JPH02292291A - ホスホニウム化合物およびそれらの製造方法 - Google Patents

ホスホニウム化合物およびそれらの製造方法

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JPH02292291A
JPH02292291A JP2096609A JP9660990A JPH02292291A JP H02292291 A JPH02292291 A JP H02292291A JP 2096609 A JP2096609 A JP 2096609A JP 9660990 A JP9660990 A JP 9660990A JP H02292291 A JPH02292291 A JP H02292291A
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JP
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group
substituted
fluorine
alkyl
aromatic ring
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JP2096609A
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English (en)
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Joerg Gitzel
イエルク・ギッツエル
Hans-Tobias Macholdt
ハンス―トビアス・マックホルト
Wolfgang Knaup
ウオルフガング・クナウプ
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/54Quaternary phosphonium compounds
    • C07F9/5456Arylalkanephosphonium compounds

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は,新規なホスホニウム化合物およびそれらの製
造方法に関する。
本発明は,特に一般式(I): は,ユないし30個の炭素原子および3ないし50個の
フッ素原子を有する直鎖状または分枝鎖状の,フッ素置
換飽和アルキル基であり.これらはフッ素,塩素,臭素
またはヨウ素原子のようなもう一つのハロゲン原子およ
びヒドロキシルおよび/またはクロロメチルおよび/ま
たはカルボキシアミドおよび/またはスルホンアミドお
よび/またはウレタンおよび/またはケトおよび/また
はアミノおよび/またはR9−0−Rl。基(ここにR
,およびRIOは, CI−Cal。アルキル基である
)を有することができ,あるいはMR,ないしR4のう
ちの少なくとも1個は,フッ素置換アリール基,例えば
フッ素置換フエニル,トルイルまたはナフチル基,また
は芳香環上でフッ素により置換されたアルアルキル基,
例えばフッ素置換ベンジル基であり,その際アリールま
たはアルアルキル基は.芳香環上で更に飽和または不飽
和の,直鎖状または分技鎖状のC,−C,l。アルキル
, CI−C:10アノ.レコキシ, C,−C,。ハ
ロゲノアルキル, CI−C3。ハロゲノアルコキシま
たはヒド〔上式中,基R,ないしR4のうちの少なくと
も1個ロキシル基またはフッ素,塩素,臭素またはヨウ
素原子のようなもう一つのハロゲン原子により置換され
ていてもよく,そしてアルアルキル基の場合にはリン原
子と芳香環との間のアルキル橋は,1ないし30個の炭
素原子を有し,そしてIJ R +ないしR4のうちの
多くとも3個は,互いに無関係に水素原子,直鎖状また
は分技鎖状の,飽和または不飽和の,置換された,また
は未置換の1ないし30個の炭素原子を有するアルキル
基であるか,あるいは芳香環上でC,−C.。アルコキ
シ, C.−C,。ハロゲノアルキル, C,−C,。
ハロゲノアルコキシまたはヒドロキル基またはフッ素.
塩素,臭素またはヨウ素原子のようなハロケン原子によ
り置換されていてもよいアリールまたはアルアルキル基
,例えばフエニル.トルイル,ナフチルまたはヘンジル
基であり,そしてR,ないしR8は,アリール基,例え
ばフエニル,トルイルまたはナフチル基,アルアルキル
基,例えばベンジル基,またはハロゲノアリール基,例
エハフルオロフエニルまたはクロロフエニル基である〕 で表される新規なホスホニウム化合物およびこれらの化
合物の混合物に関する。
本発明は,特に,上記の一般式(I)において,基R1
ないしR4のうちの少なくとも1個は.4ないし17個
の炭素原子および3ないし25個のフン素原子を有する
直鎖状または分技鎖状の,フッ素置換飽和アルキル基で
あり,これらはフッ素,塩素,臭素またはヨウ素のよう
なもう一つのハロゲン原子およびヒドロキシルおよび/
またはクロロメチルおよび/またはケトおよび/または
R.−0−R,.基(ここにR,およびRIGはC+−
C+aアルキル基である)を有することができ.あるい
は基R,ないしR4のうちの少なくとも1個は,フッ素
置換了りール基,例えばフッ素置換フエニル基,または
芳香環上でフッ素により置換されたアルアルキル基,例
えばフッ素置換ベンジル基であり,その際了りールまた
はアルアルキル基は.更に芳香環上で飽和または不飽和
の,直鎖状または分枝鎖状C+−C+aアルキル, C
l−Cpsアルコキシ+ CI−CIllハロゲノアル
キル,C+−CIsハロゲノアルコキシまたはヒドロキ
シル基またはフッ素,塩素,臭素またはヨウ素原子のよ
うなもう一つのハロゲン原子により置換されていてもよ
く,そしてアルアルキル基の場合には,リン原子と芳香
環との間のアルキル橋は.1ないし18個の炭素原子を
有し,そしてR1ないしR4のうちの多くとも3個は,
互いに無関係に水素原子,直鎖状または分技鎖状の,飽
和または不飽和の,置換または未置換の1ないし18個
の炭素原子を有するアルキル基であるか,または芳香環
上でC+−C+sアルキル, Cl−C+sアルコキシ
+ CI−CIllハロゲノアルキル+ CI4+8ハ
ロゲノアルコキシまたはヒドロキシル基またはフッ素,
塩素.臭素またはヨウ素原子のようなハロゲン原子によ
り置換されていてもよく,そしてR5ないしR8は,フ
エニル,p一トルイル,p−クロロフエニルまたはナフ
チル基である〕で表される化合物およびこれらの化合物
の混合物に関する。
本発明は,更に特に,式(I)において, 75,R.
ないしR,のうちの少なくとも1個が基ないしR4のう
ちの少なくとも1個が基Ctlz−CIIz−CaF+
tまたは−CILz−CIlz−Rf (ココニRfは
ChP I3ないしC+ lF23である)であり,そ
して基RないしR,のうちの多くとも3個がフエニル基
であり.そして基R,ないしR,がフエニル,p−トル
イル,p−クロロフエニルまたはナフチル基である化合
物およびこれらの化合物の混合物に関する。
一般式(1)で表される個々の化合物またはこれらの化
合物の例として以下のものを挙げること?できる: CaF+t−Cll■−CH!−P(フエニル)3+ CaF+t−CHz−Ctlz−P(フエニル)3+ CaF+t−CHz−CHz−P(フエニル):l+ Rf−Cllz−Cllz−P (フエニル)3CRf
=CbFIxないしC++Fzz)+ Rf−Clh−C}It−P (フエニル)3(Rf=
C6F+iないしCIIF2:l)+ Rf−CHz−CHz−P (フエニル),(RbCb
F+iないしCIlF2:l)B(フエニル)4 B(p−トルイル)4一 B(p−クロロフエニル)4 B(フエニル)4ー B(p−トルイル)4 B(p−クロロフエニル)−(6) F,C F,C F.C 一C式(Nで表されるホスホニウム化合物およびこれら
のホスホニウム化合物の混合物は,一般式(■): R, RAP   R4     X−      (II)
R3 C上弐中.基R,ないしR4のうちの少なくとも1個は
,1ないし30個の炭素原子および3ないし50個のフ
ッ素原子を有する直鎖状または分技鎖状の,フッ素置換
飽和アルキル基であり.これらはフッ素,塩素臭素また
はヨウ素原子のようなもう一つのハロゲン原子およびヒ
ドロキシルおよび/またはクロロメチルおよび/または
カルボキシアミドおよび/またはスルホンアミドおよび
/またはウレタンおよび/またはケトおよび/またはア
ミノおよび/またはRq−0−R+oW(ここにR,お
よびh0は, C+−Ci。アルキル基である)を有す
ることができ,あるいは基R+ないしR4のうちの少な
くとも1個は.フッ素置換アリールL 例えばフッ素置
換フエニル,トルイルまたはナフチル基,または芳香環
上でフッ素によって置換されたアルアルキル基,例えば
フン素置換ヘンジル基であり,その際アリールまたはア
ルアルキル基は,芳香環上で更に飽和または不飽和の,
直鎮状または分枝鎖状のC,−C3。
アルキル, C.−Cff。アルコキシr CI−C3
6ハロゲノアルキル, C+−Ca。ハロゲノアルコキ
シまたはヒドロキシ基またはフッ素,塩素,臭素または
ヨウ素原子のようなハロゲン原子により置換されてもよ
く.そしてアルアルキル基の場合にはリン原子と芳香環
との間のアルキル橋は,■ないし30個の炭素原子を有
し,そして基R,ないしR4のうちの多くとも3個は,
互いに無関係に水素原子,直鎖状または分技鎖状の,飽
和または不飽和の,置換された1または未置換の1ない
し30個の炭素原子を有するアルキル基であるか,また
は芳香環上でCI−C3。アルキル, C.−C3●ア
ルコキシ, C.−C3。ハロゲノアルキル, C.−
C.。ハロゲノアルコキシまたはヒドロキシル基または
フソ素,塩素,臭素またはヨウ素原子のようなハロゲン
原子により置換されていてもよいアリールまたはアルア
ルキル基,例えばフエニル,トルイル,ナフチルまたは
ヘンジル基であり,そして陰イオンX−はハロゲン陰イ
オン1例えば塩素,臭素またはヨウ素陰イオンである〕
で表されるホスホニウム化合物を,水または水とイソプ
ロバノール,イソブタノールまたはメチルイソブチルケ
トンのような有機溶剤との混合物中で約20℃ないし約
90℃好まし《は約50℃ないし約80℃の温度におい
て.ホウ酸塩と反応せしめることによって製造されうる
一般式(1)で表される化合物およびこれらの化合物の
混合物は.良好な収量および純度において得られ,そし
て反応媒質から濾過によって直接単離されうる。
前記一般式(n)で表される化合物の合成は,例えば.
ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサエティー, 1
984年第1233〜34頁(J. Chem. So
c.Chem. Commun. 1984.  12
33  34) ,  ヘミノシエ・Chem. Co
mmun. 1984. 1233−34) ,  ヘ
ミッシエ・ベリヒテ,第1149 (1981年)第3
589 − 3598頁(Chem. Ber. 11
4 (1981)3589−3598) ,ジャーナル
・オブ・フルオリン・ケミストリー第23巻(1983
年)第339QU. Fluorine Chem.2
3(1983),33)およびドイツ特許出願公開第2
,936,211号公報に記載されている。
すなわち.例えば,前記の化合物(1)ないし(6)は
,下記の出発化合物(13)および(14)をテトラフ
エニルホウ酸ナトリウム,テトラーp−クロロフエニル
ホウ酸ナトリウムまたはテトラーp−  }ルイルホウ
酸ナトリウムと反応させることによって製造される。テ
トラーp−クロロフエニルホウ酸ナトリウムーp−  
トルイルホウ酸ナトリウムは,ホルツアブフエル(H.
 }Iolzapfel)およびリヒテル(C. Ri
chter)の記載した方法(J. Prakt. C
hem.26?1964), 15−23参照)によっ
て製造される。
CsF 17−Cllz−Ch−P (フエニル), 
  I−    (13)17f−CIl■−CIl■
−P(フエニル)3    ド   (l4)(Rf・
C6F lffないしC++h:+)本発明による前記
一般式(1)で表される化合物は,電子写真記録法用の
電子写真用トナーおよび現像剤における電荷調整剤(C
harge controlagen ts)として使
用するのに極めて適している。
以下の製造例は,限定を意味することなく本発明を例示
するものである。
製造例1 化合物(13) (分子ffi836,  その製造法
はジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエティー,ケミカ
ル・コミテ4 −(J. Chem. Soc., C
hem. Commun.,1984. 1233−3
4)に記載されている) 8.4g (0.01モル)
を水/イソプロバノール(1 : 1 v/v) 15
0mlに溶解する。次いで,テトラフエニルホウ酸ナト
リウム3.4g (0.01モル)を攪拌下に徐々に添
加する。次に,容積が400rnlになるまで水/イソ
プロパノールを補充し,そして混合物を30分間沸騰さ
せる。得られた白色沈殿物を加熱下に吸引濾別し水/イ
ソプロバノールで洗滌しそして減圧下に50℃において
乾燥する。
収量:化合物(1)9.3g(理論量の90.5%)融
点:  169−170℃ 元素分析: 計算値: C 60.7%H3.8%P3.0%B1.
1%実測値:C60.7%H3.7%P3.0%B 0
.9%水0.06% ’HNどR (DMSO−d6)  :2.58 (多重線,メチレ
ンH2),4.02 (多重線,メチレン112),7
.00 (多重線.テトラフエニルボラートイオンのフ
エニルH 20). 7.83(ホスホニウム陽イオン
のフエニルH 15)ppm@ 製造例2 化合物(2)を製造するために,1!造例1において記
載された手法に従う。ただし,テトラフエニルホウ酸ナ
トリウムの代りにテトラーp一 トルイルホウ酸ナトリ
ウム4.0g (0.01モル)を使用する。
収量:化合物(2)9.7g(理論量の89.5%)分
子量: 1084 融点:  189−190℃ 元素分析: 計算値: C 62.0%+14.3%P2.9%B1
.0%実測値:C62.1%+14.2%P2.4%B
O,9%水0.07% ’II  NMR (D門SO−d6)  :2.14 (一重線2.60
 (多重線, 3.99 (多重線. 6.88 (多重線, 7.82 (多重線, ンのフエニル トルイル+13), メチレン112) メチレン112) p一トルイルH16), ホスホニウム陽イオ H 15)ppm −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔上式中、基R_1ないしR_4のうちの少なくとも1
    個は、1ないし30個の炭素原子および3ないし50個
    のフッ素原子を有する直鎖状または分枝鎖状のフッ素置
    換飽和アルキル基であり、これらはもう一つのハロゲン
    原子およびヒドロキシルおよび/またはクロロメチルお
    よび/またはカルボキシアミドおよび/またはスルホン
    アミドおよび/またはウレタンおよび/またはケトおよ
    び/またはアミノおよび/またはR_9−O−R_1_
    0基(ここにR_9およびR_1_0は、C_1−C_
    3_0アルキル基である)を有することができ、あるい
    は基R_1ないしR_4のうちの少なくとも1個は、フ
    ッ素置換アリール基または芳香環上でフッ素により置換
    されたアルアルキル基であり、その際アリールまたはア
    ルアルキル基は、芳香環上で更に、飽和または不飽和の
    、直鎖状または分枝鎖状のC_1−C_3_0−アルキ
    ル、C_1−C_3_0アルコキシ、C_1−C_3_
    0ハロゲノアルキル、C_1−C_3_0ハロゲノアル
    コキシまたはヒドロキシル基またはもう一つのハロゲン
    原子により置換されていてもよく、そしてアルアルキル
    基の場合にはリン原子と芳香環との間のアルキル橋は、
    1ないし30個の炭素原子を有し、そして基R_1ない
    しR_4のうちの多くとも3個は互いに無関係に水素原
    子、直鎖状または分枝鎖状の、飽和または不飽和の、置
    換された、または未置換の1ないし30個の炭素原子を
    有するアルキル基であるか、あるいは芳香環上でC_1
    −C_3_0アルキル、C_1−C_3_0アルコキシ
    、C_1−C_3_0ハロゲノアルキル、C_1−C_
    3_0ハロゲノアルコキシまたはヒドロキシ基またはハ
    ロゲン原子により置換されていてもよいアリールまたは
    アルアルキル基であり、そしてR_5ないしR_■は、
    アリール基、アルアルキル基またはハロゲノアルキル基
    である〕 で表されるホスホニウム化合物およびこれらの化合物の
    混合物。 2、一般式( I )において、R_1ないしR_4のう
    ちの少なくとも1個は、4ないし17個の炭素原子およ
    び3ないし25個のフッ素原子を有する直鎖状の、フッ
    素置換飽和アルキル基であり、これらは、その他のハロ
    ゲン原子およびヒドロキシルおよび/またはクロロメチ
    ルおよび/またはケトおよび/またはR_9−O−R_
    1−基(ここにR_9およびR_1_0はC_1−C_
    1_■アルキル基である)を有することができ、あるい
    は基R_1ないしR_4のうちの少なくとも1個は、フ
    ッ素置換アリール基または芳香環上でフッ素により置換
    されたアルアルキル基であり、その際アリールまたはア
    ルアルキル基は、更に芳香環上で飽和または不飽和の、
    直鎖コキシ、C_1−C_1_8ハロゲノアルキル、C
    _1−C_1_■ハロゲノアルコキシまたはヒドロキシ
    ル基または他のハロゲン原子により置換されていてもよ
    く、そしてアルアルキル基の場合には、リン原子と芳香
    環との間のアルキル橋は、1ないし18個の炭素原子を
    有し、そしてR_1ないしR_4のうちの多くとも3個
    は、互いに無関係に水素原子、直鎖状または分枝鎖状の
    、飽和または不飽和の、置換または未置換の1ないし1
    8個の炭素原子を有するアルキル基であるか、または芳
    香環上でC_1−C_1_8アルキル、C_1−C_1
    _8アルコキシ、C_1−C_1_8ハロゲノアルキル
    、C_1−C_1_■ハロゲノアルコキシまたはヒドロ
    キシル基またはハロゲン原子により置換されていてもよ
    く、そしてR_5ないしR_8は、フェニル、p−トル
    イル、p−クロロフェニルまたはナフチル基である〕で
    表される請求項1に記載の化合物。 3、式( I )において、基R_1ないしR_4のうち
    の少なくとも1個が基−CH_2−CH_2−C_■F
    _1_7または−CH_2−CH_2−Rf(ここにR
    fはC_6F_1_3ないしC_1_1F_2_3であ
    る)であり、そして基R_1ないしR_4のうちの多く
    とも3個がフェニル基であり、そして基R_5ないしR
    _■がフェニル、p−トルイル、p−クロロフェニルま
    たはナフチル基である請求請項1に記載の化合物および
    これらの化合物の混合物。 4、次式 C_■F_1_7−CH_2−CH_2−P^+(フェ
    ニル)_3B(フェニル)_4−で表される請求項1に
    記載の化合物。 5、次式 C_■F_1_7−CH_2−P^+(フェニル)_3
    B(トルイル)_4−で表される請求項1に記載の化合
    物。 6、次式 C_■F_1_7−CH_2−CH_2−P(フェニル
    )_3B(クロロフェニル)_4− で表される請求項1に記載の化合物。 7、次式 Rf−CH_2CH_2P(フェニル)_3B(フェニ
    ル)_4−(Rf=C_6F_1_3ないしC_1_1
    F_2_3)で表される請求項1に記載の化合物または
    それらの混合物。 8、次式 Rf−CH_2−CH_2P^+(フェニル)_3B(
    p−トルイル)_4−(Rf=C_6F_1_3ないし
    C_1_1F_2_3)で表される請求項1に記載の化
    合物またはそれらの混合物。 9、次式 Rf−CH_2−CH_2−^+P(フェニル)_3B
    (クロロフェニル)_4−(Rf=C_6F_1_3な
    いしC_1_1F_2_3)で表される請求項1に記載
    の化合物またはそれらの混合物。 10、一般式( I )で表される請求項1に記載のホス
    ホニウム化合物またはホスホニウム化合物の混合物を製
    造すべく、一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (上式中、基R_1ないしR_4のうちの少なくとも1
    個は、1ないし30個の炭素原子および3ないし50個
    のフッ素原子を有する直鎖状または分枝鎖状の、フッ素
    置換飽和アルキル基であり、これらはその他のハロゲン
    原子およびヒドロキシルおよび/またはクロロメチルお
    よび/またはカルボキシアミドおよび/またはスルホン
    アミドおよび/またはウレタンおよび/またはケトおよ
    び/またはアミノおよび/またはR_9−O−R_1_
    0基(ここにR_9およびR_1_0は、C_1−C_
    3_0アルキル基である)を有することができ、あるい
    は基R_1ないしR_4のうちの少なくとも1個は、フ
    ッ素置換アリール基または芳香環上でフッ素によって置
    換されたアルアルキル基であり、その際アリールまたは
    アルアルキル基は、芳香環上で更に飽和または不飽和の
    、直鎖状または分枝鎖状のC_1−C_3_0アルキル
    、C_1−C_3_0アルコキシ、C_1−C_3_0
    ハロゲノアルキル、C_1−C_3_0ハロゲノアルコ
    キシまたはヒドロキシ基またはその他のハロゲン原子に
    より置換されてもよく、そしてアルアルキル基の場合に
    はリン原子と芳香環との間のアルキル橋は、1ないし3
    0個の炭素原子を有し、そして基R_1ないしR_4の
    うちの多くとも3個は、互いに無関係に水素原子、直鎖
    状または分枝鎖状の、飽和または不飽和の、置換された
    、または未置換の1ないし30個の炭素原子を有するア
    ルキル基であるか、または芳香環上でC_1−C_3_
    0アルキル、C_1−C_3_0アルコキシ、C_1−
    C_3_0ハロゲノアルキル、C_1−C_3_0ハロ
    ゲノアルコキシまたはヒドロキシル基またはハロゲン原
    子により置換されていてもよいアリールまたはアルアル
    キル基であり、そしてX^−はハロゲン陰イオンである
    〕 で表されるホスホニウム化合物を、水または水と有機溶
    剤との混合物中で約20℃ないし約90℃の温度におい
    て、ホウ酸塩と反応せしめることを特徴とする上記式(
    I )で表されるホスホニウム化合物またはホスホニウ
    ム化合物の混合物の製造方法。 11、一般式(II)において、X^−が塩素、臭素また
    はヨウ素陰イオンである請求項10に記載の方法。 12、反応を水中で、または水とイソプロパノール、イ
    ソブタノールまたはメチルイソブチルケトンとの混合物
    中で行う請求項10または11に記載の方法。 13、反応を約50℃ないし約80℃において行う請求
    項10ないし12のいずれかに記載の方法。 14、ホウ酸塩としてテトラフェニルホウ酸ナトリウム
    、テトラ−p−トルイルホウ酸ナトリウムまたはテトラ
    −p−クロロフェニルホウ酸ナトリウムを用いて反応を
    実施する請求項10ないし13のうちのいずれかに記載
    の方法。
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