JPH02264357A

JPH02264357A - 自動取引システム

Info

Publication number: JPH02264357A
Application number: JP1085940A
Authority: JP
Inventors: Masao Yoshimura; 吉村　正男; Masao Ono; 昌夫小野; Akira Takahashi; 章高橋; Takashi Tsuji; 辻　隆
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-04-05
Filing date: 1989-04-05
Publication date: 1990-10-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、例えば銀行業務で使用されるような入出金
処理系の自動取引時に、比較的時間のかかる外部入力操
作と時間のかからない内部高速処理とを分割処理するよ
うにした自動取引システムであって、さらに詳しくは、
入力部の制御能力を高めた自動取引システムに関する。

（ロ）従来の技術一般に、この種の自動取引装置は入金処理、出金処理、
振込み処理等の多機能を有しており、この−取引例とし
て自動振込みをした場合、振込み先の口座番号、名義、
金融機関名、振込み人氏名等の多くの入力項目を入力操
作する必要がある。

このため、顧客１４よる多くの入力操作を必要とする場
合に、この入力操作に手間取って取引時間が長くなり、
多機能の自動取引装置を一人で長く専有する結果となり
、これが銀行業務等での顧客の混雑化を誘因する原因と
なるなど自動取引装置の使用効率が悪くなっていた。

そこで、取引時間の長（かかる取引項目を別の専用装置
で事、前に予備処理しておいてから自動取引装置で短時
間に事後処理させることが考えられるが、この場合、専
用装置に入力した後、自動取引装置で処理するまでの間
、入力データを保存しなければならず、また専用装置に
入力したまま自動取引装置での取引を中止してしまうこ
とがあり、このときの入力データが順次蓄積されて膨大
化し、この入力データの保存量に限界が生じて装置がダ
ウンすることがある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点この発明は、個々の取引コードに有効期限を設けて不要
な取引コードを排除することにより、入力データの蓄積
を解消して、記憶容量の膨大化による装置のダウンを防
止した自動取引システムの提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明は、取引データを入力する入力部と、入力され
たデータに基づいて処理する処理部とを分割し、入力部
に入力された取引データに基づいて、その取引客に対応
する特定の取引コードを付与し、この取引コードを処理
部に入力することに基づいて取引データに対応する取引
処理を実行する自動取引システムであって、前記取引コ
ードに処理部に対する有効期限を設定した自動取引シス
テムである。

（ホ）発明の作用この発明によれば、入力部で入力された入力データの取
引コードに有効期限を設けであるため、有効期限内に取
引されなかった入力データは消去されて、入力部には常
に必要最小限の入力データのみを保存する。

（へ）発明の効果このため、入力部には期限切れの不要となった入力デー
タが蓄積されなくなり、通常の記憶容量で十分に対処す
ることができる。また、顧客に有効期限が設定されてい
ることを知らせることで、この分割取引が一層明確化し
、顧客が処理部側の事後取引を忘れたり、顧客の勘違い
によるトラブル等を未然に防止することができる。

（ト）実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

第１図は銀行の無人店舗に自動取引システムを適用した
概略図を示し、この無人店舗１１は顧客が出入りするキ
ャッシュコーナ部１２と、係員専用の係員コーナ部１３
とから構成され、このうちキャッシュコーナ部１２は、
前部位置に自動両替機、現金自動預金支払機、現金自動
支払機等の多数の自動取引装置１４・・・を設置し、後
部位置に入力機１５、記帳機１６および無人相談コーナ
部１７を設置している。

上述の自動取引装置１４の一例を、第２図に示すような
現金自動預金支払機を用いて説明する。

この自動取引装置１４は前面のパネル部分に、顧客に取
引操作を案内するタッチパネル兼用のＣＲＴ１８と、通
帳挿入口１９と、紙幣出入口２０と、硬貨受取口２１と
、カード挿入口２２と、取扱い表示器２３と、顧客が係
員を呼ぶための呼出しボタン２４と、係員キー２５と、
顧客接近検知センサ２６とを備えている。

また、上述の入力機１５は、入力専用装置として配備さ
れ、第３図（イ）に示すように、上面に、顧客に入力操
作を案内するタッチパネル兼用の入力機ＣＲＴ２７と、
その入力された取引データと対応する入力済み伝票を発
行する伝票放出口２８とを備えており、ここで例えば取
引時間が長くかかる振込み取引のような入力項目の多い
入力操作を事前に入力して済ませておき、その後は、こ
の入力時に特定された番号あるいは記号等の取引コード
を自動取引装置１４に入力操作するだけで、この自動取
引装置１４での事後処理を短時間に行なうようにしてい
る。

この場合、入力時に特定され多数用コードは、第３図（
ロ）に示すように、伝票放出０２８より放出される入力
済み伝票２８ａに、例えば取引毎に異なる特定した４桁
の数字を取引コード２８ｂとして記載し、さらにこの伝
票２８ａには入力データとしての日付け、振込み先、振
込み売名、振込み先口座番号等の規定の振込み入力デー
タを入力設定したことを記載し、かつ入力データに対す
る有効期限（例えば本日中）２８ｃを設定した旨を記載
する。

これにより、顧客は有効期限が設定されていることを知
り、入力機１５側と自動取引装置１４側との分割された
両取引が一層明確化し、顧客が自動取引装置１４での事
後取引を忘れたり、勘違いによるトラブルが確実に減少
する。さらに、入力機１５は期限切れとなった不要な取
引コードを排除してデータ制限するため、入力機１５の
ダウンを確実に防止することができる。

また、記帳機１６は、通帳記入専用機として用いられ、
これら入力機１５および記帳機１６によって自動取引装
置１４・・・側に顧客が集中するのを緩和するようにし
ている。

また、無人相談コーナ部１７は、各種取引装置に際して
の注意事項および取引案内を表示し、キャッシュコーナ
部１２の一側には監視テレビ２９を設置して、取引状況
を監視するようにしている。

これらの各信号は、係員コーナ部１３の自動取引装置１
４・・・側に導かれ、さらにカードゲート３０、遠隔制
御装置３１および端末制御装置３２を介してセンタへと
接続される。

第４図は自動取引装置１４の制御回路ブロック図を示し
、ＣＰＵ４１はＲＯＭ４２に格納されたプログラムに沿
って各回路装置を制御し、その必要なデータをＲＡＭ４
３で入出力可能に記憶する。

通信制御部４４は、全ての顧客の取引情報を管理するセ
ンタに接続されて、この自動取引装置１４に入力された
顧客と対応する取引データをセンタより入手する交信機
能の役目をする。

ＬＡＮ制御部４５は、ローカルエリアネットワークとし
て、この自動取引装置１４と他の機器との通信網を制御
管理する。

紙幣処理部４６は、紙幣出入口２０を介して入金された
紙幣を内部に取込み処理し、出金時および入金取消時に
放出処理する。

硬貨処理部４７は、硬貨受取口２１を介して出金硬貨を
放出処理する。

伝票発行部４８は、入出金処理時の取引内容に応じて、
その取引データを記載した伝票を発行する。

カード処理部４９は、カード挿入口２２より挿入された
カードの情報を読取り、また書込み処理し、その読取り
対応する顧客の取引データに応じた入出金処理を行なう
。

通帳処理部５０は、通帳挿入口１９より挿入された通帳
の取引情報を読取り、また書込み処理し、その読取り対
応する顧客の取引データに応じた入出金処理を行なう。

第５図は入力機１５の制御回路ブロック図を示し、ＣＰ
Ｕ５１はＲＯＭ５２に格納されたプログラムに沿って各
回路装置を制御し、その必要なデータをＲＡＭ５３で入
出力可能に記憶する。

通信制御部５４は、この入力機１５に入力操作された顧
客と対応する取引データを自動取引装置１４・・・側に
送信制御し、かつセンタと交信する機能を有している。

ＬＡＮ制御部５５は、ローカルエリアネットワークとし
て、この入力機１５と各自動取引装置１４・・・との通
信網を制御管理する。

入力制御部５６は、予備処理として入力された取引デー
タに対応する各入力項目を順次入力制御する。

伝票発行部５７は、入力操作が完了した時点で、その取
引に対応する入力済み伝票２８ａを発行する。

このように構成された無人店舗における自動取引システ
ムの処理動作を、第６図および第７図のフローチャート
を参照して説明する。

第６図は取引時間が長くかかる振込み取引を入力機１５
を用いて予備処理した場合を示し、先ず、顧客は入力機
１５で、その入力機ＣＲＴ２７に表示された振込み取引
を選択してタッチ入力し、順次、入力機ＣＲＴ２７に表
示された操作手順にしたがって振込みデータを入力操作
する（第１〜第２ステツプ６１〜６２）。

この入力処理に異常がない限り、その振込み取引きの入
力動作が成立しく第３〜第５ステツプ６３〜６５）、入力動作が完了すると、この取引成立にしたがって、伝
票放出口２８より取引コード２８ｂを印字した入力済み
伝票２８ａを発行する（第６〜第８ステツプ６６〜６８
）。

この伝票２８ａを発行した時点からタイマがスタートシ
、タイムアツプするまでの間、この取引コード２８ｂは
自動取引装置１４側で取引が可能であり、タイムアツプ
すると入力データの記憶が消去され、入力処理は無効と
なり、入力機１５のＲＡＭ５３で過剰にデータが蓄積さ
れるのを制限する（第９〜第１１ステツプ６９〜７１）
。

このように、振込み取引の入力操作を入力機１５で事前
に済ませておき、その後は自動取引装置１４で短時間に
事後処理する。

第７図は自動取引装置１４側での使用状態を示し、顧客
が自動取引装置１４の前面に近付くと、これを顧客接近
検知センサ２６が検知し、次に顧客がＣＲＴｌ８に表示
された取引事項を選択してタッチ入力すると、この取引
種別と対応する入力操作が既になされているかを検索し
、事前に入力されている取引の場合は（第２１〜第２２
ステツプ８１〜８２）、顧客に付与した取引コード２８ｂを入力するように指示
案内し、顧客が入力済み伝票２８ａの取引コード２８ｂ
を入力すると、この自動取引装置１４は入力機１５と交
信し、その取引コード２８ｂが有効期限内か否かを判定
し、期限切れであれば、その旨をＣＲＴｌ８に表示して
、最初から取引するように指示案内する（第２３〜第２
６ステツプ８３〜８６）。

そして、有効期限内であれば、入力機１５で事前に入力
された入力済みのデータが該自動取引装置１４に転送さ
れ、その取引内容をＣＲＴｌ　８に表示して顧客による
確認を求め、入力済みデータを変更する場合は修正し、
なければ適正データとして取引成立し、また不具合があ
れば取引中止する（第２７〜第３１ステツプ８７〜９１
）。

そして、取引成立すれば、顧客はＣＲＴｌ８に表示され
た操作手順にしたがって振込み金額を投入し、通信制御
部４４を介してセンタから顧客コードに対応する請求金
額や顧客の特定データが読取られて振込み取引きが成立
し、その明細を記載した領収書を発行して一取引が終了
する（第３２〜第３６ステツプ９２〜９６）。

また、第２２ステツプ８２において、入力機１５を使用
せずに、自動取引装置１４に直接入力操作して、−装置
にてデータ取引することもできる（第３７ステツプ９７
）。

上述のように、入力項目の多い取引時間が長くかかる取
引の場合は、事前に入力機で入力を済ませておき、その
後は自動取引装置で短時間に事後処理できるため、自動
取引装置の使用時に入力操作が省け、−人当りの処理時
間を確実に短縮して、該自動取引装置の使用効率を的確
に高め、銀行業務等での顧客の混雑化の解消に適切であ
る。

さらに、入力機側にあっては期限切れの不要となった入
力データが蓄積されなくなり、通常の記憶容量で十分に
対処でき、゛また有効期限を設定することで、分割取引
が一層明確化し二顧客が自動取引装置側の事後取引を忘
れたり、顧客の勘違いによるトラブル等を未然に防止す
ることができる。

この発明と、上述の一実施例の構成との対応において、この発明の入力部は、実施例の入力機１５に対応し、以
下同様に、処理部は、自動取引装置１４に対応するも、この発明は
、上述の一実施例の構成のみに限定されるものではない
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は自動取引システムの概略説明図、第２図は自動
取引装置の外観斜視図、第３図（イ）は入力機の外観斜視図、第３図（ロ）は入力済み伝票の説明図、第４図は自動取
引装置の制御回路ブロック図、第５図は入力機の制御回
路ブロック図、第６図は入力機の入力処理動作を示すフ
ローチャート、第７図は自動取引装置の取引処理動作を示すフローチャ
ートである。１１・・・無人店舗　　　１４・・・自動取引装置１５
・・・入力機　　　　２８ａ・・・入力済み伝票２８ｂ
・・・取引コード　２８ｃ・・・有効期限１１・・・無
人店］渭１５・・・入力謄（イ）第２図自重力１ヌ弓１壜」宣のノ１篭艷摩１視図入力ｊｆみ・
ｊム票の説明図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）取引データを入力する入力部と、入力されたデー
タに基づいて処理する処理部とを分割し、入力部に入力された取引データに基づいて、その取引客に対応する特定の取引コードを付与し、この取引コードを処理部に入力することに基づいて取引データに対応する取引処理を実行する自動取引システムであって、前記取引コードに処理部に対する有効期限を設定した自動取引システム。