JPH02290849A - テトラヒドロベンゾ[c,d]インドール・セロトニン作動薬 - Google Patents

テトラヒドロベンゾ[c,d]インドール・セロトニン作動薬

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JPH02290849A
JPH02290849A JP2093836A JP9383690A JPH02290849A JP H02290849 A JPH02290849 A JP H02290849A JP 2093836 A JP2093836 A JP 2093836A JP 9383690 A JP9383690 A JP 9383690A JP H02290849 A JPH02290849 A JP H02290849A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、合成有機化学および薬化学の分野に関するも
のであり、セロトニン作動薬(アゴニスト)として有用
なテトラヒド口ベンゾ[cd]インドールに関するもの
である。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)フラ
フ(Flaugh)は、米国特許第4.576,959
号(1986年発行)において、6一置換−4ジアルキ
ルアミノ−1.3.4.5−テトラヒド口ベンゾ[cd
]インドール類を開示しており、これらは中枢的なセロ
トニン作動薬として記載されている。これらの化合物は
、ま病、アルコール症、肥満症、喫煙および老年痴呆の
治療に有用であることが開示されている。リアンダー(
Leander)は、米国特許第4,745,126号
(1988年)において、4一置換−1.3,4.5−
テトラヒド口ベンゾ[cd]インドール−6−カルポキ
サミド誘導体を用いる、ヒトにおいて不安を治療する方
法を開示した。
ある新規な6一置換インドール類が、体内でのセロトニ
ン機能の増大を必要とする状態を治療するのに有用であ
ることが見いだされた。これらの状態としては、!病、
不安、アルコール症、肥満症、喫煙、性的機能不全およ
び老年痴呆が挙げられる。
(課題を解決するめだの手段) 本発明は、式(I): [式中、 R1は水素原子、Cl〜C4アルキル、アリルまたけ一
C−R’であり、 R″は水素原子、C1〜C,アルキルまたはアリルであ
り、 R3は水素原子、C.〜C,アルコキシ、−NR’R6
またはC,〜C4アルキルチオであり、R4は水素原子
、メチル、エチルまたはビニルであり、 R6およびReは、独立して、水素原子、61〜C4ア
ルキル、フェニル基で置換された01〜C4アルキル、
もしくはフェニル基であるか、またはR5とR@は一緒
にC,〜C,it素環を形成しており、XはOまたはS
である] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩を提
供するものである。
また、本発明は、式(1)で示される化合物および医薬
的に許容される担体、希釈剤または賦形剤を含有する医
薬製剤を提供するものである。
本発明は、 (a)式: [式中、R’SR’、R3およびXは上記定義と同じで
ある] で示される化合物と酸化剤とを反応させること、または (b)式: X [式中、“置換基”はR”C−、カリウムまたはトリイ
ソプロビルシランであり、Rl1R″ R 3およびX
は上記定義と同じである] で示される化合物と脱保護剤とを反応させて“置換基”
を水素原子と置換すること からなる、式(1)で示される化合物の製造方法を提供
するものである。
さらに、本発明は、以下に示すような、体内でのセロト
ニン機能の増大を必要とする状態を治療する方法であっ
て、式(1)で示される化合物またはその医薬的に許容
される塩を、そのような治療を必要とする噛乳動物に投
与することからなる方法を提供するものでもある。
本明細書において用いる場合、用語「C,〜C4アルキ
ル」とは、1〜4個の炭素原子を有する直鎖状または分
枝鎖状のアルキル鎖を表す。代表的なC,〜C4アルキ
ル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソブ
ロビル、n−ブチル、sec −ブチルなどが挙げられ
る。
用語rc.〜C4アルコ牛シ」とは、メトキシ(CH.
O−)、エトキシ(CH.CH,O−)などを表す。
用jWrC+〜C4アルキルチオ」とは、メチルチオ(
CH,S−)、エチルチオ(CH.CH,S−)などを
表す。
用語「フェニル基で置換された01〜C4アルキル」と
しては、フェニルメチル、l−フェニルエチルなどが挙
げられる。
用語「C,〜C,複素環」としては、ビロリジン、ピペ
リジン、モルホリンなどが挙げられる。
本発明化合物の全てが本明細書で示唆する目的に有用で
あるが、このような用途に関して、本化合物のうち、よ
り好ましい化合物がある。好ましくは、Xが酸素原子で
あり、RlおよびR”が両方ともCl〜C4アルキルで
あり、特にn−プロビルであり、R3はC1〜C,アル
コキシであり、特にメトキシまたはエトキシである。本
発明に含まれる他の好ましい例を以下に示す。
前述のとおり、本発明は、式(1)で示される化合物の
医薬的に許容される塩を含む。本発明化合物はアミンで
あるので、そのままで塩基性であり、したがって、多く
の無機酸および有機酸、例えば、塩酸、硝酸、リン酸、
硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、亜リン酸、ならびに
脂肪族モノおよびジカルボン酸、アミノ酸、フェニルー
置換アルカン酸、ヒドロキシアルカン酸、ヒドロキシア
ルカン二酸、芳香族酸、脂肪族および芳香族スルホン酸
のような非毒性有機酸、と反応して医薬的に許容される
塩を形成する。このような医薬的に許容される塩として
は、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫
酸塩、硝酸塩、リン酸塩、リン酸一水素塩(aonoh
ydrogenphosphate)、リン酸二水素塩
(dihydrogenphosphate)、メタリ
ン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢
酸塩、ブロピオン酸塩、カブリル酸塩、アクリル酸塩、
プロピオン酸塩、カブリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩
、酒石酸塩、イソ酪酸塩、カブリン酸塩、ヘプタン酸塩
、ブロピオル酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸
塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイ
ン酸塩、マンデル酸塩、ブチンー1.4一二酸塩、ヘキ
シン−1,6一二酸塩、馬尿酸塩、安息香酸塩、クロロ
安息香酸塩、メチル安息香酸塩、フタル酸塩、テレフタ
ル酸塩、ベンゼンスルホンfi[、}ルエンスルホン酸
塩、クロロベンゼンスルホン酸塩、キシレンスルホンM
Lフェニル酢酸塩、フェニルブロピオン酸塩、フェニル
酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、
グリコール酸塩、リンゴ酸塩、ナフタレン−1−スルホ
ン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩およびメチル酸
塩が挙げられる。
本発明化合物は、テトラヒドロベンゾ[c,d]インド
ール環の4位の炭素原子に不斉中心を有する。すなわち
、該化合物は、ラセミ混合物、または個々の立体異性体
として存在することができる。
している。
以下に、本発明の代表的な化合物を列挙する:(±)−
4−(ジメチルアミノ)−1.3,4.5テトラヒド口
ベンゾ[c,d]インドール−6−カルボチオ酸,S−
メチルエステル、 (±)−4−(ジーn−プロピルアミノ)−1.3,4
.5−テトラヒド口ペン/[c,d]インドール6−力
ルボチオ酸,〇一エチルエステル、(+)−4−(メチ
ルエチルアミノ)−1.3,4.5−テトラヒド口ベン
ゾ[c,d]インドール−6カルボジチオ酸,メチルエ
ステル、 (+)−4−(n−ブチルアミ/)−1.3,4.5テ
トラヒド口ベンゾ[c,dコインドール−6−カルボン
酸.エチルエステル、 (−)−4−(n−プロピルアミノ)−1.3,4.5
一テトラヒド口ベンゾ[c , d ]インドール−6
カルボチオ酸,S−メチルエステル、 (±)−4−アミノー1.3,4.5−テトラヒド口ベ
ン7’[c,d]インドール−6−カルホシチオ酸,n
−プロビルエステル、 (+)−4−(アリルアミノ)−1.3,4.5−テト
ラヒド口ベン7’[c,d]インドール−6−カルボジ
チオ酸,エチルエステル、 (±)−4−(ジーn−プロビルアミノ)−1.34.
5−テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドール6−カル
ボチオ酸,S−メチルエステル、(−)−4−(メチル
アミン)−1.3,4.5−テトラヒド口ベン7’[c
,d]インドール−6−カルボン酸,n−プロピルエス
テル、 (+)−4−アミノー1.3,4.5−テトラヒド口ベ
ンゾ[c,d]インドール−6−カルポン酸,メチルエ
ステル、 (±)−4−(ジエチルアミ/)−1.3,4.5テト
ラヒド口ベンゾ[c,d]インドール−6−カルボン酸
.n−プロピルエステル・マレイン酸塩、(±)−4−
(ジメチルアミノ)−1.3,4.5−テトラヒド口ベ
ンゾ[c,d]インドール−6−カルボン酸,メチルエ
ステル、 (−)−4−(メチルイソプロピルアミン)−1.3,
4.5−テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドールー6
−カルボチオ酸,O−メチルエステル、(+)−4−(
ジーn−プロビルアミン)−1.3,4.5−テトラヒ
ド口ベンゾ[c,d]インドールー6一カルポキサルデ
ヒド、 (±)−4−(エチルアミノ)−1.3,4.5−テ!
・ラヒドロペン/[c,d]インドール−6−カルボチ
オ酸,S−メチルエステル、 (±)−4−(メチルエチルアミ/)−1.3,4.5
−テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドール−6カルボ
ン酸,エチルエステル、 (+)  4  (sec−プチルアミノ)−1.3,
4.5−テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドール−6
−カルポジチオ酸,メチルエステル。
本発明化合物は、以下の方法によって製造することがで
きる。4−アミノー6−プロモテトラヒド口ベンゾ[c
,d]インドールを1−カリウムー6−リチウム置換誘
導体に転換し、これを適当な求電子試薬で処理する。こ
のようにして製造した化合物は、本発明化合物を得るた
めに脱保護を必要とすることもある。この反応は、下記
反応式(1)で示すことができる。
反応式(1) Rr [式中、R1、Rl,R3およびXは上記定義と同じで
ある]。
本方法にしたがって、ジエチルエーテル中、4一アミノ
ー6−プロモテトラヒドロベンゾ[c , d ]イン
ドール上と、等モル量〜僅かに過剰量の水素化カリウム
とを混合する。一般に、該試薬は低温で、代表的には約
−20゜C〜約10゜Cの範囲で、好まし《は約O℃で
混合される。次に、得られた混合物を約−100℃〜約
−60℃の範囲の温度に、好ましくは約−78゜Cに冷
却し、好ましくは少なくとも2モル過剰量のリチウム化
試薬と混合する。好適なリチウム化試薬としては、se
e−ブチルリチウムおよびt−ブチルリチウムが挙げら
れ、t−ブチルリチウムがより好ましい。この反応は、
約−100℃〜約−20℃の範囲の温度、好ましくは約
−60’C〜約−40°Cで行われる場合、約10分〜
約6時間後に実質的に終了する。
このようにして製造された4−アミノー6−リチウムテ
トラヒド口ベンゾ[c,d]インドール2を、次に、R
’C(=X)Y[こ.:.で、Xは上記定義と同じであ
り、Yはシアノのような良好な離脱基である]のような
適当な求電子試薬との反応によって1,6−ジ置換−4
−アミノテトラヒド口ベンゾ[c,dlインドールジに
転換する。通常、この試薬を相互溶媒に溶解した溶液に
約−100゜C〜約−60℃の範囲の温度、好ましくは
約−80゜Cで、化合物2の溶液を添加する。通常、こ
の反応において、少なくとも4モル過剰量の求電子試薬
を用いる。この反応は、約−40℃〜約lO℃の範囲の
温度で行われる場合、約IO分〜約2時間後に実質的に
終了する。反応混合液を、例えば氷水で冷却することに
よって所望の化合物を精製する。混合液を水不混和性有
機溶媒で洗浄する。有機相を酸で抽出し、水性相を合わ
せて、塩基性にし、所望の化合物を水不混和性有機溶媒
で抽出する。次いで、有機溶媒を、代表的には減圧下で
、濃縮7し、必要に応じて、標準的な方法によって、所
望の化合物旦をさらに精製する。
化合物旦において用語“置換基”によって示される1−
アミノ基をも含む窒素原子が前記反応でアシル化された
場合には、標準的な脱保護条件に従って、式(1)で示
される化合物を製造することができる。脱保護は、一般
に、アルコールまたは水のようなプロトン性溶媒中、水
酸化アンモニウムまたは炭酸カリウムのような塩基によ
る処理によって行うことができる。所望の化合物は、標
準的な条件によって単離され、一般的な溶媒からの結晶
化またはシリカゲルもしくはアルミナのような固体支持
体によるカラムクロマトグラフィーによって精製される
好ましい方法では、まずインドールの1位にトリイソブ
ロピルシリル基を付加することによって、ハロゲンー金
属交換を促進することができる。これは、まず水素化カ
リウムのような塩基でインドールを処理し、次いで塩化
トリイソブロビルシリルのようなハロゲン化トリイソプ
ロピルシリルもしくはトリイソプロビルシリルトリフラ
ートで処理することによって行うことができる。上記ノ
1ロゲンー金属交換および置換反応の後、フッ化テトラ
ブチルアンモニウムまたはフッ化セシウムのような慣用
の脱シリル剤を用いてトリイソブロピルシリル基(イン
ドール3における“置換基″)を除去することができる
Xが硫黄原子である式(1)によって定義されるチオカ
ルボン酸エステル類は、もう一つの重要な化合物であり
、これは、本発明の別の具体例である。本発明のチオカ
ルボン酸エステル類は、対応するカルボン酸エステルま
たはチオエステルをチオ化(thiating)するこ
とによって製造することができる。本反応において、五
硫化リンを含むい《つかのチオ化剤を用いることができ
る。別のチオ化剤は、ローソン試薬(Lawesson
’ s Reagent)であり、これは、2.4−ビ
ス(4−メトキシフエニル)−1,3−ジチアー2,4
−ジホスフエタン−2,4−ジスルフィドである。この
チオ化剤およびその一般的な用途は、Tetrahed
ron LetLers, 21. 4061 (19
80)に詳述されている。このチオ化反応は、トルエン
またはジオキサンのような相互有機溶媒中、ほぼ等モル
lのカルボン酸エステルとチオ化剤を混合することによ
って行われるのが好ましい。
この反応は、約50゜C〜約150゜Cの温度で行われ
る場合、一般に約1時間〜約10時間以内に終了する。
このようにして形成されたチオカルボン酸エステルは、
結晶化のような常法によって単離および精製することが
できる。
式(1)で示されるチオカルボン酸エステルは、上記方
法にしたがって製造した4−アミノー6一リチウムテト
ラヒド口ベンゾ[c,dコインドール2と、二硫化炭素
またはチオカルボニル−1,l゜ジイミダゾールのよう
なチオカルボニル試薬とを反応させることによって製造
することもでき、次いで、上述のように、所望の求電子
試薬との反応によって式(1)で示される化合物に転換
することができる。
6位にカルボン酸基を含む式(1)で示される化合物は
、フラウによって米国特許第4,576,959号に記
載されたように、5−CNI導体を加水分解することに
よって製造することができる。
6−カルボン酸誘導体は、6−リチウム置換誘導体2に
二酸化炭素を接触させることによって製造することがで
きる。6−カルボン酸は、本発明の幾つかの化合物の中
間体として用いることができる。例えば、6−カルボン
酸または6−チオカルボン酸と、試薬R’XH[ここで
、R3は水素原子以外であり、Xは酸素原子または窒素
原子である]およびカップリング試薬(例えば、ベブチ
ド類の合成に一般に用いられる任意のタイプのカップリ
ング試薬)とを反応させ、所望のエステル、アミド、チ
オアミドまたはチオエステルを単離することができる。
このようなカップリング試薬としては、例えば、N,N
’−ジシクロへキンル力ルポジイミド、N,N’−ジイ
ソプ口ピル力ルポジイミドまたはN,N’−ジエチル力
ルポジイミドのようなカルボジイミド類;カルボニルジ
イミダゾールのようなイミダゾール類、ならびにN一エ
トキシカルボニル−2−エトキシ−1.2−ジヒドロキ
ノリン(EEDQ)のような試薬が挙げられる。
R3が水素原子である式(1)で示される化合物は、本
発明のカルボキサルデヒド類を形成し、水素化ジイソブ
チルアルミニウムのような水素化物還元剤で4−アミノ
ー6−シアノテトラヒド口ベンゾ[c,d]インドール
を還元し、標準方法に従って所望の化合物を単離するこ
とによって製造することができる。
本発明の医薬的に許容される塩は、代表的には、等モル
量または過剰量の酸と本発明のアミンとを反応させるこ
とによって形成される。反応物を、一般に、ジエチルエ
ーテルまたはベンゼンのような相互溶媒中で混合し、通
常、約1時間〜約10日以内で溶液から塩が沈澱し、こ
れを濾過によって単離することができる。
本発明の化合物を製造するために用いられる4アミノー
6−ブロモ(およびシアノおよびカルボン酸)テトラヒ
ド口ベンゾ[c,d]インドール出発物質は、従来技術
の方法によって容易に製造される既知の化合物である。
フラウの米国特許第4,576,959号に開示されて
いる反応式(2)で示される下記方法を用いることがで
きる。
反応式(2) (XX) (XXI) (XXn) (X X III) (XXIV) 訃 (xXv) (XXVI) (XXXII) (XXXI) 上記反応式において、l−ペンゾイル−5−オキソー1
.2.2a,3,4.5−へキサヒド口ヘンゾ[c,d
]インドール(X X)[コルンフェルド等(Korn
feld et al., Journal or t
he Aa+erican Che+++ical S
ociety, 78. 3887 (1956)、化
合物4)から]を、酸中で、5−オキソー1.2.2a
,3.4.5へキサヒド口ベンゾ[c,dlインドール
(XXI)(RがHである場合、フルンフェルド等の化
合物10)に加水分解する。5−ヶトンを、相互不活性
溶媒中、水素化ホウ素アルカリ金属または水素化アルミ
ニウムによって、5−ヒドロキシル[(±)−5ヒドロ
キシ−1.2,2a.3.4.5−ヘキサヒド口ベンゾ
[c,d]インドール(X X n )]に還元する。
酢酸中での臭素化によって、(±)−6−ブロモー5−
ヒドロキシ誘導体(XXI[l)を得る。次いで、この
化合物を、クロロギ酸エチル2モルと反応させて、(±
)−1−エトキシカルボニル−5−エトキシ力ルポニル
オキシ−6−ブロモー1.2.2a,3.4.5−へキ
サヒド口ベンゾ[c,d]インドール(XXIV)が得
られる。この2点のアシル化は、ジメチルアミノピリジ
ン(DMAP)のような有機塩基触媒を含有するピリジ
ン溶液(他の不活性溶媒を用いてもよい)中で行うのが
好都合である。
5−エトキシカルボニルオキシ化合物を加熱して、脱水
し、l一エトキシ力ルボニル−6−ブロモ1,2,2a
,3−テトラヒド口ベンゾ[c,dコインドール(XX
V)が得られる。■一クロロ過安息香酸または他の過酸
を用いる2重結合のエポキシ化によって、好都合に対応
する4.5−エポキシ誘導体が得られる。Znl ,と
一緒に加熱することによるエボキシドの転位によって、
4−オキン誘導体(XX■)が得られる。n−プロビル
アミンおよびN a C N B H sによる還元的
アミノ化によって、(±)−1−エトキシ力ルボニル−
4−n−プロビルアミノー6−ブロモー1.2,2a,
3.4.5−ヘキサヒドロベンゾ[c,d]インドール
(X■)が得られる。次いで、この第2アミンを無水プ
ロピオン酸でアルキル化し、トリフルオロ酢酸(T F
 A)中、B H sまたはNaCNBH.でN−プロ
ピオニル基を還元して、4−ジーn−プロビル化合物、
(±)−1−エトキシ力ルボニル−4−ジーn−プロピ
ルアミノー6−ブロモー1.2.2a,3.4.5一へ
キサヒド口ベンゾ[c,d]インドール(XXX)を得
ることができる。他方、有機塩基の存在下、第2アミン
(XX■)をヨウ化n−プロピルでアルキル化して、直
接、化合物(XXX)を得ることができる。最後に、1
−エトキシ力ルポニルアミドの加水分解によって化合物
(XXXI)が得られ、これを、硫化ジメチルおよびト
リエチルアミンの存在下、MnO*またはN−クロロス
クシンイミドで酸化して、2.2a−ジデヒドロ誘導体
(XXX■)が得られる。この反応の最終的な生成物(
XXXn)は、所望の中間体(±)−4−ジーn−プロ
ビルアミノー6−ブロモー1.3,4.5−テトラヒド
口ベンゾ[c,d]インドールである。
このようにして形成された6−ブロモ誘導体と、シアン
化第一銅またはアルカリもしくはアルカリ土類金属のシ
アン化物およびヨウ化第一銅との、l−メチル−2−ピ
ロリドン溶液中における反応によって、6−シTノ誘導
体が得られ、これを、低級アルカノール中、塩基(KO
H,NaOH)を用いて加水分解すると、(±)−4−
ジーn−プロピルアミノ−6−カルホキサミド−1.3
,4.5テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドールが得
られる。インドリン(XXXI)およびインドリン(X
XXII)の6−ブロモをCNで置換することもできる
上記反応式は、4−ジーn−プロビル誘’lの製造につ
いて説明されたものであった。化合物(XX■)の製造
において、ローブロピルアミンをメチルもしくはエチル
アミンのような他の01〜C4アルキルアミンまたはア
リルアミンで置き換えることによって4−メチル、エチ
ルまたはアリルアミ/基が得られることは、当業者には
明らかなことであろう。同様に、このようにして形成さ
れた第2アミンを、ギ酸、酢酸、アクリル酸またはブロ
ピオン酸によってアシル化し[アミン基がn−プロビル
である化合物(XX■)(シかし、アミン基がメチル、
エチル、アリル等であってもよい)]、Nアシル基をア
ルキルまたはアリル基に還元して、式(XXXa): Y1 [式中、X’l;tNOt、■またはBrであり、R5
およびR6は、独立して、C,−C.アルキルまたはア
リルである] で示される化合物を形成する。上記方法によって、非対
照的に置換されたC−4の第3アミンの簡単な合成経路
が得られることがわかるであろう。
他方、第2アミン[アミン基がn−プロビルである化合
物(XX■)(シかし、アミン基がC1〜C4アルキル
またはアリルであってもよい)]をC H 31,C.
H.I,ヨウ化n−プロビル等または臭化アリルによっ
て直接アルキル化して、同一の第3アミン(XXXa)
を得ることができる。
別の製造方法により、6−ヨード誘導体を製造すること
ができる。これは、酢酸水溶液のような溶媒中、硫酸ま
たはトリフルオ口酢酸のような酸の存在下、ヨウ素およ
びオルト過ヨウ素酸を用いて行うことができる。化合物
(XX■)の非ハロゲン化4−アミノーへキサヒドロベ
ンゾ[c,d]インドール類似体をヨウ素化するのが好
ましい。所望により、このような反応を行うための一般
的な方法を用いて、ヨード誘導体の4−アミ7基をアル
キル化またはアシル化することができる。例えば、モリ
ソンおよびボイド(Morrison and Boy
d,Chapter 22, Organic Che
mistry, Third Edition,^11
yn and Bacon. Boston, 197
3)によって検討されているように、適当なハロゲン化
アルキルによるアルキル化によって4−アミン置換基に
アルキル基を付加することができる。アシル化に次いで
、アミンへの還元によって製造することもできる。これ
は、非対照的に置換された4−アミン置換基を製造する
方法である。ヨウ素化は、4−アミ7基のアルキル化ま
たはアシル化の前に行うことができる。
反応式(2)では、誘導体(XXrV)および次の誘導
体ニツいて、エトキシカルボニル保護基が記載されてい
るが、1−アミン基に関して、ベンゾイル、トリフルオ
ロアセチル、トリクロロエトキシカルボニルなどのよう
な他の保護基を用いることができると思われる。
式(XXXIII): で示されるヨード誘導体のパラジウム接触によるカルボ
ニル化を用いて、6−エステルまたは6一アミド誘導体
を製造することができる。これらの反応は、一酸化炭素
およびアルコールまたはアミンと一緒にパラジウム触媒
を用いて、ハロゲン化アリールから各エステルまたはア
ミドを形成することを含んでいる。これらの反応は、以
下の文献:シェーンベルグおよびヘック[Schoen
berg andfleck, Journal or
 Organic ChellIistry. 39,
 p3325(l974)]オよびシェーンベルク、パ
ートレッテイおよびヘノク[Schoenberg, 
Bartoletti, and Ileck+  J
ournal or Organic Chemist
ry,39,p3318(1974)]において開示さ
れている。1一窒素をベンゾイル基のような保護基R?
で保護するのが好ましい。これら置換基が反応活性であ
ればある程、l−アミノ保護基を一層容易に除去するこ
とができる。例丸ば、6−アルコキシ力ルボニル誘導体
を製造する場合、ベンゾイルの代わりにCQ.CC.H
.OCO一部分のようなl−アミン保護基を用いるのが
好ましい。目的の最終生成物によって、Rlおよび/ま
たはR″が水素原子である場合、4アミノ基をベンゾイ
ルのような容易に除去することができる保護基で保護す
ることができる。グリーン(T,W,Greene i
n Chapter 7 or Protective
 Groups in Organic Synthe
sis, John fileyand Sons, 
New York, 1981)およびバートン(J.
W. B arton in Chapter 2 o
f Protective Grou sin Org
anic Che+mistry. J.F.f.Mc
Omie, ed., PIenum Press, 
New York,  1973)によって記載された
方法を用いて、ホルミル、アセチル、トリフルオロアセ
チルなどのようなアシル基を含むアミノ保護基を導入す
ることができる。R’またはR2がアルキルまたはアリ
ルである場合、カルボニル化を行う前に4−アミ7基を
アルキル化するのが好ましい。例えば、Rlが水素原子
であり、R′がイソブロビルであり、R7がベンゾイル
である場合、約70℃で、触媒としてビス(トリフェニ
ルホスフイン)パラジウム塩化物を用いて、化合物(X
XX[[I)を一酸化炭素およびメタノールと反応させ
、6−メトキシ力ルボニル誘導体を得ることができる。
他方、例えば、米国特許第4.110,339号(19
78年)におけるバッチ等(Bach et al.)
による記載に従って、!−ペンゾイル−4−アミノ1,
2,2a.3.4.5−ヘキサヒド口ベンゾ[Cd]イ
ンドールを製造することができる。上記に従って6−ヨ
ード誘導体を製造することができる。
次いで、所望の最終生成物に応じて4−アミ7基をアル
キル化または保護することができる。ヨード誘導体を上
記のカルボニル化反応させることができる。l−アミノ
基に関する保護剤としてベンゾイル基を用いる場合、ブ
チルリチウムを用いて、6一置換された第1級カルポキ
サミドの1−アミ7基においてベンゾイルを水素原子と
置き換えるのが好都合である。
別の方法において、リアナ等[Leanna et a
lin Tetrahedron Letters, 
30, No. 30, p 3935(1989)]
1.1m.よッテ開示された下記式(XXXIV):で
示される4,5−エボキシドを、例えば、l−フェニル
エチルアミンと反応させて、アミノアルコールを形成し
、次いで、ジクロロメタン中でトリエチルアミンおよび
塩化メタンスルホニルと接触させることによって、対応
するアジリジンに転換することができる。このアジリジ
ンにパラジウムのような触媒を用いて水素化分解して、
l−ペンゾイル−4−アミノーへキサヒドロベンゾ[C
,d]インドールを得ることができる。これを用いて、
上述の方法のように、プロモまたはヨード誘導体を製造
することができる。
アジリジンの形成によって、式(1)で示される化合物
の実質的に純粋な鏡像異性体を得るための好都合な経路
が得られる。少なくとも1つのキラル中心を含有するア
ミンの実質的に純粋な鏡像異性体、例えば、(S)−1
−フエニルエチルアミンと、エボキシド(X X X 
IV)とを反応させて、アミノアルコールを形成するこ
とができる。クロマトグラフィーまたは結晶化のような
既知の方法によって、アミノアルコールのジアステレオ
マーを分離して、実質的に純粋な鏡像異性体を得ること
ができる。アミノアルコールを用いて、上記の方法でア
ジリジンを形成することができる。
メタノール、無水ベンゼンセレネン酸などの中において
、ジメチルスルフィド、Pd/Cの存在下、例えば二酸
化マンガン、N−クロロスクシンイミドによる酸化(脱
水素)によって、上記へキサヒドロベンゾ[c,dlイ
ンドールを、対応する1,3,4.5−テトラヒド口ベ
ンゾ[c,d]インドールに転換することができる。第
l(ブライマリー)4−アミノ置換インドールを製造す
る場合、酸化の前に4−アミ7基を、例えばアシル基で
ブロックするのが望ましい。
以下に実施例を挙げて、本発明の化合物およびその合成
方法をさらに詳細に説明するが、本実施例は、如何なる
場合も本発明の範囲を限定するものではなく、それを意
図するものではない。
実施例l 約0 ’Cで、ジエチルエーテル5酎に4−(ジーn一
ブロピルアミノ)−6−ブロモー1.3,4.5−テト
ラヒド口ベンゾ[c,d]インドール0. 3 3 5
9(1ミリモル)を溶解した溶液を、ジエチルエーテル
2511!f2中に水素化カリウム(鉱油中25重量%
分散体)0. 19g(1.2 ミリモル)を懸濁させ
た懸濁液に添加した。反応混合液をO℃で1時間撹拌し
、外部ドライアイス/アセトン浴を用いて約一78℃に
冷却した。カニューレを介して、この反応混合液に、約
−78℃に冷却した1.7Mのt−ブチルリチウムノ溶
液(1.5i(,2.55 ミ’)モル)を添加した。
得られた混合液を約−40゜Cに温め、この温度で2時
間撹拌した。濁った混合液を−78℃に冷却し、ジエチ
ルエーテルlff&にシアノギ酸メチル0.349(l
リモル)を溶解した溶液を素早く添加した。混合液を約
O′Cに温め、氷水で冷却した。混合液をジエチルエー
テルで抽出した。このエーテル抽出物をIMリン酸で抽
出した。水溶液を過剰量の重炭酸ナトリウム飽和水溶液
で処理し、塩化メチレンで抽出した。有機抽出物を無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残留
物を、シリカゲル59によるクロマトグラフィーにかけ
、酢酸エチル:トルエン(l:9、容量:容量[V:V
])で溶離し、次いで酢酸エチル:トルエン(1 : 
1、v:v)で溶離した。
主成分を含む画分を合わせて、溶媒を蒸発させ、(±)
−1−メトキシ力ルボニル−4−(ジーn−プロビルア
ミノ)−1.3,4.5−テトラヒド口ベンゾ[c,d
]インドール−6−カルボン酸,メチルエステル26I
R9を得た。
B.メタノールLOzQに(±)−1−メトキシ力ルボ
ニル−4−(ジーn−プロピルアミン)−1.3,4.
5−テトラヒドロベンゾ[c,d]インドールー6−カ
ルボン酸,メチルエステル26119(0.64ミリモ
ル)を溶解した溶液を、水10酎およびメタノール2O
JI&に炭酸カリウム2.0gを溶解した溶液に添加し
た。得られた混合液を室温で約1時間撹拌し、薄層クロ
マトグラフィーにかけて、微1の出発物質だけが残って
いることがわかった。
反応混合液を塩化ナトリウム飽和水溶液で希釈し、塩化
メチレンで数回抽出した。有機抽出物を合わせて塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。有機相を減圧下で濃縮乾固し、結晶状の残留物を得
、これをトルエン/ヘキサンから再結晶し、(±)−4
−(ジーn−プロビルアミノ)−1.3,4.5−テト
ラヒド口ベンゾ[c,d]インドール−6−カルボン酸
,メチルエステル1 5 4 m9を得た。
融点:132〜132.5゜C0 元素分析(C ,.H ,.N .O J :理論値:
 C 72.58; H 8.34 ; N 8.91
測定値: C 72.83. H 8.39; N 8
.8g。
NMR(300MHz,CDCI23):60.91(
三重線、6}1) ; l. 49(六重線、411)
 : 2. 5g(六重線、4H) ; 2.78(三
重線、II!) ; 3. 00(四重線、11−1)
 ; 3. 03(三重線、II1) : 3. 23
(多重線、IH) ; 3. 81(四重線、II1)
 : 3. 91(単一線、3H) ; 6. 8g(
単一線,18) ; 7. 14(二重線、ltl);
7.84(二重線、IH) ; 8. 02(単一線、
1}1)。
実施例2 n−プロビルアミノ)−1.3.4.5−テトラヒジエ
チルエーテル53112に4−(ジーn−プロピルアミ
ノ)−6−ブロモー1.3,4.5−テトラヒド口ベン
ゾ[c,d]インドール0.3359(1ミリモル)を
溶解した溶液を、ジエチルエーテル25酎中に水素化カ
リウム(鉱油中25重量%分散体)0..199(1.
2ミリモル)を懸濁させた懸濁液に添加した。反応混合
液を0℃で1時間撹拌し、外部トライアイス/アセトン
浴で約−78℃に冷却した。
カニューレを介して、この反応混合液に−78℃に冷却
した1.7Mのt−ブチルリチウムの溶液(1.5xf
f, 2.55 ミリモル)を添加した。得られた混合
液を約−40℃に温め、2時間維持した。
得られた濁った混合液を約−78℃に冷却した。
この混合液に、ジエチルエーテルlml2にシアノギ酸
エチル0.4y(4ミリモル)を溶解した溶液を添加し
た。反応混合液を約0℃に温め、氷水で冷却した。混合
液をジエチルエーテルで洗浄し、このエーテル抽出物を
IMリン酸で抽出した。水溶液を合わせて、重炭酸ナト
リウム水溶液で処理し、塩化メチレンで抽出した。塩化
メチレン抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃
縮して、残留物0.44gを得た。残留物を、溶離液と
して酢酸エチル:トルエン(1 : 9、v:v)を用
いてシリカゲル59によるクロマトグラフィーにかけた
主成分を含有する画分を合わせて、溶媒を蒸発さセ、目
的の化合物(±)−1−エトキシ力ルボニルー4−(ジ
ーn−プロビルアミノ)−1.3,4.5−テトラヒド
ロベンゾ[c,dコインドール−6−カルボン酸,エチ
ルエステル164mgを得た。
B.メタノールlOi&に(±)−1−エトキシ力ルボ
ニル−4−(ジーn−ブロピ.ルアミノ)−1.3,4
,5−テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドール=6−
カルボン酸,エチルエステル16411g(0.41ミ
リモル)を溶解した溶液を、水lOjI12およびメタ
ノール20yt(lに炭酸カリウム2.09を溶解した
溶液にゆっ《りと添加した。反応混合液を室温で約1時
間撹拌し、塩化ナ} IJウム水溶液で希釈し、塩化メ
チレンで抽出した。有機抽出物を合わせて、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧濃縮して、残留物149m9を
得た。残留物をトルエン/ヘキサンから再結晶し、(±
)−4−(ジーn−プロビルアミノ)−1.3,4.5
−テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドール−6−カル
ボン酸,エチルエステル165uを得た。
融点:116.5〜117℃。
元素分析(C,。H t−N tO *) :理論値:
 C 73.14; H 8.59; N 8.53測
定値: C ?2.86; H 8.77: N 8.
54。
NMR(300MHz,CD(Js):δ0.91(三
重線、6H) : l. 42(三重線、3H) ; 
l. 49(六重線、4H) : 2.58(三重線、
4H) ; 2. 78(三重線、II1) ; 3.
 Go(四重線、III) ; 3. 03(三重線、
IH) ; 3. 23(多重線、IH) ; 3. 
83(四重線、IH) : 4. 36(多重線、2H
) ; 6. 8g(単一線、18):7、14(二重
線、1B) : 7. 84(二重線、III) : 
8.04(単一線、IH)。
実施例3 (±)−4−(ジメチルアミノ)−1.3.4.5−テ
トラヒドロベンゾ[c,d]インドール−6一カ窒素雰
囲気下、室温でベンゼンlOJIQに(±)一4−(ジ
メチルアミノ)−6−シアノー1.3,4.5−テトラ
ヒドロベンゾ[c,d]インドール0.99(3.96
ミリモル)を撹拌した懸濁液に、トルエンにlM水素化
ジイソプチルアルミニウム8.1J+12(8、1ミリ
モル)を滴下した。反応混合液を約50℃で6時間撹拌
した。混合液を室温に冷却し、トルエン4.5xQにメ
タノール1.OiiJを溶解した溶液を添加し、形成さ
れた沈澱物を溶解した。次に、メタノール4.5meに
水1.0m+2を添加し、得られた混合液を水冷した0
.5M塩酸に添加し、振盪した。水性相と、分離した有
機相の0,5M塩酸抽出物とを合わせて、2M水酸化ナ
トリウムで塩基性にした。水性相を塩化メチレンで抽出
し、有機相を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮し、油状物を得た。
油状物を、溶離液として酢酸エチル:メタノール(19
:1,v:v)を用いてクロマトグラフィーにかけた。
主成分を含有する両分を合わせて、溶媒を蒸発させ、酢
酸エチル/トルエンから再結晶した後、標記化合物0.
59を得た。
融点:163℃。
元素分析(C..H..N.O): 理論値: C 73.66; H 7.06. N 1
2.27測定値: C 73.50; H 7.02.
 N 12.17。
NMR(300MHz,CDCQ,”):δ2. 4g
(単一線、611) ; 2. 86(四重線、il+
) : 3. 08(多重線、2H) : 3.19(
多重線、IH) ; 3. 86(幅広二重線、IH)
 ; 6. 95(単一線、IH) ; 7. 25(
二重線、IH) ; 7. 66(二重線、II+);
831(単一線、II+) ; 10. 28(単一線
、IH)。
実施例4 窒素雰囲気下、容jlloOxl2の3つ目丸底フラス
コに、ヘブタンで洗浄した鉱油中25%水素化カリウム
O. 1 7 6g(1. 1ミリモル)を入れた。
このフラスコにジエチルエーテル40112を加え、混
合液を約O′Cに冷却した。この混合液に、ジエチルエ
ーテル10Ml2に(±)−4−(ジーn−プロピルア
ミノ)−6−ブロモー1.3,4.5−テトラヒド口ベ
ンゾ[c,d]インドール0.3359(1.0ミリモ
ル)を溶解した溶液を約5分間かけて添加した。混合液
を約O′Cで1時間、および室温で3時間撹拌した。混
合液を外部ドライアイス/アセトン浴で約−78゜Cに
冷却し、1.7Mの1−ブチルリチウム1.471(l
を約lO分間かけて滴下した。混合液を約2時間かけて
約−50’Cに温めた。
混合液を約−78゜Cに再度冷却し、ジエチルエーテル
LOMQ中の乾燥DMFO.1 93Xgを添加した。
混合液を−78゜Cで30分間撹拌し、室温に温め、一
晩撹拌した。混合液に水50mQおよびジエチルエーテ
ル25酎を添加した。混合液を水5Mで2回洗浄した。
有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧濃
縮して、茶色の油状物0.17gを得た。油状物を、溶
離液として酢酸エチル:トルエン:トリエチルアミン(
4 2 : 42 : 16、v:v:v)を用いてシ
リカゲルクロマトグラフィーにかけた。主成分を含有す
る画分を合わせ、溶媒を蒸発させて、黄色油状体の(±
)−4(ジーn−プロビルアミン)−1.3,4.5−
テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドール−6−カルボ
キサルデヒド0.19yを得た。
NMR(300MHz,CDC(!,):δ0.95(
三重線、6+1) : 1. 50(多重線、411)
 ; 2. 60(三重線、411) ; 3.10(
多重線、4+1) ; 3. 80(二重線、Il1)
 : 7. 00(多重線、3+1) ; 8. 3(
単一線、u+) ; to. 3(単一線、il+)。
実施例5 約O0Cで、ジエチルエーテル5J112に4−(ジー
nブロビルアミノ)−6−ブロモー1.3,4.5−テ
トラヒド口ベンゾ[c,d]インドール0. 3 3 
5g(lミリモル)を溶解した溶液を、ジエチルエーテ
ル25Rrl中に水素化カリウム(鉱油中24重量%分
散体)0.20g(1.25 ミリモル)を懸濁させた
QiiJ液に添加した。反応混合液をO′Cで1時間撹
拌し、ドライアイス/アセトン浴で約−78°Cに冷却
した。この反応混合液に、ペンタン中1、54Mのt−
ブチルリチウム(1.73ll2、2.62ミリモル)
の溶液を徐々に添加した。得られた混合液を約−40°
Cに温め、この温度で2時間撹拌した。濁った混合液を
約−78゜Cに再度冷却した。
ダブルーチ,プド・二一ドル(a double−ti
pped needle)を用いて、混合液を、THF
10JI12に入れたメチルイソシアネート0. 2 
5xQ(4. 2 4ミリモル)を含有しているフラス
コに移し、これをドライアイスで冷却した。さらに20
分間撹拌した後、メタノール10村を添加し、温度を2
5゜Cに温めた。混合液を水で処理した。水性相を新し
いエーテルで抽出し、次いで、合わせたエーテル溶液を
IMリン酸で抽出した。この水溶液を20分間放置し、
5M水酸化ナトリウム溶液を用いてpHIOに塩基化し
た。塩化メチレンで抽出し、次いでこの溶媒を蒸発させ
、粘性油状物0. 3 49を得た。この物質を、酢酸
エチル/トルエン(I1)、酢酸エチル、および酢酸エ
チル中3%メタ/−ルを連続して用いて、フロリシル(
florisil)59によるクロマトグラフィーにか
け、トルエンからの結晶化の後、生成物661g(収率
27%)を得た。融点:l61.5〜163.5゜C0
元素分析のための試料をトルエンから再結晶した。
元素分析(CIIHf?N.O): 理論値: C 72.81 . H 8.68; N 
13.41測定値: C 72.75; H 8.84
 : N 13.20。
NMR (3 0 0MHz, C D CQs) :
δ0. 90(L,6H,CC++.)、1. 48(
六重線、4u,cutMe)、2. 56(六重線、4
H1cotED、2. 79(tS18,3α−11)
、2. 93−2. 08(多重線、211,3β一H
および5α一■)、3. 03(d, 311, MC
II.)、3.22(多重線、IH、4β−11)、3
. 46(qt,l■、5β−!1)、5. 82(幅
広s,ltl,NHMe)、6. 89(s,III,
2−H)、7. 12(d, III,8−1{)、7
. 33(d, IH、7−■)、7.99(g、1}
1, 1−H)。
シリルー4−(ジーn−プロピルアミノ)−1.3,製
渭 THF50jI12に水素化カリウム(鉱油中24%分
散体)1.259(7.50 ミリモル)を懸濁した懸
濁液に、THF2酎に6−ブロモー4−(ジーn一プロ
ビルアミノ)−1.3,4.5−テトラヒド口ベンゾ[
c,dlインドール2.OO9(5.97ミリモル)を
溶解した溶液を添加した。40分間の撹拌の後、トリイ
ソブロピルシリル・トリフレート1.9 0J112(
7. 1 8 ミリモル)を添加した。さらに30分間
、撹拌を続けた。次いで、混合液を冷たいNaHCO.
溶液に注ぎ、生成物をCH,CQ,中に抽出した。この
抽出物をNaCQ溶液で洗浄し、Na.SO.で乾燥し
た。CH*C12tの蒸発によって茶色の油状物が残り
、これを、トルエンを用い、次いでE to A c/
 トルエン(1:3)を用いてシリカゲル50gによる
クロマトグラフィーにかけた。
カラムから得たシリル化生成物を定量的な収量の淡茶色
の油状物として単離した。
B.(±)−(N,N−ジエチル)−1−トリイソ65
℃で撹拌しながら、ジエチルエーテル1011Qに実施
例6の工程Aで得たl−シリル化化合物0. 3 09
(0. 6 5 ミリモル)を溶解した溶液に、1.5
4Mのt−ブチルリチウム(ペンタン中)0.90*Q
(1.39ミリモル)を添加した。−70℃でさらに3
0分間撹拌した後、塩化N,N−ジエチル力ルバミル0
.17ii2(1.34 ミリモル)を素早《添加した
。混合液を0℃に温めた。次いで、冷たいNaHCO,
溶液501Il2中に注ぎ、生成物をジエチルエーテル
中に抽出した。この抽出物をNaCQ溶液で洗浄し、N
a*SO*で乾燥した。エーテルの蒸発によって油状物
が残り、これを、トルエン、E to A c/ }ル
エン(1 : 19)、およびEtOAc/トルエン(
1 : 3)を連続して用いて、フロリジル59による
クロマトグラフイーにかけた。初期の生成物含有画分は
、僅かに不純物を含んでいた。この不純な物質(loo
o)を、トルエンを用い、次いでEtOAc/トルエン
(1:9)を用いるシリカゲル3gによるクロマトグラ
フィーに再度かけた。溶媒を除去すると合わせた生成物
が結晶化した。結晶状のアミド0.22g(収率7l%
)を得た。
融点:84〜87℃。
0.0℃で5.0MQに実施例6の工程Bから得たアミ
ド生成物0.209(0.4 1ミリモル)を溶解した
溶液を、THF中のIMフッ化テトラブチルアンモニウ
ムl.OxQで処理した。15分間撹拌した後、この溶
液を、酒石酸0. 2 59を含有する水15MIQ中
に注いだ。この溶液をC H tC i2tで洗浄し、
これらの洗液を新しい希酒石酸溶液で抽出した。合わせ
た水溶液を5NNaOf{溶液で塩基性にし、生成物を
CH,Cff,で抽出した。抽出物をNa,So4で乾
燥した後、溶媒を蒸発させ、残留油状物を、トルエン、
EtOAa/}ルエン(l:19)、およびEtOAc
を連続して用いて、シリカゲル39によるクロマトグラ
フィーにかけた。
カラムから得た生成物は0.139(収率88%)の粘
性油状物であった。
元素分析(CttH,3N3o): 理論値: C 74.33: H 9.36; N 1
1.82測定値: C 74.12; H 9.32:
 N 11.94。
NMR(300MHz%CDC(!s):δ0.89(
t,6If、NPrのCCH3)、1.02(幅広L,
3+1、NEtのCCH.)、1.29(幅広t,31
1,NEtのCCII.)、1. 46(六重線、4H
、CCHtMe)、2. 53(t,411,CI1,
Et)、2.79(t,IH,3α一I1)、2. 8
9(多重線、IH,3β一I+)、2. 97(t,1
B,5α−■)、2. 99(Qt,Il+,3β−1
1)、324(多重線、311、4β−HおよびNCI
I,Me)、3.63(多重線、211、NC11tM
e)、6.87(s,lit、2−H)、7. 02(
d,111,8−H)、7. 12(d,18,7−H
)、7. 96(s, IH、1−H)。
実施例7 ノレ アセトニトリル中に1−ペンゾイル−4−(ジーn−プ
ロビル)アミノー1,2,2a.3.4.5−ヘキサヒ
ドロベンゾ[cd]インドール(約500R9、約1.
4ミリモル)を溶解した溶液50R(lを容ffi10
0m(lのフラスコに入れた。溶媒を減圧除去して、粘
性油状物を得た。この油状物に酢酸、水および硫酸の混
合液(25jI12、容量比too:20:3)を添加
した。得られた溶液に、オルト過ヨウ素酸(9619、
0.42ミリモル)およびヨウ素(218l9、0.8
9ミリモル)を添加した。反応混合液を70゜Cに加熱
し、窒素パージ下で25分間、この温度に維持した。溶
媒および過剰のヨウ素を減圧除去した。残留物を水(5
0スのに取った。水酸化ナトリウム水溶液(5規定(N
)、153!12)の添加によって、pHが約12に上
がり、固形物の沈澱が生じた。混合液を約O℃に冷却し
た。固形物を濾過し、水で洗浄し(各30iffで3回
)、減圧乾燥し、黄褐色の固形物(619o)を得た。
この物質から、(2a−R,4−S)−1−ペンゾイル
−4−(ジi−プロビル)アミノー6−ヨード−1.2
,2a,3.4.5−へキサヒド口ベンゾ[cd]イン
ドールと一致する以下のデータが得られた。
I R  : (CH(J!s) : 3010(w)
、2961(m)、2934(a+)、2870(v)
、1638(s)、1467(s)、1453(s)、
1382(s)、1222(w) cm−’N M R
 : (’H, ppm, CDC&s) : 7. 
3−7. 7(m,78)、4.25(幅広履、IH)
、3.65(t, Ill)、3. 30(II1, 
1■)、3. 20(a+, IH)、2. 80(d
dSIl!)、2、45(m, 5H)、2. 15(
m,IH)、1. 25−1. 60(m,5H)、0
.90(t,6H)。
M,S.: m/e冨448。
元素分析(C!.H,。N.O): 理論値: C 59.02; H 5.98; N 5
.73測定値: C 58.78: H 6.04; 
N 5.68。
前述のとおり、本発明化合物は、噛乳動物におケルセロ
トニン機能の増大に有用なセロトニン作動薬テある。セ
ロトニン作動薬として、本化合物は、噛乳動物において
セロトニン類似の作用を示す。
本発明化合物は、脳の中で5HTIAレセプターに対し
て選択的な親和性を有しており、他のレセブターに対し
ては非常に低い親和性を有していることかわかった。5
HTIAレセプターを選択的に阻害する能力のため、式
(+)で示される化合物は、あまり選択的でない化合物
に関連する副作用を伴わずに、セロトニン機能の増大の
改善が必要である疾患状態を処置するのに有用である。
これらの疾患状態としては、不安、衝病、ならびに肥満
症、アルコール症および喫煙のような消耗性疾患、なら
びに老年痴呆が挙げられる。上記状態を処置するために
、式(1)で示される化合物の医薬的に有効な量が必要
である。
本明細書で用いる用語「医薬的に有効な量」とは、セロ
トニンの機能を増大することができる本発明化合物の量
を表す。本発明において投与される化合物の個々の投与
量は、勿論、投与される化合物、投与経路、個々の処置
される状態、および類似の理由を含む個々の周囲の環境
によって決定されるであろう。本発明化合物は、経口、
直腸、経皮、皮下、静脈内、筋肉内または鼻腔内経路を
含む種々の経路によって投与することができる。しかし
、予防療法に関する代表的な単回投薬は、経口投与の場
合、本発明の活性化合物を約0 . 0 1 1197
k9〜約20m9/k9の割合で含有する。好ましい経
口投与量は、約0.5〜約lOJI9/k9であり、理
想的には約1.0〜約519/k9である。本発明化合
物を経口投与する場合、毎日1回以上、例えば約8時間
毎に化合物を投与することが必要である。
巨丸剤による■投与について、投与量は、約1.0μ9
/k9〜約3000μy/k9であり、好ましくは約5
0μ9/k9〜約500μ9/k9である。
本発明の化合物のセロトニン作動特性を示すために、い
くつかの試験を行った。
このような試験の1つにおいて、実施例lおよび3の化
合物を評価して、インビボで5−ヒドロキシインドール
セロトニンおよび5−ヒドロキシインドール酢酸(5H
IAA)、ならびに血清フルチフステロンに影響を及ぼ
す能力を決定した。この試験に従って、各体重約150
9〜約200gのウィスタ一種ラットに、種々の投与量
で、0.OIN HCQ中の被験化合物の製剤を投与し
た。60分後、各ラットを断頭し、全脳における七ロト
二ン、5HIAAおよび+m[コルチコステロンの濃度
を測定した。この試験の結果を下記第1表に示す。
第1表 実施例l 実施例3 3.22±0.14    1.98±0.07本  
 14.9±2.4宜3.38±0.1:4    1
.89±0.04末   39.6±3.5宜3.52
±0.16寡  1.80±0.04宜   44.6
±2.6本3.00to.06    2.50i0.
12      7.4士1.4”3.27±0.14
    2.88±0.09意  44.7±1.7意
第2の実験では、より低い投与量を用いて、上記方法で
実施例lの化合物を評価した。血清フルチコステロンは
測定しなかった。結果を第2表に示す。
第2表 第3表 実施例1 0.Ol 0.03 0.1 0.3 a.tt±0.04   2.42±0.043.2l
±0.13   2.28士0.04本3.09士0.
07   2.17±0.05末3.33±0.08宜
1.94±0.05末3.22±0.07   1.6
5±0.09宜実施例1   0   3.80±0.
080.01  2.60±0.10 0.03  3.66±0.04 0.1  3.80±0。10 0.3  3.80±0.06 0.49±0.02  0.21±0.01  2.1
B±0.070.46±0.02  0.19±0.0
1  2.14±0.090.51±0.02   0
.21±0.01   1.99±0.040.65±
0.02意 0.26±0.Ol本 2.07±0.0
40.69±0.Ol本 0.26±0.01本 1.
84±0.04意実施例lの化合物を評価して、脳のカ
テコールアミン類および代謝産物類への影響を測定した
再度、上記方法を行い、ドパミン、3,4−ジヒドロキ
シフェニル酢酸(DOPAC)、ホモバニリン酸(HV
A)およびノルエピネフリンの濃度(ナノモル/9)を
測定した。ドパミンおよびノルエピネフリンはカテコー
ルアミン類であり、DOPACおよびHVAはドパミン
代謝産物類である。これらの結果を第3表に示す。
脳におけるセロトニン代謝回転の減少がセロトニン作動
活性のもう一つの指標であることは知られている。脳に
おける5−ヒドロキシトリプトファン(5HTP)蓄積
を脱炭素酵素抑制の後に減少させると、確実にセロトニ
ン代謝回転が減少する。
もう一つの試験において、脱炭素酵素抑制後のラット視
床下部における5HTP蓄積を減少させる実施例1の化
合物の能力を測定した。種々の投与量で皮下注射によっ
てラットに被験化合物を投与した。30分後、脱炭素酵
素抑制剤NSD1015(+n−ヒドロキシベンジルヒ
ドラジン)をloOJI9/k9の投与mで腹腔内(i
.p.)注射した。抑制剤の注射の30分後、ラットを
殺し、視床下部における5 H T PのJ1度を測定
した。結果を下記第4表に示す。
第4表 0.01 0.03 0.1 0.3 * P<0.05。
1,l8±0.06 1.3l±0.06 1.09±0.05 0.80±0.03宜 0.8 1+0.04” 実施例lの化合物の作用時間を評価した。この試験にし
たがって、Q,INHcQ中の化合物0319/k9を
ラットに皮下投与した。その後、種々の時間でラットを
断頭によって殺し、セロトニンおよび5HIAAの濃度
を測定した。結果を第5表に示す。
第5表 5 25+0. 15” 5.17±0.25 4.28±0.10 4.54±0.14 2.34±0. 05” 2.64±0.09末 3.14±0.14 3,39±0.09 実施例lに関する上記実験方法で、実施例2の化合物を
評価した。5−ヒドロキシインドール類および血清コル
チコステロンへの化合物の影響を評価した結果を第6表
に示す。
(以下、余白) 第6表 第7表 実施例2    0.1     2.66±0.07
    2.06±0.06末   5.5±1.00
.3   2.81±0.07   1.88±0.1
1本  7.2±0.7末1.0     3.29+
0.28”   1.93±0.12本   40.3
t2.Q”実施例2     0     2.62±
0.091          1.81±0.07”
(−31%)2     1. 99+0. 08”(
−24%)4         2.32±1.178
2. 57±0.06 実施例2の化合物は、上記実験において測定すると、ド
バミンまたはホモバニリン酸濃度の有意な変化を生じさ
せなかったが、DOPACは、投与した化合物の最も高
い投与量で16%増加した。
ノルエピネフリンは、3種類の投与量の全てで減少した
(最も低い投与量から最も高い投与量で、各々、−15
%、−23%および−27%)。
さらにもう一つの実験において、ラットを殺す前の種々
の時間に実施例2の化合物0.3o/Ic9を皮下投与
した。視床下部における5HIAAfi度を測定した。
これらの結果を第7表に示す。
実施例1の化合物を評価して、ラ・ノト脳における5H
TIAレセプターおよびスピペロンレセブターと結合す
る能力を測定した。用いた方法は、ウオング等[1on
g et al.  in J.Neural Tra
nsmission 64, 251−269 (19
85)]によって記載された方法と同じである。結果を
下記第8表に示す。
実施例l 1.1 52.7 本発明の化合物が噛乳動物において性的機能不全を処置
する能力を有することもわかった。すなわち、本発明は
、性的機能不全に罹患しており、治療を必要としている
噛乳動物におけるこのような機能不全を処置するために
、本発明化合物を該噛乳動物に投与することからなる式
[1]で示される化合物の用途を提供するものである。
経口投与に関して、薬物を、lまたはそれ以上の標準的
な医薬賦形剤、例えばデンブンと混合し、各々、活性薬
物約0.1−1519を含有するようにカプセルに詰め
る。性的機能の改善、特に雄の能力増大には、約0. 
O l〜l O O OJIC9(ミクロダラム)/k
9の投薬レベルが効果的であることがわかった。
経口投与剤を1日当たりの投与量約0 . 3 xc9
/ k9〜約4 0 0 xcyl &9の範囲で1日
当たり3〜4回投与する。
本発明化合物の、雄性動物の性的行動に対する影響力を
、以下の実験によって確定した。
この研究において、スブラーギ一−ドゥレイ種の成熟し
た雄性ラットを用いた。6カ月齢から始めて12カ月齢
までの間、2週間間隔で性的行動の評価を行った。最初
のスクリーニング工程の期間、様々なレベルの性的動作
を有する雄性ラットを化合物試験用に選択した。これら
の動作レベルとしては、マウンティング行動を示さない
雄性ラット[非−7スターズ(Non−Masters
)] ;試験期間中にマウンティングをすることができ
るが、射精することができなかった雄性ラット[非一射
精動物(Non−E jaculators)] ;お
よび試験期間中に射精できた雄性ラットが挙げられる。
薬物溶液で処置する前に、各雄性ラットを、同様の性的
動作について少なくとも2回の連続的なビヒクル試験に
付すことが必要であった。各化合物の試験の後に、さら
にピヒクル試験を行った。自然な交尾動作の変化による
ものかもしれない、化合物処置に伴う行動応答を除外す
るために、その後のビヒクル処置における行動応答の可
逆性に関する判定基準を用いた。すなわち、薬物処置に
対する有効な行動応答は、前の対照応答から変化しない
か、またはビヒクルを用いるその後の対照試験において
反対となるかいずれかの応答として任意に設定された。
交尾試験は、赤色の明るい照明を用いて、照明サイクル
の暗い相の間に行う。各動作に関する試験は、アリーナ
の中に受容の雌性ラットの導入で開始し、30分後また
は最初の射精直後に終わった。射精可能なラットについ
て評価した交配動作の指標は、挿入から射精までの時間
として定義した射精潜伏期間(ejaculatory
 Iatency)であった。
各雄性ラットに、水中にピヒクルだけを含有している溶
液、または同じビヒクル中に実施例2の化合物、(±)
−4−(ジーn−プロビルアミノ)=1.3,4.5−
テトラヒド口ベンゾ[c,d]インドール−6−カルボ
ン酸,エチルエステルを含有する溶液を投与した。ピヒ
クルは、lxM酢酸およびliMアスコルビン酸で調製
した。
この研究の結果を下記第9表に示す。この表中、rNJ
は、データーを得るのに用いた動物の数であり、その平
均値を記す。表の見出しに動作試験の詳細を記述する。
第9表 対照     753.6±108. 710.Oxc
9/k9    591.7±50.7変化率(%) 
  −15.2±7.IN=9 対照     772. 1±85。8toO.Omc
9/&y    4t5.t±57.9本変化率(%)
   −43.9 1 9.4N=l2 0. 0(0/12) 58. 3(7/12) 0. 0(0/10) 60. 0(6/10) ・星印は、統計学的に有意な変化を意味する。
・対照値は、2週間前に、ピヒクル投与後の同一のラッ
トから得た。
・全ての注射は試験の30分前に行った。
・射精潜伏期間の値は秒で示した。
本発明化合物は、投与前に製剤化するのが好ましい。し
たがって、本発明は、本発明化合物および医薬的に許容
される担体、希釈剤または賦形剤からなる医薬製剤(医
薬組成物)である。
本発明の医薬製剤は、良《知られかつ容易に入手できる
成分を用いる既知の方法で製造される。
本発明の組成物を調製するに際し、活性成分を、通常、
担体と混合するか、担体で希釈するか、またはカプセル
、サシェ、紙もしくは他の容器の形態をしている担体内
に入れてもよい。担体を希釈剤として用いる場合、該担
体は、固体、半固体または液体であってよ《、活性成分
に対してビヒクル剤、賦形剤または媒質として作用する
。すなわち、本発明の組成物は、錠剤、丸剤、粉末剤、
ロゼンジ剤、サシエ剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁
液、乳濁液、溶液、シロソブ、エアロゾル(固体として
、または液状媒質中)、例えば活性化合物をlO重量%
まで含有している軟膏剤、ゼラチン軟カプセル、ゼラチ
ン硬カプセル、坐剤、無菌性注射溶液および無菌包装し
た粉末の形態とすることができる。
好適な担体、賦形剤および希釈剤としては、例えば、ラ
クトース、デキストロース、スクロース、ソルビトール
、マンニトール、デンプン、アカシアゴム、リン酸カリ
ウム、アルギン酸塩、トラガカント、ゼラチン、ケイ酸
カルシウム、微結晶性セルロース、ポリビニルビロリド
ン、セルロース、水、シロップ、メチルセルロース、ヒ
ドロキシ安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸プロビル
、タルク、ステアリン酸マグネシウムおよび鉱油が挙げ
られる。該製剤は、さらに滑沢剤、湿潤剤、乳化剤、懸
濁化剤、防腐剤、甘味剤、またはフレーバー剤などを含
むことができる。本発明の組成物は、当技術分野におい
て周知の方法を用いて、患者に投与した後、活性成分を
瞬時的、持続的または遅延的に放出するように製剤化す
ることができる。
本発明の組成物は、各投薬が、通常、活性成分を約5〜
約500yy、より一般的には約1〜約lO肩9含んで
いる単回投薬形態に製剤化するのが好ましい。用語「単
回投薬形態」とは、ヒトおよび他の噛乳動物用として、
1回の投薬に好適な物理的に分離している単位を表して
おり、各単位は、所望の治療効果を得るために算出して
予め決められた量の活性物質および好適な医薬担体を含
有している。
以下の製剤例は、単なる説明であり、如何なる場合も本
発明の範囲を限定するものではない。
製剤例1 以下の成分を用いてゼラチン硬カプセルを調製する: 用量(j19/カブセル) 乾燥デンブン 活性化合物をエタノールと混合し、この混合物をプロベ
ラント 22の一部に添加し、−30’Cに冷却し、充
填装置に移す。次いで、所望の量をステンレス製容器に
入れ、残りのプロペラントで希釈する。次いで、この容
器にバルブ装置を装普する。
製剤例4 以下のとおり、各々、活性成分を601含有する錠剤を
調製する: 上記成分を混合し、460J!9の量をゼラチン硬カプ
セルに充填する。
製剤例2 以下の成分を用いて錠剤を調製する: 重量% (±)−4−(ジメチルアミノ)−1. 3, 4. 
5−テトラヒド口ベン゜l [c. d]インドール−
6−カルボサルデヒド 0.25 デンブン 微結晶性セルロース ポリビニルビロリドン(10%水溶液として)ナトリウ
ム・カルボキシメチル・デンブンステアリン酸マグネシ
ウム タルク 合  計 45gg 4   xti 4.5次9 0.5JIIF l!R9 150   x9 活性成分、デンブンおよびセルロースを、No.45メ
ッシュU.S,シーブに通し、完全に混合する。得られ
た粉末と、ポリビニルビロリドンの溶液とを混合し、次
いで、No.l4メノシュU.S.シーブに通す。得ら
れた顆粒を50〜60°Cで乾燥し、No.l8メッシ
ュU.S.シーブに通す。ナトリウム・カルボキシメチ
ル・デンプン、ステアリン酸マグネシウムおよびタルク
を予めNo.5QメノシュU.S.シーブに通し、次い
で、これを顆粒に添加し、混合の後、錠剤製剤機で打錠
して重量150幻の錠剤を得る。
製剤例5 以下のとおり、各々、薬物80R9を含有するカプセル
を調製する: デンプン 微結晶性セルロース ステアリン酸マグネシウム 合    計 59J!9 59R9 2!9 活性成分、セルロース、デンブンおよびステアリン酸マ
グネシウムを混合し、No.45メッシュU.S.シー
ブに通し、20019の量をゼラチン硬カプセルに充填
する。このような経口用製剤は、衝病の治療を受ける患
者に良く適している。
製剤例6 以下のとおり、各々、活性成分225g9を含有する坐
剤を調製する: 活性成分をNo.60メッシュU,S.シーブに通し、
予め必要最小熱量を用いて溶融した飽和脂肪酸グリセリ
ド中に懸濁させる。次いで、混合物を表示容量2gの坐
剤型に注ぎ、冷却する。
製剤例7 以下のとおり、投与fi! 5 112当たり薬物50
zyを含有する懸濁液を調製する: 1 x(1/分の速度で静脈内投与する。
ナトリウム・カルボキシメチル・セルロースシロップ 安息香酸溶液 フレーバー剤 着色剤 純水を適量加えて全量を5119に調製する。
95o 1.251(! 0.10肩Q 適量 適量 薬物をNo.45メッシュU.S.シーブに通し、ナト
リウム・カルボキシメチル命セルロースおよびシロップ
と混合して、滑らかなペーストを形成する。安息香酸溶
液、フレーバー剤および着色剤を若干量の水で希釈し、
撹拌しながら添加する。
次いで、充分量の水を添加し、所望の量を得る。
製剤例8 以下のように、静脈内投与用製剤を調製する:特許出願
人イーライ・リリー・アンド・カンパニー代理人弁理士
青山 葆 はかl名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 R^1は水素原子、C_1〜C_4アルキル、アリルま
    たは▲数式、化学式、表等があります▼であり、 R^2は水素原子、C_1〜C_4アルキルまたはアリ
    ルであり、 R^3は水素原子、C_1〜C_3アルコキシ、−NR
    ^5R^6またはC_1〜C_3アルキルチオであり、
    R^4は水素原子、メチル、エチルまたはビニルであり
    、 R^5およびR^6は、独立して、水素原子、C_1〜
    C_4アルキル、フェニル基で置換されたC_1〜C_
    4アルキル、もしくはフェニル基であるか、またはR^
    5とR^6は一緒にC_3〜C_5複素環を形成してお
    り、XはOまたはSである] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩。 2、下記化合物またはその医薬的に許容される塩: (±)−4−(ジ−n−プロピルアミノ)−1,3,4
    ,5−テトラヒドロベンゾ[cd]インドール−6−カ
    ルボン酸、メチルエステル、 (±)−4−(ジ−n−プロピルアミノ)−1,3,4
    ,5−テトラヒドロベンゾ[cd]インドール−6−カ
    ルボン酸、エチルエステル、 (±)−N−メチル−4−(ジ−n−プロピルアミノ)
    −1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[cd]インド
    ール−6−カルボキサミド、 (±)−N,N−ジメチル−4−(ジ−n−プロピルア
    ミノ)−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[cd]
    インドール−6−カルボキサミド、 (±)−4−(ジメチルアミノ)−1,3,4,5−テ
    トラヒドロベンゾ[cd]インドール−6−カルボキサ
    ルデヒド。 3、(+)異性体である請求項1または2に記載の化合
    物。 4、(−)異性体である請求項1または2に記載の化合
    物。 5、活性成分として請求項1〜4のいずれかに記載の化
    合物を含有し、かつ1またはそれ以上の医薬的に許容さ
    れる担体、賦形剤または希釈剤を含有する医薬製剤。 6、体内におけるセロトニン機能の増大に有用な請求項
    1〜4のいずれかに記載の化合物。
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