JPH02293971A

JPH02293971A - 自動取引群管理システム

Info

Publication number: JPH02293971A
Application number: JP1114448A
Authority: JP
Inventors: Akira Takahashi; 章高橋; Masao Yoshimura; 吉村　正男; Takashi Tsuji; 辻　隆; Hiroyuki Nishimura; 弘之西村
Original assignee: Omron Corp; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-05-08
Filing date: 1989-05-08
Publication date: 1990-12-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、例えば銀行業務で使用されるような人出金
処理系の自動取引装置に関し、さらに詳しくは個々の自
動取引装置の運用効率を高めた自動取引群管理システム
に関する。

（口）従来の技術一般に、この種の自動取引装置は顧客との取弓対応能力
を高めるために複数台設置して利用され、その取引内容
は「支払」　「預金」　「残照」　「記帳」「振込」等
の多機能の取引を許容している。

この取引項目の一つを顧客が選定して自動取引している
が、これら自動取引装置は一台毎に単独で取引している
ため、特定項目の取引が一つの自動取引装置に偏って紙
幣の過不足が発生した場合、その装置は取引停止となり
、係員による復旧作業を要し、また稼動率が低下するな
ど自動取引装置を有効に使用できない問題を有していた
。

（ハ）発明が解決しようとする問題点この発明は、自動取引装置の取引項目の偏りを事前に解
消して取引状態の均一化を促進し、各自動取引装置を常
に稼動維持する自動取引群管理システムの提供を目的と
する。

（二）問題点を解決するための手段この発明は、複数の取引項目の運用モードを選定して自
動取引する自動取引装置の複数台を群管理する自動取引
群管理システムであって、前記自動取引装置の各取引状
態を監視し、該取引状態に基づいて自動取引装置に必要
な取引状況を把握して、各自動取引装置を円滑取引状態
の最適運用モードに変換制御する自動取引群管理システ
ムである。

（ホ）発明の作用この発明によれば、例えばある特定の自動取弓装置に入
金取引項目が集中して、該装置内部で入金紙幣が収納限
界近くになると、取引停止せず、「預金」の取引項目を
非取扱いの運用モードに設定して、預金の取引を他の自
動取引装置で行なわせるように制御管理する。

（へ）発明の効果このため、全ての自動取引装置が取引許容状態を維持し
て稼動率が向上し、個々の装置のダウンによる係員の復
旧作業を確実に省略することができる。また、保有現金
の平均化による資金の運用効率が向上すると共に、各装
置の停止頻度を削減して取引信頼性が向上し、銀行業務
等での顧客の混雑化を能率よく解消することができる。

（１・）実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

第１図は銀行の無人店舗に自動取引群管理システムを適
用した概略図を示し、この無人店舗１１は顧客が出入り
するキャッシュコーナ部１２と、係員専用の係員コーナ
部１３とから構成され、このうちキャッシュコーナ部１
２は、前部位置に自動両替機、現金自動預金支払機、現
金自動支払機等の多数の自動取引装置１４・・・を設置
し、後部位置に入力機１５、記帳機１６および無人相談
コーナ部１７を設置している。

上述の自動取引装置１４の一例を、第２図に示すような
現金自動預金支払機を用いて説明する。

この自動取引装置１４は前面のパネル部分に、顧客に取
引操作を案内するタッチパネル兼用のＣＲ　Ｔ　１．　
８と、通帳挿入口１９と、紙幣出入口２０と、硬貨出入
口２１と、カード挿入口２２と、取扱い表示器２３と、
顧客が係員を呼ぶための呼出しボタン２４と、係員キー
２５と、顧客接近検知センサ２６とを備えている。

上述の取扱い表示器２３は、第３図に示すように、「支
払」　「預金」　「残照」　「記帳」　「振込」等の取
引項目２７を表示し、かつこれら取引項目２７毎に個別
に点灯表示および消灯できるようにし、例えば紙幣の過
剰入金によって、預金項目２８の取引が限界近くに達す
ると、後述するＣＰＵ４１を介して、この「預金」の項
目を消灯制御するようにしている。

また、上述の入力機１５は、入力専用装置として配備さ
れ、ここで例えば取引時間が長くかかる入力操作を事前
に入力して済ませておき、その後は自動取引装置１４で
短時間に効率よく事後処理するようにしている。

また、記帳機１Ｇは、通帳記入専用機として用いられ、
これら入力機１５および記帳機１６によって自動取引装
置１４・・・側に顧客が集中するのを緩和するようにし
ている。

また、無人相談コーナ部１７は、各種取引装置に対する
注意事項および取引案内を表示し、キャッシュコーナ部
１２の一側には監視テレビ２９を設置して、顧客の取引
状況を監視するようにしている。

これらの各信号は、係員コーナ部１３の自動取引装置１
４・・・側に導かれ、さらにカードゲート３０、遠隔制
御装置３１および端末制御装置３２を介してセンタへと
接続される。

第４図は自動取引群管理システムの制御回路ブロック図
を示し、ＣＰＵ４　１はＲＯＭ４２に格納されたプログ
ラムに沿って各回路装置を制御し、その必要なデータを
ＲＡＭ４３で入出力可能に記憶する。

通信制御部４４は、全ての顧客の取引情報を管理するセ
ンタに接続されて、この自動取引装置１４に入力された
顧客と対応する取引データをセンタより入手する交信機
能の役目をする。

ＬＡＮ制御部４５は、ローカルエリアネットワークとし
て、この自動取引装置１４と他の機器との通信網を制御
管理する。

紙幣処理部４６は、紙幣出入口２０を介して入金された
紙幣を内部に取込み処理し、出金時および入金取消時に
放出処理する。

硬貨処理部４７は、硬貨出入口２１を介して入金された
硬貨を内部に取込み処理し、出金時および入金取消時に
放出処理する。

伝票発行部４８は、人出金処理時の取引内容に応じて、
その取引データを記載した伝票を発行する。

カード処理部４９は、カード挿入口２２より挿入された
カードの情報を読取り、また書込み処理し、その読取り
対応する顧客の取引データに応じた人出金処理を行なう
。

通帳処理部５０は、通帳挿入口１９より挿入された通帳
の取引情報を読取り、また書込み処理し、その読取り対
応する顧客の取引データに応じた人出金処理を行なう。

ところで、上述した自動取引装置１４・・・のうち一台
をマスク自動取引装置に設定し、このマスク自動取引装
置のＣＰＵ４　１が、各自動取引装置１４・・・の紙幣
過不足等の取引データを管理し、これに基づいて各々自
動取引装置１４・・・に必要な取引状況を把握し、この
マスク自動取引装置のＣＰＵから各自動取引装置１４・
・・に対して、円滑取引状態の最適運用モードになるよ
うに、各取扱い表示器２３の各取引項目２７を点灯・消
灯制御する。

このように構成された無人店舗における自動取引管理群
システムの処理動作を、第５図のフローチャートを参照
して説明する。

顧客が自動取引装置１４を利用すると、その都度、取引
情報はマスク自動取引装置のＣＰＵで制御管理される（
第１〜第３ステップ５１〜５３）。

このような取引許容過程において、紙幣の残少、過剰状
態に異常がなければ、適正取引状態にあると判定して、
そのまま全取引項目２７の取引を維持する（第４〜第８
ステップ５４〜５８）。

この場合、上述の第４ステップ５４で、ある特定の自動
取引装置１４の収納紙幣の残少を検知すると、以後、支
払取引を継続すると、支払不能による取引停止となる恐
れがあるので、他の自動取引装置１４で支払取引が可能
であれば、ＣＰＵはこの装置の取扱い表示器２３に、「
支払」の取弓項目２７を消灯制御するように出力する（
第９〜第１０ステップ５９〜６０）。

また、上述の第５ステップ５５で、ある特定の自動取引
装置１４の収納紙幣が過剰であることを検知すると、こ
れより以後、「預金」の取引を継続すると、預金不能に
よる取引停止となる恐れがあるので、他の自動取引装置
１４で預金取引が可能であれば、ＣＰＵはこの装置の取
扱い表示器２３に、「預金」の取引項目２７を消灯制御
するように出力する（第１１〜第１２ステップ６１〜６
２）。

さらに、上述の第６ステップ５６で、ある特定の自動取
引装置１４が１支払」の取引項目２７が消灯状態にあれ
ば、その装置の紙幣残量が回復したか否かを判定し、回
復していれば、「支払」の取引項目２７を点灯表示して
復旧させる（第１３〜第１４ステップ６３〜６４）。

また、上述の第７スラップ５７で、ある特定の自動取引
装置１４の「預金」の取引項目２７が消灯状態にあれば
、その装置の紙幣の残量が適正な収納量まで減少したか
否かを判定し、適正な収納量まで減少していれば、「預
金」の取引項目２７を点灯表示して復旧させる（第１５
〜第１６ステップ６５〜６６）。

上述のように、全ての自動取引装置が取引許容状態を維
持して稼動率が向上し、個々の装置のダウンによる係員
の復旧作業を確実に省略することができる。また、保有
現金の平均化による資金の運用効率が向上すると共に、
各装置の停止頻度を削減して取引信頼性が向上し、銀行
業務等での顧客の混雑化を能率よく解消することができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は自動取引管理群システムの概略説明図、第２図
は自動取引装置の外観斜視図、第３図は取扱い表示器の表示状態を示す説明図、第４図
は自動取引管理群システムの制御回路ブロック図、第・５図は自動取引管理群システムの取引処理動作を示
すフローチャートである。１・・・無人店舗４・・・自動取弓装置３・・・取扱い表示器２７・・・取引項目８・・・預金項目１・・・ＣＰＵ１１・・・煕人店４帛１４・・・自罰ル３１辺■霞

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の取引項目の運用モードを選定して自動取引
する自動取引装置の複数台を群管理する自動取引群管理
システムであって、前記自動取引装置の各取引状態を監
視し、該取引状態に基づいて自動取引装置に必要な取引状況を
把握して、各自動取引装置を円滑取引状態の最適運用モ
ードに変換制御する自動取引群管理システム。