JPH0452067Y2 - - Google Patents

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JPH0452067Y2
JPH0452067Y2 JP1985164015U JP16401585U JPH0452067Y2 JP H0452067 Y2 JPH0452067 Y2 JP H0452067Y2 JP 1985164015 U JP1985164015 U JP 1985164015U JP 16401585 U JP16401585 U JP 16401585U JP H0452067 Y2 JPH0452067 Y2 JP H0452067Y2
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JP
Japan
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valve chamber
ink storage
storage tube
fitting hole
tip
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JP1985164015U
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JPS6273980U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はインク逆流防止機構を備えたボールペ
ンの改良に関する。
(従来の技術) インク逆流防止機構を備えたボールペンとして
は、弁用ボールを遊嵌した弁室を構成したボール
ペンが実公昭54−15703号、実公昭54−15704号に
よつて知られている。そして斯るボールペンは、
インク収容管の前端部にチツプ本体の後端を嵌着
させるとともにその後方位置には別部材の弁座を
嵌着したり、又はインク収容管に縮径部を設けた
りして、チツプ本体と弁座との組合せ、又はチツ
プ本体とインク収容管の縮径部との組合せにより
弁室を構成している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の従来例には、インク収容管に別部材の弁
座を嵌着させる必要があつたりインク収容管に縮
径部を形成するための加工が必要であつたりして
工程が煩瑣なこと、チツプ本体と弁座との組合せ
又はチツプ本体とインク収容管縮径部との組合せ
など部材の組合せによつて弁室を構成するので組
合せ寸法によつて弁室の大きさが左右され逆流防
止性能の維持が困難なこと、筆記時にはボールが
チツプ本体側に移動して当接するためチツプ本体
にインク流通用の溝を加工する煩瑣があること等
の製作上及び機能上の問題点が存在しており、本
考案の目的はこれら問題点を解決することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的の達成を図るためにここに提示する本
考案のインク逆流防止機構を備えたボールペン
は、後部にボール受座を、又前部内面には軸方向
の突条を所要数有してその間にボールを抜出不能
に遊嵌する弁室を軸方向の略中央部に設け、該弁
室の前方には弁室に連通するチツプ嵌着孔を、又
弁室の後方には弁室に連通するインク収容管嵌着
孔を夫々設けた口プラを弾性変形可能な合成樹脂
等により一体成形で構成し、該口プラのチツプ嵌
着孔にはチツプ本体を、又インク収容管嵌着孔に
はインク収容管を夫々嵌着して成るものである。
(実施例及び作用) 図は本考案の実施例を示したものである。
以下図面に基づきながら当該実施例及び作用に
ついて詳述する。
先ず第1図は、第1実施例のボールペンの口プ
ラ1単体の断面図、第2図は第1図A−A線横断
面図であり、当該口プラ1は、後部に凹状曲面の
ボール受座2を、又前部内面にその仮想内接円の
直径が後述するボール3の直径よりも小さくなる
軸方向の突条4を円周上の複数箇所例えば4箇所
に有してそのボール受座2と突条4との間にボー
ル3をその突条4の方向から突条4を弾性変形せ
しめながら挿入して遊嵌させる弁室5を軸方向の
略中央部に設け、該弁室5の前方には弁室5に連
通し弁室5より内径が大きくチツプ本体6を圧入
して固着するチツプ嵌着孔7を、又、弁室5の後
方にはボール受座2に開通する導孔8を介して弁
座5と連通しインク収容管9を圧入して固着する
インク収容管嵌着孔10を夫夫設け、更に外周面
の前半部は後方へ進むにつれて外径が増大するテ
ーパ状となし外周面の後半部には軸筒11への圧
入用の縮径段部12を設けた構成を有し、合成樹
脂によつて一体的に型成形されたものである。
尚、突条4は型成形する場合アンダーカツトとな
るので型抜き可能に寸法設定されている。
次に第3図は第1実施例のボールペン先端部の
非筆記状態(即ちチツプ本体6を上方に向けた状
態)の縦断面図であり、上記の口プラ1のチツプ
嵌着孔7にはチツプ本体6が、インク収容管嵌着
孔10にはインク収容管9が夫々圧入固着され、
更に軸筒11の先端口に縮径段部12が圧入固着
されて組付けが完了したもので、弁室5内のボー
ル3はボール受座2に着座して弁座5からインク
収容管9へのインクの逆流が防止されることにな
る。
又、第4図は本考案の第2実施例のボールペン
先端部の筆記状態(即ちチツプ本体6′を下方に
向けた状態)の縦断面図であり、第1実施例との
相違点は弁室5′とチツプ嵌着孔7′の内径が同一
であるという点である。ボール3′は弁室5′内に
於てチツプ本体側へ落下し突条4′の後端面に掛
止し、インクはインク収容管9′、導孔8′、弁室
5′を通つて各突条4′の間隙部よりチツプ本体
6′に供給されることになる。
(考案の効果) 本考案は、従来の如くチツプ本体と別部材の弁
座との組合せ、又はチツプ本体とインク収容管縮
径部との組合せ等によつて弁室を構成するもので
なく、口プラに一体成形により弁室を構成するこ
とから、煩瑣な工程を要することなく弁室の形成
が容易化し、然も弁室が構成された後からでも弁
室内へのボールの挿入が可能となつて組付が容易
化し、又、異なる部材の組合せによつて弁室を形
成するよりも弁室の寸法精度が向上してボールの
インク逆流防止性能が良好化し、更に口プラの弁
室には突条も一体的に形成されるのでチツプ本体
にインク流通用の溝を形成する必要がなく加工上
の煩瑣が低減すると共にチツプ本体、インク収容
管及び軸筒に特別の加工を施す必要がなく現状の
部品がそのまま使用できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例のボールペンに於け
る口プラ単体の縦断面図、第2図は第1図A−A
線断面図、第3図は第1実施例のボールペン先端
部の非筆記状態の縦断面図、第4図は本考案第2
実施例のボールペン先端部の筆記状態の縦断面図
である。 1,1′……口プラ、2,2′……ボール受座、
3,3′……ボール、4,4′……突条、5,5′
……弁室、6,6′……チツプ本体、7,7′……
チツプ嵌着孔、8,8′……導孔、9,9′……イ
ンク収容管、10,10′……インク収容管嵌着
孔、11,11′……軸筒、12,12′……縮径
段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後部にボール受座を、又前部内面には軸方向の
    突条を所要数有してその間にボールを抜出不能に
    遊嵌する弁室を軸方向の略中央部に設け、該弁室
    の前方には弁室に連通するチツプ嵌着孔を、又弁
    室の後方には弁室に連通するインク収容管嵌着孔
    を夫々設けた口プラを弾性変形可能な合成樹脂に
    より一体成形で構成し、該口プラのチツプ嵌着孔
    にはチツプ本体を、又インク収容管嵌着孔にはイ
    ンク収容管を夫々嵌着して成るインク逆流防止機
    構を備えたボールペン。
JP1985164015U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPH0452067Y2 (ja)

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