JP2940324B2 - 超音波距離計 - Google Patents

超音波距離計

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JP2940324B2 JP1693A JP1693A JP2940324B2 JP 2940324 B2 JP2940324 B2 JP 2940324B2 JP 1693 A JP1693 A JP 1693A JP 1693 A JP1693 A JP 1693A JP 2940324 B2 JP2940324 B2 JP 2940324B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波信号を送出し、
該超音波信号の物体による反射信号を受信して、物体ま
での距離を算出する超音波距離計に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の超音波距離計は、例えば
図4に示すように、CPU1から送出される送信タイミ
ング信号によって駆動信号発生器2を駆動し、該駆動信
号発生器2からの駆動信号をドライバを介して超音波送
波器4に供給し、これにより超音波送波器4から所定の
周波数の超音波信号を所定パルス幅および所定パルス間
隔で送出する。この超音波信号は、超音波信号の送出方
向に存在する例えば先行車両等の図示しない物体で反射
され、超音波受波器5で受信される。超音波受波器5で
受信された反射信号は増幅器6で増幅され、所定の周波
数特性を有する帯域フィルタ7で濾波された後、検波回
路8に供給される。検波回路8は帯域フィルタ7で濾波
された反射信号から包絡線検波し、この包絡線検波した
信号をゲート回路9に供給する。このゲート回路9は、
前記超音波送波器4から超音波受波器5に直接伝達され
る回り込み波の影響を防止するためのものであり、これ
らの信号が継続する所定期間(すなわち、反射波検出不
能時間)、検波回路8からの検波信号をマスキングす
る。図5(a)はCPU1から送信される送信タイミン
グ信号を示しているが、ゲート回路9による波形マスキ
ングは図5(b)に示すように出力され、斜線で示す前
記回り込み信号をマスクし、この期間が反射波検出不能
時間となっている。
【0003】ゲート回路9による波形マスキングによる
反射波検出不能時間の終了後にゲート回路9はゲート開
となるゲート信号を図5(c)に示すように発生し、こ
のゲート信号で前記超音波受波器5で受信される反射信
号をゲートし、コンパレータ10に供給する。コンパレ
ータ10は、前記ゲート信号でゲートされた反射信号を
しきい値設定手段11からの所定のしきい値信号と比較
し、例えば反射信号のレベルがしきい値信号のレベルよ
りも大きい場合、CPU1に高レベル信号を供給する。
CPU1は、前記送信タイミング信号の発生時点からコ
ンパレータ10の高出力レベル信号が供給される時点ま
での時間を計測し、この時間に基づいて物体までの距離
を演算し、距離表示器12に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の超音波
距離計では、予め設定した送信時間および超音波送波器
の残響時間に依存する超音波受波器への図5(b)に示
す回り込み波の継続時間中に、反射超音波信号を受信で
きず、この結果近距離の計測が困難であるという問題が
ある。
【0005】また、極力近距離の計測を行うためには、
マスキング時間を短くするとともに、前記しきい値設定
手段で設定されるしきい値レベルを図6(a)に示すよ
うに残響回り込み波を検出しない程度にまで増大する必
要があるが、このようにすると、図6(b)に示すよう
に、低レベルである遠距離からの反射波を検出すること
ができなくなるという問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、近距離から遠距離までの測定
を適確に行うことができる超音波距離計を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の超音波距離計は、超音波信号を送出する送
出手段と、該送出手段から送出される超音波信号が物体
に当たって反射された反射信号を受信する受信手段と、
近距離物体からの反射信号を検出すべく前記超音波信号
の送出タイミングの後の比較的接近した時刻に近距離ゲ
ート信号を発生する近距離ゲート手段と、2次反射波を
検出すべく前記近距離ゲート信号の後に2次波相当信号
監視ゲート信号を発生する2次波相当信号監視ゲート手
段と、遠距離物体からの反射信号を検出すべく前記2次
波相当監視ゲート信号の後に遠距離ゲート信号を発生す
る遠距離ゲート手段と、前記近距離ゲート信号、2次波
相当信号監視ゲート信号および遠距離ゲート信号の発生
中における前記反射信号の有無および信号幅に基づいて
前記物体からの反射信号を識別し、この識別した反射信
号に基づいて物体までの距離を算出する識別算出手段と
を有することを要旨とする。
【0008】
【作用】本発明の超音波距離計では、近距離ゲート信
号、2次波相当信号監視ゲート信号および遠距離ゲート
信号を発生し、これらのゲート信号の発生中における反
射信号の有無および信号幅に基づいて物体からの反射信
号を識別し、この識別した反射信号に基づいて物体まで
の距離を算出している。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図1は、本発明の一実施例に係わる超音波
距離計の回路構成を示すブロック図である。同図に示す
超音波距離計は、図4に示した超音波距離計においてゲ
ート回路9とコンパレータ10との間に近距離ゲート回
路14、2次波相当信号監視ゲート回路15、遠距離ゲ
ート回路16を新たに設けるとともに、これらを制御す
るCPUの機能が異なり、CPU13として設けられて
いる点が異なるのみであり、その他の構成および作用は
図4と同じであり、同じ構成要素には同じ符号が付され
ている。
【0011】前記近距離ゲート回路14は、近距離物体
からの反射信号を検出すべく前記超音波信号の送出タイ
ミングの後の比較的接近した時刻に近距離ゲート信号を
発生する。また、2次波相当信号監視ゲート回路15
は、2次反射波を検出すべく前記近距離ゲート信号の後
に2次波相当信号監視ゲート信号を発生する。更に、遠
距離ゲート回路16は、遠距離物体からの反射信号を検
出すべく前記2次波相当監視ゲート信号の後に遠距離ゲ
ート信号を発生する。そして、CPU13は、前記近距
離ゲート回路14からの近距離ゲート信号、2次波相当
信号監視ゲート回路15からの2次波相当信号監視ゲー
ト信号および遠距離ゲート回路16からの遠距離ゲート
信号の発生中における物体からの反射信号の有無および
その信号幅に基づいて物体からの反射信号を識別し、こ
の識別した反射信号に基づいて物体までの距離を算出す
る。なお、前記近距離ゲート信号、2次波相当信号監視
ゲート信号および遠距離ゲート信号は、詳しくは後述す
る図2に示されている。
【0012】次に、図2に示す波形図を参照しながら、
図3に示すフローチャートに従って作用を説明する。
【0013】CPU1から送出される送信タイミング信
号によって駆動信号発生器2を駆動し、該駆動信号発生
器2からの駆動信号をドライバを介して超音波送波器4
に供給し、これにより超音波送波器4から所定の周波数
の超音波信号を所定パルス幅および所定パルス間隔で送
出する(図3のステップ110)。この超音波信号は、
回り込み信号として超音波送波器4から直接超音波受波
器5に到達する他に、超音波信号の送出方向に存在する
例えば先行車両等の図示しない物体で反射され、超音波
受波器5で受信される(ステップ120)。超音波受波
器5で受信された反射信号は増幅器6で増幅され、所定
の周波数特性を有する帯域フィルタ7で濾波された後、
検波回路8に供給される。検波回路8は帯域フィルタ7
で濾波された反射信号から包絡線検波し、この包絡線検
波した信号をゲート回路9に供給する(ステップ13
0)。このゲート回路9は、超音波送波器4から超音波
受波器5に直接伝達される回り込み波を検出しないよう
に波形マスキングを行うものであり、これはCPU13
により制御される。
【0014】詳しくは、このマスキングは、従来の方法
では、図5(b)に示すように回り込み波レベルがしき
い値設定手段11で設定されるしきい値レベルよりも下
回るまで継続されているが、本実施例では、そこまで継
続せずに、図2(a)に示すように、回り込み波レベル
があるレベルまで低下すると想定する時点でマスキング
を終了するように設定されている。この結果、従来より
も更に近距離の計測が可能となる。また、本実施例で
は、後述するようにしきい値レベルを従来よりもかなり
低く設定することができるので、従来よりも遠距離の計
測が可能となっている。
【0015】ゲート回路9で回り込み波をマスキングさ
れた後、ゲート回路9から出力される反射信号は、前記
近距離ゲート回路14、2次波相当信号監視ゲート回路
15、遠距離ゲート回路16に供給される。近距離ゲー
ト回路14は、CPU13からの近距離ゲート回路制御
信号によって制御され、図2(a),(c),(e),
(g)に示すように、前記ゲート回路9によるマスキン
グ時間の直後に回り込み波の末端部を含む所定の近距離
ゲート信号を発生し、この近距離ゲート信号の間ゲート
を開き、反射信号を通過させる。通常、検知体、すなわ
ち物体が存在しない場合でも、図2(a)に示すように
回り込み信号の末端部が近距離ゲート回路14を通過す
ることになるが、何らかの原因で回り込み信号が検出さ
れないレベルまで低下した場合には、この近距離ゲート
回路14には何等の信号も通過しないことになる。但
し、ここでは回り込み信号のレベルは十分検出され得る
レベルのものであるとする。
【0016】近距離ゲート回路14を通過した反射信号
は、コンパレータ10に供給され、しきい値設定手段1
1からのしきい値信号と比較される。近距離ゲート回路
14を通過した反射信号がしきい値信号よりも大きい場
合、コンパレータ10は高レベル信号を発生し、この信
号をCPU13に供給する。そして、CPU13は、こ
の近距離ゲート信号の間にコンパレータ10からの出力
信号が存在するか否かをチェックする(ステップ14
0)。近距離ゲート信号の間にコンパレータ10の出力
信号がある場合には、この出力信号が複数あるか否かを
チェックする(ステップ150)。なお、物体が存在し
ない場合には、図2(b)に示すように、通常回り込み
波の末端部に相当するパルス信号のみが近距離ゲート信
号の間に存在する。また、コンパレータ10からの出力
信号が複数ある場合には、後述するようにパルス幅が最
長のパルス信号に相当する反射波を1次波と判定する
(ステップ160)。
【0017】次に、近距離ゲート信号の間に存在する反
射信号が回り込み波に相当する信号であるかどうかを判
定するために、2次波相当信号監視ゲート回路15をC
PU13からの2次波相当信号監視ゲート回路制御信号
によって制御し、2次波相当信号監視ゲート信号を発生
し、この2次波相当信号監視ゲート信号の間ゲートを開
いて、反射信号を通過させ、この間に反射信号があるか
否かをCPU13でチェックする(ステップ170)。
なお、2次波相当信号監視ゲート信号は近距離ゲート信
号の間に存在する反射信号に基づいてCPU13により
その発生タイミングが制御される。すなわち、近距離ゲ
ート信号の間に存在する反射信号が近距離物体に起因す
るものである場合には、検出され得るレベルの2次反射
信号(すなわち、1次反射信号が超音波受波器5により
反射され、更にもう1度近距離物体によって反射され、
超音波受波器5により検出される反射信号)が存在する
はずである。しかしながら、その反射信号が前記回り込
み信号に相当するものである場合には、2次反射信号は
検出されないはずである。近距離に物体が存在しない場
合には、後者に相当するので、図2(b)に示すよう
に、2次波相当信号監視ゲート信号の間にコンパレータ
10の出力信号は存在しない。従って、CPU13は物
体を検出せず、反射信号は回り込み信号であると判定す
る(ステップ180)。
【0018】次に、近距離に物体が存在する場合の動作
について説明する。近距離に物体が存在する場合には、
図2(c)に示すように、近距離ゲート回路14からの
近距離ゲート信号の間に回り込み波の端末部と物体から
の反射信号の2種類の信号が存在することになる。この
結果、近距離ゲート信号の間には、図2(d)に示すよ
うに、コンパレータ10から2種類の信号が出力される
(ステップ140,150)。ここで、近距離物体から
の反射信号のレベルは回り込み波の端末部のレベルより
も大きいので、コンパレータ10の出力信号の幅もそれ
に応じて大きくなる。CPU13はこの2つの信号の継
続時間を計数し、その長い方の信号を物体からの1次反
射パルスであると判定する(ステップ160)。この判
定された1次反射パルスのパルス幅の値はCPU13内
のメモリに記憶される。
【0019】それから、CPU13は、前記判定した反
射信号のタイミングに基づいて、超音波信号の送出から
この反射信号の立ち上がりまでの時間の2倍付近におい
て2次波相当信号監視ゲート信号を発生するように2次
波相当信号監視ゲート回路15を制御し、2次波相当信
号監視ゲート回路15から2次波相当信号監視ゲート信
号を出力させる。そして、この2次波相当信号監視ゲー
ト信号でゲート回路9からの反射信号をゲートし、近距
離物体からの2次反射波を図2(c)に示すように検出
する(ステップ170)。この場合、コンパレータ10
は、2次波相当信号監視ゲート信号の間に図2(d)に
示すようにパルス信号を出力する。
【0020】CPU13はこのパルス信号、すなわち2
次反射パルスの継続時間を計測し、この2次反射パルス
の継続時間が前記1次反射パルスの継続時間よりも短い
か否か判定する(ステップ190)。通常、この2次反
射パルスは、1次反射パルスよりも小さいレベルである
ので、2次反射パルスの継続時間は1次反射パルスの継
続時間よりも短い。実際に短いと判定された場合には、
1次反射パルスが物体からの反射信号であると判定し、
CPU13は近距離ゲート信号の間に発生する1次反射
信号に相当するパルスの立ち上がりから該1次反射パル
スの立ち上がりまでの時間から物体までの距離を算出
し、距離表示器12に表示する(ステップ200)。
【0021】次に、物体が比較的遠距離に存在し、2次
波相当信号監視ゲート回路15から出力される2次波相
当信号監視ゲート信号の間に物体からの1次反射信号が
発生する場合について説明する。
【0022】この場合には、近距離ゲート回路14から
の近距離ゲート信号の間には、図2(e)および(f)
に示すように回り込み波に起因するコンパレータ10の
出力信号しか存在しない(ステップ150)。また、こ
の出力信号のタイミングに基づいて、CPU13は超音
波信号の送出からこの出力信号の立ち上がりまでの時間
の2倍付近において2次波相当信号監視ゲート信号を発
生するように2次波相当信号監視ゲート回路15を制御
する。そして、この2次波相当信号監視ゲート信号の間
に反射信号があるか否かをチェックする(ステップ17
0)。この場合には、2次波相当信号監視ゲート信号の
間に、図2(e)に示すように物体からの1次反射信号
が到来するので、この信号に応答してコンパレータ10
は2次波相当信号監視ゲート信号の間に図2(f)に示
すように出力パルスを発生する。この出力パルスの継続
時間はCPU13で計数される。この場合、該2次波相
当信号監視ゲート信号の間に発生する反射波は、それほ
ど遠方にある物体からのものではないので、その強度も
回り込み波の端末信号のレベルよりも十分大きい。従っ
て、2次波相当信号監視ゲート信号の間に検出される物
体の1次反射信号に起因するコンパレータ10からの出
力信号の継続時間は回り込み波に起因するパルス信号よ
りも長くなる。そして、実際に長いと判定された場合に
は(ステップ190)、2次波相当信号監視ゲート信号
に検出された反射信号が物体からの1次反射信号である
と判断し、その反射信号の立ち上がりタイミングから距
離を算出し、距離表示器12に表示する(ステップ21
0)。
【0023】次に、物体が遠方に存在する場合の動作に
ついて説明する。
【0024】近距離ゲート信号の間に発生する反射信号
が回り込み波によるものであると判定するまでの処理
は、上述したステップ110〜180で説明した処理と
同じである。ステップ180で回り込み波と判定される
と、CPU13は遠距離ゲート回路制御信号を遠距離ゲ
ート回路16に供給して、遠距離ゲート信号を発生し、
この遠距離ゲート信号でゲート回路9からの反射信号を
ゲートする。この遠距離ゲート信号は、図2(g)に示
すように、次の超音波信号が超音波送波器4から送出さ
れるまで継続する。この遠距離ゲート信号の間に反射信
号が発生すると、図2(h)に示すようにこの反射信号
に応じてコンパレータ10から出力パルスが出力され
る。なお、本実施例では、上述したように、しきい値レ
ベルをかなり低く設定することができるので、より遠方
の物体からの反射信号も検出することができる。
【0025】CPU13は前記遠距離ゲート信号の間に
発生するパルス信号をその長短に関わらず物体からの1
次反射信号であると判定し、その立ち上がりタイミング
に基づいて物体までの距離を算出し、距離表示器12に
表示する(ステップ220)。
【0026】なお、本発明の上述した超音波距離計は、
例えば車両に搭載され、先行車との車間距離を測定する
のに利用されるが、これに限定されるものでない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
近距離ゲート信号、2次波相当信号監視ゲート信号およ
び遠距離ゲート信号を発生し、これらのゲート信号の発
生中における反射信号の有無および信号幅に基づいて物
体からの反射信号を識別し、この識別した反射信号に基
づいて物体までの距離を算出しているので、近距離に存
在する物体も遠距離に存在する物体も適確かつ高い精度
をもって検出し、該物体までの距離を適確に計測するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる超音波距離計の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す超音波距離計の各部の信号波形を示
す波形図である。
【図3】図1に示す超音波距離計の作用を示すフローチ
ャートである。
【図4】従来の超音波距離計の回路構成を示すブロック
図である。
【図5】図4に示す超音波距離計の信号検出の様子を示
す波形図である。
【図6】回り込み信号と物体からの反射信号との関係を
示す波形図である。
【符号の説明】
4 超音波送波器 5 超音波受波器 9 ゲート回路 10 コンパレータ 13 CPU 14 近距離ゲート回路 15 2次波相当信号監視ゲート回路 16 遠距離ゲート回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 15/00 - 15/96

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波信号を送出する送出手段と、 該送出手段から送出される超音波信号が物体に当たって
    反射された反射信号を受信する受信手段と、 近距離物体からの反射信号を検出すべく前記超音波信号
    の送出タイミングの後の比較的接近した時刻に近距離ゲ
    ート信号を発生する近距離ゲート手段と、 2次反射波を検出すべく前記近距離ゲート信号の後に2
    次波相当信号監視ゲート信号を発生する2次波相当信号
    監視ゲート手段と、 遠距離物体からの反射信号を検出すべく前記2次波相当
    監視ゲート信号の後に遠距離ゲート信号を発生する遠距
    離ゲート手段と、 前記近距離ゲート信号、2次波相当信号監視ゲート信号
    および遠距離ゲート信号の発生中における前記反射信号
    の有無および信号幅に基づいて前記物体からの反射信号
    を識別し、この識別した反射信号に基づいて物体までの
    距離を算出する識別算出手段とを有することを特徴とす
    る超音波距離計。
  2. 【請求項2】 前記識別算出手段は、 前記近距離ゲート信号の発生中に前記受信手段からの出
    力信号が存在し、前記2次波相当監視ゲート信号の発生
    および前記遠距離ゲート信号の発生中に前記受信手段
    からの出力信号がない場合、前記超音波信号の送出方向
    に物体がないと判断する判断手段と、 前記近距離ゲート信号の発生中に前記受信手段からの出
    力信号が複数存在する場合、最も幅の長い信号を選択
    し、前記超音波信号の送出から前記選択信号の立ち上が
    りまでの時間の2倍付近において前記2次波相当信号監
    視ゲート信号を発生し、該2次波相当信号監視ゲート信
    号の発生中に前記受信手段からの出力信号が存在し、該
    出力信号の信号幅が前記選択信号の信号幅よりも短い場
    合、前記超音波信号の送出から前記選択信号の立ち上が
    りまでの時間に基づいて物体までの距離を算出する第1
    の算出手段と、 前記近距離ゲート信号の発生中に前記受信手段からの出
    力信号が存在し、前記超音波信号の送出から前記受信手
    段からの出力信号の立ち上がりまでの時間の2倍付近に
    おいて前記2次波相当信号監視ゲート信号を発生し、該
    2次波相当信号監視ゲート信号の発生中に前記受信手段
    からの出力信号が存在し、該出力信号の信号幅が前記近
    距離ゲート信号の発生中に存在する前記受信手段からの
    出力信号の信号幅よりも長い場合、前記超音波信号の送
    出から前記2次波相当信号監視ゲート信号の発生中に存
    在する前記受信手段からの出力信号の立ち上がりまでの
    時間に基づいて物体までの距離を算出する第2の算出手
    段と、前記近距離ゲート信号の発生中に前記受信手段からの出
    力信号が存在するとき、前記超音波信号の送出から前記
    受信手段からの出力信号の立ち上がりまでの時間の2倍
    付近において前記2次波相当信号監視ゲート信号を発生
    し、該2次波相当信号監視ゲート信号の発生中に前記受
    信手段からの出力信号が存在しない場合に、前記2次波
    相当監視ゲート信号の後に遠距離ゲート信号を発生し、
    この遠距離ゲート信号の発生中に前記受信手段からの出
    力信号が存在するときには、前記超音波信号の送出から
    前記遠距離ゲート信号の発生中に存在する前記受信手段
    からの出力信号の立ち上がりまでの時間に基づいて物体
    までの距離を算出する第3の算出手段と を有することを
    特徴とする請求項1記載の超音波距離計。
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