JPH02305Y2 - - Google Patents

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JPH02305Y2
JPH02305Y2 JP1982118219U JP11821982U JPH02305Y2 JP H02305 Y2 JPH02305 Y2 JP H02305Y2 JP 1982118219 U JP1982118219 U JP 1982118219U JP 11821982 U JP11821982 U JP 11821982U JP H02305 Y2 JPH02305 Y2 JP H02305Y2
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ink storage
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JP1982118219U
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K8/00Pens with writing-points other than nibs or balls
    • B43K8/16Pens with writing-points other than nibs or balls with tubular writing-points comprising a movable cleaning element
    • B43K8/18Arrangements for feeding the ink to the writing-points

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  • Pens And Brushes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 縦断面櫛歯状のインキ溜溝と該インキ溜溝と連
通するインキ通路とを有するインキ貯溜部材を軸
内に収納した筆記具であつて、前記インキ貯溜部
材を前記軸の内孔に前方より挿入するようにした
ものに関する。
(従来の技術) 上記した種の筆記具は、例えば、実公昭55−
1909号公報、実開昭52−167332号公報に開示があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した種の筆記具には、諸部材の組込みを一
方向でなすことができ、従つて、極めて手順良く
組込むことができるという利点がある。しかし、
更に、考慮されるべき点がある。
その一つ目は、部品点数の削減である。前記実
公昭55−1909号公報にもこの点の重要性が示され
ているが、実際には、嵌環体なるものを首部筒と
櫛歯部材との間に介在させているし、また、実開
昭52−167332号公報のものも、嵌環なるものを軸
筒と櫛歯部材との間に介在させている。
また、二つ目は、組込みとは逆に部品の分解で
ある。部品の交換や洗浄のことを考慮しておかな
いと使用不可能になるのもそれだけ早くなる。こ
の点については、前記両公報のものも一切考慮さ
れていないと言える。例えば、実公昭55−1909号
公報のものでは、嵌環体を仮に軸筒から外せて
も、櫛歯部材は軸筒内に残つたままになるし、実
開昭52−167332号公報のものでは、櫛歯部材に他
の部材を接着するようなされている。
更に、三つ目は、組込み後のインキ貯溜部材の
性能発揮である。インキ貯溜部材は、寸法的に極
めて高い精度を要求され、不必要な圧力が加わる
ことを極度に嫌う。例えば、捻変形の力が加わつ
た状態で組込むことは可及的に避けなければなら
ない。この点、実開昭52−167332号公報のもので
は、主部筒に位置決め凸部を形成し、また、櫛歯
部材に位置決め嵌部を形成し、これによつて、主
部筒と櫛歯部材とを位置決めするように凹凸嵌合
させているので、主部筒を軸筒に挿嵌するときの
力がそれだけ櫛歯部材に加わりがちになる。
(問題点を解決するための手段) ペン先部を突出するとともに側壁に空気孔を有
するチツプの後端とインキ貯溜部材の前端とを圧
入嵌合により両者相対的な回転可能状態に結合
し、また、インキ貯溜部材の後端と軸の内孔の後
端壁部とを圧入嵌合により両者相対的な回転可能
状態に結合し、また、チツプを軸の内孔の開口部
に圧入嵌合してこれら両者も相対的に回転可能な
状態に結合し、更に、これらチツプ、インキ貯溜
部材、軸の3者間における3つの圧入嵌合関係
が、軸の内孔−チツプ、チツプ−インキ貯溜部
材、インキ貯溜部材−軸の内孔の後端壁部のそれ
ぞれのものの順に圧入力を小さくすることで上記
問題は十分に抑制できる。
(実施例) 第1図は小管式筆記具の例を示すもので、1は
小管ペン先、2は小管ペン先1内を摺動する針
体、3は小管ペン先1を突出するチツプ、4はそ
の内孔4aの開口部にチツプ3を取付ける前軸、
5は後軸、また、6は針体2を突出支持する錘
り、7は、錘り6を摺動させ、錘り6との間でイ
ンキ通路を形成する中央孔7aと断面櫛歯状のイ
ンキ溜溝7bと軸方向のインキ連通用溝7cと軸
方向の空気溝7dとをそれぞれ有するインキ貯溜
部材、8は、インキ・空気の交換を円滑にするた
めのスリツト8a,8b及び錘り6の後方変位を
規制するための適宜数の突起8cを形成された、
インキ容器9に対する接続子である。
ここで、チツプ3は、外周に環状溝3a,3b
とこれら溝3a,3b及び前軸4内外を連結する
溝3c,3d,3eとによる空気孔を有しており
(第2図参照)、溝3a,3bのところで前軸4の
内孔4aに形成した環状もしくは適宜数の突起4
c,4dと、所謂、乗り越え嵌合、あるいは、パ
チン嵌合をしている。このチツプ3の前軸内孔4
aとの嵌合は圧入力によるものであるが、この圧
入嵌合による結合状態にあつて、チツプ3と前軸
4とは相対的に回転可能となつている。即ち、前
軸4に突起4c,4dを形成しているが、これら
突起によつて回転しないよう位置決めする凹凸係
合などはなしていない。突起4c,4dは圧入力
を高くするとともに、結合状態にあつてチツプ3
と前軸4との嵌合力を小さくしており、従つて、
回転性を高めている。
この前軸内孔4aと嵌合するチツプ3の後端と
インキ貯溜部材7の前端とが圧入嵌合している。
この圧入嵌合による結合も、チツプ3とインキ貯
溜部材7との相対的回転を可能としている。ま
た、インキ貯溜部材7の後端は前軸内孔4aの後
端壁部4bと圧入嵌合している。この圧入嵌合に
よる結合も前軸4とインキ貯溜部材7との相対的
回転を可能としている。
即ち、チツプ3、前軸4、インキ貯溜部材7の
3者間において、前軸4の内孔4a−チツプ3、
チツプ3−インキ貯溜部材7、インキ貯溜部材7
−前軸4の内孔4aの後端壁部4bという3つの
圧入嵌合関係が形成されており、いずれの圧入嵌
合関係においても、それぞれ、関係する両者間の
相対的回転を可能とする結合を満足している。
これに加えて、これら3つの圧入嵌合関係は、
前軸4の内孔4a−チツプ3、チツプ3−インキ
貯溜部材7、インキ貯溜部材7−前軸4の内孔4
aの後端壁部4bのものの順に圧入力を小さくし
ている。即ち、内孔4a−チツプ3の結合をなす
ための圧入力よりチツプ3−インキ貯溜部材7の
結合をなすための圧入力は小さく、このチツプ3
−インキ貯溜部材7の結合をなすための圧入力よ
りインキ貯溜部材7−前軸4の内孔4aの後端壁
部4bの結合をなすための圧入力は更に小さい。
次に、第3図はボールペンの例を示すもので、
前例と本質的に同じ部位には同一の参照符号を付
してある。即ち、前例と本質的に異なるのは、ペ
ン先部をパイプ11とその先端部のボール12と
インキ誘導部材13とで構成し、チツプ3にイン
キ連通孔3fを設け、繊維収束体などよりなるイ
ンキ中継芯14を挿入配置したことと、インキ貯
溜部材7としてインキ誘導溝16aを有するイン
キ誘導芯16使用型にしたことと、前例における
前軸4の突起4c,4dを無くすとともに、チツ
プ3に抜去用突起3gを形成し、分解をよりし易
くしたことと、インキ貯溜部材7の先端7eを先
細テーパー化したとこのにある。しかし、前例で
述べたそれぞれの圧入力の相対的関係は本例でも
満足されており、即ち、図では、インキ貯溜部材
7の後端を長くして前軸内孔4aの後端壁部4b
との嵌合距離を長くしてあるが、圧入力は、前軸
内孔4a−チツプ3におけるものが最も大きく、
次いで、チツプ3−インキ貯溜部材7、最も小さ
いのがインキ貯溜部材7−前軸内孔後端壁部4b
におけるものとなつている。また、圧入に関係す
る両者の回転を可能にする点も同様であり、回転
しないように位置決めする凹凸係合などはなされ
ないようになつている。
以上の他にも種々変形等なせる。例えば、イン
キ貯溜部材は種々のものが知られており、適宜の
ものを使用すればよいし、前軸4と後軸5とを一
体軸とすることなどもできる。
(考案の効果) 諸部材組込みの利点に加え、部品点数も少なく
て済み、また、チツプを外せばインキ貯溜部材も
外せるし、その後、チツプからインキ貯溜部材を
外せるといつたように、部品の交換や洗浄のため
の分解も容易であり、更に、インキ貯溜部材には
極力不必要な力が加わらない状態で組込まれてい
るから、性能も有効的に発揮されるといつた如
く、製造面、品質面、メインテナンス面すべてに
わたる多大の実用的効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す要部縦断面図、第
2図は第1図で使用されるチツプの斜視図、第3
図は他の一例を示す要部縦断面図。 1……小管ペン先、2……針体、3……チツ
プ、3a,3b,3c,3d,3e……空気孔用
の溝、3f……インキ連通孔、3g……抜去用突
起、4……前軸、4a……内孔、4b……後端壁
部、4c,4d……突起、5……後軸、6……錘
り、7……インキ貯溜部材、7a……中央孔、7
b……インキ溜溝、7c……インキ連通用溝、7
d……空気溝、8……接続子、8a,8b……ス
リツト、8c……突起、11……パイプ、12…
…ボール、13……インキ誘導部材、14……イ
ンキ中継芯、16……インキ誘導芯、16a……
インキ誘導溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦断面櫛歯状のインキ溜溝と該インキ溜溝と連
    通するインキ通路とを有するインキ貯溜部材を軸
    内に収納した筆記具であつて、前記インキ貯溜部
    材を前記軸の内孔に前方より挿入するようにした
    ものにおいて、ペン先部を突出するとともに側壁
    に空気孔を有するチツプの後端と前記インキ貯溜
    部材の前端とを圧入嵌合により両者相対的な回転
    可能状態に結合し、また、前記インキ貯溜部材の
    後端と前記軸の内孔の後端壁部とを圧入嵌合によ
    り両者相対的な回転可能状態に結合し、また、前
    記チツプを前記軸の内孔の開口部に圧入嵌合して
    これら両者も相対的に回転可能な状態に結合し、
    更に、前記したチツプ、インキ貯溜部材、軸の3
    者間における3つの圧入嵌合関係が、軸の内孔−
    チツプ、チツプ−インキ貯溜部材、インキ貯溜部
    材−軸の内孔の後端壁部のそれぞれのものの順に
    圧入力を小さくしてなることを特徴とする筆記
    具。
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