JPH0229731Y2 - - Google Patents

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JPH0229731Y2
JPH0229731Y2 JP1981015749U JP1574981U JPH0229731Y2 JP H0229731 Y2 JPH0229731 Y2 JP H0229731Y2 JP 1981015749 U JP1981015749 U JP 1981015749U JP 1574981 U JP1574981 U JP 1574981U JP H0229731 Y2 JPH0229731 Y2 JP H0229731Y2
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JP
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circuit wiring
groove
circuit
wiring pattern
resin
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JP1981015749U
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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数個のそれぞれ独立した回路配
線パターンを形成した多数個取り用の混成集積回
路基板に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来から多数個取り用のこの種の基板は、分離
個所に基板厚さの10〜20%深さの溝を設けるいわ
ゆるスナップ・ラインを設けたものが使われてい
る。しかし、基板上に各種電子部品を取付けた
後、樹脂モールドをする時、基板が薄いとスナツ
プラインの溝深さが浅く、溝の役割を果さない。
また、樹脂がスナツプラインに流れやすくなり、
溝に樹脂がつまつてしまい分割できないという事
態が生じる。
この不具合を避けるため、従来採られてきた対
策の一つは、モールドする部分とスナツプライン
までの距離を長くすることである。この方法によ
ると1個当りの基板の面積が大きくなる。他の一
つは、第1図、第2図に示すように、セラミツク
基板1上に形成された電極部2を除いて完全にモ
ールドしてしまう側のスナツプラインに沿つて、
ソルダーレジストで障壁4を形成した基板を用い
ることである。この基板を用いれば、スナツプラ
インの溝が浅くても樹脂の流出は防止できるが、
基板に別途障壁4を作らねばならないという欠点
を有する。
〔考案の目的〕
本願考案は上述の欠点に鑑みてなされたもの
で、各基板の面積を大きくすることなく、しかも
分割が容易に行なえる多数個取り用の基板を提供
することを目的とする。
〔構成と効果〕
本願考案は回路配線パターン実装面が略長方形
の混成集積回路基板において、基板に設けられた
個々の回路配線パターンの短辺側の両側部近傍に
基板を貫通しない程度の深さに設けられた溝と、
夫々の回路配線パターンの長辺側の両端に夫々の
回路配線パターンを分離して溝を越える位置まで
設けられ回路配線パターン実装面に対して略直交
する端面を有する貫通溝とを備えた混成集積回路
基板である。
そして、上述の構成により、本願考案は回路部
を樹脂モールドするに際して、貫通溝が各回路部
間に設けられ、しかも貫通溝と回路配線パターン
実装面とが略直交しているので、貫通溝端面で樹
脂の表面張力の効果により、貫通溝に樹脂が流れ
込みにくくなる。しかも塗布樹脂量が多くなつた
り、粘性の低い樹脂を使つたりすると表面張力の
限界を越え貫通溝に樹脂が流入するが、溝が貫通
しているので樹脂が溝を通り抜け、溝を埋めてし
まうということがない。よつて、隣り合う回路部
に塗布した樹脂が互いに固着しあつて分割しにく
くなるということがない。また、樹脂モールド後
溝を加圧するだけで容易にしかも確実に各回路配
線パターン毎に分割できるので量産性に優れる。
という効果を奏する。
〔実施例〕
第3図,第4図において、7はセラミツ基板
で、この基板7上には複数個のそれぞれ独立した
回路部14と電極部8とから形成された回路配線
パターン13が並設して形成されている。電極部
8は回路部14と電気的に接続されており外部接
続用のものである。回路配線パターン13の短辺
側の両端部には溝12(スナツプライン)が設け
られ、回路配線パターン13の長辺側の両端部に
は溝12を越える位置まで回路配線パターン13
の実装面に対して略直交する端面10を有する貫
通溝9が設けられている。
前述の基板7の回路部14に電子部品が実装さ
れる。そして、回路部14の保護用として回路部
14全体を樹脂11にてモールドする。その時の
樹脂量は回路部14全体をモールドしつつ、回路
配線パターン13の長辺側の両端部に設けられた
溝12に達しない程度とする。回路配線パターン
13の短辺側の両端部には貫通溝9が設けられて
いるため、貫通溝9の端面10での樹脂11の表
面張力の効果により、貫通溝9に樹脂11が流れ
込みにくくなる。しかも流れ込んだとしても溝が
貫通しているので樹脂が溝を通り抜け、溝を埋め
てしまうということがない。よつて隣り合う回路
部に塗布した樹脂が互いに固着しあつて分割しに
くくなるということがない。したがつて、樹脂1
1が固化した後溝12を加圧すると容易にしかも
確実に各回路配線パターン13毎に分割できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の基板を用いて樹脂モールドした
例を示す平面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は本考案に係る一実施例の基板を用い
て樹脂モールドした例を示す平面図、第4図は第
3図のB−B断面図である。 1,7……セラミツク基板、2,8……電極
部、5,11……樹脂、9……貫通溝、10……
端面、12……溝、13……回路配線パターン、
14……回路部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基板と、この基板上にそれぞれ独立して形成さ
    れた回路配線パターンと、この回路配線パターン
    の回路部を被うように塗布された樹脂と、からな
    り前記回路配線パターン実装面が略長方形の混成
    集積回路基板において、 前記基板に設けられた個々の前記回路配線パタ
    ーンの短辺側の両端部近傍に基板を貫通しない程
    度の深さに設けられた溝と、夫々の前記回路配線
    パターンの長辺側の両端に夫々の前記回路配線パ
    ターンを分離して前記溝を越える位置まで設けら
    れ前記回路配線パターン実装面に対して略直交す
    る端面を有する貫通溝とを備えた混成集積回路基
    板。
JP1981015749U 1981-02-05 1981-02-05 Expired JPH0229731Y2 (ja)

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JPS57130460U JPS57130460U (ja) 1982-08-14
JPH0229731Y2 true JPH0229731Y2 (ja) 1990-08-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5998476U (ja) * 1982-12-21 1984-07-03 三洋電機株式会社 表示装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5259847A (en) * 1975-11-12 1977-05-17 Hitachi Ltd Hybrid integrated circuit unit
JPS5280473A (en) * 1975-12-26 1977-07-06 Nippon Electric Co Method of producing hybrid integrated circuit

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JPS5259847A (en) * 1975-11-12 1977-05-17 Hitachi Ltd Hybrid integrated circuit unit
JPS5280473A (en) * 1975-12-26 1977-07-06 Nippon Electric Co Method of producing hybrid integrated circuit

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