JPH07289071A - 籾受装置 - Google Patents
籾受装置Info
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- JPH07289071A JPH07289071A JP10597594A JP10597594A JPH07289071A JP H07289071 A JPH07289071 A JP H07289071A JP 10597594 A JP10597594 A JP 10597594A JP 10597594 A JP10597594 A JP 10597594A JP H07289071 A JPH07289071 A JP H07289071A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 籾受装置における籾袋の交換を迅速容易にす
る。 【構成】 一対の籾受棒1により吊持する籾袋に籾を収
納する籾受装置において、籾受棒1の袋掛部1aを下方
の内方位に変位可能にし、その下方内方位への変位動作
をシャッタ−2の閉作動に連動させる。
る。 【構成】 一対の籾受棒1により吊持する籾袋に籾を収
納する籾受装置において、籾受棒1の袋掛部1aを下方
の内方位に変位可能にし、その下方内方位への変位動作
をシャッタ−2の閉作動に連動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインやハ−ベス
タ等の農業機械において、脱穀部で脱穀処理された籾を
籾袋に収納するところの籾受装置に関する発明である。
タ等の農業機械において、脱穀部で脱穀処理された籾を
籾袋に収納するところの籾受装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、脱穀部で脱穀処理された籾を籾袋
に収納する籾受装置としては、実開昭55−18977
号公報或は実開昭56−55345号公報に開示される
もののように、籾袋内に収納された籾重量により籾受棒
が下動するようにした技術のもの、また、実開昭57−
96649号公報のようにシャッタ−に連動させて籾受
棒を下動させるものや、実開昭60−98348号公報
に開示されるように、籾受棒を人為的に上下動させる技
術のものなどがある。
に収納する籾受装置としては、実開昭55−18977
号公報或は実開昭56−55345号公報に開示される
もののように、籾袋内に収納された籾重量により籾受棒
が下動するようにした技術のもの、また、実開昭57−
96649号公報のようにシャッタ−に連動させて籾受
棒を下動させるものや、実開昭60−98348号公報
に開示されるように、籾受棒を人為的に上下動させる技
術のものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の技術によるものは、籾受棒が下動したときも一対
の籾受棒の間隔は不変なものであるから、籾袋内に籾が
収納されたときその籾の重量によって籾受棒を互いに内
方がわに引張る力が発生して籾袋を籾受棒から取り外す
のに困難であり、また、籾受棒が固定式のものにあって
は、籾が充満している籾袋を持ち上げて取り外さなけれ
ばならない。そこで、本発明はこのような従来の籾受装
置における問題点を解決して籾袋の交換を迅速容易にす
るのを目的として発明されたものである。
従来の技術によるものは、籾受棒が下動したときも一対
の籾受棒の間隔は不変なものであるから、籾袋内に籾が
収納されたときその籾の重量によって籾受棒を互いに内
方がわに引張る力が発生して籾袋を籾受棒から取り外す
のに困難であり、また、籾受棒が固定式のものにあって
は、籾が充満している籾袋を持ち上げて取り外さなけれ
ばならない。そこで、本発明はこのような従来の籾受装
置における問題点を解決して籾袋の交換を迅速容易にす
るのを目的として発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成させるために、並設する一対の籾受棒により吊持
する籾袋に籾を収納する籾受装置において、籾受棒の袋
掛部を下方の内方位に変位可能にし、その下方内方位へ
の変位動作をシャッタ−の閉作動に連動させる構成にし
たことを特徴とする。
を達成させるために、並設する一対の籾受棒により吊持
する籾袋に籾を収納する籾受装置において、籾受棒の袋
掛部を下方の内方位に変位可能にし、その下方内方位へ
の変位動作をシャッタ−の閉作動に連動させる構成にし
たことを特徴とする。
【0005】
【作用】このように構成してあるから、脱穀部からの籾
は一対の籾受棒により吊持された籾袋に順次落入して収
納されていくのである。そして、籾が籾袋内に充満して
満杯になると袋掛部から外して空の籾袋と交換するので
あるが、そのとき、シャッタ−を閉作動すると籾の落下
は停止し、これと同時に袋掛部は下方の内方位に変位し
下方位置に保持されて籾落入案内用のブ−ツと籾袋のラ
ップ代は小になるとともに袋掛部の間隔は狭くなり満杯
の籾袋の袋掛部からの取り外しが容易に行えるのであ
る。
は一対の籾受棒により吊持された籾袋に順次落入して収
納されていくのである。そして、籾が籾袋内に充満して
満杯になると袋掛部から外して空の籾袋と交換するので
あるが、そのとき、シャッタ−を閉作動すると籾の落下
は停止し、これと同時に袋掛部は下方の内方位に変位し
下方位置に保持されて籾落入案内用のブ−ツと籾袋のラ
ップ代は小になるとともに袋掛部の間隔は狭くなり満杯
の籾袋の袋掛部からの取り外しが容易に行えるのであ
る。
【0006】また、満杯の籾袋を取り外したあとに空の
籾袋を吊持する袋掛け作業は袋掛部が下方位置に保持さ
れるとともに、その間隔が狭くなり、かつ、ブ−ツとの
ラップ代も小の状態になっているので籾袋掛けが容易に
なる。
籾袋を吊持する袋掛け作業は袋掛部が下方位置に保持さ
れるとともに、その間隔が狭くなり、かつ、ブ−ツとの
ラップ代も小の状態になっているので籾袋掛けが容易に
なる。
【0007】
【実施例】以下、本発明による籾受装置に関して実施例
図に従って説明するのであるが、この装置はコンバイン
の一部を構成して脱穀部(A)からの籾を籾袋に収納す
るところのものであるから、そのコンバインの概略を
「図5」により記載しておくと、(3)はクロ−ラ
(4)を懸回してなる走行装置(5)上に載設する搭載
台、(A)はフィ−ドチエン(6)を左側に張設し扱胴
(7)・処理胴(8)・揺動選別体(9)等を内蔵して
搭載台(3)の左側に載置する脱穀部、(B)は分草体
(10)・引起しケ−ス(11)・刈刃(12)・スタ
−形ホイル(13)・掻込ベルト(14)・株元搬送チ
エン(15)・縦搬送チエン(16)・穂先搬送タイン
(17)などからなり脱穀部(A)の前方がわに設けら
れた刈取部、(C)はフィ−ドチエン(6)の終端部か
ら脱穀済の藁稈を後方に搬出する排藁チエン(18)の
終端部をのぞませる排藁処理部、(19)は操縦部、
(20)は脱穀部(A)の1番物樋(21)から揚穀筒
(22)によって揚上される穀粒(1番物)の貯留タン
クであって、操縦部(19)と貯留タンク(20)は搭
載台(3)の右側に位置し、その貯留タンク(20)は
脱穀部(A)に隣設されていて、連続的に植立穀稈を刈
取りその刈取穀稈を脱穀部(A)がわに搬送しフィ−ド
チエン(6)により挟持し扱室内を横送させて脱穀処理
し、籾(1番物)を貯留タンク(20)に貯留しながら
下方に吊持された籾袋に収納し、脱穀済の排藁は排藁チ
エン(18)に受継がれ排藁処理部(C)で処理される
ようになっている。なお、2番物樋(23)に回収され
た2番物は揺動選別体(9)の始端がわに返されて再選
別されるようになっている。
図に従って説明するのであるが、この装置はコンバイン
の一部を構成して脱穀部(A)からの籾を籾袋に収納す
るところのものであるから、そのコンバインの概略を
「図5」により記載しておくと、(3)はクロ−ラ
(4)を懸回してなる走行装置(5)上に載設する搭載
台、(A)はフィ−ドチエン(6)を左側に張設し扱胴
(7)・処理胴(8)・揺動選別体(9)等を内蔵して
搭載台(3)の左側に載置する脱穀部、(B)は分草体
(10)・引起しケ−ス(11)・刈刃(12)・スタ
−形ホイル(13)・掻込ベルト(14)・株元搬送チ
エン(15)・縦搬送チエン(16)・穂先搬送タイン
(17)などからなり脱穀部(A)の前方がわに設けら
れた刈取部、(C)はフィ−ドチエン(6)の終端部か
ら脱穀済の藁稈を後方に搬出する排藁チエン(18)の
終端部をのぞませる排藁処理部、(19)は操縦部、
(20)は脱穀部(A)の1番物樋(21)から揚穀筒
(22)によって揚上される穀粒(1番物)の貯留タン
クであって、操縦部(19)と貯留タンク(20)は搭
載台(3)の右側に位置し、その貯留タンク(20)は
脱穀部(A)に隣設されていて、連続的に植立穀稈を刈
取りその刈取穀稈を脱穀部(A)がわに搬送しフィ−ド
チエン(6)により挟持し扱室内を横送させて脱穀処理
し、籾(1番物)を貯留タンク(20)に貯留しながら
下方に吊持された籾袋に収納し、脱穀済の排藁は排藁チ
エン(18)に受継がれ排藁処理部(C)で処理される
ようになっている。なお、2番物樋(23)に回収され
た2番物は揺動選別体(9)の始端がわに返されて再選
別されるようになっている。
【0008】次に、この発明の要部について「図1」〜
「図4」により記載すると、前記の貯留タンク(20)
は適当の高さ位置に設けられて下部は漏斗状となりシャ
ッタ−(2)の抜き差しによる作動によって開閉する落
下口(24)を有し、その落下口(24)から籾落入案
内用のブ−ツ(25)が垂下されている。
「図4」により記載すると、前記の貯留タンク(20)
は適当の高さ位置に設けられて下部は漏斗状となりシャ
ッタ−(2)の抜き差しによる作動によって開閉する落
下口(24)を有し、その落下口(24)から籾落入案
内用のブ−ツ(25)が垂下されている。
【0009】(1)(1)は前記落下口(24)をはさ
んで略々水平状態に並設されて籾袋を吊持する一対の籾
受棒で、その奥がわの基部(1b)はクランク状に折曲
形成し機体がわに固設の支持筒体(26)に挿入され手
前がわの袋掛部(1a)はこの基部(1b)の軸芯の周
りに回動可能に装着されている。
んで略々水平状態に並設されて籾袋を吊持する一対の籾
受棒で、その奥がわの基部(1b)はクランク状に折曲
形成し機体がわに固設の支持筒体(26)に挿入され手
前がわの袋掛部(1a)はこの基部(1b)の軸芯の周
りに回動可能に装着されている。
【0010】また、前記の支持筒体(26)には手前が
わから見てV字形の棒状ストッパ−(27)の屈曲部を
溶着固定して籾受棒(1)の基部(1b)にまたがらせ
るとともに、このストッパ−(27)の両端部を手前が
わに折曲延出し、その延出部(27a)が籾受棒(1)
に当接するようにして前記袋掛部(1a)の下方の内方
位と上方の外方位への回動変位範囲を規制し双方の袋掛
部(1a)(1a)の間隔が狭くなる下方位置とその間
隔が広くなる上方位置に変位する構成にしてある。
わから見てV字形の棒状ストッパ−(27)の屈曲部を
溶着固定して籾受棒(1)の基部(1b)にまたがらせ
るとともに、このストッパ−(27)の両端部を手前が
わに折曲延出し、その延出部(27a)が籾受棒(1)
に当接するようにして前記袋掛部(1a)の下方の内方
位と上方の外方位への回動変位範囲を規制し双方の袋掛
部(1a)(1a)の間隔が狭くなる下方位置とその間
隔が広くなる上方位置に変位する構成にしてある。
【0011】そして、前記のシャッタ−(2)は、特に
「図4」によってわかるように、籾が落下する開口部
(2a)と無孔部分(2b)とからなって、両側壁(2
8a)(28a)に下縁(29a)を傾斜面にした3角
形状のガイド孔(29)を設けたシャッタ−ガイド(2
8)と一体に構成されている。(28b)は後述する支
点軸(30)が挿通するところの摺動孔であり、(3
1)は両側壁(28a)の手前がわを連結した丸棒状の
取手である。
「図4」によってわかるように、籾が落下する開口部
(2a)と無孔部分(2b)とからなって、両側壁(2
8a)(28a)に下縁(29a)を傾斜面にした3角
形状のガイド孔(29)を設けたシャッタ−ガイド(2
8)と一体に構成されている。(28b)は後述する支
点軸(30)が挿通するところの摺動孔であり、(3
1)は両側壁(28a)の手前がわを連結した丸棒状の
取手である。
【0012】また、機体がわから手前がわに向けて前記
の支点軸(30)が突設され、(32)はL字形に折曲
した作動ア−ムであって、その基部がわ(32a)は前
記シャッタ−ガイド(28)の側壁(28a)に設けた
ガイド孔(29)からシャッタ−ガイド(28)内に挿
入して前記支点軸(30)の摺動孔(28b)からシャ
ッタ−ガイド(28)内に挿入する先端部に回動自在に
嵌合させている。そして、シャッタ−ガイド(28)内
に挿入されない先端がわ(32b)は引張スプリング
(33)により前記籾受棒(1)に連繋して、作動ア−
ム(32)の基部がわ(2a)をガイド孔(29)の下
縁(29a)に接当させるとともに、袋掛部(1a)が
下方の内方位と上方の外方位に変位したとき、基部(1
b)の軸芯、即ち死点越えして前記ストッパ−(27)
の下方がわと上方がわの延出部(27a)に当接し下方
位置と上方位置に保持されるようになっている。
の支点軸(30)が突設され、(32)はL字形に折曲
した作動ア−ムであって、その基部がわ(32a)は前
記シャッタ−ガイド(28)の側壁(28a)に設けた
ガイド孔(29)からシャッタ−ガイド(28)内に挿
入して前記支点軸(30)の摺動孔(28b)からシャ
ッタ−ガイド(28)内に挿入する先端部に回動自在に
嵌合させている。そして、シャッタ−ガイド(28)内
に挿入されない先端がわ(32b)は引張スプリング
(33)により前記籾受棒(1)に連繋して、作動ア−
ム(32)の基部がわ(2a)をガイド孔(29)の下
縁(29a)に接当させるとともに、袋掛部(1a)が
下方の内方位と上方の外方位に変位したとき、基部(1
b)の軸芯、即ち死点越えして前記ストッパ−(27)
の下方がわと上方がわの延出部(27a)に当接し下方
位置と上方位置に保持されるようになっている。
【0013】なお、一対の籾受棒(1)(1)自体と、
シャッタ−(2)の抜き差しに連動する袋掛部(1a)
(1a)の下方の内方位と上方の外方位への変位および
これによる袋掛部(1a)(1a)の下方位置と上方位
置における保持は一方がわのものと他方がわのものとは
対象的になっているので一方がわのみを記載し他方がわ
は同一の符号を付してその説明を省略する。
シャッタ−(2)の抜き差しに連動する袋掛部(1a)
(1a)の下方の内方位と上方の外方位への変位および
これによる袋掛部(1a)(1a)の下方位置と上方位
置における保持は一方がわのものと他方がわのものとは
対象的になっているので一方がわのみを記載し他方がわ
は同一の符号を付してその説明を省略する。
【0014】これによって、貯留タンク(20)内の籾
を籾袋に収納するときは、「図2」および「図1」の実
線に示すように、取手(31)をもってシャッタ−
(2)を手前に抜き出すとシャッタ−ガイド(28)も
一体となって引き出され、作動ア−ム(32)(32)
の基部がわ(32a)(32a)はシャッタ−ガイド
(28)の両側壁(28a)(28a)に設けたガイド
孔(29)(29)の下縁(29a)(29a)と摺接
し支点軸(30)(30)を軸にしてそれぞれ上方に回
動させられ、この回動により先端がわ(32b)(32
b)から引張スプリング(33)(33)を介して袋掛
部(1a)(1a)を基部(1b)(1b)の周りに回
動させ引張スプリング(30)(30)は上方がわに死
点越えしてストッパ−(27)(27)の上方がわの延
出部(27a)(27a)に籾受棒(1)(1)が当接
し、袋掛部(1a)(1a)は上方の外方位に変位して
その上方位置に保持され袋掛部(1a)(1a)の間隔
は(M)になって広くなるとともに、籾袋とブ−ツ(2
5)とのラップ代は(H)になって大になる。また、こ
れと共にシャッタ−(2)の開口部(2a)は貯留タン
ク(20)の落下口(24)に合致して貯留タンク(2
0)内の籾はブ−ツ(25)に案内され円滑に籾袋に収
納されるのである。
を籾袋に収納するときは、「図2」および「図1」の実
線に示すように、取手(31)をもってシャッタ−
(2)を手前に抜き出すとシャッタ−ガイド(28)も
一体となって引き出され、作動ア−ム(32)(32)
の基部がわ(32a)(32a)はシャッタ−ガイド
(28)の両側壁(28a)(28a)に設けたガイド
孔(29)(29)の下縁(29a)(29a)と摺接
し支点軸(30)(30)を軸にしてそれぞれ上方に回
動させられ、この回動により先端がわ(32b)(32
b)から引張スプリング(33)(33)を介して袋掛
部(1a)(1a)を基部(1b)(1b)の周りに回
動させ引張スプリング(30)(30)は上方がわに死
点越えしてストッパ−(27)(27)の上方がわの延
出部(27a)(27a)に籾受棒(1)(1)が当接
し、袋掛部(1a)(1a)は上方の外方位に変位して
その上方位置に保持され袋掛部(1a)(1a)の間隔
は(M)になって広くなるとともに、籾袋とブ−ツ(2
5)とのラップ代は(H)になって大になる。また、こ
れと共にシャッタ−(2)の開口部(2a)は貯留タン
ク(20)の落下口(24)に合致して貯留タンク(2
0)内の籾はブ−ツ(25)に案内され円滑に籾袋に収
納されるのである。
【0015】そして、籾袋内に籾が充満してくると、そ
の籾の重量により引張スプリング(33)(33)は若
干伸長して袋掛部(1a)(1a)を微動させながら籾
を収納し、満杯になると袋掛部(1a)(1a)から外
して空の籾袋と交換するのであるが、そのとき、「図
3」および「図1」の仮想線で示すように、取手(3
1)をもってシャッタ−(2)を奥がわに差し込んで閉
作動すると、シャッタ−(2)の無孔部分(2b)が貯
留タンク(20)の落下口(24)に合致して籾の落下
を停止し、これと共にシャッタ−ガイド(28)も一体
となって押し込まれ、作動ア−ム(32)(32)の基
部がわ(32a)(32a)はシャッタ−ガイド(2
8)の両側壁(28a)(28a)に設けたガイド孔
(29)(29)の下縁(29a)(29a)と摺接し
支点軸(30)(30)を軸にしてそれぞれ下方に回動
し、この回動により先端がわ(32b)(32b)から
引張スプリング(33)(33)を介して袋掛部(1
a)(1a)を基部(1b)(1b)の周りに回動させ
矢印(イ)と(イ)のように下方の内方位に向けて変位
させるようになり、引張スプリング(30)(30)は
下方がわに死点越えしてストッパ−(27)(27)の
下方がわの延出部(27a)(27a)に籾受棒(1)
(1)が当接するようになり、袋掛部(1a)(1a)
は下方の内方位に変位してその下方位置に保持され袋掛
部(1a)(1a)の間隔は(M1)になって狭くなる
とともに、籾袋とブ−ツ(25)とのラップ代は(H
1)となって小になり、満杯の籾袋は袋掛部(1a)
(1a)から容易に取り外せるのである。
の籾の重量により引張スプリング(33)(33)は若
干伸長して袋掛部(1a)(1a)を微動させながら籾
を収納し、満杯になると袋掛部(1a)(1a)から外
して空の籾袋と交換するのであるが、そのとき、「図
3」および「図1」の仮想線で示すように、取手(3
1)をもってシャッタ−(2)を奥がわに差し込んで閉
作動すると、シャッタ−(2)の無孔部分(2b)が貯
留タンク(20)の落下口(24)に合致して籾の落下
を停止し、これと共にシャッタ−ガイド(28)も一体
となって押し込まれ、作動ア−ム(32)(32)の基
部がわ(32a)(32a)はシャッタ−ガイド(2
8)の両側壁(28a)(28a)に設けたガイド孔
(29)(29)の下縁(29a)(29a)と摺接し
支点軸(30)(30)を軸にしてそれぞれ下方に回動
し、この回動により先端がわ(32b)(32b)から
引張スプリング(33)(33)を介して袋掛部(1
a)(1a)を基部(1b)(1b)の周りに回動させ
矢印(イ)と(イ)のように下方の内方位に向けて変位
させるようになり、引張スプリング(30)(30)は
下方がわに死点越えしてストッパ−(27)(27)の
下方がわの延出部(27a)(27a)に籾受棒(1)
(1)が当接するようになり、袋掛部(1a)(1a)
は下方の内方位に変位してその下方位置に保持され袋掛
部(1a)(1a)の間隔は(M1)になって狭くなる
とともに、籾袋とブ−ツ(25)とのラップ代は(H
1)となって小になり、満杯の籾袋は袋掛部(1a)
(1a)から容易に取り外せるのである。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、並設す
る一対の籾受棒(1)(1)により吊持する籾袋に籾を
収納する籾受装置において、籾受棒(1)の袋掛部(1
a)を下方の内方位に変位可能にし、その下方内方位へ
の変位動作をシャッタ−(2)の閉作動に連動させる構
成にしたことを特徴とするものであるから、籾が籾袋内
に充満して満杯になって空の籾袋と交換するとき、シャ
ッタ−(2)を閉作動すると籾の落下は停止し、これと
同時に袋掛部(1a)は下方の内方位に変位しその下方
位置に保持されて籾落入案内用のブ−ツ(25)と籾袋
のラップ代は小になるとともに袋掛部(1a)(1a)
の間隔は狭くなるので籾袋の袋掛部(1a)からの取り
外しが容易に行え、しかも、袋掛部(1a)の下方の内
方位への変位はシャッタ−(2)の閉作動により変位す
るから籾袋の交換作用が迅速に行える。また、満杯の籾
袋を取り外したあとに空の籾袋を吊持する袋掛け作業は
袋掛部(1a)が下方位置に保持されるとともに、その
間隔が狭く、かつ、ブ−ツ(25)とのラップ代も小の
状態になっているので籾袋掛けが容易になる。
る一対の籾受棒(1)(1)により吊持する籾袋に籾を
収納する籾受装置において、籾受棒(1)の袋掛部(1
a)を下方の内方位に変位可能にし、その下方内方位へ
の変位動作をシャッタ−(2)の閉作動に連動させる構
成にしたことを特徴とするものであるから、籾が籾袋内
に充満して満杯になって空の籾袋と交換するとき、シャ
ッタ−(2)を閉作動すると籾の落下は停止し、これと
同時に袋掛部(1a)は下方の内方位に変位しその下方
位置に保持されて籾落入案内用のブ−ツ(25)と籾袋
のラップ代は小になるとともに袋掛部(1a)(1a)
の間隔は狭くなるので籾袋の袋掛部(1a)からの取り
外しが容易に行え、しかも、袋掛部(1a)の下方の内
方位への変位はシャッタ−(2)の閉作動により変位す
るから籾袋の交換作用が迅速に行える。また、満杯の籾
袋を取り外したあとに空の籾袋を吊持する袋掛け作業は
袋掛部(1a)が下方位置に保持されるとともに、その
間隔が狭く、かつ、ブ−ツ(25)とのラップ代も小の
状態になっているので籾袋掛けが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】籾受装置を手前がわから見た図である。
【図2】籾収納状態を示す側面図である。
【図3】籾収納停止状態を示す側面図である。
【図4】シャッタ−ガイド付きシャッタ−の縦断側面図
である。
である。
【図5】コンバイン全体の概略図である。
1 籾受棒 1a 袋掛部 2 シャッタ−
Claims (1)
- 【請求項1】 並設する一対の籾受棒(1)(1)によ
り吊持する籾袋に籾を収納する籾受装置において、籾受
棒(1)の袋掛部(1a)を下方の内方位に変位可能に
し、その下方内方位への変位動作をシャッタ−(2)の
閉作動に連動させる構成にしたことを特徴とする籾受装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10597594A JPH07289071A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 籾受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10597594A JPH07289071A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 籾受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07289071A true JPH07289071A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14421769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10597594A Pending JPH07289071A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 籾受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07289071A (ja) |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP10597594A patent/JPH07289071A/ja active Pending
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