JPH02296690A - 折畳み可能なコンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はコンテナ、より具体的には再使用可能な折畳み
式コンテナに関する。

［従来の技術］ 機械のような工業製品を発送地から目的地に運ぶときに
、これらを梱包するのに用いる永久的に組立てられた木
枠箱は公知である。

［発明が解決しようとするＬ１題］ これら枠箱は、折畳み不可能で大きさが調節不能であり
、また、通常１回だけ用いられ、その後は破壊される。

本発明の１目的は、上述の不都合を少くとも軽減し得る
コンテナを提供することにある０本発明の更なる１目的
は、非常に頑丈で強いコンテナを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 底板、それぞれが幅と高さを有し、且つ上記底板から立
ち上げ得る複数枚の壁板とを有し、各壁板は互いにスラ
イド可能に連結できる少くとも２枚の壁板部材より成り
、これら部材をスライドして壁板の高さを調節するよう
に構成されており、さらに 上記コンテナを＃るため上記壁板に載置し得る蓋とを有
することを特徴とする折畳み可能なコンテナである。

［作　　　用］ 本発明の装置によると、高さが調節可能なコンテナを形
成し得る。このコンテナは、使用後、再び分解し、発送
地へ送り返して再組立し、再使用できる。

このコンテナは、折畳んで壁板を底板と蓋と′の間に平
らに置いた状態では、組立てられた状態に比べてずつと
少いスペースを占める。本発明の典型的な装置を用いれ
ば、長さ２２５０ｍｍ、幅１９３０１ｍ、高さが１２０
０から２０００ｖｍ（７）範囲で調節可能なコンテナを
組立てることができる。折畳まれた状態ではこれらのコ
ンテナの約７０個が１個の１２メートル舶用コンテナに
納まることがわかった。

底板は好ましくは矩形で、底板両端には２枚の端壁板が
ヒンジ連結されているので、これら端壁板は、底板上に
ほぼ平らに重なりた第１位置と、底板から立ち上った第
２の位置との間で可能である。

また、好ましい実施例では、２枚の別々の側壁板を上記
端壁板間で底板に装着可能である。

底板は好ましくはパレットよりなる。

各壁板は２枚の矩形壁板部材よりなり、各壁板部材はシ
ートで被覆された複数の相隔った柱よりなるフレームを
有する。１壁板部材の該柱は他の壁板部材の対応する柱
内に嵌合して摺動可能であり、以て、壁板部材を互いに
相対的に摺ａ操作して壁板の高さを調節することができ
る。

上記柱は間隔を置いた孔を有し、嵌合した柱の合致した
孔にロック手段を通すことで２枚の壁板部材を互いに相
対的に所望位置にてロックし得る。

蓋はナツトとボルトで側壁板に固定できる。

折畳んだ状態では端壁板は底板上に互いに重ねて折畳ま
れ、側壁板は該端壁板上に置かれる。

そして蓋は側壁板上に置かれ、該蓋と底板との間に延び
る型材で底板に固定される。

上記型材は、好ましくは１つの柱よりなり、この柱をナ
ツトとボルトとで底板に固定することで、底板上に側壁
板を組立状態に装着し、またナツトとボルトとで蓋に固
定することで側壁板上に蓋を組立状態に装着し得る。

［実　施　例］ 以下、図面に示す実施例について説明する。

本発明に係る折畳み可能なコンテナ１０の組立状態を第
１図に示し、折畳み状態すなわちノックダウン状態を第
３図に示す。

先ず、第１図において、コンテナ１ｏは、パレットの形
態の矩形のベース１１と、該ベース１１にヒンジ１４に
よって装置された２個の相対して配置された端壁１２．
１３と、該ベース（底板）１１に、取外し可能に装着で
きる２個の別個の側壁１５、１６と、直立状態の壁１２
，１３，１５４６上に取外し可能に装着できるｉ１７と
を備えている。

璧１２．１３，１５．１６は実質的に同じ形状をもつ。

８壁は２個の矩形の平板部材を備えていて、壁１２につ
いていえば番号１２．１および１２．２によって指示し
た部材を備えている。

これらの部材は相互に摺動可能に連結されていて、２つ
の部材の平らな表面が相互に向き合う位置にくる第１の
形態（第２図における壁１３の形態）と、２つの部材が
部分的に相互に重なり合い、或いは部分的に隣接した位
置にくる１またはそれ以上の伸長形態（第１図および第
２図の両方における壁の形態）との間に手で操作できる
。

第４図に示すように、ベース１１は３個の矩形の型材１
８，１９．２０を備え、各型材は矩形のチュービングに
よってつくられている。型材２０について示すように、
各型材は２つの長いチュービング部材２０．１および２
０．２と、２つの短い部材２０．３および２０．４より
成る。これらの型材にスチールのシート２１がリベット
によりとりつけられて、コンテナ１０のフロアを形成す
る。

第１図、第５ａ図、第５ｂ図に示すように、壁１２．１
３は、ヒンジ１４によってベース１１に装着されている
。第１の長いスチールの直角部材２２がベース１１のチ
ュービング部材２０，１に溶接され、長い正方形のチュ
ーブ２３の形態の端壁の支持体が直角部材２２の横方向
に外方にのびる脚２２．１に溶接される。平らなバー２
４が正方形部材２３に溶接されて直角部材２２の横方向
にのびる脚２２．１を越えて下方にのび、これにより、
クレーン（図示せず）の掛＆Ｒ（図示せず）を引掛ける
ことのできる倒立チャンネル部２４．１を形成する。

′ｓ２の直角部材２５が、第１の直角部材２２に対して
部分的に重なった関係で溶接され、その脚の１つが部材
２０．１から上方にのびている。第５ａ図、第５ｂ図、
第９図に示すように、ヒンジ１４の１つの腕はこの上方
に直立している脚に溶接され、他方の腕は端壁１２の底
部材１２．１のポスト１２．３上のスペーサ２６に溶接
されている。この構造によって極めて剛性および強度の
大なるコンテナがつくられる。

第５ａ図、第５ｂ図に示すように、端壁１２は、ベース
１１から立ち上っている第１の位置（第５ａ図）と、ベ
ース１１上に折畳まれている第２の位置（第５ｂ図）の
間に可動である。＃壁１３は、同様に、第１の位置と第
２の位置との間に可動である。

第６図に示すように、別個の取外し可能な部分である側
壁１５は、コンテナが組立状態にある時にベースから立
ち上がるようにベース１１上に装着される。ベース１１
の型材２０の矩形部材２０．４上に、長い正方形の部材
２７が溶接される。直角部材２８が部材２０．４上に溶
接され、その脚の一方は部材２０．４から上方にのびて
いる。側壁１５の底部材１５．１はナツト、ボルト２９
によって部材２８のこの脚にとりつけられる。側壁１６
はその反対側でベース１１上に同様に装着できる。

図には明らかに示していないが、第５ａ図、第５ｂ図で
の正方形部材２３°および第６図の正方形２７、並びに
ベースの側部で反射端に沿ってのびている対応する部材
は、連続する矩形の型材を形成している。同様に、直角
部材２５および２８、並びにその対応する部材もベース
１１の全周の周りにのびている。

端壁、側壁１２．１３，１５．１６は同じ形態を有して
いる。従って、端壁１２のみについて詳しく説明する。

第１図、第２図、第９図に示すように、端壁１２は、２
つの部材、すなわちベース１１にヒンジでとりつけられ
た第１の部材１２．１および第１の部材１２．１に摺動
可能に装着された第２の部材１２．２をもつ。第１の壁
部材１２．１は、３個の平行なシルクハツト型のポスト
１２．３　（第１図、第２図には、その中の２個しか示
してない）およびこれらのポストの端の間にのびている
２個の平行なバー１２．４を含むフレームを備えている
。

このフレーム上にスチールのプレー）−１２，５が装着
されている。部材１２．１のセンタポスト１２．３が第
９図に示されていて、側壁１６に隣接したポストが第８
図に示されている。

また、第２の部材１２．２は、３個の平行なポスト１２
．６およびポスト１２．［ｌの上端の間にのびている長
い直角部材１２．７を含むフレームを備えている。ポス
ト１２．６はポスト１２．３内で抜き挿し自在に可動で
、スチールプレート１２．８が第２の壁部材１２．２の
直角部材１２．７に溶接されている。

直角部材１２．７の一方の脚は、プレート１２．８に対
して横方向に、コンテナに向けて内方にのびている。こ
の脚と他の壁１３，１５．１８上の同様の他の脚とは一
緒になって、蓋１７に対する座を形成する。

第２の部材１２．２は第１の部材１２．１に対して相対
的に手で操作できて、コンテナ１Ｇの高さを調節できる
ようなっている。第８図に示すように、第２の部材１２
．２はポスト１２．３および１２．６ニ設けられた整合
した孔に通したボルト、ナツト１２．９によって、第１
の部材１２．１に対して所望の形態にロックされる。

コンテナｌＯのｉ１７は第１図、第７ａ図、第７ｂ図に
詳細に示しである。蓋は、５個の間隔を隔てた比較的短
い平行な矩形チューブ部材１７．１およびこれら短い部
材１７．１の自由端を相互連結している２個の長い部材
１７．２を含む矩形のスチールフレームを備えている。

蓋の周縁全体の周りにのびるようにフレームに溶接され
た直角部材１７．３によって、蓋の上に、周縁で下方に
向けてのびるフランジが形成される。プレスされた木材
部材１７．４がフレーム部材１７．１および１７．２中
に延びているネジ１７．５によって、フレーム上に装着
されて、フレームをカバーする。環状のシール１７．６
が部材１７．１または１７．２と下方にのびるフランジ
１７．３の間に形成されたチャンネル１７．７で蓋１７
の全周の周りにのびる。

第７ａ図に示すように、蓋１７は直角部材１６．７およ
び壁１２，１３．１５上の対応する部材の内方にのびる
脚上に着座する。前述のように、壁１２については、直
角部材１６，７が壁１６の第２の壁部材１６．２のポス
ト１６．６上に装着される。

蓋１７は矩形のチューブ形フレーム部材１７．２の内壁
に溶接されたナツト１７．９と協働するボルト１７．８
によってコンテナの側壁１５．１６上に固定される。

第３ａ図、第３ｂ図においてはコンテナは折畳まれた状
態で示す、壁部材１２．２および１３．２は前述した第
１の形態に操作され、ここで部材１３．１および１３，
２並びに１２．１および１２．２は互いに向かい合うよ
うになる。これら壁は次にベース１１に折曲げられ、ベ
ース１１の面積の凡半分を覆うように次々と横たえられ
る。側壁１５．１６は′ｓ６図に示すボルト２９をゆる
めることによりベース１１から外される０次にこれら壁
は互いに上面に、且つ壁１２．１３の上面に置かれる。

そして次に蓋を積重ねの最上面に置く。

第３ｂ図に示すようにピラー３０はボルト２９および直
角アングル部材２８とによりベース１１に据付けられる
。蓋１７はピラー３０のフランジ３０．１内の孔を貫通
するボルト１７．８およびフレーム部材１７．２におけ
るナツト１７．９とによりピラー３０に固定される。

コンテナは蓋の閉められた状態ではコンパクトであって
、これらの畳まれたコンテナ群は通常の１２メートル舶
用コンテナ内に貯蔵することができる。

コンテナ１０を組立てるには、最初にＭ１７が取除かれ
、壁１５と１６とがそのスタックから立ち上げられる。

壁１２．１３は直立方向に移動せられ第２壁部材１２．
２および１３．３は所望の高さに操作され、コンテナは
所望の寸法を有するようになる。

コンテナに入れて運ぼうとする商品はここでベース１１
上に置く。側壁１５．１６が次にベース１１上に据付け
られベースおよび９１２．１３に固定される。最後に蓋
１７が前述したように壁土に載せられる。

本発明による折畳み可能なコンテナの細部については多
くの変型があり、これらは特許請求の範囲を外れること
なくなし得よう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る折畳み可能なコンテナの組立状態
を示す一部切欠斜視図、第２図は木発明に係るコンテナ
の斜視図で、ベースおよび高さを調節できる２つの壁体
のみを示す。第３ａ図は本発明に係る折畳み可能なコン
テナの側面図で、これを折畳みまたはノックダウンした
状態を示す。第３ｂ図は本発明に係るコンテナを折畳み
またはノックダウンした状態を示す部分的拡大図、第４
図は本発明に係るコンテナのベースの平面図、第５ａ図
はベースにヒンジでとりつけられたコンテナの端壁の直
立状態を示す一部分的断面図、第５ｂ図は第５ａ図と同
様の図であるが、端壁を折畳んだ状態を示す。 第６図はベースから立ち上がるようにベースに装着され
た別の側壁の部分的断面図、第７ａ図は側壁に装着され
たコンテナの蓋の部分的断面図、第７ｂ図は第７ａ図に
示すものと同様の図であるが、蓋の一部のみを示し、蓋
上のシールを示す、第８図はコンテナを組立てた状態に
おいて側壁と端壁が接するコーナ領域の平面図における
断面図、第９図に組立状態におけるコンテナの端壁の高
さを調節できるように相互に摺動可能に連結された２個
の壁部材の斜視図である。 １０・・・コンテナ　　　　１１・・・ベース１２、１
３・・・端壁　　　　１４・・・ヒンジｉｓ、　１６・
・・側壁　　　　１７・・・蓋１８．１９．２０・・・
型材　　　２１・・・スチールのシート２２・・・直角
部材　　　　２３・・・チューブ２４・・・バー　　　
　　　２５・・・第２の直角部材２６・・・スペーサ　
　　　２３’　、２７・・・正方形部材２８・・・直角
部材　　　　２９・・・ナツト、ボルト３０・・・ピラ
ー 他３名 ＦＩＧＵＲＥ　３ｂ ＦＩＧＵＲε５０ Ｆ　ＩＧＵＲε５ｂ ＦＩＧｕＲＥ６ 」Ω＆ ＦＴＧＵＲε９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　底板、それぞれが幅と高さを有し、且つ上記底板か
   ら立ち上げ得る複数枚の壁板とを有し、各壁板は互いに
   スライド可能に連結できる少くとも２枚の壁板部材より
   成り、これら部材をスライドして壁板の高さを調節する
   ように構成されており、さらに 上記コンテナを蓋をするため上記壁板に載置し得る蓋と
   を有することを特徴とする折畳み可能なコンテナ。 ２　底板が長方形であり、２枚の端壁が底板の２本の対
   向端縁にヒンジ止めされ、 これら壁板が底板と実質上平らに横たわる 第１の位置と上記底板から立上った第２の位置との間に
   動かし得るようになっていることを特徴とする前記請求
   項１記載の折畳み可能なコンテナ。 ３　２枚の別々の側壁が上記２枚の端壁の間で底板に取
   付け得るようになっていることを特徴とする前記請求項
   ２記載の折畳み可能なコンテナ。 ４　上記底板がパレット型式であることを特徴とする前
   記請求項３記載の折畳み可能なコンテナ。 ５　底板が少くとも１つの長方形構成をなしこれの２本
   の対向するリムがその断面が長方形であって、上記底板
   の対向エッジに沿って延び、 第１の直角アングル部材が上記リムの側壁 に片方の脚が接するように直角リムに固定され、他方の
   脚が上記リムから離れるように外方に延び、 第２の直角アングル部材も上記第１の直角 アングル部材に対し部分的に重なる関係で上記直角リム
   に固定されるが、第１の直角アングル部材の片方の脚が
   上記直角リムの頂壁及び上記第１の直角アングル部材の
   他方脚に接し、一方他方の脚は底板から上方に離れて延
   び、 上記ヒンジの片脚は上記第２の直角部材の 上記他方の脚に固定され、上記ヒンジの他方の脚は上記
   コンテナの端壁に固定され、 上記端壁の支持体が上記第１の直角アング ル部材の片方の脚と上記第２の直角部材の他方の脚との
   間に形成される部分に固定されることを特徴とする前記
   請求項２乃至４の何れかに記載の折畳み可能なコンテナ
   。 ６　下方に延びる部材が上記端壁の支持体に固定され、
   上記第１の直角アングル部材の他方の脚を越えて延び、
   上記第１の直角アングル部材の２つの脚でもって倒立の
   チャンネルを形成しこれにクレーンのかけ鎖が受けとめ
   られることを特徴とする前記請求項５に記載の折畳み可
   能なコンテナ。 ７　各壁が２枚の長方形壁部材より成り、各壁部材が、
   板とクラッド加工された間隔をとった複数本のポストを
   具備するフレームを含 み、一方の壁部材のポストは他方の壁部材の対応ポスト
   に抜き挿し可能に動き得、かくして上記壁部材は相互に
   スライドできて壁の高さが調節できることを特徴とする
   前記請求項１乃至６の何れかに記載の折畳み可能なコン
   テナ。 ８　上記第１の直角壁部材が底板から立上げ可能であり
   、上記第２の直角壁部材が上記第 １の壁部材にスライド可能につなぎ得、上記第１壁部材
   のポストがトップハット形状をなし、上記第１壁部材の
   ポストは方形チューブラ部材であって第１壁部材のポス
   トに抜き挿し可能に動き得るようにしたことを特徴とす
   る前記請求項７記載の折畳み可能なコンテ ナ。 ９　上記ポストが間隔をとった開口を形成し、２つの部
   材が抜き挿し可能なポストにおける整列開口を貫通する
   ロック手段により相互に所望の形態にロックし得るよう
   にしたことを特徴とする前記請求項７又は８の何れかに
   記載の折畳み可能なコンテナ。 １０　折畳んだ状態において、端壁が底板上に折り曲げ
   られて横たえられ、側壁が端壁上に置かれ、そして蓋が
   側壁上に置かれて、該蓋と上記底板との間に延びる型材
   により底板に固定されることを特徴とする前記請求項２
   乃至８の何れかに記載の折畳み可能なコンテナ。 １１　上記型材が組立てられた状態で底板上の上記側壁
   に固定する手段により底板に固定し 得、且つ組立てられた状態で上記側壁上に蓋を固定する
   手段により蓋に固定し得るピラーを具備することを特徴
   とする前記請求項１０に記載の折畳み可能なコンテナ。 １２　長方形の底板と、該底板から立ち上げ得る複数枚
   の壁板と、該壁板上に載せてコンテナを蓋する蓋とより
   成る折畳み可能なコンテナにおいて、 上記底板は床を支持する少くとも１本の型 材を具備し、該型材は 断面が方形の２本の対向リムを有してこれ が底板の対向端縁に沿って延びたリム、片脚がリムの側
   壁に衝接し、他脚が該リムから外方へ離れて延びる長方
   形リムに固定された第１の直角アングル部材と、 該第１直角アングル部材に対し部分的重畳 関係で上記リムに固定される第２の直角アングル部材で
   あって、該第２直角アングル部材の片脚はリムの頂壁並
   びに該第１直角アングル部材の他方脚に衝接し、一方他
   方脚は底板から上方へ延びているような第２の直角アン
   グル部材と、 上記第２の直角アングル部材の他方の脚に 固定された一方の脚と上記コンテナの端壁に固定された
   他方の脚とを有するヒンジと、 上記第１の直角アングル部材の他方の脚と 第２の直角アングル部材の他方の脚との間に形成された
   部分に固定された端壁用の支持体とよりなることを特徴
   とする折畳み可能なコンテナ。