JPH01285907A - カメラのための自動焦点調節装置 - Google Patents

カメラのための自動焦点調節装置

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JPH01285907A
JPH01285907A JP63116451A JP11645188A JPH01285907A JP H01285907 A JPH01285907 A JP H01285907A JP 63116451 A JP63116451 A JP 63116451A JP 11645188 A JP11645188 A JP 11645188A JP H01285907 A JPH01285907 A JP H01285907A
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JP
Japan
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lens
time
image plane
speed
focus detection
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Application number
JP63116451A
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English (en)
Inventor
Ichiro Onuki
一朗 大貫
Akira Akashi
明石 彰
Terutake Kadohara
輝岳 門原
Masaki Higashihara
東原 正樹
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカメラ等に用いられる自動焦点調節装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
動いている被写体を常にAF(オートフォーカス)で追
従する際、被写体移動に起因するピントずれ、すなわち
追従遅れを補正する方法として既に本出願人において特
願昭62−263728として提案されている。上記出
願の実施例では、被写体の像面の動きを二次関数あるい
は一次関数に近似して将来の像面位置を予想しようとい
うものである。
〔発明が解決しようとしている問題点〕しかし、通常動
く被写体ではその像面位置(ピント位置)は滑らかに動
くのに対して上記特願昭6:l”263728に示され
る提案では焦点検出とレンズ駆動を交互に繰返す様なさ
れており、レンズは間欠的な動きとなる。従って自動焦
点調節動作の繰返し状態からレリーズ動作に移行する際
、焦点調節動作のどの段階からレリーズ動作に移るかに
よってピントずれ量が異なってしまう。
この欠点を解消するものとして、本出願人は更に特願昭
62−318351号を出願している。該特願昭では自
動焦点調節動作の繰返し中にレリーズ操作がなされレリ
ーズ開始信号が発生したら、過去の焦点調節結果から、
シャッター幕走行時の被写体ピント予想位置を計算し直
し、該算出結果に基づいたレンズ駆動を終了してからレ
リーズ動作へ移行させており、これにより上記ピントず
れを防止している。しかしながら、該方法ではレリーズ
開始信号が発生してからシャッター幕が走行するまでの
時間、いわゆるレリーズタイムラグが長くなり、シャッ
ターチャンスを逃がすおそれがある。
更に上記2つの提案例ではレンズが駆動停止を繰返すの
で頻繁なショック、断続的なレンズ駆動音の発生など使
用感を著しく損なう等付属的な問題が生じる。
一方、動作に対するピントずれを防止する他の方法とし
ては特開昭62−253107あるいは特開昭63−5
316公報が知られている。これらの公報においては動
体に対する追従遅れが発生したら、その遅れを減少させ
る様な補正を行い、その際レンズ駆動を行いながら、焦
点検出センサーへの光されている。しかしながら、該公
報に示される技術は将来の被写体像面位置の予測を行う
という積極的な補正ではな(、追従遅れの増加を喰い止
めるという方式に基づいており、あまり大きなピント改
善効果は期待できないものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記事項に鑑みなされたもので、過去複数回の
焦点検出結果により、将来の被写体像面位置を予測する
だけでなく、上記像面位置予測データに基づき像面の移
動速度を計算し、この結果に基づき、レンズの速度制御
を行わせ、AFの追従遅れを大幅に解消すると共にレン
ズの動きも滑らかにして良好な使用感を得る様にしたも
のである。
〔実施例〕
まず、第】図を用いて本発明におけるレンズ駆動制御方
法を説明する。図中の横軸は時刻t、縦軸は被写体の像
面位置dを表わしている。
実線で表わした曲線[(t)は撮影レンズの距離環指標
が無限遠マークを指す位置にある時、カメラに対して光
軸方向に接近してくる被写体の時刻tにおける像面位置
を意味している。そして横軸とf (t)の距離がレン
ズを上記位置に固定しておいた場合の時々刻々のデフォ
ーカス量を表わす。これに対し破線で表わした折れ線1
(t)は上記デフォーカス量を解消するための撮影レン
ズの動きに応じた被写体ピント位置の変化量である。従
って同一時刻tにおけるf (t)とl (t)の縦軸
d方向の差が、レンズ駆動後のデフォーカス量に相当す
る。
なお、以後の説明では便宜上1 (t)を「レンズ位置
」と称する事にする。
時刻t1は焦点検出動作の開始時刻すなわち焦点検出用
センサーへの電荷蓄積開始時刻を表わすが、ここでは便
宜上センサー蓄積時間は非常に短時間で4口ごてほぼ瞬
間的に完了し、その後の演算はt、′  にて終了する
もの、即ちt、I  は焦点検出動作の終了時刻を表わ
すものとする。DFiは時刻t1において蓄積された被
写体像のデフォーカス1DLiは前記焦点検出及び後述
する演算結果により実行された像面移動量換算のレンズ
駆動量、TM、は焦点検出動作とレンズ駆動動作に要す
るーサイクルの時間間隔をそれぞれ表わしている。そし
て、fi。
f2+は各t1における被写体像面及びレンズ位置を表
わす。
同図に示した例では被写体の像面位置が2次関数に従っ
て変化するという仮定を置いている。すなわち(t+、
fi)、(t2.f2)、(t3.f3)の3回の像面
位置がわかれば、これら3点を通る2次関数を定義する
事により、該演算が終了した時刻t3′ からTL3I
だけ後の時刻t3′ における像面位置p4を予測でき
るものとしている。
以上の仮定の下でまず予測関数の定義の方法について説
明する。まず通常の一眼レフで用いられる焦点検出方式
では、カメラが検知し得るのは像面位置f、、f2.f
3ではなくデフォーカス量DF】。
DF2.DF3並びに像面移動量換算のレンズ駆動量D
LR,DL2である。またレンズ駆動時間の予想値TL
31は前回の駆動時間TL2に等しいと仮定している。
次に被写体像面位置関数f (t)を at2+bt+c=f  (D           
    (1)と置き、この式に3回の被写体位置デー
タを代入すると at  %+bt 、+c=f  、        
   (2)at 2”+bt 2+c=f 2   
     (2)’at 3’+bt 3  +c=f
 3(2)’を得る。そして第1図中のf!1点を原点
と考えるとt:、 f:は f 、=DFl、  f 2=DF2+DLl。
f 3=DF3+DL2+DLl        (3
)t 、=O,t 2=TC]+TLl。
t 3=TC1+TLl+TC2+TL2    (4
)の様に表わされ、式(3)、(4)を(2)、(2)
’ 、(2)“に代入して定数a、  b、  cを求
めると(TCI+TL1+TC2+TL2)・(’1’
Ul +’l’L1)c=DF1          
             (7)となる。
以上の演算で被写体の動きに応じた像面位置の予想式f
 (t)の定義が為されるが、この式の予想が終了する
のは3回目の焦点検出動作中のt3′ 時点なので、こ
こから点p4の位置を予想する。時刻t3′ から位置
p4までのレンズ駆動予定時間をT L 3 Tとする
と、レンズ駆動必要1DL3は DL3=p、、−j’3 =I)4  (f3  DF3) =a−TT32+b−TT3+c−(a−TT22+b
−TT2+c)+DF3=a ・(TT32−TT22
)+b ・(TC3+TL3I) +DF3   (8
)ただし TT3=t 3”−t。
=TC1+TL1+TC2+TL2+TC3+TL31
   (9)TT2=t3−t。
=TC1+TLl+TC2+TL2 =TMl+TM2          (lO)よって
式(8)にて計算されたDL3にてレンズ駆動を行えば
、時刻t3″ において被写体像面とレンズ位置が一致
しデフォーカス量がOとなる。即ち、上記の動作にて原
理的に被写体像面とレンズ位置を一致させることが出来
ることとなる。
なお、第1図においては後述する追従エラーの補正法の
説明のため、意図的に予測エラーが生ずる様に表わしで
ある。すなわち、上述の説明ではレンズ駆動予定時間T
L3IはTL2と等しいと仮定し、時刻t3′ に点p
4まで駆動されるとして説明したが、駆動量DL3がD
L2に比べてかなり大きく、実際のDL3の駆動に要し
た時間TL3がTL31より大きくなった状況を示して
いる。この状況下では時刻t2にDL3分のレンズ駆動
が終了する。一方被写体像面は時刻t4ではp4ではな
くf4に位置し、t4でのデフォーカス量DF4は DF4=f 4−14          (11)と
なって、まだ若干追従遅れが残ることとなる。
以上で時刻t4までのレンズの補正駆動方法について説
明したので、以下にt4以降の駆動方法について説明す
る。今、時刻t4で上述の如くしてレンズ位置がp4.
β4に移行したものとする。t4以降も被写体像面は移
動し続けるのでレンズも常に追従させる必要がある。先
に被写体像面位置を式(1)の様にf (t)で定義し
たが、これを微分すると df (t) −= 2a−t+b = v (D         
 (12)at にて被写体の像面移動速度v (t)が求められる。
よってレンズをp4に向けてDL3だけ駆動した後は v(t3’  )=2a・(t3’−t、)+1)=2
a−TT3+b      (13)なる速度にて駆動
を続けれは、被写体像面を追従し続ける事ができる。
一方、時刻t4ては前述した追従遅れDF4が存在する
わけだから、t4以降の駆動速度は式(13)にて計算
した速度に追従遅れDF4分を補正した速度にて駆動す
ればより良い結果が得られる。しかしDF4の演算結果
が出るのはt5であるから、DF4の結果はt5以降の
駆動速度にしかフィード・バックできないので、追従遅
れDF4分を補正した速度制御を行う場合はt5以降の
レンズ駆動等となる。
さて時刻t4よりv(t3#)なる速度で駆動を行いな
がら、焦点検出動作を実行するとt5においてt4時点
でのデフォーカス量が算出され、さらに’2+  ’3
+  f4のデータを用いて、t5における被写体像面
の予想位置p5と像面移動速度V5が算出される。ただ
しt4以降はレンズの制御量は速度のみなのでp5を計
算する事は不要である。該速度v5の計算手順について
説明する。
まずf2.f3.f4のデータから[(t)を定着し直
すため、時間に関するデータTC2,TL2.TC3゜
TL3、デフォーカスmに関するデータDF2.DF3
゜DF4及びレンズ駆動量に関するデータDL2.DL
3を用いて式(5)〜(7)と同様の計算にてf (t
)の定数a、  b、  cを定義する。尚、この場合
はβ2を原点として演算を行う。
そして式(12)、(13)より v 5 =2a ・(t5−t2 ) 十b=2a ・
(TC2+TL2+TC3+TL3+TC4)+b  
 (1,4)の様にしてv5が求まる。
次に追従遅れDF4による速度補正量Δv4を考える。
遅れ1DF4を1回の焦点検出サイクル中に解消するた
めには の速度補正が必要である。よって時刻t5からは式(1
4)と(15)を加えた v5’ =v5+△v4 なる速度v5′  にて駆動を行えば良いこととなる。
従って時刻t4にて発生した追従遅れDF4はt5にて
認識され、t6にて補正が完了する事になる。
なお該第1図の例では1回の焦点検出サイクル中のレン
ズ駆動速度は一定としているのでt6にても補正エラー
DF6が残っているが、その大きさは微小であり、充分
効果のある事がわかる。
以上の焦点調節サイクルを改めて順を追って概説する。
時刻t1にて1回目の焦点検出サイクルの最初の動作、
すなわちセンサー蓄積を開始しt 、L  にてデフォ
ーカスfiDF1の演算結果が判明し、DLIのレンズ
駆動を行う。t2から同様に2回目の焦点検出サイクル
を開始し、t2′  にてDF2を認識し、これに基づ
いてDL2のレンズ駆動を行う。t3より3回目の焦点
検出サイクルを開始し、デフォーカスfil D F 
3を演算すると共i:f+、  2.f3のデーりより
f (t)を定義し、次のレンズ駆動の予定終了時刻t
3′ における被写体像面位置p4までのレンズ駆動−
[IDL3及びp4における像面移動速度v4を計算す
る。これらの計算が完了するのがt3′であり、t3′
  にて求めた駆動量DL3のレンズ駆動を行う。そし
てt4にてレンズ駆動が完了したら、ここより速度制御
に切換え、上記vt4にて駆動を続けると共に4回目の
焦点検出サイクルを開始する。
このサイクルではf2.f3.f4のデータを基にt5
における像面移動速度及びDF4より速度補正量を計算
し、t5以降の(t5から次の焦点検出サイクル開始ま
での)レンズ駆動速度v5′ を求める。
そして、t5からはレンズ駆動速度をv5′  にする
と共に5回目の焦点検出サイクルに入り、5回目のサイ
クル終了時にf3.f4.f5のデータより次の焦点検
出サイクル中の、即ちt6からの駆動速度計算を行う。
この様にして速度制御に切換えられた後は次の焦点サイ
クル中のレンズ速度をそのサイクルに入る直前までの過
去複数の最近のデータにて求め、焦点サイクルごとに求
められた速度でレンズを連続的に繰り返し駆動する。
以上の焦点調節サイクルを繰返し実行中の時刻tRにお
いて、レリーズ操作部材の操作がなされレリーズ開始信
号が発生したとすると、カメラはここよりミラーアップ
、絞り込み等のレリーズ動作を開始すると共に、レンズ
はそれまでの駆動速度のまま駆動を継続する。そしてレ
リーズタイムラグでTR経過後のtsにてシャッターが
走行すると、この時の被写体像面位置、レンズ位置は各
々fs。
pSとなり、ds=f5−p5がデフォーカス量となる
。しかしながら、このデフォーカス↑は」二連の追従遅
れ補正を行わない時に比べてはるかに小さい母であり、
またレンズも連続的に駆動されるので動きも滑らかでシ
ョックも少ない。すなわち、上述の本発明の原理では動
く被写体に対して撮影者に不快感を与える事な(、かつ
ピント精度の高い写真を撮る事が可能となる。
次いで上述の本発明の原理に基づく焦点調節を行う自動
焦点装置を備えたカメラの実施例につき説明する。第2
図は上記カメラの一実施例を示す回路図である。
図においてPR3はカメラの制御装置で、例えば内部に
CPU(中央処理装置)、ROM、RAM、A/D変換
機能を有するlチップ・マイクロコンピュータである。
コンピュータPR3はROMに格納されたカメラのシー
ケンス・プログラムに従って、自動露出制御機能、自動
焦点検出機能、フィルムの巻き上げ等のカメラの一連の
動作を行う。そのために、コンピュータPR3は同期式
通信用信号5O1SI、5CLK、通信選択信号CLC
M、C3DR,CDDRを用いて、カメラ本体内の周辺
回路およびレンズとを通信して、各々の回路やレンズの
動作を制御する。
SOはコンピュータPR3から出力されるデータ信号、
SIはコンピュータPR3へ入力されるデータ信号、5
CLKは信号So、  SIの同期ブロックである。
KCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときにはレンズ用電源端子に電力を供給すると共に
、コンピュータPR3からの選択信号CL CMが高電
位レベル(以下“H”と略記する)のときにはカメラと
レンズ間通信バッファとなる。
コンピュータPR3がCLCMを“H′″にして、5C
LKに同期して所定のデータをSOから送出すると、バ
ッファ回路LCMはカメラ・レンズ間接点を介して、5
CLK、Soの各々のバッファ信号LCK、DCLをレ
ンズへ出力する。それと同時にレンズからの信号DLC
のバッファ信号をSlとして出力し、コンピュータPR
3は5CLKに同期してSIからレンズのデータを入力
する。
SDRはCCD等から構成される焦点検出用のラインセ
ンサ装置SNSの駆動回路であり、信号C3DRが“H
”のとき選択されて、SO,Sl、5CLKを用いてコ
ンピュータPR3から制御される。
信号CKはCCD駆動用クロックφ1.φ2を生成する
ためのクロックであり、信号INTENDは蓄積動作が
終了したことをコンピュータP RS、へ知らせる信号
である。
センサ装置SNSの出力信号O8はクロックφl。
φ2に同期した時系列の像信号であり、駆動回路SDR
内の増幅回路で増幅された後、AO3としてコンピュー
タPR3に出力される。コンピュータPR3はAO3を
アナログ入力端子から入力し、CKに同期して、内部の
A/D変換機能でA/D変換後RAMの所定のアドレス
に順次格納する。
同じくセンサ装置SNSの出力信号である5AGCは、
センザ装置SNS内のAGC(自動利得制御 Aut。
Ga1HControl)用センサの出力であり、駆動
回路SDRに入力されて、センサ装置SNSの蓄積制御
に用いられる。
SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受光する
露出制御用の測光センサであり、その出力5spcはコ
ンピュータPR3のアナログ入力端子に入力され、A/
D変換変換所定のプログラムに従って自動露出制御(A
E)に用いられる。
DDRはスイッチ検知および表示用回路であり、信号C
DDRがH゛のとき選択されて、so、  sr。
S CL Kを用いてコンピュータPR3から制御され
る。
即ち、コンピュータPR3から送られてくるデータに基
づいてカメラの表示部材DSPの表示を切り替えたり、
カメラの各種操作部材のオン・オフ状態を通信によって
コンピュータPR3へ報知する。
スイッチSWI、SW2は不図示のレリーズボタンに連
動したスイッチで、レリーズボタンの第1段階の押下に
よりSWlがオンし、引き続いて第2段階までの押下で
SW2がオンする。コンピュータPR3は後述するよう
に、SWIオンで測光、自動焦点調節動作を行い、SW
2オンをトリがとして露出制御及びその後のフィルムの
巻き上げを行う。尚、SW2はマイクロコンピュータで
あるPR3の1割込み入力端子」に接続され、SWIオ
ン時のプログラム実行中でもSW2オンによって割込み
がかかり、直ちに所定の割込みプログラムへ移行するこ
とが出来る。
MTRIはフィルム給送用、MIR2はミラーアップ・
ダウンおよびシャッタばねチャージ用のモータであり、
各々の駆動回路MDRI、MDR2により正転・逆転の
制御が行われる。コンピュータPR3からMDRI、M
DR2に入力されている信号MIF。
MIR,M2F、M2Rはモータ制御用の信号である。
MCI、MG2は各々シャッター先幕・後幕走行開始用
マグネットで、信号SMGI、5MG2、増幅トランジ
スタTRI、TR2で通電され、PR3によりシャッタ
ー制御が行われる。
尚、スイッチ検知および表示用回路DDR、モーター駆
動回路MDRI、MDR2、シャッター制御は、本発明
と直接間わりがないので、詳しい説明は省略する。
レンズ内制御回路LPR3にLCKに同期して入力され
る信号DCLは、カメラからレンズF L N Sに対
する命令のデータであり、命令に対するレンズの動作が
予め決められている。
制御回路LPR3は、所定の手続きに従ってその命令を
解析し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCから
のレンズの各種の動作状況(焦点調節光学系がどれ(ら
い移動したか、絞りが何段絞られているか等)やパラメ
ータ(開放Fナンバー、焦点距離、デフォーカス量対繰
り出し量の係数等)の出力を行う。
実施例では、ズームレンズの例を示しており、カメラか
ら焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られて
(る駆動量・方向あるいは駆動速度・方向に従って、焦
点調節用モータLMTRを信号LMF、L M Rによ
って駆動して、光学系を光軸方向移動させて焦点調節を
行う。光学系の移動量はエンコーダ回路ENCFのパル
ス信号5ENCFでモニターして、制御回路LPR3内
のカウンタで計数しており、所定の移動が完了した時点
で、LPR8自身が信号LMF、LMRを′L′にして
モータL M T Rを制動する。
このため、−旦カメラから焦点調節の命令が送られた後
は、カメラ内の制御装置PR3はレンズの駆動が終了す
るまで、レンズ移動に関して全く関与する必要がない。
また制御回路LPR3は必要に応じて上記カウンタの内
容をカメラに送出することも可能な構成になっている。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に
送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動用としては公
知のステッピング・モータDMTRを駆動する。尚、ス
テッピング・モーターはオープン制御が可能なため、動
作をモニターするためのエンコーダを必要としない。
ENCZはズーム光学系に付随したエンコーダ回路であ
り、制御回路LPR3はエンコーダENCZがらの信号
5ENCZを入力してズーム位置を検出する。制御回路
L P RS内には各ズーム位置におけるレンズパラメ
ータが格納されており、カメラ側のコンピュータPR8
から要求があった場合には、現在のズーム位置に対応し
たパラメータをカメラへ送出する。
上記構成によるカメラの動作について第3図以下のフロ
ーチャートに従って説明する。
不図示の電源スィッチがオンとなるとマイクロコンピュ
ータPR3への給電が開始され、コンピュータPR8は
ROMに格納されたシーケンスプログラムの実行を開始
する。
第3図は上記プログラムの全体の流れを示すフローチャ
ートである。上記操作にてプログラムの実行が開始され
ると、ステップ(001)を経て(002)においてレ
リーズボタンの第1段階押下によりオンとなるスイッチ
SWIの状態検知がなされ、SWIオフの時には(00
3)へ移行してコンピュータPR3内のRAMに設定さ
れている制御用のフラグ、変数を総てクリアして初期化
し、(004)にて無点検出回、数をカウントするカウ
ンタAFCNTをクリアする。上記(002)〜(00
4)はSWIがオンとなるかあるいは電源スィッチがオ
フとなるまで繰返し実行される。SWIがオンすること
により(002)から(005)へ移行する。
(005)においては、これから新しい焦点検出動作を
開始するのでAFCNの値を1つ増加させて焦点検出回
数をカウントする。
(006)では露出制御のため「測光」サブルーチンを
実行する。該「測光」サブルーチンではコンピュータP
R8は第3図に示した測光用センサSPCの出力5sp
cをアナログ入力端子に入力しA/D変換を行なって、
そのディジタル測光値から最適なシャッタ制御値、絞り
制御値を演算して、それぞれをRAMの所定アドレスへ
格納する。そしてレリーズ動作時にはこれら値に基づい
てシャッタ及び絞りの制御を行う。
続いて(007)で「像信号人力」サブルーチンを実行
する。このサブルーチンのフローは第4図に示している
が、コンピュータPR3は焦点検出用センサ装置SNS
から像信号の入力を行う。詳細は後述する。
次の(OOS)で、入力した像信号に基づいて撮影レン
ズのデフォーカスfiDEFを演算する。具体的な演算
方法は本出願人によって特願昭61−160824号公
報等により開示されているので、詳細な説明は省略する
(oo9)においてAFCNTの内容検知を行い、AF
CNT=1及び2の時は予測演算はまだできないので、
(010)において(008)にて計算したデフォーカ
スJiDEFをそのままレンズ駆動量DLとする。なお
、DEF、DLは予測演算のためのデータとして蓄えて
おく必要があるので、該デフォーカス量DEFをメモリ
ーDF2及びDL2に格納しておくが、データ更新に関
しては後に(012)でも説明する。
(011)の「レンズ駆動】Jサブルーチンでは(01
0)で定義したDLに基づいてレンズ駆動を行うが、該
サブルーチンはレンズの駆動量が指定された時にその爪
を制御回路L P RSに内蔵されたプログラムに従っ
て加速・減速を行い、短時間で精度良く所望の量が駆動
される様に構成されている。この様なレンズ駆動制御法
は、例えば内蔵されたプログラムに従ってモータLMT
Rの端子電圧を変更したり、あるいは通電のデユーティ
比を変える事により得られ、公知の技術なので、ここで
は詳しい説明は省略する。
(011)にてレンズ駆動が終了すると(002)ヘリ
ターンし、SWIがオンなら次回の焦点検出サイクルへ
進む。
(009)において上述の一連のプログラムが3回行わ
れてAFCNT=3となった時には焦点検出データが3
回分溜ったので予測演算が可能になり(012)へ移行
する。
(012)の1予測演算1」サブルーチンは前述の式(
5)〜(7)に従って被写体像面位置関数f (t)の
定数a、  b、  cを計算するサブルーチンである
そして(012)を実行後(013)へ移行する。
(013)の1予測演算2」サブルーチンは前述の式(
8)に従って将来の被写体像面位置を予測し、予測した
結果としてのレンズ駆動1DL3を計算するものである
。(013)実行後は(014)へ移る。
(014)の「予測演算3」サブルーチンは前述の式(
13)に従ってレンズ駆動速度Vを計算するものである
。(014)実行後は(015)へ移行する。
(015)は(011)と同じサブルーチンテ、(01
3)で計算したレンズ駆動1DL3に従いレンズ駆動を
行う。レンズ駆動fiDL3の駆動が終了したらレンズ
は停止しく016)へ移行する。
(016)の「レンズ駆動2」サブルーチンは(014
)で計算した速度Vに従いレンズ駆動を行うもので、レ
ンズ内のエンコーダ回路ENCFで駆動速度をモニター
しなからモータLMTRの印加電圧あるいは通電デユー
ティが制御回路LPR8により制御され、指定速度で駆
動される構成となっている。該定速制御駆動に関しては
公知の方法が用いられるので、ここで説明を省略する。
なお、該サブルーチンでは一旦速度を指定されたら次の
速度変更指令あるいは停止命令が来るまでは、その速度
で駆動される様になっている。(016)実行後は(0
02)ヘリターンし、SWIがオンのままなら更に次回
の焦点検出サイクルへ移る。
(009)においてAFCNT≧4の場合は、第1図で
のt4以降のサイクルに相当するので追従遅れDF4の
フィードバックが必要になる。よってまず(017)に
おいて(012)と同じ< f (t)の定数a、  
b。
Cを計算し、(018)にて(014)と同じく駆動速
度Vを計算し、(019)へ移行する。
(019)の「速度補正」サブルーチンでは上述の式(
15)に従って△Vを計算しく018)の計算結果に上
乗せしく016)へ移行する。
(016)においては、これまでにレンズ停止命令が来
ていなければ前回指定された速度にて駆動を継続してい
る。そして(019)で計算された新しい速度を受は取
ると、直ちにその新しい速度にて駆動する。そして速度
変更実行後は直ちに(002)ヘリターンする。以後ス
テップ(002)、(005)〜(009)、(017
)〜(019)、(016)を繰り返しながら、第1図
にて説明した如(レンズ駆動制御が続行されレンズ位置
と像面位置とが一致した状態で駆動される。
上述の動作にてレンズ駆動がなされている途中でスイッ
チSW2のオンによるレリーズ割込みがあった場合につ
いて説明する。スイッチSW2は先に説明した様にコン
ピュータPR3の割込み入力端子へ接続されており、ス
イッチSW2がオンした時にはいずれのステップを実行
中でも割込み機能にて直ちに(021,)へ移行する様
に構成されており、レリーズ操作にて(02])へ移行
し次いで(022)の「レリーズ」サブルーチンへ移行
する。ここではカメラの一連のレリーズ動作及び露光動
作、更には露光中のレンズ駆動停止動作が行われる。そ
して、露光終了後(023)にてフィルム巻上げを行う
が、これは第2図のモータ制御信号MIF、MIRを適
正に制御する事でフィルム1駒分が巻上げられることと
なる。尚、鎖巻上げ動作の説明は省略する。
以上の動作にてレンズ駆動から−サイクルの撮影動作が
終了する。
次に第3図のステップ(007)に示した像信号入力サ
ブルーチンについて第4図を用いて説明する。
「像信号入力」サブルーチンは新たな焦点検出動作の最
初に実行される動作であり、このサブルーチンがコール
されると(101)を経て(102)にてマイクロコン
ピュータPR8自身が有している自走タイマのタイマ値
TIMERをRAM上の記憶領域TNに格納する事によ
って、焦点検出動作の開始時刻を記憶している。
次の(103)ではカウンターAFCNTの状態検知を
行いAFCNT=1の時は(104)へ移行し、記憶領
域TNの記憶値をメモリーTNIに格納する事により1
回目の焦点検出動作開始時刻をメモリーTNIに記憶す
る。
又、AFCNT≧2の時には(105)へ移行し、焦点
検出時間間隔TMI、TM2の更新を行う。(105)
を実行する以前にはメモリーTMI、TM2には前前回
及び前回の焦点検出動作における時間間隔が記憶されて
おり、またメモリーTNIには前回の焦点検出動作を開
始した時刻が記憶されている。そこで、メモリーTM2
の内容をメモリーTMIに格納する事によってメモリー
TMIを前前回の時間間隔に更新する。また次のTN−
TNIは今回と前回の焦点検出動作の時間間隔であるか
らこれをメモリーTM2に格納してメモリーTM2の内
容を前回の時間間隔となる様更新をする。最後にメモリ
ーTNの内容をメモリーTNIに格納する事により、今
回の焦点検出動作開始時刻を次回まで保存する。
なお、AFCNT=2の時はTMI←TM2操作時点で
メモリーTM2にはまだ値が入っていない、すなわち0
が格納されているのでメモリーTMIにも0が格納され
る。又、この時TM2←TN−TN1には1回目の時間
間隔が格納される。
さて、次のステップ(1o6)でセンサ装置SNSに光
像の蓄積を開始させる。具体的にはマイクロコンピュー
タPRSがセンサ駆動回路SDRに通信にて「蓄積開始
コマンド」を送出して、これを受けて駆動回路SDRは
センサ装置SNSの光電変換素子部のクリア信号CLR
をL′にして電荷の蓄積を開始させる。
ステップ(107)では自走タイマのタイマ値を変数T
Iに格納して現在の時刻を記憶する。
次のステップ(108)ではコンピュータPR3の入力
INTEND端子の状態を検知し、蓄積が終了したか否
かを調べる。センサ駆動回路SDRは蓄積開始と同時に
信号INTENDをL″にし、センサ装置SNSからの
AGC信号5AGCをモニタし、SAGCが所定レベル
に達すると、信号INTENDをH′にし、同時に電荷
転送信号SHを所定時間′H′にして、光電変換素子部
の電荷をCCD部に転送させる構造を有している。
ステップ(108)でINTEND端子がH′ならば蓄
積が終了したということでステップ(1,12)へ移行
し、L゛ならば未だ蓄積が終了していないということで
ステップ(109)へ移行する。
ステップ(109)では自走タイマのタイマ値TIME
Rから、ステップ(107)で記憶した時刻TIを減じ
て変数TEに格納する。従ってTEには蓄積開始してか
らここまでの時刻、いわゆる蓄積時間が格納されること
になる。次のステップ(110)ではTEと定数MAX
INTを比較し、TEがMAXTNT末滴ならばステッ
プ(109)へ戻り、再び蓄積終了待ちとなる。TEが
MAXINT以上になるとステップ(111)へ移行し
て、強制的に蓄積終了させる。
強制蓄積終了はコンピュータPR3から駆動回路SDR
へ「蓄積終了コマンド」を送出することで実行される。
駆動回路SDRはコンピュータPR3から「蓄積終了コ
マンド」が送られると、電荷転送信号SHを所定時間゛
H′にして光電変換部の電荷をCCD部へ転送させる。
ステップ(111)までのフローでセンサの蓄積は終了
することになる。
ステップ(11,2)ではセンサ装置SNSの像信号O
8をセンサ駆動回路SDRで増巾した信号AO3のA/
D変換およびそのディジタル信号のRAM格納を行う。
より詳しく述べるならば、駆動回路SDRはコンピュー
タPR3からのクロックCKに同期してCCD駆動用ク
ロックφ1.φ2を生成してセンサ装置SNS内部の制
御回路へ与え、センサ装置SNSはφ1.φ2によって
CCD部が駆動され、CCD内の電荷は、像信号として
出力O8から時系列的に出力される。この信号は駆動回
路SDR内部の増巾器で増巾された後に、AO3として
コンピュータPR3のアナログ入力端子へ入力される。
コンピュータPR3は自らが出力しているクロックCK
に同期してA/D変換を行い、A/D変換後のディジタ
ル像信号を順次RAMの所定アドレスに格納してゆく。
このようにして像信号の入力を終了するとステップ(1
13)にて「像信号入力」サブルーチンをリターンする
上記像信号入力サブルーチンは前述の如く焦点検出動作
ごとにその開始時点でコールされるので、メモリーTM
2にはTN−TNIが、即ち前回と今回の該サブルーチ
ンのインターバル時間(前回の焦点検出動作時間間隔)
が、又メモリーTMIには前前回の焦点検出動作時間間
隔が、常に記憶されることとなる。
第5図に第3図のステップ(011)及び(O12)に
示した「レンズ駆動l」サブルーチンのフローチャート
を示す。
このサブルーチンが実行されると、ステップ(202)
においてレンズと通信して、2つのデータrSJ rP
THJを入力する。「S」は撮影レンズ固有の「デフォ
ーカス量対焦点調節レンズくり出し量の係数」であり、
例えば全体くり出し型の単レンズの場合には、撮影レン
ズ全体が焦点調節レンズであるからS=1であり、ズー
ムレンズの場合には各ズーム位置によってSは変化する
。rPTHJは焦点調節レンズの光軸方向の移動に連動
したエンコーダENCFの出力1パルス当りの焦点調節
レンズのくり出し量である。
従って焦点調節すべきデフォーカス量DL、上記S、P
THにより焦点調節レンズのくり出し量をエンコーダの
出力パルス数に換算した値、いわゆるレンズ駆動量FP
は次式で与えられることになる。
FP=DLxS/PTH ステップ(203)は上式をそのまま実行している。
ステップ(204)ではステップ(203)で求めたF
Pをレンズに送出して焦点調整レンズ(全体(り出し型
単レンズの場合には撮影レンズ全体)の駆動を命令する
次の(205)でレンズと通信して(204)で命令し
たレンズ駆動量FPの駆動が終了したか否かを検出し、
駆動が終了すると(206)へ移行して「レンズ駆動l
」サブルーチンをリターンする。該駆動終了検知は上述
の如く駆動量FPが通信にて制御回路LPR8内に伝え
られ、レンズの移動に応じて発生するエンコーダ回路E
NCFからのパルス信号5ENCFを制御回路LPR3
内のカウンターにてカウントし、該カウント値が上記F
Pと一致したか否かを検知することで行なわれる。モー
ターLMTRはステップ(204)にてレンズ駆動命令
にて回動を開始してから上記ステップ(205)にて一
致検知がなされるまで、制御回路L P RSからの信
号LMF、LMRによって駆動され、」二記FP分の駆
動が終了すると停止する。該ザブルーチンは第3図のス
テップ(011)ではAFCNTが2まで行われるので
、1回目と2回目の焦点検出動作にあっては、その時点
で検出されたデフォーカス量に応じてレンズが駆動され
ることとなる。
次に第6図において「予測演算l」サブルーチンのフロ
ーチャートを示す。これは焦点検出データが3個以上あ
る時に最新の3個のデータを基に被写体像面位置を関数
f (t)で定義し、このf([)の各項の係数を計算
するフローである。
まず(302)において焦点検出データの更新を行う。
メモリーDPIにメモリーDF2のデータをを格納して
各メモリーDPI、DF2を更新する。次にメモリーD
F3には第3図の(008)で得た最新のデフォーカス
量DEFを格納する。
(303)ではレンズ駆動データの更新を行う。まずメ
モリーDLIにメモリーD L 2を格納しDLIの更
新を行う。次にメモリーD L 2には前回のレンズ駆
動量DLを格納する。
上記ステップ(302)、(303)にてメモリーDF
3には最新のデフォーカス量が、DF2には前回の焦点
検出動作にて得られたデフォーカス■が、DPIには前
前回の焦点検出動作にて得られたデフォーカス量が、該
予測演算1サブルーチンが実行されるごとに格納される
こととなり、又メモリーDL2には前回のレンズ駆動量
が、DLIには前前回のレンズ駆動1が格納される、ス
テップ(304)では式(5)に従って像面位置を表わ
す2次間数f (t)の2次項の係数aを計算し、メモ
リーAに格納する。
尚、(304)における時間データTMI、TM2は第
4図の像信号入力サブルーチンのステップ(105)に
て定義された値が閉じられ、TMIは前前回から前回ま
での焦点検出時間間隔(焦点検出及びレンズ駆動時間)
が、又、TM2は前回から今回までの時間間隔が用いら
れる。
尚、予測演算1サブルーチンに用いるメモリーDL2の
データ、即ち前回のレンズ駆動量データはカウンターA
FC’NT=4の時にはAFCNT=3の時の予測演算
2サブルーチンにて求められたDL、即ちD L 3を
用いるが、AFCNT≧5の時には直前のレンズ駆動2
サブルーチンにて求められたDLが用いられる。
(305)では同様に1次の項の係数すを計算し、Bに
格納する。以上を行った後(306)にてリターンする
第7図は「予測演算2」サブルーチンのフローである。
これは「予測演算1」で決定した関数に従い、レンズ駆
動fiDL3を得るためのフローである。
まず(402)にて今回の焦点検出開始からレンズ駆動
終了までの焦点検出動作時間間隔の予想値TM31に前
回の焦点検出動作の時間間隔TM2を格納する。
続いて(403)では式(8)に従って次回のレンズ駆
動予定世DL3を計算し、これをメモリーDLに格納す
る。その後(404)にてリターンする。
第8図は「速度演算」サブルーチンのフローである。こ
れは「予測演算1」で決定した関数f (t)から像面
移動速度関数v (t)を導き、レンズを定速駆動する
場合の速度を計算するフローである。
まず(502)にてカウンターAFCNTの状態検知を
行う。AFCNT−=4の場合は図1に示すとおり、前
回の焦点検出時間間隔TM3と今回の間隔TM4の値が
かなり異なる。これはTM3が焦点検出とレンズ駆動の
両動作を含むのに対し、今回は(4回目以後の焦点検出
動作は)焦点検出とレンズ駆動が同時に行われるので、
TM4は実質的に焦点検出動作時間のみで決定されるか
らである。よってAFCNT−4の時には今回予想時間
←前回としないで、今回予想時間←焦点検出動作のみの
見込み時間とする。
具体的にはメモリーTM3IにTCを格納するが、この
TCはカメラの焦点検出アルゴリズムにより予憇される
ある定数を用いても良いし、前述した自走タイマー機能
を用いて計測したTe3の値を用いても良い。
(502)においてAFCNT≠4の場合、すなわちA
FCMT=3あるいはAFCNT≧5の時は前回と今回
の焦点検出時間はほぼ等しいと見なせるので、(504
)においてT M 31に前回時間TM2を格納する。
(505)では式(13)あるいは(14)に従ってレ
ンズ駆動速度Vを計算し、これを■に格納する。
その後(506)にてリターンする。
以上の如くサブルーチンが定義されているので、カウン
ターAFCNT=3の時には予測演算1,2にて求めら
れたレンズ駆動fiDL分、第3図のステツー7’ (
015)のレンズ駆動lサブルーチンにてレンズ駆動さ
れ、予想位置までレンズ駆動されることとなる。
又、この時速度演算サブルーチンがなされるので、次回
の焦点検出動作時のレンズ駆動速度が求められ、−1−
2予想位置までレンズが駆動された後、該速度演算サブ
ルーチンにて求められた速度で次の焦点検出動作時(4
回目)におけるレンズ駆動が引き続きなされる。
第9図は「速度補正」サブルーチンのフローである。こ
れはレンズを一定速度で駆動しながら焦点検出を行う時
、依然としてデフォーカス量が残っている場合のフィー
ドバック制御量である速度補正量を計算するフローであ
る。
該サブルーチンはステップ(602)において式(15
)に従い△Vを計算し、その結果をDVに格納する。こ
こで式(15)と(602)中の式とで変数名が異なっ
ているのは、各変数は毎回更新されているからであり、
式(15)と(602)の式は全く同一の操作を意味し
ている。
次の(603)では速度演算サブルーチンの(505)
で計算した■に上記補正量Dvを加えて補正後の速度を
求め、改めて■に格納する。そして(604)にてリタ
ーンする。
第10図は「レンズ駆動2コサブルーチンのフローであ
る。これは「速度演算」あるいはそれに続く「速度補正
」サブルーチンにより計算されたレンズ駆動速度に従っ
てレンズを定速駆動するフローである。
まず(702)において、第5図の(202)と同様に
レンズからrsJrPTHJを入力する。
(703)ではレンズから定速駆動中の駆動i1’−N
FPJを入力する。ここでNFPはレンズ内でレンズ駆
動に応じてパルス数をカウントするカウンタでrNFP
Jは後述する様に、駆動命令を1回行う毎にリセットさ
れるので、ここで入力したrNFPJは前回該すブルー
ヂンがコールされてから現在時刻までの駆動パルス数を
示している。
(704)ではNFPを像面上の寸法に換算してDLに
格納するが、ここで定義したDLは駆動に使うのではな
く、次回の予測演算lての演算時に前回駆動員を必要と
するために保存しておくわけであり、前述の如< AF
CNT≧5の時の前回の駆動量データとして用いられる
(705)では(505)あるいは(603)で計算し
た像面上の換算でのレンズ駆動速度V(mm7秒)をパ
ルス速度VP[パルス7秒]に換算する。
(706)でvPをレンズに出力すると、レンズはそれ
までの駆動速度から新しい速度VPに切換えて駆動を継
続する。
(707)ではレンズINFPJのリセット命令を出力
する。するとレンズ内のLPR3では新たにrNFPJ
のカウントを開始する。その後(708)にてリターン
する。
第11図に「レリーズ」サブルーチンを示す。ステップ
(802)ではカメラのクイックリターンミラーのミラ
ーアップを行う。これは第2図に示したモータ制御用信
号M2F、M2Rを用いて駆動回路MDR2を介してモ
ータMTR2を制御することで実行される。
次のステップ(803)では先のステップ(006)の
測光サブルーチンで既に格納されている絞り制御値をレ
ンズへ送出して、レンズに絞り制御を行わせる。
ステップ(802)、(803)のミラーアップと絞り
制御が完了したか否かはステップ(804)で検知する
わけであるが、通常両者の制御には数十ミリ秒を要し、
これがいわゆるレリーズタイムラグと呼ばれるものの主
要因である。
ステップ(804)では先のステップ(802)、(8
03)でのミラーアップと絞り制御が既に終了している
かどうかを検知する。ミラーアップはミラーに附随した
不図示の検知スイッチにて確認することが出来、絞り制
御はレンズに対して所定の絞り値まで駆動したか否かを
通信で確認する。いずれかが未完了の場合には、このス
テップで待機し、引き続き状態検知を行う。両者の制御
が確認されるとステップ(805)へ移行する。(80
5)移行時には、レンズがまだ駆動中なので(805)
でレンズにストップ命令を出力し、同時にカウンターN
FPもリセットさせる。この時点で露出の準備が整った
ことになる。
ステップ(806)では先のステップ(006)の測光
サブルーチンで既に格納されているシャッタ制御値にて
シャッタの制御を行い、フィルムを露光する。
シャッタの制御が終了すると次のステップ(807)で
は、レンズに対して絞りを開放状態にするように命令を
送り、引き続いてステップ(808)でミラーダウンを
行う。ミラーダウンはミラーアップと同様にモータ制御
用信号M2F、M2Rを用いてモーターMTR2を制御
することで実行される。
次のステップ(809)ではステップ(804,)と同
様にミラーダウンと絞り開放制御が完了するのを待つ。
ミラーダウンと絞り開放制御がともに完了するとステッ
プ(810)へ移行する。
(810)ではAFCNTをクリアし、当レリーズ動作
及び次のフィルム巻上げ動作終了後の焦点検出動作がA
FCNT=0の状態から始められる様にする。その後(
811)にてリターンする。
以上のフローを改めて概説すると、第3図においてSW
Iオン後の焦点調節サイクル1回目及び2回目は(00
5)〜(011)のフローにより、検出されたデフォー
カスfiDEFの値に従ってレンズ駆動を行う。焦点調
節サイクル3回目は(005)〜(016)のフローに
て過去2回の焦点調節結果と今回の焦点検出結果により
、3回目のサイクルでの被写体像面位置と4回目のサイ
クルにおける被写体像面移動速度の予測を行い、3回目
のサイクルでのレンズの位置制御駆動を行った後、上記
予測速度にて定速駆動を行う。そして焦点調節サイクル
4回目以後は(005)〜(019)、(016)のフ
ローにて次回のサイクルの速度を検出されたデフォーカ
ス量のフィードバックを行いながら予想し、レンズは速
度制御のみ行われる。
そして上記焦点調節サイクル中にSW2オンによりレリ
ーズ割込みが入った場合には直ちにレリーズ動作に移行
し、露光準備完了時点でレンズを停止させ露出動作を行
わせる。
前記第11図におけるレリーズ動作サブルーチンでは、
レリーズ動作に移るとそれまでの焦点調節結果をすべて
クリアし、初期状態からすなわちAFCNT=0からや
り直す様なしている。よって連続撮影を行う場合に2コ
マ目以降のピントを保証するためには上記焦点調節動作
のやり直しがレリーズ動作問にはさまれるので、コマ速
が落ちて高速速写できない。
第12図に示したレリーズ動作サブルーチンは上記の不
都合を解消するものであり、レリーズ動作中の露光時に
はレンズを止めるが、レンズ駆動中断時のデータを保存
する様なし、1コマの撮影が終了した後、直ちに予測演
算可能な状態に復帰でき、コマ速を落とさずにピントの
合った速写撮影を可能となすものである。
該「レリーズ2」サブルーチンについて説明する。
まず(902)〜(904)は(802)〜(804)
と同一の動作で、これによりミラーアップ、絞り込みが
完了する。
(905)にてレンズへストップ命令を出力してレンズ
を停止させるが、NFPのリセット命令は出さない。
レンズが停止したら(906)にてシャッター制御を行
い、露光が完了したら(907)へ移行する。
(907)ではレンズ駆動再開の補正準備を行う。
すなわち(905)まではレンズは速度VPにて駆動さ
れていたが露光中は停止されるにもかかわらず、この間
にも被写体像面は移動している事が予想されるので、レ
ンズの停止による遅れ分を取り戻すため、(907)に
て速度補正を行う。ここでGは0<G<1であり、レン
ズ停止時間すなわち露光時間に応じた関数にすれば最も
良いが、簡略化して適当な定数としても良い。
(908)では(907)で定めた新しいVPにてレン
ズ駆動を再開させる。(909)〜(911)では(8
07)〜(809)と同一の制御を行う。そして(91
2)にてリターンする。
この様にすることで露光動作中はレンズ駆動を停止する
が、露光終了時直ちに停止による遅れ分を補正した速度
にて駆動を再開できる。なおかつ、上記レンズ停止時に
もNFPはリセットしないのでレンズ駆動データも保存
され、レリーズ後、速やかに予測演算を含む焦点調節動
作を再開させる事ができる。該「レリーズ2」サブルー
チンを第3図のステップ(022)にて行わせることで
、上述の如くレリーズ俊速やかに予測演算を再開出来る
ものである。
上述の実施例にあってはレリーズ動作中にもレンズ駆動
を行っていたが、この場合にはレリーズ中にミラー駆動
モータMTR2、絞り駆動モータDMTR。
シャッター走行開始マグネットMCI、MG2等多数の
駆動装置の他に、更にレンズ駆動モータLMTRが作動
する事になり、カメラに用いられる小型・小容量の電池
では負荷に耐えきれず、従って上記諸駆動装置の正しい
作動が保障されない場合がある。
この様な時にはレリーズ動作中のレンズ駆動を禁止する
必要があり、この場合予測演算もレリーズタイムラグを
考慮したものとする必要がある。以下、第13図を用い
てレリーズタイムラグを考慮した場合の予測演算及びレ
ンズ駆動制御法について説明する。
第13図において第1図と同内容のものは同一の符号に
て示しである。
まず第1図の実施例と同様に2回の焦点調節動作を行う
。すなわち、tlより1回目の焦点検出動作を開始して
デフォーカス量DPIを得てDLIのレンズ駆動を行い
、t2より同様にDF2を得てDL2の駆動を行う。続
いてt3より3回目の焦点検出動作を開始し、t3′ 
 にてデフォーカス演算及び予測演算が終了するが、第
1図の場合はレンズ駆動終了後の予測位置がt3″ 時
のp4であったのに対し、該第13図ではレンズ駆動予
想時間TL3Iの他にレリーズタイムラグTRも考慮し
なければならないので、予測像面位置はp4′  とな
り、レンズ駆動必要量は図中のDL3となる。そこでこ
のDL3だけ駆動を行うと理想的には図の94点にレン
ズが到達するはずである。すなわち、レリーズタイムラ
グを考慮した仮想上の被写体像面位置すなわちレンズ駆
動制御の目標とする位置はf (t)を時間軸上でTR
分だけ左に平行移動したf’(t)となり、この位置へ
レンズを駆動すればレリーズ動作開始とともにレンズを
停止させてもピント位置を一致させることが出来ること
となる。
以下、f’(t)の位置へレンズを駆動するためのレン
ズ駆動量DL3の算出法について説明する。関数f (
t)は過去3回の被写体像面位置fl+  [2+f3
を用いて決定するので、第1図の場合と全く同じ方法に
て求められる。すなわちDFI、DF2.DF3及びD
LI、DL2を用いて式(5)、(6)、(7)にてf
 (t)の定数a、  b、  cを求めれば良い。
次に式(8)にてDL3を求めるが、ここで第1図と異
なるのはTT3の取扱いである。TT3は1回目の焦点
検出動作開始時から3回目の焦点調節動作のレンズ駆動
終了時までの時間であり、第1図では式(9)の様に TT3=TM1 +TM2+TM31      (9
)で表わせるが、該第13図では上記時間にレリーズタ
イムラグTRも含めなければならないのでTTS=TM
l+TM2+TM3I+TR(17)となる。すなわち
式(8)中のTT3を式(9)の代わりに式(17)を
用いた DL3=a((TM1+TM2+TM31+TR)2−
(TM1+TM2)21+b−TM31+DF3  (
18)にてDL3が求まる。
さて、レンズが理想的にq4に到達した後は、f’(t
)の94点における傾きすなわち速度にてレンズを定速
駆動する必要がある。ここでf’ (t)のq4におけ
る傾きとはf (t)のp4における傾きと等しい。こ
の値は上述式(13)中のTT3に式(17)を代入し
たものを用いて求められる。すなわちv(t3’ )=
2a(TMl+TM2+TM3I+TR)+bの速度に
てt3″より定速駆動を行う事になる。
以上の動作は3回目のレンズ駆動D L 3に要する時
間が予憩値T L 3 Iどおりにいった理想的な場合
であるが、実際にはDL3が大きいため、第13図のご
と(TL31より長い時間TL3かかってt4にて駆動
を完了したとする。この時の被写体像面位置はf4、レ
ンズ位置は14で、レンズは点I4より式(19)で計
算された速度にて駆動される。ここでレンズ駆動が理想
的な場合、4回目の焦点検出開始時には被写体像面位置
はp4、レンズ位置はq4にあって、この時観察される
デフォーカス量はq4 1) 、s =DF41である
が、現実に観測されるデフォーカス量は!!4−f4二
DF4である。一方、t4時点での理想的なデフォーカ
ス量はq4′−f4であるが、これはDF41にほぼ等
しい。(p4゜p4 +  Q4’ +  q44点の
時間的隔たり量は微小なのでこれらの点における像面移
動速度は皆はぼ等しい。よって上記4点で囲まれた図形
は平行四辺形と見なせる。)よってt4における14の
f’(t)からの偏差量は DF4.1−DF4=DDF4        (20
)となりこの偏差量DDF4を基にt5以降の速度のフ
ィードバックを行えば良い。
次いでt4から開始された4回目の焦点検出動作におけ
る速度計算及びフィードバックの方法について説明する
まずf2.f3.f4のデータによりt5時刻の目標速
度を求める。具体的にはDF2.DF3.DF4及びD
L2.DL3より式(5)、(16)を用いてa。
bを求める。対いでt5時点での目標速度はr’ (t
)上の95における傾きであるが、これはf (t)上
のp5における傾きに等しい。よってp5の速度はp4
の速度を求めた様に式(13)の速度式のTT3に式(
17)で定義したTT3を代入すれば良い。
なおここでのTT3は第3図に示した数値を用いるTT
3=TM2+TM3+TM4+TR(21)となるので
式(13)は %式%(22) 次に偏差量DDF4を用いたフィードバックの方法につ
いて説明する。DDF4は式(18)のごとくDDF4
.=DF4I−DF4        (23)で表わ
される。ここでDF41は DF41 # (T)4における速度)XTR(24)
にて表わされ“p4における速度”は式(19)にて計
算される。ただし式(19)のa、  bは前回の値す
なわちf、、f2.f3より算出された値を用いる。よ
って式(23)は %式%(25) となる。従って式(15)に対応するフィードバック量
は となり最終的な速度■5′  は v5’=v5  +△v4 = 2a(TM2+TM3+TM4+TR)+b+とな
る。よってt5からはこのv5′  に従ってレンズを
定速駆動すれば良い。t5からも同様に焦点検出・速度
計算及び速度フィードバック計算を行い、その結果より
t6にて新たな速度で駆動制御する。
さて、時刻tRにてレリーズ開始信号が発生するとレン
ズはlRの位置で直ちに停止されカメラのレリーズ動作
が開始する。そしてレリーズタイムラグTR経過後のt
5にてシャツタ幕が走行し露光が行われると、この時レ
ンズはβ5、被写体像面はf5にあるので撮影された写
真のデフォーカス量はd5となりピントずれは殆ど解消
されている。
以上の第13図のレンズ駆動を行うためのフローチャー
トを第14図以下にて説明する。
まず第13図のレンズ駆動が第1図のレンズ駆動と異な
るのは第3図のフローチャートの(013)。
(014)、(018)、(019)のみであるので、
これらのみを順に説明し第3図と同一のフローについて
は説明を省略する。
第14図は第3図の(013)及び第7図に相当する「
予測演算2」サブルーチンで、この中で第7図と異なる
のは(403)に対応する(411)のみである。
(411)は「予測演算1」サブルーチンによって計算
したA、Bと式(18)に従い、レンズ駆動予定ff1
I)Lを計算するフローである。(403)に対して“
T R”の項が追加された形となっている。
第15図は第3図の(014)、(018)及び第8図
に相当する「速度演算」サブルーチンで第8図と異なる
のは(505)に対応する(511)である。
(511)も(411)と同様にA、 Bを用い、式(
19)に従って速度Vを演算する。そして(511)は
(505)に対して“TR″′が追加された形となって
いる。
次の(512)では速度計算値の更新を行う。ここでV
OLDは前回のVNEWは今回の速度計算値を表わすが
、(512)実行時にはVNEWには前回の焦点検出動
作において計算された速度が入ってりV OL Dの更
新を行う。
次の(513)において、(511)で計算したVをV
NEWに格納する事により、VNEWの更新を行う。す
なわちこの時点でVOLDに前回のVNEWに今回の値
が入った事になる。
第16図は第3図の(019)及び第9図に相当する「
速度補正」サブルーチンで、第9図の(602)の代わ
りに(611)、(612)が挿入されている。
(611)では式(25)に従い、目標とする被写体位
置f’(t)からのレンズの隔たり1DDFを計算する
。式(25)のv(t3″)は前回の速度計算値なので
(512)で更新したVOLDを用いる。
(612)では式(26)に従い、速度のフィードバッ
クffi D Vを計算シ、(603)i、mてV+D
V−+Vを求め(604)にてリターンする。
以」二のフローにて第13図に示したレンズ駆動が達成
されることとなる。
以上の各実施例では被写体像面位置を2次関数にて定着
したが、他の関数、例えば1次関数あるいは3次以上の
高次関数等に置き換えても構わないのは勿論である。
また当実施例における焦点検出装置は撮影レンズのデフ
ォーカス量を検知するタイプすなわちTTL方式の焦点
検出方式を想定しているが、撮影レンズとは独立した光
学系を持つ、いわゆる外測三角測量方式、あるいは赤外
線を投光するアクティブ方式等の焦点検出装置において
も適用できる。
更に第1図実施例のレンズ駆動方法では、カメラのファ
インダー観察状態で常にピントの合った像が得られる事
から、スチルカメラのみならずビデオムービーカメラに
も適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明では過去複数回の焦点検出結
果により将来の被写体像面位置のみならず被写体像面移
動速度も予測演算し、この結果に基づきレンズの位置及
び速度制御を行う様にしたものであるので、レンズを常
に動かしながら焦点検出演算を行うことが出来、レンズ
は被写体像面の動きに正確に追従できる様になり、どの
様なタイミングでレリーズ動作を行っても常にピントの
合った写真を撮る事が可能になった。
更にレンズは止まる事なく、はぼ連続的に速度が変わる
様に制御されるので、焦点調節動作を繰返し行う際の衝
撃が大幅に緩和されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の焦点調節装置の原理を説明するだめの
説明図、 第2図は本発明の焦点調節装置の一実施例を示す回路図
、 第3図は本発明の焦点調節装置の制御フローチャートを
示す説明図、 第4図は第3図における像信号入力サブルーチンを示す
説明図、 第5図は第3図におけるレンズ駆動1サブルーチンを示
す説明図、 第6図は第3図における予測演算1サブルーチンを示す
説明図、 第7図は第3図における予測演算2サブルーチンを示す
説明図、 第8図は第3図における速度演算サブルーチンを示す説
明図、 第9図は第3図における速度補正サブルーチンを示す説
明図、 第1O図は第3図におけるレンズ駆動2サブルーチンを
示す説明図、 第11図は第3図におけるレリーズサブルーチンを示す
説明図、 第12図は他のレリーズサブルーチンを説明するための
説明図、 第13図は本発明による他のレンズ駆動の例を説明する
説明図、 第14図、第15図、第16図は第13図のレンズ駆動
を行わせるためのサブルーチンを説明するための説明図
である。 PH1・・・コンピュータ  LCM・・・制御回路S
NS・・・センサ装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 結像光学系のフォーカス状態を検出しデフォーカス量を
    繰り返し演算する焦点検出手段と、該検出手段にて演算
    されたデフォーカス量に基づいて結像光学系を駆動する
    駆動手段を備え結像光学系を被写体の像面位置に追従さ
    せるカメラのための自動焦点調節装置において、 最新の過去複数回の焦点調節動作結果に基づいて像面移
    動位置の変位関数を予想するとともに、該変位関数に基
    づき像面移動速度を繰り返し演算する演算回路を設け、
    該演算回路にて演算された移動速度で前記駆動手段にて
    結像光学系を駆動することを特徴とするカメラのための
    自動焦点調節装置。
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