JPH02286144A

JPH02286144A - 超音波内視鏡診断装置

Info

Publication number: JPH02286144A
Application number: JP1108787A
Authority: JP
Inventors: Yoshitake Saitou; 斉藤　吉毅
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1989-04-27
Filing date: 1989-04-27
Publication date: 1990-11-26
Anticipated expiration: 2013-05-13
Also published as: JP2749117B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は超音波内視鏡診断装置に関するものである。

Ｃ従来の技術〕近年、体腔内より深部臓器の精密診断を行うために、内
視鏡挿入部の先端に超音波プローブを設けた超音波内視
鏡診断装置が開発されている。

この超音波内視鏡診断装置は、超音波プローブの走査方
式により機械走査方式と電子走査方式とがあり、機械走
査方式の中で超音波プローブを内視鏡挿入部の中心軸に
対し垂直方向に回転させるラジアル走査方式は、消化管
などの管腔内からの超音波診断に適しているとされてい
る。

従来、ラジアル走査方式の超音波内視鏡診断装置として
は、特開昭［ｉｏ−２２７７４０号公報あるいは実開昭
６１−５７９０８号公報などに示されているものがある
。これらの超音波内視鏡診断装置は内視鏡挿入部の先端
に設けられた超音波プローブを中空の駆動軸を介してモ
ータにより駆動し、超音波ブロ−ブからの信号を駆動軸
の中空部を挿通するケーブルを介して駆動軸の端部に設
けられた回転型信号伝達部から取り出すようになってお
り、上記モータおよびｕ転信号伝達部は内視鏡挿入部と
内視鏡操作部との間に設けられた副操作部に収納されて
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、従来のラジアル走査方式の超音波内視鏡診断
装置は駆動軸の端部に設けられている回転型信号伝達部
がリング状の接点部材と、この接点部材の外周に接触す
るブラシから構成されているため、接点部材とブラシと
の接触状態によりノイズが発生する問題があった。その
ため、従来ではノイズの影響を小さくするために超音波
プローブからの信号を増幅器で増幅してから回転型信号
伝達部より取り出すようにしている。しかしながら、前
述のように超音波プローブからの信号を増幅器で増幅し
てから取り出すようにすると、駆動軸と回転型信号伝達
部との間に存在する増幅器によって副操作部が大型化す
る。そして、このような大型の副操作部を内視鏡挿入部
と内視鏡操作部との間に設けると、術者にとって内視鏡
挿入部の把持位置と内視鏡操作部の把持位置とが距離的
に離れてしまい、操作性が低下する問題があった。

そこで、この問題を解決するために副操作部を内視鏡操
作部と接眼部との間に設けることが考えられるが、内視
ｍ操作部と接眼部との間に大型の副操作部を設けると全
体のバランスが悪くなり、操作性がより低下する問題が
あった。

本発明はこのような点に着目してなされたもので、副操
作部を小型化し、操作性の良好な超音波内視鏡診断装置
を提供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために本発明は、内視鏡挿入部の先
端に設けられた超音波プローブを中空のプローブシャフ
トを介して副操作部内に設けられたモータにより前記挿
入部の軸線方向に対し垂直方向に回転駆動し、前記超音
波プローブからの信号ケーブルを前記プローブシャフト
の中空部を通して前記副操作部内に設けられた回転型信
号伝達部に接続した超音波内視鏡診断装置において、前
記回転型信号伝達部の軸心部に前記プローブシャフトの
中空部と連通ずる貫通孔を設け、前記超音波プローブか
らの信号ケーブルと前記回転型信号伝達部の回転側に接
続された信号ケーブルを前記貫通孔を通して前記回転型
信号伝達部の後端側で接続したものである。

〔作　用〕

本発明では回転型信号伝達部の軸心部にプローブシャフ
トの［１１空部と連通ずる貫通孔を設け、超音波プロー
ブからの信号ケーブルと前記回転型信号伝達部の回転側
に接続された信号ケーブルを前記貫通孔を通して前記回
転型信号伝達部の後端側で接続することにより、接続の
ためのスペースを小さくでき、副操作部の小型化を図る
ことができる。

〔実施例〕

以下、第１図〜第１８図を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す超音波内視鏡診断装置
の全体構成図である。同図において、１は先端部２、湾
曲部３、可撓部４からなる内視鏡挿入部であり、この内
視鏡挿入部１の先端には超音波プローブ５が設けられて
いる。また、６は上記挿入部１の後端に設けられた内視
鏡操作部であり、この内視鏡操作部６には前記湾曲部３
を湾曲操作する湾曲操作ノブ７、送気送水ボタン８等が
設けられていると共にユニバーサルコード９が接続され
ている。そして、上記ユニバーサルコード９の先端には
図示しない光源装置に接続されるコネクタ１０が設けら
れている。

前記内視鏡操作部６の後端には、超音波プローブ５を駆
動操作する副操作部１１が設けられている。この副操作
部１１には電気ケーブルコード１２が接続され、電気ケ
ーブルコード１２の先端には図示しない超音波観測装置
に接続されるコネクタ１３が設けられている。なお、１
４は副操作部１１の後端に設けられた接眼部であり、こ
の接眼部１４は内視鏡操作部６の重心位置の上方に位置
している。

前記副操作部１１の詳細を第２図ないし第８図に示す。

第２図ないし第８図において、２１は副操作部本体、２
２は副操作部カバーであり、上記副操作部本体２１内に
は前記超音波プローブ５を内視鏡挿入部１の軸線方向に
対し垂直方向に回転させる駆動部ユニット２３が収納さ
れている。この駆動部ユニット２３はベース２４と、こ
のベース２４上に設けられたシャフトホルダ２５と、こ
のシャフトホルダ２５に軸受２６，２７を介して回転自
在に支持された中空の駆動軸２８と、この駆動軸２８を
プーリ２９．ベルト３０．プーリ３１を介して駆動する
モータ３２とから構成され、駆動軸２８の中空部にはプ
ローブシャフト３３の後端部がねじ３４により嵌入固定
されている。このプローブシャフト３３の先端には前記
超音波プローブ５が取り付けられており、モータ３２の
回転力がプローブシャフト３３を介して超音波プローブ
５に伝わるようになっている。

上記プローブシャフト３３は第１０図に示す如く第１フ
レキシブルシヤフト３５、シールシャフト３６、第２フ
レキシブルシヤフト３７、固定シャフト３８を連結して
構成されており、内視鏡挿入部１および内視鏡操作部６
内に設けられたガイドチューブ３９ａ、３９ｂにより副
操作部１１に導かれている。また、プローブシャフト３
３は中空構造となっており、その中空部には超音波プロ
ーブ５と接続した信号ケーブル４０が挿通されている。

前記駆動軸２８の後端には、軸心部に貫通孔４１をＵす
る回転型信号伝達部４２がねじ４３により嵌入固定され
ている。この回転型信号伝達部４２は駆動軸２８と一体
に回転する回転リング４４と、この回転リング４４の外
周に同心状に設けられた固定リング４５とからなり、回
転リング４４には信号ケーブル４６ａの一端が接続され
ている。この信号ケーブル４６ａの他端は回転型信号伝
達部４２の後端側で前記信号ケーブル４０の一端と接続
されている。また、前記固定リング４５には増幅アンプ
４８と接続した信号ケーブル４６ｂの一端が接続されて
いる。したがって、超を音波プローブ５からの信号梶第９図に示す如く回転型信
号伝達部４２を介して増幅アンプ４７で増幅するように
なっている。

また、４８は超音波プローブ５の回転位置を検出するエ
ンコーダであり、このエンコーダ４８にはモータ２８の
回転が第４図に示す如くプーリ３１　ベルト３０．プー
リ４９を介して伝わるようになっている。なお、前記プ
ーリ３１とプーリ４９との間には、ベルト３０に適当な
張力を与えるアイドラ５０が配置されている。また、前
記プーリ２９，３１．４９の歯数比は２：１：２となっ
ている。

前記モータ３２はベース２４に形成された長円部５１を
介して内視鏡条件部６を把持した時の支点Ａの近傍の上
方でねじにより固定されている。

また、モータ３２の周囲にはシールド板５２が設けられ
、このシールド板５２上にはノイズフィルター５３が設
けられている。なお、前記駆動部ユニット２３は副操作
部本体２１の前部と後部に設けられた牽引部材５４．５
５により連結固定されている。また、前記副操作部カバ
ー２２は副操作部本体２１の開口縁部に設けられたＶ字
溝５６にパツキン５７を挾んで嵌合している。そして、
副操作部カバー２２は固定ビス５８により前記牽引部材
５４．５５に設けられた金具５９に対してねじ固定され
ると共に、副操作カバー２２に設けられた孔部を通して
電気ケーブルコード１２の口金６０にねじ固定される止
め金具６１とパツキン６２によって固定されている。

前記副操作部本体２１には超音波機能を制御するスイッ
チ６３が設けられ、図示しない超音波観測装置をあらか
じめ操作しておくことで超音波画像のフリーズを行なう
スイッチ機能と、フリーズさせた超音波画像を記録する
装置のレリーズ機能と、超音波画像を動画して保存する
記録装置の作動機能等を選択できるようになっている。

第１１図は内視鏡操作部６の内部を示すもので、内視鏡
操作部６内にはガイドチューブ３９ａ内の超音波伝達媒
体を封入するためのシール部６５が設けられている。こ
のシール部６５はベアリング６６、シール部材６７、ハ
ウジング６８等から構成され、前記プローブシャフト３
３のシールシャフト３６の外周をシールしている。そし
て、上記ハウジング６８の側面には内部と連通した孔が
設けられ、隘圧にてガイドチューブ内に超音波媒体を封
入できるように口金６９が取り付けられている。なお、
この口金６９は止め具７０に対し着脱可能となっている
。

また、前記プローブシャフト３３の第２フレキシブルシ
ヤフト３７は内視鏡操作部６内で蛇行しながらガイドチ
ューブ３９ｂ内を通り、副操作部１１に導かれている。

なお、上記ガイドチューブ３９ｂは二重チューブ構造と
なっており、内側のチューブは前記シール部６５のハウ
ジング６８に接続固定され、外側のチューブは内視鏡操
作部６と副操作部１１との接続部に接続固定されている
。

このように構成される超音波内視鏡診断装置は、回転型
信号伝達部４２の軸心部にプローブシャフト３３の中空
部と連通ずる貫通孔４１が設けられているので、超音波
プローブ５と接続した信号ケーブル４０と回転型信号伝
達部４２の回転リング４４に接続された信号ケーブル４
６ａを上記貫通孔４１を通して回転型信号伝達部４１の
後端側で容易に接続することができる。従って、従来の
ように接続のためのスペースが不要となり、副操作部１
１を小型化することができる。また、プローブシャフト
３３の後端部は駆動軸２８の中空部に嵌入固定されてい
るため、プローブシャフト３３の長さのばらつきを駆動
軸２８の中空部および回転型信号伝達部３３の貫通部で
吸収することができる。さらに、モータ３２は第３図に
示す如く保持部の支点Ａ近傍に配置されているので、操
作性の向上を図ることができる。

なお、上記実施例では副操作部１１を内視鏡操作部６と
接眼部１４との間に設けたが、内視鏡１小人部１と内視
鏡操作部６との間に副操作部１１を設けてもよい。また
、第１２図に示すように回転型信号伝達部４１の信号ケ
ーブルとの接続部に基板７０を配置すればより作業性が
向上する。

第１３図および第１４図は本発明の第２実施例を示し、
この実施例ではモータ３２、回転型信号伝達部４２、エ
ンコーダ４８は同一平面上に直列に配置されている。

また、第１５図および第１６図は本発明の第３実施例を
示し、この実施例ではモータ３２、回転型信号伝達部４
２は同一平面上に直列に配置されているが、エンコーダ
４８は回転型信号伝達部４２の横方向に配置されている
。

第１７図および第１８図は本発明の第４実施例を示し、
この実施例ではモータ３２、回転型信号伝達部４２、エ
ンコーダ４８は前記第２実施例と同様に同一平面上に配
置されている。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、内視鏡挿入部の先端に設
けられた超音波プローブを中空のプローブシャフトを介
して副操作部内に設けられたモータにより前記挿入部の
軸線方向に対し垂直方向に回転駆動し、前記超音波プロ
ーブからの信号ケーブルを前記プローブシャフトの中空
部を通して前記副操作部内に設けられた回転型信号伝達
部に接続した超音波内視鏡診断装置において、前記回転
型信号伝達部の軸心部に前記プローブシャフトの中空部
と連通ずる貫通孔を設け、前記超音波プローブからの信
号ケーブルと前記回転型信号伝達部の回転側に接続され
た信号ケーブルを前記貫通孔を通して前記回転型信号伝
達部の後端で接続したものである。したがって、副操作
部を小や化でき、操作性の良好な超音波内視鏡診断装置
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第１１図は本発明の第１実施例を示し、第
１図は超音波内視鏡診断装置の全体構成図、？ａ２図〜
第８図は副操作部内の構成を示す図、第９図は同実施例
の電気的な回路構成を示す図、第１０図はプローブシャ
フトの構成を示す図、第１１図は内視鏡操作部内の構成
を示す図、第１２図は回転型信号伝達部の変形例を示し
、同図（ａ）は正面図、同図（ｂ）は側面図、第１３図
および第１４図は本発明の第２実施例を示し、第１３図
（ａ）は副操作部の側面図、同図（ｂ）はその正面図、
第１４図は副操作部内の構成を平面的に示した図、第１
５図および第１６図は本発明の第３実施例を示し、第１
５図（ａ）は副操作部の側面図、同図（ｂ）はその正面
図、第１６図は副操作部内の構成を平面的に示した図、
第１７図および第１８図は本発明の第４実施例を示し、
第１７図（ａ）は副操作部の側面図、同図（ｂ）はその
正面図、第１８図は副操作部内の構成を平面的に示した
図である。１・・・内視鏡挿入部、５・・・超ｎ波プローブ、６・
・・内視鏡挿入部、１１・・・副操作部、１４・・・接
眼部、２３・・・駆動部ユニット、２８・・・駆動軸、
３２・・・モータ、３３・・・プローブシャフト、４０
・・・信号ケーブル、４１・・・貫通孔、４２・・・回
転型信号伝達部、４６ａ、４６ｂ・・・信号ケーブル、
４７・・・増幅アンプ、４８・・・エンコーダ。出願人代理人　弁理士　坪井　　淳第図第図第　４図第図第図（ａ）第図（ｂ）（ａ）第図第１４（ｂ）図（ａ）（ｂ）図（ａ）第（ｂ）図第図手続補正帯平成元年９、、］］２Ｅｌ

Claims

【特許請求の範囲】

内視鏡挿入部の先端に設けられた超音波プローブを中空
のプローブシャフトを介して副操作部内に設けられたモ
ータにより前記挿入部の軸線方向に対し垂直方向に回転
駆動し、前記超音波プローブからの信号ケーブルを前記
プローブシャフトの中空部を通して前記副操作部内に設
けられた回転型信号伝達部に接続した超音波内視鏡診断
装置において、前記回転型信号伝達部の軸心部に前記プ
ローブシャフトの中空部と連通する貫通孔を設け、前記
超音波プローブからの信号ケーブルと前記回転型信号伝
達部の回転側に接続された信号ケーブルを前記貫通孔を
通して前記回転型信号伝達部の後端側で接続したことを
特徴とする超音波内視鏡診断装置。