JPH02303632A - 自動二輪車用フェンダーの加工方法 - Google Patents

自動二輪車用フェンダーの加工方法

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JPH02303632A
JPH02303632A JP12229889A JP12229889A JPH02303632A JP H02303632 A JPH02303632 A JP H02303632A JP 12229889 A JP12229889 A JP 12229889A JP 12229889 A JP12229889 A JP 12229889A JP H02303632 A JPH02303632 A JP H02303632A
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cut
curling
fender
cutting
working
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JP12229889A
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Yasuo Hashimoto
橋本 泰雄
Yukihisa Watano
綿野 幸久
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動二輪車のフェンダ−の加工方法に関し、
加工工程数を削減し生産性の向上を図った加工法に関す
る。
(従来の技術) 従来、自動二輪車用フェンダ−の加工においては、薄肉
鋼板を絞り成形して円弧状に湾曲したシェル状成形素材
を得、爾後この成形素材の周側部のスクラップ部を切除
して、切断端部をカーリング加工して縁取り成形する方
法が一般的である。このため、当初規定寸法に板取りし
たブランク材を絞り成形用金型によって加工し、この成
形素材をトリミング金型に移し、この金型の切断刃でス
クラップ部を切除するとともに、更にブリベンド金型で
切断端部を仮ベンドし、爾後この仮ベンド部をカーリン
グ装置で加工するという数段の工程が踏まれる。
又一方例えば特開昭61−46207号のようなフェン
ダ−成形法も提案されている。この場合切断刃によるス
クラップ部の切除と同時に切断端部のカーリング加工代
をカーリング方向に僅かに曲げ加工し、爾後のベンド加
工、カーリング加工の工数を削減しようしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし従来の場合のようにスクラップ部の切除とカーリ
ング加工代の仮ベンドを別個に行なうタイプのものにあ
フては、夫々それ専用の金型を設ける必要があり、コス
ト高になるばかりでなく作業が複雑で工数がかかるとい
う不具合があった。
又特開昭61−46207号の場合も切断刃による切断
と同時にカーリング加工代を僅かに予備曲げする方法が
採られるが、この予備曲げ量は微少であれば問題は生じ
ないが、ある程度以上の曲げにしようとすると不具合が
生じた。すなわちフェンダ−の外周に沿って切断端部を
全周に亘って大きく仮ベンドしようとすると、途中にし
わ等が発生するという問題があった。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決するため、本発明は成形素材の縁取り
加工において、フェンダ−の外形形状に略一致した方形
状のカット刃で切断時、同時にカーリング加工代の゛仮
ベンドを行なうようにし、このためカット刃の一面には
仮ベンド形成用の斜面を設けた。そしてこのカット刃の
両端部ではカーリング加工代を幅狭に切断し仮ベンドす
るようにした。
(作用) 前記のカット刃を用いて成形素材の全周を加工すれば、
フェンダ−の外周まわりの所々にカーリング加工代の幅
狭な部分を作り出すことが出来、充分な曲げ代を確保し
ながらも折り曲げ時しわ等が発生しない。
(実施例) 本発明のフェンダ−の加工方法の実施例について添付し
た図面に基づき説明する。
第1図、第2図はフェンダ−加工用の絞り成形金型を示
し、第1図は正面方向から見た断面図、第2図は第1図
A−A方向から見た断面図、第3図、第4図は絞り成形
素材を示し第3図が正面図、第4図は第3図のB−B線
断面図である。
定寸の矩形状に板取りされたブランク材は第1図に示す
金型のブランクホルダー1上に水平に載置され、降下す
るダイスとしての上型2とポンチとしての下型3の間で
絞り成形されて、第3図、第4図に示すような円弧状に
湾曲したシェル状の成形素材10に加工される。尚第1
図、第2図において、4はビート部、5はブランク材押
し下げビン、6はブランクホルダーを支えるクッション
ビンである。
この絞り成形が行なわれた直後の成形素材10は第3図
、第4図に示すように次工程で切除されるスクラップ部
10aと、切断された後周端部となるカーリング加工代
tabを有しており、従来ではトリミング金型の切断刃
でトリミングラインtに沿フて切断され、ブリベンド金
型で、ベンドラインbからカーリング加工代tabを仮
ベンドした後、後述するカーリング装置に送り込む方式
が一般的であった。
本発明はこのトリミングラインtでの切断と、カーリン
グ加工代10bの仮ベントを同時にしかも迅速に行なう
ため、第5図に示すカットアンドベント型を用いて加工
する。尚第5図はカットアンドベンド型の縦断面図を示
し、第6図から第10図までは説明図である。
このカットアンドベンド型は、カム機構を利用して下向
きの加圧力を横向きの加圧力に変換して素材の両側部の
切断、仮ベンドを同時に行なうべくWカムとして構成さ
れ、下型11の中央ダイ12に向けて両側からカットア
ンドベンドパンチ13が進退動自在となるよう構成され
、このため戻り用スプリング14で付勢されるスライダ
ー15が、上型16のドライバー17の上下動によって
ガイドバー18に沿って摺動するようにしている。又こ
の上型16にはウェアプレート19を介して摺動自在と
なったバッド20が取り付けられており、中央ダイ12
上に位置決め状に載置される成形素材10の上部を加圧
保゛持するためのスプリング21で付勢されている。
カットアンドベンドパンチ13と中央ダイ11による成
形素材の切断及び仮ベンドは第7図の拡大図に示すよう
に中央ダイ11に設けた錐孔にカットアンドベンドパン
チ13の刃先が進入し、成形素材10のスクラップ部1
0aの切除と、カーリング加工代10bの仮ベンドを同
時に行なうようにしている。又このカットアンドベンド
バンチ13の刃先形状は対応するフェンダ−の外形形状
と略一致して弧状に形成されており、このため第6図に
示すようにカットアンドベンドバンチ13が矢示方向に
進動することによって成形素材10の一側方が一点鎖線
のトリミングラインtで切断され、実線のベンドライン
bで仮折り曲げされることになる。
又、このカットアンドベンドバンチ13の刃先の幅方向
両端13aは、第8図の平面図に示すように外方に向け
て逃げ角が設けられ、又第8図のC方向から見た第9図
のように、上面の折り曲げ線と、下面の切断線との幅が
先細り状となって両端部のカーリング加工代を幅狭に切
断、折り曲げするよう構成している。又この刃先の上面
には第7図に示す仮ベンド用の斜面13bが設けられ、
この斜面13bは刃先の幅方向全域に形成されている。
このような刃先を有するカットアンドベンドバンチ13
を、例えば第6図に示すように加工端部の一部をオーバ
ーラツプさせて全周に施せば多刃のオーバーラツプする
交差部のカーリング加工代10bの幅は第10図に示す
ように幅狭にすることが出来仮ベンド時にしわが発生し
ない。又本実施例では両側二方向から同時に行なうよう
構成しているが、第6図に示すように四方向のカット刃
をタイミングをずらして進動させるようにすれば全周の
トリミング及び仮ベンド加工を一層迅速に行なうことが
出来る。
こうして縁取り加工を施された成形素材10の仮ベンド
部は、充分な曲げが与えられているため、第11図に示
すカーリング装置31で容易に全周にカーリング加工を
施すことが出来る。
(発明の効果) 以上のように本発明の自動二輪車用フェンダ−の加工は
、フェンダ−の外形形状に略一致したカット刃で切断と
仮ベンドを同時に行ない、しかも両端部の加工代を幅狭
としたため充分な曲げが得られ、爾後のブリベンド金型
は一切不要となり、設備費が削減される。又作業工程数
も減少し生産効率の向上に寄与するのみならずフェンダ
−の品質向上という点からも有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はフェンダ−加工用の絞り成形金型を示
し、第1図は正面方向から見た断面図、第2図は第1図
をA−A方向から見た断面図、第3図、第4図は絞り成
形で得られた素材を示し、第3図が正面図、第4図は第
3図のB−B線断面図、第5図はカットアンドベンド型
の°縦断面図、第6図、第7図はカットアンドベンドバ
ンチと中央ダイによるトリミングと仮ベンドの状態を示
し、第6図が平面図、第7図が部分拡大縦断面図、第8
図、第9図はカットアンドベンドバンチの刃先を示し、
第8図が平面図、第9図が第8図のC方向から見た正面
図、第10図は隣接する多刃のオーバーラツプする部分
のカーリング加工代を示す説明図、第11図はカーリン
グ加工を示す側面図である。 尚図面中、1はブランクホルダー、2は上型、3は下型
、10は成形素材、tOaはスクラップ部、10bはカ
ーリング加工代、11は下型、13はカットアンドベン
ドバンチ、15はスライダー、16は上型、17はドラ
イバー、bはペンドライン、tはトリミングラインを示
す。 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代理人 
 弁理士、   下  1) 容一部間    弁理士
    大  橋  邦  度量   弁理士   小
  山    有第3図 第4図 第6図 第7図 0a 第10図 10b          10b 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 絞り成形した薄肉鋼板の成形素材の外周を、カーリング
    加工代を含んだ外形寸法に切断し、切断端部のカーリン
    グ加工代を仮ベンドした後カーリング加工するようにし
    た自動二輪車用フェンダーの加工方法において、 前記成形素材の切断は、フェンダーの外形形状に略一致
    する刃先形状となり且つ刃先の一面には仮ベンド形成用
    の斜面が設けられたカット刃で、切断とカーリング加工
    代の仮ベンドを同時に行なうとともに、このカット刃の
    幅方向両端部ではカーリング加工代を幅狭に切断し仮ベ
    ンドするようにしたことを特徴とする自動二輪車用フェ
    ンダーの加工方法。
JP12229889A 1989-05-16 1989-05-16 自動二輪車用フェンダーの加工方法 Expired - Lifetime JP2680420B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105344837A (zh) * 2015-12-24 2016-02-24 苏州卡波尔模具科技有限公司 一种自行车配件模具

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CN105344837A (zh) * 2015-12-24 2016-02-24 苏州卡波尔模具科技有限公司 一种自行车配件模具

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