JPH02297663A - 電子システムノート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は電子システムノートに関する。

（ロ）従来の技術 最近の半導体工業の発達により、既存のものを電子化す
る試みが様々な分野に広まっている。古くから用いられ
ている手帳もその一例で、例えばＮＩＫＫＥＩ〜ＩＥｃ
ＨＡへＩＣＡｌ、１９８８年４月４日号、第１０６頁に
紹介されているように電子手帳と銘打った製品が出現し
、また最近ビジネスマンを中心に用いられるようになっ
てきたシステムノートを電子化したものも実用化されつ
つある。

それらの電子化された手帳やシステムノート（以下これ
らを総称して電子システムノートと呼ぶ）の基本的な機
能の一つとして、スケジュール管理機能が存在する。ス
ケジュール管理機能とは予め所有者が自己のスケジュー
ルの内容をキーボード等の入力手段により入力し、日付
や特定のキーワードを使用してスケジュールの内容やス
ケジュールされた日付等を検索表示するものである。

このようなスケジュール管理機能において、予め登録さ
れたスケジュールデータを対象として所有者は適宜検索
し、内容や日付等を確認することができるものの、上述
の如く登録済みのスヶジュールデータが検索対象となる
ので、スケジュールの内容には変更がなくても、日付が
変更されれば、当該変更された日付と、スケジュール内
容を新たに入力して新規なスケジュールデータを作成し
なければならない。即ち、１件のスケジュールデータの
内、単に日付が変更されても、その日付データとしてス
ケジュール内容を転記する必要がある。

（ハ）発明が解決しようとする課題 このように従来装置にあっては単に日付の変更であるに
も拘らずデータの内容自体も転記しなければならず、使
い勝手の点で未だ解決すべき課題を含んでいる。本発明
は斯る課題を解決せんとするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明電子システムノートは上記課題を解決するために
、 複数のデータ及びそれらデータの識別子を対にして格納
するデータ記憶手段、 上記データ及び識別子を検索対象として検索する検索手
段、 当該検索手段により検索された検索結果に対して他の識
別子への変更を実行する入力編集手段、上記入力編集手
段による他の識別子の変更が実行されたとき、検索され
たデータの識別子を特定の識別子から他の識別子に変更
してデータ記憶手段に書込むデータ管理手段、 を備えることを特徴とする。

（ホ）作　用 上述の如く検索されたデータの識別子を特定の識別子か
ら他の識別子に変更してデータ記憶手段に書込むデータ
管理手段を備えることによって、識別子のみを対象とし
て変更処理を実施し得る。

（へ）実施例 第１図は本発明システムノートの一実施例の構成を示す
ブロック図である。（１）は後述する各構成要素と信号
バス（２）で接続され、信号の授受で全体の制御を行な
う主制御部で、マイクロコンピュータで構成され、内蔵
のプログラムメモリに予め記憶されている制御プログラ
ムに従って各種の制御を司る。（３）は各種の文字、記
号、データ等の入力を行なう文字、記号キー、処理すべ
き仕事を指示する仕事指示キー、カーソル移動キー等を
備えるキーボード、（４）はキーボード制御用の回路を
含む入力制御部で、上記キーボード（３）は当該入力制
御部（４）を介して信号バス（２）に接続される。

（５）は主制御部（１）の制御の下でキーボード（４）
から入力されるスケジュール管理のためのデータ（以下
単にスケジュールデータと呼ぶ）の入力及び編集を処理
する入力編集部である。当該入力編集部（５）は、入力
編集中のデータ固有のタイプ例えばスケジュール［５］
、Ｄｏｎ’ｔ　ｆｏｒｇｅｔ［Ｄ］、メモ（メモ］、未
処理［未］、処理済（済１を特定するタイプ入力編集部
（５１）と、時刻を含む日付入力編集部（５りと、イラ
スト等のマークを入力するマーク入力編集部（５，）と
、ワープロで周知のかな漢字変換を利用した内容入力編
集部（５，）とから構成されると共に、上記日付入力編
集部（５，）には計時回路（５，）が連なり、日付デー
タの肋間データとして本日のデータを取込む。

（６）は上記入力編集部で作成されたスケジュールデー
タのデータ記憶部（７）への読出しくＲ）／書込み（Ｗ
）を管理するデータ管理部で、上記タイプ入力編集部（
５１）により入力されるデータ固有のタイプ［Ｓ］〜（
済）と、日付入力編集部（５，）による日付データと、
マーク入力編集部（５，）によるイラストマークと、内
容入力編集部（５４）による内容は夫々の管理部（６１
）〜（６４）を介して読出し或いは書込みが制御される
。第２図は斯るスケジュールデータの一例を示しており
、便宜上破線で仕切られたタイプ領域（Ａ）、日付領域
（Ｂ）、マーク領域（Ｃ）及び内容領域（Ｄ）の４つの
領域を備え、当該領域単位で各管理部（６１）〜（６４
）は各データの管理を司どる。上記タイプ、日付及びイ
ラストマークは、スケジュールデータの内容に対する識
別子であり、１件のスケジュールデータは一般的に少な
くとも一つの識別子と、内容とから構成される。

（８）は検索表示制御部で、スケジュールデータのタイ
プ領域（Ａ）のタイプを検索対象として検索処理を行な
うタイプチェック部（８、）と、日付領域（Ｂ）の日付
を検索対象として検索処理を行なう日付チェック部（８
，）と、マーク領域（Ｃ）のイラストマークを検索対象
として検索処理を行なうマーク検索部（８，）と、内容
領域（Ｄ）を検索対象として検索処理を行なう内容検索
部（８４）と、上記各処理で検索されたスケジュールデ
ータのデータ記憶部（７）におけるアドレスを保持する
検索ｆ’　−タバッファ（８，）を含んでいる。

（９）はフロッピーディスク、ＲＡＭカード等の外部メ
モリ、（１０）はＬＣＤディスクプレイ等の表示器、（
１１）は該表示器の表示を制御する表示制御部で、上記
表示制御部（１１）、外部メモリ（９）、検索表示制御
部（８）、データ管理部（６）、入力編集部（５）の各
々は信号バス（２）を介して主制御部（１）に連なって
いる。

第３図〜第１４図は入力編集部（５）により予め登録さ
れた個々のスケジュールデータを示している。例えば第
３図はデータのタイプがスケジュール［Ｓ］であり、４
月４日６時００分に新幹線新大阪発に乗車することが登
録されていると共に、マーク領域（Ｃ）に内容と密接な
関係にある新幹線のイラストマークが図示していないイ
ラストマーク辞書部から抽出されてイラストマークデー
タとして格納されている。第４図及び第５図は別のスケ
ジュールデータであり、データのタイプはスケジュール
［Ｓ］である。また第６図はデータのタイプがＤｏｎ’
ｔ　ｆｏｒｇｅｔ　［Ｄ］のデータで、第７図は同じく
メモ［メモ］のデータである。第８図〜第１４図は更に
別のスケジュールデータを日付順に示している。このよ
うにして、所有者は自己のスケジュール管理を実行すべ
く、予めスケジュールデータを第１５図に示すごとく１
件１様のカード型式で登録し、その際斯るスケジュール
の内容と密接な関係にあるイラストマークが適宜付与さ
れている。

而して、上記スケジュールデータが予め作成されスケジ
ュールデータ記憶部（７）に格納された状態で、第１１
図に示したスケジュールデータについて日付の変更が発
生したとすると、先ず第１１図のスケジュールデータを
表示！（１０）に表示させるべく検索モードを選択し、
キーボード（３）から検索用語を入力する。例えば、検
索対象を識別子の日付に限定し、４月６日と入力すると
、主制御部（１）は、処理モードが検索モードであるの
で、制御を検索表示制御部（８）に移す。検索表示制御
部（８）では検索対象が日付に限定されているので、日
付チェック部（８，）を起動させ、データ管理部（６）
の日付管理部（５１）からデータ記憶部（７）の各デー
タの日付領域（Ｂ）に対して４月６日の検索を実行する
。検索の結果、４月６日のスケジュールデータが検索さ
れると、そのスケジュールデータがデータ記憶部（７）
の例えば何件目のデータであるというアドレス情報が検
索データバッファ（８，）にリストされる。

もし、４月６日に複数のスケジュールデータが存在する
ようであれば、上記検索データバッファ（８３）に全て
のアドレス情報がリストされる。

今、検索の結果４月６日には第１１図のスケジュールデ
ータしか存在しないので、検索データバッファ（８１）
の１番目に第１１図のスケジュールデータのデータ記憶
部（７）内の記憶件数、例えば第３図のスケジュールデ
ータが１件目のデータであり第４図以降のデータも図の
順に記憶されているとすると、９件目であることが記憶
される。

この検索結果に基づき検索表示制御部（８）はデータ管
理部（６）から９件目のスケジュールデータを各タイプ
管理部（６１）、日付管理部（６，）、イラスト管理部
（６，）、内容管理部（６４）を通してデータを読出し
て第１１図の表示を表示器（１０）に行なわせる。

このようにして日付を変更すべきスケジュールデータを
表示器（１０）に表示させると、キーボード（３）から
斯るスケジュールデータについて日付の変更を指示すべ
くカーソルを日付領域（Ｂ）に移動させ変更を指示する
と、主制御部（１）は入力編集部（５）の日付入力ｆＩ
ＩＸ集部（５８）を起動させて、キーボード（３）から
入力される日付（４月１０日（月）〜４月１１日（火）
）を、検索データバッファ（８５）のアドレス情報に基
づきデータ管理部（６）のアドレスポインタが示すデー
タ記憶部（７）のスケジュールデータ、即ち第１１図の
スケジュールデータに対して第１６図のように変更を施
す。このとき、他のタイプ領域（Ａ）、イラストマーク
領域（Ｂ）、内容領域（Ｄ）に変更がなければ先の第１
１図のデータがそのまま有効に利用される。即ち、日付
のみの変更処理を施せば他のスケジュールデータを何ら
入力することなく新たな第１６図のスケジュールデータ
が第１１図のスケジュールデータと置換される。

次に、スケジュールデータの他の識別子であるタイプの
変更について説明する。

第１０図のスケジュールデータは忘れてはならないこと
を報知するＤｏｎ’ｔ　ｆｏｒｇｅｔ　［Ｄｉのタイプ
のものである。即ち、４月５日にワープロ５ＷＰ−３６
０を３０台発注することを忘れてはならないことを示す
。このような［Ｄ］　タイプのデータは、その内容が処
理されてしまえば、［Ｄ］タイプのままスケジュールデ
ータに残存させておくと、後日その処理が未処理のまま
が、処理済みなのか判別することができない。

そこでこの［Ｄ］　タイプのデータについては、処理が
済んでしまえば処理済みであるタイプ［済］に変更する
。即ち、キーボード（３）の操作により検索対象をスケ
ジュールデータのタイプに限定しタイプチェック部（８
，）を起動させ、タイプ［Ｄ］のスケジュールデータの
みを検索する。

この実施例ではタイプ［Ｄ］のスケジュールデータは第
６図、第１Ｏ図、第１３図、第１４図の４件あるので、
斯る４件のデータに対するデータ記憶部（７）における
アドレス情報が検索データバッファ（８，）に順次書き
込まれる。

該当の第１０図のスケジュールデータのアドレス情報は
検索データバッファの２番目に記憶されているので、初
期の検索結果としては１番目に記憶されている第６図の
データが表示器（１ｏ）に表示される。従って、キーボ
ード（３）から次のスケジュールデータの表示を指示す
れば第１０図の表示が得られる。しがし、通常何番目に
目的とする表示内容が得られるか分からないことが多い
ので、検索結果を第１７図の一覧表の形式で表示させる
。すると、所望の検索結果の表示が他のものと同時に得
られるので、斯る一覧表から所望のスケジュールデータ
の表示を指示することによって、第１０図の表示を得る
。

この表示が得られると先の日付変更と同様に、変更すべ
き領域がタイプ領域（Ａ）であることを指示し、タイプ
［Ｄ］　を処理済みの［済］に変更すると、第１Ｏ図の
スケジュールデータのタイプが［済］に変更され新たな
第１８図のスケジュールデータとしてデータ記憶部（７
）に書き込まれる。

以上の実施例では、変更すべき識別子である日付やタイ
プを検索対象として検索していたが、スケジュールデー
タの内容領域（Ｄ）を自然語、例えば「電子システムノ
ート」という検索用語をそのままの状態、即ち自然語で
入力し、この用語に基づき検索した結果に基づき、タイ
プ、日付或いはイラストマークの識別子を変更処理して
も良い。

また、検索データバッファ（８３）は、検索結果全ての
スケジュールデータのデータ記憶部（７）内のアドレス
情報を対応リストの形式で記憶することから、上述の第
１７図の如く１行に一つのスケジュールデータを表示す
る一覧表を表示し得る。

従って、例えば日付で検索した結果を第１９図の如く一
覧表示させると、その日付のスケジュールが一目で把握
でき、また詳細な内容については個々のスケジュールデ
ータを選択することによってｉ認できる。

更に、第２０図の如くスケジュールデータのタイプ領域
（Ａ）を検索対象として例えば［Ｓ］を検索し、この検
索結果をこのタイプのスケジュールデータのみを外部メ
モリ（９）に転送すれば、斯るタイプ専用の外部メモリ
（９）を作成できる。また、同様に一括削除も可能であ
る。

（ト）発明の効果 本発明は以上の説明から明らかな如く、検索されたデー
タの識別子を特定の識別子から他の識別子に変更してデ
ータ記憶手段に書き込むデータ管理手段を備えることに
よって、識別子のみを対象として変更処理を実施し得る
ので、変更対象以外は既に登録済みのデータを有効に活
用でき、使い勝手の向上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明電子システムノートの一実施例を示すブ
ロック図、第２図はスケジュールデータの構成を示す模
式図、第３図乃至第１４図、第１６図及び第１８図は各
スケジュールデータの表示状態を示す模式図、第１５図
はスケジュールデータのデータ記憶部上の構成を示す模
式図、第１７図、第１９図、第２０図は一覧表示を示す
模式図である。 （１）・・・主制御部、（３）・・・キーボード、（５
）・・・入力編集部、（６）・・・データ管理部、（７
）・・・データ記憶部、（８）・・・検索表示制御部、
（１０）・・・表示器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のデータ及びそれらデータの識別子を対にし
   て格納するデータ記憶手段、 上記データ及び識別子を検索対象として検索する検索手
   段、 当該検索手段により検索された検索結果に対して他の識
   別子への変更を実行する入力編集手段、上記入力編集手
   段による他の識別子の変更が実行されたとき、検索され
   たデータの識別子を特定の識別子から他の識別子に変更
   してデータ記憶手段に書込むデータ管理手段、 を備えることを特徴とする電子システムノート。