JPH02292548A - チェーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は調時チェーンのように特に自動車に使用され得
るようにした逆歯チェーンに関するが、その他の動力伝
達の目的にも適用することの出来る改良された逆歯チェ
ーンに関する。

（従来の技術及びその課題） 逆歯チェーンは当該技術分野にて周知であり、その多く
のチェーンは調時チェーンのように特に自動車に使用さ
れ得るようにしたものである。多くの調時チェーンは当
該技術分野にて周知のようにローラチェーン構造のもの
である。これらのチェーンはスブロケットにかみ合い、
そのローラがスブロケットの歯の側面に駆動状態に係合
する。同一の目的に使用されるその他のチェーンとして
は、Ｗ．数の綴り合わせた組みのリンクを備え、各組み
のリンクが例えば、丸形ビン又は多数の片のロツカジョ
イントのような枢着手段により次の隣接する組みのリン
クに接続された、「無音」又は逆歯型式のものがある。

各種型式の枢着手段がチェーン分野にて周知であり、こ
れ以上詳細に説明する必要はないであろう。

無音叉は逆歯チェーンのリンクは枢着ビン及びクロッチ
（ｃｒｏｔｃｈ）により分離された一対の垂下トウ（　
ｔｏｅ）を受け入れるための一対の離間した開口部を有
する本体を備えて構成される。これらのトウは拡がる内
側面及び外側面により画成され、これらの側面は通常、
チェーンが使用される駆動機構内にてスブロケットの歯
と駆動状態に接触する。チェーンのリンクの外側に側面
が接触するか、又はリンクの中心に位置決めされたガイ
ドリンクがチェーンとスプＱケントとのかみ合い係合を
維持する働きをする。ガイドリンクはスプロケットの歯
と駆動状態に接触しないように位置決めされかつそのよ
うな形状を備えている。何れの場合でも、全てのリンク
のピッチは等しい。

従来、チェーンのリンクは金属片から比較的高速にて押
し抜き又は打ち抜かれ、その後処理してリンクの適正な
硬度を確保していた。枢着手段は押出し金属品を切った
層積材とすることが出来、その後熱処理を行い、部品、
従って仕上げチェーンの摩耗特性を改良させる。チェー
ンは連続的な長さに組み立てられ、特定の長さに「切断
」し、各長さの端部を接続して完全なループが形成され
るようにする。例えば、接続部材の両端を据み込み又は
ピーニング加工等の各種の工程を利用して組みのリンク
がその組み立てられたチェーン内に維持されるようにす
るが、かかる方法はチェーンの技術分野にて周知である
。

リンクが従来の方法にて打ち抜かれるとき、リンクはス
トリッップ材料から文字通リせん断されると共に、連結
手段を受け入れるＩ；めの開口部が同様にせん断動作ｆ
こより形成され、その結果、粗加工表面を有する壁を備
える開口部が形成される。

連結手段とかかる開口部との間の相対的回転によりピン
は急速に摩耗し、その結果、チェーンの寿命が短くなる
。

（課題を解決するための手段） 以下、改良された重量／寿命比を有する改良された逆歯
チェーンについて説明する。このチェーンは同一目的の
通常のチェーンと比べ部品数が少なく、連結手段に対し
て改良された軸受け面積を提供し、その結果、従来技術
のチェーンよりも優れた摩耗特性を備えるものである。

本発明のチェーンは逆歯リンク群又は組とガイドリンク
の組又は群とが交互に配設されたものと、少なくとも１
つの接続リンク七を備え、逆歯リンクが関節式リンクで
あり、枢着手段を軸支するための平滑な壁を有する開口
部が提供される。関節式リンクはガイドリンク又は接続
リンクの肉厚の２倍の肉厚を有することが望ましく、精
密打抜きして、連結手段を受け入れるための平滑な壁を
有する開口部を提供する。接続リンク及びガイドリンク
は従来の方法にて打抜く。枢着手段は上述のように、関
節式リンクの開口部内にて回転可能であるように軸支し
、ガイドリンク及び接続リンクの開口部内に圧力嵌めさ
れ、これらのリンクに対して回転し得ないようにされる
。

逆歯の関節式リンクはチェーンがかみ合うスズロケット
の歯と駆動可能に接触するそのトウを画成する拡がり側
面を有している。リンクが本発明のチェーン内に配設さ
れているため、枢着手段の屈曲が防止され、リンクは連
結手段上に均衡した荷重分布を提供し、連績手段の変形
を防止する。

（実施例） 本発明のチェーン１０は第１図及び第２図に図示するよ
うｌこ、チェーン１０の外側番：側面が接触する一対の
ガイドリンク１８、及びリンク１４間の中央に配設され
た接總リンク２０を備えるリンク群又は組１６と、これ
らリンク群又は組１６と交互に配設された関節式リンク
ｌ４の複数の組又は群１２とを備えて構成される。各り
冫ク１４は本体２２と、各々、内側面２６及び外側面２
８により画成された一対のトウ２４とを有している。

側面２６、２８は本発明の精神から逸脱することなく全
体的な駆動機構においてスプロケット３０の歯に駆動可
能に係合する限り、直線状又は湾曲状の形状とすること
が出来る。又、各リンクｌ４は各々平滑壁３４により画
成された一対の離間しｊ；開口部３２を備えて精密打抜
きされる。

各ガイドリンク１８は本体３６と、一対の離間した開口
部３８とを備えている。これらのガイドリンク１８は従
来通り打抜きしたものであるため、開口部３８は主とし
てせん断加工により形成され、開口部３８を画成する各
壁４０は幾分粗加工である。各接続リンク２０は本体４
２と一対の離間した開口部４４とを備えている。これら
の接続リンクｌ８は従来通り打抜きしたものであるため
、開口部４４は主としてせん断加工により形成され、開
口部４４を画成する各壁４６は幾分粗加工である。各接
続リンク２０の形状は駆動機構のスズロケットの歯に駆
動可能に係合しないようにされている。

丸形ビンとして示された枢着手段４８が交互の組又は群
のリンクを接続させるために使用され、チェーンが枢著
手段を中心として関節運動するのを許容する。各ピン手
段４８は組みのリンク１４の各対のリンクの開口部３２
内に軸支されており、このため、リンクｌ４とピン４８
との間に相対的回転が生じる。リンク１４に軸支された
ピンは隣接する接続リンクの開口部４４内に圧力嵌めさ
れざらにガイド及び接続リンクの組みのガイドリンクの
開口部３８に圧力嵌めされているため、ピン、ガイド、
接続リンク間には相対的回転が全く生じない。

第６図に示したチェーン５０はリンクｌ４の関節式組５
２が３つのリンクを備え、各隣接するリンクとガイドリ
ンク１８との間の接続リンク２０がチェーンの側部に側
面が接触する点にて第１図及び笛２図に示したものと異
なる。本発明によると、接続リンクが各隣接する関節式
リンク１４間に位置決めされる限り、チェーンの幅寸法
は変更することが出来る。

理解し得るように、各ピンの軸受け面積、即ち、関節式
リンクの開目部を画成する壁の面積は枢着手股上におけ
る荷重分布を改善し、ピンの変形を阻止し、又関節式リ
ンクの開口部の平滑な壁により提供される改良された軸
支状態のため、従来技術の通常のチェーンにおけるより
も優れた摩擦特性が提供される。

中央の接続リンクはスプロケットの歯と全く接触しない
ような形状を備えてあり、このため、スプロケットの歯
に対して比較的大きい面積圧力を作用させることがなく
、その結果、接続リンクに対する衝撃が生ぜず、摩耗が
軽減され、スプロケットの寿命が延長する。

特許請求の範囲の記載は全ての相当な均等物を包含する
ことを意図するものであり、従来技術により許容される
最広義の解釈を可能にするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はチェーンがかみ合うスプロケットを破線で示す
本発明により構成されたチェーンの一部分の側面図、 第２図は部品は第１図に示したチェーンの部分の切り欠
いた平面図、 第３図は第１図及び第２のチェーンに使用される関節式
リンクの平面図、 第４図は第１図のチェーン部分に使用される典型的なガ
イドリンクの図、 第５図は第１図及び第２図のチェーンに使用される接続
リンクの平面図、 第６図は本発明により構成された別のチェーンの一部分
の平面図である。 １０：チェーン　　　　１４：関節式リンク１６：リン
ク　　　　　　１８ニガイドリンク２０：接続リンク　
　　２２：本体 ２４：トウ　　　　　　２６：内側面 ２８：外側面　　　　　３０：スプロケット３２：開口
部　　　　　３４：平滑壁 ３８：開口部　　　　　４０：壁 ４４：開口部　　　　４６：壁

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、組みのリンクの整合させた開口部を通る枢着手段に
   より連結された組みの綴り合わせたリンクを備えるチェ
   ーンにおいて、 交互の組みのリンクが平滑な壁を提供すると共に、枢着
   手段と関節式リンクと間の相対的動作を許容する精密打
   抜きされた開口部を有する関節式リンクであり、 他方の組みのリンクがガイド及び接続リンクであり、該
   接続リンクが各対の関節式リンクを離間させ、ガイドリ
   ンクが関節式リンクの外側に側面が接触し、枢着手段が
   前記ガイド及び接続リンクの開口部内に圧力嵌めされる
   ことを特徴とするチェーン。 ２、前記関節式リンクがスプロケットの歯をクロッチに
   より離間された一対のトウを画成する複数の拡がり側面
   に駆動可能に係合させ得る構造とし、及び前記接続リン
   クがスプロケットの歯との接触を回避し得る形を備え、
   ガイドリンクがチェーンをスプロケット上に維持し得る
   ようにしたことを特徴とする請求項１記載のチェーン。 ３、歯付きスプロケットと共に使用されるチェーンにお
   いて、組みのガイド及び接続リンクと交互に配設された
   関節式リンク群と、前記関節式リンクの横方向に整合さ
   れた開口部内に軸支され、該関節式リンクと共に相対的
   回転すると共に、前記ガイド及び接続リンク内に固定さ
   れた枢着手段と、の組み合わせ体を備え、各関節式リン
   クが各ガイド及び接続リンクの肉厚の２倍程度の幅寸法
   を有し、前記関節式リンクが精密打ち抜きされ、前記枢
   着手段に対して略平滑な壁を有する開口部を提供し、前
   記ガイドリンクが前記群の関節式リンクの側部に側面が
   接触する一方、前記接続リンクが各群内の隣接する各関
   節式リンク間に位置決めされることを特徴とする、チェ
   ーン。 ４、前記関節式リンクがクロッチにより分離されかつ離
   間された一対のトウを備えて形成され、前記トウが少な
   くとも一部分がスプロケットの歯に駆動可能に接触し得
   るようにした拡がり側面により画成されることを特徴と
   する請求項３記載のチェーン。 ５、前記接続リンクがスプロケットの歯と駆動状態に接
   触しないような形状を備えることを特徴とする請求項４
   記載のチェーン。 ６、関節式リンクの各群が少なくとも２つのリンクを備
   えることを特徴とする請求項３記載のチェーン。 ７、各接続リンクは、一対の離間した開口部を具備する
   一方、枢着手段が各開口部内に圧力嵌めされることを特
   徴とする請求項４記載のチェーン。 ８、前記関節式リンクのピッチがガイド及び接続リンク
   のピッチと同一であることを特徴とする請求項４記載の
   チェーン。 ９、スプロケットの口に駆動可能に係合し得るようにし
   た一型式の組みのリンクと、別型式の組みのリンクとを
   相互に配設して成るチェーンにおいて、前記別型式のリ
   ンクが、側部にて関節式リンクの側面に接触するガイド
   リンクと、一組みの１つの関節式リンクを別の組みの関
   節式リンクから離間させるリンクとを備え、両組みの各
   リンクが離間した開口部を有し、前記組みのリンクの開
   口部が組みの開口部として横方向に整合され、一組みの
   開口部が他方の組のリンクの組みの開口部と横方向に整
   合され、さらに、組みのリンクの横方向に整合された各
   開口部内の連結手段を備え、前記関節式リンクの開口部
   が精密打ち抜きされ、前記連結手段に対して平滑な壁を
   有する軸受け軸支状態を提供する一方、他方のリンクの
   開口部が前記連結手段と他方のリンクとの相対的回転を
   阻止し得るような方法にて枢着手段を緊密に受け入れる
   ようにしたことを特徴とするチェーン。 １０、歯付きのスプロケットと駆動係合し得るようにし
   た逆歯チェーンにおいて、 各組みが少なくとも一対の横方向に整合させたリンクか
   ら成り、所定の肉厚を有する複数の組みの離間した関節
   式リンクを備え、各々が拡がる側面により画成されかつ
   クロッチにより離間された一対のトウを備え、前記側面
   の少なくとも一部分が前記スプロケットの歯と駆動状態
   に接触し得るようにされ、さらに、 前記組みの関節式リンクの側部に接触すると共に、次に
   隣接する組みの関節式リンク間のスペースを架橋するガ
   イドリンクと、 前記組みのリンク及び前記ガイドリンクの各リンクに形
   成された一対の離間した開口部と、前記開口部に設けら
   れ、前記組みのリンクを前記ガイドリンクに接触させる
   と共に、前記関節式リンクに軸支された連結手段と、 前記ガイドリンクと共に伸長する前記スプロケットの歯
   と接触しないような形状とし、前記組みのリンクのリン
   ク間に位置決めされた接続リンクと、を備え、 各接続リンク及び各ガイドリンクが前記連結手段に固定
   され、 前記ガイドリンク及び前記接続リンクの肉厚が前記関節
   式リンクの肉厚より薄いようにし、前記関節式リンクが
   精密打抜きされ、その肉厚と相俟って、前記連結手段に
   対する改良された軸支状態を提供し、これにより、チェ
   ーンの摩耗特性を改良し得るようにしたことを特徴とす
   る逆歯チェーン。