JP4611344B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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カード挿入口から挿入された前記カードを、挿入方向と、前記挿入方向とは逆方向である排出方向の双方向に搬送する搬送路と、
前記搬送路上に設けられ、前記カードの記録内容を読み取る読取部と、
該読取部よりも装置奥側において、前記搬送路の延長上、上側、下側の少なくとも一部に設けられ、取引時の読み取り対象となっていないカードを退避するとともに、退避の終了後に前記カードを前記搬送路に戻すための退避部と、
前記カードの搬送先をカードが未退避の退避部に切り換えるための切換部とを備え、
前記搬送路は前記退避部からのカードを前記排出方向に沿って搬送し、前記読取部を経由して前記カード挿入口から排出させ、
前記搬送路の末端には、新規の振込カードを蓄えておくカードストッカが設けられており、
前記退避部は、前記搬送路の末端に設けられたカードストッカの前に1枚のカードの退避に必要な分だけ搬送路の長さを確保することによって構成されている第1の退避部と、前記搬送路の上方又は下方に前記第1の退避部とは別個に設けられている第2の退避部と、を有し、前記第1と第2の退避部の一方に取引カードを1枚退避させるとともに、他方に振込カードを1枚退避させるように構成されている。
この構成によれば、簡易な構成で、カードの退避を実現することができ、また、搬送方向と交差する方向に移動する搬送ステージが不要であるため、装置の小型化を図ることができる。さらに、搬送路の一部を利用して第1の退避部を構成することができ、また、搬送路の上方又は下方に第2の退避部を別途設ければ良いので、2枚のカードを退避させる退避部を単純な構成で得ることができる。また、通常の取引に必要な取引カードと振込カードを1枚ずつ区別して退避させることができる。
この構成によれば、簡易な構成で、カードの退避を実現することができる。搬送方向と交差する方向に移動する搬送ステージが不要であるため、装置の小型化を図ることができる。また、退避部を並列的に設けることにより、必要数の退避部を確保するための設計上の負担が比較的少なくなる利点もある。
A.装置構成:
B.カード取扱機構:
C.取引制御処理:
C1.振込処理A.:
C2.振込処理B.:
C3.返却処理.:
D.変形例:
図1は実施例としての自動取引装置の概略構成を示す説明図である。自動取引装置は、銀行などの金融機関に設置され、利用者の操作に応じて入出金処理を無人で行うための装置である。入出金処理としては、例えば、利用者の口座への預金、口座からの出金、振り込みなどが挙げられる。以下の実施例では、入出金処理を行う場合を例にとって、自動取引装置を説明するが、実施例としての自動取引装置は、公共機関での証明書発行など入出金以外の取引を行う装置として構成することも可能である。
図2はカード取扱機構150の構成を示す説明図である。カード取扱機構150の側断面図に相当する。カード取扱機構150は、大きくは、カード読取装置160と、振り込みカード発行装置170から構成される。以下では、取引カード10を例にとって各部位の動作を説明するが、各部位の動作は、振込カード20に対しても同様である。
図3は取引制御処理のフローチャートである。制御ユニット120が取引時に実行する処理である。本実施例では、取引後に取り忘れカードが存在する場合には、そのカードは退避部178に格納しておくものとして説明する。退避部176に格納しておくものとしても構わない。
図4は振込処理Aのフローチャートである。図3のステップS110の処理内容に相当する。退避部178には取り忘れカードが存在しない状態で、取引カード10と振込カード20とを併用して振込を行う場合に実行される処理である。
図5は振込処理Bのフローチャートである。図3のステップS130の処理内容に相当する。退避部178に取り忘れカードが存在する状態で、取引カード10と振込カード20とを併用して振込を行う場合に実行される処理である。
図6は返却処理のフローチャートである。図3のステップS150に相当する処理である。この処理は、退避部178に取り忘れカードが格納されている状態で、「取り忘れカードご返却」のメニューが選択された場合に実行される。
実施例の自動取引装置において、退避部については、種々の構成が適用可能である。以下、カード取扱機構150の変形例として、種々の退避部の構成を例示する。
11…磁気ストライプ
20…振込カード
100…自動取引装置
103…操作部
106…通帳取扱機構
107…紙幣入出金口
110…紙幣取扱装置
120…制御ユニット
121…指示入出力部
122…入出金処理部
123…カード情報入力部
124…処理部
125…主制御部
126…通信部
130…カード
150…カード取扱機構
160…カード読取装置
162…挿入口
163…ローラ
164…搬送路
165…磁気読取部
166…エンボス読取部
167…挿入センサ
170…振込カード発行装置
170…カード発行装置
171…回収部
171…カード回収部
172…搬送路
173…印字部
175…ゲート
176、176A、176B、176C…退避部
174、177、177A、179…ローラ
178、178C…退避部
180、180B…ストッカ
200…ホストコンピュータ
202…顧客データベース
Claims (4)
- カードを用いて取引を行う自動取引装置であって、
カード挿入口から挿入された前記カードを、挿入方向と、前記挿入方向とは逆方向である排出方向の双方向に搬送する搬送路と、
前記搬送路上に設けられ、前記カードの記録内容を読み取る読取部と、
該読取部よりも装置奥側において、前記搬送路の延長上、上側、下側の少なくとも一部に設けられ、取引時の読み取り対象となっていないカードを退避するとともに、退避の終了後に前記カードを前記搬送路に戻すための退避部と、
前記カードの搬送先をカードが未退避の退避部に切り換えるための切換部とを備え、
前記搬送路は前記退避部からのカードを前記排出方向に沿って搬送し、前記読取部を経由して前記カード挿入口から排出させ、
前記搬送路の末端には、新規の振込カードを蓄えておくカードストッカが設けられており、
前記退避部は、前記搬送路の末端に設けられたカードストッカの前に1枚のカードの退避に必要な分だけ搬送路の長さを確保することによって構成されている第1の退避部と、前記搬送路の上方又は下方に前記第1の退避部とは別個に設けられている第2の退避部と、を有し、前記第1と第2の退避部の一方に取引カードを1枚退避させるとともに、他方に振込カードを1枚退避させるように構成されている、自動取引装置。 - 請求項1記載の自動取引装置であって、
挿入されたカードを用いた取引後に、排出したカードが抜き取られずに放置されている場合に、取り忘れカードとして前記退避部に取り込む取込部と、
前記取り忘れカードが存在する場合には、該取り忘れカードの返却を指示するための返却メニューを提示するメニュー提示部と、
該返却メニューに応じた操作に基づいて前記取り忘れカードを返却する返却部とを備える自動取引装置。 - 請求項2記載の自動取引装置であって、
前記返却部は、前記取り忘れカードの所有者と前記返却メニューの操作者の照合を行った上で前記返却を行う自動取引装置。 - 請求項3記載の自動取引装置であって、
前記返却部は、前記取り忘れカードに対応した所定の識別情報と、前記操作者による入力情報とに基づいて前記照合を行う自動取引装置。
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