JPH0228728B2 - - Google Patents

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JPH0228728B2
JPH0228728B2 JP58191882A JP19188283A JPH0228728B2 JP H0228728 B2 JPH0228728 B2 JP H0228728B2 JP 58191882 A JP58191882 A JP 58191882A JP 19188283 A JP19188283 A JP 19188283A JP H0228728 B2 JPH0228728 B2 JP H0228728B2
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JP
Japan
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bolt
circular
reinforcing member
support member
mounting hole
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JP58191882A
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Inventor
Yoshiaki Yoshimoto
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は夫々別体に形成された物体を締結する
ための締結構造に関する。
〔従来技術〕
一般に、物体同志を締結するにあたつてボル
ト、ナツトが多用される。たとえば、実公昭40−
11930号に示すように断面字状の部材の底部外
側に他の部材を締結する場合、断面字状部材の
底部内側にナツトを溶着して回り止め固定し、こ
のナツトに他の部材と共にボルトを螺合すること
により締結されるようになつたものがある。たと
えば、車体に車両用懸架装置のサスペンシヨンメ
ンバを締結する場合、前記従来例と同様に、車体
底部に固設された断面字状の補強部材に前記サ
スペンシヨンメンバが締結されるようになつてい
る。また、この場合サスペンシヨンメンバを車体
に組付けるにあたつて、該サスペンシヨンメンバ
の位置決めを兼ねるため前記補強部材側から雄ね
じ部材としてのボルトを垂設しておき、このボル
トにサスペンシヨンメンバの取付孔を挿入した後
雌ねじ部材としてのナツト締めされるようになつ
ている。ところで、このようにサスペンシヨンメ
ンバを締結するためのボルトは、著しく大きな強
度を必要とするため高硬度材を用いて形成され
る。しかし、この高硬度材で形成されたボルトを
前記補強部材に直接溶着しようとすると、該ボル
トは熱変形により亀裂が生じ破損してしまうた
め、第1図に示すような構造でもつてボルト1を
補強部材2に固設する必要がある。
即ち、体記補強部材2は図外の車体に固着され
るパネル2aとレインフオース2bとを断面字
状に折曲形成されており、この補強部材2に予め
ボルト1がサブアツシイされた支持部材3を溶着
するようになつている。ところで、ボルト1と支
持部材3のサブアツシイは、該支持部材3に溶着
された環状部材4に、ボルト1に形成したセレー
シヨン1aを圧入嵌合することにより、該ボルト
1が回り止めおよび抜け止め機能をもつて一体化
されるようになつている。そして、補強部材2に
前記サブアツシイされた支持部材3を溶着したと
きには、ボルト1が補強部材2の取付孔2cから
垂下されるようになつており、このボルト1にサ
スペンシヨンメンバ5の取付孔5aを挿通してナ
ツト6締めすることにより、補強部材2とサスペ
ンシヨンメンバ5の締結が行なわれるようになつ
ている。
しかしながら、かかる図示の締結構造にあつて
は、補強部材2と支持部材3との間および支持部
材3と環状部材4との間が夫々溶着されるため、
溶接箇所の増加によつて組付作業性が悪化してし
まう。また、ボルト1はセレーシヨン1aの圧入
によつて抜けが防止されるようになつているた
め、該セレーシヨン1aの圧入量を大きくとる必
要があり、このため、精密加工を要するセレーシ
ヨン1aの加工が困難となつてしまう。更に、サ
スペンシヨンメンバ5とボルト1の係止部つまり
頭部との間に配置される部材は、補強部材2、支
持部材3および環状部材4であつてその部品点数
が多くなり、ナツト6締付け後の前記各部材2,
3,4の初期なじみによる軸力損失が大きく、爾
後にあつてナツト6の緩みを生ずる恐れがある。
また、実公昭13−10988号公報には、屈曲板と
これに鋲着された取付材および鈑との間に、母螺
を前記屈曲板の中央方形孔に嵌合して配置し、螺
釘を取付材および鈑側から挿入して該母螺に旋入
したものが開示されているが、これは母螺が軸方
向に移動できる構造であるため、母螺と前記中央
方形孔との間に必然的に間〓が形成されるため、
該嵌合部は締付時のトルクに対して耐久性が低下
してしまう。また、螺釘と前記母螺の前記鈑およ
び取付材に対する当接面積が異なつているため、
螺釘を強く締付けた場合には、被締付部材つまり
鈑および取付材が変形してしまう恐れがある。
〔発明の目的〕
本発明はかかる従来の実状に鑑みて、溶接箇所
の減少、セレーシヨンの廃止、締付けられる部材
の減少を行なうことによつて、組付作業性の向
上、ボルト加工の容易性、ナツトの緩み防止を図
ると共に、ボルト締付け時の耐久性および被締付
部材の変形を防止するようにした締結構造を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
かかる目的を達成するために本発明は、断面U
字状の第1部材と、該第1部材の底部外側に配置
される第2部材とを締結するための締結構造おい
て、これら第1部材の底部および第2部材に夫々
取付孔を形成すると共に、第1部材の内側に該第
1部材の底部と適宜間〓をもつて断面U字状の支
持部材を配置すると共に、該支持部材の両側を第
1部材の両側に固設し、該支持部材の底部に前記
取付付孔と同軸上に非円形孔を形成する一方、該
非円形孔に圧入固定される非円形部、前記第1部
材と前記支持部材との間の間〓に係止される係止
部、前記第1部材の取付孔から前記第2部材の取
付孔方向に挿通されるボルト部が形成された雄ね
じ部材を設け、かつ、前記ボルト部に螺合され、
前記係止部の第1部材への当接部形状と略同形状
の第2部材への当接部を有する雄ねじ部材を、前
記雄ねじ部材に締付けることによつて第1部材と
第2部材とを締結することにより構成する。
〔作用〕
以上の構成により本発明の作用は、雄ねじ部材
は非円形部によつて回り止めされるのであるが、
この非円形部は抜け止め機能が必要でないため精
密に形成する必要がなく雄ねじ部材の構造が簡単
となる。また、係止部が第1部材と支持部材間に
係止されるため雄ねじ部材の抜けが確実に防止さ
れる。更に、第2部材と前記係止部との間には第
1部材のみが存在し、雌ねじ部材の締付け後にあ
つても、軸力損失が著しく小さくなる。
また、非円形孔と非円形部とは圧入固定される
ため両者間に間〓はなく、雄ねじ部材と雌ねじ部
材との締付けに対する耐久性が向上される。更
に、係止部と雌ねじ部材の当接部形状が略同形状
とされるため、雄ねじ部材と雌ねじ部材との締付
け時に第1、第2部材の変形が防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を車両用懸架装置に使用
される場合に例をとつて詳細に説明する。
即ち、第2図、第3図は本発明の締結構造が用
いられた車両用懸架装置10の一実施例を示し、
F・F(フロントエンジンフロントドライブ)車
における車両後方の懸架装置に例をとつて述べ
る。この車両用懸架装置10は、図外の車輪を取
付ける車輪支持部材としてのスピンドル11と車
体12との間にストラツド13が設けられると共
に、更に、前記スピンドル11は車両左右方向に
配置される一対のリンク14,15および車両前
後方向に配置されるラジアスロツド16を介して
リンクブラケツト17および車体12に支持され
るようになつている。前記ストラツト13は下端
部が前記スピンドル11に固設される外筒20
と、この外筒20内にシヨツクアブソーバが収納
され、このシヨツクアブソーバのピストンロツド
21が前記外筒20の上端から突出されるピスト
ンロツド21とを備えている。該ピストンロツド
21の突出端部はインシユレータ22を介して車
体12に装着されるようになつている。該インシ
ユレータ22は前記ピストンロツド21に固定さ
れる内筒23と、前記車体12にボルト24、ナ
ツト25を介して固定される外筒26と、これら
内、外筒23,26間に加硫接着されたゴム製の
インシユレータ本体27とによつて構成されてい
る。28は前記ストラツト13外周に設けられた
サスペンシヨンスプリングで、このサスペンシヨ
ンスプリング28はピストンロツド21に固定さ
れたアツパーシート29と、外筒20に固設され
たロアシート30との間に縮設されている。ま
た、31はピストンロツド21の突出端に固定さ
れたストツパー、32は前記インシユレータ22
を覆うカバー、33は前記アツパーシート29と
外筒20上端との間に配設されたバンパーラバ
ー、34はピストンロツド21が突出する外筒2
0上端部を覆うダストカバーである。
前記リンクブラケツト17は車体12下側に形
成した断面字状の補強部材40に雄ねじ部材と
してのスタツドボルト41および雌ねじ部材とし
てのナツト42を介して締結され、該リンクブラ
ケツト17と前記スピンドル11の車両前方側お
よび後方側に前記1対のリンク14,15が該リ
ンク14,15両端に設けられたブツシユ14
a,14b,15a,15bおよびリンクボルト
43,44を介して取付けられるようになつてい
る。更に、前記ラジアスロツド16はその車両後
方側端部に設けられたブツシユ16a(第2図参
照)が前記スピンドル11に図外のボルトを介し
て装着されると共に、前記ラジアスロツド16の
車両前方側端部に設けられたブツシユ16bがボ
ルト45を介して車体に固設されたブラケツト4
6に装着されている。従つて、前記懸架装置10
にあつては、路面の凹凸等により図外の車輪を介
してスピンドル11が上下揺動されると、この揺
動がストラツト13の外筒20、サスペンシヨン
スプリング28およびインシユレータ22を介し
て車体12に緩衝機能をもつて伝えられると共
に、ピストンロツド21が外筒20に対し伸縮さ
れるときに生ずるシヨツクアブソーバとしての減
衰機能により、前記車体12揺動が抑制される。
また、前記スピンドル11はその上下揺動時に前
記ストラツト13と前記1対のリンク14,15
によつて主に支持され、かつ、車両前後方向の揺
動に対しては主に前記ラジアスロツド16で支持
されるようになつている。
50はコ字状に折曲されたスタビライザで、そ
の両端部に位置するアーム部51が車両前後方向
に配置されると共に、中央部に位置する捩り部5
2が車両左右方向に配置されるようになつてい
る。そして、前記アーム部51端がボルト53を
介して前記スピンドル11に装着されると共に、
前記捩り部52の両端部がコンロツド54を介し
て車体に支持されるようになつており、車両左右
方向に設けられる夫々のスピンドル11が相対的
に上下移動した際に、前記捩り部52に作用する
トーシヨンバー機能により車両のロール剛性が向
上されるようになつている。
ところで、前述したようにリンクブラケツト1
7を車体12に固着された補強部材40に締結す
るにあたつて、雄ねじ部材としてのスタツドボル
ト41および雌ねじ部材としてのナツト42を介
して行なわれる締結構造が採用されている。
ここで、本発明にあつては前記補強部材40を
第1部材とし、前記リンクブラケツト17を第2
部材とし、第4図にも示すように前記補強部材4
0は車体12に固着されたパネル40aとこのパ
ネル40aの内側に固着されたレインフオース4
0bを断面字状に折曲することによつて形成さ
れ、該補強部材40の底部および前記リンクブラ
ケツト17には夫々取付孔40c,17aが形成
されている。一方、47は前記補強部材40の内
側に、該補強部材40の底部内側との間に適宜間
隙δが設けられて溶着される断面字状の支持部
材で、この支持部材47には前記取付孔40cと
同軸上に第5図にも示す非円形孔(本実施例では
正八角形孔)47aが形成されている。そして、
前記スタツドボルト41は高張力鋼等の高硬度材
で形成され頭部41aから連続して前記非円形孔
47aの内側形状に沿つた非円形部41bが形成
されると共に、この非円形部41bから連続して
前記間隙δと等しい厚さを有し、前記取付孔40
c、前記非円形孔47aより大径の係止部41c
が形成され、かつ、該係止部41cから前記取付
孔40cに挿通されるボルト部41dが形成され
ている。尚、前記スタツドボルト41はその非円
形部41bが前記支持部材47の非円形孔47a
に圧入されることにより、スタツドボルト41と
支持部材47とが予めサブアツシイされるように
なつている。従つて、前記支持部材47を補強部
材40に組付ける際には、スタツドボルト41も
そのボルト部41dが取付孔40cから突出され
た状態で組付けられることになる。そして、前記
リンクブラケツト17を組付ける際には、このリ
ンクブラケツト17の取付孔17aを前記ボルト
部41dに挿通して該リンクブラケツト17の位
置決めを行ない、その後、ボルト部41dにナツ
ト42を螺合して締付けることにより、リンクブ
ラケツト17と補強部材40との締結が行なわれ
るようになつている。また、前記係止部41cの
補強部材40への当接部形状(係止部41cの下
端形状)と、前記ナツト42のリンクブラケツト
17への当接部形状(ナツト42の上端形状)は
略等しく形成される。48は前記ボルト部41d
とリンクブラケツト17の取付孔17aとの間に
挿入されたブツシユである。
以上の構成により、本実施例にあつてはリンク
ブラケツト17を補強部材40に締結するにあた
つて、非円形部41b、係止部41cおよびボル
ト部41dが形成されたスタツドボルト41が用
いられ、前記非円形部41bが支持部材47の非
円形孔47aに圧入されることによりスタツドボ
ルト41の回り止めが行なわれ、かつ、前記係止
部41cが支持部材47と補強部材40との間に
係止されることによつてスタツドボルト41の抜
け止めが行なわれる。このように、スタツドボル
ト41の回り止めおよび抜け止めが非円形部41
bおよび係止部41cによつて行なわれるため、
これら非円形部41b、係止部41cを成形する
ために高い精度は必要とされず、スタツドボルト
41の加工が簡単になる。また、スタツドボルト
41を補強部材40に固定するにあたつて必要な
溶接箇所は支持部材47と補強部材40との間の
みとなり、組付作業性が向上される。更に、前記
支持部材47と補強部材40との間には間〓δが
設けられているため、スタツドボルト41の頭部
41a側端部は、これら支持部材47の非円形孔
47aと補強部材40の取付孔40cとの間に前
記間〓δ分だけ離れて2点支持されることにな
り、スタツドボルト41の倒れ方向の支持剛性が
著しく増大される。また、前記補強部材40の両
側には支持部材47の両側が固設されることによ
り、該補強部材自体のねじれ剛性が著しく増大
し、上記スタツドボルト41の倒れ剛性の増大と
相埃つて、リンクブラケツト17の車体への取付
剛性は大幅に増大され、音振性能および操安定能
の著しい向上が図られることになる。更に、前記
ボルト部41dにナツト42締めした際に、この
ナツト42の締付け力を受ける係止部41cとリ
ンクブラケツト17との間には補強部材40のみ
が存在することになり、初期なじみによる軸力損
失が小さくナツト42の緩み発生を大幅に低減す
る。
また、前記非円形部41bと前記非円形孔47
aとは圧入固定されるため、これら両者間に間〓
が設けられることなく、従つて、締付け時のトル
クが作用した場合には、非円形部41bと非円形
孔47aとの間の全周で前記トルクを受け持つた
め、このときの面圧は著しく小さくなり前記圧入
部分の耐久性が著しく向上される。更に、係止部
41cおよびナツト42の補強部材40およびリ
ンクブラケツト17に対する当接部形状がそれぞ
れ略等しく形成されるため、スタツドボルト41
とナツト42とを締付けた際に、前記係止部41
cと前記ナツト42とは略等しい応力をもつて補
強部材40とリンクブラケツト17とを押圧する
ため、過剰締付けによつても該補強部材40とリ
ンクブラケツト17とが変形されることはない。
尚、本実施例にあつては、非円形部41bとし
て正八角形としたものを開示したが、これに限ら
ず他の非円形状でもよいことはいうまでもない。
また、係止部41cとしてフランジ状のものを示
したが、周方向に連続しない腕状のものでもよ
く、締付力に対して十分な強度を有するものであ
ればよい。更に、本実施例はリンクブラケツト1
7と補強部材40との締結構造に例をとつて述べ
たが、この部分に限らず他の締結構造に本発明を
適用することができることは勿論のことである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の締結構造にあつて
は、雄ねじ部材に非円形部、係止部およびボルト
部を形成し、該雄ねじ部材を第1部材に固定する
にあたつて前記非円形部に支持部材の非円形孔を
嵌合し、該支持部材を前記第1部材に溶接等で装
着すればよく、装着箇所が1箇所に減少されるた
め組付作業性が大幅に向上される。また、雄ねじ
部材の回り止めは前記非円形部で行なわれると共
に抜け止めは前記係止部が支持部材と第1部材と
の間に係止されることによつて行なわれるため、
かかる非円形部、係止部の精度を高くする必要が
なく雄ねじ部材の加工を容易に行なうことができ
る。更に、雄ねじ部材を締付けた際に、この締付
力が作用する前記係止部と前記第1部材に締結さ
れる第2部材との間には該第1部材のみが存在す
ることになり、締付時の初期なじみによる軸力損
失が著しく小さくなり雌ねじ部材の緩みを防止す
ることができる。また非円形孔と非円形部とは圧
入固定されるため、雄、雌ねじ部の締付け時の耐
久性を著しく向上することができる。更に、係止
部と雌ねじ部材の第1部材および第2部材への当
接部形状が略同形状とされることにより、締付時
に前記第1、第2部材に対する応力を略等しくす
ることができ、第1、第2部材の変形を防止する
ことができる。更にまた、本発明にあつては第1
部材の底部と支持部材との間には適宜間〓が設け
られ、雄ねじ部材の一端部は第1部材の取付孔と
支持部材の非円形孔との間に前記間〓分離れて2
点支持されることになり、片持状に支持される前
記雄ねじ部材の倒れ剛性が著しく増大される。ま
た、断面U字状の前記第1部材の両側に断面U字
状の前記支持部材の両側に固設されることによ
り、該第1部材のねじれ剛性が著しく増大し、前
記雄ねじ部材の倒れ剛性の増大と相埃つて第2部
材の支持強度を著しく増大することができるとい
う優れた効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の締結構造を示す断面図、第2図
は本発明の締結構造が用いられた懸架装置の一実
施例を示す車両左右方向片側の背面図、第3図は
第2図中−線からの断面図、第4図は第2図
中A部の拡大断面図、第5図は第4図中−線
からの要部断面図である。 10……車両用懸架装置、11……スピンド
ル、12……車体、13……ストラツト、17…
…リンクブラケツト(第2部材)、40……補強
部材(第1部材)、41……スタツドボルト(雄
ねじ部材)、41b……非円形部、41c……係
止部、41d……ボルト部、42……ナツト(雌
ねじ部材)、47……支持部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面U字状の第1部材と、該第1部材の底部
    外側に配置される第2部材とを締結するための締
    結構造において、これら第1部材の底部および第
    2部材に夫々取付孔を形成すると共に、第1部材
    の内側に該第1部材の底部と適宜間〓をもつて断
    面U字状の支持部材を配置すると共に、該支持部
    材の両側を第1部材の両側に固設し、該支持部材
    の底部に前記取付孔と同軸上に非円形孔を形成す
    る一方、該非円形孔に圧入固定される非円形部、
    前記第1部材と前記支持部材との間の間〓に係止
    される係止部、前記第1部材の取付孔から前記第
    2部材の取付孔方向に挿通されるボルト部が形成
    された雄ねじ部材を設け、かつ、前記ボルト部に
    螺合され、前記係止部の第1部材への当接部形状
    と略同形状の第2部材への当接部を有する雌ねじ
    部材を、前記雄ねじ部材に締付けることによつて
    第1部材と第2部材とを締結するようにしたこと
    を特徴とする締結構造。
JP19188283A 1983-10-14 1983-10-14 締結構造 Granted JPS6084416A (ja)

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JPS6084416A (ja) 1985-05-13

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