JPH0229405B2 - - Google Patents

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JPH0229405B2
JPH0229405B2 JP61105588A JP10558886A JPH0229405B2 JP H0229405 B2 JPH0229405 B2 JP H0229405B2 JP 61105588 A JP61105588 A JP 61105588A JP 10558886 A JP10558886 A JP 10558886A JP H0229405 B2 JPH0229405 B2 JP H0229405B2
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JP
Japan
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members
protrusion
sheared
protruding
state
Prior art date
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Application number
JP61105588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62259628A (ja
Inventor
Kenji Hanabusa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Priority to JP10558886A priority Critical patent/JPS62259628A/ja
Publication of JPS62259628A publication Critical patent/JPS62259628A/ja
Publication of JPH0229405B2 publication Critical patent/JPH0229405B2/ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) この発明は、塑性加工によつて複数の部材を連
結するのに利用する部材の連結方法に関するもの
である。 (従来の技術) 従来、上記したような連結方法としては、例え
ば特公昭53−21551号公報に記載されているもの
があり、その方法を第8図〜第11図に基づいて
説明する。 すなわち、図中の符号100は上板、101は
下板であつて、双方を連結するにあたつては、上
板100および下板101を重合し、プレスによ
つて半ち抜き状態の突部Aを形成する。この突部
Aは、一方の対向周縁部P,Qが剪断された状態
にあるとともに、他方の対向周縁部R,Sが上方
に屈曲した状態になつている。そして、上記加工
ののち、再びプレスを用いて前記突部Aの中央部
分だけを押し広げるように塑性変形させることに
より、第11図に示すように、上板100の上面
に剪断された一方の対向周縁部P,Qを係止状態
にして上板100と下板101とを連結する。 (発明が解決しようとする問題点) ところが、上記したような連結方法にあつて
は、ビスやリベツト等の連結用部品を用いること
なく連結を行うことができるのであるが、半打ち
抜き状態に形成した突部Aをさらに押し広げるよ
うに塑性変形させるため、加圧力が大きい大型の
プレス装置が必要であり、また、前記突部Aの肉
厚が小さくなることが明らかであるとともに、前
記突部Aの見えがかり面にポンチの打痕等の傷が
生じることがあり、板材の材質あるいは板材自体
の肉厚などの条件によつては、充分な強度を保つ
ことができなくなる恐れがあつた。 (発明の目的) この発明は、上記したような不具合を解消する
ために成されたもので、部材の肉厚をほとんど変
化させることがなく、強固な連結状態を得ること
ができ、施工現場で用いられる工具類によつても
連結することが可能な部材の連結方法を提供する
ことを目的としている。
【発明の構成】
(問題点を解決するための手段) この発明による部材の連結方法は、請求項1に
おいて、重合した一方の部材と他方の部材の前記
他方の部材の見付面側からの加圧により、両部材
の剪断端面が露出する突部を重合状態で一方の部
材の見付面から突出形成し、一方の部材における
剪断部に沿つた非突部部分の端面を前記剪断端面
の対向側から加圧して、当該非突部部分と他方の
部材の突部部分とが突部の突出方向に重なつて係
合当接するように、非突部部分を塑性変形させて
両部材を連結する構成とし、さらに請求項2にお
いて、重合した一方の部材と他方の部材の前記他
方の部材の見付面側からの加圧により、両部材の
剪断端面が露出する突部を重合状態で一方の部材
の見付面から突出形成し、他方の部材における突
部部分の剪断端面を前記剪断端面の対向側から加
圧して、当該突部部分と一方の部材の非突部部分
とが突部の突出方向に重なつて係合当接するよう
に、前記他方の部材の突部部分を塑性変形させて
両部材を連結する構成としており、これらの構成
をもつて従来の問題点を解決するための手段とし
ている。 (実施例) 以下、この発明を図面に基づいて説明する。 第1図〜第6図は、この発明の一実施例を説明
する図である。 第1図は当該連結方法によつて連結された二つ
の部材1,2の連結部分を説明する図であつて、
両部材1,2は共に板状を成す部分を重合し、第
1図中の矢印xで示す重合方向への加圧による塑
性加工に続いて、これに略直交する矢印y方向へ
の加圧による塑性加工を施すことで両部材1,2
を連結する。なお、部材1,2としては、板材や
形材など各種の部材が含まれる。 次に、上記の両部材1,2を連結する過程を詳
細に説明する。 まず、第2図に示すように、一方の部材1と他
方の部材2の連結しようとする部分を重合した状
態にし、例えばポンチとダイとを備えたプレス装
置を用いて他方の部材2の見付面側から加圧する
ことにより、第3図および第4図に示すように、
一方の部材(第3図の右側の部材)の見付面側に
半打ち抜き状態で突出する突部10を形成する。
この突部10は、一方の部材1の一部から成る突
部部分としての表部11と他方の部材2の一部か
ら成る突部部分としての裏部12とを重合状態で
有するものであつて、一方の対辺側が略平行に剪
断されるとともに、他方の対辺側が屈曲した状態
にあり、なお且つ両部材1,2を重合した肉厚に
等しい分だけ突出している。 したがつて、前記突部10は、表部11および
裏部12の端面から成る剪断端面3,4が前記一
方の部材1側に露出している。そして、上記の加
工ののちには、例えばプレス装置を用いて、片側
の剪断端面(第3図の上側の剪断端面)3に対向
する方向から一方の部材1の非突部部分の端面を
加圧して、その端部からプレス加工線(剪断部)
までの部分5を前記突部10の裏側へもぐり込ま
せるように塑性変形させることにより、第5図に
示すように、一方の部材1における剪断部に沿つ
た非突部部分と突部10の裏部12とを前記突部
10の突出方向に重ねて係合当接する。また、こ
の状態でも両部材1,2の連結を充分に維持する
ことができるのであるが、この実施例ではさらに
同一方向から剪断端面3における裏部12の端面
を加圧して、前記裏部12を表部11に対してず
らせるように塑性変形させることにより、第6図
に示すように、前記突部10の両側において一方
の部材1における剪断部に沿つた非突部部分と裏
部12とを突部10の突出方向に重ねて係合当接
する。このようにして連結された両部材1,2は
加工時における肉厚の減少も殆ど無く、強固な連
結状態を得ることができる。なお、一方の部材1
の端部からプレス加工線までの部分5、および裏
部12の加工は上記工程の逆の順序あるいは同時
に行うこともよく、さらに、係合当接させる際の
加工は、例えばポンチとハンマーなどの工具類を
用いた手作業で行うこともある。 第7図は、この発明の他の実施例を説明するも
ので、重合した部材1,2の一方の部材1の見付
面側に突部10を形成したのち、他方の部材2に
おける突部部分、つまり裏部12の剪断端面を加
圧して前記裏部12だけを塑性変形させることに
より、一方の部材1における剪断部に沿つた非突
部部分と前記裏部12とを突部10の突出方向に
重ねて係合当接している。このようにしても前述
の実施例と同様に両部材1,2の強固な連結状態
を維持することができ、とくにこの実施例の場合
は、部材1,2の端部から連結部分が比較的離れ
ている場合に好適である。 なお、部材の形状および材質や形成する突部の
形状あるいは加工手段等が上記各実施例に限定さ
れることはない。
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の部材の連
結方法によれば、重合した一方の部材と他方の部
材の前記他方の部材の見付面側からの加圧によ
り、両部材の剪断端面が露出する突部を重合状態
で一方の部材の見付面から突出形成し、一方の部
材における剪断部に沿つた非突部部分の端面を前
記剪断端面の対向側から加圧して、当該非突部部
分と他方の部材の突部部分とが突部の突出方向に
重なつて係合当接するように、非突部部分を塑性
変形させて両部材を連結するようにし、また、重
合した一方の部材と他方の部材の前記他方の部材
の見付面側からの加圧により、両部材の剪断端面
が露出する突部を重合状態で一方の部材の見付面
から突出形成し、他方の部材における突部部分の
剪断端面を前記剪断端面の対向側から加圧して、
当該突部部分と一方の部材の非突部部分とが突部
の突出方向に重なつて係合当接するように、前記
他方の部材の突部部分を塑性変形させて両部材を
連結するようにしたため、突部の見えがかり面に
傷が生じるのを防ぐことができるとともに、連結
部分において部材の肉厚を殆ど変化させることが
なく、強固な連結状態を得ることができ、しかも
突部を圧潰するほどの加圧力を有する大型のプレ
ス装置を用いなくても、施工現場で用いられるポ
ンチやハンマー等の工具類で連結をすることが可
能になるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に基づいて連結し
た部材の連結部分を説明する斜視図、第2図〜第
6図は第1図に示す連結部分の加工過程を順次示
し、第2図は部材の重合した状態を示す断面図、
第3図は突部を形成した状態を示す断面図、第4
図は第3図中の−線に基づく断面図、第5図
は一方の部材を塑性変形させた状態を示す断面
図、第6図は裏部を塑性変形させた状態を示す断
面図、第7図はこの発明の他の実施例を説明する
断面図、第8図は従来の連結方法における部材の
連結部分を説明する平面図、第9図は第8図中の
−線に基づく断面図、第10図は第8図中の
−線に基づく突部成形後の断面図、第11図
は第10図に示す突部をさらに押し広げた状態を
説明する断面図である。 1……一方の部材、2……他方の部材、3,4
……剪断端面、10……突部、12……裏部(他
方の部材における突部部分)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重合した一方の部材と他方の部材の前記他方
    の部材の見付面側からの加圧により、両部材の剪
    断端面が露出する突部を重合状態で一方の部材の
    見付面から突出形成し、一方の部材における剪断
    部に沿つた非突部部分の端面を前記剪断端面の対
    向側から加圧して、当該非突部部分と他方の部材
    の突部部分とが突部の突出方向に重なつて係合当
    接するように、非突部部分を塑性変形させて両部
    材を連結することを特徴とする部材の連結方法。 2 重合した一方の部材と他方の部材の前記他方
    の部材の見付面側からの加圧により、両部材の剪
    断端面が露出する突部を重合状態で一方の部材の
    見付面から突出形成し、他方の部材における突部
    部分の剪断端面を前記剪断端面の対向側から加圧
    して、当該突部部分と一方の部材の非突部部分と
    が突部の突出方向に重なつて係合当接するよう
    に、前記他方の部材の突部部分を塑性変形させて
    両部材を連結することを特徴とする部材の連結方
    法。
JP10558886A 1986-05-07 1986-05-07 部材の連結方法 Granted JPS62259628A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10558886A JPS62259628A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 部材の連結方法

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JP10558886A JPS62259628A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 部材の連結方法

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Publication Number Publication Date
JPS62259628A JPS62259628A (ja) 1987-11-12
JPH0229405B2 true JPH0229405B2 (ja) 1990-06-29

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ID=14411658

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2964409B2 (ja) * 1989-03-30 1999-10-18 エヌオーケー株式会社 ガスケットの製造方法
JP6401466B2 (ja) 2014-03-10 2018-10-10 株式会社三井ハイテック 積層鉄心及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321551A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Mitsubishi Electric Corp Rotating magnetic field type phase shifter
JPS5659540A (en) * 1979-10-19 1981-05-23 Toshiba Corp Joining device of plate material

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