JPH02289677A - 低圧水銀蒸気放電型光源、特に発光管、中でも非活性成分の含まれた発光物質層を有する高い管壁負荷能力の発光管、及び低圧水銀蒸気放電型光源のための発光物質混合物 - Google Patents

低圧水銀蒸気放電型光源、特に発光管、中でも非活性成分の含まれた発光物質層を有する高い管壁負荷能力の発光管、及び低圧水銀蒸気放電型光源のための発光物質混合物

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JPH02289677A
JPH02289677A JP4139790A JP4139790A JPH02289677A JP H02289677 A JPH02289677 A JP H02289677A JP 4139790 A JP4139790 A JP 4139790A JP 4139790 A JP4139790 A JP 4139790A JP H02289677 A JPH02289677 A JP H02289677A
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ジェルジー バールドシュ
Nee Cherteg Istvan
イシュトヴァーンネー チェルテグ
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ベーラ リマイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この出願は低圧水銀蒸気放電型光源,特に発光管、中で
も非活性成分の含まれた発光物質層を有する高い管壁負
荷能力の発光管、及び低圧水銀蒸気放電型光源のための
発光物質温合物に関する.本発明に従う低圧水銀蒸気放
電型光源は非活性成分と、少なくとも1種の発光物質と
を含む発光物買層で被覆された、一定範囲の波長の光を
透過させる管体、及びこの管体の内部空間中でのガス放
電を維持するための各ユニットを備えて構成されており
、その際この管体中に希ガスと水銀とで作られた励起可
能で且つイオン化可能な充填ガスが存在している。ここ
に提案する低圧水銀蒸気放電型光源において使用するこ
とのできる発光物質温合物は少なくとも1種以上の蛍光
性発光物質と或る非活性成分とを含んでいる。
(従来の技術〕 公知の低圧水銀蒸気放電型光源、中でも発光管は、その
発光量が運転の間にその発光管の老化に伴って連続的に
減少するという重大な欠点を有する。この光量減衰は光
源の型、並びに蛍光物質すなわち発光物質の組成、及び
そのIl製方法によって左右される。この減衰の遅延や
場合によってはその阻止のために、これまで種々の対策
が提案されているが、これらはそれぞれ互いに大きく異
なっている。これらの差異は光量の減衰が種々異なった
原因からもたらされるという事実によるものである。こ
のことは中でも英国特許第1,343,250号公報に
記述されている。
最も重大な原因の一つは、発光物質が電気的に完全に無
荷電でないという事実である。発光物質の調製の間にこ
のものは、結晶格子内に活性化をもたらすイオンが現ね
おるように処理される。これらのイオンは、その発光管
中に存在する発光物質層が光源の内部空間中で生ずるガ
ス放電によって作り出された光線の作用のもとに励起さ
れ、そして発光物質層が望ましい波長の光を放出させる
ことを確実にする。多くの発光管においては水銀が励起
源であり、と言うのは水銀蒸気は紫外線領域において光
放出するからである。この放射光に基づいて発光物質は
可視領域の光を励起する。結晶性の格子の中に活性化用
のイオンを導入することはかなり困難な!!題であり、
これはその解決のために或る過剰のア二オンを必要とす
る。これが発光物質、すなわち発光物質層の安定化の基
本条件の一つである。従って安定化された発光物質は化
学量論量に比して或る過剰量のアニオンを包含し,すな
わちこれは陰荷電によって特徴付けられるべきものであ
る。この発光物質の陰荷電は水銀イオンの吸い出しをも
たらし、と言うのはこの後者は、陽荷電を有しているか
らである。この過程は発光物質表面上への水銀の吸着を
もたらし、これは発光物質の灰色変色を引き起す。この
吸着のもう一つの結果としてその発光物質からより高い
電気陰性度のカチオン類の排除が起ることがあり、これ
は例えばハンガリー国特許第181 471  号公報
に記述されている通りである(この特許はオランダ国E
indhoven  のN.V. Philips G
loeillam−penfabriken社より 1
977年8 月23日付けで提出されたオランダ国特許
出願第77−09263号の優先権主張のもとになされ
た出願に対して与えられた)。上述の過程は光源の老化
とともに一定期間の後に光量の減衰をもたらし、すなわ
ちその光源は各物理的諸性質に基づく所望の光を出力で
きないという結果を来す。この減衰は、中でも英国特許
第1,229,038  号公報において解析されてい
る.この後者の特許公報には、珪酸塩型の発光物質の場
合に二酸化珪素の過剰を水銀の吸着過程の遅延のために
減少させるのが好都合であるという示唆を見出すことが
できる。この問題の解決のために発光物質に過剰の二酸
化亜鉛含有ほう酸亜鉛を補充することが提案されている
。その均質混合された混合物は熱処理を受けており、す
なわち発光物質の結晶構造(そしてその組成のみならず
)は変形される場合がある。この過程は相当に狭い領域
において特定化された種々のパラメータの調節を必要と
し,複雑であり、そして亜鉛の存在は前述したハンガリ
ア国特許第181471号公報の教示によれば不都合で
ある。
燐酸ハロゲノカルシウムを用いて形成された発光物質の
場合には米国特許第3,887.725  号公報によ
れば光量の減衰を遅延させるために発光物質の管体をオ
ルソ燐酸亜鉛又は硼酸亜鉛で被覆することが提案されて
おり,その際上述の物質を発光物質懸濁液と混合してい
る。亜鉛の存在はこの場合にも前述のハンガリー国特許
第181471号公報の教示から分かるように不都合で
あり、と言うのは亜鉛が高エネルギーによって特徴付け
られる陽荷電の水銀蒸気イオンに対するその発光物質の
安定性を阻害するからである。すなわちコンパクト型発
光管において発光物質に亜鉛を使用することは避けるべ
きである。
英国特許第1.19+,974  号公報から一つの方
法が公知となっているが、この方法によれば燐酸ハロゲ
ノカルシウムよりなる粒子の表面に燐酸塩の層が設けら
れるべきであり、この層はその場で作り出すことができ
る。英国特許第1,343.250  号公報には珪酸
塩型の発光物質の粒子の表面上に燐酸塩の層を化学的方
法によって作り出すのが有利であることが開示されてい
る。
この被覆を達成する方法は多かれ少なかれ脊効ではある
けれども、しかしながらそのようにして得られた発光物
質はそのような条件を作り出すことができず、その際こ
の発光物質の老化とともに光量の減衰は所望の程度に遅
延させることができる。
(発明が解決しようとする’Jfi) 本発明の課題は、そのような低圧水銀蒸気放電型光源、
中でも高い管壁負荷能力の発光管(コンパクト型発光管
)、及び光量の減衰を著しく低下できるような発光物質
温合物を作り出すことである。
〔課題を解決するための手段及び効果〕本発明は上記課
運を解決するため、低圧水銀蒸気放電型光源においては
、その発光物質層の非活性成分が、発光物質の平均粒径
よりも小さな平均粒径の陽荷電の物質であり、その際発
光物質層中の非活性成分の割合が発光物質の量について
約0.1 fill%から約2.0重量%までの範囲で
あることを特徴とし、そして発光物質温合物においては
その非活性成分が、発光物質の平均粒径よりも小さな平
均粒径の陽荷電の物質であり、その際この非活性成分の
割合が発光物質の量について約0.1重量%から約2.
0  重量%までの範囲であることを特徴とするもので
ある。
公知技術においては発光物質の陰荷電が常に不変に留ま
っているということ、すなわち公知の方法のいずれにお
いても、製造に際して最初から作り出される発光物質表
面の陰荷電を相殺するか、又はその発光物質を陽荷電を
持つように形成することを指向したものはないというこ
とが認識された。
本発明は、水銀の吸着が陽荷電性の、或る安定化された
非活性物質をその発光物質の中に導入することによって
低下でき、その際この非活性物質は好都合には発光物質
の粒子の表面と結合させるべきであることの認識に基づ
く。このようにして管体の表面上に作り出された発光物
質層と充填ガスの陽荷電性で高エネルギーの水銀イオン
との間の引き合いを避けると言う可能性が与えられる。
発光物質層表面への水銀の吸着が全く起らないならば光
量の減衰は著しく遅延され、そしてこれは理想的な場合
には長期間にわたって避けることすら可能である。
更にまた、光源の光の発生には関与しないけれども、非
常に粒子が微細で且つ化学量論的組成に対してカチオン
の過剰を有しているような非活性成分を使用すべきであ
ることが認識された。
その非活性の、すなわち光の発生に関与しない成分と少
なくとも1種以上の発光物質とを含む発光物質温合物は
公知である。非活性成分としては一般に、光源の管体と
発光物質層との間の結合を改善するか、又はその紫外輻
射線に対して示された発光物質層の諸特性を変化させる
(これらはその輻射線を吸収し、濾過し、又は反射させ
る)ような物質が用いられる。発光物質温合物とともに
非活性成分を使用することは上述した各特許公報の中ば
かりでなく、下記の各特許文献の中にも記述されている
:米国特許第3,310,418  号、同第3,88
6,396号、英国特許第1.4416,438  号
、同第2,082,618号並びに日本国特公昭49−
18092号及び同53−69483号の各公報。非活
性成分としてはこれら特許公報には酸化マグネシウム、
酸化アルミニウム、二酸化珪素及びビロ燐酸カルシウム
があげられている。
これら公知の非活性成分は白色のものであり、と言うの
はこのものが光量の減衰を避ける゛ことができるからで
ある。しかしながらこれら列挙した文献は、それら発光
物質を補充する非活性成分が陽イオンの過剰によって特
徴付けられ,そして公知の発光物質温合物の過剰陰イオ
ンによる陰荷電の相殺によって光量の減衰を制限するこ
とについてはなんらの示唆も含んでいない。
本発明の上述の課題を解決するために、低圧水銀蒸気放
電型光源、中でも発光管、特に非活性成分の含まれた発
光物質層を有する高い管壁負荷能力の発光管、及びその
ような低圧水銀蒸気放電型光源のための発光物質温合物
が作り出された。
この本発明により提案される、或る非活性成分と少なく
とも1種以上の発光物質とを含む発光物質層により被覆
された、特定の波長領域の光を透過させる管体に加えて
、公知の、この管体の内部空間中におけるガスの放電を
維持するための通常的に用いられる各ユニットから構成
されていて、その際上記管体中に希ガスと水銀とで作ら
れている励起可能で且つイオン化町能な充填ガスが存在
しているような低圧水銀蒸気放電型光源において、並び
にまたそわらの低圧水銀蒸気放電型光源の中で発光物質
層の調製のために用いられ、そしてその発光物質層の材
料として少なくとも1種以Lの蛍光発光物質及び或る非
活性成分が含まれている発光物質温合物において、本発
明によればその非活性成分はその発光物質の平均粒度よ
りも小さな平均粒度のものであって、有利にはo.oo
osIIIII1  から0.0001 ffis  
までの範囲内にあるような平均粒度の陽荷電を有する物
質であり、その際その非活性成分の割合は発光物質層の
量について約0.1重量%から約2.0  重量%まで
の範囲内である。
本発明の有利な具体例の一つにおいてその非活性成分の
組成は一般式M−(P207)y(B407)−で表わ
すことができ、そのliM  はカルシウム及び/又は
ストロンチウム及び/又はバリウムを意味し,すなわち
全部で3種類の金属が個別に、対として、又は一緒に使
用することができ、そして×2y及び2 については下
記の関係式 y譚1−z 0 ≦ 2 ≦ 1 1.05  (2y +  z)≦ X ≦ 1.15
  (2y +  z)が該当し得る。
本発明に従う低圧水銀蒸気放電型光源においてはその発
光物質層中の非活性成分が発光物質の粒子の表面と結合
して存在している場合には陽荷電の作用が特に有利であ
る。
種々の発光管の場合には、発光物質層の少なくとも一つ
の発光物質成分として、アバタイト構造の八ロゲノ燐酸
塩を、中でもその非活性成分が式(Ca.Sr)XP2
0,、特にCa.P20,  に従う 0.0005 
ms+から0.0001 mm  までの範囲の平均粒
度の物質であフて、そのFax が2.0  と2.3
  との間、そして特に2.1  と2.2  との間
の値を表わすような物質である場合には、特にユーロビ
ウムで活性化されたストロンチウムクロロアバタイトを
選ぶのが好ましい。
従って本発明によれば、見掛け上陽荷電を有するような
カチオンの過剰を含む非活性成分を用いることが提案さ
れる。このような非活性成分を発光物質に混合した場合
に陽荷電を有する成分が陰荷電を有する発光物質粒子と
結合し、そして衝突してくる水銀イオンに対する保護を
保証するような混合物が生ずる。このような保護は中で
も種々のコンパクト型発光管において重要であり、と言
うのはこの場合に水銀の作用が特に活発だからである。
非活性成分としては例えばビロ燐酸塩又はテトラ硼酸塩
、或は更にアルカリ土類金属のアルミン酸塩又は珪酸塩
等のような種々の物質を使用することができる。これら
の化合物は個別に、又は任意の組合わせにおいて使用す
ることができる。
(実施例〕 以下、本発明を例示的な種々の具体例並びにその非活性
成分含有混合物の諸例によって添付の図面の参照のもと
に更に詳細に説明する。
添付図に示すように本発明に従う低圧水銀蒸気放電型光
源は有利には高い管壁負荷能力の発光管(第1図に示す
コンパクト型発゛光管)又は通常的な構造の発光管(第
2図)であるが、その際材料として少なくとも1種以上
の発光物質成分と或る非活性成分との含まねた発光物質
層2が管体1の内表面上に形成されている。或る予め定
められた波長領域内の光を透過させる管体1の内部空間
中に公知のようにガス放電を維持するための各ユニット
並びに水銀と希ガスとから作られたガス混合物(充填ガ
ス)が存在している。
既に述べたように発光物質層2は本発明に従い発光物質
成分よりも小さな平均粒度の粒子よりなる非活性成分を
含み、その際その粒度は0.0005+ms  と 0
.0001 mm  との間である。しかしながら最も
重要なことはこの成分が陽荷電を有することであり、そ
して各粒子が有利には発光物質成分の各粒子と結合され
ている(後者は陰荷電を有している)ことである。
次に、本発明を更に幾つかの実施例によって説明する。
先ず最初非活性成分の製造を記述する。
凱一ユ Ca2. IP20? (7)製造 272gの(:aHPO.と20 gのCaC03  
とを混合し、そしてこの混合物を各粒子が均等に分布す
るように均一混合する。この均一混合された混合物を石
英坩堝中に入れてこの坩堝を炉の中で加熱する。炉の内
部空間の温度は約1050℃ないし約1100℃の範囲
に調節した。この混合物の灼熱を1時間継続した。次に
炉の加熱を停止し、内容物が冷却するまで放置し、そし
て得られた物質を室温において所望の粒度に達するまで
磨砕した。
阻一ユ Ca1zs(PzO7)o. S(B40?)O. S
の製造136 gのCaHPO4. 139 gの8,
03及び65 gのCaC03  を混合し、そしてこ
の混合物を均一分布のために均質混合した。この均質混
合した混合物を鋼玉坩堝の中に入れ、そしてこの坩堝を
炉の中で加熱した。炉の内部空間の温度を2時間にわた
り一様な速さで900℃まで上昇させた。この混合物の
灼熱を2時間維続した。次に炉の運転を停止し、内容物
を冷却するまで静置し、そして得られた物質を室温にお
いて所望の粒度が得られるまで磨砕した。
■一旦 青色発光管用の青色発光物質及び非 活性成分を含む被覆材混合物の製造 青色光を放射する発光物質はストロンチウムクロロアパ
タイトよりなり、このものはユーロビウムで活性化され
ている。これに非活性成分として例1において用いた物
質を使用することができ、すなわち非活性成分はビロ燐
酸カルシウムである。200gの発光物質を180 g
  の結合物質中に分散させ、その際この結合物質はl
容積%のニトロセルローズを含むブチルアセテートであ
る.この分散液に、15  重量%の非活性成分を同じ
結合物質中に含んでいる 14 gの懸濁液を加えた。
このようにして陽荷電を有する非活性成分が発光物質の
量について1重量%であるような混合物を作ることがで
きた。
本発明によって提案される新規な混合物により第1図に
示したコンパクト型発光管の管体内表面を被覆すること
ができたが、その際各発光管において0.14 gの混
合物が必要であった。
同時に、構造は同一であるけれどもその発光物質温合物
中に非活性成分を用いることなく発光管を製造した。こ
れを比較用発光管として用いた。
これらの発光管において放射された光量を測定し、そし
て比較発光管の実験開始時の光量の値を100とした。
測定した値を下記表1にあげる。
表  1 この例から、本発明に従い構成された発光管が公知の構
造のものよりも木質的に低い光量低下率を示すことがわ
かる。この光量の低い低下率は中でもコンパクト型発光
管において重要である。
Lu 非活性成分とフルオロクロ口燐酸カ ルシウムとを含む被覆材料の調製二 通常構造発光管用Mn, Sb発光物質400gの発光
物質を360g  の水性結合材中に分散させ、そして
この分散液27 gに非活性成分の懸濁液を添加混合し
たが、その際この懸濁液は15重量%の非活性成分を含
んでいた.この非活性成分はCa., +Srl. ,
P,0,の式で表わすことができ、その際この非活性成
分の量は発光物質の重量について約1重量%であった。
この被覆材料は直径26 mm  の35 W出力の発
光管の製造に用いた。
同時に、同様に第2図の構造を有するけれどもその被覆
材料中に非活性成分が含まれていないもう一つの発光管
を作った(比較用として)。
これらの発光管を500  時間にわたる点灯によって
試験した。光量を出発時、100時間後、及び500時
間後に測定し、そして測定値を相対単位で比較した。こ
の場合に比較発光管の初期光量の値を100  とした
。測定結果を表2にあげる。
表  2 500時間後の強度の低下は100  時間の時間に換
算した値であげた。
以上より、100時間運転後の強度の値は両方の発光管
において殆ど等しいりれども、しかしながら光量におい
ては,後に本発明の発光管において減衰の著しい遅延が
現われるのを見ることができる。
一一j 非活性成分とフル才ロクロ口燐酸カ ルシウムとを含む被覆材料の調製: 通常構造発光管用Mn, Sb発光物質400 gの上
記発光物質(4200K)を結合物質(2ml1%のニ
トロセルローズを合むプチルアセテート》の溶液36 
gの中に分散させ、そしてこの分散液に上述の結合物買
中の非活性成分の懸濁液27 gを添加混合したが、そ
の際この懸濁液は15重量%の非活性成分を含んでいた
。この非活性成分はCa188(P20?)O. s(
B<Ot)  の化学式で表わすことができ、その際こ
の非活性成分の量は発光物質の重量について約1重量%
であった。
そのようにして得られた被覆材料を直径38 1mmの
40 If出力の発光管の製造に用いた。
同時に、同様に第2図の構造を有するけれどもその被覆
材料中に非活性成分が含まれていないもう一つの発光管
を作フた(比較用として)。
これらの発光管を試験のために500  時間にわたり
電源に接続した。光量を出発時、100時間後及び50
0  時間後に測定し、そして測定値を相対単位で比較
した。この場合に比較発光管の初期光量の値を100 
 とした。測定結果を表3にあげる。
表  3 500時間後の(光量の)強度の低下は100  時間
の時間に換算した値であげた。
以上より,■00時間運転後の強度の値は両方の発光管
において殆ど等しいけれども、しかしながら光量におい
ては、後に本発明の発光管において減衰の著しい遅延が
現われるのを見ることができる。
以上の実施例においては本発明のプラスの効果を示すこ
とができるように専ら青色光を発する発光物質だけを選
んだ。しかしながらこのような効果は多くの蛍光成分を
含む発光物質温合物においても得ることができることは
明らかである。青色発光物質はこのものが灰色変色の過
程を最も速やかに受け易いという理由で選ばれたが、こ
のものは水銀の作用に最も敏感である。従ってこの物質
の場合に水銀吸着を避けることは他のものの場合よりも
重要である。
非活性成分が陽荷電を常に有する必要があることをもう
一度強調すべきであり、と言うのはもしそうでなければ
光量の減衰は実際上遅延させることができないからであ
る。以上の実施例によってこれら活性成分の添加が発光
管の、及び一般的に低圧水銀蒸気放電型光源の他の諸性
質を阻害しないこと、すなわち分子中のカチオンの過剰
が障害をもたらさないと言うことが証明された。
従って本発明の基本的なアイデアは陰荷電で特徴付けら
れる発光物質の諸成分にガス放電の作用のもとて非活性
の過剰の陽荷電を有する成分を補充すべき諸条件を作り
出すことである。従って特許による保護は以1の各実施
例に示した具体的な実施態様によってではなくて、特許
請求の範囲によってなされるべきである。
以下に本発明の実施態様を列挙する。
(1)非活性成分の平均粒度が0.00.0S ta■
 から0.0001 mmまでの範囲である、特許請求
の範囲第1項に従う低圧水銀蒸気放電型光源。
(2)非活性成分の組成がM..(P20,),(B4
07), (7)式で表わされ、その際閘  はカルシ
ウム及び/又はストロンチウム及び/又はバリウムを意
味し、y−1−z O≦2 ≦1 1.05 (2y + z)≦X ≦1.15 (2y
 + z)である、特許請求の範囲第1項又は上記第1
項に従う低圧水銀蒸気放電型光源。
(3)発光物質層(2)の中の非活性成分が発光物質の
粒子の表面と結合して配置されている、特許請求の範囲
第1項又は上記第1又は第2項に従う低圧水銀蒸気放電
型光源。
(4)発光物質層(2)  の少なくとも1種の発光物
質がアパタイト構造の八ロゲノ燐酸塩であり、そして非
活性成分が0.0005 01111  から0.00
01 mmまでの範囲の平均粒度を有する、(Ca,S
r).P20,の式に従う物質であフて、その際X が
2,0  と2.3との間の値を表わす、特許請求の範
囲第1項又は上記第1又は第2項に従う低圧水銀蒸気放
電型光源。
(5)ハロゲノ燐酸塩がユーロビウムで活性化されたス
トロンチウムクロロアパタイトであり、そして非活性成
分が0.0005 am  から0.0001 amま
での範囲の平均粒度を有する、Ca,P20アの式に従
う物質であって、その際X が2.1  と2.2との
間の値を表わす、ト記第4項に従う低圧水銀蒸気放電型
光源。
(6)非活性成分の平均粒度が0.0005■■ から
0.0001 tnaまでの範囲である、特許請求の範
囲第2項に従う発光物質温合物。
(7)非活性成分の組成が’− (P20?) y (
8407).の式で表わされ、その際M はカルシウム
及び/又はストロンチウム及び/又はバリウムを意味し
、y=t−z O≦2 ≦1 1.05 (2y + z)≦X ≦1.15 (2y
 + z)である,特許請求の範囲第2項又は上記第6
項に従う発光物質温合物。
(8)発光物質がアパタイト構造のハロゲノ燐酸塩,中
でもユーロビウムで活性化されたストロンチウムクロロ
アバタイトであり、また非活性成分が式(Ca,Sr)
.P20y 、中でもCa,lP207  で表わされ
る物質であってその平均粒度が0.0005 ma+ 
 から0.0001 am  までの範囲であり、その
際X が2.0と2.3  との間、中でも2.1  
と2.2  との間の値を示す、特許請求の範囲第2項
又はト記第6又は第7項に従う発光物質温合物。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従うコンパクト型発光管の部分切取り
側面図、第2図は通常型の構造の発光管のそれをそれぞ
れ示す。 1・・・管体    2・・・発光物質層3・・・ガス
放電維持用ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非活性成分と、少なくとも1種以上の発光物質と
    を含む発光物質層で被覆された、一定範囲の波長の光を
    透過させる管体、及びこの管体の内部空間中でのガス放
    電を維持するための各ユニットを有し、その際この管体
    中に希ガスと水銀とを含む励起可能で且つイオン化可能
    な充填ガスが存在している、低圧水銀蒸気放電型光源、
    特に発光管、中でも非活性成分の含まれた発光物質層を
    有する高い管璧負荷能力の発光管において、発光物質層
    (2)の非活性成分が、発光物質の平均粒径よりも小さ
    な平均粒径の陽荷電の物質であり、その際発光物質層(
    2)中の非活性成分の割合が発光物質の量について約0
    .1重量%から約2.0重量%までの範囲であることを
    特徴とする、上記発光管。
  2. (2)低圧水銀蒸気放電型光源の発光物質層の材料とし
    て少なくとも1種以上の蛍光性発光物質と非活性成分と
    を含んでいる、低圧水銀蒸気放電型光源のための発光物
    質温合物において、非活性成分が、発光物質の平均粒径
    よりも小さな平均粒径の陽荷電の物質であり、その際こ
    の非活性成分の割合が発光物質の量について約0.1重
    量%から約2.0重量%までの範囲であることを特徴と
    する、上記発光物質混合物。
JP4139790A 1989-02-24 1990-02-23 低圧水銀蒸気放電型光源、特に発光管、中でも非活性成分の含まれた発光物質層を有する高い管壁負荷能力の発光管、及び低圧水銀蒸気放電型光源のための発光物質混合物 Pending JPH02289677A (ja)

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HU89877A HU202333B (en) 1989-02-24 1989-02-24 Low-pressure mercury vapour discharge source of light in first of all electric discharge lamp with a luminescent layer having inactive ingredient and a luminescent composition for mercury vapour discharge source of light
HU2251-877/89 1989-02-24

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JP4139790A Pending JPH02289677A (ja) 1989-02-24 1990-02-23 低圧水銀蒸気放電型光源、特に発光管、中でも非活性成分の含まれた発光物質層を有する高い管壁負荷能力の発光管、及び低圧水銀蒸気放電型光源のための発光物質混合物

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GB2230379B (en) 1994-01-19
DE4003406A1 (de) 1990-09-13
HU202333B (en) 1991-02-28
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