JP6168831B2 - 光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光学機器に関する。
一眼レフカメラやミラーレスカメラで使用される位相差方式の焦点検出(以下、「位相差AF」と称する場合がある)はある程度の明るさが必要であり、露光終了後に、毎回開放位置に絞りを駆動してから次回の焦点検出を行っていた。このため、静止画撮影時の連写コマ速(単位時間当たりの撮影コマ数)の高速化の障害になっていた。そこで、特許文献1は、連写中の位相差AFを可能にするとともに、絞り駆動時間を短縮する手法として、位相差AFが可能な所定の絞り値を起点として絞りを駆動する方法を提案している。
特開2000−162494号公報
しかしながら、特許文献1の方法では所定の絞り値よりも開放側に目標絞り値が設定された場合には高速撮影の効果が得られない。
本発明の目的は、位相差方式の焦点検出が可能な最小の絞り径よりも開放側に絞り値が設定されている場合にも高速撮影を行うことが可能な光学機器を提供することである。
本発明の光学機器は、焦点検出手段が、光学系を通過した一対の被写体像の像信号の位相差を検出することによって前記光学系の焦点検出を行うことが可能な、前記光学系に含まれる絞りの最小の絞り径に対応する限界絞り値よりも目標絞り値が開放側にある場合、前記目標絞り位置における露光終了後に、前記絞りを開放絞り値の位置まで移動せずに、前記目標絞り値の位置において前記焦点検出手段に次回の露光のために前記光学系の焦点検出を行わせる制御手段を有する光学機器であって、前記制御手段は、連写中に、前記焦点検出手段に焦点検出を行わせ、前記焦点検出手段は、第1の焦点検出手段と、前記第1の焦点検出手段よりも焦点検出精度は低いが前記第1の焦点検出手段よりも前記限界絞り値に対応する絞り径が小さい第2の焦点検出手段と、を有し、前記制御手段は、連写中は前記第2の焦点検出手段を使用することを特徴とする。


本発明によれば、位相差方式の焦点検出が可能な最小の絞り径よりも開放側に絞り値が設定されている場合にも高速撮影を行うことが可能な光学機器を提供することができる。
本実施形態のカメラシステムの断面図である。 図1に示す焦点検出手段の光路図である。 図1に示すカメラシステムの制御系のブロック図である。 従来の絞り駆動と本実施形態の絞り駆動を比較する図である。 コマ速優先モードで使用されるプログラム線図である。 図3に示す絞り駆動部のステップ数と絞り値の相関を示すグラフである。 図1に示すカメラシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
図1は、本実施形態のカメラシステム(光学機器)のブロック図である。カメラシステムは、カメラ本体1(光学機器、撮像装置)と、カメラ本体1に着脱可能に装着される交換レンズ2から構成される。本実施形態のカメラ本体1は一眼レフカメラであるが、ミラーレスカメラとして構成されてもよい。また、カメラシステムはレンズ一体型のカメラであってもよい。
カメラ本体1は、主ミラー3a、サブミラー3b、焦点検出手段4、シャッター5、撮像素子6、ファインダー光学系、表示部9を有する。
主ミラー3aとサブミラー3bは、撮像素子6に至る光路に挿入されるミラーダウン位置と光路から退避するミラーアップ位置の間で移動可能に構成され、図1はミラーダウン位置を示している。主ミラー3aはハーフミラーから構成される。ミラーダウン位置では、主ミラー3aは、光束の一部をファインダー光学系に反射すると共に残りを透過し、サブミラー3bは主ミラー3aを透過した光束を焦点検出手段4に反射する。主ミラー3aとサブミラー3bがミラーアップ位置にある時は撮影光束が撮像素子6に導かれる。
焦点検出手段4は、入射した光線を二つの光束に分割するコンデンサレンズ、光線を再結像させる二つのセパレータレンズ、結像された被写体像を光電変換するCCD等のラインセンサーを有し、位相差方式の焦点検出を行う焦点検出手段である。「位相差方式の焦点検出」とは、撮影光学系を通過した一対の被写体像の像信号の位相差を検出することによって焦点検出を行うことをいい、本実施形態の焦点検出手段は撮影光学系を経た光束を利用する内測系である。
但し、本発明は他の焦点検出手段にも適用可能である。例えば、撮像素子6の撮像面に撮影用画素とは異なる焦点検出用画素を設け、これによって撮像面で位相差AFを行ってもよい。撮像面位相差AFでも、AF検出系への光束がケラレない絞り値をAF限界絞り値として設定することによって位相差AFと高速撮影を両立することができる。
シャッター5は開閉自在に構成され、開口することによって撮像素子6を露光する。撮像素子6は、撮影光学系が形成した光学像を光電変換する、CMOSセンサやCCDセンサから構成される。ファインダー光学系は、ペンタプリズム7と接眼レンズ8から構成される。表示部9は撮影した画像等を表示する。
交換レンズ2は、物体の光学像(被写体像)を形成する撮影光学系を有し、撮影光学系は、固定レンズ11、フォーカスレンズ12、ズーム(変倍)レンズ13、絞り14を有する。なお、各レンズは作図の便宜上1枚として構成されているが、複数のレンズ群から構成されてもよい。フォーカスレンズ12はステッピングモータなどから構成されるフォーカスユニット15によって一点鎖線で示す光軸方向に移動されて焦点調節を行う。ズームレンズ13は光軸方向に移動されて焦点距離を変更する。絞り14は、図3を参照して後述する絞り駆動部14aと絞り駆動部14aによって開閉駆動される絞り羽根14bを有し、撮像素子6に入射する光量を調節する。
図2(a)は第1のAFユニット(第1の焦点検出手段)の光路図であり、図2(b)は第2のAFユニット(第2の焦点検出手段)の光路図である。焦点検出手段4は、第1のAFユニットと第2のAFユニットから構成され、AFモード選択手段(第2の選択手段)により選択可能となっている。
第1のAFユニットは、コンデンサレンズ31、視野マスク32、セパレータレンズ33a、33b、ラインセンサー34a、34bを有する。コンデンサレンズ31は光束を集光すると共に、撮像光学系の射出瞳35を二つのAF系射出瞳36a、36bに分割する。視野マスク32は、開口部32a、32bを有してコンデンサレンズ31からの光束を二つに分割する。セパレータレンズ33aは開口部31aを経た光束を再結像し、セパレータレンズ33bは開口部31bを経た光束を再結像する。ラインセンサー34a、34bは、結像された被写体像を光電変換するCCD等から構成される。
AF系射出瞳36a、36bにケラレが生じなければ位相差AFが可能であるが、絞り14の絞り径が小さくなって射出瞳径が37よりも小さくなり、AF系射出瞳36a、36bがケラレると、正確なAFができなくなる。AF射出瞳36a、36bにケラレが生じない限界の絞り値が第1のAFユニットのAF限界絞り値となる。
第2のAFユニットは、コンデンサレンズ41、視野マスク42、セパレータレンズ43a、43b、ラインセンサー44a、44bを有する。コンデンサレンズ41は光束を集光すると共に、撮像光学系の射出瞳35を二つのAF系射出瞳46a、46bに分割する。視野マスク42は、開口部42a、42bを有してコンデンサレンズ41からの光束を二つに分割する。セパレータレンズ43aは開口部41aを経た光束を再結像し、セパレータレンズ43bは開口部41bを経た光束を再結像する。ラインセンサー44a、44bは、結像された被写体像を光電変換するCCD等から構成される。
AF系射出瞳46a、46bにケラレが生じなければ位相差AFが可能であるが、絞り14の絞り径が小さくなって射出瞳径が47よりも小さくなり、AF系射出瞳46a、46bがケラレると、正確なAFができなくなる。AF射出瞳46a、46bにケラレが生じない限界の絞り値が第2のAFユニットのAF限界絞り値となる。
図2(a)、(b)から分かるように、第1のAFユニットの方が第2のAFユニットよりもAF系射出瞳が大きく焦点検出精度が高いものの、AF限界絞り値に対応する絞り径も大きくなる。撮影者は後述するAFモード選択手段108を介して第1のAFユニットと第2のAFユニットの一方を選択することができ、これにより、異なるAF限界絞り値を設定することができる。
また、交換レンズ2には、図示しない挿抜操作部材により撮影者が手動でエクステンダー16が撮影光学系の光軸に挿抜可能に設けられている。エクステンダー16は交換レンズ2に内蔵される内蔵エクステンダーである。挿抜検出手段17は、エクステンダー16が撮影光学系の光軸に対して挿抜されたことを検出し、検出結果を後述するレンズCPU201に送信する。
エクステンダー16は、交換レンズ2とカメラ本体1の着脱なしに撮影光学系の光軸に挿抜されて撮影光学系の光学特性を異ならせる(具体的には、全系の焦点距離範囲を変更する)光学ユニットである。図1は、エクステンダー16が光軸から退避した状態を示している。エクステンダー16を駆動する駆動回路を設けて、光軸に自動でエクステンダー16を挿抜することも可能である。
この他、交換レンズ2とカメラ本体1の着脱なしに撮影光学系の光軸に挿抜されて明るさを異ならせる光学ユニットとして光学フィルタがある。このような光学フィルタとしては、偏光フィルタ、NDフィルタ、シャープカットフィルタ、紫外線フィルタなどを含む。
図3は、カメラシステムの制御系のブロック図である。
101は、マイクロコンピュータ(プロセッサ)として構成されるカメラCPUで、カメラ本体1の各部の動作を制御する制御手段であり、交換レンズ2の装着時にはカメラ接点102を介してレンズCPU201と通信を行う。通信される情報は、絞り制御情報や、フォーカスレンズ12の駆動情報等を含む。
カメラ接点102は、レンズ側に信号を伝達する信号伝達接点、レンズ側に電源を供給する電源用接点からなる。
103は、外部より操作可能な電源スイッチ(SW)であり、カメラCPU101を立ち上げてシステム内の各アクチュエータやセンサ等への電源供給およびシステムの動作を可能な状態とする。
104は、連写モードか単写モードかを選択する選択手段であり、どちらのモードが選択されるかによりカメラシステムの制御が変更される。なお、本実施形態による高速撮影の効果は連写モードで効果が大きいが、単写モードでも2枚以上を撮影する場合には速写の効果がある。
105は外部より操作可能な2段ストローク式のレリーズSWで、その信号はカメラCPU101に入力される。カメラCPU101は、レリーズSW105の半押しによって発生するSW1信号に応じて、測光手段107による測光結果またはユーザが設定した絞り値に応じた絞り14の駆動量を算出し、レンズCPU201に送信する。レンズCPU201は、これに応じて絞り14を駆動する。カメラCPU101は、レリーズボタンの全押しによって発生するSW2信号に応じて、主ミラー3aとサブミラー3bをミラーアップ位置に移動させ、撮像素子6の前に設置されたシャッター5を駆動し、撮影光学系からの光束を撮像素子6に導き、撮影を行う。
106は露光モード選択手段(第1の選択手段)であり、選択されるモードとしては、絞り優先、シャッター優先の他に連写モード時のみ有効となるコマ速優先モードがあり、その情報はカメラCPU101に入力される。絞り優先モードが選択された状態では絞り値が、シャッター優先モードが選択された状態ではシャッター秒時が撮影者により入力される。シャッター5は、AE制御手段114によりシャッター秒時が決定される。撮像素子6の出力は、デジタル変換された後で信号処理部109によって処理されて画像信号として出力され、画像記録手段110に記録、保存される。
カメラCPU101は、AE制御手段114とAF限界絞り値設定手段115を有する。
AE制御手段(自動露出制御手段)114には、連写/単写選択手段104からの撮影モード情報、露光モードSW106からの露光モード情報、測光手段107からの測光情報、AF限界絞り値設定手段115からのAF限界絞り値が入力される。AE制御手段114は、これらの情報と、不図示の設定手段で入力されるISO感度情報に基づいてシャッター秒時、絞り値を決定し、不図示のシャッター駆動手段を制御してシャッター5の開閉を行うとともに、レンズCPUに絞り駆動命令を行う。各モードのAE制御及び絞りの駆動制御については図4を用いて後述する。
AF限界絞り値設定手段115は、AFモード選択手段108によって選択された焦点検出手段のAF系射出瞳がケラレない絞り値を記憶しており、選択された焦点検出手段の情報に基づいてAE制御手段114にAF限界絞り値を設定する。例えば、AF限界絞り値設定手段115は、光学ユニットの挿抜情報に基づいてAF限界絞り値を変更してもよい。エクステンダー16が挿入されると、一般には、明るさは暗くなる。このため、AF限界絞り値設定手段115はエクステンダー16が挿入された場合のAF限界絞り値に対応する絞り径をエクステンダー16が退避された場合のAF限界絞り値に対応する絞り径よりも大きくする。また、図2に示すように、第1のAFユニットと、第1のAFユニットよりも焦点検出精度は低いが第1のAFユニットよりも限界絞り値に対応する絞り径が小さい第2のAFユニットがある場合を考える。この場合、AF限界絞り値設定手段115は、より広い範囲で位相差AFを行うために、連写中は第2のAFユニットを使用してそのAF限界絞り値を設定してもよい。もちろん、より高精度な焦点検出を行うために第1のAFユニットを選択してそのAF限界絞り値を設定してもよい。
201は、マイクロコンピュータ(プロセッサ)として構成されるレンズCPUであり、交換レンズ2の各部の駆動を制御する制御手段であり、レンズ接点202を介してカメラCPU101との通信を行なう。
202はレンズ接点であり、カメラ側より信号を伝達される信号伝達接点、カメラ側から電源を供給される電源用接点からなる。
203は絞り駆動制御手段であり、AE制御手段114の駆動命令に基づき、絞り14の駆動制御を行う。駆動制御にあたっては、絞りデータ記憶手段204に記憶されている駆動方向毎の相関データに基づき絞り14の(不図示の絞り駆動部の)駆動制御を行う。相関データについては図6を用いて後述する。絞り14は、絞り駆動部14aと、絞り駆動部14aによって駆動され、開口面積を決定する絞り羽根14bと、を有する。
205はフォーカス駆動制御手段でカメラ本体1からのAF情報に基づいてフォーカスユニット15を制御する。
本実施形態の連写中の露光モードには、絞り優先モード、シャッター優先モード、コマ速優先モードの3つのモードがある。
図4は、従来の絞り駆動と本実施形態の各露光モードにおける絞り駆動を比較する図であり、横軸は絞り14の絞り値を表している。左端が開放絞り値であり、右端が最小絞り値である。「AF限界絞り値」はそれよりも小絞り側(右側)に絞り値が設定されると明るさ不足から位相差AFが行えなくなる最小の絞り径(図2のAF系射出瞳がケラレない最小の絞り径)に対応する絞り値である。
図4(a)は従来の絞り駆動を示しており、一回の露光が終了するたびに絞りを開放位置に駆動する。(1)は、目標絞り値がAF限界絞り値よりも小絞り側にある場合であり、このとき絞りは開放絞り値の位置から目標絞り値の位置まで駆動され、この位置で露光される。(2)では、1コマの露光終了後に、絞りの絞り羽根は目標絞り値から開放絞り値の位置まで駆動される。(3)は、目標絞り値がAF限界絞り値よりも開放側にある場合であり、このとき絞りは開放絞り値の位置から目標絞り値の位置まで駆動され、この位置で露光される。(4)では、1コマの露光終了後に、絞りは目標絞り値から開放絞り値まで駆動される。このように、従来の絞り駆動では、目標絞り値がAF限界絞り値の小絞り側であっても開放側であっても露光終了後に開放絞り値の位置まで戻されるので高速連写を実現しづらかった。
一方、本実施形態の露光モードにおける絞り駆動は以下のようになる。
まず、絞り優先モードでは、撮影者により設定された絞り値になるように絞りの駆動が行われる。
目標絞り値がAF限界絞り値よりも開放側の場合は、図4(b)(1)に示すように、開放絞り値から目標絞り値に絞り14の絞り羽根14bが駆動された後は、連写が終了するまで目標絞り値に固定され、絞り14は駆動されない。図4(b)(2)はこの状態を示しており、カメラCPU101またはレンズCPU201は、目標絞り値の位置で測光、位相差AF、露光を行わせる。なお、連写終了後は、図4(b)(3)に示すように、絞り14の絞り羽根14bは開放絞り値の位置に駆動される。
一方、図4(b)(4)に示すように、目標絞り値がAF限界絞り値よりも小絞り側の場合、開放絞り値から目標絞り値に絞り14が駆動された後は、一回の露光が終了するたびにAF限界絞り値またはAF限界絞り値と開放絞り値の間の位置に絞り14を駆動する。図4(b)(5)はこの状態を示しており、上記制御手段はこの位置で測光と位相差AFを行わせる。なお、一回の露光が終了するたびにAF限界絞り値に戻した方が高速化を図れるが、絞り駆動停止位置のバラツキを配慮してAF限界絞り値と開放位置の間としている。そして、図4(b)(6)に示すように、次回の露光の開始前に目標絞り値に絞り14を駆動する。連写終了後は、図4(b)(7)に示すように、絞り14は開放絞り値の位置に駆動される。
絞り優先モードでは、目標絞り値がAF限界絞り値よりも開放側の場合は位相差AFが可能であると共に、一回の露光が終了するたびに絞り14を開放位置まで駆動しないので高速連写が可能である。また、目標絞り値がAF限界絞り値よりも小絞り側の場合であっても、露光後に絞り14を開放位置に駆動しないので高速連写が可能になる。また、AF限界絞り値またはAF限界絞り値と開放位置の間に絞り14を駆動するので位相差AFが可能となる。
次に、シャッター優先モードでは、撮影者により設定されたシャッター秒時になるように、測光値から絞り値が設定され(シャッタースピード固定)、目標絞り値に駆動制御が行われる。
図4(c)(1)に示すように、今回の目標絞り値がAF限界絞り値よりも開放側の場合には、開放絞り値から今回の目標絞り値に絞り14が駆動された後は、連写中、露光量の変化分のみ絞りを駆動する相対絞り駆動を行う。図4(c)(2)は1コマ目の露光終了後に絞り14の駆動を行わず、今回の目標絞り値の位置において次回の露光のために測光と位相差AFを行わせる。図4(c)(3)は2コマ目の露光開始前に1コマ目の目標絞り値から2コマ目の目標絞り値に両者の差分だけ絞り14を駆動することを示している。連写終了後は、図4(c)(4)に示すように、絞り14は開放絞り値の位置に駆動される。
一方、目標絞り値がAF限界絞り値よりも小絞り側の場合は、図4(d)(1)に示すように、今回の目標絞り値に絞り14が駆動された後は、一回の露光が終了するたびにAF限界絞り値またはAF限界絞り値と開放絞り値の間の位置に絞り14を駆動する。図4(d)(2)はこの状態を示しており、この位置で測光と位相差AFが行われる。そして、図4(d)(3)に示すように、次回の露光の開始前に次回の目標絞り値の位置に絞り14を駆動する。連写終了後は、図4(d)(4)に示すように、絞り14は開放位置に駆動される。
シャッター優先モードでも、目標絞り値がAF限界絞り値よりも開放側の場合は位相差AFが可能であると共に、一回の露光が終了するたびに絞り14を開放位置まで駆動せずに、撮影コマ毎の露光量の変化分のみ絞り14を駆動するので高速連写が可能となる。また、目標絞り値がAF限界絞り値よりも小絞り側の場合でも、露光後に絞り14を開放位置に駆動しないので高速連写が可能になる。更に、AF限界絞り値またはAF限界絞り値と開放絞り値の間の位置に絞り14を駆動するので位相差AFが可能となる。
なお、連写中、絞り値の設定値が変化し、AF限界絞り値内から限界外へ、あるいはAF限界絞り値外から限界内へ変更された場合には、その都度、絞り駆動制御は切り替わる。
最後に、コマ速優先モードでは、AE制御手段114により絞り値を決定するにあたり、プログラム線図に従い絞り値を決定する。このため、目標絞り値は常にAF限界絞り値よりも開放側に設定される。
図5はプログラム線図の一例を示し、横軸はシャッター秒時、縦軸は絞り値(F値)、斜めの1点鎖線が露光量(EV値)である。太線のプログラム線と各EV値の1点鎖線が交わるポイントの絞り値、シャッター秒時が選択される。選択(設定)はカメラCPU101が行ってもよいし、レンズCPU201が行ってもよい。
AF限界絞り値をF5.6とすると、プログラム線上では絞り値は常にF5.6以下が設定されるように(限界絞り値以上の絞り径が選択されるように)なっている。例えば、EV0ではシャッター秒時4秒、絞り値F2が選択され、EV8ではシャッター秒時1/60秒、絞り値F2が選択され、EV14ではシャッター秒時1/500秒、絞り値F5.6が選択される。EV8までは開放絞り値F2が選択され、手ぶれ防止への配慮からできるだけ速いシャッター秒時が選択される。EV8からEV14までは絞り値、シャッター秒時共に変化する設定になっている。EV14以上はAF光束AF限界絞り値F5.6に固定され、連写中、AFのために露光終了の度に開放側に絞り駆動を行わない設定となり、連写コマ速アップを図っている。
プログラム線図にて決定された絞り値に絞り14が駆動された後は、連写中、露光量の変化分のみ絞りを駆動する相対絞り駆動を行う。連写終了後は絞り14は開放位置に駆動される。絞り駆動は、図4(c)と同様である。
コマ速優先モードでも、目標絞り値がAF限界絞り値よりも開放側の場合は位相差AFが可能であると共に、一回の露光が終了するたびに絞り14を開放位置まで駆動せずに、撮影コマ毎の露光量の変化分のみ絞り14を駆動するので高速連写が可能となる。
単写モード時は露光モードによらず、常に露光開始前に開放から絞り14を設定値に駆動するとともに、露光終了とともに開放に戻す制御を行ってもよいし、露光モードによる絞り駆動を行ってもよい。
絞り駆動部14a(アクチュエータ)により絞り羽根14bを駆動する際に、両者の駆動伝達部にはバックラッシュが発生するため、駆動方向でヒステリシスが生じる。そこで、予め駆動方向毎に絞り駆動部14aの駆動ステップ(駆動量)と実際の絞り値の相関を測定して取得する。図6は、図4(c)に示す相対駆動時の絞り駆動部14aの駆動量と絞り値との関係を示すグラフである。横軸がステッピングモータとして構成される絞り駆動部14aの駆動ステップ(駆動量)、縦軸は絞り14の絞り値(F値)を示している。線図Aが開放から小絞りに駆動した時の相関を、線図Bが小絞りから開放側に駆動した時の相関を示している。例えば、F8に絞り値を得るために、開放側からは36ステップの駆動が必要であるのに対し、小絞り側からは32ステップの駆動が必要となる。このように、駆動方向ごとに絞り駆動部14aの駆動量と絞り値との関係は異なる。
図7は、本実施形態のカメラシステムの動作を示すフローチャートである、「S」はステップ(工程)、「N」は「No(いいえ)」、「Y」は「Yes(はい)」を表す。図7に示すフローチャートはコンピュータに各ステップの機能を実現させるためのプログラムとして具現化が可能である。なお、絞り駆動処理の主体は、ここではカメラCPU101であるが、レンズCPU201でもよいし、両者が分担してもよい。
まず、カメラCPU101はカメラ本体1の電源SW103がONになったかどうかを判断する(S1001)。電源SW103がONになると、交換レンズ2に電源の供給が開始され、カメラ本体1と交換レンズ2との間で通信が開始される(新しい電池を入れた場合やカメラ本体1に交換レンズ2を装着された場合も同様である)。
カメラCPU101が絞り駆動処理の主体となる場合には、この通信において、レンズCPU201から図5、図6の情報を含む絞りの情報を受信する。逆に、レンズCPU201が絞り駆動処理の主体となる場合には、シャッター5の情報をレンズCPU201に送信する。
次に、カメラCPU101は、レリーズSW105のSW1信号が発生しているか否かを判別し(S1002)、発生していればS1003へ進み、発生していなければS1029へと進む。
次に、カメラCPU101のAF限界絞り値設定手段115は、焦点検出手段4に選択されているAFユニットに応じてAF限界絞り値を設定する(S1003)。レンズCPU201が絞り駆動処理の主体となる場合には、カメラCPU101は、この情報をレンズCPU201に送信する。
次に、カメラCPU101は、測光手段107による測光結果と焦点検出手段4による焦点検出結果を取得し、フォーカスレンズ12の駆動命令を送信する。レンズCPU201は、それに従ってフォーカスユニット15を介してフォーカスレンズ12を駆動する(S1004)。
次に、カメラCPU101は、連写モードが選択されているか単写モードが選択されているかを判定する(S1005)。連写モードであればS1006へ、単写モードであればS1024へと進む。なお、図7では、単写モードでは一回の露光ごとに開放位置に絞りが駆動される。
S1006では、カメラCPU101は、露光モード選択手段106によってコマ速優先モードが選択されている否かを判断し、選択されていればS1007へ、そうでない場合はS1011へと進む。
S1007では、カメラCPU101のAE制御手段114は、測光手段107による測光結果と、設定されたISO感度から露光量(EV値)を算出し、図5に示すプログラム線図に基づき、絞り値とシャッター秒時を設定する。
S1008では、カメラCPU101は、レリーズSW105のSW2信号が発生しているか否かを判別し、SW2信号が発生していればS1009へ、発生していなければS1002へと進む。
S1009では露光準備が開始され、カメラCPU101は、ミラーアップと共に目標絞り値に絞り14を駆動する信号をレンズCPU201に送信する。レンズCPU201の絞り駆動制御手段203は、図4(c)を参照して説明したように、絞り駆動部14aを介して絞り羽根14bを駆動する。また、今回の目標絞り位置と次回の目標絞り値の関係から、絞りの駆動方向を判定し、図6に示す相関データに基づいて絞りは駆動される。
S1010では、ミラーアップと絞り駆動完了の後に露光動作が開始され、シャッター5を開いて撮像素子6を露光し、撮像素子6の出力が信号処理部109によって処理されて画像記録部110によって記録され、ミラーダウンしてS1002へ戻る。
S1011では、カメラCPU101は、露光モード選択手段106によって絞り優先モードが選択されているか否かを判定し、選択されていれば1012へ、選択されていなければシャッター優先モードとしてS1018へと進む。
S1012では、カメラCPU101のAE制御手段114は、測光手段107による測光結果と、設定されたISO感度から露光量(EV値)を算出し、目標絞り値に基づいてシャッター秒時を設定する。
S1013では、カメラCPU101は、レリーズSW105のSW2信号が発生しているか否かを判別し、SW2が発生していればS1014へ、発生していなければS1002へと進む。
S1014では露光準備が開始され、カメラCPU101は、ミラーアップと共に目標絞り値に絞り14を駆動する信号をレンズCPU201に送信する。レンズCPU201の絞り駆動制御手段203は、図4(b)を参照して説明したように、絞り駆動部14aを介して絞り羽根14bを駆動する。
S1015では、ミラーアップと絞り駆動完了の後に露光動作が開始され、シャッター5を開いて撮像素子6を露光し、撮像素子6の出力が信号処理部109によって処理されて画像記録部110によって記録され、ミラーダウンしてS1016へ進む。
S1016では、カメラCPU101は、現在の絞り値がAF限界絞り値の開放側か否かを判定する。開放側であればS1002へ、小絞り側であればカメラCPU101はAF限界絞り値またはAF限界絞り値と開放絞り値の間の位置に絞り14を駆動する信号をレンズCPU201に送信し(S1017)、S1002へと進む。
S1018では、カメラCPU101のAE制御手段114は、測光手段107による測光結果と、設定されたISO感度から露光量(EV値)を算出し、設定シャッター秒時に基づいて絞り値を設定する。
S1019では、カメラCPU101は、レリーズSW105のSW2信号が発生しているか否かを判別し、SW2が発生していればS1020へ、発生していなければS1002へと進む。
S1020では露光準備が開始され、カメラCPU101は、ミラーアップと共に目標絞り値に絞り14を駆動する信号をレンズCPU201に送信する。レンズCPU201の絞り駆動制御手段203は、図4(c)(d)を参照して説明したように、絞り駆動部14aを介して絞り羽根14bを駆動する。また、今回の目標絞り位置と次回の目標絞り値の関係から、絞りの駆動方向を判定し、図6に示す相関データに基づいて絞りは駆動される。
S1021では、ミラーアップと絞り駆動完了の後に露光動作が開始され、シャッター5を開いて撮像素子6を露光し、撮像素子6の出力が信号処理部109によって処理されて画像記録部110によって記録され、ミラーダウンしてS1022へ進む。
S1022では、カメラCPU101は、現在の絞り値がAF限界絞り値の開放側か否かを判定する。開放側であればS1002へ、小絞り側であればカメラCPU101はAF限界絞り値またはAF限界絞り値と開放絞り値の間の位置に絞り14を駆動する信号をレンズCPU201に送信し(S1023)、S1002へと進む。
一方、S1024では、カメラCPU101のAE制御手段114は、測光手段107による測光結果と、設定されたISO感度から露光量(EV値)を算出し、シャッター秒時と絞り値を設定する。
S1025では、カメラCPU101は、レリーズSW105のSW2信号が発生しているか否かを判別し、SW2が発生していればS1026へ、発生していなければS1002へと進む。
S1026では露光準備が開始され、カメラCPU101は、ミラーアップと共に目標絞り値に絞り14を駆動する信号をレンズCPU201に送信し、レンズCPU201の絞り駆動制御手段203は絞り駆動部14aを介して絞り羽根14bを駆動する。なお、絞り14は常に開放位置から目標絞り値に駆動される。
S1027では、ミラーアップと絞り駆動完了の後に露光動作が開始され、シャッター5を開いて撮像素子6を露光し、撮像素子6の出力が信号処理部109によって処理されて画像記録部110によって記録され、ミラーダウンしてS1028へ進む。
S1028では、絞り14を開放位置に駆動した後で、S1002へ戻る。
S1029では、カメラCPU101は、絞り14が開放状態か否かを判定し、S1030へと進み、開放であればS1002に進み、開放でなければ開放にしてから(S1030)S1002へと進む。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、図5において、シャッター秒時はISO感度であってもよい。
本発明は、例えば、デジタルカメラに適用することができる。
1…カメラ本体(光学機器)、2…交換レンズ(光学機器)、4…焦点検出手段、14…絞り、101…カメラCPU(制御手段)、201…レンズCPU(制御手段)

Claims (13)

  1. 焦点検出手段が、光学系を通過した一対の被写体像の像信号の位相差を検出することによって前記光学系の焦点検出を行うことが可能な、前記光学系に含まれる絞りの最小の絞り径に対応する限界絞り値よりも目標絞り値が開放側にある場合、前記目標絞り位置における露光終了後に、前記絞りを開放絞り値の位置まで移動せずに、前記目標絞り値の位置において前記焦点検出手段に次回の露光のために前記光学系の焦点検出を行わせる制御手段を有する光学機器であって、
    前記制御手段は、連写中に、前記焦点検出手段に焦点検出を行わせ、
    前記焦点検出手段は、第1の焦点検出手段と、前記第1の焦点検出手段よりも焦点検出精度は低いが前記第1の焦点検出手段よりも前記限界絞り値に対応する絞り径が小さい第2の焦点検出手段と、を有し、
    前記制御手段は、連写中は前記第2の焦点検出手段を使用することを特徴とする光学機器。
  2. 前記光学系が形成した被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記焦点検出手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記絞り値を設定させる絞り優先モードを選択する第1の選択手段を更に有し、
    前記第1の選択手段が前記絞り優先モードを選択した場合に、前記制御手段は、前記焦点検出手段に焦点検出を行わせることを特徴とする請求項に記載の光学機器。
  4. 前記撮像素子を露光するシャッターを更に有し、
    前記シャッターのシャッター秒時を設定させるシャッター優先モードを選択する第1の選択手段を更に有し、
    前記第1の選択手段が前記シャッター優先モードを選択した場合に、前記制御手段は、前記焦点検出手段に焦点検出を行わせることを特徴とする請求項に記載の光学機器。
  5. 前記撮像素子を露光するシャッターと、
    前記シャッターのシャッター秒時、前記絞り値および露光量の関係を示すプログラム線図に基づいて限界絞り値以上の絞り径が選択されるように前記露光量に対応する前記シャッター秒時と前記絞り値を設定するコマ速優先モードを選択する第1の選択手段と、
    を更に有し、
    前記第1の選択手段が前記コマ速優先モードを選択し、かつ、連写中の場合に、前記制御手段は、前記焦点検出手段に焦点検出を行わせることを特徴とする請求項に記載の光学機器。
  6. 前記制御手段は、前記目標絞り値と前記次回の露光に使用される目標絞り値の差分だけ前記絞りを移動することを特徴とする請求項またはに記載の光学機器。
  7. 前記制御手段は、前記目標絞り値と前記次回の露光に使用される目標絞り値を比較することによって取得した前記絞りの駆動方向と、前記絞りの駆動方向ごとに異なる前記絞りの駆動量と前記絞り値との関係と、を利用して前記絞りを移動することを特徴とする請求項に記載の光学機器。
  8. 前記制御手段は、連写中に、前記限界絞り値よりも前記目標絞り値が小絞り側にある場合、前記目標絞り位置における露光終了後に、前記絞りを前記限界絞り値の位置または前記限界絞り値と前記開放絞り値の間の位置に移動させてから前記焦点検出手段に焦点検出を行わせ、その後、前記次回の露光に使用される目標絞り値の位置に前記絞りを移動させることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の光学機器。
  9. 記光学機器は、前記第1の焦点検出手段と前記第2の焦点検出手段の一方を選択する第2の選択手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第2の選択手段によって選択された前記第1の焦点検出手段と前記第2の焦点検出手段の一方の前記限界絞り値を使用することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の光学機器。
  10. 前記光学機器は、前記光学系を有する交換レンズが着脱可能に装着される撮像装置であり、
    前記光学系は、前記交換レンズと前記撮像装置の着脱なしに前記光学系の光軸に挿抜されて前記光学系の光学特性を異ならせる光学ユニットを更に含み、
    前記制御手段は前記光学ユニットが前記光軸に挿入された場合の前記限界絞り値に対応する絞り径を前記光学ユニットが前記光軸から退避した場合の前記限界絞り値に対応する絞り径よりも大きくする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の光学機器。
  11. 前記光学系を更に有することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  12. 前記光学機器は、前記光学系を有する交換レンズと、前記焦点検出手段を有して前記交換レンズが着脱可能に装着される撮像装置と、を有し、
    前記交換レンズと前記撮像装置の一方は前記制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  13. 焦点検出手段が、光学系を通過した一対の被写体像の像信号の位相差を検出することによって前記光学系の焦点検出を行うことが可能な、前記光学系に含まれる絞りの最小の絞り径に対応する限界絞り値よりも目標絞り値が開放側にある場合、前記目標絞り位置における露光終了後に、前記絞りを開放絞り値の位置まで移動せずに、前記目標絞り値の位置において前記焦点検出手段に次回の露光のために前記光学系の焦点検出を行わせる制御手段を有する光学機器であって、
    前記光学機器は、前記光学系を有する交換レンズが着脱可能に装着される撮像装置であり、
    前記光学系は、前記交換レンズと前記撮像装置の着脱なしに前記光学系の光軸に挿抜されて前記光学系の光学特性を異ならせる光学ユニットを更に含み、
    前記制御手段は前記光学ユニットが前記光軸に挿入された場合の前記限界絞り値に対応する絞り径を前記光学ユニットが前記光軸から退避した場合の前記限界絞り値に対応する絞り径よりも大きくすることを特徴とする光学機器。
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