JP2544486B2 - 地中梁とその上下スラブの施工法 - Google Patents

地中梁とその上下スラブの施工法

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JP2544486B2
JP2544486B2 JP1217907A JP21790789A JP2544486B2 JP 2544486 B2 JP2544486 B2 JP 2544486B2 JP 1217907 A JP1217907 A JP 1217907A JP 21790789 A JP21790789 A JP 21790789A JP 2544486 B2 JP2544486 B2 JP 2544486B2
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覚 水上
弘之 外澤
広宣 大堀
康之 奥野
史郎 福留
壮年 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、梁成の大きい鉄筋コンクリート地中梁を
その上下スラブの施工法に関するものである。
〔従来技術とこの発明が解決しようとする課題〕
鉄筋コンクリート地中梁は梁成が2m以上となる主鉄
筋、スタラップ筋を現場で組立れるには多くの仮設材と
手間を要しており、それらを改良すべく、メッシュ鉄筋
を利用する方法(特公昭61−14294号公報)鉄筋組立支
柱を使用する方法(特開昭63−51529号公報、特開昭63
−125730号公報)スラブと梁コンクリートを打継ぐ方法
(特開昭63−60326号公報)等種々の方法が開発されて
いる。
この発明はそれらの方法を発展させ、柱鉄筋を突設し
た地中梁の上下にスラブを設ける場合に適した方法を開
発することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は基盤上に耐圧版となる下スラブの鉄筋およ
び、地中梁の下部スタラップ筋および下端主筋を配筋
し、かつ立上りスタラップ筋を配筋して下スラブのコン
クリートを打設し、次いで下スラブから突出した立上り
スタラップ筋を利用してメッシュ筋からなる側部スタラ
ップ筋および中子筋を配筋し、かつ下スラブコンクリー
ト上に柱鉄筋を配筋し、幅止め筋を配筋し、その両外側
に型枠を建込み、その側枠内側に上スラブ下までの地中
梁のコンクリートを打設し、次いで型枠の脱側後前記地
中梁のコンクリートの上端両側部にプレキャスト板を載
置するとともに、地中梁の上端主筋および上部スタラッ
プ筋を配筋し、次いで前記柱鉄筋の上部を突設した状態
で地中梁上部およびスラブコンクリートを打設する地中
梁の施工法である。
〔実施例〕
以下この発明を、各施工過程を示した図面に基いて説
明する。そして符号Aは地中梁、Bは基盤、Cは耐圧板
となる下スラブ、Dは上スラブを示している。
先ず捨てコンクリート等からなる基盤B上にスペーサ
ーを介して下スラブCの下端筋1aを格子状をなして配筋
し(第1図)、その上に地中梁Aの下部スタラップ筋2a
および下端主筋3aを配筋する。なお下部スタラップ筋2a
はメッシュ筋とすることが好ましい。(第2,3図)、主
筋3が2段配筋の場合、スペーサー4を介して下端主筋
3bを2段配筋するとともに立上りスタラップ筋5を配筋
し、下スラブCの上端筋1bを配筋して下スラブCのコン
クリート6を打設する。(第3図)次いでそのコンクリ
ート6の硬化後下スラブCからのその上半分は突出した
立上りスタラップ筋5を利用し、それに結束する等して
メッシュ筋からなる側部スタラップ筋7aおよび中子筋7b
を配筋し、かつそれらの間に柱鉄筋8の配筋をなし、幅
止め筋9を配筋して間隔を保持し、(第4図)それらの
両外側に型枠10を建込み、その型枠10の内側に上スラブ
D下までの地中梁Aのコンクリート11を打設する。(第
5図)次いでそのコンクリート11が硬化し、型枠10の脱
型後、地中梁Aのコンクリート11の上端両側部に薄肉の
プレキャストコンクリート板等のプレキャスト板12を載
置するとともに、それらプレキャスト板12間においてス
ペーサー13を介して上端主筋1cを、さらに必要により上
端主筋1dを配筋し、その上に上部スタラップ筋2bを配筋
し、(第6図)前記柱鉄筋の上部を突設した状態で地中
梁Aの上部および上スラブDのコンクリート14を打設す
る。(第7図) 〔発明の効果〕 この発明は以上の構成からなり地中梁の下端主筋およ
び立上りスタラップ筋の下部は下スラブのコンクリート
中に埋設され、相当の成となるメッシュ筋からなる側部
スタラップ筋および中子筋を所定の位置に確保すること
ができる。また地中梁コンクリートを先ず上スラブ下ま
で打設することにより、それの硬化後、スペーサーを介
する等により容易に地中梁の上端主筋および上部スタラ
ップ筋をプレキャスト板上で安全に配筋することができ
る。しかも柱鉄筋の下部が成の大きい地中梁に十分定着
しうる深さに埋設され、スラブ上に柱鉄筋の上部を突設
した状態とされるので上部柱鉄筋の接続も容易となり施
工性がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、お
よび第7図はこの発明の施工過程順序に示した縦断面図
である。 1…地中梁、B…基盤、C…下スラブ、D…上スラブ、
1a,1b…下端筋、2a…下部スタラップ筋、2b…上部スタ
ラップ筋、3a,3b…主筋、4…スペーサー、5…立上り
スタラップ筋、6…コンクリート、7a…側部スタラップ
筋、7b…中子筋、8…柱鉄筋、9…幅止め筋、10…型
枠、11…コンクリート、12…プレキャスト板、13…スペ
ーサー、14…コンクリート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大堀 広宣 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 奥野 康之 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 福留 史郎 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 高橋 壮年 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−60326(JP,A) 特開 昭63−51529(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基盤上に耐圧版となる下スラブの鉄筋およ
    び地中梁の下部スタラップ筋および下端主筋を配筋し、
    かつ立上りスタラップ筋を配筋して下スラブのコンクリ
    ートを打設し、次いで下スラブから突出した立上りスタ
    ラップ筋を利用してメッシュ筋からなる側部スタラップ
    および中子鉄筋を配筋し、かつ下スラブのコンクリート
    上に柱鉄筋を配筋し、幅止め筋を配筋し、その両外側に
    型枠を建込み、その型枠内側に上スラブ下までの地中梁
    のコンクリートを打設し、次いで型枠の脱型後前記地中
    梁のコンクリートの上端両側部にプレキャスト板を載置
    するとともに、地中梁の上端主筋および上部スタラップ
    筋を配筋し、次いで前記柱鉄筋の上部を突設した状態で
    地中梁の上部およびスラブコンクリートを打設すること
    を特徴とする地中梁の施工法。
JP1217907A 1989-08-24 1989-08-24 地中梁とその上下スラブの施工法 Expired - Fee Related JP2544486B2 (ja)

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JPS6351529A (ja) * 1986-08-22 1988-03-04 Kajima Corp 鉄筋コンクリ−ト地中梁およびスラブの施工法
JPH0639790B2 (ja) * 1986-08-30 1994-05-25 鹿島建設株式会社 地中梁の施工法

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