JPH02298885A - 超音波式物体検知方法 - Google Patents
超音波式物体検知方法Info
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- JPH02298885A JPH02298885A JP1120130A JP12013089A JPH02298885A JP H02298885 A JPH02298885 A JP H02298885A JP 1120130 A JP1120130 A JP 1120130A JP 12013089 A JP12013089 A JP 12013089A JP H02298885 A JPH02298885 A JP H02298885A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、近接して存在する物体、例えば、屋内駐車
場の駐車車両等を検知するための超音波式物体検知方法
、とくに、各物体を個々に対応する超音波センサで検知
する方法に関する。
場の駐車車両等を検知するための超音波式物体検知方法
、とくに、各物体を個々に対応する超音波センサで検知
する方法に関する。
[従来技術]
超音波式物体検知方法の一般的原理について、第4図と
第5図を用いて説明する。第4図中、A、B、Cは超音
波センサ、01゜02は車両である。各超音波センサは
、路面に向けて超音波Psを放射した後、一定のゲート
時間g内に反射波が受信されたか否かにより車両反射波
POと路面反射波Prとを判別し、車両反射波Poを受
信したときに車両01又は02の存在を検知している。
第5図を用いて説明する。第4図中、A、B、Cは超音
波センサ、01゜02は車両である。各超音波センサは
、路面に向けて超音波Psを放射した後、一定のゲート
時間g内に反射波が受信されたか否かにより車両反射波
POと路面反射波Prとを判別し、車両反射波Poを受
信したときに車両01又は02の存在を検知している。
一般的に、屋内駐車場は駐車間隔が狭い。
このよう、な場合に、各超音波センサを近接配置すると
きは、第6図及び第7図に示すように、一つの超音波セ
ンサAから放射された超音波Psが、超音波センサAの
検知領域の車両Oや周囲の建造物、配管等の障害物に反
射したり、路面から反射したりして、回り込み波PLと
して超音波センサBに受信され、誤検知されることがあ
り、相互干渉の問題を起こすことが多い。
きは、第6図及び第7図に示すように、一つの超音波セ
ンサAから放射された超音波Psが、超音波センサAの
検知領域の車両Oや周囲の建造物、配管等の障害物に反
射したり、路面から反射したりして、回り込み波PLと
して超音波センサBに受信され、誤検知されることがあ
り、相互干渉の問題を起こすことが多い。
従来、このような回り込み波による相互干渉を防止する
には、次の各種の方法が用いられている。
には、次の各種の方法が用いられている。
■第8図に示すように、隣接する超音波センサAからの
回り込み波P1の受信時刻が自己のゲート時間gよりも
常に遅くなるように、各センサA、Bの設置高さを大き
くし、かつ、全センサA、Bの送信時刻を同時にする方
法。
回り込み波P1の受信時刻が自己のゲート時間gよりも
常に遅くなるように、各センサA、Bの設置高さを大き
くし、かつ、全センサA、Bの送信時刻を同時にする方
法。
■第9図に示すように、超音波センサA。
Bの送信時刻を完全にずらす方法。
■超音波センサA、Bの送信する超音波周波数を異にす
る方法。
る方法。
■超音波センサごとに路面反射波と回り込み波の受信パ
ターンを記憶しておき、車両が検知領域に進入したとき
の受信パターンが前記受信パターンと異なることを判定
して、車両を検知する方法。
ターンを記憶しておき、車両が検知領域に進入したとき
の受信パターンが前記受信パターンと異なることを判定
して、車両を検知する方法。
■隣接する超音波センサからの受信波が充分減衰したこ
とを確認して、自己の超音波センサの次の送信を行う方
法。
とを確認して、自己の超音波センサの次の送信を行う方
法。
[解決しようとする技術課題]
しかしながら、上記各方法には、次のような欠点がある
。
。
すなわち、■と■は、隣接する超音波センサ間に、送信
時刻を同期化するため又はずらすための信号線を配設す
る必要があるほか、■は被検知物体の高さに対して超音
波センサの取付は高さを充分に大きくとれること、超音
波送受器の近傍での回り込み波がないこと、及び隣接す
る超音波センサの設置間隔を充分に広く取れることが必
要条件であるが、屋内駐車場では、このような条件を満
たすことは困難である。また、■では、多数の超音波セ
ンサを隣接配!する場合は、いずれのセンサも送信時刻
が接近しないように設置することが容易でない。
時刻を同期化するため又はずらすための信号線を配設す
る必要があるほか、■は被検知物体の高さに対して超音
波センサの取付は高さを充分に大きくとれること、超音
波送受器の近傍での回り込み波がないこと、及び隣接す
る超音波センサの設置間隔を充分に広く取れることが必
要条件であるが、屋内駐車場では、このような条件を満
たすことは困難である。また、■では、多数の超音波セ
ンサを隣接配!する場合は、いずれのセンサも送信時刻
が接近しないように設置することが容易でない。
■は超音波振動子や送信回路及び受信波フィルタなどの
仕様の異なる回路が必要となり、コストアップとなり、
■は、例えば、電源投入時や停電復帰時に車両があった
場合は、その受信パターンを記憶してしまい、検出不可
能となり、また、■は、環境条件によっては、送信周期
が充分長くないと使用できない。
仕様の異なる回路が必要となり、コストアップとなり、
■は、例えば、電源投入時や停電復帰時に車両があった
場合は、その受信パターンを記憶してしまい、検出不可
能となり、また、■は、環境条件によっては、送信周期
が充分長くないと使用できない。
この発明は、上記の各点に孟みてなされたものであり、
超音波センサの超音波送信タイミングを変更すること、
及び送信時刻からゲート時間内の受信時刻までの時間の
計測値に対する特定の処理を行うことにより、各超音波
センサが基本的には同一の構成で独立して稼動でき、し
かも、低コストで、回り込み波による相互干渉を防止で
きるようにした超音波式物体検知方法を提供しようとす
るものである。
超音波センサの超音波送信タイミングを変更すること、
及び送信時刻からゲート時間内の受信時刻までの時間の
計測値に対する特定の処理を行うことにより、各超音波
センサが基本的には同一の構成で独立して稼動でき、し
かも、低コストで、回り込み波による相互干渉を防止で
きるようにした超音波式物体検知方法を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る超音波式検知方法は、
超音波センサから検知領域に向けて送信した超音波が一
定のゲート時間内に受信されたときに、当該検知領域に
被検知物体が存在するものとして検知する超音波式物体
検知方法において、 (イ)前記超音波センサの超音波送信周期を交互に変え
、 (ロ)毎送信周期における送信時刻から前記ゲート時間
内における受信時刻までの時間を計測し、 (ハ)各送信周期における前記計測値を順次比較して、 (ニ)前記計測値が少なくとも連続3回以上同一である
場合に、当該検知領域に被検知物体が存在するものと判
定すること、 を特徴とする。
定のゲート時間内に受信されたときに、当該検知領域に
被検知物体が存在するものとして検知する超音波式物体
検知方法において、 (イ)前記超音波センサの超音波送信周期を交互に変え
、 (ロ)毎送信周期における送信時刻から前記ゲート時間
内における受信時刻までの時間を計測し、 (ハ)各送信周期における前記計測値を順次比較して、 (ニ)前記計測値が少なくとも連続3回以上同一である
場合に、当該検知領域に被検知物体が存在するものと判
定すること、 を特徴とする。
[作用]
この発明に係る超音波式物体検知方法を実施するには、
超音波センサを単独で使用する場合と、複数個を隣接し
て設置使用する場合とがあり得る。
超音波センサを単独で使用する場合と、複数個を隣接し
て設置使用する場合とがあり得る。
複数個を近接して用いる場合は、それぞれの超音波セン
サの送信周期は、重複しないように設定される。また、
近接する超音波センサのうち、少なくとも一つの超音波
センサの送信周期が交互に変えられる。
サの送信周期は、重複しないように設定される。また、
近接する超音波センサのうち、少なくとも一つの超音波
センサの送信周期が交互に変えられる。
そして、毎送信周期における送信時刻と前記ゲート時間
内における被検知物体からの反射波の受信時刻との時間
差が計測され、記憶される。
内における被検知物体からの反射波の受信時刻との時間
差が計測され、記憶される。
次いで、各送信周期における前記計測値が順次比較され
、その結果が記憶される。
、その結果が記憶される。
前記計測値の一致が連続検定において少なくとも連続3
回以上判定された場合は、当該検知領域に被検知物体が
存在するものと判定され、物体の存在が検知される。
回以上判定された場合は、当該検知領域に被検知物体が
存在するものと判定され、物体の存在が検知される。
[実施例]
次に、この発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は、この発明方法を実施するなめに使用される超
音波センサの一例の構成を示す。
音波センサの一例の構成を示す。
同図において、1は送信回路、2は超音波送受器、3は
受信回路、4は発振回路、5はタイミング作成回路、6
は周期切替回路、7は処理部である。
受信回路、4は発振回路、5はタイミング作成回路、6
は周期切替回路、7は処理部である。
タイミング作成回路5から処理部7までの構成要素以外
は、従来の超音波センサにおいて周知である。
は、従来の超音波センサにおいて周知である。
タイミング作成回路5は、発振回路4から入力するクロ
ックを用いて動作し、周期切替回路5から与えられる設
定値に基いて、送信回路1による送信タイミングと、受
信回路3の受信タイミング、すなわち、超音波送受器2
による超音波送信時刻から一定の時間ゲートを開放させ
るためのタイミングとを設定して、各送信タイミングに
合わせて、送信回路1に駆動信号aを、周期切替回路6
に切替信号すを、さらに処理部7に処理指令信号Cをそ
れぞれ出力し、また、受信タイミングに合わせて受信回
路のゲート3aに駆動信号dを出力する。
ックを用いて動作し、周期切替回路5から与えられる設
定値に基いて、送信回路1による送信タイミングと、受
信回路3の受信タイミング、すなわち、超音波送受器2
による超音波送信時刻から一定の時間ゲートを開放させ
るためのタイミングとを設定して、各送信タイミングに
合わせて、送信回路1に駆動信号aを、周期切替回路6
に切替信号すを、さらに処理部7に処理指令信号Cをそ
れぞれ出力し、また、受信タイミングに合わせて受信回
路のゲート3aに駆動信号dを出力する。
周期切替回路6は、タイミング作成回路5より切替信号
すを入力するたびに、少なくとも2種類−組の周期T、
、T2を設定するための信号eを交互にタイミング作成
回路5に出力するものである0周期71 r ’r2は
、送信回路1による超音波送信周期であり、既知の技術
により、任意の具体値に設定可能である。
すを入力するたびに、少なくとも2種類−組の周期T、
、T2を設定するための信号eを交互にタイミング作成
回路5に出力するものである0周期71 r ’r2は
、送信回路1による超音波送信周期であり、既知の技術
により、任意の具体値に設定可能である。
この発明に係る超音波センサの送信周期は、この超音波
センサを送信周期が1種類で一定な既知の超音波センサ
と混用する場合は2種類で充分であるが、複数個の超音
波センサの設置間隔が比教的狭い場合は、相互干渉防止
のため、隣接する超音波センサの送信周期をそれぞれ異
にすることが望ましいので、この場合は、各センサが2
種類二組の周期T1゜T2.T3.T4を設定可能なも
のを用い、任意に一方の組の送信周期を選択できる選択
スイッチなどを備えて、隣接するセンサごとにそれぞれ
異なる組の周期を選択して使用することが良い。
センサを送信周期が1種類で一定な既知の超音波センサ
と混用する場合は2種類で充分であるが、複数個の超音
波センサの設置間隔が比教的狭い場合は、相互干渉防止
のため、隣接する超音波センサの送信周期をそれぞれ異
にすることが望ましいので、この場合は、各センサが2
種類二組の周期T1゜T2.T3.T4を設定可能なも
のを用い、任意に一方の組の送信周期を選択できる選択
スイッチなどを備えて、隣接するセンサごとにそれぞれ
異なる組の周期を選択して使用することが良い。
処理部7は、マイクロコンピュータで構成されており、
第2図に示すように、制御手段71と、計測手段72と
、記憶手段73と、演算手段74と、連続検定手段75
と、感知出力手段76とを有している。
第2図に示すように、制御手段71と、計測手段72と
、記憶手段73と、演算手段74と、連続検定手段75
と、感知出力手段76とを有している。
制御手段71は、タイミング作成図F#I5から処理指
令信号Cを入力すると、これに基いて、受信回路3のゲ
ート3aからの入力の有無を監視し、計測手段72に送
信時刻から前記ゲート3aが開放されている間における
ゲートからの入力時刻までの時間Tpを計測させ、その
計測値を記憶手段73に記憶させる。
令信号Cを入力すると、これに基いて、受信回路3のゲ
ート3aからの入力の有無を監視し、計測手段72に送
信時刻から前記ゲート3aが開放されている間における
ゲートからの入力時刻までの時間Tpを計測させ、その
計測値を記憶手段73に記憶させる。
また、制御手段71は、このようにして順次記憶される
計測値のうち、順次前後の計測値を用いて、演算手段7
4に一周期の時間Tpkが前周期の時間T p (k−
1)とある偏差ΔT以内に入っているか否かを判別する
。
計測値のうち、順次前後の計測値を用いて、演算手段7
4に一周期の時間Tpkが前周期の時間T p (k−
1)とある偏差ΔT以内に入っているか否かを判別する
。
すなわち、次の関係式が成立するか否かを調べる。
Tpk+ΔT>Tp(k−1)>Tpk−ΔTここで、
Tpkは今周期の時間、 Tp (k−1)は前周期の時間、 ΔTは一定時間で、例えば1ms。
Tpkは今周期の時間、 Tp (k−1)は前周期の時間、 ΔTは一定時間で、例えば1ms。
そして、この演算結果である関係式の成否を記憶手段7
3に順次記憶される。
3に順次記憶される。
連続検定手段75は、記憶された演算結果(関係式成否
)を順次検定して、成立が連続して3回以上あるか否か
を判定し、3回以上あるときは出力する。
)を順次検定して、成立が連続して3回以上あるか否か
を判定し、3回以上あるときは出力する。
これにより、感知出力手段76は、当該検知領域に車両
が存在することを意味する検知信号を出力する。
が存在することを意味する検知信号を出力する。
上記超音波センサを用いて、今、第3図におけるセンサ
Aは送信周期Tt(60ms>、T2 (70ms)
で交互に送信し、センサBは送信周期Ts (80m
s > 、Ta (100m5)で交互に送信するも
のとし、センサBの検知領域に車両が存しない状態でセ
ンサAからBへ、配管等の障害物O又は車両を介して、
あるいは路面を介して超音波の周り込み波pit 、P
I3が至る場合を考える。
Aは送信周期Tt(60ms>、T2 (70ms)
で交互に送信し、センサBは送信周期Ts (80m
s > 、Ta (100m5)で交互に送信するも
のとし、センサBの検知領域に車両が存しない状態でセ
ンサAからBへ、配管等の障害物O又は車両を介して、
あるいは路面を介して超音波の周り込み波pit 、P
I3が至る場合を考える。
センサAの受信回路3には、第3図(イ)に示すように
、各送信周期T1 、T2において超音波Ps放射後、
ゲート時間gを経過した一定時間を後に、センサAの路
面反射波Prを受信する。
、各送信周期T1 、T2において超音波Ps放射後、
ゲート時間gを経過した一定時間を後に、センサAの路
面反射波Prを受信する。
これに対して、センサBでは、第3図(ロ)に示すよう
に、第一周期T、においては、そのゲート時間内にセン
サAの送信時点からtl後にセンサAからの障害物を介
しての回り込み波Pl!を、その後に、センサBの路面
反射波Prを、さらに、センサAの送信時点からt2後
にセンサAからの路面を介しての回り込み波P12を受
信する。
に、第一周期T、においては、そのゲート時間内にセン
サAの送信時点からtl後にセンサAからの障害物を介
しての回り込み波Pl!を、その後に、センサBの路面
反射波Prを、さらに、センサAの送信時点からt2後
にセンサAからの路面を介しての回り込み波P12を受
信する。
センサAからの回り込み波Pil 、PI3がセンサB
で受信される時間は、常にセンサAの送信時点よりtl
、t2の一定であるのに対して、センサA、Bの送信
周期T1〜T4は互いに異なるから、センサBの送信時
点からPit 、PI3までの時間は、センサAの送信
周期に応じて当然変動し、センサBの第一送信時では送
信時点からゲート内で受信したP1工の受信時点までの
時間がtlであるのに対して、第二送信時では送信時点
からゲート内で受信したPI3の受信時点までの時間が
T P 2となり、TPIより明らかに小さくなり、さ
らに、第三送信時には、送信時点からゲート内で受信し
たPI3の受信時点までの時間がTp3となり、TPl
lT P zよりも明らかに大きい、センサBのゲート
内に受信しない場合もあり得る。
で受信される時間は、常にセンサAの送信時点よりtl
、t2の一定であるのに対して、センサA、Bの送信
周期T1〜T4は互いに異なるから、センサBの送信時
点からPit 、PI3までの時間は、センサAの送信
周期に応じて当然変動し、センサBの第一送信時では送
信時点からゲート内で受信したP1工の受信時点までの
時間がtlであるのに対して、第二送信時では送信時点
からゲート内で受信したPI3の受信時点までの時間が
T P 2となり、TPIより明らかに小さくなり、さ
らに、第三送信時には、送信時点からゲート内で受信し
たPI3の受信時点までの時間がTp3となり、TPl
lT P zよりも明らかに大きい、センサBのゲート
内に受信しない場合もあり得る。
このように、センサBの送信時点から回り込み波の受信
時までの時間が一定でないため、回り込み波は、 Tpk+ΔT>T p (k−1)>T p k−ΔT
の条件を満足することがない。
時までの時間が一定でないため、回り込み波は、 Tpk+ΔT>T p (k−1)>T p k−ΔT
の条件を満足することがない。
これに対して、センサBの検知領域に車両が存在し、セ
ンサBの回り込み波がない場合を考えると、センサBは
そのゲート内に車両反射波を受信し、しかも、いずれの
周期においても、送信時点から受信時点までの時間To
は上記関係式の条件を満足する。
ンサBの回り込み波がない場合を考えると、センサBは
そのゲート内に車両反射波を受信し、しかも、いずれの
周期においても、送信時点から受信時点までの時間To
は上記関係式の条件を満足する。
上記センサA、Bの送信周期71 、T2、T、、T2
において、各センサからの回り込み波がセンサBに同時
刻に(センサBの送信時点から同一時間Tp内に)3周
期連続して受信する場合があるか否かを第3図上部に例
示する3つの反射点からの回り込み波P11゜PI3
、PI3のあらゆる組合わせについて、シミュレーショ
ンにより調べた。
において、各センサからの回り込み波がセンサBに同時
刻に(センサBの送信時点から同一時間Tp内に)3周
期連続して受信する場合があるか否かを第3図上部に例
示する3つの反射点からの回り込み波P11゜PI3
、PI3のあらゆる組合わせについて、シミュレーショ
ンにより調べた。
第1回り込み波Pi1は、1〜10m5を第2回り込み
波Pi、は、11〜20m5を、第3回り込み波P12
は、21〜30m5をそれぞれ1ms単位で変化させて
、これら三つの波の全ての組合わせについて調べたが、
センサAの100周期の間にセンサAからの回り込み波
が3周期連続してセンサBの同時間Tpに受信される回
り込み波の組合わせはなかった。
波Pi、は、11〜20m5を、第3回り込み波P12
は、21〜30m5をそれぞれ1ms単位で変化させて
、これら三つの波の全ての組合わせについて調べたが、
センサAの100周期の間にセンサAからの回り込み波
が3周期連続してセンサBの同時間Tpに受信される回
り込み波の組合わせはなかった。
以上の事実から、3周期連続検定を行えば、他のセンサ
からの干渉による誤検知を排除できると、言うことがで
きる。
からの干渉による誤検知を排除できると、言うことがで
きる。
[この発明の効果]
以上に説明したように、この発明に係る物体検知方法は
、超音波センサの送信周期を交互に変え、毎送信周期に
おける送信時刻からゲート時間内における受信時刻まで
の時間を計測し、各送信周期における計測値を順次比較
して、前記計測値が少なくとも連続3回以上同一である
か否かを判別して、同一である場合に、当該検知領域に
被検知物体が存在するものと判定するようにしたもので
あるから、回り込み波による相互干渉を防止できる。そ
して、複数個の超音波センサを隣接設置する場合にも、
各超音波センサは基本的には同一の構成で独立して稼動
でき、センサ間に同期のための配線を必要としないので
、設備コストも低減される。
、超音波センサの送信周期を交互に変え、毎送信周期に
おける送信時刻からゲート時間内における受信時刻まで
の時間を計測し、各送信周期における計測値を順次比較
して、前記計測値が少なくとも連続3回以上同一である
か否かを判別して、同一である場合に、当該検知領域に
被検知物体が存在するものと判定するようにしたもので
あるから、回り込み波による相互干渉を防止できる。そ
して、複数個の超音波センサを隣接設置する場合にも、
各超音波センサは基本的には同一の構成で独立して稼動
でき、センサ間に同期のための配線を必要としないので
、設備コストも低減される。
第1図は、この発明方法の実施に使用する超音波物体検
知装置の構成を示すブロック図、第2図は処理部の機能
ブロック図、第3図は本発明方法の動作を説明するため
タイムチャート、第4図は超音波センサの一般的使用状
況を示す略図、第5図は超音波式物体検知の原理を説明
するタイムチャート、第6図は隣接設置されている超音
波センサにおける回り込み波の伝播状況を示す図、第7
図は回り込み波による誤検知を防止する従来方法の一例
を説明するタイムチャート、第8図は従来方法の他の例
を説明するタイムチャート、第9図は従来方法のさらに
他の例を説明するタイムチャートである。 特許出願人 日本信号株式会社 第is 第4図 第5r!A ll6 rjj!J
知装置の構成を示すブロック図、第2図は処理部の機能
ブロック図、第3図は本発明方法の動作を説明するため
タイムチャート、第4図は超音波センサの一般的使用状
況を示す略図、第5図は超音波式物体検知の原理を説明
するタイムチャート、第6図は隣接設置されている超音
波センサにおける回り込み波の伝播状況を示す図、第7
図は回り込み波による誤検知を防止する従来方法の一例
を説明するタイムチャート、第8図は従来方法の他の例
を説明するタイムチャート、第9図は従来方法のさらに
他の例を説明するタイムチャートである。 特許出願人 日本信号株式会社 第is 第4図 第5r!A ll6 rjj!J
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 超音波センサから検知領域に向けて送信した超音波の反
射波が一定のゲート時間内に受信されたときに、当該検
知領域に被検知物体が存在するものとして検知する超音
波式物体検知方法において、 (イ)前記超音波センサの超音波送信周期を交互に変え
、 (ロ)毎送信周期における送信時点から前記ゲート時間
内における受信時点までの時間を計測し、 (ハ)各送信周期における前記計測値を順次比較して、 (ニ)前記計測値が少なくとも連続3回以上同一である
場合に、当該検知領域に被検知物体が存在するものと判
定すること、 を特徴とする超音波式物体検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1120130A JPH02298885A (ja) | 1989-05-13 | 1989-05-13 | 超音波式物体検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1120130A JPH02298885A (ja) | 1989-05-13 | 1989-05-13 | 超音波式物体検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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1989
- 1989-05-13 JP JP1120130A patent/JPH02298885A/ja active Pending
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