JPH0229636A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0229636A
JPH0229636A JP63178050A JP17805088A JPH0229636A JP H0229636 A JPH0229636 A JP H0229636A JP 63178050 A JP63178050 A JP 63178050A JP 17805088 A JP17805088 A JP 17805088A JP H0229636 A JPH0229636 A JP H0229636A
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Ichiro Onuki
一朗 大貫
Masayoshi Kiuchi
木内 正佳
Akira Akashi
明石 彰
Terutake Kadohara
輝岳 門原
Masaki Higashihara
東原 正樹
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、焦点調節動作とレリーズ動作を交互に連続し
て行うことのできる自動合焦カメラの改良に関するもの
である。
(発明の背景) 焦点調節動作(以下AFと記す)を行いながら高速で連
続撮影を行う場合、一般に駒速とAP精度は両立しない
、すなわちAFには必ずある一定以上の時間が必要で、
これを1駒毎に完了させると、1駒当たりに要する時間
が伸び、反対に駒速を優先するとAP未完のまま次の撮
影に移るので、ピントが保証されない。
そこで、従来では例えば特開昭57−146242号に
示される様にAF優先モードと駒速優先モードに分けて
撮影者に選択させるようになっている。
しかしこれには次の様な欠点がある。
1)ピント、駒速のどちらかを優先するということは、
もう一方を犠牲にすることである。しかし一般に撮影者
は両方の優先度が程良くバランスされた結果を望むもの
であり、上記の様にモードが分けられていると、どちら
を選んでよいか判断しかね、戸惑ってしまう。
2)AF優先モードではAF結果は合焦後口ツクされ、
またフィルム給送、メカチャージの状況がモニタされ、
両者の完了で次の駒のレリーズが開始されるが、もしA
Fが短時間で終了したにも拘らずフィルム給送・チャー
ジが長くかかると、AF合焦ロック後から次の撮影まで
かなりの時間がかかってしまう、すなわちAF優先とは
言いながら、高速度で動く被写体にはピントが外れてし
まう恐れがある。
2)さらに高速度にて動く被写体に対しては、AFのみ
繰り返しても、AP動作に要する時間による追従遅れた
め、デフォーカス状態がいつまでも解消されないという
問題が生じる。すると、AF優先モードでは合焦しない
とレリーズできないため、いつまでもレリーズできない
ということになる。この様な場合にはAP優先で撮ると
いうことが不可能なわけであるから、例えばピントの状
態は完璧でなくてもレリーズできる様なモードに自動的
に切り換わらないと、いつまでも撮影できず、シャッタ
チャンスを逃してしまう。
(発明の目的) 本発明の目的は、焦点状態と駒速をバランス良く両立さ
せ、種々の条件下でも可能な限り、焦点調節動作と高速
連写の機能を同時に発揮させ得る自動合焦カメラを提供
することである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、連続撮影の際、
1度のレリーズ動作終了後に続けて行われる次のレリー
ズ動作のためのレリーズ準備動作完了時の、レンズ駆動
手段による焦点調節動作の実行回数が1回未満か以上か
を判別し、1回未満の場合には、焦点調節動作を1回完
了させてからレリーズ動作を許容し、1回以上の場合は
、焦点調節動作の状況如何に拘らず該レリーズ準備動作
完了時点で直ちにレリーズ動作へ移行させる制御手段を
設け、以て、次のレリーズ動作のためのレリーズ準備動
作完了時点において、焦点調節動作が1回も終了してい
ない場合は、焦点状態に重きをおくために該焦点調節動
作を完了させてからレリーズ動作を行わせ、既に1回は
終了している場合は、駒速に重きをおくために該焦点調
節動作が途中であろうとも直ちにレリーズ動作を行わせ
るようにしたことを特徴とする。
尚、上記レリーズ準備動作とは、シャッタチャージ、ク
イックリターンミラーのダウン、フィルム給送等の撮影
準備段階にて行われる動作を、レリーズ動作とは、前記
ミラーのアップから露光までの動作を、それぞれ意味す
る。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。
該図において、PRSはカメラの制御回路で、例えば内
部にcpu (中央処理装置)、ROM。
A/D変換機能を有する1チツプマイクロコンピユータ
より成り、前記ROMに格納されたカメラのシーケンス
・プログラムに従って、自動焦点制御機能、自動焦点検
出機能、フィルムの巻上げ等のカメラの一連°の動作を
行う、そのため、制御回路PR3(以下単にPRSと記
す)は同期式通信用信号So、SI、5CLK、通信選
択信号CLCM、C3DR,CDDRを用いて、カメラ
本体内の周辺回路及びレンズと通信して、各々の回路や
レンズの動作を制御する。
SOはPRSから出力されるデータ信号、SIはPRS
へ入力されるデータ信号、5CLKは信号SO,SIの
同期クロックである。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中の時はレンズ用電源端子に電力を供給すると共に、P
RSからの選択信号CL CMが高電位レベル(以下“
H”と記す)の時にはカメラとレンズ通信バッファとな
る。
PRSはCLCMを“H′にして、クロック5CLKに
同期して所定のデータを信号SOとして送出すると、レ
ンズ通信バッファ回路LCMはカメラ・レンズ間接点を
介して、信号5CLK、SOの各々のバッファ信号LC
K、DCLをレンズへ出力する。それと同時にレンズか
らの信号DLCのバッファ信号SIをPRSに出力し、
PRSはクロック5CLKに同期した信号SIからレン
ズのデータを読み取る。
信号GKはCCD駆動用クロックφl、φ2を生成する
ためのクロックであり、信号INTENDは蓄積が終了
したことをPRSへ知らせる信号である。
センサ装置SNSの出力信号O8はクロックφ1.φ2
に同期した時系列の像信号であり、駆動回路SDR内の
増幅器で増幅された後、信号AO8としてPRSに出力
される。PRSは該信号AOSをアナログ入力端子から
入力し、クロックCKに同期して、内部のA/D変換部
によりA/D変換した後RAMの所定のアドレスに順次
格納する。
同じくセンサ装置SNS (以下単にSNSと記す)の
出力信号である5AGCは、SNS内のA G C(A
uto Ga1n Control)用センサの出力で
あり、駆動回路SDRに入力されて、SNSの蓄積制御
に用いられる。
SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受光する
露出制御用の測光センサであり、その出力5spcはP
RSのアナログ入力端子に入力され、A/D変換後、所
定のプログラムに従って自動露出制御(AE)に用いら
れる。
DDRはスイッチ検知&表示用回路であり、信号CDD
Rが“H“の時選択されて、信号5O1S1.5CLK
を用いてPRSから制御される。
すなわち、PRSから送られてくるデータに基づいてカ
メラの表示部DSPの表示を切り替えたり、カメラの各
種操作部材のオンオフ状態を通信によってPRSへ報知
する働きをもつ。
スイッチswl、sw2 (以下単にswl。
sw2と記す)は不図示のレリーズボタンに連動したス
イッチで、レリーズボタンの第1段階の押圧によりsw
lがオンし、引き続いて第2段階までの押圧でsw2が
オンする。PRSは後述するように、swlオンオフ光
、AFを行い、sw2オンオフリガとして露出制御とフ
ィルムの巻き上げを行う。
MTRIはシャッタチャージ及びフィルム給送用のモー
タであり、一方向回転により上記動作が行われる。具体
的にはモータMTRIの出力軸から減速ギア列を経てシ
ャッタチャージ用の回転カム及びフィルム巻取り用のス
プール(不図示)、スプロケットSPRを回転させる。
そしてスプロケットSPRはフィルムのパーフォレーシ
ョンと係合してフィルムl駒送る毎に1回転するように
なっており、該スプロケットSPHに連動して回転する
パターンPTNが設けである。そしてフィルム1駒給送
完了時に該パターンがブラシで構成されたスィッチ5W
CH位置に来ると、該スイッチ5WCHがグランドに落
ちてオンと判定され、シャッタチャージ及びフィルム給
送動作が完了したことを確認する。そしてモータMTR
1への給電を停止し、チャージ給送動作が完了するが、
この時スイッチ5WCHのブラシはパターンPTHに乗
ったままで、スイッチ5WCHはオン状態が継続される
。向上記シャッタチャージ機構やスプール、スプロケッ
トの構成は公知であり、本発明の本質には無関係なので
その詳細な構造は省略する。
MTR2はミラーのアップダウン制御用のモータであり
、正転によりミラーアップ、逆転によりミラーダウンす
る様な構成となっているが、これについても詳しい説明
は省略する。
上記モータMTR1,MTR2は各々の駆動回路MDR
I、MDR2により制御される。また。
PRSからモータMDRl、MDR2に入力されている
信号MIR,MIF、M2R,M2Fはモータ制御用の
信号である。
MCI、MG2は各々シャッタ先幕・後幕走行開始用マ
グネットで、信号SMGI、5MG2、増幅トランジス
タTRI、TR2で通電され、PRSによりシャッタ制
御が行われる。
尚、スイッチ検知&表示用回路DDR、モータ駆動回路
MDRI、MDR2、及びシャッタ制御については従来
技術により公知であるので、詳しい説明は省略する。
レンズ内制御回路LPR3(以下単にLPRSと記す)
へ信号LCKに同期して入力される信号DCLは、カメ
ラからレンズFLNSに対する命令のデータであり、命
令に対するレンズ動作は予め決められている。
前記LPRSは、所定の手続きに従ってその命令を解析
し、焦点調節や絞り制御の動作や、信号DLCからのレ
ンズの各種の動作状況(焦点調節光学系がどれだけ移動
したか、絞りが何段絞られているか等)やパラメータ(
開放Fナンバー、焦点距離、デフォーカス量対繰り出し
量の係数等)の出力を行う。
第1図実施例では、ズームレンズの例を示しており、カ
メラから焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送
られてくる駆動量・方向に従って、AP用モータLMT
Rを信号LMF%LMRによって駆動して、光学系を光
軸方向に移動させてAFを行う。光学系の移動量はエン
コーダENCFのパルス信号5ENCFをモニタして、
LPRS内のカウンタで計数しており、所定の移動が完
了した時点で、LPRS自身が信号LMF、LMRを“
L”にしてAF用モータLMTRを制動する。
このため、−旦カメラからAFの命令が送られた後は、
カメラ内のPRSはレンズの駆動が終了するまで、レン
ズ駆動に関して全く関与する必要がない、また必要に応
じて、上記カウンタの内容をカメラに送出することも可
能な構成になっている。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に
送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動用としては公
知のステッピング・モータDMTRを駆動する。尚、ス
テッピング・モータDMT、Rはオーブン制御が可能な
ため、動作をモニタするためのエンコーダを必要としな
い。
ENCZはズーム光学系に付随したエンコーダであり、
LPRSは該エンコーダENCZからの信号5ENCZ
を入力して、ズーム位置を検出する。LPR3内には各
ズーム位置におけるレンズのパラメータが格納されてお
り、カメラ側のPRSから要求があった場合には、現在
のズーム位置に対応したパラメータをカメラへ送出する
第2図に本実施例におけるタイミングチャートを示す。
該図における各要素(swl〜タイマ割り込み)は第1
図の各要素と以下の様に対応する。
rswlJ 、rsw2Jは前述のスイッチ、rMGI
J 、rMG2Jは前述のシャッタマグネット、「ミラ
ー」は−眼レフカメラにおけるクイックリターンミラー
な表し、前述のMTR2の回転によって制御される。「
絞り」は前述のステッピングモータDMTRの駆動によ
って制御される。rsWcHJは前述したようにシャッ
タチャージ及びフィルム1駒給送の終了時にオンとなる
スイッチで、該スイッチ5WCHの状態を後述する割り
込みタイマによる検知動作にて検知するようになってい
る。「チャージ給送」はシャッタのメカニカルチャージ
及びフィルム給送中であることを表し、MTRIの回転
によって制御される。「焦点検出」はセンサ装置SNS
への像の蓄積及びデフォーカス演算を表し、「レンズ駆
動」は焦点検出により得たデフォーカス量にしたがって
、レンズを駆動制御することを表す。「タイマ割り込み
」は後述する機能で、焦点検出及びレンズ駆動中に機能
する。
そして各動作は線図の立上りが動作開始、立下りが動作
終了を表す。
第2図(a)にはチャージ給送が、AF(焦点検出+駆
動)より早く終った場合のタイムチャートを示している
。以下順を追って説明する。
まず時刻t0においてswlがオンとなり、焦点検出動
作が開始され、時刻t1にて終了し直ちにレンズ駆動が
行われ、時刻t2にてレンズ駆動を終了する。そして再
び焦点調節及びレンズ駆動(AP)を繰り返す。
ここで任意の時刻t4でレリーズ信号すなわちsw2の
割り込みが入るとする。すると後述するタイマ割り込み
にてsw2のオンを検知するが、すぐにレリーズへは移
らず、sw2がオンとなった時点に行われているAPが
完了するまで該AFを続ける。
時刻t5にてAFが終了すると、レリーズ動作が開始さ
れ、まずMCI、MG2の通電が行われる。ここで用い
ているシャッタは、マグネットのアーマチュアが吸着さ
れた状態ではシャツタ幕の走行を阻止し、吸着解除すな
わち通電オフで該シャツタ幕が走行可能となるタイプの
ものである。そしてカメラがチャージ完了、すなわちシ
ャッタチャージ、ミラーダウン、フィルム給送終了の各
動作が終了したレリーズ準備動作完了時には、アーマチ
ュアがメカ的に吸着状態に保持され、レリーズ動作に先
立って通電により電気的に吸着され、次いでレリーズ動
作のうち、例えばミラーアップ動作に連動してメカ的吸
着機構が解除されるような構成となっている。そしてこ
れ以降は電気的のみに吸着されているので、ミラーアッ
プ完了後通電オフすれば、シャツタ幕が走行する。
以上のようなシャッタ機構(これは公知)となっている
ので、レリーズ動作の最初にMCI。
MG2に通電が行われるわけである。もしアーマチュア
の吸着動作で、シャツタ幕緊定が解除されるシャッタで
あれば、このような予備吸着は不要である。
さて、以上説明した理由により、時刻t5のレリーズ動
作許容時点にてMGl、MG2に通電が開始され、微少
時間後の時刻t6にてミラーアップ及び絞り込みが開始
する。そして時刻t9にてMGlの通電がオフとされて
シャッタ先幕が走行開始し、所定時間後の時刻t、。に
てMG2の通電オフによりシャッタ後幕が走行し、フィ
ルムへの露光が終了する。
次いで時刻tllでミラーダウン動作、絞りの開放動作
及びチャージ・給送動作が開始する。この時スイッチ5
WCHはオンであったものがスプロケットSPR及びパ
ターンPTHの回転開始に伴ない、微少時間後の時刻t
eaにオフに切り換わる。そして時刻t’sにて絞りが
開放状態に復帰し、時刻t14にてミラーダウン(初期
位置への復帰)完了となる。すると不図示のスイッチに
よりこの信号を受は取って時刻ts4より焦点検出を開
始し、時刻tl@にて検出完了しレンズ駆動を開始する
一方、時刻t14以降のAF動作中には、AF完了状態
及びチャージ・給送状態を検出するタイマ割り込み機能
が働き、例えば5 mm5ec毎に上記状態をモニタし
ている−そして時刻tlllにてスイッチ5WCHがオ
ンとなってチャージ・給送が完了すると、該タイマ割り
込み機能により、該スイッチ5WCHのオンが検知され
、チャージ給送完了であることが認識されてMTRIへ
の通電が停止される。向上記タイマ割り込みは間欠的に
働くので、5WCH等のスイッチが切り換わっても直ち
にその状態が検知できるとは限らないが、割り込み間隔
を充分短くすることによって、この遅れは殆ど無視する
ことができる。
さて、この第2図(a)では上述したチャージ・給送完
了時には、レンズはまだ駆動中である。
尚、レンズ駆動用モータLMTRは高い停止精度が要求
されるので、定電圧回路を介して速度制御されるため、
電源電池の消耗度に関係なく常に一定の速度で駆動され
る。しかし、レンズの機種により使用するモータLMT
R及び負荷となる焦点調節用レンズ群の重さ等はすべて
異なるので、応答性(駆動量に対する駆動時間の長短)
はレンズ機種毎に異なる。一方チャージ・給送用モータ
MTRIは高い精度は必要としないが、大負荷を高速で
駆動しなければならないため、電源電池の電圧の消耗度
により駆動速度、すなわち駆動特売が変わる。そして第
2図(a)に示すようにAFによりチャージ・給送が先
に完了するような状況は・カメラの電源電池が新品同様
で、モータMTR1が高速回転できる ・装着されているレンズの応答性が悪い・レンズ駆動要
求量が大きく、駆動時間が長いなどの場合である。そし
てこのタイミングチャート上では時刻t11でAFを完
了して時刻tlllに達するまでにはかなり長い時間が
経過しているので、時刻tsaにてレンズ駆動を打ち切
って次のレリーズ動作に移ってしまうと、ピント外れの
恐れが大いにある。よってレリーズ後1回目のAFが未
完の場合にはAFを完全に終らせた方が良い、そこで本
発明ではレンズを完全に駆動させ、駆動完了の時刻tl
?にて次のレリーズ動作、すなわちMGl、MG2通電
を開始する。
なお、常にレンズ駆動完了でしか次のレリーズへ移れな
い様にすると、もし応答性の極端に悪いレンズ或はデフ
ォーカス量が非常に大きい時は駒速が大幅に落ちるので
、適当な長さのレンズ駆動制限タイマを設け、その時間
を過ぎてもレンズ駆動完了とならない時には強制的にレ
ンズを停止させれば、なお良い、これは後述する。
さて、ここで以上をまとめると、AF完了とチャージ・
給送完了の両方で次のレリーズを許可するシーケンスと
なるが、これだけでは従来例のAF優先モードと変りな
い、そこで、第1図(b)に(a)に対して各動作のタ
イミングが変わった時のシーケンスを示す。
第1図(b)では、電源電池が消耗して、チャージ・給
送時間が伸びたのに対し、レンズの応答性が良い或は被
写体の移動速度が小さく、AF動作1回におけるデフォ
ーカス量が小さいなどの場合を示している。この時チャ
ージ・給送時間に対してAF待時間短いので、チャージ
・給送中にAFが1回以上出来ることになる。
まず、時刻t0でs w 1オン、時刻t4でsw2オ
ンとなり、一連のレリーズ動作が終了して時刻t14に
て焦点検出を開始し、時刻ttsにてレンズ駆動を開始
する所までは第1図(a)と同じとする0次に比較的短
時間の後、時刻ts+にてレンズ駆動が終了するが、チ
ャージ・給送はまだ完了していない、そこで以後チャー
ジ・給送が完了するまでAPを繰り返す、そして時刻t
xsにてスイッチ5WCHがオンとなるとチャージ・給
送完了であることが検知され、直ちにレンズ駆動を中止
し、次のレリーズ動作(MGl、MG2の予備通電開始
)に移るわけである。
すなわち該フローを要約すると、次のレリーズ移行の条
件は、チャージ・給送完了と該チャージ中の1回目のA
F動作完了のアンドであり、更に該チャージ中に複数回
AF可能なら該AFは許容するというものである。
上記フローで、AFを必ず1回は完了させるのは、前回
のAF(時刻t0〜ts)から今回のAF(時刻t+4
〜t21)まではレリーズ動作(時刻t、〜t 14)
を挟んでかなり長時間経過しており、従ってピント位置
がかなり変化している恐れがあるので、少なくとも1回
はAPを完了させる必要があるからである。
一方、2回目以降のAFを許容しながらチャージ・給送
完了でAPを中止とするのは、上述したように1回目の
APで前回レリーズ中のピント変化分は解消されており
、2回目以降のAFではAFが連続して繰り返されるの
で、毎回のデフォーカス量は小さく、従ってAFを途中
で打ち切ってもピントずれ量は少ないからである。更に
、APが複数回可能ということは、電源電池の消耗によ
ってチャージ・給送時間が伸びていることが予想される
が、この場合さらに2回目以降のAF完了まで次のレリ
ーズを待つと、駒速がさらに落ちてしまうので、2回目
以降のAFはチャージ完了で直ちに打ち切りとしている
なお、ここで従来例のAP優先モードについて説明を加
えておくと、従来モードでは、チャージ・給送中に連続
AF可能であるにも拘らず、AFを行った結果が合焦と
判断されたなら、AFをロックして、チャージ・給送完
了を待って、次のレリーズへ移行するので、APをロッ
クしてから次のレリーズ開始までにピントが変化しても
、それを解消することができない、それに対して、本発
明ではチャージ・給送中にAFを可能な限り繰り返すと
共に、AFが1回未満の時にはAFを完了させるので、
APと駒速をバランス良く両立させていることになる。
上記構成によるカメラの動作について、第3図以下のフ
ローチャートにしたがって説明する。
不図示の電源スィッチがオンとなると、PR3への給電
が開始され、PRSはROMに格納されたシーケンスプ
ログラムの実行を開始する。
第3図は上記プログラムの全体の流れを表すフローチャ
ートである。上記操作にてプログラムの実行が開始され
ると、ステップ001を経てステップ002において、
レリーズボタンの第1段階押圧によりオンとなるswl
の状態検知がなされ、swlオフの時にはステップ00
3へ移行して、PR3内のRAMに設定されている制御
用のフラグ、変数を全てクリアし、初期化する。上記ス
テップ002,003は前記swlがオンとなるか、或
は電源スィッチがオフとなるまで繰り返し実行される。
swlがオンすることによりステップ002からステッ
プ011へ移行する。ステップ011では後述するタイ
マ割り込みの割り込み動作を許可する。これによりステ
ップ012以降のステップ中で定期的にタイマ割り込み
動作が実行され、種々の状態検知がなされる。
ステップ012では露出制御のための「測光」サブルー
チンを実行する。PRSは第2図に示した測光用センサ
SPCの出力5spcをアナログ入力端子に入力し、A
/D変換を行ってそのディジタル測光値から最適なシャ
ッタ制御値、絞り制御値を演算してそれぞれをRAMの
所定アドレスへ格納する。そして、レリーズ動作時には
これら値に基づいてシャッタ及び絞りの制御を行う。
続いてステップ013で「像信号入力」サブルーチンを
行い、PRSはセンサ装置SNSから像信号の入力を行
う。
次のステップ014では入力した像信号に基づいて、撮
影レンズのデフォーカス量DEFを演算する。ステップ
013,014の具体的な動作、演算方式は本願出願人
によって特願昭61−160824号等に開示されてい
るので、詳細な説明は省略する。
ステップ015は上記検出されたデフォーカス量DEF
に基づいてレンズ駆動を行うサブルーチンで、これにつ
いての詳細は後述する。
ステップ016ではステップ011にて許可したタイマ
割り込みを禁止、以降のステップO17〜019で割り
込みが入らないようにする。ステップ017ではレリー
ズ釦の第2段階押圧によりオンするsw2の状態検知を
行い、オフの場合はステップ018へ、オンの場合はス
テップ019へ移行する。ステップ018,019のA
FFX:、Gは上記ステップ012〜O15のAPがs
wlのみオンによる状態下で完了したか、或はsw2も
オンの状態下で完了したかを規定するフラグである。従
ってsw2がオフの時、すなわちswlのみがオンでA
Pが完了した場合には、AFFLGに「0」が格納され
、sw2がオン状態でAFが完了した場合には、AFF
LGに「1」が格納される。ここでは、まずsw2がオ
フで、AFFLGがrOJとする。
以上のステップ002.011〜018がswlのみオ
ン状態でのAFであるが、次に該フロー中のステップ0
12〜015中に入るタイマ割り込み動作について説明
する。
ステップ021のタイマ割り込みは、定期的にsw2.
チャージ・給送状態及びAF履歴を千二りして、レリー
ズ動作に移行すべきか否かを検知する割り込み機能で、
ステップ012〜015実行中に例えば5 m5ec毎
に割り込みが行われる。
以下各ステップについて説明する。
ステップ021を経由してステップ022ではsw2の
状態を判別し、オフならステップ023にて割り込みリ
ターンする。すなわちswlのみオンでAPを繰り返し
ている最中は5 m5ec毎に該割り込みが行われても
、sw2がオフなので、直ちにリターンしてしまう。
ステップ022にてsw2がオンの時はステップ024
へ進み、スイッチ5WCHの判別を行う、該スイッチ5
WCHがオフである場合は、既にレリーズが行われた後
のチャージ・給送動作中であるので、まだレリーズは出
来ない、従ってステップ023にてリターンし、AP動
作を継続すると共に、チャージ動作も継続する。
ステップ024にてスイッチ5WCHがオンならチャー
ジ・給送が完了したので、ステップ025にてチャージ
・給送停止信号を出してMTRIを止め、ステップ02
6へ移る。
ステップ026ではフラグAFFLGの判定を行う、A
FFLG=1ならsw2オンの後、少なくともAFは1
回完了しているので、ステップ027のレリーズ動作へ
移行する。AFFLG≠1すなわちrOJの時はsw2
がオンになってからまだAFが1回完了していないので
、ステップ023にてリターンし、レリーズ動作は行わ
ない。
続いてステップ028にてAFFLGをrOJにリセッ
トしてステップ029にてチャージ・給送の開始を行う
(これはMTRIの回転により行う)、そしてチャージ
・給送の開始を行いながらステップ002に戻り、ステ
ップ011より次の焦点検出動作を開始する。
第4図に「レンズ駆動」サブルーチンのフローチャート
を示す。
このサブルーチンが実行されると、第4図のステップ2
02においてレンズと通信して、2つのデータrs」 
rPTHJを入力する。「S」は撮影レンズ固有の「デ
フォーカス量対焦点調節しンズ繰り出し量の係数」であ
り、例えば全体繰り出し型の単レンズの場合には、撮影
レンズ全体が焦点調節レンズであるからrs=IJであ
り、ズームレンズの場合には各ズーム位置によって「S
」は変化する。rPTHJは焦点調節レンズLNSの光
軸方向の移動に連動したエンコーダENCFの出力lパ
ルス当りの焦点調節レンズの繰り出し量である。
従って焦点調節すべきデフォーカス量DEF。
上記S、PTHにより焦点調節レンズの繰り出し量をエ
ンコーダENCFの出力パルス数に換算した値、いわゆ
るレンズ駆動量FPは次式で与えられることになる。
FP=DEFxS/PTH ステップ203は上式をそのまま実行している。
ステップ204ではステップ203で求めたFPをレン
ズFLNFに送出して焦点調節レンズ(全体繰り出し型
単レンズの場合には撮影レンズ全体)の駆動を命令する
次のステップ205で、レンズFLNSと通信してステ
ップ204で命令したレンズ駆動量FPの駆動が終了し
たか否かを検知し、駆動が終了するとステップ206へ
移行して「レンズ駆動」サブルーチンをリターンする。
第5図に「レリーズ」サブルーチンのフローを示す。
ステップ302ではカメラのクリックリターンミラーの
アップを行う、これは第1図に示したモータ制御用信号
M2F、M2Rを用いて駆動回路MDR2を介してMT
R2を制御することで実行される。
次のステップ303では先のステップ012の「測光」
サブルーチンで既に格納されている絞り制御値をレンズ
FLNSへ送出して、該レンズFLNSに絞り制御を行
わせる。
ステップ304では先のステップ302.303でのミ
ラーアップと絞り制御が既に終了しているか否かを検知
する。ミラーアップはミラーに付随した不図示の検知ス
イッチにて確認することができ、絞り制御は、レンズF
LNSに対して所定の絞り値まで駆動したか否かを通信
で確認する。
いずれかが未完了の場合には、このステップ3o4で待
機し、引き続き状態検知を行う0両者の制御が確認され
ると、ステップ3゛05へ移行する。この時点で露光の
準備が整ったことになる。
ステップ305では先のステップ012の「測光」サブ
ルーチンで既に格納されているシャッタ制御値にてシャ
ッタ制御を行い、フィルムを露光する。
シャッタ制御が終了すると、次のステップ306では、
レンズFLNSに対して絞りを開放状態にするように命
令を送り、引き続いてステップ307でミラーダウンを
行う。ミラーダウンはミラーアップと同様にモータ制御
用信号M2F、M2Rを用いてMTR2を制御すること
で実行される。
次のステップ308ではステップ304と同様にミラー
ダウンと絞り開放制御が完了するのを待つ。ミラーダウ
ンと絞り開放制御が共に完了するとステップ309へ移
行してリターンする。
以上のフローを改めて第3図にて概説する。
先ずswlのみオンの時にはステップ002゜011〜
017,018が繰り返し実行される。
そしてステップ012〜015実行中は5 m5ec毎
にステップ021以降の割り込みが行われるが、ステッ
プ022にてsw2がオフと判定され、すぐにリターン
してしまう。
上記サイクル中にsw2がオンされると、SW2オン後
の最初のタイマ割り込みにてステップ022でオンと判
定され、ステップ024へ行く。
該フローはレリーズ1回目を想定しているので、当然の
ことながらチャージ・給送は完了状態を保っており、ス
テップ024でスイッチ5WCHオンと判定され、ステ
ップ025へ行くが、ここでステップ025の実行は無
意味であり、ステップ026へ行く、ステップ026に
最初に到達した時点ではフラグAFFLGは「0」であ
り、ステップ023にてリターンされてしまう、そして
、APとタイマ割り込みを交互に続け、APが完了する
とステップ017からステップ019へ移り、AFFL
GにrlJが格納されてステップ002へ戻る。そして
ステップ011からステップ012に移った直後の最初
のタイマ割り込みにて今度はステップ022〜026へ
達し、ステップ026でAFFLG= 1と判定されて
ステップ027のレリーズへ移ることが許容される。
レリーズ動作終了後はAFFLGをrOJにリセットし
、ステップ028にてチャージ・給送を開始させながら
ステップ023へ戻り、ステップ011から012へ移
って次のAPを開始する。
sw2オン状態が継続されて間もない時のタイマ割り込
みでは、スイッチ5WCHはオフ、AFFLGはrOJ
なので、AFが繰り返される。そしてスイッチ5WCH
が先にオンとなったらチャージ・給送を停止してフラグ
AFFLGが「1」すなわちAFが1回完了するのを待
ち、AFFLGが「1」になった後にレリーズ動作を行
う。
一方フラグAFFLGが「1」になるのが先であれば、
APを繰り返しながらスイッチ5WCHがオンとなるの
を待ち、該スイッチ5WCHがオンとなったら、MTR
Iを止めてレリーズ動作を開始する。
上記第1の実施例では、AF繰り返し中にsw2オンに
よるレリーズ開始信号が来た場合、SW2オンのタイミ
ングで実行していたAFを完了させてからレリーズな行
うようにしているため、最初の駒のレリーズチャンスを
逃す恐れがある。そこで、以下の実施例ではsw2オン
で直ちにレリーズ可能な様にした。更にレンズ駆動時間
に制限タイマを設けることにより、速写中にレンズ駆動
時間が極端に長くなった時にはレンズ駆動を上記タイマ
にて打ち切り、駒速があまり低下しないようにした。こ
の実施例を第6図以降を用いて説明する。
第6図に第2の実施例のフローチャートを示す、主要部
は第1の実施例の第3図と同じなので、同じステップは
同じ符号で表し、異なる所のみ説明する。
該フロー中の割り込みタイマフローにおいて、RLSF
LGというフラグを定義し、それに関するステップ03
1.032,033が追加となっている。
ステップ031はステップ022のオフ分岐の次に、ス
テップ032はステップ026め「NO」分岐の次に、
ステップ033はステップo28の次に、各々挿入され
ている。そしてRLSFLGとは、sw2がオンされた
後、レリーズ動作(ミラーアップから露光までの動作)
がなされたか否かを示すフラグで、「O」の時はレリー
ズされておらず、「1」の時は既にレリーズ動作が行わ
れたことを示すようになっている。
以下動作について説明する。
先ずswlのみオンでAFが繰り返される時は、タイマ
割り込みが動作してもステップ022でsw2オフと判
定され、すぐにリターンすることは第1実施例で説明し
たのと同様であるが、該第2図実施例では、ステップ0
22の次のステップ031に1”RLSFLGをrOJ
G:l:リセットする動作を行い、ステップ023にて
リターンする。すなわちswlのみオンの時は常にRL
SFLG=Oである。
次にsw2がオンとなると、タイマ割り込み動作で、ス
テップ021へと進みその後各ステップを経てステップ
026に達し、この時AFFLG二〇となっているので
ステップ032に移行する。そしてこの時点ではRLS
FLG=Oなのでステップ032にてrNOJの方へ分
岐し、直ちにレリーズ動作に移る。すなわちsw2オン
後の最初の1駒は、sw2オン後直ちにレリーズ開始と
なるわけである。そしてステップ027,028実行後
、ステップ033にてRLSFLGを「1」にセットし
てステップ029を実行し、ステップ002に戻る。
連写の2駒目で前のレリーズ動作からあまり時間が経過
している時は、1回目のAFが未完なので、ステップ0
26でrNOJに分岐し、この時RLSFLGがrlJ
となっているので、ステップ032にてrYEsJに分
岐され、従ってレリーズされずにステップ023でリタ
ーンしてしまう、すなわち、連・写2駒目以降は必ずA
Fが1回完了してAFFLGがrlJにならないとレリ
ーズできない、これは第1実施例と同じである。
以上をまとめると、swlのみオンでAFを繰り返した
後、sw2がオンとなると直ちにレリーズ動作に移り、
最初の1駒が撮影される。その後もsw2がオンのまま
なら、前の駒のレリーズ完了の後、必ずAPを最低1回
完了させてから、次のレリーズが可能となる。
次に、「レンズ駆動」サブルーチンの別方式について説
明する。
このサブルーチンは第6図において、ステップ034で
示されたもので、第3図のステップ015に相当するも
のである。第7図にて該サブルーチンの説明を行う。
第7図のフローは第4図に示したフローと主要部は同一
で、ステップ211,212,213のステップが追加
されたのみである。従って、それ以外のステップの説明
は省略する。
ステップ204にてレンズ駆動命令を出した後、ステッ
プ211にてPR3自身が有している自走タイマのタイ
マ値TIMERをRAM上の記憶領域TIに格納し、レ
ンズ駆動開始時刻を記憶する。
次いでステップ212にて現在時刻TIMERとTIと
の差、すなわちレンズ駆動開始時間からの経過時間をT
Lに格納する。そしてステップ213にてTLとカメラ
に記憶されている定数TLMAXとを比較し、TLがT
LMAXより大きくなったら、ステップ206にてリタ
ーンする。TL<TLMAXの時はステップ205にて
駆動完了か否かの判定を行い、完了していなければステ
ップ212に戻り、完了していればステップ206でリ
ターンする。
すなわち、該サブルーチンではレンズ駆動中の経過時間
を常にモニタし、ある所定値TLMAX以内に駆動が完
了する時はFPで指定された量の駆動が行われ、TLM
AX以上かかる時はTLMAXの時間経過時に駆動を打
ち切る。このようにレンズ駆動時間がある値より大きい
時には駆動が途中打ち切りとなるわけであるが、このよ
うな事態は被写体が高速で移動した結果、デフォーカス
量が大きく、従ってレンズ駆動量も大きくなっているの
で、もともと完璧なピント合せは不可能である。従って
駆動途中打ち切りによる影響は相対的に小さい。
尚該レンズ駆動サブルーチンを第1実施例に用いても良
いことはもちろんである。
また、前記第1.第2実施例では、連写中のAF動作の
2回目以降にチャージ完了となった場合には、APを禁
止してレリーズ動作に移ったが、AFをレリーズ動作と
並行して行えるような構成とすれば、APを禁止する必
要はない。
例えば本実施例の回路構成では、レンズが独立に駆動回
路LPR3を有しているので、レリーズ動作中もレンズ
駆動は可能である。すなわち2回目以降のAF中でしか
もレンズ駆動中にチャージ完了となった時には、カメラ
側のPH1によってレリーズ動作の制御を行うと同時に
、レンズ側はLPRSによって駆動制御可能であり、シ
ャツタ幕走行開始直前にレンズ駆動を禁止する様な制御
にすれば、駒速は低下させずにレンズ駆動をより長時間
行うことができる。
更に本実施例の回路では、カメラ側のPH1がレリーズ
動作制御とAP副制御両方を司っているので、両者の並
列制御は出来ないが、AF制御用に独立の処理回路を設
ければ、連写中の2回目以降のAF中で、しかも焦点検
出演算中にチャージ完了となった時、レリーズ動作とA
Fを並行して行うことができる。
以上のような構成とすれば、レリーズ動作開始時にAF
を禁止する必要はなく、露光開始時間、すなわちシャッ
タ幕走行開始時ギリギリまでAPを続行することが可能
となり、駒速は第1.第2実施例と同じに保ったままピ
ントをより良く合せることができる。
本実施例によれば、AFとレリーズを交互に連続して繰
り返す場合、レリーズ動作の終了後に行われるカメラが
チャージ完了してAFがまだ1回も完了していない時は
、AFが完了してからレリーズを行い、或はAFの途中
であってもシャッタチャンスを考慮して直ちに該AFを
中止してレリーズを行い、AFが完了したのにカメラの
チャージが未完の時にはチャージ完了までAPを繰り返
すと共にチャージ完了時点でAFを禁止して、或はこれ
ら動作を並行処理して両者を完了させて、レリーズする
ようにしたので、ピントと駒速の両方が適度にバランス
された撮影を行うことができる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、第3図のステップ021〜026、
及び第6図のステップ021〜026゜0311.03
2の制御を行う部分が本発明の制御手段に相当する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、連続撮影の際、
1度のレリーズ動作終了後に続けて行われる次のレリー
ズ動作のためのレリーズ準備動作完了時の、レンズ駆動
手段による焦点調節動作の実行回数が1回未満か以上か
を判別し、1回未満の場合にはζ焦点調節動作を1回完
了させてからレリーズ動作を許容し、1回以上の場合は
、焦点調節動作の状況如何に拘らず該レリーズ準備動作
完了時点で直ちにレリーズ動作へ移行させる制御手段を
設け、以て、次のレリーズ動作のためのレリーズ準備動
作完了時点において、焦点調節動作が1回も終了してい
ない場合は、焦点状態に重きをおくために該焦点調節動
作を完了させてからレリーズ動作を行わせ、既に1回は
終了している場合は、駒速に重きをおくために該焦点調
節動作が途中であろうとも直ちにレリーズ動作を行わせ
るようにしたから、焦点状態と駒速をバランス良く両立
させ、種々の条件下でも可能な限り、焦点調節動作と高
速連写の機能を同時に発揮でさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
そのタイムチャート、第3図はそのフローチャート、第
4図は第3図図示レンズ駆動のサブルーチンを示すフロ
ーチャート、第5図は第3図図示レリーズのサブルーチ
ンを示すフローチャート、第6図は本発明の他の実施例
における動作を示すフローチャート、第7図は第6図図
示レンズ駆動のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。 PH1・・・・・・制御装置、SNS・・・・・・セン
サ装置、MDRI、MDR2・・・・・・駆動回路、M
TRI、MTR2・・・・・・モータ、SPR・旧・・
スプロケット、PTN・・・・・・パターン、5WCH
・・・・・・スイッチ、FLNS・・・・・・レンズ、
LPRS・・・・・・レンズ内制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズを通過した被写体よりの光束を受光す
    る複数の光電変換手段と、該光電変換手段の出力より前
    記撮影レンズのデフォーカス量を繰り返し検出する焦点
    検出手段と、該焦点検出手段よりのデフォーカス量に基
    づいて前記撮影レンズの焦点調節光学系を駆動するレン
    ズ駆動手段と、各種部材のレリーズ準備動作を制御する
    レリーズ準備動作制御手段とを備えた自動合焦カメラに
    おいて、連続撮影の際、1度のレリーズ動作終了後に続
    けて行われる次のレリーズ動作のためのレリーズ準備動
    作完了時の、前記レンズ駆動手段による焦点調節動作の
    実行回数が1回未満か以上かを判別し、1回未満の場合
    には、焦点調節動作を1回完了させてからレリーズ動作
    を許容し、1回以上の場合は、焦点調節動作の状況如何
    に拘らず該レリーズ準備動作完了時点で直ちにレリーズ
    動作へ移行させる制御手段を設けたことを特徴とする自
    動合焦カメラ。
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