JPS6340622A - カシメ加工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 乙の発明は、２枚もしくはそれ以上の金属板からなる被
加工物をカシメにより結合するための加工法に関するも
のである。

〔従来の技術〕

第８図と第９図（よ、従来のカシメ加工法を示す断面図
である。

すなわち、一方の被加工物１に予めバーリング加工Ｉ１
１を行うとともに、他方の被加工物２にそのバーリング
に嵌り込む穴２１１を加工し、これら２枚の被加工物１
，２を第８図に示すように重合し、その後バーリング１
ｎの部分を第９図に示すようにカシメ加工ずろことによ
り、両波加工物を結合するものである。

第１０図ばカシメ加工装置の一例を示し、３゜４はカシ
メパンチとダイ、５は被加工物１をカシメパンチ３から
Ｎｆｔ、ＩＪ的に外すストリッパ、６はストリッパ５に
引き外し方向の力を付与する圧縮バネ、７はストリッパ
５を下ホルダープレート１０に保持するための段付ポル
）・、８ば下ホルダープレート１０に固定されたパンチ
プレートで、パンチ３を固定している。

９はダイ４を固定した上ホルダープレートである。

従って、今、２枚の被加工物１，２をストリッパ５に載
置しておき、上ホルダープレート９が下降すると、まず
、ダイ４とストリッパ５により被加工物１，２が押さえ
られ、さらに十ホルダープレーｌ、９が下がると、パン
チ３とダイ４に、上り被加工物１のバーリング部に外側
へ拡げろ力が働きカシメ加工が行われる。

次にプレスが下死点まで下がるとラムが上昇を始め、被
加工物１，２からストリッパ５にょっ”（パンチ３を引
き浅き、被加工物１，２ばストリッパ５−ヒに残され加
工が完了する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のようなカシメ加工法によれば、被加工物の一方に
予めバーリング加工を施しておく、必要から、前加工の
段階でバーリング高さが十分なければならないこと、前
工程からカシメ工程に移る際に、バーリング形状をっぷ
ないようにしなければならないという問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、バーリング加工を不要としたカシメ加工法
を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係わるカシメ加工法は、２枚もしくはそれ以
上の被加工物にスリット状の穴を打抜き形成する工程と
、このスリット穴を中心に断面六角形をしたパンチによ
り一対の台形状をした舌片を打抜き形成し、かっ乙の舌
片を折曲する工程とからなる６のである。

〔作用〕

この発明におけろ台形状の舌片は、被加工物から打抜き
かつ折曲された状態で、２枚以上の被加工物を重合状態
に結合する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例について説明する。

すなわち、この発明の加工法によれば、重合した例えば
２枚の被加工物２１，２２に、スリット状の穴２１　ａ
、２２ａを第１図に示すように打抜き、次に、この被加
工物２１，２２に穴２１ａ。

２２ａを中心としてその両側に台形状した一対の舌片２
３，２４をその短辺で被加工物にそのまま連設した状態
に打抜いている。

そして、この打抜かれた舌片２３，２４を同じ工程にて
第２図、第３図に示すようにｉｒｆ角に折り曲げている
。

第４図は被加工物２１．２２から一対の台形状舌片２５
，２Ｂを打抜き、かつ折り曲げろための加工装置を示し
、パンチ３が上ホルダープレート９に、また、ダイ４が
下ホルダープレート１０にそれぞれ固定されている点で
、上記従来装置と基本的に相違している。

そして、パンチ３とダイ４ばそれぞれ断面六角形状に形
成され、このうちダイ４における対向する二辺について
は、パンチ３で被加工物を打抜く事がないようパンチ３
に対し、被加工物の重ね合わせの枚数に応じてパンチと
の間に所定の幅で隙間が形成されている。

この加工法によれば、被加工物２１，２２は、まず、前
工程にて重合状態でまず、第１図に示すようにスリット
状の穴２１　ａ、２２．を打抜き、その後この被加工物
２１．２２を第４図の加工装置へと移送する。

この加工装置において、上ホルダープレー１−９が下降
すると、まず、被下降物２Ｌ２２がストリッパ５にて押
さえられろ。

さらに、上ホルダープレート９が下降すると、パンチ３
が穴２１　ａ、２２ａを中心にして一対の台形状をした
舌片２３，２４をそれぞれその一辺が連設した状態で打
抜くとともに、パンチ３の下降により、この舌片２３，
２４をその連設部分にて直角に折り曲げろ。

そして、下死点まで下がり、次に上ボルダープレートＳ
が上昇すると、被加工物２１．２２からストリッパ５に
よってパンチ３を引き抜き、被加工物２１，２２はダイ
４上に残り、加工が完了する。

すなわち、この発明の加工法によれば、舌片２３．２４
が台形状に打抜かれ、しかもその短辺部において直角に
折り曲げられているから、第３図に示すように、各舌片
２３，２４の両斜辺によって下側の被加工物２２が上側
の被加工物２１との間に挾持固定された状態となり、両
波加工物２１゜２２は結合されることになる。

なお、舌片２３，２４は必要に応にてさらに被加工物の
表面と平行になるように折り曲げることも可能である。

〔考案の効果〕

以上のように、この発明によれば、２枚以上の被加工物
のカシメを行うのに前加工が穴抜きだけでよく、工程を
簡略にできろという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は乃至第３図はこの発明の一実施例による加工法
の工程を示す図、ｆ５４図その加工装置を示す断面図、
第５図はダイの構造図、第６図と第７図ばダイの構造図
、第８図と第９図は従来の加工法による固定を示す断面
図、第１０図はその加工法を示す断面図である。 図において、２１．２２は被加工物、３はパンチ、４は
ダイ、２１　ｎ、２２．ば穴、２３，２４は舌片である
。。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄（外２名） ３　ハ０　ン今 寸４図　　　　　４９゛　１ つ 裏学　　含ｎ−￥１ まｉ北昌ｉｉ ＆ 牙５図 オ６１イ１ 寸″７謹 ｆ８図 ！ 升９　図 １　　　　　　　　２ａ ＼　　　　Ｉ Ｚ１改

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２枚もしくはそれ以上の被加工物を重合し、かつカシメ
   によりこれらの被加工物を結合したものにおいて、被加
   工物にスリット状の穴を打ち抜き形成する工程と、この
   スリット穴を中心に断面六角形をしたパンチにより一対
   の台形状をしに舌片を打ち抜き形成し、かつこの舌片を
   折曲する工程とからなることを特徴とするカシメ加工法
   。