JPH02286764A - 接着シートおよび接着法 - Google Patents

接着シートおよび接着法

Info

Publication number
JPH02286764A
JPH02286764A JP11098989A JP11098989A JPH02286764A JP H02286764 A JPH02286764 A JP H02286764A JP 11098989 A JP11098989 A JP 11098989A JP 11098989 A JP11098989 A JP 11098989A JP H02286764 A JPH02286764 A JP H02286764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
layer
pressure
adhesive sheet
sensitive adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11098989A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fukunishi
福西 彬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP11098989A priority Critical patent/JPH02286764A/ja
Publication of JPH02286764A publication Critical patent/JPH02286764A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は接着シートおよび接着法に関する。
[従来の技術] 従来の接着シートは第4図のごとく支持体2の一方の面
にアクリル酸エステルや酢酸ビニルの(共重合物などの
感圧接着層4、その接着層面を保護するためにシリコー
ン樹脂からなる離形紙5が貼り合わされている。或は第
5図のように支持体2の一方の面に感熱記録層lを有し
、他の一方の面に第4図と同様、感圧接着層4、その接
着層面にシリコーン樹脂からなる離形紙5が貼り合わさ
れている。該シートを接着する方法としては該離形紙を
剥離し接着層面と被着体と貼り合わせる方法がある。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述の接着シートは保護シートとしてシリコー
ン樹脂コーティングされた離形紙を貼り合わせるためシ
ートが堅く、ミシン目(切りはなすため)が付けられな
い、剥離した離形紙は容易に廃棄できない(公害面より
)、さらには高価であるという種々の問題が内在してい
る。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、保護シートとしてシリコーン樹脂コーテ
ィングされた離形紙を用いない接着シートおよび接着法
について鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は支持体の一方の面に感圧接着層および
融点50℃以上の熱可融性物質層をこの順に積層してな
る接着シート;支持体の一方の面に感熱記録層を有し、
他の一方の面に感圧接着層および融点50℃以上の熱可
融性物質層をこの順に積層してなる接着シート;支持体
の一方の面に感熱記録層を有し、他の一方の面にフオー
ム層、感圧接着層および融点50℃以上の熱可融性物質
層をこの順に積層してなる接着シート;およびシートの
熱可融性物質層を加熱、溶融させ、露出させた感圧接着
層を被着体と接電させることを特徴とする請求項1〜3
のいずれか記載のシートの接着法である。
(以下余白) 一 本発明における感圧接着層は公知の感圧接着剤を塗工す
ることによって得られる。
感圧接着剤は室温で粘着性を示しわずかに加圧すること
によって目的とする被着体に接着できるものである。
感圧接着剤としてはゴム系感圧接着剤、アクリル系(ま
たはビニルエステル系)感圧接着剤、ポリウレタン系感
圧接着剤、シリコーン樹脂系感圧接着剤、その他の感圧
接着剤あるいはこれら2種以上の感圧接着剤の混合系な
どがあげられる。
ゴム系感圧接着剤としては、天然ゴム、イソプレンゴム
、スチレン−ブタジェンゴム、ニトリル−ブタジェンゴ
ム、再生ゴムなどの弾性体を主成分としこれに相溶性の
よいロジンならびにロジン誘導体(エステル化、水添、
重合など)、油溶性剤、鉱油、ラノリン、液状ポリブテ
ンなどの可塑剤、亜鉛華、チタン白、炭酸カルシウム、
クレー−φ− 水酸化アルミニウム、顔料などの充填剤およびゴム用酸
化防止剤、金属ジチオカーバメート、金属キレート剤な
どの老化防止剤を組み合わせて作る。
ゴム系感圧接着剤は光、熱、酸素などによる劣化があり
これらの劣化に対する抵抗を高めたもの(部°分加硫に
よる改質、充填剤による改質、グラフト化、天然ゴムの
使用など)が好ましい。
アクリル系(またはビニルエステル系)感圧接着剤は溶
剤型とエマルション型があげられる。
溶剤型感圧接着剤は脂肪族アルコールの(メタ)アクリ
ル酸エステルまたはビニルエステル単量体(a)を主成
分とし、これに架橋性官能基を有する単剤および溶剤か
らなる。
エマルション型感圧接着剤は上記単量体(a)、単量体
(b)、乳化剤(c)および水からなる。
(メタ)アクリル酸エステル単量体としては、たとえば
(メタ)・アクリル酸メチル、 (メタ)アクリル酸エ
チル、 (メタ)アクリル酸ブチル、 (メタ)アクリ
ル酸イソブチル、 (メタ)アクリル酸ヘキシル、 (
メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルがあげられる。
ビニルエステル単量体としては、たとえばビニル酢酸エ
ステル、ビニルプロピオン酸エステル、ビニル−n−酪
酸エステル、ビニルイソ酪酸エステルがあげられる。こ
れらの単量体のうちで好ましいものは(メタ)アクリル
酸エチル、 (メタ)アクリル酸ブチル、 (メタ)ア
クリル酸2−エチルヘキシル、ビニル酢酸エステルおよ
びビニルプロピオン酸エステルである。
架橋性官能基を有する単量体としては(メタ)アクリル
酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸、エステルなど
があげられる。
6一 、架橋剤としてはアルミニウムアセチルアセテート、ア
ルミニウムイソプロピレート、アルミニウム5ec−ブ
チレート、アルミニウムtertブチレート、テトラ−
n−ブチルオルソチタネート、テトラエチルオルソチタ
ネート、テトライソブチルオルソチタネート、テトライ
ソプロピルオルソチタネートなどの金属含有架橋剤、2
,4−トルイレンジイソシアネート、キシレン−1,4
−ジイソシアネート、キシレン−1,3−ジイソシアネ
ート、トリメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、エチリデンジイソシアネート、シク
ロヘキシリデン−1,2−ジイソシアネート、4,4′
−ジフェニルメタンこれらの架橋剤のうちで好ましいも
のはアルミニウムアセチルアセテート、アルミニウムt
er七−ブチレート、テトラ−n−ブチルオルソチタネ
ート、2.4−トルイレンジイソシアネート、4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネートおよびキシレン1
,3−ジイソシアネートである。
溶剤としては、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン
などの芳香族炭化水素類;クロロホルム、塩化メチレン
、二塩化エタン、二塩化エチレンなどのハロゲン化炭化
水素類;n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタンな
どの脂環式炭化水素類シクロベキサンなどの脂環式炭化
水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエ
ステル類;アセトン、メチルエチルケトン、イソブチル
ケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類;メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、
n−ブチルアルコールなどのアルコール類;テトラヒド
ロフラン、ジオキサンなどのエーテル類r:i’i3’
jvげられる。これらの溶剤は単独または混合して用い
ることができる。
これらの溶剤のうちで好ましいものはトルエン、キシレ
ン、二塩化エタン、メチルエチルケトン、イソプロピル
アルコール及びシクロヘキサンである。
共重合体において(メタ)アクリル酸エステル単量体(
またはビニルエステル)(a)と架橋性官能基を有する
単量体(b)との重量比は通常99:1〜7゜: 30
J好ましくは95 : 5〜80 : 20である。(
a)の割合が70未満の場合は感圧接着剤としての接着
性が乏しくなる。
共重合体の具体例としては(メタ)アクリル酸エチルエ
ステル−(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリ
ル酸エチルエステル−(メタ)アクリル酸共重合体、(
メタ)アクリル酸ブチルエステル−(メタ)アクリル酸
2−ヒドロキシエチルエステル共重合体、 (メタ)ア
クリル酸2−エチル共重合体の数平均分子量は通常10
00〜50000、好ましくは1500〜3000o、
特に好ましくは2ooo〜2o。
00である。平均分子量が1000未満であれば接着強
度に乏しく、また50000より大きいと粘着性に乏し
くなる。
単量体は通常、溶液重合−光重合一乳イし重合。
レドックス重合、懸濁重合、スラリー重合等によって重
合することができる。
工業的に有利な乳化重合について説明する。
(メタ)アクリル酸エステル(またはビニルエステル)
単量体を乳化剤(ステアリン酸ソーダ、オレイン酸ソー
ダなどの脂肪fA’!および高級アルコール硫酸エステ
ルのナトリウム塩、アルキルスルホン酸のナトリウム塩
、ポリオキシエチレンアルキルフェノールのスルホン酸
ナトリウム塩、ポリビニルアルコール、ゼラチンなど)
の水溶液で乳化し、これに架橋性官能基を有する単量体
および触媒、たとえば無機または有機過酸化物(過酸化
水素、ジーし一ブチルパーオキサイド、クメンハイドロ
パーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイドなど)、過
酸(過酢酸、過安息香酸なと)、過硫酸塩(過硫酸アン
モン、過硫酸カリ、過硫酸ソーダなど)および脂肪族ア
ゾ化合物(アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスアミ
ジノプロパンハイドロクロリドなど)のいずれかを添加
し重合することができる。乳化剤の使用量は単量体の重
量に対−?− して通常1〜10%である。
これらの重合において重合するための触媒量は単量体の
重量に対して通常0.1〜2%である。
重合反応は重合温度が通常20〜80℃、好ましくは4
0〜60℃で重合時間は3〜20時間の広範囲で行うこ
とができる。
重合するための単量体の濃度は通常10〜80重量%、
好ましくは10〜70重量%である。
上記重合において乳化重合した場合の重合体はこのまま
用いることができる。
ポリウレタン系接着剤としてはポリエーテルポリオール
、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオー
ル、ポリヒドロキシポリアクリレートなどの末端活性水
素を有する化合物と前記のジイソシアネートとの反応に
より一生成したポリウレタン化合物からなるもの及びこ
れらの生成物の混合物またはこれらの少なくとも一種を
主成分としてなるものがあげられる。
ポリエーテルポリオールとしてはエタンジオール、1,
2−および1,3−プロパンジオール、1,3−12゜
3−および1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,8−オクタンジオール、ネオペンチルグ
リコール、1,4−ビス−(ヒドロキシメチル)シクロ
ヘキサン、2−メチル−1,3−プロパンジオール、グ
リセロール、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘ
キサンジオール などの多価アルコールに酸化エチレン
、酸化プロピレン、酸化ブチレンを公知の方法により付
加反応させた化合物である。
その平均分子量は200〜10000、好ましくは25
0〜8000である。
ポリエステルポリオールは前記多価アルコールと多塩基
性カルボン酸との反応生成物である。カルボン酸を使用
するかわりに、それに対応するポリカルボン酸無水物ま
たは低級アルコールのポリカルボン酸エステルまたはこ
れらの混合物を使用することもできる。
多塩基性カルボン酸またはカルボン酸誘導体としてはコ
ハク酸、アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタ
ル酸、トリメリット酸、無水フタル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸およびテレフタル酸ジメチルエステルであ
る。
多価アルコールと多塩基性カルボン酸との反応は公知の
方法でよ< OH/C0OH当量比において110.5
〜1のものを包含する。生成物の平均分子量は通常3Q
p〜12000、好ましくは500〜5000である。
ポリカーボネートポリオールは前記に示したジオールと
当量末端のジフェニルカーボネートから得られる型の公
知のポリカーボネートジオールを包含する。
ポリヒドロキシポリアクリレートはスチレン、アクリロ
ニトリルおよび(メタ)アクリル酸メチル、 (メタ)
アクリル酸エチル、 (メタ)アクリル酸ブチルなどの
不飽和カルボン酸エステルとヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−ヒド
ロキシプロピルアクリレートおよび他のヒドロキシル基
含有単量体との公知のヒドロキシル基含有共重合体であ
る。
生成物の平均分子量は通常400〜10000、好まし
くは500〜7000である。
ポリウレタン化合物を製造するにあたりジイソシアネー
トとヒドロキシル基含有化合物の反応は公知の方法でよ
< NC010H当量比において110.8〜1.2の
ものを包含する。
生成物平均分子量は通常1000〜5000、好ましく
は1200〜3000である。
シリコーン樹脂系感圧接着剤はゴム状ポリシロキサンお
よび過酸化物触媒を混合したものである。
好ましい感圧接着剤としてはゴム系感圧接着剤、アクリ
ル系(またはビニルエステル系)感圧接着剤である。
(私1体9) −lφ− 本発明における融点50℃以上の熱可融性物質層(以下
熱可融性物質層と略記)は該熱可融性物質を塗工するこ
とによって得られる。
熱可融性物質は50℃以上の融点を有する任意のを機化
合物であればとくに制限されない。
たとえばミツロウ、カルナバワックス、諒ロウ、木ロウ
、キャンデリラワックス、モンタンワックスナトの天然
ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、酸化ワックス、ポリエチレンワックスなどの
合成ワックスおよび下記−数式(I)〜(III)で示
される化合物などがあげられる。
R2X   Ra (n) [式中、RIは水素原子、フェノール類残基、脂肪族炭
化水素基またはモノカルボン酸残基;R2は脂肪族炭化
水素基;R3は水素原子、脂肪族炭化水素基;R4は2
価の炭化水素基;Xは−0−1−C6−1−GO−1C
ONH−または−NIT−; Y、  Zは同一でも異
なっていてもよ<−0−1−cd−または−3−; L
、M、N、L’ 、M’ 、N’は同一でも異なってい
てもよく水素原子、ヒドロキシル基、アルキル基、アル
ケニル基、アリール基、アルコキシ基、ハロゲン原子、
アルキルオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルチオ基
またはLとM、  L’ とM′が連結して環を形成し
てもよい。
コで示されるアルコール化合物、フェノール化合物、カ
ルボン酸化合物、アミド化合物、エーテル化合物、エス
テル化合物、アミン化合物、アルデヒド、ケトン化合物
などがあげられる。
本発明において残基とは、上記残基を構成する化合物か
らカルボキシル基およびフェノール性水酸基の一〇H基
を除いた基を意味する。
本発明の一般式(I)〜(III)においてR5のフエ
ノール類残基を構成するフェノール類としては、フェノ
ール; ナフトール; メチル、エチル、ブチル、  
p−tertブチル、ヘキシル、オクチル、ノニル。
ドデシル、ジメチル、ジノニルなどのアルキル基を有す
るアルキルフェノール; フェニル、クミル。
トリル、キシリル、ビフェニル、ナフチルなどのアリー
ル基またはアラルキル置換アリール基を有するアリール
フェノール;ベンジルフェノールなどのアラルキルフェ
ノール; トリクロルフェノール、モノクロルフェノー
ル、モノブロムフェノールなどのハロゲン化フェノール
をあげることができる。好ましいフェノール類は、ナフ
トール、アルキルフェノール、アリールフェノールおよ
びアラルキルフェノールである。
R1の脂肪族炭化水素基としては、炭素数1以上、好ま
しくは1〜30の直鎖または分岐のアルキル基、または
炭素数2以上、好ましくは2〜30のアルケニル基があ
げられる。
アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、デ
シル、 ドデシル、ペンタデシル。
オクタデシル、エイコシル基などが、またアルケニル基
としてはドデセニル、オクタデセニル基などがあげられ
る。好ましい脂肪族炭化水素基はアルキル基であり、と
くに好ましいものはオクタデシル基である。
R1のモノカルボン酸残基を構成するモノカルボン酸と
しては、脂肪族および芳香族のモノカルボン酸が含まれ
る。
脂肪酸モノカルボン酸としては、炭素数が通常1〜30
.好ましくは8〜20の直鎖または分岐の飽和または不
飽和脂肪族モノカルボン酸たとえばギ酸。
酢酸、プロピオン酸、 カプロン酸、 カプリン酸。
ラウリル酸、 ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、イソステアリン酸、エルシン酸、モンタン酸およ
びメルシン酸などの飽和脂肪族モノカルボン酸;オレイ
ン酸、リノール酸、 リルン酸などの不飽和脂肪族モノ
カルボン酸;2−オキシ吉草酸、2−オキシカプロン酸
、2−オキシカプン酸。
3−オキシステアリン酸、2−オキシベヘン酸などのオ
キシ飽和脂肪酸;2−ブロム吉草酸、2−ブロムラウリ
ン酸、2−ブロムベヘン酸などのハロゲン飽和脂肪酸な
どがあげられる。
芳香族モノカルボン酸としては、炭素数が通常7〜35
の飽和または不飽和芳香族モノカルボン酸、たとえば飽
和芳香族モノカルボン酸として安息香酸; トルイル酸
、2,3−ジメチル安息香酸、p−エチル安息香酸、2
,3.5− )ジメチル安息香酸、p−イソプロピル安
息香酸などのアルキル安息香酸;0−オキシ安息香酸、
3,4−ジオキシ安息香酸、3,4.5−)ジオキシ安
息香酸などの芳香族オキシモノカルボン酸;3−メチル
サリチル酸、5−メチルサリチル酸、3−オキシ−4−
イソプロピル安息香酸、アセチルサリチル酸などのアル
キル置換基またはアシル置換基を有する芳香族オキシモ
ノカルボン酸;3−クロルサリチル酸、5−クロルサリ
チル酸、5−ブロムサリチル酸などのハロゲン置換基を
有する芳香族オキシモノカルボン酸;o−ニトロ安息香
酸、m−ニトロ安息香酸などのニトロ置換基を有する芳
香族オキシモノカルボン酸; α−ナフトエ酸、ヒドロ
ナフトエ酸、2−メチル−I−ナフトエ酸、8−クロル
−1−ナフトエ酸などのナフタリンモノカルボン酸・不
飽和芳香族モノカルボン酸として、trans−ケイ皮
酸、cls−ケイ皮酸、フェニルプロピオール酸などが
あげられる。
芳香族モノカルボン酸は、アリール基(フェニル基、ビ
フェニリル基、ナフチル基など)、アルなど]などで置
換されていてもよい。
好ましい脂肪族モノカルボン酸は、酢酸、パルミチン酸
およびステアリン酸、好ましい芳香族モノカルボン酸は
、安息香酸、  l−ルイル酸およびナフトエ酸である
R4の2価の炭化水素基としては炭素数1〜20の二価
炭化水素基があげられ、これにはメチレン基、エチレン
基、プロピレン基などのアルキレン基、フェニレン基な
ト0) 71J −L/ :/基、−C6H4−CI1
20II2−などのアラルキレン基があげられこれらの
基の水素原子が部分的にアルキル基、アルコキシ基、シ
アノ基、ハロゲン原子などで置換されていてもよい。ま
たはこれらのそれぞれの基が一〇−1−S−なとを含ん
でいてもよい。
一般式(I)および(II[)のり、M、N、L’ 、
M’ 、N’においてアルキル基およびアルケニル基は
一般式(I)のR1と同じものでよい。これらはアリー
ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子
、アシルアミノ基、アミノカルボニル基またはシアン基
などの置換基を有していてもよい。
アリール基はフェニル基、ビフェニル基、ナフチル基を
表し、これらはアルキル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアン基、置換カル
バモイル基、置換スルファモイル基、置換アミノ基、置
換オキシカルボニル基、置換オキシスルホニル基、チオ
アルコキシ基およびアリールスルホニル基などの置換基
を有していてもよい。
具体的には下記の通りである。()内の数字は化合物の
融点である。
1、アルコール化合物 ヘプタデカノール(53,9℃)、オクタデカノール(
58℃)、ノナデカノール(G1.7℃)、エイコサノ
ー71/(65,5℃)などの脂肪族飽和モノアルコー
ル。
2、フェノール化合物 m−フェニルフェノール(78℃)、0−フェニルフェ
ノール(59℃)、p−フェニルフェノール(165℃
)などのアリール基を有するフェノール; p−ter
t−ブチルフェノール(99℃)、p−5ec−ブチル
フェノール(60℃L p−tert−アミルフェノー
ル(94℃)、3−メチル−1ナフトール(94℃)、
p−ベンジルフェノール(83℃)、0−ベンジルフェ
ノール(54℃)、p−α−クミルフェノール(73℃
)、ビスフェノールA(5[i℃)、ビスフェノールB
(120℃)などのアルカリール基を有するフェノール
;2,3−ジクロロフェノール(59℃)、3゜5−ジ
クロロフェノール(68℃)、p−プロモフェノール(
GG、4℃)などのハロゲン化フェノール; α−ナフ
トール(96℃)、β−ナフトール(121℃)なとの
ナフトールトール 3、カルボン酸化合物: ミリスチン酸(53,9℃)、ペンタデカン酸(52,
3℃)、パルミチン酸(63,1℃)、マーガリン酸(
G1.3℃)、ステアリン酸(G9.Ili℃)、ベヘ
ン酸(79,9℃)、セロチン酸(87,7℃)、モン
タン酸(90,5℃)、メリシン酸(93,GoC)な
どの脂肪族飽和モノカルボン酸;2−オキシカプロン酸
(61℃)、2−オキシカプリル酸(70℃)、2−オ
キシラウリン酸(736C)、2−オキシミリスチン酸
(88,2℃)、2−オキシパルミチン酸(93゜2℃
)、2−オキシベヘン酸(96℃)なとの脂肪族飽和オ
キシモノカルボン酸;2−ブロムステアリン酸(60℃
)、2−ブロムベヘン酸(70℃)、20−ブロムアラ
ギン酸(77℃)などの脂肪族飽和ハロゲン化モノカル
ボン酸、安息香酸(122℃)、α−ナフトエ酸(16
2℃)、β−ナフトエ酸(185℃)などの芳香族モノ
カルボン酸;o−トルイル酸(103℃)、2,6−ジ
メチル安息香酸(116℃)、p−エチル安息香酸(1
14℃)、2,3.5−1−ジメチル安息香酸(127
℃)、p−イソプロピル安息香酸(118℃)、2−メ
チル−1−ナフトエ酸(126℃)などの芳香族アルキ
ルモノカルボン酸;0−オキシ安息香酸(159℃)、
m−オキシ安息香酸(200℃)、3,4−ジオキシ安
息香酸(199℃)、8−オキシ−1−ナフトエ酸など
の芳香族オキシモノカルボン酸;0−フルオル安息香酸
(12[i、5℃)、0−クロル安息香酸(142℃)
、m−クロル安息香酸(158℃)、0−ブロム安息香
酸(150℃)、8−クロル−1−ナフトエ酸(169
℃)、8−ブロム−1−ナフトエ酸(178℃)などの
芳香族ノ\ロゲン化モノカルボン酸。
ルボン酸。
4、アミド化合物: 酢酸アミド(81℃)、酪酸アミド(115,5℃)、
カプロン酸アミド(101℃)、ラウリン酸アミド(1
02,4℃)、ステアリン酸アミド(109,7℃)、
ラウリン酸モノメチルアミド([i8.2℃)、ステア
リン酸モノメチルアミド(92,1℃)などの脂肪族飽
和モノカルボン酸のアミド;ベンズアミド(133℃)
、フタルアミド(148℃)、 β−ナフトアミド(1
95℃)、ベンズアニリド(163℃)、3−オキシ−
1−ナフトエ酸アニリド(112℃)、α−ナフトアニ
リド(162℃)、酢酸アニリド(112℃)、プロピ
オン酸アニリド(106℃)、ラウリン酸アニリド(7
8℃)、ベヘン酸アニリド(IOVC)、2−アセチル
アミノナフタレン(132℃)などの芳香族カルボン酸
のアミド。
5、エーテル化合物: モノエーテル化合物としてはたとえばジオクタデシルエ
ーテル(54℃)、ジオクタデシルエーテル(59℃)
などの脂肪族飽和モノアルキルエーテル;ジフェニルメ
チルエーテル(110℃)、メチル−β−ナフチルエー
テル(75℃)、1−オキシ−2−ナフトエ酸メチルエ
ーテル(127℃)などの芳香族アリールモノエーテル
; ジエーテル化合物としてはたとえばl−フェノキシ
−2−ナフトキシ(1)−エタン(106℃)、l−フ
ェノキシ−4−ナフトキシ(2)−ブタン(111,5
℃)、1(2−イソプロピルフェノキシ)−2−ナフト
キシ(2)−エタン(97℃)、1−(4−メチルフェ
ノキシ)−3−ナフトキシ(2)−プロパン(92℃)
、1−(2−メチルフェノキシ)2−ナフトキシ(2)
−エタン(123℃)、1−(3−メチルフェノキシ)
−2−ナフトキシ(2)−エタン(132,5℃)、1
フェノキシ−2−ナフトキシ(2)−エタン(137℃
)、■=フェノキシ−6−ナフトキシ(2)−へキサメ
チレン(86℃)、1−(2−フェニルフェノキシ)−
2−フェノキシエタン(96℃)、1−(4−フェニル
フェノキシ)−2−(2−メチルフェノキシ)エタン(
110℃)、1.4−ジフェノキシブタン(99℃)、
1.4−ジ(4−メチルフェノキシ)ブタン(104℃
)、1−(4−フェニルフェノキシ)−3−フェノキシ
プロパン(94,5℃)、l−フェノキシ−2−(4−
tブチルフェノキシ)エタン(93℃)、1−(2−メ
チルフェノキシ)−2−フェノキシエタン(71,5℃
)、1−(2,3−ジメチルフェノキシ)−2−(3−
メチルフェノキシ)エタン(71℃)、1,2−ジ(2
−メチルフェノキシ)エタン(84℃)などの芳香族ア
リールジエーテル。
6、エステル化合物 ベヘン酸メチルエステル(53,3℃)、モンタン酸メ
チルエステル(Ili8.8℃)、メリシン酸メチルエ
ステル(71,7℃)、モンタン酸エチルエステル(B
B、8℃)、ステアリン酸オクタデシル(62℃)、β
−ナフトール酢酸エステル(72℃)、アセトキシビフ
ェニル(87℃)などの脂肪族飽和モノカルボン酸のエ
ステル; α−ナフトール安息香酸エステル(57℃)
、αナフトールサリチル酸エステル(83℃)、β−ナ
フト−ルサリチル酸エステル(95℃)、α−ナフトエ
酸メチルエステル(5B、5℃)、β−ナフトエ酸メチ
ルエステル(77℃)、6−メチル−2−ナフトエ酸メ
チルエステル(116℃)、安息香酸フェニルエステル
(70℃)、安息香酸トリルエステル(72℃)などの
芳香族モノカルボン酸のエステル。
7、アミン化合物 オクタデシルアミン(53℃)、  トコジルアミン(
67℃)、ジオクタデシルアミン(GO,[i℃)、ジ
ペンタデシルアミン(63,3℃)、ジオクタデシルア
ミン(67℃)、ジオクタデシルアミン(69,[io
C)、ジオクタデシルアミン(72,3℃)などの脂肪
族飽和アミン;トメチル−O−アミノフェノール(90
℃)、m−アミノフェノール(122℃)、α−ナフチ
ルアミン(50℃)、βナフチルアミン(115,5℃
)、ジフェニルアミン(52,8℃)、I)−N−フェ
ニルトリルアミン(88℃)、N−フェニルナフチルア
ミン(60℃)、N−0−トルイルナフチルアミン(9
5℃)、N−m−クロルフェニルナフチルアミン(73
℃)、トベンジルナフチルアミン(68℃)などの芳香
族アミン。
8、アルデヒド化合物、ケトン化合物:2−クロル−1
−ナフトアルデヒド(76℃)、4−クロル1−ナフト
アルデヒド(82℃)、3−クロル−2−ナフトアルデ
ヒド(121℃)、2,4−ジメチル−[1−tart
−ブチルベンズアルデヒド(60℃)、2.B−ジメチ
ル−1−ナフトアルデヒド(57℃)、β−ナフトアル
デヒド(61℃)などの芳香族アルデヒド; ジノニル
ケトン(59℃)、ジトリデシルケトン(78℃)、ジ
オクタデシルケトン(89℃)、メチルオクタデシルケ
トン(18℃)、メチルノナデシルケトン(61″C)
などの脂肪族ケトン;トリデシルフェニルケトン(59
℃)、ペンタデシルフェニルケトン(59℃)、ヘプタ
デシルフェニルケトン(59℃)、p−オキシアセトフ
ェノン(108℃)、2−アセチルナフタリン(56℃
)、2−プロピオニルナフタリン(60℃)、1−ステ
アロイルナフタリン(55℃)、2−ステアロイルナフ
タリン(67℃)、3,4′−ジメチルベンゾフェノン
(82℃)、4.4’−ジメチルベンゾフェノン(98
℃)、4′−メチルデソキシベンゾイン(94℃)、3
.4−ジメチルデツキジベンゾイン、■ベンゾイルナフ
タリン(67℃)、2−ベンゾイルナフタレン(82℃
)、1−フェナセチルナフタレン(67℃)などの芳香
族ケトン。
9、エステル化合物、エーテル化合物 2−ナフトキシ酢酸フェノールエステル(84℃)、2
−ナフトキシ酢酸−2,5−ジメチルフェノールエステ
ル(82℃)、フェノキシ酢酸p−フェニルフェノール
エステル(123℃)、フェノキシ酢酸β−ナフトール
エステル(103℃)、2−ナフトキシ酢酸−p−クレ
ゾールエステル(103℃)などの芳香族エステル・エ
ーテル類。
10、イオウ・エーテル類化合物 l−フェニルチオ−4−ナフトキシ−(2)−ブタン(
110”C)、1−(4−メチルフェノキシ)−3−ナ
フチルチオ=(2)−プロパン(90℃)などの芳香族
のイオウ・エーテル類。
これらのうち好ましい化合物はアルコール化合物、フェ
ノール化合物、アミド化合物、エーテル化合物、エステ
ル化合物、ケトン化合物およびエステル・エーテル化合
物である。
これらの化合物は単独または2種以上の混合物として使
用することもできる。
本発明における感熱記録層は電子供与性無色発色剤(以
下発色剤と略記)と電子受容性の顕色性物質(以下顕色
剤と略記)を熱で溶融させ両者を会合させて発色させる
原理を利用して記録できるように構成した層である。
本発明における発色剤は、従来、感熱または感圧記録材
料に使用されているものを使用することができる。たと
えばトリアリールメタン系、ジフェニルメタン系、キサ
ンチン系、フェノチアジン系、スピロピラン系などの発
色剤が用いられる。
トリアリールメタン系発色剤としては、3,3−ビス(
p−ジメチルアミノフェニル)−トジメチルアミノフタ
リド(クリスタルバイオレットラクトン、以下CVLと
略記)、3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)
フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
(1,2−ジメチルインドール−3−イル)フタリド、
3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−メチ
ルイ〜ンドール3−イル)フタリドN  3−(p−ジ
メチルアミノフェニル)−3−(2−フェニルインドー
ル−3−イル)フタリド、3.3−ビス(1,2−ジメ
チルインドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタ
リド、3,3−ビス−(l、2−ジメチルインドール−
3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3.3−ビ
ス(9−エチルカルバゾール−3−イル)−5−ジメチ
ルアミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルインド
ール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3(
−p−ジメチルアミノフェニル−3−(1−メチルピロ
ール−2−イル)−6−ジメチルアミノフタリドなどが
あげられる。
ジフェニルメタン系発色剤としては、4.4’−ビスジ
メチルアミノベンスヒドリンベンジルエーテル、N−ハ
ロフェニルロイコオーラミン、N−2,4,5−)ジク
ロロフェニルロイコオーラミンなどがあげられる。
キサンチン系発色剤としては、ローダミンB−アニリノ
ラクタム、ローダミンB(p−ニトロアニリノ)ラクタ
ム、ローダミンB(p−クロロアニリノ)ラクタム、3
−ジメチルアミノ−6−メトキシフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−メトキシフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−クロロ−6−メチルフルオラン、3−ジエチ
ルアミン−7−(アセチルメチルアミノ)フルオラン、
3−ジエチルアミン−7−(ジベンジルアミノ)フルオ
ラン、3−ジエチルアミン−7−(メチルベンジルアミ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミン−7−(クロロエ
チルメチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−(ジエチルアミノ)フルオランなどがあげらレル。
フェノチアジン系発色剤としては、ベンゾイルロイコメ
チレンブルー p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブ
ルーなどがあげられる。
スピロピラン系発色剤としては、3−メチル−スピロ−
ジナフトピラン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン
、3.3’−シクロロースピロージナフトピラン、3−
ベンジル−スピロ−ジナフトピラン、3−メチル−ナフ
ト−(3−メトキシ−ベンゾ)−スピロピラン、3−プ
ロピルースピロージベンゾジピランなどがあげられる。
これらの発色剤は単独でまたは2種以上混合して使用す
ることができる。
一方、顕色剤としては、発色剤に対して加熱時に反応し
てこれを発色させる種々の電子受容性物質があげられそ
の具体例を示すと、以下に示すようなフェノール性物質
、有機または無機の酸性物質あるいはその塩などがあげ
られる。
具体的には、没食子酸、サリチル酸、3−iso−プロ
ピルサリチル酸、3−シクロへキシルサリチル酸、3.
5−ジーtert−ブチルサリチル酸、3,5−ジ−α
−メチルベンジルサリチル酸などの置換サリチル酸;4
゜4′−イソプロピリデンフェノール、4.4’ −イ
ソプロピリデンビス(2−クロロフェノール)、4.4
’−イソプロピリデンビス(2,B−ジブロモフェノー
ル)、4゜4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジク
ロロフェノール)、4,4.’−イソプロピリデンビス
(2−メチルフェノール)、4.4’ −イソプロピリ
デンビス(2,6−シメチルフエノール)、4.4’ 
−8ec−ブチリデンジフェノール、4,4′−イソプ
ロピリデンビス(2−tert−ブチルフェノール)、
4.4’ −シクロへキシリデンジフェノール、4.4
’−シクロへキシリデンビス(2−メチルフェノール)
、4−tert−ブチルフェノール、4−フェニルフェ
ノール、4−ヒドロキシジフェノキシド、α−ナフトー
ル、 β−ナフトール、3,5−キシレノル、チモール
、メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、4−ヒドロキ
シアセトフェノン、ニボラック型フェノール樹脂、2,
2′−チオビス(4,トジクロロフェノール)、カテコ
ール、レゾルシン、ヒドロキノン、フロログリシン、フ
ロログリシンカルボン酸、4tert−オクチルカテコ
ール、2.2’ −メチレンビス(4−クロロフェノー
ル)、2.2’−メチレンビス(4−メチル−〇−te
rtブチルフェノール)、2.2’ −ジヒドロキシジ
フェニル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、p−ヒドロ
キシ安息香酸プロピル、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル
、p−ヒドロキシ安息香酸−n−オクチル、p−ヒドロ
キシ安息香酸ベンジル(以下POBと略記)、p−ヒド
ロキシ安息香酸−p−クロロベンジル、p−ヒドロキシ
安息香酸−o−クロロベンジル、p−ヒドロキシ安息香
酸−p−メチルベンジル、サリチル酸亜鉛、1−ヒドロ
キシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ
酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸亜鉛、4−ヒドロ
キシジフェニルスルフォン、4−ヒドロキシ−4′クロ
ロジフエニルスルフオン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルフィド、2−ヒドロキシ−1)−)ルイル酸、
3.5−ジーtert−ブチルサリチル酸亜鉛、3,5
−ジーtertブチルサリチル酸亜鉛、安息香酸、酒石
酸、シュウ酸、コハク酸、ステアリン酸、クエン酸、マ
レイン酸、4−ヒドロキシフタル酸、ホウ酸などである
これらの顕色剤は単独または2種以上混合して用いても
よい。
本発明におけるフオーム層はフオーム層を形成する化合
物または組成物を塗工するが、フλ−ムシ一トを貼り合
わせるなどして得られる。
たとえば「硬質プラスチックフオーム」(監訳者遠藤和
泉、昭和42年4月30日、株式会社朝倉書店)、プラ
スチック添加剤の市場分析(編集人 檜垣寅雄、昭和5
4年8月10日、株式会社ジスク)に記載されているプ
ラスチックフオームはすべて使用できる。
具体的にプラスチックフオームの種類を製法により分類
し説明する。
(1)気体混入法:窒素、炭酸ガスなどの不活性ガスを
機械的に分散させて発泡させる方法で塩ビペースト、ゴ
ム(軟質)の発泡があげられる。
(2)発泡剤分解法:熱分解や化学反応によってガスを
発生する無機、有機発泡剤により発泡させる方法で、常
圧発泡[ポリエチレン発泡、ポリプロピレン発泡、ポリ
塩化ビニル発泡、ゴム(軟質)発泡などコ、押出発泡法
[ポリエチレン発泡、ポリプロピレン発泡、ポリ塩化ビ
ニル発泡、ABS発泡などコツプレス発泡法[ポリエチ
レン発泡、ポリエチレン発泡、ポリプロピレン発泡、ポ
リ塩化ビニル発泡、エチレン酢ビ樹脂発泡、アクリル樹
脂発泡、ゴム(硬質)発泡などコ、射出発泡法[各種熱
可塑性樹脂発泡など]。
(3)溶剤揮散法:蒸発型発泡剤(物理的発泡剤)の気
化膨張により発泡させる方法、型内発泡法、押出発泡法
、二液混合法がある。型内発泡法はポリスチレンビーズ
、押出発泡法はポリエチレン、ポリスチレン、各種熱可
塑性樹脂、二液混合法はエポキシ、フェノール、ユリア
樹脂などに適用される。
(4)化学反応法:重縮合過程で生成する気体を利用す
る方法で、硬質、軟質ポリウレタン、ポリイソシアヌレ
ートなどに適用される。
(5)溶出法:水やその他の溶剤によって溶解除去可能
な可溶性の固体微細粉末を素材に混和した後、これに溶
出して連続気泡させる方法で、対象樹脂としてポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、ビニロン、ビスコースなどがあ
げられる。また、ポリウレタン樹脂の溶剤溶液から溶剤
であるジメチルホルムアミドを水層に溶出させていわゆ
る湿式ウレタン樹脂フオームを形成させたものも用いる
ことができる。
(6)その他:生成重合物の軟化点以下の温度でガス状
になる揮発性膨張剤、たとえばプロパン、プロピレン、
ブテン、ノルマルブタン、ペンタン、イソペンタン、石
油エーテルなどの低沸点液体を生成重合物(熱可塑性樹
脂)で内包したマイクロカプセルをコーティングし加熱
発泡させたものを用いることができる。
フオーム製法時に用いる発泡剤は物理的発泡剤としてn
−ペンタン、ネオペンタン、n−ヘキサン、イソヘキサ
ン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素;二塩化メチレン、
塩化メチレン、トリクロロエチレン、ジクロロエタンな
どの塩素化脂肪族炭化水素;トリクロロフルオロメタン
(フレオン11)、ジクロロテトラフルオロエタン(フ
レオン114)などのフッ素化脂肪族炭化水素などがあ
げられる。
また、分解型発泡剤として、重炭酸ナトリウム、炭酸ア
ンモニウム、重炭酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウム
、金属アジド、ポウ化水素ナトリウム、軽金属類(Mg
1Zn、  AIなど)などの無機系発泡剤; DPT
(N、N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン)、
AZC(7ゾジカルボンアミド)、0BSH[:p、p
’ビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)コ、TSH(
p−トルエンスルホニルヒドラジド)などのを機系発泡
剤があげられる。
本発明の感圧接着層および熱可融性物質層を積層した接
着シートの製造法について説明する。支持体(紙、合成
紙、フィルムなど)の一方の面に感圧接着剤を塗工また
は感圧接着膜を転写し製造する。
感圧接着層の塗工はスプレーコーティング法、ビードコ
ーティング法、マイヤーコーティング法、ブレードコー
ティング法、ローラーコーティング法、グラビヤコーテ
ィング法などのコーティング法により行う。
また感圧接着膜を転写して製造する方法は次のようにし
て行う。
通常の剥離性支持体(紙、合成紙、フィルムなど)とし
てはたとえばシリコーン樹脂コードの各種離形性シート
、ポリプロピレンターポリマーコートおよびラミネート
された離形シートがあげられ、これに前記の感圧接着剤
を塗工、乾燥し感圧接着膜を得る。該感圧接着膜のつい
た剥離性支持体を先の感熱記録層のついた支持体に貼り
合わせ剥離性シートをはがし感圧接着層を製造する。
感圧接着層の厚みは通常10−100μ、好ましくは2
0〜80μ、特に好ましくは30〜60μである。接着
層り月0μ未満の場合は接着性に乏しく、100μを越
える場合は接着性がもはや平衡に達しこれ以上の接着性
が望めないばかりか不経済である。
続いて感圧接着層に積層する熱可融性物質層の製造方法
について説明する。先に製造した感圧接着層を有した支
持体の接着層上に熱可融性物質の微粉を静電粉体塗装法
、流動浸漬塗装法、静電流動浸漬塗装法などの方法によ
り塗布し製造する。
粉体の径は通常0.1〜50μ、好ましくは1〜30μ
である。
また、熱可融性物質層は熱可融性物質膜を転写して製造
することができる。すなわち、前記の剥離性支持体に先
の熱可融性物質と結合剤からなる塗工液を塗工、乾燥し
熱可融性物質膜を得る。該熱可融性物質膜の付いた剥離
性支持体を先の感圧接着層の付いた支持体の面に貼り合
わせ剥離性シートをはがし本発明の熱可融性物質層の付
いた接着シートを製造する。
上記結合剤としては、ポリビニルアルコール、デンプン
およびその誘導体、メトキシセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース、エチルセルロースなどのセルロース誘導体
;ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、アク
リル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル
酸アミド/アクリル酸エステル/メタアクリル酸3元共
重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩
、インブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、
ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カ
ゼインなどの水溶性高分子の他、ポリ酢酸ビニル、ポリ
ウレタン、スチレン/ブタジェン共重合体、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニ
ル共重合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢
酸ビニル共重合体、スチレン/ブタジェン/アクリル系
共重合体などのラテックスを用いることができる。
熱可融性物質層の厚みは通常0.1−100μ、好まし
くは0.5〜70μ、とくに好ましくは1〜50μであ
る。
厚みが0.1μ未満の場合は膜が薄すぎるため感圧接着
層の保護層としての機能が乏しく、100μを越えると
熱可融性物質層を溶融するのに時間が長くかかるばかり
でなく接着性を阻害する。
本発明の熱可融性物質の付いた接着シートの他の面に感
熱記録層を付けた接着シートの製造法について説明する
。該接着シートにおいて、熱可融性物質の融点が高い場
合(たとえば80℃以上)は支特休と感圧接着層の間に
フオーム層を入れるのが好ましい。高い融点を存する熱
可融性物質を溶融する場合、高温を必要とし、その溶融
熱が感熱記録層に移行し、発色させる場合があり、所望
の接着シートが得られない。熱可融性物質の融点が低い
場合(たとえば80 ”C未満)は、支持体と感圧接着
層の間にはフオーム層を入れる必要はない。ここでは高
い融点を有する熱可融性物質を用いた熱可融性物質を用
いた接着シートの製造法について述べる。
まず感熱記録層の製造法であるが発色剤および顕色剤を
別々に分散し、分散組成物を製造する。
次いで各々の分散組成物を混合し、該混合物(塗工液)
を支持体(紙、合成紙、−フィルムなど)の一方の面に
塗工して感熱記録層を製造する。
詳細には発色剤(または顕色剤)と結合剤を水中で必要
ならば界面活性剤(2−エチルへキシルスルホサクシネ
ートソーダ塩、ナフタレンスルホン酸ソーダ塩ホルマリ
ン縮合物など)と共にボールミルまたはアトライダー 
サンドグライダ−などによって粉砕、分散し塗工液とす
る。場合によっては発色剤(または顕色剤)を前もって
微粉状態に微粉砕してから結合剤や界面活性剤を含む水
中で分散し塗工液としてもよい。
上記結合剤は熱可融性物質膜を製造するときに用いた結
合剤と同じものでよい。
また本発明に用いる発色剤および顕色剤とともに必要に
応じ更にこの種の感熱記録材料に慣用される補助添加成
分、たとえば填料、熱可融性物質、(または滑剤)など
を併用することができる。この場合、填料としては、た
とえば炭酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン
、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、ク
レー カオリン、タルク、表面処理された炭酸カルシウ
ムやシリカなどの無機系微粉末のほか、尿素/ホルマリ
ン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリスチレ
ン樹脂などの有機系の微粉末をあげることができる。熱
可融性物質としては、たとえば高級脂肪酸またはそのエ
ステル、アミドもしくは金属塩のほか、各種ワックス類
、芳香族カルボン酸とアミンとの縮合物、安息香酸フェ
ニルエステル、高級直鎖グリコール、3,4−エポキシ
−へキサヒドロフタル酸ジアルキル、高級ケトン、その
他の熱可融性物質など70〜150℃程度の融点を宵す
るものがあげられる。
本発明における感熱記録薬剤の使用量は所望の塗工厚、
感熱記録紙の形態およびその他の条件によって決定され
るが該塗工量は乾燥重量で通常1〜15g/m2、好ま
しくは3〜IOg/m2である。(ただし本塗工量につ
いては特に限定されるものではない。
塗工方法は支持体に該塗工液を常法たとえばエアナイフ
コーター サイズプレス、ブレンドコーター ロールコ
ータ−などの方法により感熱記録層を形成することがで
きる。
次にフオーム層の製造方法について説明する。
先に製造した感熱記録層の有した支持体の他の一方の面
にプラスチックフオームシートを貼り合わせるか、また
はフオーム層を形成する組成物たとえば発泡性マイクロ
カプセルと結合剤からなる組−43= 酸物を塗工し50〜80℃に加温し発泡させフオーム層
を形成する方法があげられる。
フオーム層の厚さは通常50〜200μ、好ましくは7
0〜150μである。厚みが50μ未満の場合は断熱の
役目を果たさず、また200μを越えると断熱効果にす
ぐれるが、厚みが増しシートとしての、みばえが悪い。
フオーム層は断熱が第一目的であり、該効果の期待でき
る素材はたとえば不織布、織物、和紙を任意に選定でき
る。
支持体とプラスチックシートを接着させる方法は本発明
に用いる任意の感圧接着剤を支持体に塗布し接着すれば
よい。
以降、感圧接着層および熱可融性物質層の製造法は前述
の熱可融性物質層の付いた接着シートと同じである。
次に本発明の接着シート熱可融性物質層の熱溶融方法(
熱風法、熱ロール法)および接着方法について説明する
(第6〜11図)。
熱風法は第6図のように本発明の接着シートの熱可融性
物質を熱風により熱溶融する方法である。
すなわち7は風車、8はヒーターで両者でもって熱風を
作り、9より吹き出し本発明の接着シート熱可融性物質
層を溶融し、感圧接着層4を露出させる。
感圧接着層が露出した該シートは通常の方法、すなわち
押圧することにより被着体と接着できる。
熱ロール法は第9図のように本発明の接着シートの熱可
融性物質を熱ロールにより熱溶融する方法である。すな
わち12はヒーターを内蔵した熱ロール、13はロール
であり該シート(熱可融性物質層面を熱ロールに接する
ようにする)を12と13のロールに通し熱ロールとシ
ートの接点14でプレスすることにより該シート上の熱
可融性物質層を溶融し感圧接着層4を露出する。第7図
および第8図と同様、感圧接着層が露出した該シートは
通常の方法、すなわち押圧することにより被着体と接着
できる。
被着体としては樹脂フィルム(ポリ塩化ビニル系、ポリ
スチレン系、低密度ポリエチレン系、ポリプロピレン系
、ポリ(メタ)アクリル樹脂系、ポリカーボネート系、
ポリエステル系およびボリアミド系など)、紙(和紙、
洋紙、天然紙および合成紙など)、布(天然繊維、合成
繊維など)、木板(天然木材シート、合成シートなど)
および金属シート(アルミニウム、鋼など)などである
(以下余白) [実施例コ 以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。実施例中の部および
%は重量基準である。また実施例中の試験法を下記に示
す。
(試験法) (1)粘着力 幅25mmの試料をステンレス板(SUS27)に貼り
2kgのローラで1往復(5mm/秒)圧着し30分後
180’剥離強度を測定した(引張速度 300mm/
分)。
(2)保持力 幅20mmの試料をステンレス板(SUS27)に20
mmオーバーラツプするように貼り、5kgのローラで
1往復(5mm/秒)圧着し40℃で20分放置後、I
kgの荷重をかけて落下するまでの時間または60分後
のズレ距離を測定した。
(3)ボールタック 30°角の斜面に長さ100mmの試料を粘着面を上に
向けて貼り上端より100m1のところから直径l/3
2〜1インチのスチールボールを転がし粘着面に止まる
ボールの最大径(x/32)を表示した。
(4)感熱記録能 接着シートをFull Mode A−3Transs
lon Facsim目e  [(株)リコー製コの試
験機を用い発色させ、Multi 5pectro C
o1our Meter MSC−2型 [スガ機械(
株)製コを用いて発色画像部のL値を測定した。
L値の小さいほうが明度が低く発色濃度が高いことを示
す。
実施例1および比較例1 上質紙(秤量70g/mりの表面に感圧接着剤のエマル
シロンを塗工、乾燥した。次いで感圧接着層上に熱可融
性物質の微粉を塗装し本発明の熱可融性物質層を積層し
た接着シートを得た。
比較例1としては、上記の熱可融性物質層のかわりにシ
リコーン樹脂コーティングした離形紙を貼り合わせて、
その他は上記と同様にして接着シートを得た。加工条件
は表−1に示した。
表中の略号は下記の通り。
BM:メタクリル酸ブチル VC酢酸ビニル  AAニアクリル酸 表−■ 接着シート 実施例2および比較例2 実施例1で作成した接着シートを表−2に示した溶融条
件で熱可融性物質層を熱溶融し接着層面を露出させた。
次いで該接着シートを各試験法で評価しその結果を表−
2に示した。同様に比較例1についても行った。
表−2接着層面露出法および評価結果 表−3接着シート 上質紙(料量100g/+n2)の表面に感圧接着剤の
50xの酢酸エチル−トルエン(1: 1重量比)溶液
を塗工、乾燥した。次いで感圧接着層上に熱可融性物質
の微粉を塗装し本発明の熱可融性物質層を積層した接着
シートを得た。
比較例3としては、上記の熱可融性物質層のがわりにシ
リコーン樹脂コーティングした離形紙を貼り合わせて、
その他は上記と同様にして接着シートを得た。加工条件
は表−3に示した。
実施例4および比較例4 実施例3で作成した接着シートを表−4に示した溶融条
件で熱可融性物質層を熱溶融し接着層面を露出させた。
次いで該接着シートを各試験法で評価しその結果を表−
4に示した。同様に比較例3についても行った。
表−4接着層面露出法および評価結果 実施例5および比較例5 上質紙(秤量100g/m2)の表面に分散液(A)、
(B)、(C)の各100gを混合し塗工液とし該塗工
液を塗工、乾燥し感熱記録層を作成した。次いで感熱記
録層の他の面に接着剤付きポリエチレン発泡シートを貼
り付けた。該ポリエチレン発泡シート上に感圧接着剤を
塗工、乾燥し感圧接着剤層を作成した。さらに感圧接着
層上に熱可融性物質の微粉を一52= 塗装し本発明の感熱記録用接着シートを7得た。
分散液はそれぞれサンドミルで平均粒子径2μまで粉砕
した。
比較例5としては、上記の熱可融性物質層のかわりにシ
リコーン樹脂コーティングした離形紙を貼り合わせて、
その他は上記と同様にして接着シートを得た。加工条件
は表−5に示した。
表中の略号は下記の通り。
■=3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン PVA:ポリビニルアルコール 5%aq : 5 %
水溶液B)IPP:2,2−ビス(4′−ヒドロキシフ
ェニル)プロパンDBOB:1,4−ジベンゾイルオキ
シブタンzSニステアリン酸亜鉛 BAニアクリル酸ジ
ブチル2EIAニアクリル酸−2−エチルヘキシル炭カ
ル:炭酸カルシウム 固:固形分 表−5接着シート 表−5接着シート(続き) 実施例6および比較例6 実施例5で作成した接着シートを表−6に示した溶融条
件で熱可融性物質層を熱溶融し接着層面を露出させた。
次いで該接着シートを各試験法で評価しその結果を表−
6に示した。同様に比較例5についても行った。
表−6接着層面露出法および評価結果 実施例7および比較例7 上質紙C軒m 80g/m2)の表面にW10型ポリウ
レタン樹脂エマルションを塗工、乾燥しフオーム層を作
成した。該フオーム層の他の面に感熱記録層用塗工液[
分散液(D)、(E)、(F)の各100gを混合し塗
エ液とした]を塗工、乾燥し感熱記録層を作成した。次
いでフオーム層上に感圧接着剤を塗工、乾燥し感圧接着
剤層を作成した。さらに感圧接着層上に熱可融性物質の
微粉を塗装し本発明の接着シートを得た。
分散液はそれぞれサンドミルで平均粒子径2μまで粉砕
した。
比較例7としては、上記の熱可融性物質層のかわりにシ
リコーン樹脂コーティングした離形紙を貼り合わせて、
その他は上記と同様にして接着シートを得た。加工条件
は表−7に示した。
表中の略号は下記の通り。
■:3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタ
リド PHBB:p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル■EC:ヒ
ドロキシエチルセルロース PR:安息香酸フェニルエステル BM:メタクリル酸ブチル VA:酢酸ビニルA人=ア
クリル酸 MEK :メチルエチルケトンUE100N
:サンプレンUE100N [三洋化成■製]表−7接
着シート 表−7接着シート(続き) 実施例8および比較例8 実施例7で作成した接着シートを表−8に示した溶融条
件で熱可融性物質層を熱溶融し接着層面を露出させた。
次いで該接着シートを各試験法で評価しその結果を表−
8に示した。同様に比較例7についても行った。
表−8接着層面露出法および評価結果 実施例1,3,5.7の本発明の接着シートは容易にミ
シン目を付けることができた。
比較例1,3.5.7の従来の接着シートはシリコーン
樹脂コーティングした離形紙が貼り合わされているため
ミシン目を付けることができなかった。
表−2,4,6,8に示されるごとく本発明の接着シー
トにおいて熱可融性物質層の熱溶融後の接着性は従来の
接着シートの接着性とほぼ同じであり接着性は何等低下
していない。
また表−6,8に示されるごとく本発明の接着シートは
熱溶融後においても何等感熱記録層に悪影響をもたらし
ていない。
[発明の効果コ 本発明の接着シートは従来の接着シートのように高価な
シリコーン樹脂コーティングされた堅い離形紙を用いて
いないため安価で、しかもシートが柔らかくミシン目を
付けることが可能であり、かつ廃棄する離形紙を発生し
ないことより環境保全上好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の接着シートの拡大断面図、第2図は本
発明の支持体の一方の面に感熱記録層を有する接着シー
トの拡大断面図、第3図は本発明の支持体の一方の面に
感熱記録層を存し、他の面にフオーム層を存する接着シ
ートの拡大断面図、第4図は従来の接着シートの拡大断
面図、第5図は従来の感熱記録用接着シートの拡大断面
図、第6図は本発明の接着シートの熱可融性物質層を熱
風にて熱溶融させる装置の拡大断面図、第7.8図は本
発明の接着シートを熱風法で露出した接gf層面と被着
体とを接着させた拡大断面図、第S図は本発明の接着シ
ートの熱可融性物質層を熱ロールにて熱溶融させる装置
の拡大断面図、第10.11図は本発明の接着シートを
熱ロール法で露出させた接着層面と被着体とを接着させ
た拡大断面図である。 1・・・感熱記録層、2・・・支持体、3・・・フλ−
ム層、4・・・感圧接着層、5・・・離形紙、6・・・
熱可融性物質層、7・・・風車、8・・・ヒーター 9
・・・熱風吹き出し口、lO・・・本発明の接着シート
、11・・・被着体、12・・・熱ロール、13・・・
ロール、14・・・熱ロールとシートの接点 ¥11凹 寥30 ¥5図 茶、2−I¥1 $4唱 ¥4圓 ¥11¥1 ¥70 竿9目 1、o図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体の一方の面に感圧接着層および融点50℃以
    上の熱可融性物質層をこの順に積層してなる接着シート
    。 2、支持体の一方の面に感熱記録層を有し、他の一方の
    面に感圧接着層および融点50℃以上の熱可融性物質層
    をこの順に積層してなる接着シート。 3、支持体の一方の面に感熱記録層を有し、他の一方の
    面にフォーム層、感圧接着層および融点50℃以上の熱
    可融性物質層をこの順に積層してなる接着シート。 4、シートの熱可融性物質層を加熱、溶融させ、露出さ
    せた感圧接着層を被着体と接着させる請求項1〜3のい
    ずれか記載のシートの接着法。
JP11098989A 1989-04-28 1989-04-28 接着シートおよび接着法 Pending JPH02286764A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11098989A JPH02286764A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 接着シートおよび接着法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11098989A JPH02286764A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 接着シートおよび接着法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02286764A true JPH02286764A (ja) 1990-11-26

Family

ID=14549583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11098989A Pending JPH02286764A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 接着シートおよび接着法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02286764A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09235543A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Nitto Denko Corp シ―ル材
JPH1081085A (ja) * 1996-09-06 1998-03-31 Nitto Denko Corp 改ざん防止用保護シ―トと改ざん防止方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09235543A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Nitto Denko Corp シ―ル材
JPH1081085A (ja) * 1996-09-06 1998-03-31 Nitto Denko Corp 改ざん防止用保護シ―トと改ざん防止方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4745026A (en) Thermal delayed tack sheets
JP2683733B2 (ja) 感熱記録型ラベルシート
JP2006078733A (ja) 粘着ラベルおよび貼付方法
JPH02286764A (ja) 接着シートおよび接着法
EP0913267B1 (en) Thermal recording material and novel crystal of bisphenol s derivative
JP2002146303A (ja) 感熱性粘着材料、その熱活性化方法及び感熱性粘着材料の貼付方法
JP3468775B2 (ja) 熱転写記録媒体
JP2005002313A (ja) 熱活性粘着剤及び熱活性粘着シート
JPH0761126A (ja) 感熱記録体
JP4794959B2 (ja) 感熱性粘着剤及び感熱性粘着材料
JP4800640B2 (ja) 感熱性粘着剤及び感熱性粘着シート
JPH06344662A (ja) 感熱記録体
JP5162862B2 (ja) 感熱性粘着剤及び感熱性粘着材料
JP4447136B2 (ja) 熱活性粘着剤、熱活性粘着シート及び熱活性両面粘着紙
JPH02198892A (ja) 感熱記録用接着シートおよび接着方法
JP2587466B2 (ja) 感熱転写記録材料
CA2260146C (en) Heat-sensitive recording material and novel crystal of bisphenol s derivative
JP2005014213A (ja) 水性保護層用インキ組成物及び感熱記録材料
JPH0632060A (ja) 感熱記録材料
JPH0259796B2 (ja)
JP2000104027A (ja) 記録用粘着紙
JPH10119430A (ja) 感熱記録材料
JP2001121817A (ja) 可逆性感熱記録材料
JPH09254545A (ja) 可逆性感熱記録材料
JP2004050531A (ja) 可逆感熱記録材料