JPH02300228A - 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物

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Publication number
JPH02300228A
JPH02300228A JP12066889A JP12066889A JPH02300228A JP H02300228 A JPH02300228 A JP H02300228A JP 12066889 A JP12066889 A JP 12066889A JP 12066889 A JP12066889 A JP 12066889A JP H02300228 A JPH02300228 A JP H02300228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain extender
resin composition
polyurethane resin
diol
hardness
Prior art date
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Pending
Application number
JP12066889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Azuma
幸男 東
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BASF Polyurethane Elastomers Ltd
Original Assignee
Takeda Badische Urethane Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Badische Urethane Industries Ltd filed Critical Takeda Badische Urethane Industries Ltd
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 狐1上9千[川−分野一 本発明は、高硬度のウレタン弾性体成形品用の熱可塑性
ポリウレタン樹脂組成物に関する。
従来の技術および課題 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物は、射出、押出成形等
により成形され、従来より様々な用途に用いられている
が、そのンヨアD硬度(A S ’I’ MD2240
におけるタイプDの硬度)は殆どが70未満である。従
来のポリウレタンでは、鎖延長剤の使用割合を多くして
ンヨアD硬度を70以上とすると、押出し温度が220
〜230℃、らしくけそれ以上と高くなり成形か困難と
なる。また、このような成形温度では成形中ポリウレタ
ン樹脂がシリンダー内、ダイス内で分解しはじめ、iJ
られた成形品の外観や物性か損なわれろ。
また、熱可塑性ウレタン樹脂の実使用において、何らか
の原因により一個所に亀裂が入ると、そこから引裂が始
まり破壊に至ることかある。従って、長期間または過酷
な使用に耐えるには、引裂強度の大きいことが重要な要
素である。
従来、ポリウレタンの鎖延長剤としては、専ら1.4−
ブタンジオールが使用されており、ノヨアD硬度70未
満のものについては、成形性、物性J(に良好である。
しかしながら、m延長剤の使用割合を多くしンヨアDt
f)2度を70以−1−とすると、l!’I +iQの
ごとく成形性、物性に問題が生ずる。
本発明の目的は、ンヨアD硬IJI’70以上で、成形
温度が低く成育3容易で、しから得らA1だ成形品の外
観、物性、特に引裂強度の優れた熱可塑性ウレタン樹脂
組成物を提供することにある。
隼卑−を解決するム掠!!2i段 本発明nらは、かかる問題点について鋭意研究を行った
結果、鎖延長剤として炭素数5以にのジオールを用いる
ことにより前記1]的を達成し得ることを見い出し本発
明を解決4−るに至った。
すなわち、本発明はシヨアD硬度70以−して、鎖延長
剤として炭素数5以上のジオールを用いたことを特徴と
する熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物を提供するもので
ある。
熱可塑性ポリウレタン樹脂は、−・般にジイソシアネー
ト、マクロポリオール(ポリエステルポリオール、ポリ
エーテルポリオールなと)、鎖延長剤の主成分の反応に
よって製造される。このうちジイソシアネートとマクロ
ポリオールはソフトセグメントを形成する。一方、ジイ
ソシアネートと鎖延長剤とはハードセグメントを形成し
、ハードセグメント同上はその水素結合により架橋され
ていると考えられる。本発明はかかるハードセグメント
を形成する鎖延長剤に炭素数の大きいしのを用いて、ン
ヨアDW!度70以−Lのポリウレタン樹脂を得たこと
により、高い硬度をf丁しながらら成形温度が低く、成
形中の分解の恐れがなく、成形性に優れた樹脂組成物が
得られるしのとηえられる。従来の炭素数4以下の鎖延
長剤を用いたポリウレタンでは、シヨアD硬度が70を
越えると成形温度が非常に高くなり、成形中に分解が生
じ実用ト成形は困難であった。また、本発明のポリウレ
タンはシヨアD硬度が同一であっても従来のらのに比べ
引き裂き強度が高い。
つぎに、本発明樹脂組成物の各成分について詳しく説明
4゛る。
本発明樹脂組成物に用いられる炭素数5以上のジオール
としては、1.5−ベンタンジオール、1.6−ヘキサ
ンジオール、3−メチル−I、F+−ペンタンジオール
、I、4−ンクロヘキサンジオールなどの脂肪族ジオー
ル;1.4−シクロヘキザンノメタノールなどの脂環式
ジオール;およびビス(ヒドロキシエトキノ)ベノゼン
(BIIE[3)などの芳香族ジオールか挙げられるが
、脂肪族ジオールか好ましい。ジオールの炭素数は6が
好よしく、1.6−ヘキサンジオールが最も好ましい。
前記炭素数5以上のジオールは単独で使用してもよく、
また炭素数5未満のジオールまたはトリオールと混合し
て用いてもよい。更には、炭素数5以七のジオール同士
を混合して用いてもよい。
ジオールを混合して用いる場合、炭素数5以上のジオー
ルの割合は60モル%以−1−が好ましく、85〜95
モル%が特に好ましい。特に硬度の高い成形品を得るに
は、鎖延長剤として炭素数5以上のジオールを単独で使
用するよりも炭素数4以下のジオールまたはトリオール
と混合する方が成形温度か低下し、成形品の外観がよく
、ダr部分での滞留がなくなるなど成形性に侵れる。
また、本発明に用いられるマクロポリオールとしては、
分子量500〜3000のポリオール、例えば三官能の
ポリエチレンブチレンアジベート、ポリブチレンアノベ
ート、ポリヘキサンアジペート、ポリヘキサンブチレン
アジペート、ポリメチルペンタンアジペート、ポリカプ
ロラクトンなどのポリエステルジオール;ポリテトラメ
チレンエーテルグリコールなどのポリエーテルジオール
:ポリヘキサンカーボネートなとのポリカーボネートジ
オールなどが挙げられる。また、三官能のポリオールに
10%以下のトリオールを混合して用いてもよい。
11η記ノオールとマクロポリオールとの配合割合は適
宜調整されてよいが、シヨアD硬度70以上の熱可塑性
ポリウレタン樹脂を得るには、鎖延長剤/マクロポリオ
ールの比を大きくする必要がある。例えばジイソシアネ
ートとしてMDI、鎖延長剤として1.6−ヘキサング
リコール、マクロポリオールとしてポリカプロラクトン
ジオール(分子12000)を使用する場合、ンヨアD
硬度70以上を得るには鎖延長剤/マクロポリオールの
モル比を約2以上とする。
つぎに、本発明樹脂組成物に用いるジイソノアネートと
しては、分子!500以下のジイソシアネート、例えば
:4,4−−ジフェニルメタンジイソシアネート(MD
 I )、4.4′−ノシクaヘキシルメタンジイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ツイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ンク
ロヘキサンジイソシアネートなどが挙げられろ。
これらイソシアネートの使用!1は、従来の熱可塑性ポ
リウレタン樹脂組成物と同様であり、NGO10H比=
0.97〜!、04程度であるのが好ましい。
本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂を製造するには、マ
クロポリオールとジイソノアネートをあらかじめ一部ま
たは完全に反応せしめた後、鎖延長剤を反応させるいわ
ゆるプレポリマー法、または反応原料をすべて一時に混
合4−るいわゆるワンノジット法などの公知の方法を採
用することができる。これらの成分を用いて重合するに
は、押出機等を用いる連続法によってらよく、あるいは
バッチ法などを用いてもよい。
なお、この償金過程または重合後に着色剤、難燃剤、滑
剤、加水分解防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等、適
宜の添加剤を加えてもよい。
本発明による組成物は、射出成形または押出成形等の方
法により、靴底、ヒールトップ、スキー靴、自動車すべ
り止め装置、ホース、チューブ、ソート、電線被覆、ベ
ルト等に使用することかで、きる。
火7I組凱 −)ぎに、本発明を実施例によりさらに具体的に説明す
る。実施例、比較例において部は総て重咀部をα味する
実施例1〜3および比較例1〜2 Ml’)I、ポリエヂしンブチレンアジベート(分7’
In2000 )および鎖延長剤を第1表に示す割合に
て配合しjR合を行った。射出成形品の物性、外観を第
1表に合わせ示す。鎖延長剤が炭素1/I21.1(比
較例1.2)のらのと比較して、炭素数5以上の本発明
実施例では引裂強度が大きく、成形品の外観らよかった
実施例4〜7および比較例:3〜4 第4表に示1配合量にてMDI、ポリ(テトラメチレン
エーテル)グリコール(分子!+000)および!、6
−ヘキサンジオール(wi延長剤)を用いて重合し、種
々の硬度の熱=uJ塑性ウレタン樹脂をfUた。結果を
第2表に合わ仕゛示す。ンヨア硬度70以上のものは、
70未満のものに比較して引裂強度が橙しく大きかった
実施例8〜12および比較例5 第3表に示す配合量にてMDI、ポリカプロラクトンノ
オール(分子11に2000)、並びに1゜6−ヘキサ
ンジオールと1.4−ブタンジオールとの混合物(鎖延
長剤)を用いて重合を行った。
得られた射出成形品の物性を第3人に示す。鎖延長剤と
して1.6−ヘキサンジオールを60モル%以ト用いた
場合に引裂強度が大きい。また特に90〜100モル%
の場合に高い引裂強度が得られた。
実施例13〜18 第4表に示す配合量にてMDI、ポリカブロラクトンノ
オール(分子量2000)、並びに1゜6−ヘキサンジ
オールと1.4−ブタンジオールとの混合物(1延長剤
)を用いて・混合を行った。
得られた射出成形品の物性、外観を第4表に示す。
成形品の外観は、横脂のシリンダー内滞留時間を変えて
得られた成形品について示した。引裂強度は、1.6−
ヘキサンジオールを85〜95モル%用いた場合に特に
高かった。またシリンダー内に滞留させた後の成形品の
外観ら同様に85〜95%の場合に特に良好であった。
灸!!L省−舛男一 本発明の熱可塑性ウレタン樹脂組成物は、ンヨアD硬度
70以」二であり、成形温度が低く成形容易であ−)で
、しかも得られた成形品の外観、物性、特に引裂強度に
潰れる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ショアD硬度70以上で、鎖延長剤として炭素数5以上
    のジオールを用いたことを特徴とする熱可塑性ポリウレ
    タン樹脂組成物。
JP12066889A 1989-05-15 1989-05-15 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物 Pending JPH02300228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12066889A JPH02300228A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物

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JP12066889A JPH02300228A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物

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Publication Number Publication Date
JPH02300228A true JPH02300228A (ja) 1990-12-12

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ID=14791962

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JP12066889A Pending JPH02300228A (ja) 1989-05-15 1989-05-15 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物

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JP (1) JPH02300228A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110112270A1 (en) * 2007-12-14 2011-05-12 Lubrizol Advanced Materials, Inc. Low Melting Polyurethane Elastomers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110112270A1 (en) * 2007-12-14 2011-05-12 Lubrizol Advanced Materials, Inc. Low Melting Polyurethane Elastomers

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