JPH0229998B2 - - Google Patents

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JPH0229998B2
JPH0229998B2 JP55090031A JP9003180A JPH0229998B2 JP H0229998 B2 JPH0229998 B2 JP H0229998B2 JP 55090031 A JP55090031 A JP 55090031A JP 9003180 A JP9003180 A JP 9003180A JP H0229998 B2 JPH0229998 B2 JP H0229998B2
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JP
Japan
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memory
counter
reel
counting
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JP55090031A
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English (en)
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JPS5611381A (en
Inventor
Waato Kutsuku Jon
Kurisuchan Dorankuhan Boito
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS5611381A publication Critical patent/JPS5611381A/ja
Publication of JPH0229998B2 publication Critical patent/JPH0229998B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/489Digital circuits therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C51/00Measuring, gauging, indicating, counting, or marking devices specially adapted for use in the production or manipulation of material in accordance with subclasses B21B - B21F
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H26/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms
    • B65H26/02Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms responsive to presence of irregularities in running webs
    • B65H26/025Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms responsive to presence of irregularities in running webs responsive to web breakage
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • G01P1/07Indicating devices, e.g. for remote indication
    • G01P1/08Arrangements of scales, pointers, lamps or acoustic indicators, e.g. in automobile speedometers
    • G01P1/10Arrangements of scales, pointers, lamps or acoustic indicators, e.g. in automobile speedometers for indicating predetermined speeds
    • G01P1/103Arrangements of scales, pointers, lamps or acoustic indicators, e.g. in automobile speedometers for indicating predetermined speeds by comparing the value of the measured signal with one or several reference values

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、帯板材が巻戻しリールから巻取り
リールに繰り出されている処理ラインの破断検出
装置に関するものである。 材料の連続処理においては、オペレータが材料
の破断が生じた時をできるだけ早く知ることが肝
要である。このことは、破断によつて処理装置自
体に損傷を生じることがあるので、或る種の工業
では是非必要であるが、またそうでなくても、ダ
ウン時間のために長引いたことによつて生じる経
済的な損失を軽減するためにも破断の発生時を知
ることは大切である。 より糸の処理において、ウインドレイ氏に与え
られた米国特許第3429491号の「破断検出および
しや断装置」では、巻取りまたは引張りモータの
出力の関数であるフイラメンテトの張力の減損が
あるという事実を理由として、一つまたはそれ以
上のフイラメントの破断を検出するようにしてい
る。モータ出力の減少はホール効果装置によつて
感知され、この装置は、種々のリレー接点を介し
て巻戻しモータの電力をしや断するように働く。 上山口氏外2名に与えられた「糸の静電気のセ
ンサを用いた糸破断検出器」という名称の米国特
許第3863241号では、動いている糸と接触する集
電電極を用いて、動いている糸により発生される
静電気が検出され、正のパルスが絶えず発生され
る。糸が切れると電荷が消失し、負のパルスが発
生され、このパルスによつて警報パルス信号が発
生されるようにされる。 けれども長くなつた金属材料の処理では技術が
幾らかちがつてきている。用いられてきた一つの
アナログな解決策は、公称ミル圧下率に変えられ
て後に進入および送出しビリー(billy)のロー
ラの速度を利用して、入つてくる帯板の速度と送
出される帯板の速度とを比較することである。こ
のアナログ・システムは、動いている材料と接触
するビリーのローラのスリツプだけでなくミルの
圧下率の変化のために、決して全面的に信頼のお
けるものでないことが判つた。 帯板破断検出に現在用いられているシステム
は、リール装置を速度リミツト迄行かせ、そのリ
ミツトに達した時を検出するようにしている。処
理ラインでは、一方向に引張る巻取りリールと反
対方向に追従的に引張る巻戻しリールとの合成効
果によつて帯材に張力が与えられている。破断が
生じると、巻取りリールは同じ方向に引張り続け
るが、巻戻しリールは、この時対抗する引張りを
受けないので、反対方向に回り、このため、巻戻
しリールに対する速度リミツトは本質的に零速度
で生じる。この案は信頼性はあるが、リールが速
度リミツトに達するのに時間がかゝりすぎる。 この発明は従来技術装置の不利益を取り除くも
のである。この発明は処理ラインのための破断検
出装置を提供し、そのラインでは帯材が巻取りリ
ールより巻戻しリールに繰り出される。 この発明によれば、巻取りリールの関数である
今回と前回のカウントシーケンスの相等しいデジ
タル・サンプリング時間間隔に亘つて、巻戻しリ
ールより繰り出されている材料を連続してデジタ
ル的にカウントする装置が設けられる。附加的な
装置が、連続的なデジタル・カウントを記憶し、
夫々第1および第2のメモリ・カウントを与え
る。更に、第2のメモリ・カウントから第1のメ
モリ・カウントを減算して差信号△をつくる装置
が設けられる。最後に前記の差信号△が、予じめ
選定された不感帯カウントに等しいかまたはそれ
より大きい時に、帯板の破断が生じたことを表示
する検出装置に与えられる。こゝでこの発明の目
的作用効果としては帯板破断の検出を短時間に行
え、かつ信頼性の高い検出が行なえる点にある。 以下この発明を単スタンド・ミルを例にとつて
説明するが、多スタンド縦列ミルにも同様に適用
できるものである。 第1図において、帯板10は、巻戻しリール1
2より、こゝでは単スタンド・ミル14として示
した処理ラインを経て、巻取りリール16に繰り
出される。前記の巻戻しおよび巻取りリール12
および16は、夫々伝動装置18,20を介して
モータ22,24と結合される。モータ22,2
4は夫々パルス発生器26と28に連結され、こ
れ等のパルス発生器は、モータの回転変位の関数
としてのパルスを発生する。巻戻しカウンタ30
が、パルス発生器26よりのパルスを受信するた
めに接続される。同様に、巻取りカウンタ32
が、パルス発生器28よりのパルスを受信するた
めに接続されている。サンプル期間調節装置34
が巻取りカウンタ32に接続されている。巻戻し
カウンタ30はメモリ36に接続され、このメモ
リはメモリ38に接続される。便宜上これ等のメ
モリは第1図に示したように夫々メモリ#1およ
びメモリ#2とする。巻戻しカウンタ30はま
た、特別なカウンタである計数率乗算器40にも
接続されている。この計数乗算器40のカウント
は不感帯調節装置42で制御される一方、計数率
乗算器40の出力は不感帯カウンタ44に接続さ
れている。 説明が進むにつれて明らかになるように、メモ
リ36と38とは減算器#1 46内で周期的に
減算され、かくて、メモリ#2−メモリ#1=△
が得られる。不感帯カウンタ44の内容は周期的
に不感帯記憶装置48と不感帯記憶装置50に信
号で送られる。便宜上これ等の記憶装置を夫々不
感帯記憶装置#1および不感帯記憶装置#2とす
る。不感帯記憶装置#2の内容は減算器52に送
られ、この減算器は、不感帯(D.B)カウント−
△の減算を行う。便宜上減算器46と52を夫々
減算器#1および減算器#2とする。これ等の減
算器の出力は、全体を54で示した論理回路に加
えられる。減算器46の出力は、減算器52と論
理回路54のインバータ55とに加えられる。減
算器52とインバータ55の出力は、ノア
(NOR)ゲート56への入力として加えられる。
このノアゲート56の出力は、ナンド(NAND)
ゲート58の一方の入力として加えられる。この
ナンドゲート58の他方の入力は信号60であ
る。 前記のナンドゲート58の出力は、全体を62
で示したシーケンス・コントローラと帯板破断コ
ントローラ64とに送られる信号を与える。帯板
破断コントローラ64はナンドゲート58よりの
信号を解読し、若し帯板の破断が示される、信号
が、66で示した警報および表示装置と68で示
したミル非常停止装置とに同時に送られる。典型
的は警報および表示装置は、聞き取れるように警
報を出すように作動される警報ベル回路である一
方、表示装置はせん光(flashing light)である。
ミル非常停止装置は、回路しや断器等のような、
処理ラインを停止するのに都合のよいどのような
装置であつてもよい。 シーケンス・コントローラ62は、一連のシー
ケンス信号を発生するのに都合のよいどのような
装置であつてもよい。図の実施例では、シーケン
ス・コントローラ62は帯板破断検出装置の種々
の要素と接続され、これ等要素に種々のタイミン
グ信号を送る。その接続は、実施例の動作の詳細
な説明から容易にわかるであろうから、こゝでの
説明は省略する。尚予じめ選定された不感帯カウ
ントは定数ではない。即ち巻戻しカウンタ30の
カウント値に計数率乗算器40で計数率を乗算し
たものが不感帯カウンタ44でカウントされ、不
感帯記憶装置50に記憶されるのが不感帯カウン
トである。こゝで巻戻しカカウンタ30のカウン
ト値は巻戻しが進むにつれて大きくなるものであ
るから不感帯カウントも対応して大きくなる値で
ある。 第2図はリング・カウンタのタイミングの機能
ダイヤグラムで、帯板破断検出装置の動作の説明
の参照に示したものである。 帯板破断検出装置はデジタルであつて、次のよ
うな考え方に基くものである。即ち、材料の連続
した帯が巻戻しリール12から巻取りリール16
に送られる正常なミル動作に対しては、巻取りリ
ール16の回転の均一な増加が巻戻しリール12
の回転のいや増す増加をきたすという考え方に基
くものである。 公知のように、パルス発生器は、該発生器の回
転の関数である出力パルスを発生する。かくて、
例えば、モータ24で駆動されるパルス発生器2
8は、巻取りリール16の回転変位の直接の関数
であるパルスを発生する。同様にして、パルス発
生器26は、巻戻しリール12の回転変位の直接
の関数であるパルスを発生する。これ等のパルス
は夫々のカウンタ32と30によつてカウントと
して蓄えられる。 巻取りカウンタ32は次のようにセツトされ
る。即ち、全破断検出装置に対するシーケンス・
コントローラ62をトリガーし、かくして、破断
が帯板に生じたか否かを検出するサンプリング期
間を確立するようにセツトされる。72におい
て、オペレータの手動調節かまたは遠隔のコンピ
ユータによつて、サンプル期間調節装置34が、
巻取りリール16の回転の一部分を表わす或る数
のパルス数に対してセツトされる。この際留意す
べきことは、一旦デジタル・サンプリングがセツ
トされると、これ等サンプリングの間隔は巻取り
リール16の速度の関数として様々のリアル・タ
イム期間に亘つて生じるではあろうが、このデジ
タル・サンプリングは一定のまゝであるというこ
とである。別の云い方をすれば、10から0迄数
え下ろすのに、或る時にはこれは「X」ミリ秒で
行われ、一方他の時には10から0迄数えるのに
「Y」ミリ秒しか要しないということである。例
えば調節装置34が、巻戻しリール16の5度の
回転を表わす10カウントに対してセツトされたと
する。巻取りカウンタ32は10から0迄カウン
トし、次いで装置は、破断が生じたかどうかを決
定する。正常の処理の下ではこのプロセスが反復
される。説明が進むにつれて、材料の破断が生じ
た時に前記の反復行為がどのようにして中断され
るかがわかるであろう。 帯板破断検出装置はまた、入つてくる帯板の不
ぞろいに基因するミル圧下率の突然の変化或はミ
ルの自動ゲージ制御(AGC)装置の動作より起
きる過渡的状態等に応答しない点迄、装置の感度
を落とす装置も有する。この特徴は計数率乗算器
40によつて与えられ、この乗算器は、巻戻しカ
ウンタ30よりのカウントを受け、このカウント
の或る百分率、例えば1%,2%等の不感帯カウ
ンタ44に加える。不感帯カウンタ44に加えら
れるカウントの百分率は、計数率乗算器40に接
続された不感帯調節器42によつて調節可能であ
る。通常の不感帯百分率は、74において、オペ
レータより手動で或はコンピユータより確立され
る。更にまた、オペレータによる手動により或は
完全に電算化された処理ラインに対しては遠隔の
コンピユータにより、ミル速度の変化の間不感帯
を増すための装置が76に設けられている。不感
帯カウント自体は、ますます増加する巻戻しカウ
ントの或る有限の百分率なので、間もなく説明さ
れるように、不感帯記憶装置#1と不感帯記憶装
置#2によつて不感帯カウントの大きさを更新す
るようにされている。 巻取りリール16は第1図に見られる様に材料
を左方に引張り、一方巻戻しリール12はこの引
張りに抵抗を与えて材料を右方に引張ろうとし、
かくて材料に張力を与える。材料張力が生じる
と、(図示しない装置によつて)時刻t1(第1図お
よび第2図)において、オペレータかまたはコン
ピユータの信号が圧延工程を開始する。 第1図および第2図に示すように、時刻t1にお
いて、リング・カウンタ63は、巻取りカウンタ
32と巻戻しカウンタ30と不感帯カウンタ44
とをリセツトさせる信号を送る。次いで、時刻t2
において、サンプル期間調節装置34よりの出力
信号が巻取りカウンタ32に送られる。時刻t3
リング・カウンタ63はタイミング・パルスを送
り、巻戻しカウンタ30は順カウントし、巻取り
カウントは逆カウントし、不感帯カウンタ44は
順カウントする。 巻戻しカウンタ30のカウントはモリ#136
に加えられ、不感帯カウンタ44のカウントは同
時に不感帯記憶装置#1 48に加えられる。 巻取りカウンタ32が0迄カウントして信号t4
がタイミング回路70に送られると、このタイミ
ング回路はリング・カウンタ63に信号t4を与
え、今度はこのリング・カウンタが、信号を巻戻
しカウンタ30と不感帯カウンタ44に送り、そ
れ以上のカウントを阻止する。 時刻t5では、信号はタイミング回路70からリ
ング・カウンタ63に送られ、このリング・カウ
ンタは、メモリ#1 36内のメモリカウントを
モリ#2 38にまた不感帯記憶装置#1 48
内のカウントを不感帯記憶装置#2 50に移す
信号を出す。時刻t6では、リング・カウンタ63
は、巻戻しカウンタ30に信号を与えてその情報
をメモリ#1 36に移し、また不感帯カウンタ
44に信号を与えてその内容を不感帯記憶装置
#1 48に移す。時刻t7では、リング・カウン
タ63は減算器#1 46と減算器#2 52に
信号を送る。減算器#1は次の演算を行い メモリ#2−メモリ#1=△ 減算器#2は次の演算を行う 不感帯(D.B)−△ 時刻t8では保留が存する。この保留とは、本質的
に、減算処理が完了されること即ちビツトの喪失
が無いことを確実にするためにその先の動作を遅
らせるこを意味する時刻t9では、リング・カウン
タ63は信号(論理1)をナンドゲート58に送
り、このゲートは次いで決定を出力する。この論
理1は、すべてが正常であつて破断の発生がない
ということを示し、またこの論理1はリング・カ
ウンタ63にも送られ、プロセスが反復される
(実際には、循環桁上げ論理1はt1になる。) t7とt8で起きたことは、減算器#1が、メモリ
#1内のカウントがメモリ#2内のカウントより
も大きいか否かを決定することである。正常な状
態ではこれはその通りである、というのは既に述
べたように、帯板は破断していず、巻戻しリール
の巻戻し径が減少しつつあるので、巻戻しカウン
タ30内のカウントは絶えず増加しつゞけ、また
メモリ#1内の情報はメモリ#2内の情報よりも
よい新しいものだからである。(ついでに云うと、
不感帯記憶装置48と50についても同じことが
云える、即ち、不感帯記憶装置#1内の情報は不
感帯記憶装置#2内の情報よりも新しい)。メモ
リ#1>メモリ#2の場合には、ナンドゲート5
8は論理1を出力する。(減算器#2は依然とし
てD.B−△の動作を行うであろうが、論理回路5
4即ちノアゲート56およびナンドゲート58
は、論理1がリング・カウンタ63に入力される
ことを保証するように配されている)。 或る過渡状態の間は、例えばメモリ#2内のカ
ウントがメモリ#1内のカウントよりも大きくし
かも帯板には何等破断が生じていないことがあ
る。帯板破断装置は、メモリ#2のカウントが不
感帯記憶装置#250内の不感帯カウントに等し
いかまたはそれ以上の大きさだけメモリ#1内の
カウントを超える迄警報が出されることのないよ
うに、感度を落される。要するに、メモリ#2内
のカウントが、不感帯(D.B)よりも小さい分△
だけメモリ#1内のカウントを超えると、減算器
#2 52がこれを認知し、時刻t9においてナン
ドゲート58より論理1を生じる適当な信号をノ
アゲート56に送る。他方において若し△≧D.B
ならば、減算器#2が、ナンドゲート58より論
理0の出力を生じる適当な論理信号をノアゲート
56に送る。論理1は、帯板破断コントローラ6
4に対して正常動作を示し、該コントローラ64
への論理0は、警報および表示装置66ミル非常
停止装置68とを始動させる。 破断検出装置の動作を更に明らかにするため
に、こゝに幾つかの数値例を考えてみる。メモリ
#1、メモリ#2および不感帯に対して選ばれた
10進数は、その大きさは殆んどの場合実際の情況
では非現実的であろうが、説明を簡単にするため
に故意に小さくとつてある。更に、便宜上の理由
だけから、カウントは2進コードで表わされてい
るが、その他のコードを用いてもよい。 見る人に便なように、こゝで採用する2進法を
次の表にコードで表わしておく。 10進法 2進法 0 00000 5 00101 10 01010 11 01011 13 01101 17 10001 19 10011 20 10100 25 11001 30 11110 これ等の数の負の数は、その数の1の補数によ
つて得られる、即ち−30=00001である。 正常な処理状態においては、メモリ#1内のカ
ウントは絶えず増しつゞけ、従つて、メモリ#1
内のカウントはモリ#2内のカウントよりも大き
い。このことは、一寸考えてみれば、メモリ#1
は後の情報を有するのに対してメモリ#2はモリ
#1よりも先に情報を得ることからわかる。 先づ、メモリ#1は30カウントを表わし、メモ
リ#2は13カウントを有し、不感帯記憶装置#2
は20カウントを有するとする。 減算器#1 46内では、メモリ#2−メモリ
#1=△の演算が行われる。即ち メモリ#2=13=01101 −)メモリ#1=30=11110 −17=01110 上記の2進減算の演算に当つては桁上げは現れ
ず、これはインバータ55への論理0であり、こ
のインバータはこの時論理1をノアゲート56に
入力する。減算器#2 52内では、D.B−△の
減算が行われる、即ち D.B=10=01010 −) △=−17=01110 27=11011 やはり桁上げは現れず、これはノアゲート56の
他方の入力が論理0であることを示す。このよう
に入力が0と1なので、ノアゲート56はナンド
ゲート58の入力に0を送る。時刻t9において、
論理1がナンドゲート58の入力に送られ、この
ナンドゲート58は、リング・カウンタ63への
循環桁上げである論理1を出力し、t1からt9への
シーケンスが反復される。 この発明の実際の状態では、すぐにそれ自身直
るものではあるが、入つてくる帯板たは場合によ
つてはミルの自動ゲージ制御(AGC)装置の動
作の不整に基因するミルの圧下率の突然の変化が
ある時には、ミルの工程に過渡状態が生じる。こ
の過渡状態において、メモリ#2 38内のカウ
ントは一時的にメモリ#1 36内のカウントよ
りも大きくなることがある。云う迄もなく、この
ような状態が起きた時に警報装置をトリガすると
いうことは、役立つどころか寧ろ崩かい
(disruptive)するだけであろう。装置の感度を
落すため、メモリ#2とメモリ#1との差△が不
感帯D.Bに等しいかまたはそれを超えなければ警
報が出されないように不感帯範囲が設けられる。
以下述べる3つの例はこの特徴を明らかにする一
助となろう。 メモリ#2内のカウントがメモリ#1内のカウ
ントよりも大きいが、その差△は不感帯(D.B)
カウントよりも小さいと仮定する。特に、メモリ
#2=30、メモリ#1=25、不感帯(D.B)は10
であるとする。 減算器#1 46内では次の演算が行われる、
即ち、メリ#2−メモリ#1=△ メモリ#2= 30 1 1 1 1 0 メモリ#1=−25 0 0 1 1 0 ―0 0 1 0 0 | | | ―――――→1 ―――――――― 0 0 1 0 1=+5=△ 生じた桁上げは論理1であり、この論理1はイン
バータ55で反転され、ノアゲート56への一方
の入力として論理0がつくられる。D.B−△の演
算は減算器#2 52内で行われる、即ち D.B=10 0 1 0 1 0 △=−5 1 1 0 1 0 ―0 0 1 0 0 | | | ―――――→1 ―――――――― 0 0 1 0 1 減算器#2 52はかくて論理1をノアゲート5
6に送る。このノアゲーテはこの時入力1と0を
有し、ナンドゲート58への一方の入力として論
理0を出力する。ナンドゲート58が時刻t9にお
いて論理1を受けると、該ゲートは、リング・カ
ウンタ63への循環桁上げである論理1を出力
し、このシーケンスが反復される。差即ち5カウ
ントは不感帯カウント10より小さいので、たと
えメモリ#2がメモリ#1より大きくても警報は
鳴らされない。 次に、2番目の状態として、メモリ#2のカウ
ントがメリ#1のカウントよりも大きく、差即ち
△が不感帯と全く等しいと仮定する。特に、メモ
リ#2=30、メモリ#1=20、D.B=10とする。
減算器#1 46はメリ#2−メモリ#1=△の
演算を行う、即ち メモリ#2= 30 1 1 1 1 0 メモリ#1=−20 0 1 0 1 1 ―0 1 0 0 1 | | | ―――――→1 ―――――――― 0 1 0 1 0=△ 桁上げの論理1はインバータ55で反転され、論
理0がノアゲート56の一方の入力として加えら
れる。減算器52は次の演算を行う、即ちD.B−
△ D.B= 10 0 1 0 1 0 △=−10 1 0 1 0 1 1 1 1 1 1=0 桁上げ生ぜず、論理0がノアゲート56に送られ
る。ノアゲートはこの時入力0,0を有し、1を
出力する。論理1が時刻t9においてナンドゲート
58に加えられると、該ゲートは帯板破断コント
ローラ64に0を出力する。警報はの時作動さ
れ、ミルは停止される。 最後に、3番目は(これは破断がる時に最も起
きやすいが)メモリ#2がメモリ#1より大き
く、差△がD.Bよりも大きい場合である。この時
メモリ#2は30、メモリ#1=19,D.B=10と仮
定する。減算器#1 46は、メモリ#2−メモ
リ#1=△の演算を行う、即ち メモリ#2= 30 1 1 1 1 0 メモリ#1=−19 0 1 1 0 0 ―0 1 0 1 0 | | | ―――――→1 ―――――――― 0 1 0 1 1=11 桁上げの論理1はインバータ55に送られ、この
インバータ55はノアゲート56に論理0を送
る。演算器# 52は次の演算を行う、即ちD.B
−△ D.B= 10 0 1 0 1 0 △=−11 1 0 1 0 0 1 1 1 1 0=−1 桁上げは生ぜず、ノアゲート56は論理0を受け
る。ノアゲート56への入力はこの時0,0で、
論理1を出力する。ナンドゲート58が時刻t9
おいてオンされると該ゲートは論理0を出力し、
警報は△=D.Bの状態において前述したと全く同
様に作動される。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の帯板破断検出装置の一実施
例のブロツクダイヤグラム、第2図は第1図に示
した実施例のシーケンス・コントローラの機能的
なブロツク・ダイヤグラムを示す。 12……巻戻しリール、16……巻取リール、
30……巻戻しカウンタ、32……巻取りカウン
タ、36……第1メモリ、38……第2メモリ、
44……不感帯カウンタ、46……第1減算器、
48……第1不感帯記憶装置、50……第2不感
帯記憶装置、52……第2減算器、54……論理
回路、62……シーケンス・コントローラ、64
……帯板破断コントローラ、66……警報および
表示装置、68……ミル非常停止装置、70……
タイミング回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯板材が巻戻しリールから巻取りリールに繰
    り出されている処理ラインの帯板破断検出装置に
    おいて、 カウントシーケンスを実行する複数の指令信号
    を供給するシーケンス・タイミング手段、 上記巻取りリールの回転変位の関数であるサン
    プリング期間間隔をカウントするために上記巻取
    りリールに連結され、上記シーケンス・タイミン
    グ手段からの指令に基づいて、上記サンプリング
    期間間隔がカウントされると上記シーケンス・タ
    イミング手段に始動信号を供給する巻取りカウン
    タ、 上記巻戻しリールに連結され、上記シーケン
    ス・タイミング手段からの指令に基づいて、上記
    サンプリング期間間隔にわたつて上記巻戻しリー
    ルの回転をカウントし、上記始動信号に基づく上
    記シーケンス・タイミング手段からの指令に基づ
    いて上記カウントを停止する巻戻しカウンタ、 この巻戻しカウンタに接続され、上記シーケン
    ス・タイミング手段からの指令に基づいて、今回
    のサンプリング期間間隔の上記巻戻しカウンタの
    カウントを受信する第1のメモリ手段、 この第1のメモリ手段に接続され、上記シーケ
    ンス・タイミング手段からの指令に基づいて、前
    回のサンプリング期間間隔の上記巻戻しカウンタ
    のカウントを受信する第2のメモリ手段、 上記第1及び第2のメモリ手段に接続され、上
    記シーケンス・タイミング手段からの指令に基づ
    いて、{(第2のメモリ手段のカウント)−(第1の
    メモリ手段のカウント)=差分Δ}の減算を行う
    第1の減算手段、 上記巻戻しカウンタに接続され、上記シーケン
    ス・タイミング手段からの指令に基づいて、上記
    巻戻しカウンタのカウントに計数率を乗算して求
    めた不感帯カウントを供給する不感帯カウント手
    段、 この不感帯カウント手段及び上記第1の減算手
    段に接続され、上記シーケンス・タイミング手段
    からの指令に基づいて、{不感帯カウント−差分
    Δ}の減算を行う第2の減算手段、 並びに 上記第1及び第2の減算手段に接続され、上記
    シーケンス・タイミング手段からの指令に基づい
    て、上記差分Δが上記不感帯カウントよりも小さ
    いときには上記カウントシーケンスを反復するよ
    うに上記シーケンス・タイミング手段に第1の論
    理信号を供給し、上記差分Δが上記不感帯カウン
    トと等しいか又は上記不感帯カウントよりも大き
    いときには上記帯板材の破断が生じたことを示す
    第2の論理信号を供給する論理回路手段 を備えたことを特徴とする帯板破断検出装置。
JP9003180A 1979-07-03 1980-07-03 Strip rupture detector Granted JPS5611381A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/054,516 US4272688A (en) 1979-07-03 1979-07-03 Strip break detector system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5611381A JPS5611381A (en) 1981-02-04
JPH0229998B2 true JPH0229998B2 (ja) 1990-07-03

Family

ID=21991629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9003180A Granted JPS5611381A (en) 1979-07-03 1980-07-03 Strip rupture detector

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US (1) US4272688A (ja)
JP (1) JPS5611381A (ja)
FR (1) FR2464455B1 (ja)
IT (1) IT1136417B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
IT8041599A0 (it) 1980-07-02
JPS5611381A (en) 1981-02-04
FR2464455A1 (fr) 1981-03-06
FR2464455B1 (fr) 1986-04-11
US4272688A (en) 1981-06-09
IT1136417B (it) 1986-08-27

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