JPH037827Y2 - - Google Patents

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JPH037827Y2
JPH037827Y2 JP1983135685U JP13568583U JPH037827Y2 JP H037827 Y2 JPH037827 Y2 JP H037827Y2 JP 1983135685 U JP1983135685 U JP 1983135685U JP 13568583 U JP13568583 U JP 13568583U JP H037827 Y2 JPH037827 Y2 JP H037827Y2
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circuit
pulse width
ultrasonic
gate
period
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JP1983135685U
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JPS6042981U (ja
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は超音波スイツチに関する。
(背景技術) 例えば公衆用の男子小便用トイレの自動水洗装
置の人体検知スイツチとして用いられる超音波ス
イツチ等においては、複数の超音波スイツチが互
いに近接して設けられており、そのため隣接する
超音波スイツチの発振周期が異なつていると隣の
超音波スイツチから送出された超音波パルスの反
射波が混入し、誤動作を起こす問題があつた。
そこで、従来においては複数の超音波スイツチ
の発振回路間に同期用の配線を施し、同期発振さ
せることにより上記の誤動作を減少せしめている
ものがあるが、結線作業に非常に手間がかかるた
め施工における作業性が悪く、また結線の間違え
による誤動作がかえつて増加するという欠点があ
つた。
(考案の目的) 本考案は上記の点に鑑み提案されたものであ
り、超音波スイツチを隣接して複数個同時使用す
る場合においても、各超音波スイツチ間に何ら同
期用の配線を施すことなく、反射波による誤動作
を皆無とした超音波スイツチを提供することを目
的としている。
(考案の開示) 以下、図面に従つて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図であ
る。図において、1は例えば1〔msec〕〜5
〔msec〕の間隔で超音波パルスの発射タイミング
を決定する周期発振回路、2は例えば40〔KHz〕
の周波数の信号を発振する超音波発振回路、3は
周期発振回路1によつてゲートを開くパルス幅決
定用ゲート、4はこのパルス幅決定用ゲート3を
介して超音波発振回路2から出力してくる超音波
発振信号を増幅する電力増幅器、5は空間に超音
波を送波するための送波器、6は物体もしくは人
間等の被検出体Mからの反射波を受ける受波器、
7は受波信号を増幅するための増幅器、8は検波
回路、9は検波回路8の検波信号を増幅する増幅
器である。
一方、Aはゲート信号発生回路であり、検出範
囲の最小距離に対応する時間幅のパルスを発生す
る近距離用マルチ10と、検出範囲の最大距離に
対応する時間幅のパルスを発生する遠距離用マル
チ11と、これらの出力信号に論理演算を行つて
ゲート信号を作るためのインバータ12とアンド
ゲート13とから構成されている。また、17は
上記のゲート信号発生回路Aの出力信号により開
閉する第1のゲートであり、その入力端には前記
増幅器9の出力信号が与えられている。
ここで本考案においては、超音波パルスの反射
波の繰返し到来する超音波パルスの送波から第1
回目の反射波到来までの時間を計測する周期計測
回路と、第2回目の反射波を取出すゲートと、前
記第1回目の反射波を検出してから前記周期計測
回路で計測した時間だけ遅れて前記ゲートに一定
幅の開成信号を送出する遅延発振回路とを含む周
期検定回路を備えていることを特徴とする。
本実施例において、周期検定回路Cは、前記周
期発振回路1の信号発生から第1のゲート17の
出力に信号が現れるまでの時間を計測する周期計
測回路18と、前記第1のゲート17から信号が
出力された時点から前記周期計測回路18で計測
した時間だけ遅れてパルスを発生する遅延発振回
路19と、この遅延発振回路19の出力信号によ
り開成して前記増幅器9からの信号を通過させる
第2のゲートから構成されている。
また、本考案において、パルス幅を測定するパ
ルス幅検出回路と、基準パルス幅を記憶しておく
パルス幅記憶回路と、これらの各パルス幅を比較
する比較回路とを含むパルス幅検定回路を備えて
いることを特徴とする。
すなわち、前記パルス幅検定回路Bは、前記被
検出体Mが近づき過ぎて周期検定回路Cが正常動
作できない場合に対処するためのものであり、基
準パルス幅記憶回路14、パルス幅検出回路1
5、パルス幅比較回路16により構成されてい
る。
更に、本考案においては、前記周期検定回路の
出力とパルス幅検定回路の出力とを取込み、物体
と超音波パルスの送受波器とが接近しすぎること
により複数回の反射波が重なり合つてそのパルス
幅が予め記憶された基準パルス幅よりも大きくな
つた場合にリレーに駆動信号を出力する論理和回
路を備えていることを特徴とする。
前記パルス幅比較回路16からの出力信号は前
記第2のゲート20の出力信号とともにオアゲー
ト21に入力され、このオアゲートの出力信号に
よりリレー動作回路22を介してリレー23を駆
動するようになつている。
第2図は第1図中の各部に同符号を付した各点
a,〜,nの信号波形を図示したものであり、以
下このタイムチヤートに従つて動作を説明する。
さて、周期発振回路1は信号aで示す如く周期
T1で発振を行い、パルス幅決定用ゲート3では
超音波発振回路2の発振信号bを信号aの立上り
時に一定幅T2だけ通過させ、電力増幅器4およ
び送波器5を介して空間に超音波パルスを発射す
る。この超音波パルスは人の如き被検出体Mで反
射して受波器6に入り、増幅器7により所用のレ
ベルまで増幅される。ここで、受波信号dには送
波器5から直接に漏れて入る信号r0、被検出体M
からの反射波r1、および最初に戻つてきた反射波
r1が送受波器5,6で反射して再び被検出体Mで
反射してくる反射波r2等が含まれており、これら
の受波信号は検波回路8および増幅器9を介して
パルス信号fに整形される。
一方、ゲート信号発生回路Aでは検出範囲の最
小距離に相当する時間T3のパルスqと、最大距
離に相当する時間T4のパルスiとを近距離用マ
ルチ10と遠距離用マルチ11で発生させ、これ
らからゲート信号jを作り出し、この信号jによ
り第1のゲート17を開成する。したがつて、被
検出体Mが検出範囲内に存在すれば第1のゲート
17の出力信号kに反射波r1に基づくパルスが現
れる。
次いで、周期検定回路Cの周期計測回路18で
は超音波パルスの発射から第1のゲート17の出
力信号kにパルス信号が現れるまでの時間T5
計測し、遅延発振回路19を制御して反射波r1
到来から時間T5の経過後に第2のゲート20を
開成する信号を送出させる。すなわち、受波信号
r1,r2は被検出体Mと送受波器5,6との間を往
復してくる信号であるため、信号r0,r1,r2の相
互の発生周期T5は同一であり、よつて第2回目
の反射波r2が第1回目の反射波r1より時間T5の後
に現れるか否かをもつて受波信号が被検出体Mか
ら本当に反射してきたものかどうかを識別するこ
とができる。
しかして、第2のゲート20が開成している期
間T6にパルスが存在すればリレー動作回路22
を介してリレー23が駆動され、被検出体Mの存
在を知らしめる。
また、被検出体Mが送受波器5,6に近づき、
第4図の信号d′に示されるように、複数回の反射
波が重なり合つてその検波回路8からの出力が第
4図の信号e′のようになり、周期の測定が行えな
くなると、被検出体Mが存在するにもかかわらず
リレー23が動作しなくなることがある。
この実施例では上記の誤動作を防止するために
パルス幅検定回路Bが設けられている。
すなわち、第4図には前述した第1図の各部に
同符号を付した各点c′,d′,e′,f′,m′の信号波
形が図示されており、以下、このタイムチヤート
に従つてその動作を簡単に説明する。
基準パルス幅記憶回路14には、パルス幅決定
用ゲート3から予め定められた一定幅T2′の信号
c′が入力され、これが基準パルス幅として基準パ
ルス幅記憶回路14に記憶される。
一方、パルス幅検出回路15では、増幅器9か
ら出力された反射波信号f′のパルス幅T7を測定す
ると共に、このパルス幅T7と前記基準パルス幅
記憶回路14で記憶したパルス幅T2′とをパルス
幅比較回路16において比較し、複数個の反射波
が重なつてパルス幅が大きくなつた際には、パル
ス幅比較回路16から信号m′を出力し、オアゲ
ート21を介してリレー23を動作せしめるよう
にしている。なお、このとき、ゲート20からの
信号mは出力されない。
第3図は2個の超音波スイツチを隣接して使用
した際の相互の送受波信号の関係を示したもの
で、α1,β1は第1の超音波スイツチの送波および
受波信号、α2,β2は第2の超音波スイツチにかか
るものである。しかして、第2の超音波スイツチ
の受波信号β2には第1の超音波スイツチからの反
射波rが混入しているが、相前後する反射波との
時間間隔T10,T11は同一とはならないので誤動
作することはない。
(考案の効果〕 以上のように本考案にあつては、一定間隔で超
音波パルスを発生し、この超音波パルスの反射波
により物体の存在を検出してリレーを駆動してな
る超音波スイツチにおいて、前記超音波パルスの
反射波の繰返し到来する周期を複数回検出する周
期検定回路と、パルス幅を検出しこれを基準パル
ス幅と比較するパルス幅検定回路と前記周期検定
回路とパルス幅検定回路との出力を取込み、物体
と超音波パルスの送受波器とが接近しすぎること
により複数回の反射波が重なり合つてそのパルス
幅が予め記憶された基準パルス幅よりも大きくな
つた場合にリレーに駆動信号を出力する論理和回
路とを備えたことにより、複数の超音波スイツチ
を隣接して使用しても何ら誤動作を起こすことが
なく、よつて従来の如き同期配線が不要となるた
め施工が非常に簡単となり、また誤配線による誤
動作が防げる他、更に被検出体が送受波器に近づ
きすぎた場合等においても、これを確実に検出す
ることができるので、極めて実用的な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図は動作状態を示すタイムチヤート、第3図は超
音波スイツチを複数使用した際の動作説明図、第
4図は複数回の反射波が重なり合つた場合の動作
状態を示すタイムチヤートである。 1……周期発振回路、2……超音波発振回路、
3……パルス幅決定用ゲート、4……電力増幅
器、5……送波器、6……受波器、7,9……増
幅器、8……検波回路、10……近距離用マル
チ、11……遠距離用マルチ、12……インバー
タ、13……アンドゲート、14……基準パルス
幅記憶回路、15……パルス幅検出回路、16…
…パルス幅比較回路、17,20……ゲート、1
8……周期計測回路、19……遅延発振回路、2
1……オアゲート、22……リレー動作回路、2
3……リレー、A……ゲート信号発生回路、B…
…パルス幅検定回路、C……周期検定回路、M…
…被検出体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一定間隔で超音波パルスを発生し、この超音波
    パルスの反射波により物体の存在を検出してリレ
    ーを駆動してなる超音波スイツチにおいて、 超音波パルスの反射波の繰返し到来する超音波
    パルスの送波から第1回目の反射波到来までの時
    間を計測する周期計測回路と、第2回目の反射波
    を取出すゲートと、前記第1回目の反射波を検出
    してから前記周期計測回路で計測した時間だけ遅
    れて前記ゲートに一定幅の開成信号を送出する遅
    延発振回路とを含む周期検定回路と、 パルス幅を測定するパルス幅検出回路と、基準
    パルス幅を記憶しておくパルス幅記憶回路と、こ
    れらの各パルス幅を比較する比較回路とを含むパ
    ルス幅検定回路と、 前記周期検定回路の出力とパルス幅検定回路の
    出力との取込み、物体と超音波パルスの送受波器
    とが接近しすぎることにより複数回の反射波が重
    なり合つてそのパルス幅が予め記憶された基準パ
    ルス幅よりも大きくなつた場合にリレーに駆動信
    号を出力する論理和回路と、 を備えたことを特徴とする超音波スイツチ。
JP13568583U 1983-08-31 1983-08-31 超音波スイツチ Granted JPS6042981U (ja)

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JP13568583U JPS6042981U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 超音波スイツチ

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JPS6042981U JPS6042981U (ja) 1985-03-26
JPH037827Y2 true JPH037827Y2 (ja) 1991-02-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014097036A1 (en) * 2012-12-18 2014-06-26 Koninklijke Philips N.V. Controlling transmission of pulses from a sensor
CN104919896B (zh) 2012-12-18 2017-10-13 飞利浦灯具控股公司 控制来自传感器的脉冲发射

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5732843A (en) * 1980-08-06 1982-02-22 Tomizawa Tekkosho:Kk Manufacture for pin of car
JPS589387U (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 株式会社ニコン 精密機器用ケ−ス

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