロツク操作するシリンダ錠に、該ドアキ
    ーによるロツク又はアンロツク位置への操作に応
    じて閉成する接点で構成されたパワーウインド車
    外スイツチを設け、このパワーウインド車外スイ
    ツチに所定時間以上上記接点が閉成されていると
    き通電回路に上記パワーウインド車内スイツチと
    は別経路で通電するタイマーを接続したことを特
    徴とする自動車のパワーウインド操作装置。
JP1981152037U 1981-10-13 1981-10-13 自動車のパワ−ウインド操作装置 Granted JPS5857477U (ja)

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JP1981152037U JPS5857477U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 自動車のパワ−ウインド操作装置

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JP1981152037U JPS5857477U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 自動車のパワ−ウインド操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5857477U JPS5857477U (ja) 1983-04-19
JPH0230625Y2 true JPH0230625Y2 (ja) 1990-08-17

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JP1981152037U Granted JPS5857477U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 自動車のパワ−ウインド操作装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60156017U (ja) * 1984-03-28 1985-10-17 日野自動車株式会社 パワ−ウインドウの操作装置
JPH0633188Y2 (ja) * 1986-03-26 1994-08-31 株式会社大井製作所 自動車のウインドウガラスの昇降操作装置

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JPS5857477U (ja) 1983-04-19

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