JPH0229880Y2 - - Google Patents

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JPH0229880Y2
JPH0229880Y2 JP2052983U JP2052983U JPH0229880Y2 JP H0229880 Y2 JPH0229880 Y2 JP H0229880Y2 JP 2052983 U JP2052983 U JP 2052983U JP 2052983 U JP2052983 U JP 2052983U JP H0229880 Y2 JPH0229880 Y2 JP H0229880Y2
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grip
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンバインの籾収納装置に関するもの
である。
従来、機体の一側上部に設けた籾ホツパーの樋
口を機体の内側と外側に併設した籾収納装置では
各樋口にそれぞれシヤツターを設け、籾袋が満杯
になるとシヤツターを閉じて籾袋を取出し交換す
るようになされているが、従来はシヤツターの構
造に操作上の考慮が払われておらず、例えば内側
のシヤツターの握り部を内側の樋口部位に設けた
ものはそのシヤツター開閉操作がしづらく、又、
これを解決すべく内側のシヤツターに取付けた作
動用ロツトを樋口の側方を通して外方にまで延設
してその先端に握り部を設けたものでは、このロ
ツト先端の握り部が籾袋の支持杆の近傍に位置し
て、籾袋の交換操作の邪魔になつたり、又、外側
の樋口のシヤツターの握り部と近接して、各々の
シヤツター開閉操作がしづらい等の欠陥を生じて
いた。
本考案はこのような欠陥を改善するため、殊
に、内側のシヤツター19の作動用のロツト22
を籾ホツパー6の流下底板6bに沿わせて外方に
延出し、その先端に外側樋口11,12の前面X
側に折曲する握り部23を設け、外側のシヤツタ
ー16の握り部18と上下に併設させると共に、
両握り部の長さを、内側シヤツター19の握り部
23が外側の握り部18の中途部までの長さに設
定することにより、籾袋7の交換操作に支承ない
ものであり乍ら、各々のシヤツター16,19の
開閉操作が容易に行えるようになしたものであ
る。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。図中1はコンバインの機台で、前方に刈取部
2を支架し、一側部に脱穀機3を搭載し、走行部
4に支持されている。
機台1の他側部には運転座席5が立設され、そ
の後方上部には脱穀された籾を一時的に貯留する
籾ホツパー6が架設され、その下方には籾袋7載
置用の籾受台8が配設され、後部にはカバー9が
被覆されたエンジンが搭載されている。
前記籾ホツパー6の上部には脱穀機3からの籾
を揚穀する揚穀筒10の開口10aが臨ませてあ
り、籾ホツパー6内の前記開口10aの下方には
籾ホツパー6内を外側室イと内側室ロとに仕切る
隔壁6aが斜設されており、外側室イの下方には
2個の樋口11,12が機体前後方向に併設され
ている。また内側室ロの下方にも樋口13,14
が外側のものと対向する位置に設けてある。15
は前部の樋口11,13と後部の樋口12,14
との間に形成される側面視形状の空間部である。
16は外側の樋口11,12に夫々設けたスラ
イド型のシヤツターで、樋口11,12とその下
方に設けた案内筒11a,12a間に夫々介在す
る樋口板17の上を内外方向にスライド可能で、
外方に引出せば樋口が開き、内方に押し込めば閉
じるようになつている。18はシヤツター16の
外側部に上方に向け突設された握り部で、樋口1
1,12の前面X側に設けてあり、その長さはほ
ぼ樋口11,12の巾と等しく形成し、シヤツタ
ー16との間に間隙を設けて握り易くしてある。
19は内側部の樋口13,14に夫々設けた回動
型のシヤツターで、その弁体は上面が弧状をな
し、機体に対して前後方向に軸支したシヤツター
軸20に取付けられている。シヤツター軸20の
前記空間部15側端部にはアーム21が設けてあ
り、アーム21の回動によりシヤツター19が開
閉される。22は上記内側側のシヤツター19を
開閉操作するためのロツトで、籾ホツパー6の流
下底板6bの下面に沿つて外方に延出されてお
り、一端はアーム21の先端に枢支され、他端部
の折曲げた部分が握り部23に構成されている。
この握り部23は樋口11,12の前面X側に設
けた前記外側シヤツター16の握り部18の上方
に適宜間隔を設けて平行で、且つ長さは握り部1
8のほぼ半分の長さに形成されている。そして、
握り部23は、これを単独に把持して押し引きす
ることにより内側部のシヤツター19を開閉させ
たり、握り部23と握り部18とを一緒に把持し
て押し引きすることにより内外のシヤツター1
9,16を同時に開閉させたりすることが出来る
ようになつている。
24はロツト22を横方向に移動可能に支持す
るブラケツトで、前記樋口板17に設けてある。
25は脱穀機3に装着したハンガー取付座で、こ
れより外方に向けて前後に2対のハンガー2
6・・が水平方向に突設されていて、籾袋7に設
けたはとめを一対のハンガー26に嵌入させて籾
袋7を吊支するようになつている。該ハンガー2
6について、第5,6,7図に記載された技術に
ついて説明するに、ハンガー26はパイプで形成
され、第5図に片側を示すように先端ブラケツト
は、一対毎に夫々外側の樋口11,12寄りに折
曲され、折曲ブラケツトの下半分は第6図で示す
ように欠如して半月形となつている。ハンガー2
6先端の内部にはハンガー26の折曲に沿つて折
曲させた内杆27が回動自在に内嵌されており、
その先端は持上げるとハンガー26の上記半月部
の中に納まつて一体状となつて、籾袋7のはとめ
が通過できるようになつており、手を離すと自重
で下方に垂下つてハンガー26の先端部が自動的
にV字形に開き、はとめが通過できなくなるよう
に構成されている。28は第7図に示すように内
杆27に設けた係止ピンで、ハンガー26に設け
た長孔26aに嵌入させてあり、内杆27の回動
範囲を規制するものである。
従つて、該ハンガー26を採用した場合、ハン
ガー26に籾袋7を吊支するには内杆27の先端
を下から持上げてはとめを挿入すればよく、吊支
された籾袋7はハンガー26の先端がV字形に開
いているので外ずれることなく確実に保持され、
またハンガー26の先端が内曲げで、一対のハン
ガー26は先端ほどスパンが狭くなつているか
ら、一杯に詰まつた籾袋でも取外しが迅速容易に
行い得るよう工夫されている。
次に本考案の作用及び効果について説明する。
予め、ハンガー26の奥部に重ねて掛けておい
た籾袋7を引出して各樋口の案内筒11a,12
a,13a,14aが籾袋7の開口に入り込む状
態にセツトして置き、樋口11,12,13,1
4を全部開口して作業を開始する。その際握り部
23の上から手をかけて、握り部18も同時に握
り、内外の両シヤツター19,16を一挙に外方
に引出せばよい。
脱穀機3より吐出された籾は揚穀筒10を介し
てその開口10aより籾ホツパー6に流入し、シ
ヤツター16,19を通り案内筒11a,12
a,13a,14aから籾袋7に流下しこれに収
納される。
全部の籾袋7と籾ホツパー6が満杯になると、
握り部23と握り部18とを同時に内方に押し込
んで全部の樋口11〜14を閉止し、その後籾袋
7を外側から順次取出し、新たな籾袋7を奥部よ
り引出してセツトし、再び全シヤツター16,1
9を開いて籾ホツパー6内の籾を籾袋7に流入さ
せ、籾の入つた籾袋7を取出し、そのあとに前述
と同様に空袋をセツトする。収穫を終了した時等
において籾ホツパー6内の各々の室イ,ロに若干
づづの籾が残つた場合には、内側の樋口下に空袋
を臨ませ、握り部23を引出して内側のシヤツタ
ー19を単独に開き、内側室ロ内の籾を収納し、
更にその袋を外側の樋口下に移動し、握り部18
を単独に引出して外側室イ内の残籾を収納する。
このようにすると、各室イ,ロに残る籾をそれ
ぞれ別個の籾袋に収納することなく、一つの籾袋
7に能率的に残籾の収納を行うことが出来る。
上述の一連の収納作業において、内側の籾袋7
を引出す際に、オペレーターは機体の外側方から
奥まで手を伸ばして行うもので、その操作ための
空間を必要とするが、シヤツター16,19の握
り部18,23は樋口11,12の前面X側に設
けてあり、且つ内側のシヤツター19操作作用の
アーム21、ロツト22等も流下底板6bに沿わ
せてあり、広くて障害物のない操作用の空間15
が形成されているから、内側部の籾袋の出し入れ
操作は容易に行われる。
また、前述の内外のシヤツター16,19を単
独に操作する際に、内側のシヤツター19の握り
部23は上部にあつて短く、且つ外側のシヤツタ
ー16の握り部18は握り部23よりも長さが長
いから、握り部23は単に上から握ればよく、握
り部18も握り部23より突出した部分を上から
握つて操作すればよく、握り部23と18とが近
接状態に重ねて併設されているにもかかわらず単
独のシヤツター操作が誤操作を生ずる恐れはな
く、又互いに邪魔にならずに簡単容易に行えるも
のである。
本考案はこのように、機体の一側上部に設けた
籾ホツパー6の樋口を機体の内側と外側に併設し
てそれぞれの樋口11,12,13,14に籾袋
7を臨ませるようにしたコンバインの籾収納装置
において、各樋口11,12,13,14にそれ
ぞれ単独のシヤツター16,16,19,19を
設け、外側のシヤツター16開閉用の握り部18
を外側樋口11,12の前面X側に、ほぼ樋口巾
にわたる長さで設けると共に、内側のシヤツター
19開閉用のロツト22を籾ホツパー6の流下底
板6bに沿わせて外方に延出せしめ、その先端に
外側樋口11,12の前面X側に折曲する握り部
23を設け、該握り部23を外側シヤツター16
の握り部18と適宜間隔をおいて平行で且つ外側
シヤツター16の握り部18の中途部までの長さ
に形成したことを特徴とするコンバインの籾収納
装置であつて、内側のシヤツター19作動用のロ
ツト22をホツパー6の流下底板6bに沿わせて
外方に延出させ、その先端に外側の樋口11,1
2の前面X側に折曲する握り部23を設けたか
ら、籾袋7の交換操作に支障のないものであり乍
ら、内側のシヤツター19の操作が容易に行える
ようになしたものであり、且つ内側のシヤツター
握り部23を外側の握り部18の中途部の長さに
なしたことにより誤操作を生ずることなく、且つ
外側のシヤツター16操作も容易に行えるように
なしたものである。
尚、本考案実施例のように、内外のシヤツター
握り部23,18を狭い間隔で併設した場合は、
両者23,18を同時に握ることが出来るから、
内外のシヤツター開閉を同時に行う場合の操作が
極めて容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置を施したコンバインの一実施
例を示したものであつて、第1図はコンバインの
全体斜視図、第2図は籾収納装置の側面図、第3
図はその一部を断面で示した後面図、第4図は握
り部を拡大して示した斜視図、第5図はハンガー
先端部の平面図、第6図はその側面図、第7図は
ハンガーにおける内杆支持部の断面図である。 6……籾ホツパー、6b…流下底板、7……籾
袋、11〜14……樋口、15……空間部、1
6,19……シヤツター、18,23……握り
部、21……アーム、22……ロツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体の一側上部に設けた籾ホツパー6の樋口を
    機体の内側と外側に併設してそれぞれの樋口1
    1,12,13,14に籾袋7を臨ませるように
    したコンバインの籾収納装置において、各樋口1
    1,12,13,14にそれぞれ単独のシヤツタ
    ー16,16,19,19を設け、外側のシヤツ
    ター16開閉用の握り部18を外側樋口11,1
    2の前面X側に、ほぼ樋口巾にわたる長さで設け
    ると共に、内側のシヤツター19開閉用のロツト
    22を籾ホツパー6の流下底板6bに沿わせて外
    方に延出せしめ、その先端に外側樋口11,12
    の前面X側に折曲する握り部23を設け、該握り
    部23を外側シヤツター16の握り部18と適宜
    間隔をおいて平行で且つ外側シヤツター16の握
    り部18の中途部までの長さに形成したことを特
    徴とするコンバインの籾収納装置。
JP2052983U 1983-02-15 1983-02-15 コンバインの籾収納装置 Granted JPS59127442U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59127442U JPS59127442U (ja) 1984-08-28
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