JPH02286241A - 自動車用内装表皮材及び自動車用内装材 - Google Patents
自動車用内装表皮材及び自動車用内装材Info
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- JPH02286241A JPH02286241A JP1106975A JP10697589A JPH02286241A JP H02286241 A JPH02286241 A JP H02286241A JP 1106975 A JP1106975 A JP 1106975A JP 10697589 A JP10697589 A JP 10697589A JP H02286241 A JPH02286241 A JP H02286241A
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車のインテリア資材として天井あるいは
トランクルーム等の用途に使用される表皮材と基材から
構成される自動車用内装材の表皮材に関するものであり
、特に基材として用いるポリプロピレン(以下P、Pと
称す)発泡体シートの押出し及び発泡が同一工程で行わ
れかつP、P発泡基材の表面温度が軟化点附近にある状
態で同時ラミネートされ、プレス等で成型される自動車
用内装材に用いる表皮材に関するものである。
トランクルーム等の用途に使用される表皮材と基材から
構成される自動車用内装材の表皮材に関するものであり
、特に基材として用いるポリプロピレン(以下P、Pと
称す)発泡体シートの押出し及び発泡が同一工程で行わ
れかつP、P発泡基材の表面温度が軟化点附近にある状
態で同時ラミネートされ、プレス等で成型される自動車
用内装材に用いる表皮材に関するものである。
従来、自動車内部の意匠性の向上をはかるため塩化ビニ
ルシートに代わり、例えば、特開昭63−264977
号公報に示される様にポリエステル、ポリアミド等の厚
着繊維を用いるニードルパンチ不織布が表皮材として数
多く使用され始め、更に軽量化及び生産性の向上を目的
として予め成型されたニードルパンチ不織布を表皮材と
する内装材が数多く使用されている。
ルシートに代わり、例えば、特開昭63−264977
号公報に示される様にポリエステル、ポリアミド等の厚
着繊維を用いるニードルパンチ不織布が表皮材として数
多く使用され始め、更に軽量化及び生産性の向上を目的
として予め成型されたニードルパンチ不織布を表皮材と
する内装材が数多く使用されている。
これらの内装材としては、ニードルパンチ不織布と紙基
材、ニードルパンチ不織布と発泡ポリスヂレン基材、ニ
ードルパンチ不織布と発泡P、P基材等が別々に製作さ
れ、ホットメルト系の接着剤により一体化されたものが
使用されている。
材、ニードルパンチ不織布と発泡ポリスヂレン基材、ニ
ードルパンチ不織布と発泡P、P基材等が別々に製作さ
れ、ホットメルト系の接着剤により一体化されたものが
使用されている。
上記の各々の組合わせにおいて使用されているニードル
パンチ不織布も、表面における繊維の抜けやピリング等
の耐摩耗性を維持するために表面の逆の面、即ち基材と
の接着面に塩化ビニルエマルジョン、酢酸ビニルエマル
ジョン、アクリル酸エステルエマルジョン、SBRラテ
ックス、NBRラテックス等でバックコーティングが施
されている。これらの表皮材は基材との債層接着に際し
、10〜30g1rdのナイロン系、ポリエステル系等
のフィルム又はスパンボンドを接着剤として両者の中間
に挿入し、上下または一方の面から温度及び圧力を加え
られる事により、実用的に十分なる接着強度が得られる
。
パンチ不織布も、表面における繊維の抜けやピリング等
の耐摩耗性を維持するために表面の逆の面、即ち基材と
の接着面に塩化ビニルエマルジョン、酢酸ビニルエマル
ジョン、アクリル酸エステルエマルジョン、SBRラテ
ックス、NBRラテックス等でバックコーティングが施
されている。これらの表皮材は基材との債層接着に際し
、10〜30g1rdのナイロン系、ポリエステル系等
のフィルム又はスパンボンドを接着剤として両者の中間
に挿入し、上下または一方の面から温度及び圧力を加え
られる事により、実用的に十分なる接着強度が得られる
。
しかし、最近は更に生産性の向上を目的として、P、P
樹脂に発泡剤又は発泡剤と難燃剤等を混入せしめたもの
を押出機のダイより押し出し、発泡とシート化を同時に
完了せしめ、かつ発泡シートが軟化点附近にある状態で
表皮材をラミネート化する方法が検討されている。
樹脂に発泡剤又は発泡剤と難燃剤等を混入せしめたもの
を押出機のダイより押し出し、発泡とシート化を同時に
完了せしめ、かつ発泡シートが軟化点附近にある状態で
表皮材をラミネート化する方法が検討されている。
上記方法においては、接着時の発泡シートに十分なる強
度を備えていないため接着のために十分なる圧力を加え
ることが出来ない。更にはバックコーティングに用いた
樹脂とP、Pとの接着性が悪いため使用に耐える接着強
度を得ることは不可能である。
度を備えていないため接着のために十分なる圧力を加え
ることが出来ない。更にはバックコーティングに用いた
樹脂とP、Pとの接着性が悪いため使用に耐える接着強
度を得ることは不可能である。
また、他方としてオレフィン系の物質例えばケミバール
V −100(ポリエチレンディスバージョン−三井石
油化学製)をバックコーチインする方法も考えられるが
バックコーティングした樹脂をニードルパンチ不織布内
部に浸透させれば表面の耐摩耗性は向上するが、発泡P
、Pシートとは十分な接着力が得られない。
V −100(ポリエチレンディスバージョン−三井石
油化学製)をバックコーチインする方法も考えられるが
バックコーティングした樹脂をニードルパンチ不織布内
部に浸透させれば表面の耐摩耗性は向上するが、発泡P
、Pシートとは十分な接着力が得られない。
又、バックコーティング層を表面部に残しておけば、発
泡P、Pシートとの接着力は向上するが、十分なる表面
の耐摩耗性が得られない等の欠点がある。
泡P、Pシートとの接着力は向上するが、十分なる表面
の耐摩耗性が得られない等の欠点がある。
更には、バックコーティングを施したニードルパンチ不
織布のバックコーティングの表面にP、Pフィルム又は
P、Pスパンボンドを重ね軽くニードルパンチ処理を施
すことにより、一体化させた表皮材を使用して発泡P、
Pシートとラミネート加工を実施した内装材もみられる
がかかる内装材はニードルパンチ不織布の表面の耐摩耗
性は良好であり、かつP、P7(ルム又はP、Pスパン
ボンド不織布と発泡P、Pシート間は完゛全に接着が行
われるが、バックコーチインク面とP、Pフィルム又は
P、Pスパンボンド不織布が十分に接着されないがため
、この部分で層間剥離を生じるという問題がある。
織布のバックコーティングの表面にP、Pフィルム又は
P、Pスパンボンドを重ね軽くニードルパンチ処理を施
すことにより、一体化させた表皮材を使用して発泡P、
Pシートとラミネート加工を実施した内装材もみられる
がかかる内装材はニードルパンチ不織布の表面の耐摩耗
性は良好であり、かつP、P7(ルム又はP、Pスパン
ボンド不織布と発泡P、Pシート間は完゛全に接着が行
われるが、バックコーチインク面とP、Pフィルム又は
P、Pスパンボンド不織布が十分に接着されないがため
、この部分で層間剥離を生じるという問題がある。
又、バックコーティングを施していない二ドルパンチ不
織布とP、P7!ルム又はP、Pスパンボンド不織布を
ニードルパンチにてニードルパンチ不織布内部の繊維を
利用して一体化させた表皮材を使用して基材発泡P、P
シートとラミネート加工を実施した場合には、上記二ド
ルパンチ不織布、P、Pフィルム又はP、Pスパンボン
ド不織布及び発泡ポリプロピレンシートの各層間は不織
布が材料破壊するほどの十分なる接着強度を有してはい
るが、ニードルパンチ不織布の表面の耐摩耗性は不十分
となり、繊維の抜けやピリングの発生が太さいという欠
点がある。
織布とP、P7!ルム又はP、Pスパンボンド不織布を
ニードルパンチにてニードルパンチ不織布内部の繊維を
利用して一体化させた表皮材を使用して基材発泡P、P
シートとラミネート加工を実施した場合には、上記二ド
ルパンチ不織布、P、Pフィルム又はP、Pスパンボン
ド不織布及び発泡ポリプロピレンシートの各層間は不織
布が材料破壊するほどの十分なる接着強度を有してはい
るが、ニードルパンチ不織布の表面の耐摩耗性は不十分
となり、繊維の抜けやピリングの発生が太さいという欠
点がある。
更に別の方法として、原着ポリエステル繊維に比べ耐候
性が劣る原着ボリズロピレン繊維を使用してニードルパ
ンチ不織布となし、オレフィン系のディスバージーンで
あるケミパールV−100をバックコーティングしニー
ドルパンチ不織布に埋設せしめて表皮材となし、発泡P
、Pシートとラミネート加工を施すことも考えられるが
、かかるラミネートは、表面の耐摩耗性及び十分なる層
間接着力が得られるが、原着ポリプロピレン繊維が、後
加工のプレス時に必要な圧力と温度の影響を受けて一部
フイルム化し表皮材としての意匠性が損なわれることや
、耐候性が劣るために長時間の使用により変色する等の
欠点が有る。
性が劣る原着ボリズロピレン繊維を使用してニードルパ
ンチ不織布となし、オレフィン系のディスバージーンで
あるケミパールV−100をバックコーティングしニー
ドルパンチ不織布に埋設せしめて表皮材となし、発泡P
、Pシートとラミネート加工を施すことも考えられるが
、かかるラミネートは、表面の耐摩耗性及び十分なる層
間接着力が得られるが、原着ポリプロピレン繊維が、後
加工のプレス時に必要な圧力と温度の影響を受けて一部
フイルム化し表皮材としての意匠性が損なわれることや
、耐候性が劣るために長時間の使用により変色する等の
欠点が有る。
いずれにしても基材発泡P、Pシートの軟化点近辺に於
けるラミネート加工に於いて十分なる表面の耐変色性及
び耐摩耗性があり、該発泡P、Pシートの発泡セルを破
壊することなく十分に一体化しうる表皮材が見られない
のが現状である。
けるラミネート加工に於いて十分なる表面の耐変色性及
び耐摩耗性があり、該発泡P、Pシートの発泡セルを破
壊することなく十分に一体化しうる表皮材が見られない
のが現状である。
本発明は上記の諸欠点を解消した表皮材を提供するに当
たり、原着ポリエステル繊維を素材として形成したニー
ドルパンチ不織布の一面に積層したP、Pフィルム又は
P、Pスパンボンド不織布をエンボス加工により形成さ
れる押圧部のP、P樹脂又はP、Pスパンポンド不織布
を局部的に該ニードルパンチ不織布内部に圧入埋設させ
融着一体化した表皮材を得ることにより、表皮材表面の
十分なる耐摩耗性と基材発泡P。
たり、原着ポリエステル繊維を素材として形成したニー
ドルパンチ不織布の一面に積層したP、Pフィルム又は
P、Pスパンボンド不織布をエンボス加工により形成さ
れる押圧部のP、P樹脂又はP、Pスパンポンド不織布
を局部的に該ニードルパンチ不織布内部に圧入埋設させ
融着一体化した表皮材を得ることにより、表皮材表面の
十分なる耐摩耗性と基材発泡P。
Pシートとの該シート軟化点近辺におけるラミネート加
工時に発泡セルを破壊することなく十分なる接着強度が
得られる自動車用内装表皮材を得てその課題を解消した
ものである。
工時に発泡セルを破壊することなく十分なる接着強度が
得られる自動車用内装表皮材を得てその課題を解消した
ものである。
第2図に示す様に本発明の自動車用内装表皮材(3)は
基材となる発泡P、Pシート(7)との軟化点近辺でラ
ミネートするに当たり、積層面に於ける表皮材(1)の
P、Pフィルム(2)又はP、Pスパンボンド不織布は
P、P発泡シート軟化溶融状態にある熱雰囲気により溶
融し、原着ポリエステルニードルパンチ不織布(4)側
に浸透すると共にその積層面で一体に強固に接着し、発
泡セルを破壊することもない。
基材となる発泡P、Pシート(7)との軟化点近辺でラ
ミネートするに当たり、積層面に於ける表皮材(1)の
P、Pフィルム(2)又はP、Pスパンボンド不織布は
P、P発泡シート軟化溶融状態にある熱雰囲気により溶
融し、原着ポリエステルニードルパンチ不織布(4)側
に浸透すると共にその積層面で一体に強固に接着し、発
泡セルを破壊することもない。
従って、上記の如く構成された本発明の自動車用内装表
皮材は、予めニードルパンチ(5)による繊維相互間の
交絡とエンボスロール加工によりニードルパンチ不織布
(3)の表面より内部に圧入埋設されたP、Pスパンボ
ンド不織布又はP。
皮材は、予めニードルパンチ(5)による繊維相互間の
交絡とエンボスロール加工によりニードルパンチ不織布
(3)の表面より内部に圧入埋設されたP、Pスパンボ
ンド不織布又はP。
P7(ルムの局部的圧入融着部(6)、更にはラミネー
ト時にニードルパンチ不織布に溶融浸透せ6P、Pフィ
ルム又はP、Pスパンボンド不織布により表皮材表面(
8)は著しく耐摩耗性が向上する。
ト時にニードルパンチ不織布に溶融浸透せ6P、Pフィ
ルム又はP、Pスパンボンド不織布により表皮材表面(
8)は著しく耐摩耗性が向上する。
以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細に説明する
。
。
市販のウェブ形成機により厚着ポリエステル繊維3 d
6 X 51 mm l 00%、繊維目付100〜
400g/rrf、例えば200g/rdのウェブを形
成し、ニードルパンチ機と標準のフェルト針によt)4
00本/ctllのニードルパンチ加工を施して原着ニ
ードルパンチ不織布(1)を形成した。
6 X 51 mm l 00%、繊維目付100〜
400g/rrf、例えば200g/rdのウェブを形
成し、ニードルパンチ機と標準のフェルト針によt)4
00本/ctllのニードルパンチ加工を施して原着ニ
ードルパンチ不織布(1)を形成した。
次に接着剤層として例えば市販されているP。
Pスパンポンド不織布(2)(目付15g/n()を上
記原着ニードルパンチ不織布の片面に重ね、次の条件に
てエンボスロールによる加工を実施した。
記原着ニードルパンチ不織布の片面に重ね、次の条件に
てエンボスロールによる加工を実施した。
エンボス加工条件
(i) ロール 上ロール:エンボスロール下ロー
ル:スチール製平ロール Qi)温 度 上ロール2180℃下ロール:12
0℃ ω線 圧: 20kg/cm Gy) j−ンボス :縦21m×横2ffI11×
高さ1mエンボス部面積50% 上記エンボス加工により得られた本発明の自動車用内装
表皮材(3)は、原着ポリエステル繊維(4)により、
形成した繊維層がニードルパンチ加工(5)により相互
に絡み合い、かつ、積層したP、Pスパンボンド不織布
(2)は、加熱加圧エンボス加工により局部的に押圧さ
れ、ニードルパンチ不織布内部に圧入埋設された局部的
圧入融着部(6)の形成により原着ニードルパンチ不織
布(1)と一体に接着し構成されている。
ル:スチール製平ロール Qi)温 度 上ロール2180℃下ロール:12
0℃ ω線 圧: 20kg/cm Gy) j−ンボス :縦21m×横2ffI11×
高さ1mエンボス部面積50% 上記エンボス加工により得られた本発明の自動車用内装
表皮材(3)は、原着ポリエステル繊維(4)により、
形成した繊維層がニードルパンチ加工(5)により相互
に絡み合い、かつ、積層したP、Pスパンボンド不織布
(2)は、加熱加圧エンボス加工により局部的に押圧さ
れ、ニードルパンチ不織布内部に圧入埋設された局部的
圧入融着部(6)の形成により原着ニードルパンチ不織
布(1)と一体に接着し構成されている。
比較例1
次に比較例として実施例に使用した原着二ドルパンチ不
織布と市販のP、Pスパンボンド不織布(目付15g/
n()を重ね、該スパンボ。
織布と市販のP、Pスパンボンド不織布(目付15g/
n()を重ね、該スパンボ。
ンド不織布側よりニードルパンチ機により剥がれない程
度に30本/crAのニードル加工を施し一体とした表
皮材囚を得た。
度に30本/crAのニードル加工を施し一体とした表
皮材囚を得た。
比較例2
実施例と同一の原着ニードルパンチ不織布の一方表面に
、塩化ビニルエマルジョンを固形分で15g/rrfコ
ーティングし表皮材0を得た。
、塩化ビニルエマルジョンを固形分で15g/rrfコ
ーティングし表皮材0を得た。
比較例3
実施例と同一の原着ニードルパンチ不織布の一面にケミ
バールV −100(ポリエチレンディスバージョン;
=井石油化学製)を固形分で15g1rdバツクコーテ
イングを行い表皮材0とした。
バールV −100(ポリエチレンディスバージョン;
=井石油化学製)を固形分で15g1rdバツクコーテ
イングを行い表皮材0とした。
上記実施例及び比較例で得られた、表皮材サンプルを公
知の押出機を用いて押出した発泡剤混入ポリプロピレン
樹脂を厚み4m、発泡倍率2倍でシート化して基材とな
し、シートの表面温度が軟化点近辺の140℃で発泡セ
ルが壊れない程度に圧力をかけてラミネート加工を施し
た。これらの自動車用内装表皮材を基材との接着力及び
表皮材表面の耐摩耗性を測定し、その結果を下表に示す
。
知の押出機を用いて押出した発泡剤混入ポリプロピレン
樹脂を厚み4m、発泡倍率2倍でシート化して基材とな
し、シートの表面温度が軟化点近辺の140℃で発泡セ
ルが壊れない程度に圧力をかけてラミネート加工を施し
た。これらの自動車用内装表皮材を基材との接着力及び
表皮材表面の耐摩耗性を測定し、その結果を下表に示す
。
※ 耐摩耗性試験
安田精機製作所製テーバ摩耗試験機を使用し摩耗輪H−
38゜250 y、荷重で1500回の条件で摩耗テス
トを実施した結果の表面状態を観察し次の区分により判
定した。
38゜250 y、荷重で1500回の条件で摩耗テス
トを実施した結果の表面状態を観察し次の区分により判
定した。
023級 ○:4級 Δ:5級 X:6級〔発明の効果
〕 本発明は上記の如く構成したことにより、自動車用内装
表皮材となる原着ニードルパンチ不織布の表面耐摩耗性
が発泡P、P基材との接着剤層となるP、Pフィルム又
はP、Pスパンボンド不織布との積層エンボス加工によ
り、該二ドルパンチ不織布内部に形成されるP 、P
7 イルム又はP、Pスパンボンド不織布の局部的圧入
融着部によってニードルパンチによる繊維間の交絡と共
に繊維を固定し、表面の耐摩耗性が一段と高められ、更
に発泡P、P基材との軟化点近辺におけるラミネート加
工時にエンボスが施されないP、Pフィルム又はP、P
スパンボンド不織布は溶融して、ニードルパンチ不織布
と基材発泡P、Pシートとの接着強度は高められ発泡セ
ルの破壊を生じない。
〕 本発明は上記の如く構成したことにより、自動車用内装
表皮材となる原着ニードルパンチ不織布の表面耐摩耗性
が発泡P、P基材との接着剤層となるP、Pフィルム又
はP、Pスパンボンド不織布との積層エンボス加工によ
り、該二ドルパンチ不織布内部に形成されるP 、P
7 イルム又はP、Pスパンボンド不織布の局部的圧入
融着部によってニードルパンチによる繊維間の交絡と共
に繊維を固定し、表面の耐摩耗性が一段と高められ、更
に発泡P、P基材との軟化点近辺におけるラミネート加
工時にエンボスが施されないP、Pフィルム又はP、P
スパンボンド不織布は溶融して、ニードルパンチ不織布
と基材発泡P、Pシートとの接着強度は高められ発泡セ
ルの破壊を生じない。
更に、表皮材側に浸透した溶融P、P樹脂により、−層
表面の耐摩耗性が向上し、ラミネート加工も容易に実施
例できる等の効果を有する発明である。
表面の耐摩耗性が向上し、ラミネート加工も容易に実施
例できる等の効果を有する発明である。
第1図は本発明の一実施例を示す自動車用内(1)・・
・内装表皮材、(2)・・・P−Pフィルム又はP。 Pスパンボンド不織布、(3)・・・原着ポリエステル
ニードルパンチ不織布、(4)・・・原着ポリエステル
繊fi、(5)・・・ニードルパンチ加工、(6)・・
・局部的圧入融着部、(7)・・・発泡P、Pシート、
(8)・・・表皮材表面
・内装表皮材、(2)・・・P−Pフィルム又はP。 Pスパンボンド不織布、(3)・・・原着ポリエステル
ニードルパンチ不織布、(4)・・・原着ポリエステル
繊fi、(5)・・・ニードルパンチ加工、(6)・・
・局部的圧入融着部、(7)・・・発泡P、Pシート、
(8)・・・表皮材表面
Claims (2)
- (1)原着ポリエステル繊維で構成されたニードルパン
チ不織布とポリプロピレンフィルム又はポリプロピレン
スパンボンド不織布との積層体が局部的圧入融着部の形
成により一体化してなることを特徴とする自動車用内装
表皮材。 - (2)積層体がポリプロピレンフィルム又はポリプロピ
レンスパンボンド不織布側よりエンボスロール加工が施
され、ニードルパンチ不織布内部に圧入埋設された局部
的圧入融着部の形成により、一体的に接着してなる表皮
材と押出しポリプロピレン発泡シート基材とが上記接着
剤となるポリプロピレンフィルム又はポリプロピレンス
パンボンド不織布の溶融軟化により一体に接着したこと
を特徴とする自動車用内装表皮材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106975A JP2961547B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 自動車用内装表皮材及び自動車用内装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106975A JP2961547B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 自動車用内装表皮材及び自動車用内装材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02286241A true JPH02286241A (ja) | 1990-11-26 |
JP2961547B2 JP2961547B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14447293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1106975A Expired - Fee Related JP2961547B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 自動車用内装表皮材及び自動車用内装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961547B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04118493U (ja) * | 1991-04-02 | 1992-10-22 | 池田物産株式会社 | フエルト |
JPH06226740A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-16 | Sekisui Chem Co Ltd | 繊維複合体の製造方法 |
JP2003063319A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Nippon Tokushu Toryo Co Ltd | リサイクル材料による自動車内装材及びその製法 |
CN109355808A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-02-19 | 广东金三发科技有限公司 | 无纺布及其制备方法和应用 |
JP2021000989A (ja) * | 2020-09-17 | 2021-01-07 | 東洋紡株式会社 | 自動車内装材およびその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6311327A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-18 | Toyota Motor Corp | 不織布シ−トの接着方法 |
JPS63264977A (ja) * | 1987-04-18 | 1988-11-01 | 日本バイリ−ン株式会社 | 自動車内装材用表皮材 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1106975A patent/JP2961547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109355808B (zh) * | 2018-09-30 | 2020-04-28 | 广东金三发科技有限公司 | 无纺布及其制备方法和应用 |
JP2021000989A (ja) * | 2020-09-17 | 2021-01-07 | 東洋紡株式会社 | 自動車内装材およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2961547B2 (ja) | 1999-10-12 |
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