JPH0229644Y2 - - Google Patents

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JPH0229644Y2
JPH0229644Y2 JP1982038581U JP3858182U JPH0229644Y2 JP H0229644 Y2 JPH0229644 Y2 JP H0229644Y2 JP 1982038581 U JP1982038581 U JP 1982038581U JP 3858182 U JP3858182 U JP 3858182U JP H0229644 Y2 JPH0229644 Y2 JP H0229644Y2
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contact
movable
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シーソー型スイツチに関し、詳しく
は、シーソー運動により接点接触の切替を行なう
シーソー型スイツチにおいて、特に、可動接片に
クラツド材を用いたものに関する。
従来のシーソー型スイツチの場合における可動
接片1の加工は、第3図に示すように、全体が貴
金属からなる帯状接点材2から打抜きして、第1
図、第2図に示すように受片3に載置していた。
その関係で可動接片1の両端の固定接片4と接離
する部分は当然、貴金属になつており、開閉時に
アークが発生しても接触抵抗が高くならず、開閉
寿命の長いスイツチが得られた。また、受片3と
接する部分で切替時のバウンシングによりアーク
を発生した場合でも、やはり可動接片1のその部
分が貴金属になつているから、接触抵抗の増大、
発熱の心配がなかつた。
しかしながら、可動接片全体が貴金属であり、
第3図に示すように貴金属の抜きかすも多大なわ
けであり、結局、材料ロスが多大となつて、極め
て不経済であり、可動接片の部品が著しく高価に
なつてしまうという大きな欠点があつた。
上記した従来の可動接片における著しく高価に
なる欠点を改善せんとして、第4図、第5図に示
すような、可動接片1′の両端に貴金属の“接点”
1a′をスポツト溶接またはロウ付けなどにより固
着する方法が考えられていたが、このものでは、
可動接片を打抜き加工後に、更に別工程を追加す
ることを必要とし、このスポツト溶接、ロウ付け
作業は比較的面倒であり、自動化の障害となり、
量産性に欠ける難点があつた。また、均一な固着
強度を得難く、強度が特に弱いものがあつた場合
には、スイツチに組込んでの使用中に接点が脱落
するおそれ、及び発熱による温度上昇などの懸念
があり、品質上での信頼性が低下するおそれがあ
つた。
さらには、可動接片における受片と接する部分
は、貴金属を用いていないために、その部分でバ
ウンシングによりアークを発生した場合には、そ
の部分での接触抵抗の増大、発熱を招くおそれも
あつた。なお、スポツト溶接する代わりに接点を
加締により固着する場合でもほぼ同様のことがい
える。
本考案は従来の技術に内在する上記諸欠点を解
消する為になされたものであり、従つて本考案の
目的は、従来の貴金属で形成された接点と同様に
接点接触機能に優れているばかりか、極めて廉価
に構成でき、かつ量産性に富み、信頼性の高い新
規な小型スイツチを提供することにある。
本考案の上記目的は、可動接片を長手方向の中
央部付近で受片により支持して左右傾動自在に設
け、該可動接片の左右両側双方または一方に前記
可動接片と接離する固定接片を設けたシーソー型
スイツチにおいて、一部に貴金属の接点材が細幅
帯状にクラツドされた帯状クラツド材から前記接
点材が中心線上に位置するように打抜いた可動接
片を前記接点材が下面になるように受片に載置
し、前記可動接片における前記接点材と固定接片
とが接離する関係が得られるように前記可動接片
または前記固定接片の形状を設定してなるシーソ
ー型スイツチ、によつて達成される。
次に本考案をその良好な一実施例について図面
を参照しながら詳細に説明する。
第6図〜第9図は本考案の第1の実施例を示
し、第9図のように細幅帯状の貴金属接点材12
aがクラツドされた帯状クラツド材12から点線
で示す如く可動接片11を連続的に打抜き加工す
る。それにより第8図に示す可動接片11が出来
上がる。かくして形成された可動接片11を第7
図、第6図に示すように、帯状クラツド材部分を
受片13、固定接片14の方に向けて対向せしめ
て受片13に支承せしめる。
本考案に係る可動接片の製作にあたつては、抜
きかすには貴金属の接点材が極少しか残らず、し
かも可動接片11の方にも必要最小限の貴金属し
か使用されていないから、従来の第1図〜第3図
に示したものに比較し、大幅に貴金属を削減で
き、極めてコスト的に有利であり、安価な可動接
片となり得る。
また、スポツト溶接などのような追加工程も不
要であり、極めて量産性に富み、品質の面でも安
心であり(発熱、接触抵抗の増大、接点の脱落な
どがない)信頼性も高い。
この図示実施例は接点材をインレイ(接点材1
2aと台板材12が面一)にしたため、可動接片
11に対応して設けられる固定接片14(並びに
共通接片13(受片))の上端部の形状は、イン
レイされた接点材にうまく固定接片11が当接す
るように、中央上端を高くし、左右両端を少し低
く形成せしめている。したがつて、接点材の幅を
(可動接片の全体の幅よりも)小さく設定し得る
わけである。なお、受片13と接する部分におい
てアークを発生した場合においても本考案の可動
接片によれば発熱、接触抵抗増大の心配もないわ
けである。
第10図〜第12図は、本考案の第2の実施例
を示し、本考案に係る可動接片の変形例を示して
おり、接点材をトツプレイ(接点材12aが台板
材12の面より突出している)とした場合のもの
である。この場合には、固定接片24の上面を平
面にしておくことでも、接点材12aと固定接片
24との適切なる当接関係が得られる。
第13図は、本考案の第3の実施例を示し、接
点材12aをインレイにした可動接片31におい
て、固定接片が平面の場合でも接点材12aが当
接するように、接点材12aの部分に突出部12
a′を設けた変形例である。
第14図は本考案の第4の実施例を示し、接点
材12aを同じくインレイした可動接片41にお
いて、やはり固定接片が平面の場合でも接点材が
当接するように、可動接片41の打抜き加工形状
を工夫し、両端部の固定接片と接離する部分には
台板材12が残らないようにした変形例である。
なお、可動接片の形状は必ずしもこれらの図示
例のみに限定されない。
以上説明した実施例以外にも、本考案の可動接
片を、例えば把手が自動復帰するものあるいは把
手が中央で停止位置を有するように設定した形状
のものに適用してもよい。即ち、可動接片は曲げ
られた形状にしてもよい。
銀材を縦方向の細幅帯状としたので、高価な貴
金属である銀等の接点材のロスを1/2以下に減少
できるという非常に大きな経済的効果がある。こ
れを詳細に説明すれば、従来の方法である横方向
に銀材を使用するクラツド材の場合には可動接片
の接点材の4箇所が切断面となり、その部分で接
点材のロスがある。本考案は、接点材の切断面が
2箇所であり、従来より接点材のロスが少なくで
きる特徴がある。
また、トグルスイツチ以外の波形、スライド、
押ボタンなど各種の操作形態のものにしてもよ
い。
さらに、帯状クラツド材における細幅帯状の接
点材を2列またはそれ以上にして、可動接片の打
抜き加工を2列またはそれ以上を同時に行なうよ
うにしてもよい。
なお、本考案では可動接片の下面と受片との接
する部分でのアークによる消耗、発熱、接触抵抗
の増大などの心配がないわけであるから、従来、
一部で採用されているような可動接片と受片との
間に補助接触用の弾性片を追加する手段も不要と
なるわけである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図は従
来におけるこの種の技術を説明する為の図、第6
図、第7図、第8図、第9図は本考案の第1の実
施例を示す図、第10図、第11図、第12図は
本考案の第2の実施例を示す図、第13図は本考
案の第3の実施例を示す図、第14図は本考案の
第4の実施例を示す図である。 1,1′,11,21,31,41……可動接
片、2……帯状接点材、3,13,23……受
片、4,14,24……固定接片、5……スイツ
チ本体、6……覆蓋、7……スリーブ、8……滑
動子、9……ばね、10……把手、12……帯状
クラツド材、12a……接点材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動接片を長手方向の中央部付近で受片により
    支持して左右傾動自在に設け、該可動接片の左右
    両側双方または一方に前記可動接片と接離する固
    定接片を設けたシーソー型スイツチにおいて、前
    記可動接片の片面の一部に長手方向の中心線上に
    貴金属の接点材が細幅帯状にクラツドされ、該可
    動接片の前記接点材が下面となり、該接点材が受
    片に接した状態で前記可動接片が該受片に載置さ
    れるとともに、前記可動接片における前記接点材
    と固定接片とが接離して開閉動作するシーソー型
    スイツチ。
JP3858182U 1982-03-17 1982-03-17 シ−ソ−型スイツチ Granted JPS58141532U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3858182U JPS58141532U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 シ−ソ−型スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3858182U JPS58141532U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 シ−ソ−型スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58141532U JPS58141532U (ja) 1983-09-24
JPH0229644Y2 true JPH0229644Y2 (ja) 1990-08-09

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ID=30049911

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3858182U Granted JPS58141532U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 シ−ソ−型スイツチ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0514413Y2 (ja) * 1986-07-28 1993-04-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4873266U (ja) * 1971-12-16 1973-09-12

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JPS58141532U (ja) 1983-09-24

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