JPH02286190A - ミシン用布送り装置 - Google Patents

ミシン用布送り装置

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Publication number
JPH02286190A
JPH02286190A JP2044966A JP4496690A JPH02286190A JP H02286190 A JPH02286190 A JP H02286190A JP 2044966 A JP2044966 A JP 2044966A JP 4496690 A JP4496690 A JP 4496690A JP H02286190 A JPH02286190 A JP H02286190A
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JP
Japan
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sewing machine
sewing
futon
traveling
plane
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Application number
JP2044966A
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English (en)
Inventor
Yukio Iwase
行雄 岩瀬
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PRINCE SEWING MACH KK
Original Assignee
PRINCE SEWING MACH KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02286190A publication Critical patent/JPH02286190A/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B33/00Devices incorporated in sewing machines for supplying or removing the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/16Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by pusher, needles, friction, or like devices adapted to feed single articles along a surface or table
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B11/00Machines for sewing quilts or mattresses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ミシンにおける布地の送り機構にかかり、特
に、通常の布地のみならず、ベツドに用いられる布、例
えば、厚手のキルテイング地や布団地を縫おうとする場
合に好適なものに関する。
【従来の技術】 一般に、布団は表側の布地、中身の綿、裏側の布地をミ
シンにって一体に縫い合わた構造とされて、この縫製に
用いられるミシンは、さらに、布団にキルテイングや刺
繍を施そうとする場合にも利用されている。また、工業
的に多数の布団を縫製しようとする場合、一つの布団毎
に、これらをミシンの縫い合わせ部に送り込で一つずつ
縫い合わせることが必要とされている。 また布団を縫おうとする場合、布地を外側へ弓っ張りな
がら縫うことが必要とされている。このような張力を付
与する手段として、例えば紙ばさみや洗濯ばさみのよう
な構造とされた複数の留金により構成された一対のユニ
ットが用いられており、これらのユニットは、縫い合わ
せ部の両側に配置されて、布団に張力を与えるよう・に
べっている。
【発明が解決しようとする課題】
この上うな留金を用いて布団を縫い合わせようとする場
合、前記ミシンの縫い合わせ部に送るとともに、留金で
布団のヘリを挟んで引っ張りつつ縫い合わせ、縫いが終
わると、留金を外すとともに、布団を縫い合わせ部から
送り出すことが必要とされており、したがって、これら
の準備および後処理の一連の操作に多くの時間を要する
という問題かあった。また、縫い合わせるべき布地等を
連続的に供給して縫製するための有効な布地供給手段は
未だ開発されていなかった。 さらに、前記留金は永久的に布団を挟んでおくことがで
きろものではないから、布団がその自重によって留金の
挟持にもかかわらず徐々に抜は落ちて行き、たるんでし
まうことか避けられず、このたるみによって縫製が妨た
げられ、また布団の幅は、縫いとともに徐々に縮まる傾
向があるから、度々留金から外れることがあり得る。こ
のように外れてしまうことを防止すべく、比較的重い布
団では、多くの留金が用いられているが、留金の嘴(布
団に直接接触して挟む部分)には一定の幅があるから、
支持すべき所定の範囲の布団に使用可能な留金の数には
限りがある。 さらに、前記留金の嘴に挟まれた布団のへりは、徐々に
損傷を受け、摩耗したり、ちぎれたりすることがあるか
ら、確実に布団を保持すべく、留金によってへりを幅広
く挟むことが行われているが、クリップ状の留金を用い
る以上、布地の摩耗が避けられないという問題であった
。 本発明は上記事情に鑑みてなされたしので、布団に適性
な張力を与えつつ連続的に縫い合わせ部へ送ることがで
き、かつ、布団を痛めることなく保持することの可能な
送り装置を得ろことを目的とする乙のである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願の請求項I記載の発明は
、 布地などの被縫製物を含む平面と交差する方向に並べら
れた針機構とボビン機構と・の間の縫製位置で前記被縫
製物を縫製するミシンに適用されて前記縫製位置へ被縫
製物を供給し、あるいは、縫製された被縫製物を・前記
縫製位置から送り出す布装置であって、前記ミシンの幅
方向に沿って互いに間隔を有し、かつ、被縫製物を送る
べき方向と平行な軌跡に沿って走行する一対の走行体と
、該走行体を前記縫製位置の直後でそれぞれ支持する回
転体とから構成され、 直配走行体には、被縫製物に刺し込まれるスパイクが走
行体の長さ方向に沿って並べて配置され、前記回転体は
、前記縫製位置の近傍で、前記針機構の動作方向と直交
する平面に軌跡か含まれ、かつ走行体に取り付けられた
スパイクが被縫製物と交差する方向へ突出するように直
配走行体を案内することを特徴とするものである。 請求項2記載の発明は、請求項!記載の発明において、 前記各走行体を支持する回転体の内、走行体の走行経路
中の互いに対応する位置に存在するものは、ミシンの幅
方向に相対移動可能に支持されたことを特徴とするしの
である。 請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、 前記走行体によって前記平面内に支持される布団を該平
面に案内する案内手段を設けたことを特徴とするもので
ある。 請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、 前記平面内を走行する走行体に沿って、該走行体との間
に被縫製物を挾持するカバーを設けたことを特徴とする
ものである。 請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、 前記カバーにおける、少なくとも直配走行体と対向する
面が低摩擦係数の材料により形成されたことを特徴とす
るものである。 請求項6記載の発明は、請求項5記戦の発明において、 前記各走行体は、前記回転体によって環状の走行経路に
沿って案内されることを特・徴とするものである。 請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、 面肥前記各走行体は、前記平面と直交する平面内を走行
することを特徴とするものである。 請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、 剪記各走行体は、多数の結合要素を互いに回動可能に連
結した構造とされ、各結合要素には、前記平面内で互い
に反対方向へ突出する板状の部材が設けられたことを特
徴とするものである。 請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、 前記各走行体は、前記平面と平行な平面内を走行するこ
とを特徴とするものである。
【作用】
請求項!記載の発明の構成であると、 走行体に設けられたスパイクを介して布団に移動力と伝
達し、走行体とともに移動させることができる。 請求項2記載の発明の構成であると、 回転体の移動により、走行体の相互間隔を変更して、こ
れらの走行体に支持された布団のたるみを調整すること
ができる。 請求項3記載の発明の構成であると、 案内手段により、布団を走行体に支持させるべく案内す
ることができる。 請求項4記載の発明の構成であると、 カバーによって走行体を覆うことができる。 請求項5記載の発明の構成であると、 カバーと摺動する布団との摩擦抵抗が軽減される。 請求項6記載の発明の構成であると、 環状に形成されているため、回転体を介して無端状の走
行経路をなして、連続的に走行することができる。 請求項7記載の発明の構成であると、 布団が支持される平面より下方の位置で走行体を走行さ
せることができる。 請求項8記載の発明の構成であると・、布団が板状の部
材によって支持される。 請求項9記載の発明の構成であると、 布団か支持される平面とほぼ平行な平面内で走行体を走
行させることができる。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。 第1図は本願の第1実施例における布送り機構の概略を
示す…す断面図である。第2図は同じく概略平面図であ
って、図示の場合、布団が乗せられた状態を示している
。これらの図面においては、図中矢印で示す方向へ布地
が送られるようになっている。 まず、ミシンの全体の構成について説明する。 第1図および第2図に示すように、ミシンには、床に支
持された一対のベツド2が、互いに平行に設けられてい
る。これらのベツド2の上には、対の第1アーム4が掛
は渡されており、これらは互いに平行にかつ同一レベル
に支持されている。 また前記第1アーム4の両端部の下面には摺動部材6が
設けられて、第1アーム4を前記ベツド2の長平方向に
移動可能に支持するようになっている。前記ベツド2上
の第1アーム4の上には、それぞれ側壁部8が設けられ
ており、これらの側壁部8は、互いに平行に配置される
とともに、同一の高さレベルに設定されている。これら
の側壁部8の上には、一対の第2アーム10か掛は渡さ
れており、これらは互いに平行にかつ同一レベルに支持
されている。そして、以上のような構造とされることに
より、前記第1および第2のアーム4および10の間に
は、垂直方向への間隔が設けられることとなる。また前
記第3アーム12は、前記第2アーム4の上に、摺動部
材14を介して移動可能に支持されている。 フック、ボビンなどの縫い合わせ機構を含む(下側の)
ボビン機構16は、前記第3アーム12の上に搭載され
ている。また第4アーム18は、第2アーム10の下側
に摺動部材20によって摺動自在に支持されている。さ
らに、針、テンンヨンガイド、シスレッドフィーダーな
ど・からなる(上側の)針機構22は、前記第4アーム
I8上に搭載されている。 このように、ボビン機構および針機構16.22は、ベ
ツド2に掛は渡された第1アーム4が摺動自在であるこ
とから、ベツド2に沿って移動することができるととも
に、第3アーム12および第4アーム18がそれぞれ第
1アーム4と第2アームIOとに掛は渡されて摺動自在
であることから、ベツド2と交差する方向に沿って移動
することができるようになっている。さらにボビン機構
および針機構16.22は、これらの間に位置する布地
を縫い合わ仕るべく、垂直方向に並んだ状態を保ちなが
ら、同期して移動するように制御され、これにより、両
咎の間に位置する布地を縫い合わせるべく協動動作する
ことができ、これらボビン機構16および針機構22の
間が、被縫合物を縫合する縫製位置となるようになって
いる。 次いで、第1実施例における布地送り機構について説明
する。 この布地送り機構は、布地を所定の位置(前述の縫製位
置)へ送り込みあるいは所定の位置から送り出すととも
に、平面状に支持しつつ広げる機能を持っている。支持
フレーム30は、第3図に示すような矩形状をなし、ベ
ツド2を囲むように配置されて床上に設置されている。 前記支持フレーム30の一部をなす一対のサイドフレー
ム32は、前記ベツド2と平行に配置され、これらは、
両端部で連結フレーム33によってそれぞれ連結されて
、全体として矩形の支持フレーム30を構成するように
なっている。前記両サイドフレーム32には、それぞれ
一対の支柱35が設けられており、これらの支柱35の
一端には、回転軸受38が内蔵されている。 前記回転軸受38は、それぞれ軸34・36をその両端
で回転自在に支持に支持しており、これらの軸34・3
6は、さらに、中間軸受40によって支持されている。 また前記軸34・36の一方の軸端には、それぞれスプ
ライン42が形成されている。さらに袖36にはプーリ
44が取り付けられている。そして前記軸36は、モー
タ(図示略)により駆動される減速機(図示略)に前記
プーリ4・I(およびこれに巻き掛けられた図示しない
ベルト)を介して連結されて駆動力の供給を受けるよう
になっている。 また前記軸34・36におけるスプライン42が形成さ
れていない部分(面取りされた部分)にドラム46・4
8がそれぞれ固定され、また、スプライン42は、ドラ
ム50・52にそれぞれ挿入されている。 さらに、軸34・36の面取り部分にはスプロケットホ
イール54・56がそれぞれ取り付けられている。また
軸34・36のスプライン部42は、ドラム54および
56に挿入されている。このように、スプロケットホイ
ール54・56および58・60により、ミシンの両側
部にそれぞれ配置された二組のホイールセットが構成さ
れ、これらのホイールセットの内、スプロケットホイー
ル58・60に支持されたものがスプライン42に沿っ
て移動することができるため、両ホイールセットのミシ
ン幅方向(軸34・36の軸線方向)への相対間隔が調
整可能にされている。 前記スプロケットホイール54・56、および、58・
60には、それぞれ伝導チエイン62が巻き掛けられて
おり、これらのチエイン62は、前記プーリ44がモー
タ(図示略)によって駆動されることにより、同一方向
に回転して各ホイールを連動回転さけるようになってい
る。なお前記チエイン62は、垂直面内で移動するよう
に配置されている。 各伝導チエイン62は、第4図および第5図に示すよう
に通常のローラチエイン64により構成されている。こ
のローラチエイン64は、交互に配置されたそれぞれ一
対ずつの板状のピンリンク66および板状のローラリン
ク68と、これらを互いに回動可能に連結すローラ7o
とがら構成されている。このローラ70は、ビン72と
、その周囲に嵌められたブツシュ74とから構成されて
いる。また前記伝導チエイン62には、支持板76が設
けられており、これらの各対の支持板76は、各ローラ
リンク68に取り付けら・れで、いる。 また各対の支持板76には天板78が支持され、この天
板78の外周にはスパイク8oが取り付けられている。 そして、チエイン62のスプロケットホイール54(あ
るいは56・58・60)に対する半径方向への移動は
、支持板76がローラリンク68に支持されていること
により、何ら妨デられることなく行われる。 そして、延ばされた状態の布団82(第1図および第2
図参照)は、ドラム46.48.50゜52上に配置さ
れ、この状態で、布団82の両へりの部分に前記スパイ
ク80がそれぞれ貫通するようになっている。 上記構成とされた布地の送り手段には、第6図に示すよ
うな張力制御は構が設けられている。モータ(図示略)
は、サイドフレーム32に支持され、その出力軸84に
はベベルギア86が設けられている。また、軸36のス
プライン42に対して並列に設けられたガイドレール8
8は、連結フレーム33に搭載されている。前記ガイド
レール88に搭載されたホイール駆動機構90は、ガイ
ドレール88に沿って水平方向に移動することができる
。前記ホイール駆動機構90は摺動板92を有しており
、この摺動板92は、ガイドレール88上を摺動するよ
うになっている。また摺動板92上には一対の側板94
が設けられており、これらの側板94は、スプロケット
ホイール6oおよびドラム52の側面まで伸びている。 そして前記一対の側板94の対向間隔は、前記スプロケ
ットホイール60およびドラム52の各幅寸法の和より
も大きく設定されている。また、一対の支持板96(第
6図において一方のみを図示)には、回転軸受96か内
蔵され、ガイドレール88の両端に設けられている。 ねじ軸98は、前記一対の支持板96に掛は渡されてこ
れらの外側にまで延ばされるとと乙に、前記回転軸受9
6によって支持されている。前記側板94の一方には前
記ねじ軸98と螺合するポールナツト+00が設けられ
、これらねじ軸98およびポールナツト100によって
ボールねじ機構が構成されている。また面記支持仮、9
6の外側に延びる前記ねじ軸98の一端には、前記ベベ
ルギア86と噛合するベベルギア102が設けられてい
る。したがって、モータ(図示略)を駆動することによ
り、軸84、ねじ軸98と順次回転力が伝達されて、ホ
イール駆動機構90がガイドレール88に沿って移動し
、さらに、ドラム52とスプロケットホイール60とが
スプライン42に沿ってf多動するよう1こなっている
。なお、このようなドラム52およびスプロケットホイ
ール60の移動ととらに、同様の張力制御機構によって
、片側のホイールセットを構成する反対側のドラム50
およびスプロケットホイール58(第3図参照)ら移動
するようになっている。このようにして各ドラム50・
52およびスプロケットホイール58・60の位置か変
えられることによって、布団82を縫製位置付近で平面
状に保持する一対のホイールセットの軸線方向の相互間
隔が調整されることとなり、これによって布団の引っ張
りとたるみとを調整することにより、適正な水平方向へ
の張力を布団82に付与することができる。 第3図に示すように、固定側スプロケット54・56に
巻回されたチエイン62に沿ってチエイン保持部110
が設けられている。このチエイン保持部110は、床上
に支持されていて、チエインを収容する溝112が設け
られている。またチエイン62の上側の直線部分(張ら
れた部分)は前記溝112に受は入れられて、はぼ水平
状態で溝112内を移動するようになっている。一方、
反対側のチエイン保持部114にも、チエイン62を収
容する溝112が設けられている。そして、布団82が
供給されると、チエイン保持部!10と114とは布団
82の重量を受けて、チエイン62の上側の直線部分を
水平に保つようになっている。 前記チエイン保持部114と他の構成要素との関係を、
第5図および第7図を参照して・さらに詳細に説明する
。 第7図に示すように、スプライン42はスプラインブツ
シュ120と係合しており、このスプラインブツシュ1
20は、スプロケットホイール60のボス122にボル
ト124によって固定されることにより、スプロケット
ホイール60をスプライン42の回転とともに回転させ
ている。またスプライン42は、フランジ130を備え
たパイプ状の回転部材128の孔126に挿入されてお
り、この孔126の内径は、スプライン42の外径より
も大きく設定されていて、スプライン42の回転力を直
接受けることがないようになっている。また前記回転部
【28とスプロケットホイール60のボス122とは
ボルト132によって一体に固定されている。前記回転
部材128の外周には、ニードル軸受134が設けられ
ており、このニードル軸受134は、スプロケットホイ
ール60のボス122と、回転部材128のフランジ1
30との間に保持されている。 前記チエイン保持部114は、ボス135とこのボス1
35に垂直に固定された側壁+37とから構成され、前
記ボス135は、ニードル軸受134によって支持され
ている。したがって、スプライン42の回転力は、チエ
イン保持部114に伝達されることなくスプロケットホ
イール60とドラム52(第7図に図示せず)とに伝達
されることとなる。一方、スプロケットホイール60の
軸方向への移動に伴ない、チエイン保持部114が連動
して移動することができるようになっている。 以上のような構造7こより、チエイン保持部114は、
軸36のスプライン42と、スプロケットホイール60
とに固定されている。またチエイン保持部114は、軸
34のスプライン42にら同様の構造によって固定され
ている。したかって、チエイン保持11114は、軸3
4および36に沿って移動することかできる。そして、
チエイン保持部114は、第5図に示すように、常時、
溝]12がチエイン62を収容する位置に存在するよう
に移動することができる。詳細には、溝112はチエイ
ン62を収容し、チエイン保持部114はチエイン62
の天板62を支持している。したがって、布団82の′
重量は、チエイン保持部材l14によって支持されるこ
ととなる。 第1図および第2図に示すように、送りローラ140お
よび142は、軸34に対して平行に設けられるととも
に、スパイク80が貫通し得るように布団82を導入す
るような位置関係に設定されている。これは、送りに伴
って布団82に生じる傷が、スパイク80が刺さる事に
よる小さな穴以外の範囲まで広がるようなダメージ(例
えば前記穴から始まる引き裂き)とならないようにする
ためである。そして前記送りローラ142は、軸34の
上方に設けられ、また送りローラ140は、送りローラ
142よりも送り方向の上流側であって、直配軸34よ
り上方の位置に設けられている。 これらの送りローラ140および142に案内される布
団82は、第1図および第2図中左から右へ送られるよ
うになっている。また送りローラI44および146、
いずれも軸36に対して平行に設けられるもので、送り
ローラ144は軸36の上方に設けられ、また、送りロ
ーラ夏46は送りローラ144の上方かつ布団送り方向
の下流側に設けられて、刺さったスパイク80が布団8
2に損傷を与えることなく徐々に抜ける方向へ布団82
を導くことができるような位置関係に設定されている。 そして、布団82は、送りローラ140の上および送り
コーラ+ 4.2を通ることによって所定角度に案内さ
れているから、スパイク80か垂直な向きとなったとき
に刺さり始めることとなり、したがって、損傷を受ける
ことはない。また送りチエイン62を通過した布団82
は、送りローラI44の下および送りローラ146の上
を通って所定角度に案内されているから、スパイク80
か傾斜し始める前に抜は始めることとなり、したがって
損傷を受けることがない。 安全カバー150は、スプロケットホイール54と56
との間、および、スプロケットホイール58と60との
間を覆って設けられて、前記スパイク80によるオペレ
ータの怪我を防止ずへく、チエイン62の上側の直線部
分に配置されている。 前記安全カバー150の詳細を第5図により説明する。 この安全カバー150には垂直・な溝、152が形成さ
れており、この溝152は下側で開口することにより、
下側をスパイク80が通過することができるようになっ
ている。また安全カバー150には、一対の垂直な孔t
 54が並べて形成されており、この孔154は、下側
の小径部158と上側の大径部158とから構成されて
いる。前記孔154の大径部158にはばね160が収
容されて、その下端が小径部156の上端によって支持
されるようになっている。前記各ばね160にはコアビ
ン162が挿入されている。これらのコアピン162は
、チエイン保持部+14に固定された断面り字状の支持
板164の下面に固定されている。また前記ばね160
は、前記孔154の小径部の上端と前記支持板+64の
下面との間で圧縮状態に弾性変影された状態で保持され
るようになっている。そして、このような構造により、
布団82の片方のヘリと天板78とが前記安全カバー1
50とチエイン保持部114(またはMO)との間に挟
持されるようになっている。 このように、両安全カバー150は、スパイク80とと
もに布団82を保持する保持手段としの機能を果してい
る。また安全カバー150が保持手段としての機能を果
すことにより、スパイク80に加わる水平方向への力が
緩和されることとなり、スパイク80と各スプロケット
ホイール5456.58.60が垂直に保たれ、必然的
に、チエイン62のスプロケットホイールからの脱落が
防止されろ。そして、布団82の円滑な送りのため、安
全カバー150の少なくとも布団82に接する表面部分
は、四沸化エチレン樹脂のような摩擦係数の小さな材料
によって形成され(あるいは被覆され)でいる。 布団82を安全カバー150の下でさらに円滑に送るた
め、第1図および第2図に示すように、スプロケットホ
イール54および58の近くに一対の押圧ローラ170
が設けられている。この押圧ローラ170は、布地を押
えるに足る自重を持った一対のローラ172を軸174
により支持させた構造となっている。そして一対のロー
ラ172は、スパイク80と干渉しないように1.スパ
イク80の両側に配置されている。そしてローラ172
は、送られる布団82の上で回転しながら、これを押え
付けるようになっている。 以上説明したように、上記実施例の送り機構によれば、
ミシンの縫い合わ仕部へ続的に布地を送ることができ、
したがって、縫い合わせに先立って布地をミシンの所定
部分へ装着する作業および縫い合わせられた布地を取り
外す作業に要する時間を短縮することができる。なお、
さらに強力な保持力が必要ならば、ビンリンク66、ロ
ーラリンク68、C−ラフ0.支持板76、天板78と
してさらに小型のものを使用した伝導チエイン62を用
いればよい。すなわち、単位長さ当たりのスパイク80
の密度が高まることにより、布団全体および単位長さ当
たりの保持力を高めることができろ。なお、従来の方法
では、単位長さ当たりに設は得る留金の数が限られてい
るから、保持力を高めるにも限界があった。また、従来
の洗濯ばさみ状の留金では、布団のヘリをある程度以上
の幅でつかむことが必要であったが、本願の場合は、ス
パイク80が刺せる程度の幅があれば足り、したがって
、布地の痛む範囲を減少させることかできる。このよう
に、上記スプロケット機構を用いた上記の方式によって
布地に水平方向への張力を与えることかできる。また、
例えば布地が縮んでも、上記方式によれば、充分な水平
方向への張力を与えることができる。 次いで、本発明の第2実施例について説明する。 第8図に示すように、伝導チエイン62には、前記第1
実施例の天板78に比して広幅の天板180が、送り手
段の前後方向に添わせて設けられている。また、スパイ
ク182は、天板78の内側(布団のへり側)の端部近
くに天板78に固定されて天板78の面に対して垂直に
向けられている。また水平な板184は、チエイン呆持
部II4に固定されて面紀天板78の内側の端部の上方
位置近くにまで延ばされている。また安全カバー150
は、前記水平板184の下面に支持されて、前記第1実
施例の場合と同様に布団押え手段としての機能を果すよ
うになっている。そ・して、@述のように、安全カバー
150を第1実施例の場合より内側へ延ばすことにより
、布団82の下を動くボビン機構16が、チエイン保持
機構+14やチエイン62の存在に影響されることなく
、装置の外側まで移動することができ、第1の実施例の
場合よりもミシンが縫うことのできる範囲を広げること
ができる。 以上の各実施例においては、スプロケットホイール(の
袖)が水平に配置されるように構成したが、第9図に示
す第3実施例では、スプロケットホイールが垂直に配置
されている。第9図は本発明の第3実施例の概略を示す
平面図である。この図において、符号200.202.
204、および、206は同一寸法のスプロケットであ
って、これらのスプロケットは垂直に配置されている。 またこれらのスプロケット200.202.204.2
06は、ミシンの両端に配置されて二組のチエイン走行
系を構成し、それぞれ、四辺形の頂点の位置に配置され
て、チエイン210を所定の張力をもって支持している
。 両チエイン210は、大略、前記第1実施例のチエイン
62と同様の構成とされて水平面内を走行するようにな
っているが、スパイクに関しては、第10図に示すよう
にチエインの天板78に直接取り付けらではおらず、天
板78に取り付けられた受は板212にの上面に取り付
けられている。 そして肋記受は板212は、布団の搬送面を構成すべく
、同一レベルに配置されている。したがって、この第3
実施例の布団送り機構においては、iη記スパイク80
が刺し込まれた状@で布団が搬送されろようになってい
る。なお、前記以外の構成要素が第1実施例と同様に構
成されているのはもちろんである。 以上の各実施例で説明された送り機構は、特に、第11
図に示すような布団製造ラインに適用されて、有効にそ
の機能を発揮することができる。 第11図において、符号220.222、および、22
4は、それぞれ布団を構成する表の布地、中身の綿、お
よび、裏の布地であって、これらは、それぞれ符号22
6.228、および・、230で示されるようなロール
状に巻き取られていて、案内ロール232.234、お
よび、236を経由して送りロール【40へ案内されて
重ね合わせられるようになっている。そして、送りロー
ル142および144の間の区間で、表裏の布地220
.226、および、綿224が互いに縫い合わせられて
一体の布団82として縫い合わせられるようになってい
る。さらに、送りロール146以降の流れにおいて、布
団82は、ロール240.242.244.246、お
よび、248に案内されるようになっている。また前記
ロール244を支持している軸は、上下方向に移動可能
に支持されており、このロール244が上下動すること
により、布団を送る上でのクツションとして機能するよ
うになっている。さらに、布団82は、ロール250お
よび252の間を通ることにより、−枚ずつの独立した
布団として切り離されるようになっている。なお、−枚
ずつ送られて来る布地や綿を縫い合わせるような布団製
造ラインにも、本発明の布団送り装置を用いることがで
きるのはもちろんである。 なお、上記実施例では布団を搬送する走行体として、ス
プロケットにより駆動されるチエインを用いて、その外
周にスパイクを設けるようにしたが、これに代えて、プ
ーリにより駆動されるベルト(望ましくは伝導力の大き
なタイミングベルト)を用いて、その外周にスパイクを
設けたものを用いてもよい。 また、布団のたるみを防止すべくチエインの相対間隔を
調整する機構は、上記実施例のような、一方のスプロケ
ットを軸に固定し、他方のスプロケットを軸に対して移
動可能にする方式に限られず、両方のスプロケットが移
動できる方式、例えば、軸とスプロケットとの間の送り
ねじ機構として、右ねじ、左ねじを用いて、ねじの一方
向への回転により間隔を狭め、また、他方向への回転に
より間隔を広げるようにしてちよい。そし、このように
両方のスプロケットを移動させる方式とすることにより
、布団とミシンとの中心を一致させたまま、たるみを調
整することができ・る。 さらに、たるみの調整については、例えば、たるみを直
接的に検知する機械的、光学的センナ、あるいは、チエ
イン駆動モータの負荷電流のような、たるみを間接的に
検知する手段により得られたたるみのデータに基づいて
、軸98を駆動するモータを自動制御するようにしても
よい。 【発明の効果】 以上の説明で明らかなように、 本願の請求項1記載の発明によれば、ミシン縫製位置の
近傍に、一対の走行体を走行させ、この走行体に被縫製
物を貫通するスパイクを設けるようにしたから、面記走
行体の駆動力をスパイクを介して被縫製物に伝達して、
これを平面上で保持しながら確実に、かっ、スパイクの
貫通孔以外に損傷を与えることなく搬送することができ
るという効果を奏する。 請求項2記載の発明によれば、 前記走行体を支持する回転体をミシンの幅方向に相対移
動可能に設けるようにしたものであるから、走行体の相
互間隔を調整することにより、布団の張力を縫製に適す
る適切な値に調整することができる。 請求項3記載の発明によれば、 案内手段により、縫製位置近傍で平面状になるように布
団を案内することができるから、請求項4記載の発明に
よれば、 走行体に走行経路に沿ってカバーを設けるようにしたか
ら、このカバーによって走行体を覆って、スパイクによ
る作業者の怪我を防止することができるとともに、カバ
ーと走行体との間に布団を挾持して、送り力の伝達をよ
り確実にすることができるという効果を奏する。 請求項5記載の発明によれば、 カバーにおける走行体に対向する面が低摩擦係数の材料
により構成されているから、走行体の負荷を軽減し、か
つ、布団の損傷を防止することができる。 請求項6記載の発明によれば、 走行体が環状の走行経路に沿って案内されているから、
連続的に走行さ仕ることが可能になるとともに、装置中
で走行体が占めるスペースを最小限にすることができる
。 請求項7記載の発明によれば、 走行体の走行経路が占める面積を装置の幅寸法の範囲内
に収めることかできる。 請求項8記載の発明によれば、 走行体とともに移動する板状の部材によって布団を下側
から支えることにより、布団の加わる水平方向への力を
軽減することができる。 請求項9記載の発明によれば、 走行体の走行経路か占める、装置の高さ方向へのスペー
スを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本願ミシンの第1実施例を示すも
ので、第1図は概略側断面図、第2図は第1図に示すも
のに布団を乗せた状態における概略平面図、第3図は第
2図から布団を除いた状態における概略平面図、第4図
は第1図ないし第3図の装置に用いられているチエイン
とスプロケットの側面図、第5図はチエインおよび布送
り機構付近の部分の、第2図の■−■矢視線に沿う拡大
図、第6図は布張り機構の、第2図のVI−Vl矢視線
に沿う拡大図、第7図は第6図の一部を拡大した断面図
、第8図は本願ミシンの第2実施例におけるチエインと
布送り機構の断面図、第9図および第1O図は本願の布
送り機構を備えたミシンの第3実施例を示すもので、第
9図はチエインと布送り機構の動作原理を示す平面図、
第10図は第9図の布送り機構に設けられたチエインと
スプロケットの拡大図、第1+図は本願ミシンが用いら
れる布団縫製ラインの概略側面図である。  16・・
・・・・ボビン機構、22・・・・・・針機構、34・
36・・・・・・袖、42・・・・・・スプライン、4
4・・・・・・プーリ、46〜52・・・・・ドラム、
54〜60・・・・・・スプロケットホイール、62・
・・・・・伝導チエイン、64・・・・・・ローラチエ
イン、66・・・・・・ビンリンク、68・・・・・ロ
ーラリンク、70・・・・・・ローラ、76・・・・・
・支詩板、78・・・・・・天板、80・・・・・・ス
パイク、82・・・・・・布団、84・・・・・・出力
軸、86・・・・・・ベベルギア、90・・・・・・ホ
イール駆動機構、98・・・・・・ねじ軸、・l010
・・ポールナツト、102・・・・・・ベベルギア、+
10・・・・・チエイン保持部、Il’2・・・・・・
溝、114・・・・・・チエイン保持部、!20・・・
・・・スプラインブツシュ、140・142・・・・・
・送りローラ、150・・・・・・安全カバー 152
・・・・・・昔、160・・・・・・ばね、170・・
・・押圧ローラ、182・・・・・・スパイク、184
・・・・仮、200〜206・・・・・・スプロケット
、210・・・・チエイン、212・・・・・受は板、
220・・・・・・布地、222・・・・・・綿、22
4・・・・・・布地。 出願人  プリンスミンン株式会社

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)布地などの被縫製物を含む平面と交差する方向に
    並べられた針機構とボビン機構との間の縫製位置で前記
    被縫製物を縫製するミシンに適用されて前記縫製位置へ
    被縫製物を供給し、あるいは、縫製された被縫製物を前
    記縫製位置から送り出す布装置であって、前記ミシンの
    幅方向に沿って互いに間隔を有し、かつ、被縫製物を送
    るべき方向と平行な軌跡に沿って走行する一対の走行体
    と、該走行体を前記縫製位置の前後でそれぞれ支持する
    回転体とから構成され、 前記走行体には、被縫製物に刺し込まれるスパイクが走
    行体の長さ方向に沿って並べて配置され、前記回転体は
    、前記縫製位置の近傍で、前記針機構の動作方向と直交
    する平面に軌跡が含まれ、かつ前記スパイクが被縫製物
    と交差する方向へ突出するように前記走行体を案内する
    ことを特徴とするミシン用布送り装置。
  2. (2)前記各走行体を支持する回転体の内、走行体の走
    行経路中の互いに対応する位置に存在するものは、ミシ
    ンの幅方向に相対移動可能に支持されたことを特徴とす
    る請求項1記載のミシン用布送り装置。
  3. (3)前記走行体によって前記縫製位置近傍で平面内に
    支持される布団を該平面に案内する案内手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項2記載のミシン用布送り装置。
  4. (4)前記平面内を走行する走行体に沿って、該走行体
    との間に被縫製物を挾持するカバーを設けたことを特徴
    とする請求項3記載のミシン用布送り装置。
  5. (5)前記カバーにおける、少なくとも前記走行体と対
    向する面が低摩擦係数の材料により形成されたことを特
    徴とする請求項4記載のミシン用布送り装置。
  6. (6)前記各走行体は、前記回転体によって環状の走行
    経路に沿って案内されることを特徴とする請求項5記載
    のミシン用布送り装置。
  7. (7)前記各走行体は、前記平面と直交する平面内を走
    行することを特徴とする請求項6記載のミシン用布送り
    装置。
  8. (8)前記各走行体は、多数の結合要素を互いに回動可
    能に連結した構造とされ、各結合要素には、前記平面に
    沿って互いに対向する方向へ突出する板状の部材が設け
    られたことを特徴とする請求項7記載のミシン用布送り
    装置。
  9. (9)前記各走行体は、前記平面と平行な平面内を走行
    することを特徴とする請求項8記載のミシン用布送り装
    置。
JP2044966A 1989-04-26 1990-02-26 ミシン用布送り装置 Pending JPH02286190A (ja)

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