JPH02294795A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は金融機関等に設置される取引カードによる自動
取引装置に係り、更に詳しくは新規振込カードの発行機
能を併設した自動取引装置に関する． 〈従来の技術》 銀行等金融機関の店頭に設置されるＡＴＭ　（現金自動
人出金機）すなわち、自動取引装置は第３図の外観形状
を成し、又その内部は第４図の側面概略図に示す構成を
成している。図例の如く、装置筐体の前方に、各種取引
カードｌを挿入，返還する為のカード挿入口２が設けら
れる。又カード挿入口２から挿入された取引カード１を
読み取る為のカード認識部３、更に新規取引カードに取
引情報を印字する為のカード印字部４、そしてシＶ−ナ
ル／レシート収納室５からのレシート及びジャーナル用
紙に取引情報を印字するジャーナル印字部６が、夫々搬
送路１０を介して横直列状に配こされている。又ジャー
ナル／レシート収納室５の後方には、新規取引カードを
収納したカード収納室７と取引不能カードを取込む為の
カード取込室８が設けられている。

上記自動取引装置において、通常の取引、例えば新規に
現金振込取引を行う場合に、顧客は先ずＣＲＴ上の操作
パネルによって各取引を選定する。次いで取引カードｌ
のうち磁気カードをカード挿入口２から挿入する。この
磁気カードはフィートローラ３２．３２によって搬送路
１０上に搬送されて、磁気へッド３１によって磁気スト
ライプに記録された取引情報が読み取られる。更に磁気
カードはフィートローラ４２，４２を介してジャーナル
／レシート収納室５の下部まで搬送される。顧客はＣＲ
Ｔ上の操作パネルにより暗証番号，振込先データ，振込
人データ，振込金額等の取引データを入力する。この取
引データはジャーナル印字部６のジャーナル印字ヘッド
６１によってレシート及びジャーナル用紙５１に印字さ
れる。

当該レシートは図示せぬ搬送路によってカード挿入口２
を経て顧客に供出され、又これと同時に磁気カードも同
様に返却される。顧客か新たな振込カードを必要とする
場合には、ＣＲＴ上の操作パネル上の、振込カード発行
釦を押圧すれば、カード収納室７内の新規取引カード（
＃ｉ込カード）７１は綴り出しローラ７２によって搬送
路１０上に繰り出され，フィートローラ５２，５２によ
りカード印字部４まで搬送される．そして図示せぬセン
サによってカード印字ヘッド４１に対向したプラテン４
１ａ上にセットされ、先に入力された振込先データ及び
振込人データ等が印字される。この印字処理が終了した
後、フィートローラ４２の反転によりカード認識部３に
搬送される．カード認識部３では磁気へッド３ｌによっ
て上記各データが磁気記録される．そしてカード挿入口
２から出該磁気カードは顧客に供出される． 尚現金振込取引が新規でない場合は新規な取引カードを
発行しない。すなわち磁気カードが返却された後，振込
先データ及び振込人データが記録されている振込カード
をカード挿入口２から挿入する。そして上記同様ＣＲＴ
上の操作パネルによって暗証番号，振込金額等を入力す
ればよい。

又上述した各取引において顧客の取り忘れ．不正使用者
による取引不可能等の所謂不能カードが発生した場合に
、当該カードは図示せぬ各手段によってカード取込室８
内へ取込まれる。又」二記自動取引の各駆動機構を制御
する為に、装置筐体下部には駆動制御部９が設けられる
。

〈発明が解決しようとする課題〉 上述した如く自動取引装置においては，取引カードの１
つてある磁気カードを処理する機構（カード認識部等）
と，振込カードを処理する機構（カード印字部等）及び
レシート／ジャーナル印字部か搬送路を介して順次後方
に向けて横直列状に配芒されている。その為、振込カー
ドを磁気カードより先に挿入すれば，振込カードの後に
挿大した磁気カードを処理するには、振込カードを一旦
カード認識部等から退避させなければならない。しかし
カード認識部の後方には上述した如く、カード印字部や
ジャーナル／レシート印字部等が配置されている為、当
該振込カードを退避することができない。

よって磁気カードより先に振込カードが挿入されると、
当該カードは無条件で自動的に排出されることになる。

又振込カードの自動的排出を避ける為、カード印字部や
ジャーナル／レシート印字部よりも後方に、例えば退避
走行路を形成する考えもあるか，これは自動取引装置全
体を大型化することになり今日的要請，すなわち装置の
コンパクト化に反することになる。

又、先に挿入した振込カードの取引を先行させたのち、
当該振込カードを排出し、次いで磁気カードを挿入する
取引手段も考えられるが、この取引手段では、振込カー
ドを排出した後に磁気カードを挿入しなければならず、
作業が煩雑化するという欠点が新たに生ずる． く課題を解決するための手段〉 そこで発明者は上記の各課題に鑑み、１つはカード認識
部とカード印字部間の搬送路において、この搬送路とは
別にカード保留路を分岐させた状態で設け、しかもこの
カード保留路と搬送路との交叉部に切替用ブレードを設
けて振込カードが先に挿入された場合に、ブレードの切
替作業によって、当該振込カードをカード保留路まで搬
送退避させるものである。

一方上記カード保留路とは別に装Ｉｆｆ体の後方にホッ
パを設け、このホッパ内にはカード収納室とカード保留
室及びカード取込室を上下三層状態に配置し、ホッパ昇
降機構によるホッパの上下動によって各室を搬送路に対
向させる。そして先に挿入された振込カードをカード保
留室内に退避させ得るとともに、カード収納室内の新規
振込カードやカード保留室内の振込カードを押出しアー
ムによって適宜搬送路上に繰り出すものである。

く作用〉 カード認識部とカード印字部間の搬送路にカード保留路
を設けると、先に振込カードが挿入された場合には先ず
ブレードを可動させて搬送路とカード保留路とを接続さ
せる。すると振込カードは搬送路からカード保留路内に
搬送され、磁気カードの挿入から各取引の完了まで退避
状態となっているので、磁気カードの各取引動作等を妨
げることがない， 一方上下動するホッパ内で三層状態にカード収納室，カ
ード保留室，カード取込室を設けたものは、先に振込カ
ードが挿入されるとホッパ昇降機構によってカード保留
室が搬送路に対向する。斯かる状態で出該振込カードは
搬送路を介して対向するカード保留室内へ搬入される。

これにより磁気カードの取引動作を妨げることはない。

しかもカード収納室から新規な取引カードを繰り出す場
合は、ホッパ昇降機構によってカード収納室及びカード
保留室を夫々搬送路に対向させ，斯かる状態で押出しア
ームを作動させれば、新規の振込カード，先に挿入した
振込カードを夫々搬送路上に繰り出し、適宜箇所に搬送
することができる。

〈実施例〉 次に図面に基づき本発明の自動取引装置を説明する。

尚木発明の自動取引装置において、従来例の構成部，構
成部品等と相違ないものは前記と同一の符号を付して説
明する。

第１図は、自動取引装置の側面概略図である。

図例の如く当該自動取引装置は，装ご筐体の前方にカー
ド挿入口２が設けられ、このカード挿入口２から後方に
向け、搬送路ＩＯを介して順次カード認識部３，カード
印字部４，ジャーナル／レシート収納室５，ジャーナル
印字部６か横直列状に配置される。そして装置筐体の最
後方には，カード収納室７とカード取込室８が設けられ
、更に装置筐体の下方には各駆動機構等を制御する為の
駆動制御部９が設けられる。上記カード認識部３とカー
ド印字部４間の搬送路１０ａにはカード保留路１０１が
分岐状態に形成される。カード保留路１０１は、搬送路
１０ａと成す交叉部Ｏから，例えば装置位体の下側に向
けて分岐される。そしてこのカード保留路ｌｏｔには大
々分岐ローラ１０２，１０２が設けられる。

当該搬送路１０ａとカード保留路１０１の交叉部０には
カード認識部３方向に向けて先端か上下動するブレード
１．１０が，没けられる。このブレード１１０は図示し
ないバネ機構によって通常搬送路を開通させる（搬送路
１０ａとカード保留路１０１を遮断する）状態に傾いて
る。

上記構成の自動取引装置を用いて通常の振込動作を行う
には、磁気カードを先に挿入する。そしてカード認識部
３内のフィートローラ３２，３２により磁気ヘッド３１
まて搬送され、この磁気へッド３１によってカードの磁
気ストライブ内に記録された取引情報が読み取られ、更
にフィートローラ４２．４２を介してジャーナル／レシ
ート収納室５の下方まで搬送される。新規な振込取引で
あれば顧客はＣＲＴ上の操作パネルによって暗証番号，
振込先データ，振込人データ，振込金額等を入力する。

又振込カードが発行されていればそれをカード挿入口か
ら挿入し、操作バネルて振込金額等を入力ずる。この各
取引情報は，ジャーナル印字ヘット６ｌによりレシー１
〜及びジャーナル用紙５１に印字される。そしてジャー
ナル用紙は図示しない巻取装置により巻取られ、レシー
トは磁気カード，振込カードの取引カード１とともに、
カード挿入口２を経て顧客に供出返却される。

一方新規な振込取引で振込カードを新たに必要とする顧
客の場合は、ＣＲＴ上の操作パネルによって振込カード
の発行釦を押圧すると，図示せぬモータを介して繰り出
しローラ７２が回転し、カード収納室７の最下面に位賃
する新規の取引カード７ｌをフィートローラ５２まで繰
り出す。そしてフィー１くローラ４２，４２によってカ
ード印字部４まて搬送され、図示せぬセンサによりプラ
テン４１ａ上にセットされる。次いでカードの所定位置
には入力済の振込先データや振込人データか、カード印
字ヘッド４ｌにより印字される。そしてフィートローラ
４２を介してカード認識部３内へ搬送され、内部の磁気
ヘッド３１により振込先や振込人等の各データか磁気ス
トライブに記録されたのちカード挿入口２から供出され
る。

上述の如く振込取引は、磁気カードの挿入から始まり、
次いで振込カードが挿入されるが、振込カードが先に挿
入された場合にカード認識部３の磁気へッド３１により
これが読み取られ、図示しない駆動機構はプレート１１
０のバネ機構を作動させて、図例の如くカード認識部３
側の先端を上方に起立させる。すると搬送路１０ａとカ
ード保留路１０１とは接続し、カード認識部３内の振込
カードがフィートローラ３２を介してカード保留路１０
１内へ搬送，退避する。

斯かる状態で磁気カードをカード挿入口２から挿入し、
所定の取引動作を行なわせた後、カード保留路１０１内
の振込ローラ１０２を介して振込カードを搬送路ＩＯａ
上に戻し、レシート，磁気カードとともにカード挿入口
２から供出返却する。以上の如く振込カードと磁気カー
ドの挿入順序に係らず、当該自動取引装置では所望の取
引動作を行うことかできる。

一方第２図は、上記の自動取引装ほの構成とは異なり、
装２１僚体の後方にホッパ１３０を設け、その内部にカ
ード収納室７，カード保留室１２０，カード取込室８を
上下三層に配置したものであり、しかもホッパ１３０を
ホッパ昇降機構ｌ３５により上下動させることによって
、各室を搬送路１０に対向させ得る。ホッパ昇降機構１
３５としては、ホッパ１３０の背面にラック１３１を上
下方向に固設し、このラック１３１に歯合するギア１３
２をモータｌ３３により回動させる。すなわちギアｌ３
２の回動に応じてラック１３１が上下動し、このラック
１３１を固設したホッパ１３０かこれに従動し、昇降す
る。又カード収納室７及びカード保留室１２０内の各カ
ードを搬送路１０上に戻す為に、押出しアーム１４０が
設けられる。この押出しアーム１４０はソレノイド１４
１のプランジャ１４２とリンク板１４３から成るリンク
機構によって各カードの後方端面を抑圧してホッパの繰
り出し口１３６から繰り出させ搬送路１０上へ載置させ
る。そしてフィートローラ５２により適宜箇所に搬送さ
れる。

前述した如く振込取引において、磁気カードよりも先に
振込カードか挿入されると当該振込カードの挿入はカー
ド認識部３の磁気ヘッド３】により検出され、モータ１
３３を所定方向に回転させる。

これに応じてギア１３２か回動し、ホッパ１３０を所定
の位置まて昇降させる。するとカード保留室１２０は搬
送路１０に対向し、斯かる搬送路１０を経て振込カード
はカード保留室１２０内へ搬入，退避する。次いで磁気
カードが挿入され、上述した振込取引が行われた後，ソ
レノイド１４１が励磁されてブランジャ１４２を作動さ
せると、押出しアーム１４０はカード保留室１２０内の
振込カードを押圧し，繰り出し口１３６から搬送路ｌＯ
上へ載首させる。そして逆転するフィートローラ４２，
３２を経てカード挿入口２から返却される。又同様に新
規の振込カードを発行する場合は、上記ホッパ昇降機構
１３５によってカード収納室７を搬送路！ａに対向させ
、押出しアーム１４０によって繰り出し口１３６から新
規の振込カードを繰り出し、フィートローラ５２，４２
．３２を介してカード挿入口から供出する。

更に取引不能カードが発生した場合には、当該カードを
図示しない経路により繰り出し口１３６まて搬送し、ホ
ッパ昇降機構１３５によって搬送路１０と対向状態にあ
るカー１〜取込室８内へ取込む。

〈発明の効果〉 上述の如く未発明の自動取引装置は、カード保留路やカ
ード保留室を夫々設けた為、磁気カード，振込カードの
挿入順序に係らず、所望する取引動作を行うことが可能
となる。しかもカード保留路を分岐状態に設け、かつ搬
送路と当該カード保留路とを切替可能に成したので従来
の自動取引装Ｌ内にそのまま併設することかでき、極め
て実用性の高いものとなる。

一方後者においては、搬送路に対して各室を対向させ、
且つ押出しアームによって内部のカードを送り出す為、
操作性，作業性が大きく向上する。しかも装置位体の後
部に設けられている為、取り出し用の扉等を後部に設け
ておけはカード収納室内へのカードの保留やカード取込
室内での取引不能カードの取出し等各種メンテナンスか
極めて簡易かつ良好に行えることかてきる。

【図面の簡単な説明】

第１　１Ｅ２］は、本発明に係る自動取引装置の側面概
略図、 第２図は、本発明に係る自動取引装置の他の構成を示す
側面概略図、 第３図は、自動取引装置の外観斜視図、第４図は、従来
の自動取引装置を示す側面概略図である。 ■・・・取引カード（振込．磁気カード），２・・・カ
ード挿入口，　　３・・・カード認識部，３１・・・磁
気ヘット，　４・・・カード印字部，５・・・ジャーナ
ル／レシート収納室，６・・・ジャーナル印字部，　７
・・・カード収納室，８・・・カード取込室，１０・・
・搬送路，０１・・・カード保留路，１１０・・・プレ
ート，２０・・・カード保留室，１３０・・・ホッパ，
３５・・・ホッパ昇降機構， ４０・・・押出しアーム。 特許出願人　　　沖電気工業株式会社 代理人　　　　　　弁理士　船　橋　國　則Ｊ９５／オ
ーメ′ 、カー７’−１ｆ７ｔフ オシ蚤ｌ拠ク ７！７−．メ７ｐａｒｐ ５′斉一ル０シー１　ｚｙｙＡ４ｔ ３−ｓ−．７７１）７−Ｊンク 妙−１’ｌｊ？ｇ．ｓ ２′冫一メ″ ７　ｊ’．．Ｉ　Ｒｙ　ｆ／　Ｆ，Ｊ’ｙｙ　４Ｎ．ａ
Ｔ＞Ｊ’！　４！　１２７第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）装置筐体の前方に設けたカード挿入口と、該カー
   ド挿入口から挿入した取引カードの取引情報を読み取る
   カード認識部と、 取引情報を新規取引カードに印字するカード印字部と、 ジャーナル／レシート収納室からのレシート及びジャー
   ナル用紙に取引情報を印字するジャーナル印字部と、 を夫々搬送路を介して横直列状に配置するとともに、装
   置筐体の後方には前記搬送路に新規取引カードを繰り出
   すカード収納室と、 取引不能カードを取込むカード取込室とを設けたもので
   あって、 前記カード認識部とカード印字部間の搬送路には、該搬
   送路から分岐した状態にカード保留路を設け、両路の交
   叉部に搬送方向切替用のブレードを設けたことを特徴と
   する自動取引装置。
2. （２）装置筐体の前方に設けたカード挿入口と、該カー
   ド挿入口から挿入した取引カードの取引情報を読み取る
   カード認識部と、 取引情報を新規取引カードに印字するカード印字部と、 ジャーナル／レシート収納室からのレシート及びジャー
   ナル用紙に取引情報を印字するジャーナル印字部と、 を夫々搬送路を介して横直列状に配置するとともに、装
   置筐体の後方には前記搬送路に新規取引カードを繰り出
   すカード収納室と、 前記搬送路からの取引不能カードを取込みカード取込室
   とを設けたものであって、 装置筐体の後方にホッパ内で上下三層に配置されたカー
   ド収納室、カード保留室、カード取込室と、 該ホッパを上下動させて前記カード収納室及びカード保
   留室を夫々前記搬送路に対向させるホッパ昇降機構と、 ソレノイドによるリンク駆動で前記搬送路に対向したカ
   ード収納室若しくはカード保留室内の取引カードを該搬
   送路上に繰り出す押出しアームと、 を設けたことを特徴とする自動取引装置。