JP3376645B2 - スチルカメラ - Google Patents
スチルカメラInfo
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- JP3376645B2 JP3376645B2 JP19131393A JP19131393A JP3376645B2 JP 3376645 B2 JP3376645 B2 JP 3376645B2 JP 19131393 A JP19131393 A JP 19131393A JP 19131393 A JP19131393 A JP 19131393A JP 3376645 B2 JP3376645 B2 JP 3376645B2
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- Japan
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- diaphragm
- control
- time
- movable
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- Prior art date
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- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影レンズを通過する
被写体光束をファインダに導くファインダ光学系と被写
体光束を撮像素子に導く撮影光学系とを備えたスチルカ
メラに関する。
被写体光束をファインダに導くファインダ光学系と被写
体光束を撮像素子に導く撮影光学系とを備えたスチルカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の電子スチルカメラを示す
図で、可動絞り1aを内蔵した撮影レンズ1の後方にク
イックリターンミラー2が配置されている。クイックリ
ターンミラー2の上方には、焦点板3、フィールドレン
ズ4およびペンタプリズム5が順に配置され、ペンタプ
リズム5の右方には、アイピース6および測光素子7が
設けられている。クイックリターンミラー2の背後に
は、シャッタ8、フィールドレンズ9およびミラー10
が配置され、ミラー10の反射光路上には、ミラー10
の反射光を撮影レンズ1の光軸と平行に撮影レンズ1方
向へ反射するミラー11が配置されている。ミラー11
の反射光路上には、リレーレンズ12、オプティカルロ
ーパスフィルタ13および撮像素子14が順に配置され
ている。
図で、可動絞り1aを内蔵した撮影レンズ1の後方にク
イックリターンミラー2が配置されている。クイックリ
ターンミラー2の上方には、焦点板3、フィールドレン
ズ4およびペンタプリズム5が順に配置され、ペンタプ
リズム5の右方には、アイピース6および測光素子7が
設けられている。クイックリターンミラー2の背後に
は、シャッタ8、フィールドレンズ9およびミラー10
が配置され、ミラー10の反射光路上には、ミラー10
の反射光を撮影レンズ1の光軸と平行に撮影レンズ1方
向へ反射するミラー11が配置されている。ミラー11
の反射光路上には、リレーレンズ12、オプティカルロ
ーパスフィルタ13および撮像素子14が順に配置され
ている。
【0003】このような従来の電子スチルカメラの動作
について説明する。撮影レンズ1で集光された光束は可
動絞り1aを通り、クイックリターンミラー2で反射さ
れ、焦点板3に結像する。焦点板3に結像した像はフィ
ールドレンズ4、ペンタプリズム5とアイピース6を通
して撮影者15により観察される。一方、焦点板3で拡
散された光束の一部は測光素子7に入射され、撮影者が
不図示のレリーズボタンを半押しすると測光が行われ
る。そして、撮影者がさらにレリーズボタンを押すと、
クイックリターンミラー2が光路より退避し、シャッタ
8が開く。撮影レンズ1で集光された光束は1次結像面
16上で結像し、その後フィールドレンズ9、ミラー1
0,11を通してリレーレンズ12の作用により、撮像
素子14に再結像される。なお、撮像素子14の前に配
置したオプティカルローパスフィルタ13により所定の
空間周波数成分が除去される。なお、可動絞り1aは不
図示のステッピングモータにより駆動される。
について説明する。撮影レンズ1で集光された光束は可
動絞り1aを通り、クイックリターンミラー2で反射さ
れ、焦点板3に結像する。焦点板3に結像した像はフィ
ールドレンズ4、ペンタプリズム5とアイピース6を通
して撮影者15により観察される。一方、焦点板3で拡
散された光束の一部は測光素子7に入射され、撮影者が
不図示のレリーズボタンを半押しすると測光が行われ
る。そして、撮影者がさらにレリーズボタンを押すと、
クイックリターンミラー2が光路より退避し、シャッタ
8が開く。撮影レンズ1で集光された光束は1次結像面
16上で結像し、その後フィールドレンズ9、ミラー1
0,11を通してリレーレンズ12の作用により、撮像
素子14に再結像される。なお、撮像素子14の前に配
置したオプティカルローパスフィルタ13により所定の
空間周波数成分が除去される。なお、可動絞り1aは不
図示のステッピングモータにより駆動される。
【0004】撮像素子14上に結像された光像は電荷信
号に変換されて蓄積されるとともに、この蓄積された信
号電荷は電気信号として出力され、かつデジタル量に変
換された後、不図示の制御回路により画像データとして
画像メモリ等に記録される。
号に変換されて蓄積されるとともに、この蓄積された信
号電荷は電気信号として出力され、かつデジタル量に変
換された後、不図示の制御回路により画像データとして
画像メモリ等に記録される。
【0005】ところで、この種の電子スチルカメラで
は、一般に撮影者が焦点板3に結像した像を観察しなが
らピントや構図等の設定を行うが、可動絞り1aを撮影
前に制御絞り値まで絞り込むと焦点板3に結像した像が
暗くなり、良好なピント合わせや構図の決定がしにくく
なる。また、焦点板3は完全拡散面でないため、光束が
可動絞り1aによりある程度絞られると焦点板3で拡散
されず、測光素子7には全く光が入射されなくなり、測
光が不可能になってしまう。従って、この種の電子スチ
ルカメラでは、測光時に可動絞りを開放にした、いわゆ
る開放測光方式を採用している。
は、一般に撮影者が焦点板3に結像した像を観察しなが
らピントや構図等の設定を行うが、可動絞り1aを撮影
前に制御絞り値まで絞り込むと焦点板3に結像した像が
暗くなり、良好なピント合わせや構図の決定がしにくく
なる。また、焦点板3は完全拡散面でないため、光束が
可動絞り1aによりある程度絞られると焦点板3で拡散
されず、測光素子7には全く光が入射されなくなり、測
光が不可能になってしまう。従って、この種の電子スチ
ルカメラでは、測光時に可動絞りを開放にした、いわゆ
る開放測光方式を採用している。
【0006】次に、開放測光方式を採用したときのカメ
ラの動作について述べる。レリーズボタンの半押しによ
り測光素子7で測光が行なわれ、その測光結果に基づい
て制御絞り値が演算される。その後、レリーズボタンの
全押しによりレリーズスイッチ(不図示)がオンされる
と、クイックリターンミラー2がミラーアップ動作を開
始すると同時にステッピングモータ(不図示)が動作し
て可動絞り1aの制御を開始し、可動絞り1aを開放位
置から設定された制御絞り値まで絞り込む。ステッピン
グモータへの通電は露光中も継続して行ない、その制御
絞り位置を確実に保持する。レリーズボタンが全押し
(レリーズスイッチがオン)されてから、予め定めた所
定時間になると、設定されているシャッタ秒時にしたが
いシャッタ8が開動作して撮像素子14上に被写体光束
を再結像させる。そして、シャッタ8の動作完了信号を
受けると、ミラー2がダウン動作するとともに可動絞り
1aが開放位置に戻される。この開放位置は、ステッピ
ングモータに通電することにより安定に保持される。
ラの動作について述べる。レリーズボタンの半押しによ
り測光素子7で測光が行なわれ、その測光結果に基づい
て制御絞り値が演算される。その後、レリーズボタンの
全押しによりレリーズスイッチ(不図示)がオンされる
と、クイックリターンミラー2がミラーアップ動作を開
始すると同時にステッピングモータ(不図示)が動作し
て可動絞り1aの制御を開始し、可動絞り1aを開放位
置から設定された制御絞り値まで絞り込む。ステッピン
グモータへの通電は露光中も継続して行ない、その制御
絞り位置を確実に保持する。レリーズボタンが全押し
(レリーズスイッチがオン)されてから、予め定めた所
定時間になると、設定されているシャッタ秒時にしたが
いシャッタ8が開動作して撮像素子14上に被写体光束
を再結像させる。そして、シャッタ8の動作完了信号を
受けると、ミラー2がダウン動作するとともに可動絞り
1aが開放位置に戻される。この開放位置は、ステッピ
ングモータに通電することにより安定に保持される。
【0007】図12は、制御絞り値がレリーズ時の初期
絞り値(開放絞り値)に近い値にある場合のレリーズス
イッチ、シャッタ先幕および可動絞りの動作関係を示す
タイミングチャートである。この図12において、Tは
レリーズスイッチがオンされてからシャッタが開き始め
るまでの時間(一定)であり、ハッチングを施した部分
は、レリーズスイッチのオン時点(絞り制御開始点)か
ら絞り制御が終了するまでの時間を表す。T1は絞り制
御が終了してからシャッタが開き始めるまでの時間を表
わし、このT1の時間の間は、制御絞り値を保持するた
めの電流がステッピングモータに供給される。
絞り値(開放絞り値)に近い値にある場合のレリーズス
イッチ、シャッタ先幕および可動絞りの動作関係を示す
タイミングチャートである。この図12において、Tは
レリーズスイッチがオンされてからシャッタが開き始め
るまでの時間(一定)であり、ハッチングを施した部分
は、レリーズスイッチのオン時点(絞り制御開始点)か
ら絞り制御が終了するまでの時間を表す。T1は絞り制
御が終了してからシャッタが開き始めるまでの時間を表
わし、このT1の時間の間は、制御絞り値を保持するた
めの電流がステッピングモータに供給される。
【0008】図13は、制御絞り値がレリーズ時の初期
絞り値(開放絞り値)から遠い値にある場合のレリーズ
スイッチ、シャッタ先幕および可動絞りの動作関係を示
すタイミングチャートである。この図13において、ハ
ッチングを施した部分は、レリーズスイッチのオン時点
(絞り制御開始点)から絞り制御が終了するまでの時間
を表わし、T2は絞り制御が終了してからシャッタが開
き始めるまでの時間を表している。T2の時間の間は、
制御絞り値を保持するための電流がステッピングモータ
に供給される。
絞り値(開放絞り値)から遠い値にある場合のレリーズ
スイッチ、シャッタ先幕および可動絞りの動作関係を示
すタイミングチャートである。この図13において、ハ
ッチングを施した部分は、レリーズスイッチのオン時点
(絞り制御開始点)から絞り制御が終了するまでの時間
を表わし、T2は絞り制御が終了してからシャッタが開
き始めるまでの時間を表している。T2の時間の間は、
制御絞り値を保持するための電流がステッピングモータ
に供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の電子スチルカメラでは、撮影レンズからク
イックリターンミラーを経て測光素子およびアイピース
に至る光路中に絞りが設けられているため、良好なピン
ト合わせや構図設定、あるいは正確な測光のために可動
絞りを開放値に安定に保持しようとすると、ステッピン
グモータに通電し続けなければならない。これはステッ
ピングモータへの通電を解除すると、カメラに振動や強
い外力が加わったときに絞り径が変化するおそれがある
からである。その結果、ステッピングモータでの電力消
費が増大し、バッテリの電力が無駄に消費されてしまう
という問題がある。
ような従来の電子スチルカメラでは、撮影レンズからク
イックリターンミラーを経て測光素子およびアイピース
に至る光路中に絞りが設けられているため、良好なピン
ト合わせや構図設定、あるいは正確な測光のために可動
絞りを開放値に安定に保持しようとすると、ステッピン
グモータに通電し続けなければならない。これはステッ
ピングモータへの通電を解除すると、カメラに振動や強
い外力が加わったときに絞り径が変化するおそれがある
からである。その結果、ステッピングモータでの電力消
費が増大し、バッテリの電力が無駄に消費されてしまう
という問題がある。
【0010】また一般に、この種のスチルカメラではレ
リーズボタンを押してからシャッタが開き始めるまでの
時間(以下、タイムラグ)を一定にしている。そのタイ
ムラグは、測光動作時に開放値にある可動絞りを最小絞
りに変更するのに要する時間を基準に定めている。した
がって、測光動作時に開放絞りにせざるを得ない従来の
カメラでは、可動絞りを最小絞りに絞り込むまでの動作
時間を考慮して比較的長いタイムラグを設定している。
そのため、折角のシャッタチャンスを逃してしまう確率
が高くなるという問題がある。
リーズボタンを押してからシャッタが開き始めるまでの
時間(以下、タイムラグ)を一定にしている。そのタイ
ムラグは、測光動作時に開放値にある可動絞りを最小絞
りに変更するのに要する時間を基準に定めている。した
がって、測光動作時に開放絞りにせざるを得ない従来の
カメラでは、可動絞りを最小絞りに絞り込むまでの動作
時間を考慮して比較的長いタイムラグを設定している。
そのため、折角のシャッタチャンスを逃してしまう確率
が高くなるという問題がある。
【0011】さらに、従来の電子スチルカメラでは、1
駒の撮影が終了する毎に、可動絞りを開放値に復帰する
必要があり、特に可動絞りが最小絞り値まで絞り込まれ
ているときは開放値まで可動絞りを復帰させるのに時間
がかかり、その分、次の撮影までに時間がかかって単位
時間における撮影駒数が低下し、連続撮影時の連写速度
が低下するという問題もあった。
駒の撮影が終了する毎に、可動絞りを開放値に復帰する
必要があり、特に可動絞りが最小絞り値まで絞り込まれ
ているときは開放値まで可動絞りを復帰させるのに時間
がかかり、その分、次の撮影までに時間がかかって単位
時間における撮影駒数が低下し、連続撮影時の連写速度
が低下するという問題もあった。
【0012】図14は、従来の電子スチルカメラにおけ
る連写時の動作を示すフローチャートであり、このフロ
ーチャートはレリーズボタンの半押しにより動作を開始
する。ステップS21では、測光素子7で測定した輝度
データなどに基づき、制御絞り値およびシャッタ秒時を
算出する。ステップS22では、算出した制御絞り値に
従って可動絞り1aを制御絞り値まで駆動する。レリー
ズボタンが全押しされるとステップS23に移行し、ス
テップS21で算出したシャッタ秒時に応じてシャッタ
を開動作して撮影を行なう。ステップS24では、レリ
ーズボタンが全押しされているか否かを判定し、全押し
されていると判定されると、連写中と判断してステップ
S25に移行し、可動絞り1aを開放絞り位置に移動さ
せてステップS21に戻る。一方、レリーズボタンが全
押しされていなければ処理を終了する。
る連写時の動作を示すフローチャートであり、このフロ
ーチャートはレリーズボタンの半押しにより動作を開始
する。ステップS21では、測光素子7で測定した輝度
データなどに基づき、制御絞り値およびシャッタ秒時を
算出する。ステップS22では、算出した制御絞り値に
従って可動絞り1aを制御絞り値まで駆動する。レリー
ズボタンが全押しされるとステップS23に移行し、ス
テップS21で算出したシャッタ秒時に応じてシャッタ
を開動作して撮影を行なう。ステップS24では、レリ
ーズボタンが全押しされているか否かを判定し、全押し
されていると判定されると、連写中と判断してステップ
S25に移行し、可動絞り1aを開放絞り位置に移動さ
せてステップS21に戻る。一方、レリーズボタンが全
押しされていなければ処理を終了する。
【0013】図15は連写時におけるレリーズスイッ
チ、可動絞りおよびシャッタの動作関係を示すタイミン
グチャートである。この図15において、T3は可動絞
り1aを制御絞り位置まで駆動するのに要する時間(以
下、絞り制御時間と呼ぶ)、T4は可動絞り1aを制御
絞り位置から開放絞り位置まで復帰させるのに要する時
間である。図14、15に示すように、連写時には、1
駒分の撮影が行なわれるたびに可動絞り1aをいったん
開放絞り位置に復帰させるため、高速で連写することが
できないという問題がある。さらにまた、上述した通
り、図12,図13に示すタイムラグ(T)を一定にし
ているが、この場合、レリーズ時の初期絞り値(開放
値)から制御絞り値までの間隔の大小にかかわらず、絞
り制御が終了してからシャッタが開動作するまでに図1
2,図13に示すようにT1,T2に相当する時間があ
り、この間で制御絞り値を安定に保持するためには、ス
テッピングモータに通電しておかねばならない。しか
も、このときの消費電流はステッピングモータを回転駆
動するときよりも大きいため、電力消費量が増大すると
いう問題があった。
チ、可動絞りおよびシャッタの動作関係を示すタイミン
グチャートである。この図15において、T3は可動絞
り1aを制御絞り位置まで駆動するのに要する時間(以
下、絞り制御時間と呼ぶ)、T4は可動絞り1aを制御
絞り位置から開放絞り位置まで復帰させるのに要する時
間である。図14、15に示すように、連写時には、1
駒分の撮影が行なわれるたびに可動絞り1aをいったん
開放絞り位置に復帰させるため、高速で連写することが
できないという問題がある。さらにまた、上述した通
り、図12,図13に示すタイムラグ(T)を一定にし
ているが、この場合、レリーズ時の初期絞り値(開放
値)から制御絞り値までの間隔の大小にかかわらず、絞
り制御が終了してからシャッタが開動作するまでに図1
2,図13に示すようにT1,T2に相当する時間があ
り、この間で制御絞り値を安定に保持するためには、ス
テッピングモータに通電しておかねばならない。しか
も、このときの消費電流はステッピングモータを回転駆
動するときよりも大きいため、電力消費量が増大すると
いう問題があった。
【0014】本発明の目的は、絞り開度を確実に保持す
るためにステッピングモータに通電する時間を大幅に短
縮して消費電力を低減し、タイムラグの小さいスチルカ
メラを提供することにある
るためにステッピングモータに通電する時間を大幅に短
縮して消費電力を低減し、タイムラグの小さいスチルカ
メラを提供することにある
【0015】
【課題を解決するための手段】実施例である図1に対応
づけて本発明を説明すると、請求項1の発明は、撮影レ
ンズ20を通過した被写体光束をファインダ29に導く
ファインダ光学系FSYと、撮影レンズ20を通過した
被写体光束を撮像素子39に導く撮影光学系ESYと、
撮影レンズ20を通過した被写体光束の光量を規制する
可動絞り40と、この可動絞り40を制御絞り値まで駆
動する絞り駆動手段41とを備えたスチルカメラに適用
される。そして、上述の目的は、撮影レンズ20を透過
して1次結像面36で結像された被写体の空中像を撮像
素子39上に再結像させるリレー光学系37を有するよ
うに撮影光学系ESYが構成され、撮影光学系ESYを
通過する被写体光束の光量のみを規制するように、可動
絞り40を1次結像面36と撮像素子39間の光路上に
設けることにより達成される。請求項2のスチルカメラ
における絞り駆動手段41は、連写時において、撮影終
了後に可動絞り40を撮影終了時の制御絞り値から新た
な制御絞り値に直接駆動させるように構成したものであ
る。請求項3の発明は、撮影レンズ20を通過した被写
体光束をファインダ29に導くファインダ光学系FSY
と、撮影レンズ20を通過した被写体光束を撮像素子3
9に導く撮影光学系ESYと、撮影レンズ20を通過し
た被写体光束の光量を規制する可動絞り40と、この可
動絞り40を制御絞り値まで駆動する絞り駆動手段41
とを備えたスチルカメラに適用される。そして、上述の
目的は、撮影光学系ESYを通過する被写体光束の光量
のみを規制するように可動絞り40を配置するととも
に、可動絞り40の初期設定絞り値を開放絞り値と最小
絞り値との間の中間値に設定するように構成したもので
ある。請求項4におけるスチルカメラは、レリーズ操作
時点から所定時間経過後にシャッタを開動作させるよう
にし、絞り駆動手段41は、レリーズ操作時点から可動
絞り40が制御絞り値に制御されるまでの時間が略一定
になるように、レリーズ操作時点から可動絞り40を駆
動開始するまでの時間を制御絞り値に応じて可変にする
ものである。請求項5の発明は、1次結像面36に被写
体像を結像させる撮影レンズ20と、1次結像面36で
結像された被写体の空中像を撮像素子39上に再結像さ
せるリレー光学系37とを備えたスチルカメラに適用さ
れ、上記目的は、リレー光学系37の光路中に設けら
れ、被写体光束の光量を規制する可動絞り40と、可動
絞り40を制御絞り値まで駆動する絞り駆動手段41と
を有することにより達成される。
づけて本発明を説明すると、請求項1の発明は、撮影レ
ンズ20を通過した被写体光束をファインダ29に導く
ファインダ光学系FSYと、撮影レンズ20を通過した
被写体光束を撮像素子39に導く撮影光学系ESYと、
撮影レンズ20を通過した被写体光束の光量を規制する
可動絞り40と、この可動絞り40を制御絞り値まで駆
動する絞り駆動手段41とを備えたスチルカメラに適用
される。そして、上述の目的は、撮影レンズ20を透過
して1次結像面36で結像された被写体の空中像を撮像
素子39上に再結像させるリレー光学系37を有するよ
うに撮影光学系ESYが構成され、撮影光学系ESYを
通過する被写体光束の光量のみを規制するように、可動
絞り40を1次結像面36と撮像素子39間の光路上に
設けることにより達成される。請求項2のスチルカメラ
における絞り駆動手段41は、連写時において、撮影終
了後に可動絞り40を撮影終了時の制御絞り値から新た
な制御絞り値に直接駆動させるように構成したものであ
る。請求項3の発明は、撮影レンズ20を通過した被写
体光束をファインダ29に導くファインダ光学系FSY
と、撮影レンズ20を通過した被写体光束を撮像素子3
9に導く撮影光学系ESYと、撮影レンズ20を通過し
た被写体光束の光量を規制する可動絞り40と、この可
動絞り40を制御絞り値まで駆動する絞り駆動手段41
とを備えたスチルカメラに適用される。そして、上述の
目的は、撮影光学系ESYを通過する被写体光束の光量
のみを規制するように可動絞り40を配置するととも
に、可動絞り40の初期設定絞り値を開放絞り値と最小
絞り値との間の中間値に設定するように構成したもので
ある。請求項4におけるスチルカメラは、レリーズ操作
時点から所定時間経過後にシャッタを開動作させるよう
にし、絞り駆動手段41は、レリーズ操作時点から可動
絞り40が制御絞り値に制御されるまでの時間が略一定
になるように、レリーズ操作時点から可動絞り40を駆
動開始するまでの時間を制御絞り値に応じて可変にする
ものである。請求項5の発明は、1次結像面36に被写
体像を結像させる撮影レンズ20と、1次結像面36で
結像された被写体の空中像を撮像素子39上に再結像さ
せるリレー光学系37とを備えたスチルカメラに適用さ
れ、上記目的は、リレー光学系37の光路中に設けら
れ、被写体光束の光量を規制する可動絞り40と、可動
絞り40を制御絞り値まで駆動する絞り駆動手段41と
を有することにより達成される。
【0016】
【作用】請求項1の構成により、可動絞り40が一次結
像面36と撮像素子39間の光路上で撮影光学系ESY
の光量のみを規制するようにしたから、測光動作時に可
動絞り40が絞り込まれていても測光に影響を与えるこ
とがなく、絞り駆動手段41に通電せずに測光でき、消
費電力を低減できるとともに、ファインダ光学系FSY
の被写体光束の光量も十分にあり、ピント合わせや構図
設定も従来同様にやりやすい。請求項2の構成により、
連写時には、可動絞り40を撮影終了時の制御絞り値か
ら新たな制御絞り値に直接駆動させるため、絞り制御の
ための時間を短くできる可能性が大きく、その結果、カ
メラの連写速度の向上が図れる。請求項3の構成によ
り、可動絞り40の初期絞り値から制御絞り値へ駆動す
る駆動量が小さくなり、絞り駆動手段41に通電する時
間も短縮される。これにより消費電力が低減され、撮影
までのタイムラグを短縮できる。請求項4の構成によ
り、レリーズ操作時点から所定時間経過後にシャッタ3
2を開動作させるために、レリーズ操作時点から可動絞
り40の制御が終了するまでの時間を略一定になるよう
にしたから、絞り制御が終了してからシャッタ32が開
動作し始めるまでの時間が常に最小になり、その間消費
される電力も最小に抑えることができる。請求項5の構
成により、リレー光学系37の光路中を進む被写体光束
の光量が可動絞り40で規制される。
像面36と撮像素子39間の光路上で撮影光学系ESY
の光量のみを規制するようにしたから、測光動作時に可
動絞り40が絞り込まれていても測光に影響を与えるこ
とがなく、絞り駆動手段41に通電せずに測光でき、消
費電力を低減できるとともに、ファインダ光学系FSY
の被写体光束の光量も十分にあり、ピント合わせや構図
設定も従来同様にやりやすい。請求項2の構成により、
連写時には、可動絞り40を撮影終了時の制御絞り値か
ら新たな制御絞り値に直接駆動させるため、絞り制御の
ための時間を短くできる可能性が大きく、その結果、カ
メラの連写速度の向上が図れる。請求項3の構成によ
り、可動絞り40の初期絞り値から制御絞り値へ駆動す
る駆動量が小さくなり、絞り駆動手段41に通電する時
間も短縮される。これにより消費電力が低減され、撮影
までのタイムラグを短縮できる。請求項4の構成によ
り、レリーズ操作時点から所定時間経過後にシャッタ3
2を開動作させるために、レリーズ操作時点から可動絞
り40の制御が終了するまでの時間を略一定になるよう
にしたから、絞り制御が終了してからシャッタ32が開
動作し始めるまでの時間が常に最小になり、その間消費
される電力も最小に抑えることができる。請求項5の構
成により、リレー光学系37の光路中を進む被写体光束
の光量が可動絞り40で規制される。
【0017】以上の課題を解決するための手段および作
用の項では実施例の図を使用して本発明を説明したが、
これにより本発明が実施例に限定されるものではない。
用の項では実施例の図を使用して本発明を説明したが、
これにより本発明が実施例に限定されるものではない。
【0018】
【実施例】図1〜図8により本発明の一実施例について
説明する。図1は本発明が適用されたスチルカメラの全
体の構成を示すもので、20は可動絞りを内蔵しない撮
影レンズであり、この撮影レンズ20の後方にクイック
リターンミラー21が配置されている。クイックリター
ンミラー21の上方には焦点板22、フィールドレンズ
23およびハーフミラー24が順に配置されている。ハ
ーフミラー24の透過光路上にはミラー25が配置さ
れ、このミラー25の反射光路上には、集光レンズ26
を介して測光素子27が配置されている。ハーフミラー
24の反射光路上には、ファインダリレー光学系28お
よび接眼レンズ29が順に配置され、さらにファインダ
リレー光学系28内で被写体の空中像が形成される結像
面30の近傍には、測光モード,シャッタ秒時などのフ
ァインダ内表示を行う表示素子31が配置されている。
フィールドレンズ23、ハーフミラー24、ファインダ
リレー光学系28および接眼レンズ29によりファイン
ダ光学系FSYが構成される。
説明する。図1は本発明が適用されたスチルカメラの全
体の構成を示すもので、20は可動絞りを内蔵しない撮
影レンズであり、この撮影レンズ20の後方にクイック
リターンミラー21が配置されている。クイックリター
ンミラー21の上方には焦点板22、フィールドレンズ
23およびハーフミラー24が順に配置されている。ハ
ーフミラー24の透過光路上にはミラー25が配置さ
れ、このミラー25の反射光路上には、集光レンズ26
を介して測光素子27が配置されている。ハーフミラー
24の反射光路上には、ファインダリレー光学系28お
よび接眼レンズ29が順に配置され、さらにファインダ
リレー光学系28内で被写体の空中像が形成される結像
面30の近傍には、測光モード,シャッタ秒時などのフ
ァインダ内表示を行う表示素子31が配置されている。
フィールドレンズ23、ハーフミラー24、ファインダ
リレー光学系28および接眼レンズ29によりファイン
ダ光学系FSYが構成される。
【0019】クイックリターンミラー21の後方には、
シャッタ32、フィールドレンズ33およびミラー3
4,35が順に配置されている。ミラー34は、シャッ
タ32の後方における1次結像面36で結像された被写
体の空中像を図2に示すように下方へ反射し、ミラー3
5はミラー34からの反射空中像を図3に示すようにカ
メラ本体50のグリップ51側へ反射する。
シャッタ32、フィールドレンズ33およびミラー3
4,35が順に配置されている。ミラー34は、シャッ
タ32の後方における1次結像面36で結像された被写
体の空中像を図2に示すように下方へ反射し、ミラー3
5はミラー34からの反射空中像を図3に示すようにカ
メラ本体50のグリップ51側へ反射する。
【0020】ミラー35の反射光路上には、リレー光学
系37、オプティカルローパスフィルタ38および撮像
素子39が順に配置されている。また、リレー光学系3
7には、不図示のステッピングモータで駆動される可動
絞り40が設けられている。この可動絞り40の最小絞
り面積は最大絞り面積の1/2Nとなっており、そし
て、可動絞り40の絞り段数はN段設けられている。以
上のシャッタ32、フィールドレンズ33およびミラー
34,35、リレー光学系37により撮影光学系ESY
が構成される。
系37、オプティカルローパスフィルタ38および撮像
素子39が順に配置されている。また、リレー光学系3
7には、不図示のステッピングモータで駆動される可動
絞り40が設けられている。この可動絞り40の最小絞
り面積は最大絞り面積の1/2Nとなっており、そし
て、可動絞り40の絞り段数はN段設けられている。以
上のシャッタ32、フィールドレンズ33およびミラー
34,35、リレー光学系37により撮影光学系ESY
が構成される。
【0021】図1において、41は電子スチルカメラ全
体を管理し制御する制御装置であり、マイクロコンピュ
−タから構成される。制御装置41には、測光素子2
7、レリーズボタン42の半押し操作によりオンされる
スイッチSW1、レリーズボタン42の全押し操作によ
りオンされるスイッチ(レリーズスイッチ)SW2、お
よび第1のタイマ43、第2のタイマ44が接続されて
いる。さらに、制御装置41からは、クイックリターン
ミラー21の駆動部(不図示)、シャッタ32の駆動部
(不図示)、可動絞り40のステッピングモータ(不図
示)および撮像素子39に制御信号が出力されるととも
に、表示素子31には表示情報が出力される。
体を管理し制御する制御装置であり、マイクロコンピュ
−タから構成される。制御装置41には、測光素子2
7、レリーズボタン42の半押し操作によりオンされる
スイッチSW1、レリーズボタン42の全押し操作によ
りオンされるスイッチ(レリーズスイッチ)SW2、お
よび第1のタイマ43、第2のタイマ44が接続されて
いる。さらに、制御装置41からは、クイックリターン
ミラー21の駆動部(不図示)、シャッタ32の駆動部
(不図示)、可動絞り40のステッピングモータ(不図
示)および撮像素子39に制御信号が出力されるととも
に、表示素子31には表示情報が出力される。
【0022】第1のタイマ43は、スイッチSW2がオ
ンされてからシャッタが開き始めるまでの時間Tを設定
するもので、スイッチSW2のオンによりスタートし、
設定時間Tになるとリセットされる。また、第2のタイ
マ44は、絞り制御開始時点までの遅延時間T5を計数
するのに使用されるもので、スイッチSW2のオンによ
りスタートし、制御絞り値に応じて設定された遅延時間
T5に達したときリセットされる。
ンされてからシャッタが開き始めるまでの時間Tを設定
するもので、スイッチSW2のオンによりスタートし、
設定時間Tになるとリセットされる。また、第2のタイ
マ44は、絞り制御開始時点までの遅延時間T5を計数
するのに使用されるもので、スイッチSW2のオンによ
りスタートし、制御絞り値に応じて設定された遅延時間
T5に達したときリセットされる。
【0023】このように構成された本実施例の動作につ
いて説明する。電子スチルカメラを撮影モードにした状
態で撮影レンズ20を被写体に向けると、被写体の光束
は撮影レンズ20を通過し、クイックリターンミラー2
1により反射されて焦点板22に結像される。焦点板2
2に結像された光束のうち、ハーフミラー24を透過し
た光はミラー25により反射され、集光レンズ26によ
り集光されて測光素子27に入射される。一方、ハーフ
ミラー24で反射された光束は、ファインダリレー光学
系28の結像面30で再結像される。そして、この結像
面30で結像された空中像は接眼レンズ29を通して撮
影者60により観察される。また、表示素子31に表示
された表示情報も接眼レンズ29を通して撮影者60に
より観察される。
いて説明する。電子スチルカメラを撮影モードにした状
態で撮影レンズ20を被写体に向けると、被写体の光束
は撮影レンズ20を通過し、クイックリターンミラー2
1により反射されて焦点板22に結像される。焦点板2
2に結像された光束のうち、ハーフミラー24を透過し
た光はミラー25により反射され、集光レンズ26によ
り集光されて測光素子27に入射される。一方、ハーフ
ミラー24で反射された光束は、ファインダリレー光学
系28の結像面30で再結像される。そして、この結像
面30で結像された空中像は接眼レンズ29を通して撮
影者60により観察される。また、表示素子31に表示
された表示情報も接眼レンズ29を通して撮影者60に
より観察される。
【0024】レリーズボタン42が半押しされるとスイ
ッチSW1がオンする。このオン信号が制御装置41に
取り込まれると、制御装置41では、測光素子27で測
定した輝度データなどに基づいて露出演算を行い、制御
絞り値およびシャッタ秒時を設定する。このとき、可動
絞り40はN/2段に絞り込まれた状態にあるが、この
可動絞り40はリレー光学系37側にあるから、可動絞
り40がどのような絞り状態にあっても、また、その絞
り径がステッピングモータへ通電しないことにより不安
定な状態におかれていても測光動作には影響を与えな
い。
ッチSW1がオンする。このオン信号が制御装置41に
取り込まれると、制御装置41では、測光素子27で測
定した輝度データなどに基づいて露出演算を行い、制御
絞り値およびシャッタ秒時を設定する。このとき、可動
絞り40はN/2段に絞り込まれた状態にあるが、この
可動絞り40はリレー光学系37側にあるから、可動絞
り40がどのような絞り状態にあっても、また、その絞
り径がステッピングモータへ通電しないことにより不安
定な状態におかれていても測光動作には影響を与えな
い。
【0025】ファインダ表示素子31上に測光の終了が
表示され、これを認識した撮影者がレリーズボタン42
を全押しすると、スイッチSW2がオンされる。このオ
ン信号を受けた制御装置41はクイックリターンミラー
21の駆動部に駆動信号を出力してクイックリターンミ
ラー21を光路より退避させる。制御装置41は、可動
絞り40のステッピングモータに制御絞り値に応じた駆
動信号を出力し、ステッピングモータを駆動してN/2
段の中間値にある可動絞り40を制御絞り値へ駆動す
る。これにより、例えば、可動絞り40を最小絞りまで
絞り込む場合でも、従来のように開放状態から絞り込む
場合に比べて、その絞り動作時間を1/2にすることが
できる。
表示され、これを認識した撮影者がレリーズボタン42
を全押しすると、スイッチSW2がオンされる。このオ
ン信号を受けた制御装置41はクイックリターンミラー
21の駆動部に駆動信号を出力してクイックリターンミ
ラー21を光路より退避させる。制御装置41は、可動
絞り40のステッピングモータに制御絞り値に応じた駆
動信号を出力し、ステッピングモータを駆動してN/2
段の中間値にある可動絞り40を制御絞り値へ駆動す
る。これにより、例えば、可動絞り40を最小絞りまで
絞り込む場合でも、従来のように開放状態から絞り込む
場合に比べて、その絞り動作時間を1/2にすることが
できる。
【0026】すなわち、図4に示すように、可動絞りの
初期値を開放値とした場合、可動絞りを開放値から最小
絞り値まで絞り込むのにXmsec必要としていたものが、
図5に示すように、可動絞りの初期値を開放絞りと最小
絞りとの中間値に設定することにより、この中間値から
最小絞り値まで駆動するのに要する時間をX/2msecに
することができる。これによりカメラのタイムラグを短
縮できる。また、可動絞り40が制御絞り値まで駆動さ
れた後は、ステッピングモータを通電状態にして可動絞
りを制御絞り値に保持する。
初期値を開放値とした場合、可動絞りを開放値から最小
絞り値まで絞り込むのにXmsec必要としていたものが、
図5に示すように、可動絞りの初期値を開放絞りと最小
絞りとの中間値に設定することにより、この中間値から
最小絞り値まで駆動するのに要する時間をX/2msecに
することができる。これによりカメラのタイムラグを短
縮できる。また、可動絞り40が制御絞り値まで駆動さ
れた後は、ステッピングモータを通電状態にして可動絞
りを制御絞り値に保持する。
【0027】一方、可動絞り40が制御絞り値に駆動さ
れた後、所定時間経過すると、制御装置41からシャッ
タ32の駆動部に駆動信号が出力され、算出したシャッ
タ秒時に応じてシャッタ32を開動作させる。これに伴
い撮影レンズ20で集光された光束は1次結像面36に
結像され、この空中像はフィールドレンズ33、ミラー
34,35および可動絞り40を通してリレー光学系3
7により、撮像素子39に再結像される。撮像素子39
に結像された光入力は、従来と同様に電荷信号に変換さ
れ蓄積されるとともに、この蓄積電荷信号は制御装置4
1からクロックにより読み出され、デジタル量に変換さ
れた後、画像メモリ等に記録される。そして、シャッタ
32の動作終了に伴いクイックリターンミラー21がダ
ウンし、これと同時に可動絞り40は制御絞り値から初
期絞り値,すなわち開放状態と最小絞り状態の中間値
(N/2段)に自動復帰され、さらにシャッタ32はチ
ャージアップされる。
れた後、所定時間経過すると、制御装置41からシャッ
タ32の駆動部に駆動信号が出力され、算出したシャッ
タ秒時に応じてシャッタ32を開動作させる。これに伴
い撮影レンズ20で集光された光束は1次結像面36に
結像され、この空中像はフィールドレンズ33、ミラー
34,35および可動絞り40を通してリレー光学系3
7により、撮像素子39に再結像される。撮像素子39
に結像された光入力は、従来と同様に電荷信号に変換さ
れ蓄積されるとともに、この蓄積電荷信号は制御装置4
1からクロックにより読み出され、デジタル量に変換さ
れた後、画像メモリ等に記録される。そして、シャッタ
32の動作終了に伴いクイックリターンミラー21がダ
ウンし、これと同時に可動絞り40は制御絞り値から初
期絞り値,すなわち開放状態と最小絞り状態の中間値
(N/2段)に自動復帰され、さらにシャッタ32はチ
ャージアップされる。
【0028】レリーズボタン42が押される毎に1駒し
か撮影しない、いわゆるシングル撮影モード時は、可動
絞り40は撮影が終了する毎にN/2段の初期絞り値に
戻されるが、レリーズボタンが押されている間だけ連続
して撮影を行ういわゆる連写モード時は、次に述べるよ
うに動作する。まず、クイックリターンミラー21が復
帰する毎に測光素子27に光束が入射されると新たな測
光が行われ、これにより新たなシャッタ秒時と制御絞り
値が算出される。そして、可動絞り40は前回の撮影時
の制御絞り値から新しい制御絞り値へ直接駆動される。
か撮影しない、いわゆるシングル撮影モード時は、可動
絞り40は撮影が終了する毎にN/2段の初期絞り値に
戻されるが、レリーズボタンが押されている間だけ連続
して撮影を行ういわゆる連写モード時は、次に述べるよ
うに動作する。まず、クイックリターンミラー21が復
帰する毎に測光素子27に光束が入射されると新たな測
光が行われ、これにより新たなシャッタ秒時と制御絞り
値が算出される。そして、可動絞り40は前回の撮影時
の制御絞り値から新しい制御絞り値へ直接駆動される。
【0029】図6は連写モード時の制御装置41の動作
を示すフローチャートである。このフローチャートはレ
リーズボタン42の半押しにより動作を開始する。ステ
ップS1では、測光素子27で測定した輝度データなど
に基づいて露出演算を行ない、制御絞り値およびシャッ
タ秒時を算出する。ステップS2では、算出した制御絞
り値に応じて可動絞り40を制御絞り値まで駆動制御す
る。レリーズボタン42が全押しされるとステップS3
に移行し、ステップS1で算出したシャッタ秒時に応じ
てシャッタ32を開動作させ、撮影を行なう。ステップ
S4では、撮影後もレリーズボタン42が全押しされて
いるか否かを判定し、全押しされていないと判定される
と、処理を終了する。一方、全押しされていると判定さ
れると、連写中と判断してステップS5に移行し、測光
素子27で再度被写体輝度を計測し、その輝度データな
どに基づいて再度露出演算を行ない、制御絞り値および
シャッタ秒時を算出する。ステップS6では、算出した
制御絞り値が前回の制御絞り値と等しいか否かを比較す
る。比較の結果、等しくないと判定されるとステップS
7に移行し、前回の制御絞り値との差分値だけ可動絞り
40を駆動制御する。ステップS8では、ステップS5
で算出したシャッタ秒時に応じてシャッタ32を開動作
させて撮影を行ない、ステップS4に戻る。一方、ステ
ップS6において、前回の算出値と等しいと判定される
とステップS7をジャンプしてステップS8に移行す
る。
を示すフローチャートである。このフローチャートはレ
リーズボタン42の半押しにより動作を開始する。ステ
ップS1では、測光素子27で測定した輝度データなど
に基づいて露出演算を行ない、制御絞り値およびシャッ
タ秒時を算出する。ステップS2では、算出した制御絞
り値に応じて可動絞り40を制御絞り値まで駆動制御す
る。レリーズボタン42が全押しされるとステップS3
に移行し、ステップS1で算出したシャッタ秒時に応じ
てシャッタ32を開動作させ、撮影を行なう。ステップ
S4では、撮影後もレリーズボタン42が全押しされて
いるか否かを判定し、全押しされていないと判定される
と、処理を終了する。一方、全押しされていると判定さ
れると、連写中と判断してステップS5に移行し、測光
素子27で再度被写体輝度を計測し、その輝度データな
どに基づいて再度露出演算を行ない、制御絞り値および
シャッタ秒時を算出する。ステップS6では、算出した
制御絞り値が前回の制御絞り値と等しいか否かを比較す
る。比較の結果、等しくないと判定されるとステップS
7に移行し、前回の制御絞り値との差分値だけ可動絞り
40を駆動制御する。ステップS8では、ステップS5
で算出したシャッタ秒時に応じてシャッタ32を開動作
させて撮影を行ない、ステップS4に戻る。一方、ステ
ップS6において、前回の算出値と等しいと判定される
とステップS7をジャンプしてステップS8に移行す
る。
【0030】図7は連写モード時におけるレリーズスイ
ッチ、可動絞り40およびシャッタ32の動作関係を示
すタイミングチャートである。連写中には、前回撮影時
の制御絞り値と新たな制御絞り値との差分値だけ可動絞
り40を移動させるため、図7に示すように、連写中の
絞り制御時間T31を連写開始時の絞り制御時間T32
に対して短くできる可能性が大きい。すなわち、連写中
には被写体輝度が大きく変化することはほとんどないた
め、制御絞り値の差は少ないと考えられ、したがって可
動絞り40の移動時間も少なくて済む。また、図15に
示す従来例のように、撮影1駒ごとに可動絞り40を開
放絞り位置に復帰させる必要もない。したがって、従来
に比べて高速な連写が可能となる。
ッチ、可動絞り40およびシャッタ32の動作関係を示
すタイミングチャートである。連写中には、前回撮影時
の制御絞り値と新たな制御絞り値との差分値だけ可動絞
り40を移動させるため、図7に示すように、連写中の
絞り制御時間T31を連写開始時の絞り制御時間T32
に対して短くできる可能性が大きい。すなわち、連写中
には被写体輝度が大きく変化することはほとんどないた
め、制御絞り値の差は少ないと考えられ、したがって可
動絞り40の移動時間も少なくて済む。また、図15に
示す従来例のように、撮影1駒ごとに可動絞り40を開
放絞り位置に復帰させる必要もない。したがって、従来
に比べて高速な連写が可能となる。
【0031】上述のような電子スチルカメラにおいて
は、可動絞りを撮像素子側のリレー光学系に設けたか
ら、可動絞りが測光動作に何んら関与することがなく、
常に開放状態で被写体を観察でき、ピント合わせや構図
の設定が容易になる。測光時は可動絞り用ステッピング
モータに通電する必要がないので、カメラ内蔵のバッテ
リの消費電力を低減することができる。撮影終了後、可
動絞りは開放状態と最小絞り込み状態の中間値に自動復
帰され、次の撮影時にこの中間値から制御絞り値へ駆動
されるから、可動絞りを最小絞り値まで絞り込む場合で
も、その可動絞りの駆動量を従来の半分にすることがで
き、ステッピングモータに通電する時間も短縮できる。
これに伴い、消費電力をさらに低減できるとともに、撮
影までのタイムラグを短縮することができる。一方、連
写モード時には、撮影が終わるたびに可動絞りを開放値
まで戻すことなく、前回の撮影時の制御絞り値から新し
い制御絞り値へ直接駆動させるようにしたため、絞り制
御のための時間が短くなり、その結果、単位時間におけ
る撮影駒数が多くなり、カメラの連写速度を早くでき
る。
は、可動絞りを撮像素子側のリレー光学系に設けたか
ら、可動絞りが測光動作に何んら関与することがなく、
常に開放状態で被写体を観察でき、ピント合わせや構図
の設定が容易になる。測光時は可動絞り用ステッピング
モータに通電する必要がないので、カメラ内蔵のバッテ
リの消費電力を低減することができる。撮影終了後、可
動絞りは開放状態と最小絞り込み状態の中間値に自動復
帰され、次の撮影時にこの中間値から制御絞り値へ駆動
されるから、可動絞りを最小絞り値まで絞り込む場合で
も、その可動絞りの駆動量を従来の半分にすることがで
き、ステッピングモータに通電する時間も短縮できる。
これに伴い、消費電力をさらに低減できるとともに、撮
影までのタイムラグを短縮することができる。一方、連
写モード時には、撮影が終わるたびに可動絞りを開放値
まで戻すことなく、前回の撮影時の制御絞り値から新し
い制御絞り値へ直接駆動させるようにしたため、絞り制
御のための時間が短くなり、その結果、単位時間におけ
る撮影駒数が多くなり、カメラの連写速度を早くでき
る。
【0032】また、図2,図3に示すように、クイック
リターンミラー21がアップ動作した後の撮影レンズ2
0を透過した光束はミラー34により一度下方へ反射さ
れ、さらにミラー35によりカメラ本体50のグリップ
51側へ反射される。このため、撮像素子39やその周
辺回路をグリップ51内に収容することができ、カメラ
を小型化できる。さらに、光束をミラー34によって下
方へ曲げることにより、グリップ51および指が入る凹
部52を接眼レンズ29よりも下方に位置させ得る。こ
の結果、カメラを構えたときに、カメラを持つ右腕の脇
が締まり、カメラを安定した状態に保持できるほか、把
持しやすいカメラを提供できる。
リターンミラー21がアップ動作した後の撮影レンズ2
0を透過した光束はミラー34により一度下方へ反射さ
れ、さらにミラー35によりカメラ本体50のグリップ
51側へ反射される。このため、撮像素子39やその周
辺回路をグリップ51内に収容することができ、カメラ
を小型化できる。さらに、光束をミラー34によって下
方へ曲げることにより、グリップ51および指が入る凹
部52を接眼レンズ29よりも下方に位置させ得る。こ
の結果、カメラを構えたときに、カメラを持つ右腕の脇
が締まり、カメラを安定した状態に保持できるほか、把
持しやすいカメラを提供できる。
【0033】レリーズボタンが全押しされてからシャッ
タが開き始めるまでの時間(タイムラグ)を一定にして
撮影するときの動作を図8〜図10について説明する。
レリーズボタンが全押しされると、図8に示すプログラ
ムがスタートする。まず、ステップS11では、スイッ
チSW2のオン信号に基づいてシャッタ用の第1のタイ
マ43をスタートさせる。ステップS12では、測光素
子27で測定した輝度データなどに基づき露出演算して
制御絞り値およびシャッタ秒時を設定する。ステップS
13では、設定された制御絞り値に基づいてレリーズボ
タン操作時点から絞り制御の起動開始時点までの遅延時
間T5を、 T5=T−(T3+t) から算出し(図9および図10)、これを可動絞りの起
動開始時間として設定する。その後、ステップS14に
おいて絞り用の第2のタイマ44をスタートさせる。
タが開き始めるまでの時間(タイムラグ)を一定にして
撮影するときの動作を図8〜図10について説明する。
レリーズボタンが全押しされると、図8に示すプログラ
ムがスタートする。まず、ステップS11では、スイッ
チSW2のオン信号に基づいてシャッタ用の第1のタイ
マ43をスタートさせる。ステップS12では、測光素
子27で測定した輝度データなどに基づき露出演算して
制御絞り値およびシャッタ秒時を設定する。ステップS
13では、設定された制御絞り値に基づいてレリーズボ
タン操作時点から絞り制御の起動開始時点までの遅延時
間T5を、 T5=T−(T3+t) から算出し(図9および図10)、これを可動絞りの起
動開始時間として設定する。その後、ステップS14に
おいて絞り用の第2のタイマ44をスタートさせる。
【0034】ステップS15では、第2のタイマ44の
計数値と、算出された絞り制御開始用の遅延時間T5と
を比較し、絞り制御開始時間になったかを判定する。こ
こで、絞り制御開始時間になったことが判定されるとス
テップS16に進み、可動絞り40が制御絞り値になる
ように駆動する。すなわち、絞り制御開始遅延時間T5
が経過すると、制御装置41が内蔵するパルス分配回路
(不図示)から制御絞り値に応じた数のパルスが送出さ
れ、このパルスを可動絞り40のステッピングモータに
加えることにより、ステッピングモータを駆動し、制御
絞り40を初期絞り値から制御絞り値へ絞り込む。
計数値と、算出された絞り制御開始用の遅延時間T5と
を比較し、絞り制御開始時間になったかを判定する。こ
こで、絞り制御開始時間になったことが判定されるとス
テップS16に進み、可動絞り40が制御絞り値になる
ように駆動する。すなわち、絞り制御開始遅延時間T5
が経過すると、制御装置41が内蔵するパルス分配回路
(不図示)から制御絞り値に応じた数のパルスが送出さ
れ、このパルスを可動絞り40のステッピングモータに
加えることにより、ステッピングモータを駆動し、制御
絞り40を初期絞り値から制御絞り値へ絞り込む。
【0035】ステップS17では、予め設定したシャッ
タ駆動開始遅延時間Tが第1のタイマ43により計時さ
れたかを判定する。ここで、シャッタ駆動開始遅延時間
Tが経過したことが判定されると、ステップS18に進
み、シャッタ32を動作させる。すなわち、レリーズス
イッチSW2がオンしてからシャッタ駆動開始遅延時間
Tが経過すると、制御装置41からシャッタ32の駆動
部に駆動信号が出力され、これによりシャッタ32を構
成する先幕を走行開始させるとともに、算出されている
シャッタ秒時に対応した遅延時間後に後幕を走行させる
ことにより、撮像素子39の受光面上に被写体光束を再
結像させる。そして、後幕の走行終了に伴う信号が制御
装置41に取り込まれるとミラーダウンが行われ、これ
と同時に可動絞り40が制御絞り値から初期絞り値へ自
動的に復帰され、さらにシャッタ32はチャージアップ
される(ステップS19)。
タ駆動開始遅延時間Tが第1のタイマ43により計時さ
れたかを判定する。ここで、シャッタ駆動開始遅延時間
Tが経過したことが判定されると、ステップS18に進
み、シャッタ32を動作させる。すなわち、レリーズス
イッチSW2がオンしてからシャッタ駆動開始遅延時間
Tが経過すると、制御装置41からシャッタ32の駆動
部に駆動信号が出力され、これによりシャッタ32を構
成する先幕を走行開始させるとともに、算出されている
シャッタ秒時に対応した遅延時間後に後幕を走行させる
ことにより、撮像素子39の受光面上に被写体光束を再
結像させる。そして、後幕の走行終了に伴う信号が制御
装置41に取り込まれるとミラーダウンが行われ、これ
と同時に可動絞り40が制御絞り値から初期絞り値へ自
動的に復帰され、さらにシャッタ32はチャージアップ
される(ステップS19)。
【0036】図9は、絞り値の制御時間が短い場合にお
けるレリーズスイッチ,可動絞りおよびシャッタの先幕
動作関係を示すタイミングチャートである。図9からも
明らかなように、絞り制御時間T3が短かいため、レリ
ーズ操作時点から絞り制御の起動開始時点までの遅延時
間T5は長くなる。この遅延時間T5の間はステッピン
グモータに通電する必要がない。また、絞り制御終了か
らシャッタ開動作開始までの時間tは一定であり、この
時間tの間はステッピングモータに通電され、可動絞り
を制御絞り値に確実に保持する。
けるレリーズスイッチ,可動絞りおよびシャッタの先幕
動作関係を示すタイミングチャートである。図9からも
明らかなように、絞り制御時間T3が短かいため、レリ
ーズ操作時点から絞り制御の起動開始時点までの遅延時
間T5は長くなる。この遅延時間T5の間はステッピン
グモータに通電する必要がない。また、絞り制御終了か
らシャッタ開動作開始までの時間tは一定であり、この
時間tの間はステッピングモータに通電され、可動絞り
を制御絞り値に確実に保持する。
【0037】図10は、絞り値の制御時間が長い場合に
おけるレリーズスイッチ,可動絞りおよびシャッタとの
動作関係を示すタイミングチャートである。図10から
も明らかなように、絞り制御時間T3は、図9の場合よ
り長いため、その絞り制御開始遅延時間T5は図9の場
合より短くなる。この場合でも、遅延時間T5の間はス
テッピングモータに通電する必要がない。ただし、時間
tの間は、図9の場合と同様にステッピングモータに通
電される。
おけるレリーズスイッチ,可動絞りおよびシャッタとの
動作関係を示すタイミングチャートである。図10から
も明らかなように、絞り制御時間T3は、図9の場合よ
り長いため、その絞り制御開始遅延時間T5は図9の場
合より短くなる。この場合でも、遅延時間T5の間はス
テッピングモータに通電する必要がない。ただし、時間
tの間は、図9の場合と同様にステッピングモータに通
電される。
【0038】上述のような絞り制御方式にあっては、図
9および図10からも明らかなように、絞り制御に要す
る時間が制御絞り値に応じて可変であっても可動絞りの
制御終了時間が同一になっているため、タイムラグが一
定に設定される場合でも、従来のように可動絞りの制御
が終了してから長い時間、精度保持のためにステッピン
グモータに通電して励磁する必要がなく、省電力化を実
現できる。
9および図10からも明らかなように、絞り制御に要す
る時間が制御絞り値に応じて可変であっても可動絞りの
制御終了時間が同一になっているため、タイムラグが一
定に設定される場合でも、従来のように可動絞りの制御
が終了してから長い時間、精度保持のためにステッピン
グモータに通電して励磁する必要がなく、省電力化を実
現できる。
【0039】なお、本発明は上記実施例に示す構成のも
のに限定されず、請求項に記載した範囲を逸脱しない限
り、種々に変形することができる。たとえば、絞りの初
期値を最大絞り値と最小絞り値の1/2の値に定めた
が、シャッタ駆動開始のタイムラグの短縮化を図る必要
がなければ、最大絞り値または最小絞り値にしてもよ
い。また、ステッピングモータ以外のアクチュエータで
絞りを駆動してもよい。さらには、撮影レンズから撮像
素子までの光学系も実施例に何等限定されない他、絞り
制御方式もとくに実施例方式に限定されるものではな
い。さらに、電子スチルカメラについて説明したが、銀
塩フィルムに被写体像を結像させる光学系と撮像素子に
被写体像を結像させる光学系を装備したハイブリットカ
メラにも本発明を適用できる。
のに限定されず、請求項に記載した範囲を逸脱しない限
り、種々に変形することができる。たとえば、絞りの初
期値を最大絞り値と最小絞り値の1/2の値に定めた
が、シャッタ駆動開始のタイムラグの短縮化を図る必要
がなければ、最大絞り値または最小絞り値にしてもよ
い。また、ステッピングモータ以外のアクチュエータで
絞りを駆動してもよい。さらには、撮影レンズから撮像
素子までの光学系も実施例に何等限定されない他、絞り
制御方式もとくに実施例方式に限定されるものではな
い。さらに、電子スチルカメラについて説明したが、銀
塩フィルムに被写体像を結像させる光学系と撮像素子に
被写体像を結像させる光学系を装備したハイブリットカ
メラにも本発明を適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、撮像素子へ被写体光を導く光路上に可動絞りを設
けたので、ファインダで観察された被写体光も十分な光
量を有し、ピント合わせや構図の設定に支障をきたすこ
ともない。またファインダ光学系内で測光する場合に
は、測光動作時に可動絞りが絞り込まれていても測光に
は何らの影響を与えることがない。さらに、絞り駆動手
段としてステッピングモータを用いる場合には、測光中
は通電する必要もなくなり、消費電力をさらに低減でき
る。また、連写時には、可動絞りは撮影終了時の制御絞
り値から新たな制御絞り値に直接駆動されるため、絞り
制御のための時間が短くなる可能性が大きく、その結
果、単位時間における撮影駒数が多くなり、カメラの連
写速度を早くできる。請求項3の発明によれば、可動絞
りの初期絞り値を可動絞りの開放状態と最小絞り込み状
態の中間値に自動復帰させることにより、可動絞りを制
御絞り値へ駆動する駆動量が小さくなり、絞り駆動手段
への通電時間が短縮されるとともに消費電力も低減さ
れ、しかも撮影までのタイムラグも短縮される結果、カ
メラの連写速度を上げることができる。さらに、レリー
ズスイッチのオンからシャッタ駆動開始までのタイムラ
グを一定にするために、レリーズスイッチのオンから絞
りの制御が終了するまでの時間が略一定になるように、
可動絞りの制御開始時間を制御絞り値に応じて可変にす
ることにより、絞り制御が終了してからシャッタが開動
作し始めるまでの時間を最小にでき、この間に消費され
る電力も最小に抑えることができる。請求項5の発明に
よれば、通常は撮影レンズより小口径のリレー光学系の
可動絞りを制御するだけで済むため、可動絞りを駆動す
る電力を少なくすることができるとともに、タイムラグ
を少なくすることができる。
れば、撮像素子へ被写体光を導く光路上に可動絞りを設
けたので、ファインダで観察された被写体光も十分な光
量を有し、ピント合わせや構図の設定に支障をきたすこ
ともない。またファインダ光学系内で測光する場合に
は、測光動作時に可動絞りが絞り込まれていても測光に
は何らの影響を与えることがない。さらに、絞り駆動手
段としてステッピングモータを用いる場合には、測光中
は通電する必要もなくなり、消費電力をさらに低減でき
る。また、連写時には、可動絞りは撮影終了時の制御絞
り値から新たな制御絞り値に直接駆動されるため、絞り
制御のための時間が短くなる可能性が大きく、その結
果、単位時間における撮影駒数が多くなり、カメラの連
写速度を早くできる。請求項3の発明によれば、可動絞
りの初期絞り値を可動絞りの開放状態と最小絞り込み状
態の中間値に自動復帰させることにより、可動絞りを制
御絞り値へ駆動する駆動量が小さくなり、絞り駆動手段
への通電時間が短縮されるとともに消費電力も低減さ
れ、しかも撮影までのタイムラグも短縮される結果、カ
メラの連写速度を上げることができる。さらに、レリー
ズスイッチのオンからシャッタ駆動開始までのタイムラ
グを一定にするために、レリーズスイッチのオンから絞
りの制御が終了するまでの時間が略一定になるように、
可動絞りの制御開始時間を制御絞り値に応じて可変にす
ることにより、絞り制御が終了してからシャッタが開動
作し始めるまでの時間を最小にでき、この間に消費され
る電力も最小に抑えることができる。請求項5の発明に
よれば、通常は撮影レンズより小口径のリレー光学系の
可動絞りを制御するだけで済むため、可動絞りを駆動す
る電力を少なくすることができるとともに、タイムラグ
を少なくすることができる。
【図1】本発明が適用された電子スチルカメラの一実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図2】本実施例におけるカメラ本体のミラーおよびリ
レー光学系部分の配列関係を示す概略図である。
レー光学系部分の配列関係を示す概略図である。
【図3】本実施例におけるカメラ本体のミラーおよびリ
レー光学系部分の配列関係を示す概略図である。
レー光学系部分の配列関係を示す概略図である。
【図4】可動絞りの初期値を開放値とした場合の絞り制
御の状態を示すタイムチャートである。
御の状態を示すタイムチャートである。
【図5】本実施例の絞り制御の状態を示すタイムチャー
トである。
トである。
【図6】本実施例における制御装置の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】本実施例の連写時における可動絞りおよびシャ
ッタ制御の動作関係を示すタイムチャートである。
ッタ制御の動作関係を示すタイムチャートである。
【図8】本実施例における可動絞りおよびシャッタ制御
の動作関係を示すフローチャートである。
の動作関係を示すフローチャートである。
【図9】本実施例における可動絞りおよびシャッタ制御
の動作関係を示すタイミングチャートである。
の動作関係を示すタイミングチャートである。
【図10】本実施例における可動絞りおよびシャッタ制
御の動作関係を示すタイミングチャートである。
御の動作関係を示すタイミングチャートである。
【図11】従来の電子スチルカメラの概略構成図であ
る。
る。
【図12】従来における可動絞りおよびシャッタ制御の
動作関係を示すタイミングチャートである。
動作関係を示すタイミングチャートである。
【図13】従来における可動絞りおよびシャッタ制御の
動作関係を示すタイミングチャートである。
動作関係を示すタイミングチャートである。
【図14】従来の電子スチルカメラの連写時における動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図15】従来の電子スチルカメラの連写時における可
動絞りおよびシャッタ制御の動作関係を示すタイミング
チャートである。
動絞りおよびシャッタ制御の動作関係を示すタイミング
チャートである。
20 撮影レンズ
21 クイックリターンミラー
22 焦点板
23 フィールドレンズ
24 ハーフミラー
25 ミラー
27 測光素子
28 ファインダリレー光学系
32 シャッタ
33 フィールドレンズ
34,35 ミラー
37 リレー光学系
39 撮像素子
40 可動絞り
41 制御装置
42 レリーズボタン
SW1,SW2 スイッチ
ESY 撮影光学系
FSY ファインダ光学系
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−147417(JP,A)
実開 昭61−104434(JP,U)
実開 昭59−186832(JP,U)
実開 昭55−71327(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 5/225
H04N 5/238
Claims (5)
- 【請求項1】撮影レンズを通過した被写体光束をファイ
ンダに導くファインダ光学系と、 撮影レンズを通過した被写体光束を撮像素子に導く撮影
光学系と、 撮影レンズを通過した被写体光束の光量を規制する可動
絞りと、 この可動絞りを制御絞り値まで駆動する絞り駆動手段と
を備えたスチルカメラにおいて、 前記撮影光学系は、撮影レンズを透過して1次結像面で
結像された被写体の空中像を撮像素子上に再結像させる
リレー光学系を有し、 前記可動絞りは、前記撮影光学系を通過する被写体光束
の光量のみを規制するように、前記1次結像面と前記撮
像素子間の光路上に設けられることを特徴とするスチル
カメラ。 - 【請求項2】請求項1に記載のスチルカメラにおいて、 前記絞り駆動手段は、連写時において、撮影終了後に前
記可動絞りを撮影終了時の制御絞り値から新たな制御絞
り値に直接駆動させることを特徴とするスチルカメラ。 - 【請求項3】撮影レンズを通過した被写体光束をファイ
ンダに導くファインダ光学系と、 撮影レンズを通過した被写体光束を撮像素子に導く撮影
光学系と、 撮影レンズを通過した被写体光束の光量を規制する可動
絞りと、 この可動絞りを制御絞り値まで駆動する絞り駆動手段と
を備えたスチルカメラにおいて、 前記可動絞りは、前記撮影光学系を通過する被写体光束
の光量のみを規制するように配置されるとともに、初期
設定絞り値が開放絞り値と最小絞り値との間の中間値に
設定されることを特徴とするスチルカメラ。 - 【請求項4】請求項1または3に記載のスチルカメラに
おいて、 レリーズ操作時点から所定時間経過後にシャッタを開動
作させるようにし、 前記絞り駆動手段は、レリーズ操作時点から前記可動絞
りが制御絞り値に制御されるまでの時間が略一定になる
ように、レリーズ操作時点から前記可動絞りを駆動開始
するまでの時間を制御絞り値に応じて可変にすることを
特徴とするスチルカメラ。 - 【請求項5】1次結像面に被写体像を結像させる撮影レ
ンズと、 1次結像面で結像された被写体の空中像を撮像素子上に
再結像させるリレー光学系とを備えたスチルカメラにお
いて、 前記リレー光学系の光路中に設けられ、被写体光束の光
量を規制する可動絞りと、 前記可動絞りを制御絞り値まで駆動する絞り駆動手段と
を有することを特徴とするスチルカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19131393A JP3376645B2 (ja) | 1992-08-18 | 1993-08-02 | スチルカメラ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-219446 | 1992-08-18 | ||
| JP21944692 | 1992-08-18 | ||
| JP19131393A JP3376645B2 (ja) | 1992-08-18 | 1993-08-02 | スチルカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06169428A JPH06169428A (ja) | 1994-06-14 |
| JP3376645B2 true JP3376645B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=26506622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19131393A Expired - Fee Related JP3376645B2 (ja) | 1992-08-18 | 1993-08-02 | スチルカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3376645B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5727236A (en) * | 1994-06-30 | 1998-03-10 | Frazier; James A. | Wide angle, deep field, close focusing optical system |
| JP2000022998A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-21 | Minolta Co Ltd | デジタルカメラ |
| JP6168831B2 (ja) * | 2013-04-24 | 2017-07-26 | キヤノン株式会社 | 光学機器 |
| JP6175992B2 (ja) * | 2013-08-30 | 2017-08-09 | ソニー株式会社 | 露出制御装置および露出制御方法、ならびに撮像装置 |
| JP6759549B2 (ja) * | 2015-10-19 | 2020-09-23 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒、カメラボディ及びプログラム |
-
1993
- 1993-08-02 JP JP19131393A patent/JP3376645B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06169428A (ja) | 1994-06-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |