JPH02300418A - 法枠の構築方法 - Google Patents
法枠の構築方法Info
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- JPH02300418A JPH02300418A JP11873689A JP11873689A JPH02300418A JP H02300418 A JPH02300418 A JP H02300418A JP 11873689 A JP11873689 A JP 11873689A JP 11873689 A JP11873689 A JP 11873689A JP H02300418 A JPH02300418 A JP H02300418A
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- blocks
- concrete
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- Pending
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は斜面の地山上に法枠を施工し、斜面の安定化を
図る法枠の構築方法に関するものである。
図る法枠の構築方法に関するものである。
〈従来の技術〉
従来の法枠の構築方法には、大別して、地山上に工場製
品のプレキャストコンクリートブロックを組み立てる方
法と、現場で配筋して型枠を組み立て、生コンクリート
を打設する現場打ち法枠工法が、一般的に用いられてい
る。
品のプレキャストコンクリートブロックを組み立てる方
法と、現場で配筋して型枠を組み立て、生コンクリート
を打設する現場打ち法枠工法が、一般的に用いられてい
る。
〈本発明が解決しようとする問題点〉
前記した従来の法枠の構築方法には、次のような問題点
が存在する。
が存在する。
〈イ〉プレキャストコンクリートブロックの組み立てに
よる施工方法は、既に製品化されたブロック体を組み立
てるだけでよいため、施工の簡略化を図ることができる
。
よる施工方法は、既に製品化されたブロック体を組み立
てるだけでよいため、施工の簡略化を図ることができる
。
しかしこの方法は、ブロック体の重量が大きいため、小
断面(20cm×20C11+)でかつ短い法枠(1m
以下)の施・工に限定されてしまう。
断面(20cm×20C11+)でかつ短い法枠(1m
以下)の施・工に限定されてしまう。
大断面のブロック体では、特に高所または急な斜面での
施工が困難である。
施工が困難である。
〈口〉一方現場打ち法枠工法の場合は、上記のブロック
体の組立て方法のような重量による施工制限はないが、
法枠交差部の構造が複雑になってしまうため、配筋、型
枠加工に困難性を伴う。
体の組立て方法のような重量による施工制限はないが、
法枠交差部の構造が複雑になってしまうため、配筋、型
枠加工に困難性を伴う。
〈本発明の目的〉
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、施工能率の向上を図るとともに、あらゆる斜面
での施工に対応でき、高品質の法枠を構築することがで
きる法枠の構築方法を提供することを目的とする。
もので、施工能率の向上を図るとともに、あらゆる斜面
での施工に対応でき、高品質の法枠を構築することがで
きる法枠の構築方法を提供することを目的とする。
〈本発明の構成〉
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
明する。
なお、本実施例においては、第3図に示すような交差部
6と線状部7からなる格子状の法枠を構築する場合につ
いて説明する。
6と線状部7からなる格子状の法枠を構築する場合につ
いて説明する。
〈イ〉ブロック体の構造(第1図)
ブロック体1は、内部に設計上必要な鉄筋量を配筋した
コンクリート製ブロックである。
コンクリート製ブロックである。
このブロック体1の形状は、本実施例では十字状とする
が、その他に平板状、円形状等種々の形状が考えられる
。
が、その他に平板状、円形状等種々の形状が考えられる
。
また、ブロック体1は中空状に形成してもよ(、この中
空部は、法枠の線状部7との連結端面71に開口部11
を有し、すべての開口部11は連通している。
空部は、法枠の線状部7との連結端面71に開口部11
を有し、すべての開口部11は連通している。
ブロック体1内に配筋した鉄筋の端部は、第1図に示す
ように、連結端面71から所定の本数(本実施例では四
本)を、線状部7との連結に必要な長さだけ露出させ、
連結鉄筋12とする。
ように、連結端面71から所定の本数(本実施例では四
本)を、線状部7との連結に必要な長さだけ露出させ、
連結鉄筋12とする。
また、ブロック体1の中心部には、上下方向にアンカー
用の貫通孔13を設けておく。
用の貫通孔13を設けておく。
〈口〉ブロック体の設置(第2図)
上記構造のブロック体1を、斜面の地山上に、トラック
クレーン等を利用して配置する。
クレーン等を利用して配置する。
ブロック体1の配置箇所は、法枠の交差部6の構築予定
地点に配置し、各ブロック体1は同じ方向を向(ように
する。
地点に配置し、各ブロック体1は同じ方向を向(ように
する。
そして、このブロック体1をアンカー等によって地山に
固定するか、上部アンカー等からローブ等で仮固定して
お(。
固定するか、上部アンカー等からローブ等で仮固定して
お(。
ブロック体1のアンカーによる固定に際しては、ロック
ボルト2等を貫通孔13から挿入して地盤に打ち込んで
固定するか、または緊張力を必要とするアンカーの場合
には、ブロック体1を支持梁として緊張し、固定するこ
とができる。
ボルト2等を貫通孔13から挿入して地盤に打ち込んで
固定するか、または緊張力を必要とするアンカーの場合
には、ブロック体1を支持梁として緊張し、固定するこ
とができる。
〈ハ〉配筋、型枠の組立(第2図)
所定の位置にブロック体1を固定した後、ブロック体1
の連結端面71間に配筋3を施す。
の連結端面71間に配筋3を施す。
この場合、配筋3とブロック体1の連結鉄筋12を重ね
合わせ、針金等で巻いて連結する。
合わせ、針金等で巻いて連結する。
次に、配筋3の周囲に、合板やメタルフオーム等を用い
て、両側面と上面を有する型枠4を組み立てる。
て、両側面と上面を有する型枠4を組み立てる。
く二〉コンクリートの打設(第2.3図)型枠4を組ん
でいない側のブロック体1の開口部11より、型枠4内
にコンクリート5を流し込んで打設する。
でいない側のブロック体1の開口部11より、型枠4内
にコンクリート5を流し込んで打設する。
また、吹き付は工法の場合には、型枠4は両側面のみ組
み立て、その間に吹き付けて行う。
み立て、その間に吹き付けて行う。
コンクリート5の養生、硬化後、型枠4を撤去し、第3
図に示すような格子状の法枠の構築を完了する。
図に示すような格子状の法枠の構築を完了する。
〈本発明の作用〉
本発明は、始めにブロック体1をアンカー等によって法
枠の交差部6に固定し、そのブロック体1間に線状部7
を構築するものである。
枠の交差部6に固定し、そのブロック体1間に線状部7
を構築するものである。
予め設定されたポイント間を連結する作業は容易である
とともに、正確に行うことができる。
とともに、正確に行うことができる。
そのため、第4図のような変形した斜面や、高所あるい
は急斜−面においても、容易かつ正確に法枠の施工がで
きる。
は急斜−面においても、容易かつ正確に法枠の施工がで
きる。
また、切土斜面を施工する場合には、ブロック体1をア
ンカーの支持板として利用することができる。
ンカーの支持板として利用することができる。
そのため、掘削→切土面安定工→掘削→切土面安定工と
いやように、順に繰り返して行うような逆巻き工法で施
工が可能となる。
いやように、順に繰り返して行うような逆巻き工法で施
工が可能となる。
〈本発明の効果〉
本発明は以上説明したようになるので、次のような効果
を期待することができる。
を期待することができる。
〈イ〉従来のプレキャストコンクリートブロックの組み
立てによる施工方法は、ブロック体の重量が大きいため
、施工範囲に制限を受けてしまう。
立てによる施工方法は、ブロック体の重量が大きいため
、施工範囲に制限を受けてしまう。
一方、現場打ち法枠工法の場合は、法枠交差部の構造が
複雑になってしまうため、配筋、型枠加工に困難性を伴
う。
複雑になってしまうため、配筋、型枠加工に困難性を伴
う。
本発明は、上記の二つの施工方法の欠点を補うとともに
、両者の長所を採用したものである。
、両者の長所を採用したものである。
即ち、本発明は法枠の交差部の構築予定地点にブロック
体を配置し、このブロック体間に配筋、コンクリートの
打設を行うものである。
体を配置し、このブロック体間に配筋、コンクリートの
打設を行うものである。
ここで本発明は、法枠の交差部にブロック体を用いるた
め、交差部に配筋、型枠加工を施す必要がな(、従来の
ような施工の困難性を招くことがない。
め、交差部に配筋、型枠加工を施す必要がな(、従来の
ような施工の困難性を招くことがない。
しかも、ブロック体は交差部にのみしか使用しないため
、従来の法゛枠全体をブロック体で構築する場合のよう
に、ブロック体の重量による制限をほとんど受けること
がない。
、従来の法゛枠全体をブロック体で構築する場合のよう
に、ブロック体の重量による制限をほとんど受けること
がない。
従って、本発明は従来の方法よりも、法枠構築の施工能
率を向上させることができる。
率を向上させることができる。
〈口〉始めにブロック体を、アンカー等によって法枠の
交差部に固定し、そのブロック体間に線状部を構築する
ため、変形した斜面や、高所あるいは急斜面においても
、容易かつ正確に法枠の施工ができる。
交差部に固定し、そのブロック体間に線状部を構築する
ため、変形した斜面や、高所あるいは急斜面においても
、容易かつ正確に法枠の施工ができる。
従って、あらゆる斜面の施工に対応することができる。
〈ハ〉切土斜面を施工する場合には、ブロック体をアン
カーの支持板として利用することができる。
カーの支持板として利用することができる。
そのため、掘削と切上面安定工を順に繰り返して行うよ
うな逆巻き工法で施工が可能となる。
うな逆巻き工法で施工が可能となる。
従って、安全作業と同時に工期の短縮を図ることができ
る。
る。
〈二〉法枠の交差部にはブロック体を使用するため、配
筋、型枠等の材料が少な(経済的である。
筋、型枠等の材料が少な(経済的である。
Claims (2)
- (1)斜面の安定化を図る法枠の構築方法において、斜
面上の法枠の交差部の構築予定地点に、 鉄筋コンクリート製のブロック体を斜面に固定して配置
し、 このブロック体間に配筋を施した後に、コンクリートを
打設して法枠を構築することを特徴とした、法枠の構築
方法。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の法枠の構築方法にお
いて、 ブロック体を中空状に形成した法枠の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11873689A JPH02300418A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 法枠の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11873689A JPH02300418A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 法枠の構築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02300418A true JPH02300418A (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=14743800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11873689A Pending JPH02300418A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 法枠の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02300418A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06116963A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-26 | Furii Kogyo Kk | 法枠の施工方法 |
JPH06173273A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-21 | Furii Kogyo Kk | 斜面安定化工法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917691A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-16 | ||
JPS5592426A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-12 | Iori Kikuchi | Construction method employing free slope frame |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP11873689A patent/JPH02300418A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917691A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-16 | ||
JPS5592426A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-12 | Iori Kikuchi | Construction method employing free slope frame |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06116963A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-26 | Furii Kogyo Kk | 法枠の施工方法 |
JPH06173273A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-21 | Furii Kogyo Kk | 斜面安定化工法 |
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