JPH02293841A - 感光性記録媒体 - Google Patents

感光性記録媒体

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JPH02293841A
JPH02293841A JP11407789A JP11407789A JPH02293841A JP H02293841 A JPH02293841 A JP H02293841A JP 11407789 A JP11407789 A JP 11407789A JP 11407789 A JP11407789 A JP 11407789A JP H02293841 A JPH02293841 A JP H02293841A
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細野 長穂
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田嶋 初雄
Shinkichi Takahashi
高橋 真吉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は感光性記録体に関し、さらに詳しくは、画像露
光することによって直接ボジのカラー画像記録を高感度
で確実に得ることのできる感光性記録体に関する。
[従来の技術] 米国特許第4, 725, 527号明細書にはそれぞ
れ異なる波長の光を吸収して消色する複数種の感受性粒
子を含有する記録層に、選択された波長の光を選択され
た部位で照射して感受性粒子を選択的に消色させてカラ
ー画像を形成する方法が提案されている。この方法は、
複数回の露光、即ち、赤、緑および青の3回露光だけで
カラー画像を現像できる点で優れている。
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら該米国特許第4. 725. 527号明
細書に記載された感光性扮体の作成方法は、半導電性粒
子の表面にスピロピラン金属錯体を単に吸着させる方法
であり、この場合には真に吸着できる分子量はわずかで
あり、極薄層(高々1分子量の厚み)が形成されるにす
ぎない。このため充分な感度は得られず、実用性には限
度があった。
さらには、スピロピラン金属錯体を吸着させる時に、半
導電性粒子の量に対し、相対的に多量のスピロピラン金
属錯体を用いても、半導電性粒子の表面積に1層の高分
子が吸着できるにすぎないので、そのわずかな量以上の
スピロピラン金属錯体は無駄に捨てられてしまう。
その過剰なスピロピラン金属錯体が捨てられない場合に
は、架橋性ポリマー中に混入してくる危険性さえある.
この場合には、架橋性ポリマー中に混入した増感された
スピロピラン金属錯体が光を吸収しても連鎖反応は持続
せず、見かけ上さらに感度低下につながる。さらにはカ
ブリの原因となり、画像に影響する。
本発明の目的は、上記したような欠点のない、誂感度に
増感された感光性粒子を含む感光性記録体を提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段] 本発明の感光性記録体は、それぞれ異なる波長の光を吸
収して消色する複数種の感光性粒子と、結着材としての
水乃至アルコール溶液に不溶な架橋性ポリマーとを含む
感光層を有すること、該各々の感光性粒子が半導電性粒
子と該半導電性粒子の表面上に設けられたスピロピラン
金属鏡体及び親水性樹脂を含む被覆層とを有することを
特徴とする. 本発明の感光性記録体を製造するのに用いることのでき
る半導電性粒子としては酸化亜鉛(Zn01酸化チタン
(Ti02) .ポリビニル力ルバゾール(PVK)な
どがある。
本発明の感光性記録体を製造するのに用いることのでき
るスピロピラン金属錯体について、グリーン光に感度を
有するスピロピラン金属錯体(感光剤),レッド光に感
度を有するスピロピラン金属錯体(感光剤)、ブルー光
に感度を有するスピロピラン金属錯体(感光剤)の例を
次に示す。
(グリーン光に感度を有する感光剤) 塩化コバルト1.3−ジメチル−3一 イソブロビル−6゜−ニトロースビロ錯体、ナフテン酸
亜鉛1,3.3 − }リメチル−7゜ーニトロースビ
ロ錯体、 ナフテン酸鉛1,3.3 − トリメチル−5−クロロ
−5゜−ニトロ−8゜−メトキシースビロ錯体、塩化コ
バルト1,3.3−トリメチルインドールーノナフトス
ビラン錯体、 (ブルー光に感度を有する感光剤) 塩化チタン1,3.3 − }リメチルーニトロースビ
ロ錯体、 塩化亜鉛3,3゜−ジメチル−6゜ー ニトロースビロ錯体、 塩化アンチモン3−メチル−6− ニトロースビロ錯体、 (レッド光に感度を有する感光剤) ナフテン酸バリウム1,3.3 − トリメチルーニト
ロースビロ錯体、 ナフテン酸バリウム1,3.3 − トリメチルインド
リノーペンゾビリロースビラン錯体、塩化水銀l−フエ
ニル−3.3−ジメチル−6゜−ニトロ−8゜−メトキ
シースビロ錯体。
本発明の感光性記録体を製造するのに用いることのでき
る親水性樹脂としてはポリビニルプチラール、ポリビニ
ルホルマール、ポリビニルアルコール、ポリビニルビロ
リドン、エチルセルロース、メチルセルロース等の水乃
至アルコールに可溶な樹脂がある. 本発明の感光性記録体を製造するのに結着材として用い
ることのできる、水乃至アルコール溶液に不溶な架橋性
ポリマーとしては、架橋性不飽和ポリエステル等がある
本発明の感光性記録体は、半導電性粒子の表面上にスピ
ロピラン金属錯体と親水性樹脂とを含む被覆層を形成す
る方法によって、それぞれ異なる波長の光を吸収して消
色する複数種の感光性粒子を作り.このようにして得た
複数種の感光性粒子と上記のような結着材とを含む感光
層を基体上に設けることによって製造される。
上記の方法によれば、スピロピラン金属錯体の量を半導
電性粒子の表面積に比して増量しても、スピロピラン金
属錯体は親水性樹脂によって半導電性粒子上に確実に固
定され、従って架橋性ポリマー結着材中に無駄に混入す
ることがないから、その混入による前記のような悪影響
なしで増感効果が得られる. 本発明の感光性記録体の製造においては、例えば、レッ
ド光に感度を有するように増感した感光性粒子、グリー
ン光に感度を有するように増感した感光性粒子、ブルー
光に感度を有するように増感した感光性粒子の全種又は
その任意の2種を一度に架橋性ポリマー結着材中に混入
して作ったエマルジョンを、ベースシ一ト上に塗布して
感光性記録体を得てもよいし、あるいはそれぞれの光に
感度を有するように増感した感光性粒子をそれぞれ別々
な架橋性ポリマー結着材中に混入して作ったエマルジョ
ンを、ベースシ一ト上にそれぞれ別々に多層塗布して感
光性記録体を得てもよいことは言うまでもない。
本発明の感光性記録体の基体、ベースシ一トは記録体の
基体、ベースシ一トとして一般に用いられているいかな
るものでもよく、表面平滑なものが好ましい。
本発明の感光性記録体を用いてカラー画像記録を実施す
るには、惑光層に含まれる複数種の感光性粒子を選択的
に特定の波長の光で露光することで複数種の感光性粒子
を選択的に消色させる。これによって感光層の色を変化
させてカラー画像を形成できる。カラー画像が多色カラ
ー画像やビクトリアルカラーの場合には後述するように
複数の特定の波長による露光を逐次又は同時に行う必要
があるが、現像行程は1回で済む。
この際に用いるカラー露光光学系ユニットとしては、例
えばレーザ光学系で、光学系ユニット内の露光光源が波
長の異なる3種類のRGB波長光源となっているものが
用いられる。この場合、3種類の波長の異なるRGBの
それぞれの波長を有する光源が、主走査方向に配列させ
た場合と、副走査方向に梨列させた場合があるが、その
どちらでも良い。レーザでR(赤)光源を得るには例え
ばlie−Neレーザを、G(緑)光源とB(青)光源
とを得るには例えばArレーザを用いれば良い。
なお、カラー露光光学系ユニットはレーザ光学系である
必要はな《、その光源もLEDでもカラー・フィルター
付のLCS(Fa晶シャッター光源)でもLD(レーザ
・ダイオード光源)でも良い。
上記のような露光において、感光性の波長光の照射によ
って生じた電子が有効に作用して、次々と連鎖反応を起
こし,その波長に感度を有する感光性粒子のもともとの
色(シアン、マゼンタ、イエロー)が選択的に消色ない
し減色し、所望のカラー色が感光層に発現する。なお、
多色画像記録を望む場合は感光性粒子のもともとの色は
必ずしもシアン、マゼンタ、イエローである必要はない
ことは言うまでもない。
[実施例1] (感光性粒子の調製) スピロピランと塩化亜鉛とを少量のメタノール液中に溶
解させ、開環したスピロピランに金属がついた感光剤で
あるスピロピラン金属錯体(塩化亜鉛3,3゛−ジメチ
ル−6゜−ニトロースビロ錯体)を形成させた。次に、
この液中柏親水性樹脂としてポリビニルアルコール樹脂
を溶解させた。この液中に半導電性粒子として酸化チタ
ン粒子を混入し、ボールミルで充分撹拌した後、さらに
この液中に充分な量の石油系炭化水素分散液(アイソフ
ァ一H、エッソ製商品名)を入れた後、もう一度ホール
ミルで撹拌した.このことによって、スピロビラン金属
錯体層を親水性樹脂と共に、半導電性粒子の酸化チタン
粒子の表面に充分かつ適当な厚さで層形成させた。この
後、ベーバーフィルターで濾過し、乾燥させ、スピロピ
ラン金属錯体層を充分かつ適当な厚さで表面に固定した
個数平均粒径が約lLLmの半導電性粒子の酸化チタン
粒子(ブルー光に感度を有する感光性粒子)を得た。 
同様に、グリーン光に感度を持つ感光剤として、塩化コ
バルト1,3−ジメチル−3−イソブロビル−6゛−ニ
トロースビロ錯体を、またレッド光に感度を持つ感光剤
として、ナフテン酸バリウム1,3.3 − トリメチ
ルーニトロースビロ錯体を用い、親水性樹脂としてポリ
ビニルアルコール樹脂を用いて酸化チタン粒子の表面を
被覆して、グリーン光に感度を有する酸化チタン粒子を
核にした感光性粒子及びレッド光に感度を有する酸化チ
タン粒子を核にした感光性粒子を作成した。
(感光性エマルジョンの調製) 水乃至アルコールに不溶な架橋性ポリマー(重合開始剤
を含む)溶液中に上記3種類の感光性粒子を混入し、攪
拌してエマルジョンを作成した。半導電性粒子の表面の
感光層は親水性であるから、この水ないしアルコールに
不溶な架橋性ポリマー溶液中で溶解せずに安定に保たれ
ている。
詳細なエマルジョンの内訳は ポリ塩化ビニル         2.5gシクロヘキ
サン         32. 5gトルエン    
        5,Og熱架橋性不飽和ポリエステル
   5.0gベンゾール・バーオキサイド   0.
 1g燐酸トリブチル         1.5gグリ
ーン光感光性粒子     12.0gブルー光感光性
粒子      12. 0gレッド光感光性粒子  
    12.0g上記感光性エマルジョンを厚さ 1
00μmのポリエステルフィルム上に塗布し、感光性シ
ートを得た。光源としてハロゲンランプを用いてカラー
スライドを約3倍に拡大し、300ワットで10秒間こ
のシート上を露光し、加熱定着して鮮明なカラー記録画
像を得た。
[比較例l] 半導電性粒子(酸化チタン粉体)の表面に親水性樹脂を
用いずにスピロピラン金属錯体を単に吸着で付着させた
感光性粉体を用い、実施例lで記述したと同様に感光性
エマルジョンを作った。
このエマルジョンを厚さ 100μmのポリエステルフ
ィルム上に塗布し、感光性シートを得た。実施例1と同
じ光源を用いてカラースライドを約3倍に拡大し、 3
00ワットで40秒間、このシート上を露光してカラー
記録画像を得た。しかし、カブリがあり、充分に満足で
きるカラー記録画像ではなかった。
〔実施例2〕 実施例lで記載したグリーン光に感度を持たせた感光性
粒子及びレッド光に感度を持たせた感光性粒子を使って
実施例lと同様にして感光性エマルジョンを調整し、感
光性シートを作成した。光源としてグリーン光源のLE
Dアレー及びレッド光源のLEDアレーを用い、セルフ
ォックスレンズを通してそれぞれの多色信号によって、
この感光性シ一ト上を文字状に露光し、その後加熱して
架橋性ポリマーを架橋させて定着し、実用に供し得る2
色記録画像を得た。
[比較例2] 親水性樹脂を用いずにスピロピラン金属錯体を単に吸着
で付着させた感光性粒子を用いた以外は実施例2と同様
にして感光性シートの作成及び露光を行なったが、充分
な感度が得られなかった。
前記の実施例1〜2からも明らかなように、本発明は、
異なる波長に感度を有する感光性粒子の種類数について
制限されるものではないし、露光光源及び露光手段等に
ついて制限されるものでもない. [発明の効果] 以上に説明したように、本発明によれば、今まで以上に
確実に高感度に増感することができる。
さらに、本発明の感光性記録体によればスビロピラン金
属錯体の量を半導電性粒子の表面積に比して増量しても
、架橋性ポリマー結着材中に無駄に混入することがない
から、その混入による悪影響なしで確かな増感効果が得
られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. それぞれ異なる波長の光を吸収して消色する複数種の感
    光性粒子と、結着材としての水乃至アルコール溶液に不
    溶な架橋性ポリマーとを含む感光層を有すること、該各
    々の感光性粒子が半導電性粒子と該半導電性粒子の表面
    上に設けられたスピロピラン金属錯体及び親水性樹脂を
    含む被覆層とを有することを特徴とする感光性記録体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100584156B1 (ko) * 2003-05-22 2006-05-26 한국화학연구원 티탄알콕사이드의 광반응물로부터 제조되는 광소색성 조성물
US8062809B2 (en) * 2002-04-11 2011-11-22 Inphase Technologies, Inc. Holographic storage media
CN114031818A (zh) * 2021-10-25 2022-02-11 江苏视科新材料股份有限公司 一种有机/无机纳米复合微球视光材料及其应用

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CN114031818A (zh) * 2021-10-25 2022-02-11 江苏视科新材料股份有限公司 一种有机/无机纳米复合微球视光材料及其应用

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