JPH06509884A - ハードコピー画像形成システム - Google Patents

ハードコピー画像形成システム

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JPH06509884A
JPH06509884A JP5504580A JP50458093A JPH06509884A JP H06509884 A JPH06509884 A JP H06509884A JP 5504580 A JP5504580 A JP 5504580A JP 50458093 A JP50458093 A JP 50458093A JP H06509884 A JPH06509884 A JP H06509884A
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バグチ,プラナブ
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イーストマン コダック カンパニー
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    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
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    • B41M5/34Multicolour thermography
    • B41M5/345Multicolour thermography by thermal transfer of dyes or pigments
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・\−トコビー画像形成システム 発明の背景 発明の分野 本発明はフルカラーハードコピー画像形成システム及びフルカラー画像を達成す るための画像形成方法に関する。
従来技術の説明 フルカラーハードコピー画像を受像ソート上へ色素の熱転写により作る多数の方 法がよく知られている。米国特許第4.833. f24号、同第4.927. 803号及び同第4.775.657号に記載されている一つのシステムでは、 カラービデオカメラから電子的に発生した絵からプリントか得られている。この ようなプリントを得る一つの方法により、電子絵を先ずカラーフィルターによる 色分離に付す。次いで夫々の色分離画像を電気信号に変換する。次いでこれらの 信号を操作してシアン、マゼンタ及びイエロー電気信号を作る。次いてこれらの 信号を感熱プリンタに送る。プリントを得るために、シアン、マゼンタ又はイエ ロー色素供与体要素を色素受容要素と面対面(face−to−face)接触 に置く。次いてこれらの二つをサーマルプリントヘッドとプラテンローラとの間 に挿入する。ライン型サーマルプリントヘットを使用して色素供与体シートの裏 面がら熱をがける。サーマルプリントヘッドは多数の加熱要素を有しており、シ アン、マゼンタ及びイエロー信号に応答して次々と加熱される。次いてこの工程 を他の二つの色について繰り返す。このようにしてスクリーンに見える元の絵に 対応するカラーハードコピーが得られる。この方法及びそれを実施する装置の更 に詳細なことは、1986年11月4日発行のBrownsteinの米国特許 第4.621.271、発明の名称「感熱プリンタ装置を制御するための装置及 び方法」に記載されている。
米国特許第4.587.198号に記載されている第二のシステムは、放射線感 受性層を蒸着着色剤層の上に露出し、着色剤を蒸発させて着色剤を露光した層を 通して選択的に移送することからなる着色画像を提供する方法を説明している。
溶解性、浸透性及び/又は架橋重合に於ける変化が、露出した層を通る異なった 移動を起こす。
特開昭69−55429号公報(1982年)には、色素を含有する銀塩感光性 材料を熱現像により処理し、それによりタンニング現像を行い、銀塩感光材料バ インダーを画像様に硬化させ、バインダーから受像層への該色素の拡散を抑制し 、そして受像層にカラー画像を画像様に形成することによる、熱現像によるカラ ー画像の形成方法が開示されている。
フルカラーハードコピー画像形成システムが米国特許第4.576、891号に 示されており、このシステムでは供与体シートは3種のマイクロカプセルで被覆 されている。第1の種類のマイクロカプセルは、シアン色素形成体と赤色光に露 光したとき架橋する光架橋性組成物とから成り、第2の種類のマイクロカプセル は、マゼンタ色素形成体と緑色光に露光したとき架橋する光架橋性組成物とから 成り、そして第3の種類のマイクロカプセルは、イエロー色素形成体と青色光に 露光したとき架橋する光架橋性組成物とから成っている。供与体シートを多色ポ ジ画像に露光し、次いで熱加圧ローラを通して受容体シートにラミネートする。
この受容体シートを、3種の色素形成体のための万能現像剤を含む層で被覆する 。加圧及び加熱下で、未架橋のカプセルを破壊して、3色全ての色素形成体をこ の受容体ノーI・に転写し、これらが3色の色素を画像様に形成したときにフル カラー画像を作る。このシステムの主な利点はフル3色画像が単一のラミネーシ ョン及び加圧現像工程で形成されることである。しかしながら、この方法に伴う 欠点は、マイクロカプセルが1〜25ミクロンの範囲内の直径のものであること である。それで、このシステムの解像度は最も大きいマイクロカプセルのサイズ に制限される。
発明の要約 本発明の目的は、露光光学系の解像度により制限される解像度を有するハードコ ピー画像形成システムを提供することである。
本発明の他の目的は、非常に高い解像度画像用に多量消費者製品の必要性のため に極端に時間消費である画像形成工程を、遅い画素様加熱露出よりも速い露光及 び単純熱現像により制御するハードコピー画像形成システムを提供することであ る。
本発明の他の目的は、ポジカラートランスバレンシー又はネガ写真画像からハー ドコピー画像を形成するための単純で安価な現像処理システム及び装置を提供す ることである。
本発明は、熱的に拡散性であるシアン色素、マゼンタ色素及びイエロー色素のバ ッチ(patch)又は個別領域の第1の層並びに各フォトレジスト材料がネガ 型でもポジ型でもよい、赤感光性フォトレジスト材料、緑感光性フォトレジスト 材料及び青感光性フォトレジスト材料のパッチ又は個別領域で順次被覆されてい る第2の層でまた順次被覆されている、透明ポリマーベース又は不透明紙状ベー スからなる2層多重感光性供与体シートを使用する、フルカラーハードコピー画 像形成システム及び方法を提供する。二つの層は、夫々の着色色素領域が、ネガ 型レジスト系の場合には露光した領域に架橋を画像様に作るために、又はポジ型 レジスト系のために露光した領域のレジスト構造を画像様に未架橋にするために 、ボジトランスバレンジ−又は写真ネガであってよい多色画像トランスバレンシ ーを通し7て、三原色感光性領域に見当あわせして3回、白色光で順次露光して その補色感光性フォトレジスト領域と見当あわせされているような方式で被覆す る。第2工程に於いて、第1カラーパツチを色原体色素か溶解性である透明プラ スチック層からなり、白色反射バッキングを有するか又は有しない受容体シート にラミネートし、そして第1カラー画像を熱蒸発により受容体シートに転写する 。この画像は供与体シートのレジスト層の架橋領域中の色素の拡散の妨害のため に形成される。次の引き続く工程に於いて、二つの残りのカラー画像が見当あわ せして同様の熱方法により受容体シートに転写され、それにより元の画像のフル カラー画像を形成する。ネガ型レノストを使用する場合には、トランスバレンシ ーからポジ画像を得るようにポジ画像が得られ、ポジ型レジストを使用する場合 には、ネガのポジプリントを得るようにネガ画像が得られることに注目すべきで ある。ポジ型レジスト材料を使用するシステムの場合には、色素の熱転写の前に 未架橋領域をエツチングして除去することが必要である。
本発明の別の態様に於いては、供与体シート中の色素を色素前駆体で置き換え、 受容体シートの透明ポリマー層に1〜3種の現像剤を含浸させる。この場合、熱 転写後、万能現像剤又は3種の特定の色素現像剤との色素前駆体の反応により画 像が形成される。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に従った2層化学線感受性画像形成供与体シートの断面図である 。
図2a、2b及び2cは三原色の一つについて本発明の方法の工程を示す概略図 である。
図3は、本発明に従ったフルカラー画像形成システムの図解図である。
図4は、本発明に従った第二の態様の図解図である。
発明の詳細な説明 本発明を、類似の参照符号が類似の部分を示す図面を参照して説明する。図1は 、3種の異なった色の色素のパッチ又は個別領域2゜4及び6の第1層を含む支 持体14を有するロール状の供与体シート20を示す。領域2はシアン着色色素 であり、領域4はマゼンタ着色色素であり、領域6はイエロー着色色素である。
第1層の上にカラー感光性フォトレジストパッチ又は個別領域8.10及び12 のパッチ又は個別領域からなる第2層が積層されている。各カラー感受性フォト レジストパッチ又は領域は、第1層の色素パッチと同じ広かりて見当あわせされ ており、その直ぐ下の色素パッチの光に対して補色の光に感光性である。即ち、 レジストパッチ8はシアン色素パッチ2に対して補色である赤色光に感光性であ り、レジストパッチ10はマゼンタ色素パッチ4に対して補色である緑色光に感 光性であり、そしてレジストパッチ12はイエロー色素パッチ6に対して補色で 青色光に感光性である。「感光性Jなる用語により、パッチ8.10又はI2の 材料が、場合によりそれぞれそれがネガ型レジストであるか又はポジ型レジスト であるかに依存してパッチが感光性である色の光に露光した場合に架橋するが又 は架橋しないことを意味する。
図2は、三原色光、緑又は青の一つの光に感光性であるネガ型フォトレジストを 使用して単一の色のポジを得るために必要な画像形成方法の工程を示す。本発明 を理解する上で明瞭にする目的のために、図示するパッチ2はシアン及びフォト レジスト8てあり、この記載を通して赤感光性パッチを引用する。しかしながら 、図1に示す他の二つの色素/レジスト対をここで例示として機能するこの記述 に挿入することができる。実際、本発明による画像形成方法では原画像のコピー を得るために図1の色素/レジスト対の夫々について画像形成方法を繰り返すこ とが必要である。
図2aは、図3にもっと明瞭に示す露光のための位置にある、赤感光性フォトレ ジストパッチ8でオーバーコートされたシアン色素パッチ2を有する基体14か らなる供与体シートの一部を示す。図示される供与体シート20の一部は、図2 aに示すものに加えて、マゼンタ色素層4/緑感光性フオトレジストlO対プラ スイエロー色素層6/青感光性層12対を含む全体の供与体シートの一部である ことを理解されたい。図2aに示すように、供与体層を、場合によりポジトラン スバレンシー、写真ネガ若しくはポジ又は液晶画像のようなネガのコンピュータ 発生トランスバレンシーであってよいマスク24を通して白色光22に露光し、 光がフォトレジスト層8(図示する態様に於いて、レジスト層8はネガ型レジス トである)に照射された領域でフォトレジスト層8の架橋を起こさせる。次の工 程で、基体14、シアン色素層2及びフォトレジスト層8からなる供与体シート を、色原体か溶解している層36及び任意に白色反射バッキング層38からなる 受容シート34と一緒にラミネートする。色素層2からの赤色色素は、図2aに 示すようにその上への光の照射のためにフォトレノスト層8が架橋を起こした場 所以外の全ての場所で受容層36に転写される。この色素の転写は図3を参照し て後で更に特に示す加熱工程により起こる。最後に、図20に示すように、受容 層を供与体層から離して原画のポジ赤色画像44を作る。
本発明の全体画像形成方法を図3に図解的に示す。画像形成装置は光を通さない 囲い60の中に入れられている。赤、緑及び青感光性層のパッチで被覆された感 光性画像形成二層色素供与体シートはロール62に巻き取られている。本発明の 供与体シートの構造は図1に示す。各感光性レジストパッチ/色素供与体パッチ 対(64、赤:66、緑;及び68、青)を露光コンデンサーシステム70の下 を通過させ、供与体層を所定の位置に保持しながら、試験トランスバレンシー7 2を通して適当な白色光源により露光する。青感光性/イエロー色素対68を熱 画像形成転写ステーション80に示し、他方、緑感光性/マゼンタ対66はステ ーション80に近づいており、赤感光性/シアン色素対64は露光ステーション にある。露光の間に、感光性層の作用スペクトルと種々の感光性パッチの所望の 色バランスさせる作用スペクトルとの僅かのミスマツチについて補正するために 、色補正フィルター74(赤) 、76 (緑)及び78(青)を適用してもよ い。即ち、これらの露光により、赤、緑及び青画像が継続するパッチ被覆供与体 シートに見当あわせされて生じる。受容体シートロール82は画像形成色素受容 シートを与える。色素受容要素はステーション84て色素供与体シートと対面し てラミネートされている。次いで、各着色色素供与体要素をピンチローラ加熱シ ステムからなる熱画像形成転写ステーション80て150°C以下に加熱し、見 当あわせしてイエロー、マセンタ及びシアン色素を受容体シートに蒸発させて、 トランスバレンシー72のフルカラーポジ画像を形成させる。形成され゛たポジ 画像は、図2のこの機構によって、消費者に配布するために受容ローラ86に巻 き取られ、使われた供与体シートは未使用の色素を供与体シートから回収するた めに戻すべくローラ88に巻き取られる。図3は図1の画像形成二層シートの使 用による画像形成の概念及び図2の方法の図解を表している。
図4に示す本発明の別の態様に於いて、コンピュータの種々の貯蔵媒体中に貯蔵 されたフルカラー走査画像データ及び適当なインターフェースライン+02を通 して図3に記載した画像形成装置の露光ステアリン酸に置かれている液晶画像形 成体(imager) +04に伝達さ第1たデジタル情報からコンピュータ1 00により中性色分離画像を形成することかできる。露光は、本発明の画像形成 供与体シートの適当な感光性要素への液晶画像を通り、コンピュータにより次々 と生しるその適当な三色分離画像を有する三色バッチの継続的露光により形成さ れるカラー画像を通る光により行われる。このようなシステムの主な利点は、電 子デジタル情報か感光性層要素に各色の記録について全て一度に伝達され、画素 様ではないことである。これは情報画素を一度に伝達することにより画像を形成 することに比較して画像形成工程全体にとってより速い時間で伝達する。画像形 成のためのより短い時間か多量消費者市場にとって特に有利である。
液晶画像形成体の場所で、夫々かその色に感光性の画像形成要素を露光するため に三原色の一つの光を発光する3個の走査レーザの手段により三原色感光性画像 形成要素を処理することかできる。
化学線に感光性の画像形成層の支持体は、加圧下に熱ピンチローラのような装置 を通して画像色素の熱転写を起こさせるために熱を適用できるとのような種類の ベースであってもよい。好ましい態様に於いて色素供与体要素のベースはポリ( エチレンテレフタレート)からなる。
本発明で使用される色素受容要素と共に使用される色素供与体要素(図1)は、 その上に色素層を有する支持体からなっている。それか熱の作用により本発明の 色素受容体要素の色素画像受容層に転写できる限り、とのような色素もこのよう な層に使用することができる。特に良好な結果は昇華性色素で得られてきた。昇 華性色素の例には、アントラギノン染料、例えば、Sumikalon Vio let R3■(住友化学工業株式会社の製品) 、Dianix Fast  Violet 3R−FS■(三費化成工業株式会社の製品)及びKayalo n Po1yol Br1lliantBlue N−BGM@及びKST B lack +460(日本化薬株式会社の製品)。
Kayalon Po1yol Br1lliant Blue BM■、 K ayalon Po1yol Dark Blue2BIJ@及びKST Bk ack KR■(日本化薬株式会社の製品) 、SumickaronDiaz o Black 5G■(住友化学工業株式会社の製品)並びにMiktazo lBlack 5GH■(三井東圧化学工業株式会社の製品)のようなアブ染料  Direct Dark Green B■(三菱化成工業株式会社の製品) 並びにDirect Brown M■及びDirect Fast Blac k D@ (日本化薬株式会社の製品)のような直接染料; Kayanol  MillingCyanine 5R■(日本化薬株式会社の製品)のような酸 性染料; Sumicacryl Blue 6G■(住友化学工業株式会社の 製品)及びAizen Malachite Green■(保土ケ谷化学工業 株式会社の製品)のような塩基性染料。
又は、米国特許第4.541.830号(この引用によりその開示を本明細書に 含める)に開示されている全ての色素が含まれる。上記の染料は単色画像を得る ために、単独で又は組み合わせて使用することかできる。色素は約0.05〜約 1g/m”の被覆量で使用することができ、好ましくは疎水性である。
白黒又は中性色相色素画像もシアン、マゼンタ及びイエロー色素の混合物を使用 することにより、中性色相色素を使用することにより、又は印刷される色記録を 変化させることなく各色について上記の方法を繰り返して使用することにより得 ることができるであろう。
色素供与体要素中の色素は、セルロース誘導体、例えば、セルロースアセテート 水素フタレート、セルロースアセテート、セルロースアセテートプロピオネート 、セルロースアセテートブチレート、ローストリアセテート;ポリカーボネート ;ポリ(スチレン−共−アクリロニトリル):ポリ(スルホン)又はポリ(フェ ニレンオキシド)のようなポリマーバインダー中に分散させる。バインダーは約 0.1〜約5g/m″の被覆量で使用することができる。
色素供与体要素の色素層は支持体上に被覆するか又はグラビア法のような印刷技 術により支持体上に印刷することができる。
とのような材料も、それが寸法的に安定でありサーマルプリントヘットの熱に耐 え得る限り、色素供与体要素用の支持体として使用することができる。このよう な材料には、ポリ(エチレンテレフタレート)のようなポリエステル:ボリアミ ド;ポリカーボネート;グラタンペーパー:コンデンサーペーパー:セルロース アセテートのようなセルロースエステル;ポリ弗化ビニリデン又はポリ(テトラ フルオロエチレン−共−ヘキサフルオロプロピレン)のようなフッ素ポリマー、 ポリオキシメチレンのようなポリエーテル;ポリアセタール、ポリスチレン、ポ リエチレン、ポリプロピレン又はメチルペンタンポリマーのようなポリオレフィ ン:及びポリイミド−アミド及びポリエーテル−イミドのようなポリイミドが含 まれる。支持体は一般的に約2〜約30μmの厚さを存する。所望によりこれは 下塗層で被覆してもよい。
親水性ポリマーからなる色素バリヤ一層もこの色素供与体要素にその支持体と色 素層との間で使用することができ、これは改良された色素転写濃度を与える。こ のような色素バリヤ一層材料には、1987年IO月13日発行のVanier 他の米国特許第4.700.208号に記載され請求されているものが含まれる 。
色素供与体要素の反対側はプリントヘットが色素供与体要素に粘着することを防 ぐためにスリップ層で被覆されていてもよい。このようなスリップ層は、ポリマ ーバインダーと共に、又はバインダー無しに、界面活性剤、液体滑剤、固体滑剤 又はこれらの混合物のような潤滑材料からなっていてよい。好ましい潤滑材料に は、油又はポリ(ステアリン酸ビニル)、蜜蝋、過フッ化アルキルエステルポリ エーテル、リン酸エステル、シリコーンオイル、ポリ(カプロラクトン)、カー ボワックス若しくはポリ(エチレングリコール)のような100°Cより低い温 度で溶融する半結晶性有機固体が含まれる。スリップ履用の適当なポリマーバイ ンダーには、ポリ(ビニルアルコール−共−ブチラール)、ポリ(ビニルアルコ ール−共−アセタール)、ポリ(スチレン)、ポリ(スチレン−共−アクリロニ トリル)、ポリ(酢酸ビニル)、セルロースアセテートブチレート、セルロース アセテート又はエチルセルロースが含まれる。
スリップ層に使用する潤滑材料の量は潤滑材料の種類に大きく依存するか、一般 的に約0.001〜約2g/m”の範囲内である。ポリマーバインダーを使用す る場合には、潤滑材料は使用するポリマーバインダーの0.1〜50重量%、好 ましくは0.5〜40重量%の範囲内で存在する。
本発明の成る態様で使用する供与体要素はソート状で又は連続ロール若しくはリ ボンで使用することができる。連続ロール又はリポンを使用する場合には、米国 特許第4.541.830号に開示されているように、これはその上に1種の色 素のみを有していてもよく又はシアン、マゼンタ、イエロー、黒等のような異な った色素の交互の領域を有していてもよい。
本発明の好ましい態様に於いて、シアン、マゼンタ及びイエロー色素の連続する 繰り返し領域に被覆されたポリ(エチレンテレフタレート)支持体からなる色素 供与体要素が使用され、上記方法の工程は三色色素転写画像を得るために各色に ついて少なくとも2回連続して行われる。勿論、この方法を単一の色についての み行うとき、次いで単色の色素転写画像が得られる。色素バッチは適当な被覆法 でグラビア塗布法により被覆することができる。
図1に示すように、本発明の最も好ましい態様は、供与体シートの色素バッチの 上の化学線的に活性化されたフォトレジスト層の被覆層を構成し、これらの層は 以前示されたものと同じ方法で被覆することかできる。好ましい配置は、シアン 色素バッチが赤光感光性レジスト材料でオーバーコートされ、マゼンタ色素バッ チが緑光感光性レジストバッチでオーバーコートされ、イエロー色素バッチが青 光感光性レジストバッチでオーバーフートされたものである。色素層か単一の色 素の又は色素の混合物からなる中性色の化合物である場合には、レジスト層は赤 、緑及び青放射線の全てに感光性である。
赤、緑又は青放射線に感光性であるフォトレジスト組成物の配合は、米国特許第 4.713.312号、同第4.576、891号、同第4.772.530号 及び同第4.772.541号に記載されている。好ましい態様に於いて、レジ スト層はネガ型であり、遊離ラジカルを付加重合性又は架橋性化合物及び所望の 波長の化学線で露光した際ラジカルを発生し、架橋性化合物の架橋を起こさせ得 る感光性化合物からなる光硬化性組成物からなる。
このようなラジカル発生化学線材料の種類は色素ホウ酸エステル錯体:・、いら r、I:Sつカチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン錯体か遊離ラジカル付加 反応の有用な光開始剤であることを見い出した。この錯体かエネルギーを吸収し 遊離ラジカルを発生する機構は完全には明らかではない。しかしなから、この錯 体て有用であるシアニン及び類似の色素か三重項状態を殆と又は全く形成しない ことが知られている。それで、化学線に露光した際に、錯体中の色素か一重項状 態に励起され、その状態で色素が下記のようにしてホウ酸エステルアニオンから 電子を受け取ると信じられる。
B R431D” Do+ BH3(式1)色素−重項状態の寿命は従来の光開 始剤の三重項の寿命に比較すると極端に短く、この錯体か非常に有効な電子転移 を与えることを示している。重合性化合物の溶液に於いて、ホウ酸エステルアニ オンとカチオン性色素とのイオン対形成は、−重項状態の寿命が非常に短くても 転移が生じるような範囲にまで電子転移を促進するための有利な空間分布を与え ると信じられる。電子転移の後、ホウ酸エステルアニオンは、明確ではないが光 硬化性組成物中の重合性成分又は架橋性成分の遊離ラジカル付加重合又は架橋を 開始するラジカルを形成する機構によって反応する(下記の式2参照)。
最も新しい色素増感システムに於いて、色素と対応する活性剤(即ち、酸化又は 還元剤)とのランダム衝突は電子転移に影響を与えると考えられている。成る場 合にこれらの衝突は励起錯体としても知られている錯体を作る。この錯体は過渡 的存在物であり、その形成及び電子転移は拡散により制御される。本発明に於い て使用される錯体は前形成され(拡散制御無し)、それで多くの先行技術のシス テムて利用されてきたものよりも高いフィルム感度を与える。
即ち本発明は、励起した色素の一重項から遊離ラジカルを発生するだめの手段を 提供し、その際に、より長い波長で感光性である光硬化性組成物を与えるものと 思う。
遊離ラジカル付加反応の開始剤としてカチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン 錯体を使用する特別の利点の一つは、実質的に異なった波長で吸収する非常に多 数の色素から選択する能力である。錯体の吸収特性は基本的に色素によって決定 される。か(して400 nm又はそれ以上で吸収する色素を選択することによ って感光性材料の感光性を可視領域によく広げることができる。カチオン性色素 −ホカ酸エステルアニオン錯体増感組成物は、三原色に感光性である層のための 組成物を配合できるときフルカラー感光性材料を与える上で特に有用である。
本明細書て使用する「@体」なる用語は、その構造を単純化したものである下記 の式(1)の錯体を指す。この用語及び式には2個又はそれ以上の色素カチオン のクラスターが2個又はそれ以上のホウ酸エステルアニオンと錯体化できる錯体 も含まれる。
用語「カチオン性色素】には、シアニン色素並びに第四級アンモニウムイオンの ようなカチオン性単位が結合基により他の形式の中性色素構造に共有結合してい る色素のような色素が含まれる。
米国特許第4.399.209号及び同第4.440.846号を、その引用に よってこの開示を完結するために必要である範囲にまで参照することによって本 明細書に含める。
カチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン錯体は当該技術分野に於いて公知であ る。それらの製造及び画像形成システムでの使用は米国特許第3.567、45 3号、同第4.307.182号、同第4.343.891号、同第4.447 .521号及び同第4.450.227号に記載されている。本発明で使用され る錯体は一般式(I): (式中、Dlはカチオン性色素であり、そしてR’、R”、R’及びR4は、そ れぞれ独立に、アルキル、アリール、アルカリール、アリル、アラルキル、アル ケニル、アルキニル、脂環式及び飽和又は不飽和複素環基からなる群から選択さ れる)により表すことができる。
有用な色素はホウ酸エステルアニオンと光還元性であるが暗安定性の錯体を形成 し、カチオン性のメチン、ポリメチン、トリアリールメタン、インドリン、チア ジン、キサンチン、オキサジン及びアクリジン色素てあってよい。更に詳しくは 、この色素はカチオン性のシアニン、カルボシアニン、ヘミシアニン、ローダミ ン及びアゾメチン色素てあってよい。カチオン性であることに加えて、この色素 には錯体を中和するか、若しくは減感するが、又は錯体を暗安定性が劣るように する基か含まれていてはならない。この色素に一般的に存在していてはならない 基の例は、遊離カルボン酸基又はスルホン酸基のような酸基である。
有用なカチオン性色素の具体例は、メチレンブルー、サフラニン0マラカイトグ リーン、一般式(II)のシアニン色素及び一般式(■)のローダミン色素であ る。
R’、R−アルキル、アリール及びこれらの全ての組合せ。
その試験していないが、米国特許第3.495.987号に開示されているカチ オン性シアニン色素は本発明に於いて有用である筈である。
ホウ酸エステルアニオンは光への露出で及び色素への電子転移(式1)の後に発 生したホウ酸エステルラジカルが、下記のようにラジカルの形成と共に解離する ように設定される。
BR4°→BR3+R0(式2) 例えば、特に好ましいアニオンは、それらが容易にトリフェニルポラン又はトリ フニルポランとブチルラジカルとに解離するので、トリフェニルブチルボレー) ・及びトリアニンルブチルボレートアニオンである。他方、テトラブチルボレー トアニオンは、多分テトラブチルボレートラジカルか安定でなく、それがバック 電子転移で色素から戻る電子を容易に受容し、効率的に解離しないために、よく 機能しない。同様にテトラフェニルボレートアニオンはフェニルラジカルが容易 に形成されないので非常に劣っている。
好ましくは、R’ 、R”、R’及びR4の少なくとも1個で3個以下はアルキ ル基である。各R’、R2,R’及びR4には、20個以下の炭素原子が含まれ ていてよく、これらには典型的に1〜7個の炭素原子が含まれている。更に好ま しくは、R1〜R′はアルキル基(単1!I)とアリール基(単複)又はアラル キル基(単複)とのキル基との組合せである。
R1−R4により表わされるアルキル基の代表例は、メチル、エチル、プロピル 、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、ステアリル等である。このアルキル 基は例えば、1個又はそれ以上のハロゲン、ンアノ、アシルオキシ、アシル、ア ルコキシ又はヒドロキシ基で置換されていてもよい。
R1−R4により表わされるアリール基の代表例には、フェニル、ナフチル並び にフェニル及びメチルフェニル、ジメチルフェニル等のようなアルカリールのよ うな置換アリール基が含まれる。R’〜R4基により表わされるアラルキル基の 代表例にはベンジルが含まれる。代表的脂環式基にはシクロブチル、シクロペン チル及びシクロヘキシル基か含まれる。アルキニル基の例はプロピニル及びエチ ニルであり、アルケニル基の例にはビニル基が含まれる。
一般的な規則として、有用なカチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン錯体は経 験的に同定されなくてはならない。しかしながら、潜在的に有用なカチオン性色 素とホウ酸エステルアニオンとの組合(ΔGはギブズ自由エネルギーの変化であ り、E amはホウ酸エステルアニオンBR,−の酸化電位てあり、El、6は カチオン性色素の還元電位であり、そしてEh、は色素を励起するために使用す る光のエネルギーである)のように単純化することができるウェラーの式%式% ) 8巻、259−271頁)を参照して同定することができる。有用な錯体は負の 自由エネルギー変化を有するものである。同様に、色素の還元電位とホウ酸エス テルの酸化電位との間の差は、暗安定性の錯体について負、即ち、 E、、−E、1. Oでなくてはならない。
上記のように、式3は単純化したものであり、これは錯体が本発明で有用である か否かを絶対的に予言するものではない。この決定に影響を与える多数のその他 の要因がある。一つのこのような要因は錯体へのモノマーの影響である。ウエラ ーの式が負であり過ぎる値をもたらす場合には、式からの逸脱が可能である。更 に、ウエラーの式は電子転移を予言するのみてあり、これは特定の色素錯体が重 合の有効な開始剤であるか否かを予言しない。この式は有用な最初の近似である 。
本発明で有用なカチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン錯体の特定の例を、そ の極大吸収の波長、λ−,6,と共に表1に示す。
カチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン錯体は、公知の方法の対イオン交換で ホウ酸エステル塩と色素とを反応させることによって製造することができる。H ishiki、Y、、Reports、 Sci、Re5earch In5t 。
(1953年)、29巻、72〜79頁を参照されたい。有用なホウ酸エステル 塩は、ナトリウムテトラフェニルボレート、ナトリウムトリフェニルブチルボレ ート、ナトリウムトリフェニルブチルボレートのようなナトリウム塩及びテトラ エチルアンモニウムテトラフェニルボレートのようなアンモニウム塩である。
本発明で有用な遊離ラジカル付加重合性又は架橋性化合物の最も典型的な例は、 エチレン性不飽和化合物であり、更に詳しくは、ポリエチレン性不飽和化合物で ある。これらの化合物には1個又はそれ以上のビニル又はアリル基のようなエチ レン性不飽和基を有するモノマー及び末端の又は側鎖のエチレン性不飽和を有す るポリマーの両方か含まれる。
表 ! Ph5B”−n−C<Hg Ph3B−n−C4Hg Ph)B−n−caH。
Ph3BncIHg 表 1 (続き) NCR’ RAr 表 1 (続き) NIIR’ RAr このような化合物は当該技術分野でよく知られており、これに1よトリメチロー ルプロパン、ペンタエリトリトール等のような多価アルコールのアクリルエステ ル及びメタクリルエステル及び了クリレート又はメタクリレート末端エポキシ樹 脂、アクリレート又はメタクリレート末端ポリエステル等が含まれる。代表的な 例にはエチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレー ト、トリメチロールプロパンアクリレート(TMPTA)、ペンタエリトリトー ルテトラアクリレート、ペンタエリトリトールテトラメタクリレート、ジペンタ エリトリトールヒドロキシペンタアクリレート(DPI(PA) 、ヘキサンジ オール−1,6−ジメタクリレート及びジエチレングリコールメタクリレートが 含まれる。
カチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン錯体は、普通光硬化性組成物中の光重 合性又は架橋性種の重量基準で約1重量%以下の量で使用される。更に典型的に 、カチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン錯体は約0.2重量%〜0.5重量 %の量で使用される。
カチオン性色素−ホウ酸エステルアニオン錯体は開始剤として単独で使用するこ とができるけれども、フィルム感度は極めて低い傾向かあり、酸素抑制が観察さ れる。この錯体を自動酸化剤と組み合わせて使用することが好ましいことが見い 出された。自動酸化剤は遊離ラジカル鎖方法で酸素を消費し得る化合物である。
有用な自動酸化剤の例は、N、 N−ジアルキルアニリンである。
好ましいN、 N−ジアルキルアニリンの例は、オルト、メタ又はノ々う位の1 個又はそれ以上で下記の基・メチル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、3, 4−テトラメチレン、フェニル、トリフルオロメチル、アセチル、エトキシカル ボニル、カルボキシ、カルボキシレート、トリメチルシリルメチル、トリメチル シリル、トリエチルシリル、トリメチルゲルマニル、トリエチルゲルマニル、ト リメチルスタニル、トリエチルスタニル、n−ブトキシ、n−ペンチルオキソ、 フェノキシ、ヒドロキシ、アセチルオキシ、メチルチオ、エチルチオ、イソプロ ピルチオ、チオ−(メルトカプト−)、アセチルチす、フルオロ、クロロ、ブロ モ及びヨードにより置換されているジアルキルアニリンである。
本発明で有用なN、N−ジアルキルアニリンの代表的な例は、4−ソアノーN、 N−ジメチルアニリン、4−アセチル−N、N−ジメチルアニリン、4−ブロモ −N、N−ジメチルアニリン、エチル4−(N、N−ジメチルアミノ)ベンゾエ ート、3−クロロ−N1N−ジメチルアニリン、4−クロロ−N、N−ジメチル アニリン、3−エトキシ−N、 N−ジメチルアニリン、4−フルオロ−N、  N−ジメチルアニリン、4−メチル−N、 N−ジメチルアニリン、4−エトキ シ−N、 N−ジメチルアニリン、N、 N−ジメチルチオアニシジン、4−ア ミノ−N、 N−ジメチルアニリン、3−ヒドロキシ−N、 N−ジメチルアニ リン、N、 N、 N’ 、 N’−テトラメチル−1,4−ジアニリン、4− アセトアミド−N、 N−ジメチルアニリン等である。
好ましいN、 N−ジアルキルアニリンはオルト位でアルキル基により置換され ており、これには2,6−ジイツブロビルーN、N−ジメチルアニリン、2,6 −ジニチルーN、 N−ジメチルアニリン、N、 N、2. 4. 6−ペンタ メチルアニリン(PMA)及びp−t−ブチル−N、 N−ジメチルアニリンが 含まれる。
自動酸化剤は好ましくは本発明で約4〜5重1%の濃度で使用される。
本発明の光硬化性組成物は従来の方法で支持体上に塗布することができ、供与体 シート上の特定の色素バッチの上のフォトレジスト要素として使用することがで きる。
アニオン性色素化合物もまた本発明で有用である。式(■):(R’−1″″− R“〕、D−” (IV)(式中、D−はアニオン性色素であり、R5及びR@ は独立に、フェニル又はナフチルのような芳香族核からなる群から選択され、n −はl又は2である)のアニオン性色素−ヨードニウムイオン化合物。
及び式(■): (式中、D−及びnは上記定義の通りである)のアニオン性色素−ビリリウム化 合物が、アニオン性色素錯体の典型的な例である。
アニオン性色素の代表例にはキサンチン色素及びオキソノール色素が含まれる。
例えば、ローズベンガル、コシン(cos 1ne)、エリチオシン(eryt hiosin)及びフルオレスセイン色素が有用である。ヨードニウム及びビリ リウムイオンに加えて、アニオン性色素の他の化合物並びにスルホニウム及びホ スホニウムカチオンが潜在的に有用である。
カチオン性色素化合物の場合に於けるように、有用な色素−カチオン組合せは、 負の自由エネルギーを有するものとしてウェラーの式により同定される。
アニオン性色素化合物の選択した化合物を表■に示す(λ16.:TMPTA中 で約570 nm)。表■に於いて、記号φはフェニル基及び構造について使用 する。
を下記式のために使用する。
最適性能のために、青感光性層は約450 nmで感光性であり、緑感光性層は 約550 nmで感光性であり、赤感光性層は約650 nmで感光性である。
これらはまた適当な波長のレーザー又はペンシル光源を使用する電子画像形成で 有用である。
イオン性色素化合物は400 r+mより大きい波長で吸収するので、これらは 色が付いている。典型的には、未露光の色素化合物は画像領域で画像形成剤と共 に存在しており、かくして画像の色を決定する際にこの化合物の色を考慮しなく てはならない。しかしながら、この化合物は画像形成剤に比較して非常に少量で 使用され、場合によっては露光によってこの化合物は漂白される。
青感光性フォトレジスト要素を製造するために、種々のクマリン化合物も利用で きる。
2−メルトカプトベンゾキサゾール(MBO) 2 g2.6−ジイツブロビル アニリン IgN −too(デスモジュール ポリイソシアネート樹脂) 3 .33g緑色光(550nm)感光性光架橋要素の典型的な被覆溶液組成は下記 の通りである。
TMPTA 50 g 化合物80.2g 2.6−ジイツブロピルアニリン 2.Og赤色光(650nm)感光性光架橋 要素の典型的な被覆溶液組成は下記の通りである。
TMPTA 50 g 化合物11HQ、31g 2.6−ジイツプロピルアニリン 2.Ogこれらの感光性要素は、トルエン、 メタノール及びシクロペンタノン溶媒混合物から0.1〜5g/mtの固体被覆 量で被覆することができる。
別の態様に於いて、熱拡散性色素パッチを、熱拡散性パッチシアン−、マゼンタ −及びイエロー色素形成性化合物によって置き換えることができる。
この態様に於いて、色素形成性化合物は受容体シート中で拡散し、特定の色素現 像剤の現像剤類と出会って、受容体シート中に色素を作る。
本発明で有用なカラー形成体の一つの例は無色の電子供与性化合物である。この ようなカラー形成体の代表例には、トリアリールメタン化合物、ビスフェニルメ タン化合物、キサンチン化合物、フルオラン、チアジン化合物、スピロピラン化 合物等のような、その部分的骨格中にラクトン、ラクタム、スルトン、スピロピ ラン、エステル又はアミド構造を有する実質的に無色の化合物が含まれる。
本発明で有用なシアン、マゼンタ及びイエローカラー前駆体は市販されている材 料から選択することができる。Reakt Yellow(186)(BASF 製品) 、Copikem XI及びCopikem XIV(Hilton− Davis Chemicalε0.の製品)は有用なイエローカラー形成体で あり、Cyan S−29663(Hilton−Davisからの実験的化合 物)及び米国特許第4.322.352号に記載されているカラー形成体は有用 なシアンカラー形成体であり、Copikem XX(Hilton−Davi sの製品)及びPergascript Red(Ciba−Geigy)は有 用なマゼンタカラー形成体である。有用なカラー形成体のその他の例を下記に示 す。
シアンカラー前駆体 マゼンタカラー前駆体 本発明の一つの態様により、放射線感光性組成物には更に感光性層のフィルム感 度を増大させるためにポリチオールが含まれていてもよい。
有用なポリチオールには、エチレングリコールビス(チオグリコレート)、エチ レングリコールビス(β−メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパ ントリス(チオグリコレート)、ペンタエリトリトールテトラキス(チオグリコ レート)並びに最も好ましいペンタエリトリトールテトラキス(β−メルカプト プロピオネート)及びトリメチロールプロパントリス(β−メルカプトプロピオ ネート)並びにこれらの混合物が含まれる。これらの化合物は市販されている。
ポリプロピレンエーテルグリコールのエステル化により製造されるポリプロピレ ンエーテルグリコールビス(β−メルカプトプロピオネート)のような成る種の ポリマーポリチオールも有用である。
感光性層のフィルム感度を改良するために、種々のオリゴマー又はポリマーを本 発明に於いて使用することができる。これらの材料は感光性組成物に溶解性であ り、光重合反応と干渉してはならない。
反応性オリゴマーには、末端又は側鎖のエチレン性不飽和が含まれ、ウレタン、 エステル及びエポキシベースの反応性アクリレート、メタクリレート、ビニル及 びアリルプレポリマーが含まれる。有用な非反応性オリゴマー又はポリマーは室 温で固体又は粘稠な液体であるか、未反応の感光性組成物に可溶性である。本発 明で有用である幾つかの市販されているオリゴマー又はポリマーの代表例には、 ジアリル0−フタレートプレポリ? −(Polysciences)、UV1 thane 893(Morton Th1oko1. Inc、) 、Ebe rcryl 270(Virgina Chemicals)のような反応性材 料及び酢酸セルロース又はLtlCiteのような非反応性材料が含まれる。
フォトレジストがポジ型である場合、フォトレジスト層の照射部分をエツチング 除去することが一般的に望ましい。浸透性の速度はしばしば変えられるが、この 速度は優れた画像を与えるとき露光領域と未露光領域とでそんなに大きく変わる ことはない。適度の品質の画像のみかこのようなシステムでエツチングすること なく得ることができる。
色素転写操作の間に加熱をほぼ均一に行う。「均一に」なる用語は、成る領域と 他の領域で適用される熱の変動の差異が無いことのみを意味し、それが転写の有 無を決定する。これはレーザー加熱色素昇華プロセスに於゛いて使用される方法 から区別する。
本発明で使用される色素受容要素のための支持体は、トランスバレンシーを得る ことを望むときポリ(エーテルスルホン)、ポリイミド、酢酸セルロースのよう なセルロースエステル、ポリ(ビニルアルコール−共−アセタール)又はポリ( エチレンテレフタレート)のような透明フィルムであってよい。色素受容体要素 のための支持体は、またバライタ被覆紙、ポリエチレン被覆紙、白色ポリエステ ル(その中に含有させた白色顔料を有するポリエステル)、アイポリ−紙、コン デンサーペーパー又はデュポンのTyvekRのような合成紙のように反射性で あってもよい。好ましい態様に於いて、ポリ(エチレンテレフタレート)が使用 される。
色素ではなく色素前駆体を使用する本発明の態様に於いて、色素現像剤を着色色 素画像が形成される受容体要素中に含有させることが必要である。
電子供与型カラー前駆体と共に有用なカラー現像剤の例示的例は、酸性白土、活 性白土、アタパルジャイト等のような粘土鉱物;タンニン酸、没食子酸、没食子 酸プロピル等のような有機酸;フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール アセチレン縮合樹脂、少なくとも1個のヒドロキシ基を有する有機カルボン酸と ホルムアルデヒドとの間の縮合物等のような酸性ポリマー;サリチル酸亜鉛、サ リチル酸スズ、2−ヒドロキシナフトエ酸亜鉛、3,5−ジ−t−ブチルサリチ ル酸亜鉛、3−シクロへキシル−5−(α、α−ジメチルベンジル)サリチル酸 亜鉛のような芳香族カルボン酸の金属塩(米国特許第3.864.146号及び 同第3.934.070号参照);米国特許第3.732.120号に開示され ているような亜鉛変性油溶性フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、炭酸亜鉛等の ような油溶性金属塩又はフェノール−ホルムアルデヒドノボラック樹脂(米国特 許第3.672゜935号、同第3.732.120号及び同第3.737.4 10号参照)並びニコれらの混合物である。
本発明に於いて使用する色素受容体の色素画像受容層は、例えば、ポリカーボネ ート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(スチレン−共−ア クリロニトリル)、ポリ(カプロラクトン)又はこれらの混合物からなっていて よい。色素画像受容層は意図する目的のために有効であるどのような量で存在し ていてもよい。一般的に、約1〜約5g/m”の濃度で良好な結果が得られる。
本発明の好ましい態様に於いて、色素画像受容層ポリカーボネートである。本明 細書で使用する[ポリカーボネートjなる用語は、カルボン酸とグリコール又は 二価フェノールとのポリエステルを意味する。このようなグリコール又は二価フ ェノールの例は、p−キンリレングリコール、2,2−ビス(4−オキジフェニ ル)ブロノくン、ビス(4−オキジフェニル)メタン、l、l−ビス(4−オキ ソフェニル)エタン、l、l−ビス(オキシフェニル)ブタン、l。
l−ビス(オキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(オキシフェニル) ブタン等である。
本発明の他の好ましい態様に於いて、ポリカーボネート色素画像受容層は少なく とも約25.000の数平均分子量を有するビスフェノール−A−ポリカーボネ ートである。本発明の更に他の好ましい態様に於いて、ビスフェノール−A−ポ リカーボネートは式:(式中、nは約100〜約500である)を有する繰り返 し単位からなる。
このようなポリカーボネートの例には、General Electric L exan@、Po1ycarbonate Re5in #ML−4735 ( 数平均分子量、約36.000)及びBayer AG Makrolon # 5705(数平均分子量、約58.000)が含まれる。
後者の材料は150°CのTgを有する。色素受容層のその他の特定の組成物は 米国特許第4.927.803号及び同第4.775.657号に示されている 。
実施例 下記の実施例は本発明の例示を意図するものであり、その全体を記載して網羅す ることを意図するものではない。部及びパーセントは他に示さない限り重量基準 である。
例1・色素の拡散によるフルカラー画像形成100μm厚さの透明ポリ(エチレ ンテレフタレート)フィルム支持体の上に下記の各層を列挙した順番で被覆する ことによって、色素受容体を製造する。
(a)2−ブタノンから被覆したポリ(アクリロニトリル−共−塩化ビニリデン −共−アクリル酸)(14: 80 : 6重量比)の下塗層(0,059g/ m” ) ; (b)ポリ(アクリル酸ブチル−共−アクリル酸X50 : 50重量比)のポ リマー中間層(8,1g/m’ ):(c ) PC−4300界面活性剤(3 M社) (0,0046g / m″)及び下記の部分スルホン化グリコールフ タレート(0,44g/m” )のポリマー中間層。
(d)ジクロロメタン及びトリクロロエチレン溶媒混合物から被覆したMakr olon 5705■ポリカーボネート(バイエル社)(2,9g/m2)、1 ,4−ジデコキシー2,5−ジメトキシベンゼン(0,38g/m2) 、To ne−300[F]ポリカプロラクトン(ユニオン・カーバイド社)(0,38 g/m’ )及びPC−4310界面活性剤(3M社)(0,01g /m”) の色素受容層;並びに (e):、’クロロメタン及びトリクロロエチレン溶媒混合物から被覆したTo ne−3009ポリカプロラクトン(ユニオン・カーバイド社)(0,I1g/ m” )及び3M社のPC−4310界面活性剤(0,005g / mりのオ ーバーコート層。
色素層の上にそれぞれ被覆された赤、緑及び青感光性レジスト層の層を有するシ アン、マゼンタ及びイエロー色素供与体要素を、下記のようにして製造する。6 μmのポリ(エチレンテレフタレート)支持体の片面に、チタンn−ブトキシド (デュポン社、Tyzor TBT■)(0,081g / m ” )の下塗 層を酢酸n−プロピル及びl−ブタノール溶媒混合物からグラビア印刷する。こ の層の上面にシアン、マゼンタ及びイエロー色素のカラーパッチを繰り返しグラ ビア印刷する。
シアン被覆層には、トルエン、メタノール及びシクロペンタノン溶媒混合物から の上記のシアン色素(0,28g/m” )及びセルロースアセテートプロピオ ネ−1−(2,5%アセチル、45%プロピオニル)バインダー(0,44g/ m” )が含まれている。マゼンタ被覆層には、シアン色素と同しバインダー( 0,32g/m” )中の上記のマゼンタ色素(0,15g/m’ )が含まれ ている。イエロー被覆層には、シアン色素と同じバインダー(0,25g/m2 )中の上記のイエロー色素(0,14g/m” )が含まれている。
色素供与体の反対側には、トルエン及び3−ペンタノン溶媒混合物から被覆され たBostik 7650@ポリエステル(Emhart Corp、)(43 mg/m2)の下塗層及びトルエン、メタノール及び3−ペンタノン溶媒混合物 からのセルロースアセテートプロピオネート(2,5%アセチル、45%プロピ オニル)バインダー(0,40g/m” )中のPS−513■アミノ末端シリ コーン(Polymer 5ciences)(0,013g/m” )及びp −トルエンスルホン酸(0,043g/m” )のスリップ層が被覆されている 。
青感光性(420nm)層は、トルエン、メタノール及びシクロペンタノン溶媒 混合物からの下記の重量比率の固体成分で、TMPTAの被覆量0.35g/m ”で、供与体ソートのイエロー色素層の上に被覆されている。
TMPTA 35 g DPHPA 15g 3−テノイル−7−シエチルアミノクマリン 15g2−メルトカプトベンゾキ サゾール(MBO) 2 g2.6−ジイツブロピルアニリン 1gN−100 (デスモジュール ポリイソシアネート樹脂) 3.33g緑感光性(550n m)層は、トルエン、メタノール及びシクロペンタノン溶媒混合物からの下記の 重量比率の固体成分で、TMPTAの被覆量0.5g/m’で、供与体シートの マゼンタ色素層の上に被覆され錯体8A o、2!g 2.6−ジイツプロピルアニリン 2.0g赤感光性(650nm)層は、トル エン、メタノール及びシクロペンタノン溶媒混合物からの下記の重量比率の固体 成分で、TMPTAの被覆量0.5g/m”で、供与体シートのシアン色素層の 上に被覆されている。
TMPTA 50 g 錯体11A 0.31g 2.6−ジイツブロピルアニリン 2.0g次いて色素供与体シートのパッチを 、シアン、マゼンタ及びイエローストップウェッジパターンを有するトランスバ レンシーを使用して、赤、緑及び青感光性パッチについてそれぞれ20秒間、( 400nm〜700 nmの波長の或放射線に濾光した)白色光に露光する。次 いで各層を暗室内で見当あわせして色素受容体層に順次ラミネートし、モして各 色露光した供与体シートと共に各時間(1分間)熱ピンチローラを通す。3色の 色素層の全てを転写した後、フルカラーポジ画像か受容体シートに得られる。こ れは色素の熱拡散のための本発明の擬制的実施化を構成する。
例2・色素前駆体の拡散によるフルカラー画像形成色素前駆体を使用する場合に は、受容体シートには色素前駆体の熱転写の後色素を形成するために色素現像剤 が含まれていなくてはならない。この例のための現像色素受容層は下記のように して製造する。
水852g、25%Tamol 731(Rohm & Haas Chemi cal Co、)250gSHT白土75g、 KC−1(富士写真フィルム株 式会社により製造された合成児像剤) IooogSCalgon T (Ca lgon、 Inc、)15g及びDequst 2006(Monsanto  Co、 )30gの混合物を、5ミクロンより小さい粒子サイズまで粉砕する 。この混合物に、混合物65部当たりHT白土25部及びDow 501 ラテ ックス’10部を添加する。得られた材料を80ボンドのブラック・アンド・ホ ワイト・エナメル・ベース紙(Blak and WhiteEnamel b ase 5tock)の上に30〜35%固体で#lOマイヤーバーで被覆する 。
感光性色素前駆体供与体シートを、下記の点を除いて例1に於いてと同し方法で 正確に製造する。
(1)イエロー色素を同し重量のイエロー色素前駆体(YP−1)で置き換える 、 (2)シアン色素を同じ重量のシアン色素前駆体(CP−1)で置き換える、及 び (3)マゼンタ色素を同じ重量のマゼンタ色素前駆体(MP−1)で置き換える 。
上記の供与体シート及び受容体シートを使用して、例1に記載したと同じ方法で フルカラー画像を正確に形成する。これによりフルカラー画像が得られる。これ は色素前駆体の熱拡散を使用する本発明の実施への構成的減少を構成する。
本発明をその好ましい態様を参照して記載した。しかしながら、本発明の他の変 形及び態様が実施可能であることはいうまでもない。
本発明は本明細書に添付される請求の範囲により制限されることのみが意図され る。
FIGZA FIG、28 FIG、2C国際調査報告 す+I+wnll+++l A++11++N++エ ρCT/US 9210 7019国際v4査報告 PCT/US 92107019

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1、第2及び第3画像形成要素を用意し、その第1画像形成要素は第1原 色に補色の第1カラー色素供与体層の上の第1原色感光性層からなり、第2画像 形成要素は第2原色に補色の第2カラー色素供与体層の上の第2原色感光性層か らなり、そして第2画像形成要素は第3原色に補色の第3カラー色素供与体層の 上の第3原色感光性層からなり、第1画像形成要素を第1原色の光に露光して、 該第1原色の光が照射した領域の第1原色感光性層の溶解性又は浸透性を変え、 該第1画像形成要素を受容体シートと接触させ、そして第1カラー色素画像を受 容体シート上に熱転写させ、該第2画像形成要素を第2原色の光に露光して、該 第2原色の光が照射した領域の第2原色感光性層の溶解性又は浸透性を変え、該 第2画像形成要素を受容シートと接触させ、そして第1カラー色素画像と見当あ わせして第2カラー色素画像を受容体シート上に熱転写させ、該第3画像形成要 素を第3原色の光に露光して、該第3原色の光が照射した領域の第3原色感光性 層の溶解性又は浸透性を変え、該第3画像形成要素を受容体シートと接触させ、 そして該第1及び第2カラー画像と見当あわせして第3カラー色素画像を受容体 シート上に熱転写させることを含んでなる、原画のフルカラーコピーの作製方法 。
  2. 2.各原色感光性層がフォトレジスト材料である請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.各原色感光性層がネガ型フォトレジスト材料である請求の範囲第2項記載の 方法。
  4. 4.各原色感光性層がポジ型フォトレジスト材料である請求の範囲第2項記載の 方法。
  5. 5.露光工程と転写工程との間で、露光領域のフォトレジストを除去する請求の 範囲第4項記載の方法。
  6. 6.第3カラー色素画像熱転写の後で、受容体シートを供与体シートから分離す る請求の範囲第1項記載の方法。
  7. 7.第1、第2及び第3画像形成要素を用意し、第1画像形成要素は第1原色に 補色の第1カラー色素供与体層の上の第1原色感光性層からなり、第2画像形成 要素は第2原色に補色の第2カラー色素供与体層の上の第2原色感光性層からな り、そして第3画像形成要素は第3原色に補色の第3カラー色素供与体層の上の 第3原色感光性層からなり、該第1画像形成要素をカラートランスパレンシーを 通して光に露光して、該第1原色光が照射した領域の第1原色感光性層の溶解性 又は浸透性を変え、該第1画像形成要素を受容体シートと接触させ、そして第1 カラー色素画像を受容体シート上に熱転写させ、該第2画像形成要素をカラート ランスパレンシーを通して光に露光して、該第2原色光が照射した領域の第2原 色感光性層の溶解性又は浸透性を変え、該第2画像形成要素を受容体シートと接 触させ、そして第1カラー色素画像と見当あわせして第2カラー色素画像を受容 体シート上に熱転写させ、該第3画像形成要素をカラートランスパレンシーを通 して光に露光して、該第3原色の光が照射した領域の第3原色感光性層の溶解性 又は浸透性を変え、該第3画像形成要素を受容体シートと接触させ、そして該第 1及び第2カラー画像と見当あわせして第3カラー色素画像を受容体シート上に 熱転写させることを含んでなる、元のカラートランスパレンシーのフルカラーコ ピーの作製方法。
  8. 8.各露光工程を画像形成要素の原色感光性層のものに相当する波長の光で行う 請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 9.各露光工程を画像形成要素の白色光で行う請求の範囲第7項記載の方法。
  10. 10.白色光をカラー補正フィルターに通す請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 11.各原色感光性層がフォトレジスト材料である請求の範囲第7項記載の方法 。
  12. 12.各原色感光性層がネガ型フォトレジスト材料である請求の範囲第11項記 載の方法。
  13. 13.各原色感光性層がポジ型フォトレジスト材料である請求の範囲第11項記 載の方法。
  14. 14.露光工程と転写工程との間で、露光領域のフォトレジストを除去する請求 の範囲第13項記載の方法。
  15. 15.一方の表面上に、第1感光性画像形成要素の少なくとも1個の個別領域、 第2感光性画像形成要素の少なくとも1個の個別領域及び第3感光性画像形成要 素の少なくとも1個の個別領域を有する支持体を含んでなり、該第1感光性画像 形成要素が、第1原色感光性個別領域と、該第1原色感光性個別領域と該支持体 との間に配置された、該第1原色感光性個別領域と見当あわせした該第1原色に 補色である第1着色色素供与体個別領域とを含んでなり、該第2感光性画像形成 要素が、第2原色感光性個別領域と、該第2原色感光性個別領域と該支持体との 間に配置された、該第2原色感光性個別領域と見当あわせした該第2原色に補色 である第2着色色素供与体個別領域とを含んでなり、該第3感光性画像形成要素 が、第3原色感光性個別領域と、該第3原色感光性個別領域と該支持体との間に 配置された、該第3原色感光性個別領域と見当あわせした該第3原色に補色であ る第3着色色素供与体個別領域とを含んでなる、多色感光性色素供与体要素。
  16. 16.該第1原色感光性個別領域が赤光に感光性であり、該第2原色感光性個別 領域が緑光に感光性であり、そして該第3原色感光性個別領域が青光に感光性で ある、請求の範囲第15項記載の多色感光性色素供与体要素。
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