JPH02303854A - サーマルヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

サーマルヘッドおよびその製造方法

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JPH02303854A
JPH02303854A JP12481889A JP12481889A JPH02303854A JP H02303854 A JPH02303854 A JP H02303854A JP 12481889 A JP12481889 A JP 12481889A JP 12481889 A JP12481889 A JP 12481889A JP H02303854 A JPH02303854 A JP H02303854A
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JP
Japan
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printing
resistor
heating resistor
thermal head
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP12481889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Watanabe
善博 渡辺
Atsushi Nishino
敦 西野
Akihiko Yoshida
昭彦 吉田
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
Akiyoshi Hattori
章良 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はファクシミ大 フルカラープリン久ワープロな
どの印字装置に用いるサーマルヘッドに関するものであ
り、特に印字品質の優れたサーマルヘッドおよびその製
造方法に関するものであム 従来の技術 熱転風 感熱印字方式プリンタなどの印字装置に用いら
れるサーマルヘッド(よ 従来次の二つの種類のものか
あム 第一のもの(よ 第2図に示すようへ グレーズ層11
aを被覆したアルミナのような絶縁基板11の上番ミ 
 蒸着、スパッタリングのような真空薄膜形成プロセス
とホトリソエツチング法を用いて、Ta−3iのような
抵抗体層14と、N臥Crのような電極層2&23と、
SiCのような耐磨耗層15とをパターン形成したもの
で、いわゆる薄膜型と呼ばれるものである。
薄膜型サーマルヘッドの長所(友 抵抗体形状(面構 
厚さなど)が各ドツト間で均一であり、その熱容量が均
=であることから印字の時の紙への熱の伝達が均一に行
われも また各抵抗体層の抵抗値もあるレベルまでは均
一なものが得られ 総合的に見て印字品質の優れたサー
マルヘッドである。また 抵抗体層の厚さが薄< 10
00−5000人であることから熱容量が小さく、パル
ス印加ON・OFF時の抵抗体温度の立ち上がり、立ち
下がり時定数は優れたものになり印字発熱効率も高し一
第二のもの(よ 第3図に示すようく グレーズ層21
aを被覆した絶縁基板21の上に 電極層2λ 2よ 
抵抗体層24.耐磨耗層25をそれぞれペーストの印刷
焼成により形成したもので、いわゆる厚膜型と呼ばれる
ものである。
厚膜型サーマルヘッドの長所は 印刷焼成法を用いるこ
とから設備コストが低いこと、連続生産が容易なことな
ど利点が多い力(抵抗体層が酸化ルテニウム粉末などの
金属酸化物粉末とガラスフリットとの混合物から成るペ
ーストを印刷焼成して形成したものであることか収 抵
抗体層中の金属酸化物層の均一分散が得られにくく、 
ドツト間の抵抗値ばらつきを少なくすることが困難であ
ム厚膜型サーマルヘッドでは過負荷トリミング法によっ
てこの抵抗値ばらつきを±1%以下にすることが可能で
あも 発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の薄膜型サーマルヘッドでは抵抗値
のばらつきを±5%以下にすることは難しいたべ 一層
優れた印字品質を望むことは困難であも また薄膜プロ
セスのた八 設備コスト、バッチ生産による生産法 低
コスト化の点から解決するべき問題点が多(X、。
一方、厚膜型サーマルヘッド(よ 一つのドツトの中の
ミクロな電流バスに注目するとトリミングの不均一性な
どが要改善点として残されている。
これらの短所は 厚膜抵抗体層の大きな熱容量に起因す
るところが犬であり、発熱分布が抵抗体層の内部中心だ
けが高くなり、発熱印字の時の時定数が大きいこと、印
字熱効率が悪いこと、印字品質が悪いことなどの問題が
ある。
本発明は印字時定数、熱動風 および印字品質を改善で
き、かつ印刷焼成法によって形成できるサーマルヘッド
およびその製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明のサーマルヘッドは 発熱抵抗体の上下に 共通
電極と個別電極を形成構成したことを特徴とすも 又 
好適には発熱抵抗体全体 ガラス結合マトリックスの中
に抵抗体成分元素が入り込んだ構造を有していも また その製造方法(よ 有機金属化合物を出発原料と
する印刷焼成により行なわれも 作   用 本発明によれ(L 電極を発熱抵抗体の上下に形成する
ことで抵抗体の印刷のばらつきを少なくすることができ
、また発熱抵抗体全体が発熱するため印字効取 印字品
質に優れも さらに(上 抵抗体を形成する成分元素を含むが有機金
属化合物を出発原料として用いることにより、ガラスマ
トリックスを形成する段階において有機金属化合物が熱
分解し 抵抗体成分元素がガラスマトリックスの中に均
一に入り込むことで、発熱分布が均一な発熱抵抗体が得
られ 熱動風印字ON・OFF時定改 印字品質の優れ
たものとなる。
実施例 第1図(よ 本発明の一実施例におけるサーマルヘッド
の断面図であa 絶縁基板1に金の共通電極2を形成し
 その電極2上に発熱抵抗体4を形成する。その後個別
電極3を形成し 最後に耐摩耗層5を形成する。な抵 
共通および個別の電極2、3の形成順序は逆でも構わな
(〜 絶縁基板1はアルミナ基板1aにグレーズ層1bを被覆
したもので、電極2、3は金の有機化合物を印811 
 焼成し フォトリソエツチング法により形成する。発
熱抵抗体4(よ ガラス結合マトリックスの中に抵抗体
成分元素が入り込んだ構造を有し 有機金属化合物を出
発原料とした印刷焼成により形成されも 即板 Pb、
Si&  Ba、Ca、AIなどからなるガラス結合マ
トリックスの中にRu、Ta、Cr、Cu、Auなどの
抵抗体成分元素を入り込ませた構造の発熱抵抗体層であ
る。耐摩耗層5はガラスペーストまたはSi。
B、Pbなどからなる有機化合物ペーストを印!11焼
成して形成する。
以上の構成により、発熱抵抗体4の発熱分布が厚み方向
で均一に分布し 発熱効取 印字ON・OF2時定数、
印字品質の優れたものとなム以下に具体的な実施例を示
す。
(実施例−1) 厚さ0.8mm+のグレーズアルミナ基板1の上に金の
有機金属化合物ペーストを印刷して焼成よ ホトリソエ
ツチングによって共通電極2を形成する。
発熱抵抗体4は ルテニウムの脂肪酸エステル(炭素数
7で液体)に Pb、Si、Bの金属アルコキシド、エ
チルセルロー人 テルピネオールを混合してペースト状
にヒ これをスクリーン印刷で印刷上 乾凰 焼成し九
 次級 金の有機金属化合物ペーストを印刷して焼成し
 ホトリソエツチングによって個別電極3を形成すも 
最後に硼珪酸鉛系ガラスペーストの印刷焼成により耐磨
耗層5を形成し九 (実施例−2) 実施例−1の共通電極2、個別電極3の形成順序を逆に
し九 (実施例−3) 実施例−1のルテニウムの脂肪酸エステルの替わりにタ
ンタルの脂肪酸エステルを用いて発熱抵抗体4を得丸 次表に上記各実施例によるサーマルヘッドの特性を示す
。表中の比較例−1は従来の厚膜サーマルヘッドであり
、比較例−2は厚さ0.8mmのアルミナグレーズ基板
の上に金の有機金属化合物ペーストを印刷して焼成し 
ホトリソエツチングによって共通電極および個別電極を
形成し その後発熱抵抗化 耐摩耗層を形成したもので
、その構成および材料は実施例−1と同じである。
また 抵抗値ばらつきはσ/平均値であり、到達温度は
8m5ecのパルスで0.8w/dot印加したとき、
耐摩耗層表面の温度をマイクロサーモグラフィーで測定
した値である。印字品質は感熱紙に印字したとき印字む
らを評価したもので、信頼性はパルス寿命を評価したも
のである。
この表から明かな様に本発明の各実施例は比較例に比べ
 抵抗値ばらつきが小さく、 ドツトの発熱温度が高い
ことか収 発熱効率および印字品質に優れたサーマルヘ
ッドを提供することができる。
発明の効果 以上のよう艮 本発明のサーマルヘッドによると、発熱
抵抗体を共通および個別電極の間に形成したことで抵抗
体の印刷のばらつきを少なくすることができ、また発熱
抵抗体全体が発熱するたべ印字効取 印字品質が優れも さらに発熱抵抗体力(、ガラス結合マトリックスの中に
抵抗体成分元素が均一に入り込んだ構成であることによ
り、発熱抵抗体の厚さが0.5〜3μmと非常に薄い抵
抗体層を得ることができるので、抵抗体層の熱容量を薄
膜プロセスによるものと同等にでき、印字の時の0N−
OF2時定数、印字熱効淑印字品質、いずれの点でも優
れた特性を有するサーマルヘッドを低コストで連続的に
生産できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるサーマルヘッドの断
面図 第2図は従来の薄膜型サーマルヘッドの断面図 
第3図は従来の厚膜型サーマルヘッドと断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発熱抵抗体の上下に、共通電極と個別電極を形成
    したことを特徴とするサーマルヘッド。
  2. (2)発熱抵抗体が、ガラス結合マトリックスの中に抵
    抗体成分元素が入り込んだ構造であることを特徴とする
    請求項1記載のサーマルヘッド。
  3. (3)発熱抵抗体の上下のいずれかに、共通電極または
    個別電極を形成し、有機金属化合物を出発原料とする印
    刷焼成によりガラス結合マトリックスの中に抵抗体成分
    元素を入り込ませた構造の発熱抵抗体を形成し、その後
    残りの電極を形成することを特徴とするサーマルヘッド
    の製造方法。
JP12481889A 1989-05-18 1989-05-18 サーマルヘッドおよびその製造方法 Pending JPH02303854A (ja)

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JP (1) JPH02303854A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100402300C (zh) * 2001-03-29 2008-07-16 山东华菱电子有限公司 热敏打印头、其制造方法及其驱动方法
US8233019B2 (en) 2009-01-09 2012-07-31 Tdk Corporation Thermal head

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