JPH02283630A - 金属板又はガラス板を切断して精密部品を製造する方法 - Google Patents
金属板又はガラス板を切断して精密部品を製造する方法Info
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- JPH02283630A JPH02283630A JP10159989A JP10159989A JPH02283630A JP H02283630 A JPH02283630 A JP H02283630A JP 10159989 A JP10159989 A JP 10159989A JP 10159989 A JP10159989 A JP 10159989A JP H02283630 A JPH02283630 A JP H02283630A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はガラス又は金属製の精密部品の製造方法、特に
スリット板やミラー等精密加工の施された精密部品を一
枚の板から切断により多数個製造する方法に間する。
スリット板やミラー等精密加工の施された精密部品を一
枚の板から切断により多数個製造する方法に間する。
[従来の技術]
精密な金属又はガラス製部品は、1枚の金属板又は−ガ
ラス板をダミーの平坦なガラス板や金属板に接着したま
ま多数に切断し、ダミーの板からはがして製造すること
が行われている。この場合の接着剤としては従来から油
性ワックスが用いられてきた。
ラス板をダミーの平坦なガラス板や金属板に接着したま
ま多数に切断し、ダミーの板からはがして製造すること
が行われている。この場合の接着剤としては従来から油
性ワックスが用いられてきた。
[発明が解決しようとする課題]
ワックスは水に不溶性であり、洗い落とすには熱をかけ
て溶解させ、溶剤を使用する必要があって、精密部品の
洗浄としては極めて厄介であり、かつコスト高となる。
て溶解させ、溶剤を使用する必要があって、精密部品の
洗浄としては極めて厄介であり、かつコスト高となる。
[課題を解決する手段]
本発明者は、上記の様な精密部品の製造に於て、接着剤
としてワックスの代りにポリエチレングリコール等の常
温時固体、高温時液体の水溶性の接着剤を使用すれば、
水辺外溶剤を使用する必要がなく、温浴中に入れる等の
加熱手段により容易にダミーの板からはがすことが出来
、しかも水蒸気の凝縮を利用する洗浄を行うことが出来
、極めて簡単に製品を得°ることか出来ることを発見し
、本発明を完成するに至った。
としてワックスの代りにポリエチレングリコール等の常
温時固体、高温時液体の水溶性の接着剤を使用すれば、
水辺外溶剤を使用する必要がなく、温浴中に入れる等の
加熱手段により容易にダミーの板からはがすことが出来
、しかも水蒸気の凝縮を利用する洗浄を行うことが出来
、極めて簡単に製品を得°ることか出来ることを発見し
、本発明を完成するに至った。
本発明は必要に応じてスリットやミラー等の精密加工が
されていてもよい金属板又はガラス板を常温時固体の高
温時液体の水溶性重合体を接着剤として別のガラス製等
の平坦なダミー板に接着するか、又は上記精密加工がさ
れていない金属板又はガラス板を該重合体を接着剤とし
て該ダミー板に接着した後にスリットやミラー等を形成
する精密加工を該金属板又はガラス板に施し、平坦なダ
ミー板に接着された状態で、上記金属板又はガラス板を
回転カッターの歯が接着部分をわずかに越えるが、平坦
なダミー板を切断してしまわない程度まで切目を入れる
ことにより複数に切断し、 温浴中に入れる等の加熱手段を用いて重合体接着剤を溶
解させることにより切断された上記金属板又はガラス板
を平坦なダミー板からはがし、上記はがされた金属板又
はガラス板を水蒸気熱水又は温水で洗浄することからな
る精密金属製部品又はガラス製部品の製造方法である。
されていてもよい金属板又はガラス板を常温時固体の高
温時液体の水溶性重合体を接着剤として別のガラス製等
の平坦なダミー板に接着するか、又は上記精密加工がさ
れていない金属板又はガラス板を該重合体を接着剤とし
て該ダミー板に接着した後にスリットやミラー等を形成
する精密加工を該金属板又はガラス板に施し、平坦なダ
ミー板に接着された状態で、上記金属板又はガラス板を
回転カッターの歯が接着部分をわずかに越えるが、平坦
なダミー板を切断してしまわない程度まで切目を入れる
ことにより複数に切断し、 温浴中に入れる等の加熱手段を用いて重合体接着剤を溶
解させることにより切断された上記金属板又はガラス板
を平坦なダミー板からはがし、上記はがされた金属板又
はガラス板を水蒸気熱水又は温水で洗浄することからな
る精密金属製部品又はガラス製部品の製造方法である。
本発明で使用される接着剤は常温固体、加熱時液体の水
溶性重合体からなり、好ましくはポリエチレングリコー
ル$1000. $1540、蓄2000.11400
0、$6000.1111000.1120000等テ
アル、コノ様な接着剤は加熱により液状となるので、ダ
ミーの平坦な板に金属板又はガラス板を接着するには、
前者をホットプレート等で温め、その上に接着剤を塗っ
て後者と貼り合わせ、冷やすか、又は高温液状化した中
にダミー板を入れて取り出すことにより、接着剤を付け
、後者と貼り合わせる。
溶性重合体からなり、好ましくはポリエチレングリコー
ル$1000. $1540、蓄2000.11400
0、$6000.1111000.1120000等テ
アル、コノ様な接着剤は加熱により液状となるので、ダ
ミーの平坦な板に金属板又はガラス板を接着するには、
前者をホットプレート等で温め、その上に接着剤を塗っ
て後者と貼り合わせ、冷やすか、又は高温液状化した中
にダミー板を入れて取り出すことにより、接着剤を付け
、後者と貼り合わせる。
接着後、第3図に示すように回転カッターを用いて、切
削水を供給しながら、接着面をやや越える程度まで精密
部品となる板に切れ目を入れて切断する。接着剤が水溶
性であるから切削水に接着剤が混入してくるが、これは
切断をより容易にし、常温切断が可能である。
削水を供給しながら、接着面をやや越える程度まで精密
部品となる板に切れ目を入れて切断する。接着剤が水溶
性であるから切削水に接着剤が混入してくるが、これは
切断をより容易にし、常温切断が可能である。
切断が終った精密部品となる板をダミーの平坦な板から
はがすのは、接着剤が高温時液体かつ水溶性であるので
、温水中で行うのが最も好都合である。
はがすのは、接着剤が高温時液体かつ水溶性であるので
、温水中で行うのが最も好都合である。
ダミーの平坦な板からはがされた精密部品は、接着剤を
完全に除去するために洗浄されるが、接着剤が常温固体
で水溶性であるので、水蒸気、熱水又は温水で行う。
完全に除去するために洗浄されるが、接着剤が常温固体
で水溶性であるので、水蒸気、熱水又は温水で行う。
洗浄方法としては水蒸気の凝縮を利用するものが最も好
ましい。この具体例は第4図に示されるがヒーターで加
熱された湯浴中の熱水は蒸発してI浴上にメツシュカゴ
中に保持された製品表面で凝縮して、蒸留水の水滴とな
り、接着剤を溶解し、汚れた水滴は落下してI浴上に落
下する。a沼は次第に汚れてくるが、蒸発して製品表面
上に凝縮する水滴は常に蒸留水であるので、洗浄効率が
優れかつ手間がからない。
ましい。この具体例は第4図に示されるがヒーターで加
熱された湯浴中の熱水は蒸発してI浴上にメツシュカゴ
中に保持された製品表面で凝縮して、蒸留水の水滴とな
り、接着剤を溶解し、汚れた水滴は落下してI浴上に落
下する。a沼は次第に汚れてくるが、蒸発して製品表面
上に凝縮する水滴は常に蒸留水であるので、洗浄効率が
優れかつ手間がからない。
[本発明の効果]
本発明の方法によれば、接着をはがすのに水辺外の溶剤
を使用する必要がなく、接着剤を蒸気や熱水等で容易に
きれいに除去することが出来、また切断も容易である。
を使用する必要がなく、接着剤を蒸気や熱水等で容易に
きれいに除去することが出来、また切断も容易である。
第1図はダミーの平坦なガラス板に接着された精密部品
を製造する一枚のガラス板の立面図、第2図は第1図の
平面図、 第3図は第1図のカラス板を廻転カッターで切断してい
るところを示す立面図、 第4図は水蒸気の凝縮を利用して製品を洗浄する状態を
示す立面図である。
を製造する一枚のガラス板の立面図、第2図は第1図の
平面図、 第3図は第1図のカラス板を廻転カッターで切断してい
るところを示す立面図、 第4図は水蒸気の凝縮を利用して製品を洗浄する状態を
示す立面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、必要に応じてスリットやミラー等を形成するような
精密加工がされていてもよい金属板又はガラス板を常温
時固体で高温時液体の水溶性重合体を接着剤として別の
ガラス製等の平坦なダミー板に接着するか、又は上記精
密加工がされていない金属板又はガラス板を該重合体を
接着剤として該ダミー板に接着した後にスリットやミラ
ー等を形成する精密加工を該金属板又はガラス板に施し
、該平坦なダミー板に接着された状態で、上記金属板又
はガラス板を回転カッターの歯が接着部分をわずかに越
えるが、平坦なダミー板を切断してしまわない程度まで
切目を入れることにより複数に切断し、 湯浴中に入れる等の加熱手段を用いて重合体接着剤を溶
解させることにより切断された上記金属板又はガラス板
を該平坦なダミー板からはがし、上記はがされた金属板
又はガラス板を水蒸気、熱水又は温水で洗浄することか
らなる精密金属製部品又はガラス製部品の製造方法。 2、上記はがされたガラス板又は金属板の各々をメッシ
ュかご中に保持し、下から発生させる水蒸気の凝縮によ
り生じる蒸留水で上記ガラス板又は金属板表面に付着す
る重合体接着剤を洗浄する特許請求の範囲第1項に記載
の方法。 3、重合体接着剤がポリエチレングリコールである特許
請求の範囲第1又は2項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159989A JPH02283630A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 金属板又はガラス板を切断して精密部品を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159989A JPH02283630A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 金属板又はガラス板を切断して精密部品を製造する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02283630A true JPH02283630A (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=14304855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10159989A Pending JPH02283630A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 金属板又はガラス板を切断して精密部品を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02283630A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014175425A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Mitsubishi Materials Corp | パワーモジュール用基板の製造方法 |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP10159989A patent/JPH02283630A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014175425A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Mitsubishi Materials Corp | パワーモジュール用基板の製造方法 |
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