JPH0643771Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0643771Y2
JPH0643771Y2 JP1987176500U JP17650087U JPH0643771Y2 JP H0643771 Y2 JPH0643771 Y2 JP H0643771Y2 JP 1987176500 U JP1987176500 U JP 1987176500U JP 17650087 U JP17650087 U JP 17650087U JP H0643771 Y2 JPH0643771 Y2 JP H0643771Y2
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JP
Japan
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signal cable
endoscope
solid
ultrasonic
image
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JP1987176500U
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JPH0181617U (ja
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嗣久 笹井
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、体腔内部または機械的構造体の内部を観察す
るための内視鏡に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より内視鏡としては種々の形式のもが提案されてい
るが、近年、超音波電子内視鏡が提案されている。この
内視鏡の挿入部の先端部内に固体撮像素子及び超音波振
動子等を設け、この固体撮像素子によって観察窓に対向
して配置された対物レンズ系で結像された光学像を電気
信号に変換し、この電気信号を信号処理してモニタ上に
画像として映し出すとともに、超音波振動子を駆動して
被検対象に超音波を投射し、これから反射して戻ってき
た超音波を電気信号に変換し、この電気信号を信号処理
してモニタ上に超音波画像として映し出すものである。
この超音波電子内視鏡は、いわば電子内視鏡と超音波内
視鏡を組み合わせたもので、内視鏡挿入部を体腔内に挿
入して体腔内の表面を光学的に観察、記録するとともに
体腔内の表層下の状態を超音波を用いて観察、記録する
ものである。こうした超音波電子内視鏡については、特
開昭58-133232号公報等に開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来の超音波内視鏡には次のような問題が
ある。すなわち、挿入部先端から内視鏡操作部を経て外
部制御装置へ接続するコネクタにかけて延在する信号ケ
ーブルには、固体撮像素子からの信号ケーブルと超音波
振動子からの信号ケーブルの二つがある。ところがこの
二つのケーブルは特に挿入部内で相互に接近して配設さ
れており、固体撮像素子と超音波振動子を同時に駆動し
た際、二つの信号ケーブルは相互に相手側から発せられ
る誘導ノイズを受けるため、モニタ上の光学的画像及び
超音波画像の一方または両方にノイズが表われ良好な画
像が得られないという問題がある。これを解決するため
に、本願人は、特願昭62-100907号において、光学的画
像と超音波画像のうち一方を映し出している時は、他方
の画像をフリーズすることにより、良好な画像を得ると
いう方法を提案している。しかし、これは光学的画像と
超音波画像の一方は静止画像であるので、リアルタイム
に両画像を動画として得ることができないという問題が
ある。
本考案は、上記問題点を解消すべくなされたもので、光
学的画像と超音波画像を固体撮像素子および超音波振動
子の同時駆動によりモニタ上に双方とも動画として映し
出すことができ、しかもノイズが少ない良好な画像を得
ることができるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため固体撮像素子と超音
波振動子とを挿入部先端に設けてなる内視鏡において、
前記挿入部の挿入部中心軸に対して偏芯して配置され、
前記超音波振動子を回転自在に保持する回転駆動軸と、
前記挿入部中心軸を介して前記回転駆動軸と対向する側
の挿入部内に設けられた前記固体撮像素子の固定部と、
前記超音波振動子に接続され前記挿入部の軸方向に延在
される第1の信号ケーブルと、前記固体撮像素子に接続
され前記第1の信号ケーブルと並行して延在される第2
の信号ケーブルと、前記第1の信号ケーブルと第2の信
号ケーブルの間に設けられ、該第1の信号ケーブルと第
2の信号ケーブルのそれぞれの軸芯を少なくとも前記挿
入部内において、挿入部の軸方向に対して直交する面上
の直径線上両端に位置させる部材とを具備してなるもの
である。
〔作用〕
このような本考案の内視鏡においては、固体撮像素子、
超音波振動子両方からの信号ケーブルが挿入部内で最大
限離れた位置に配設されているので、両素子を同時に駆
動した場合に相互に与える誘導ノイズが低減されノイズ
のない良好な動画像を同時にモニタ上に映し出すことが
できる。
〔実施例〕
第1図および第2図は、本考案の内視鏡の一実施例を示
すものである。第2図に示すように、先端部1と彎曲部
2と軟性部3が順に連続して挿入部4を構成する。挿入
部4には内部に回転駆動手段を具えた超音波操作部5と
彎曲及び送気送水、吸引操作をするための内視鏡操作部
6が順に連続している。内視鏡操作部6にはユニバーサ
ルコード7を介して内視鏡コネクタ8と電気ケーブルコ
ード9を有する電気コネクタ10が分岐されて連続してい
る。内視鏡コネクタ8はビデオプロセッサ(図示されな
い)に、電気コネクタは超音波観測装置(図示されな
い)にそれぞれ接続し、光学的画像、超音波画像をモニ
タ(図示されない)上に映し出す。
第1図A〜Fは、先端部1の内部構成を示すものであ
る。先端には内部に超音波振動子12を組込んだ回転子13
を設け、これをカバー14で覆う。第1図AのX-X断面図
である第1図C及び第1図CのZ-Z断面図である第1図
Dに示すごとく、カバー14は、薄肉の硬質ポリエチレン
製の超音波入出射窓であるカバー外周体22を具え、回転
子13の周囲には流動パラフィンから成る超音波伝達媒体
23が充満している。先端硬質部19には、外側面に照明レ
ンズ15、対物レンズ系16、送気送水ノズル17、吸引口18
を設ける。第1図AのY-Y断面図である第1図Eに示す
ごとく照明レンズ15にはライトガイドファイバ24の出射
端を対向させ、対物レンズ系16には固体撮像素子25を対
向させる。このライトガイドファイバ24及び固体撮像素
子25に接続した信号ケーブル26はそれぞれ内視鏡コネク
タ8まで延在させる。
回転子13はベアリング20を介して先端硬質部19に回転自
在に支持され、回転子後部には超音波操作部5からの回
転駆動力を伝える可撓性の駆動軸21を連接する。超音波
振動子12から挿入部軸方向に延びる信号ケーブル27は駆
動軸21の内部を電気コネクタ10まで延在する。第1図F
は、第1図CのW-W断面図である。固体撮像素子25から
挿入部軸方向に延びる信号ケーブル26と超音波振動子12
から前記信号ケーブル26と並行して延びる信号ケーブル
27との位置関係は、挿入部方向に対し直交する面上の直
径線上両端にそれぞれの信号ケーブルの軸芯が位置する
ように配設されている。また、信号ケーブル26と信号ケ
ーブル27の間には送水管路31が設けてあり、両信号ケー
ブルの位置関係を保持することとなっている。なお、24
はライトガイドファイバ、32は吸引チャンネル、33は送
気送水管路であり所定の配置関係を保っている。このよ
うに構成されているので、二つの信号ケーブル26,27は
少なくとも挿入部内において最も離れた位置にあること
となる。従って相互に与える誘導ノイズが大幅に低減さ
れ、固体撮像素子25と超音波振動子12を同時に駆動して
光学的画像と超音波画像を同時にモニタ上に動画として
映し出しても、両者にノイズの影響がない良好な画像が
得られる。また、第1図Fに示すごとく挿入部内におい
て信号ケーブル26,27、送水管路31、給水チャンネル3
2、送気送水管路33が所定の配置関係を保っているた
め、内視鏡使用時に挿入部を曲げたり、彎曲をかけても
前記送水管路31がスペーサとして機能するので両信号ケ
ーブルの距離が近づいてノイズが影響し、良好な画像が
得られなくなるということはない。なお、第1図Bは第
1図Aの先端正面図である。
第3図A,Bは本考案の第2実施例を示すもので先端硬質
部19aの先端に対物レンズ系16aを配設した先端直視型と
するとともに、その結像面に固体撮像素子25aを配し信
号ケーブル26aを内視鏡コネクタまで延在させる。先端
硬質部19aの側面には電子スキャン用の超音波振動子ア
レイ28を設け、その信号ケーブル29は電気コネクタまで
延在させる。第3図Bは、第3図AのA-A断面図であ
る。信号ケーブル26aと信号ケーブル29との位置関係
は、第1実施例と同様に挿入部軸方向に対し直交する面
上の直径線上両端にそれぞれの軸芯が位置するように配
設されている。こうした構成による効果は第1実施例の
場合と同様である。
第4図は、本考案の第3実施例を示すもので基本的構成
は第1実施例と同じだが、固体撮像素子に接続した信号
ケーブル26bと超音波振動子に接続した信号ケーブル27b
との間に両ケーブルを離隔するごとくそれぞれの側面を
把持固定するスペーサ30を配設している。これにより両
ケーブルの位置関係を長期にわたり最大限離隔するよう
に保持できることとなり、第1実施例における効果を長
期間安定して発揮させることができる。
〔考案の効果〕
以上のごとく、本考案によれば固体撮像素子に接続され
た信号ケーブルと超音波振動子に接続された信号ケーブ
ルとを内視鏡挿入部の断面において直径的に離れた位置
に配置したためこれらの素子を同時に駆動して光学的画
像と超音波画像を同時にモニタ上に動画として映し出し
ても、ノイズのない良好な画像が得られることとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Fおよび第2図は、本考案の第1実施例を示
す図、 第3図A,Bは、第2実施例を示す図、 第4図は、第3実施例を示す図である。 12…超音波振動子 21…駆動軸、25…固体撮像素子 26…信号ケーブル、27…信号ケーブル 31…送水管路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体撮像素子と超音波振動子とを挿入部先
    端に設けてなる内視鏡において、 前記挿入部の挿入部中心軸に対して偏芯して配置され、
    前記超音波振動子を回転自在に保持する回転駆動軸と、 前記挿入部中心軸を介して前記回転駆動軸と対向する側
    の挿入部内に設けられた前記固体撮像素子の固定部と、 前記超音波振動子に接続され前記挿入部の軸方向に延在
    される第1の信号ケーブルと、 前記固体撮像素子に接続され前記第1の信号ケーブルと
    並行して延在される第2の信号ケーブルと、 前記第1の信号ケーブルと第2の信号ケーブルの間に設
    けられ、該第1の信号ケーブルと第2の信号ケーブルの
    それぞれの軸芯を少なくとも前記挿入部内において、挿
    入部の軸方向に対して直交する面上の直径線上両端に位
    置させる部材とを具備してなる内視鏡。
JP1987176500U 1987-11-20 1987-11-20 内視鏡 Expired - Lifetime JPH0643771Y2 (ja)

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JP1987176500U JPH0643771Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 内視鏡
US07/272,464 US4957112A (en) 1987-11-20 1988-11-17 Ultrasonic diagnostic apparatus

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JP1987176500U JPH0643771Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 内視鏡

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Publication Number Publication Date
JPH0181617U JPH0181617U (ja) 1989-05-31
JPH0643771Y2 true JPH0643771Y2 (ja) 1994-11-14

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ID=31468231

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JP1987176500U Expired - Lifetime JPH0643771Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 内視鏡

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