JPH02288774A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ装置に関し、特にＣＣＩＴＴのＧ
４規格のファクシミＩＪにおいて相手先を識別して間違
った相手に送信することを防ぐ誤送信防止機能を持った
ファクシミリ装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の７アク７ミリ装置の一例を第３図を用いて説明す
る。第３図は従来の通信機密機能を持つファクシミリ装
置の送信側、受信側のブロック図を示すものであシ、同
図において、１は操作・表示部、２は読取・記録部、３
は全体の通信を制御する通信制御部、４は使用する回線
に対応した回線インターフェースである。また、５は通
信回線、６はパスワード及び受信された画像を記憶する
画像・パスワードメモリでおる。ζこで、点線で囲んだ
部分７は送信側ファクシミＩＪを示し、同じく８は画像
・パスワードメモリ６を含む受信側ファクシミリを示す
。

このように構成されたファクシミリ装置において、送信
側ファクシミリＴの読取・記録部２で読み取られた画像
は通信制御部３で符号化されたのち、ファクシミリの通
信手順で規定された方法で回線インターフェース４を通
じて受信側ファクシミリ８に送信される。このとき、画
像信号とともに、操作・表示部１で入力されたパスワー
ド（４桁程度の数字を使うケースが多い）を受信側７ア
クシミリ８へ送信する。

一方、受信側ファクシミリ８では通信制御部３によって
受信データを復号化するとともに、パスワードの有無を
判別したうえ、受けとった画像信号にパスワードが付加
されている場合はすぐには記録せず、画像・パスワード
メモリ６へいったん記憶する。そして、この記憶された
画像の取シ出しは、受取シ人が操作・表示部１を操作し
て、送られたパスワードと同一のパスワードを入力した
時のみ読取−記録部２ヘメモリ６から取シ出して記録を
行なうものとなっている。なお、この方式は一般には親
展通信機能と呼ばれている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の通信機密機能付のファクシミリ装置は以上のよう
に構成されているので、受は取シ人を限定するという通
信機密は保つことができるが、送信側で相手のファクシ
ミリが本当に正しい送シ先のファクシミリかどうかを識
別して送信を継続するか否かを決定することができず、
重要な原稿を間違った相手先へ送ってしまう危険性があ
った。

また、従来の通信機密機能は標準化されていないパスワ
ードを用いてお夛、同一通信手順を持った同一メーカー
のファクシミリ同志でないと使用できないなどの問題点
があった。

本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、送信側で相手のファクシミリ装置が正しい送シ
先であるかどうかを判別して送信を行なうことができる
とともに、Ｇ４ファクシミリの標準化された通信手順を
用いることによって他メーカーのファクシミリとの通信
においても誤送信防止を行なえるファクシミリ装置を得
ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係るファクシミリ装置は、原稿を送信する際に
、相手の番号及び相手先の名称を操作・表示部よシキー
人力して、これをメモリに記憶する。そして、通信が始
まって相手ファクシミリよ〕、標準の通信手順に従った
、相手先の番号９名称が入った制御信号を受けた際に、
前記メモリに記憶しておいた番号９名称と比較し、一致
した場合のみ送信を行なうようにしたものである。

〔作用〕

本発明においては、送信時に操作キーによ多入力された
相手番号１名称をメモリに記憶し、また、相手から相手
先の番号９名称が入った制御信号を受けた際は通信制御
部によってメモリの内容が取シ出され、両者が一致した
場合のみ送信を行なう。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図について説明する。

第１図は本発明の一実施例による誤送信防止機能付きＧ
４ファクシミリ装置の基本構成を示すブロック図である
。第１図において、１は送信に際しキー操作により各種
の相手番号１名称を入力するとともに表示機能を持つ操
作・表示部、２紘送信原稿を読み取シ、記録する読取ｅ
記録部、３は全体の通信を制御する通信制御部、４は回
線のインターフェース、５社通信回線である。また、９
は通信制御部３に接続されて操作魯表示部１から入力さ
れた番号９名称を記憶する番号・名称メモリであり、送
信時に相手番号９名称を操作・表示部１でキー人力して
幽該メモリ９に記憶する。そして、相手ファクシミリか
ら送られてくる制御信号に含まれる番号２名称と前記メ
モリ９の内容とを通信制御ｆｆ３にて比較し、それが一
致したときのみ送信を行なうものとなっている。なお図
中。

同一符号は同一または相当部分を示している。

次に上記実施例構成の動作について説明する。

ζζで、まず送信を行なう場合、原稿は読取・記録部２
で読み取られ、通信制御部３で符号化されたのち、ファ
クシミリの通信手順に従って回線インターフェース４を
通じて通信回線５へ送出される。このとき、通信を開始
するのに先たち、相手の番号１名称を操作・表示部１に
よ多入力し、これを番号・名称メモリ９へ記憶しておく
。

とζろで、通常、Ｇ４ファクシミリの通信手順は国際規
格（ＣＣＩＴＴ）等によシ第２図に示すように行なわれ
る。すなわち、送信側ＴＸが発呼を行なうと、それぞれ
の交換機経由で受信側ＲＸとの間に回線接続が行なわれ
、端末間の通信が行なえるようになる。このあと、ＨＤ
ＬＣ手順によるリンクレイヤの接続、トランスポートレ
イヤの接続が行なわれ、送信側ＴＸからセツション開始
コマンド（ＣＳＳ）が送られる。これに対して受信側Ｒ
Ｘかラバセツション開始肯定レスポンス（Ｒ３ＳＰ）が
返される。このＲ８５Ｐは、セツション参照情報と呼ば
れるパラメーター群を持ち、この中に被呼端末装置識別
子（受信側ＲＸの自局の番号９名称）を必須で入れるこ
とがＣＣＩＴＴ規格Ｔ、６２及び郵政省告示等で規定さ
れている。従って、本発明では、送信側ＴＸではとのＲ
８５Ｐを受けた際にこの中に含まれた番号９名称とメモ
リ９に記憶しておいた番号２名称とを通信制御部３で比
較し、両者が一致した場合のみ送信を続いて行なう仁と
により、ドキュメントレイヤ接続後、画像データを送信
することが可能になる。

なお、上記実施例では、送信を行なう際に相手の番号、
及び名称を両方とも入力し、メモリ９に記憶するように
構成したが、相手の番号のみ、または相手の名称のみの
どちらか一方のみメモリに記憶して相手からの制御信号
（Ｒ８ＳＰ）内の番号または名称と比較するようＫして
もよい。

また、短縮ダイヤルやワンタッチダイヤルのようにすで
に相手番号や名称がダイヤルメモリに記憶されている場
合にも、この記憶された番号や名称と相手の番号や名称
とを比較することによ）誤送信の防止が行なえ、上記実
施例と同様の効果を奏する。

また、本発明は、上記実施例の他に、操作・表示部に入
力された番号９名称と相手番号２名称との比較を行なう
かどうかを選択する切シ換え機能と、その比較を行なう
か否かの状態を表示器を付加することによシ、誤送信の
防止に際し効果的である。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、送信を行なおうとする際
に相手の番号及び名称を入力してメモリに記憶し、受信
側からの制御信号に含まれた番号。

名称と比較して一致を確認してから送信するように構成
したので、間違った相手に送信することがなく、また、
Ｇ４ファクシミリの標準化された通信手順を用いている
ので、他のメーカーの標準Ｇ４ファクシミリとの交信に
おいても誤送信防止機能が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による誤送信防止機能付きＧ
４ファクシミリ装置のブロック図、第２図は第１図の実
施例の動作説明に供する標準Ｇ４ファクシミリの通信手
順を示す図、第３図は従来の通信機密機能を持つファク
シミリ装置の送信側及び受信側のブロック図である。 １・・・・操作・表示部、２・・・・読取・記録部、３
・・・・通信制御部、４・・・・回線インターフェース
、５・・・・通信回線、９・拳・・番号・名称メモリ。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｇ４規格のファクシミリ装置において、送信を行なう際
   に相手番号及び名称を入力する操作・表示部と、入力さ
   れた番号、名称を記憶するメモリ部と、相手ファクシミ
   リから受信した制御信号に含まれる相手の番号、名称と
   前記メモリ部に記憶された番号、名称とを比較して一致
   したときのみ画像データの送信を行なうように制御する
   通信制御部を備えたことを特徴とするファクシミリ装置
   。