JPH02283212A - キュウリのブルーム抑制栽培方法 - Google Patents

キュウリのブルーム抑制栽培方法

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JPH02283212A
JPH02283212A JP1105154A JP10515489A JPH02283212A JP H02283212 A JPH02283212 A JP H02283212A JP 1105154 A JP1105154 A JP 1105154A JP 10515489 A JP10515489 A JP 10515489A JP H02283212 A JPH02283212 A JP H02283212A
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JP
Japan
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cucumber
vinyl chloride
light transmittance
pumpkin
chloride resin
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Application number
JP1105154A
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English (en)
Inventor
Akio Maruyama
明男 丸山
Eiichi Haraguchi
原口 栄一
Tokutaro Kanai
金居 徳太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は接木したキュウリの栽培方法に関し、更に詳し
くはカボチャを台木に接木したキュウリの栽培に於いて
キュウリ果実表面に白色系の粉が吹き出す「ブルーム現
象」を防止し、商品価値の高いキュウリを栽培する方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来、キュウリの栽培は初期収[itの多い利点を存す
る白根栽培が行われていた。しかしながら、白根栽培は
低温生長性、移植性、耐病害性、連作性等に間ツがあり
、これらの問題点を解消すべく接木栽培が行われている
。接木用の白木としてはウリ類の植物であるカボチャ、
ユウガオ、ヒョウタン等が用いられるが、中でもカボチ
ャ台木が主体に用いられている。カボチャを台木として
キュウリ栽培を行うと、カボチャ台木の根部活動に基づ
き優れた栽培適応能力が得られ、このためキュウリの栽
培適期の拡大に大きく寄与している。
一般に接木はキュウリの軍勢を強める効果に深く関連す
るが、キュウリ果実の品質に問題点を生じていた。キュ
ウリ果実の品質を評価するための重要項目としては、食
味、果肉硬度、巣形及びブルーム等がある。これらの品
質への影響要因としては、肥培管理方法の他に食味、果
肉硬度、巣形に関しては、主にキュウリの品種が挙げら
れ、ブルームに関しては、主にカボチャ台木の品種が挙
げられる。
ブルームとはキュウリ果実の表面に白色の粉状物が吹き
出た物を言い、ブルームのある果実は見た目が悪く、特
にスーパーのショウケースに並べられ照明下で見た場合
、キュウリが汚く見えるため消費者に嫌われ、商品価値
が上がらず価格の低いものとして取り扱われるものであ
る。
従って、ブルームの無いキュウリの生産は栽培農家にと
っては重大な関心事であり、種々の検討が行われてきた
。その多くは台木となるカボチャの品種改良であり、特
に軍勢を抑制した品種のカボチャを台木に用いると、キ
ュウリのブルームを少なくするのにかなりの効果がある
。このようなキュウリのブルームの少ない台木用カボチ
ャをブルームレスカボチャと呼称する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記のブルームレスカボチャを台本としてキュウリを栽
培すると、確かにキュウリのブルーム抑制に関してかな
りの効果があるが、全収穫期間に渡リブルームの無いキ
ュウリが得られるわけではなく、例えば収穫後期ににな
るとブルームが発生する問題点があるばかりでなく、ブ
ルームレスカボチャ台木は低温期の根の活動が悪く初期
収穫が上がらない、耐病害性に劣りうどん粉病にかかり
易い等の問題点がある。これらの問題点より、栽培する
キュウリにブルームが発生するという問題はあるものの
依然として従来品種のカボチャ台木が多量に使用されて
いるのが現状である。
本発明は優れた栽培適性を有するカボチャを台木にした
接木キュウリ栽培に於いて、重要な問題となっているキ
ュウリ果実表面に発生するブルームを抑制する極めて有
効なキュウ゛りの栽培方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、塩化ビニル系樹脂100重1部当
り、少なくとも可塑剤40〜60重量部、紫外線吸収剤
0.1〜2.0重量部、青色系着色剤及び/又は赤色系
着色剤0.005〜1.0重量部、合フッ素基とエチレ
ンオキサイド基及び/又はプロピレンオキサイド基及び
/又は水酸基とを含有する化合物0.01−1.0重量
部を含有してなるフィルムであって、該フィルムの波長
330n−の光線透過率が0〜35%、波長450nm
及び750na+の光線透過率が75〜95%、波長帯
500〜700n−に於ける分光光線透過率の最小値が
(450rvの光線透過率+75on−の光線透過率)
×1/2の80〜95%の範囲である塩化ビニル系樹脂
フィルムの被覆下で、カボチャを白木に用いた接木キュ
ウリの栽培を行うキュウリのブルーム抑制栽培方法であ
る。
本発明方法に使用する塩化ビニル系樹脂フィルムを構成
する塩化ビニル系樹脂としては塩化ビニルの単独重合体
の他、塩化ビニルと、酢酸ビニル、高級アルキルビニル
ニーテニル、アクリロニI−IJル、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、エチレン、プロピレン、塩化ビニリデン、ア
クリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、マレ
イン酸、フマル酸等の共重合可能な他の単量体の少な(
とも1種との共重合体、及びこれら重合体の混合物など
が挙げられる。
これら塩化ビニル系樹脂の重合度としては、通常600
〜2500の範囲にあるものであり、特にこれらのうち
性能、価格等の理由から重合度が1100〜1700の
ポリ塩化ビニルが適している。
本発明に於いては塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
可塑剤40〜60重量部を含有させるものである。可塑
剤としては、通常塩化ビニル系樹脂に用いられているも
のであれば、いずれのものでも使用できる0例えば、ジ
ー2−エチルへキシルフタレート、ジ−n−オクチルフ
タレート、ジベンジルフタレート、ブチルベンジルフタ
レート、ジブチルフタレート、ジラウリルツクレート、
ジドデシルフタレート、ジイソデシルフタレート等のフ
タル酸誘導体;ジイソデシルフタレート、ジイソノニル
フタレート等のイソフタル酸誘導体;ジ−n−ブチルア
ジペート、ジオクチルアジペート等のアジピン酸誘導体
;ジ−n−ブチルマレート等のマレイン酸誘導体;トリ
ーn−ブチルシトレート等のクエン酸誘導体;モノブチ
ルイタコネート等のイタコン酸誘導体;ブチルオレート
等のオレイン酸誘導体;グリセリンモノシトレート等の
リシノール酸誘導体;その他トリクレジルホスフェート
(TCr’)、トリキシリルホスフェート(TXP)、
ジキシリルモノクレジルホスフエート(DXMCP) 
 モノキシリルジクレジルホスフェート(MXDCP)
等のリン酸エステル系可塑剤、エポキシ基含有フタール
酸エステル系可望剤、エポキシ化大豆油、エポキシ樹脂
系可塑剤が挙げられる。これらは単独若しくは2種以上
を併用して用いることができる。
可塑剤の使用量が40重量部より少ないとフィルム硬度
が高く、耐寒性−(悪く不適当である。また60重量部
より多くなるとフィルムが軟らかくなりすぎ、粘着性が
増し不適当である。
本発明に使用し得る紫外線吸収剤としては、紫外線吸収
剤の紫外線吸収能や使用する塩化ビニル系樹脂との相溶
性を考慮して広範囲の種類の中から適宜選択することが
できる。使用可能な紫外線吸収剤としては、次のような
ものが挙げられる。
ハイドロキノン系;ハイドロキノン、ハイドロキノンジ
サリチレート サリチル酸系;フェニルサリチレート、パラオクチルフ
ェニルサリチレート ベンゾフェノン系;2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4メトキシ−2゛−カル
ボキシベンゾフェノン、2,2゜ジヒドロキシ−4,4
°−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
ベンゾイルオキシベンゾフェノン、2.2′−ジヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−メトキシ5−スルホンベンゾフェノン、2.2’4
.4°−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2.21−
ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ−5−ナトリウム
スルホベンゾフェノン、4−ドデシルオキソ−2−ヒド
ロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クロルベ
ンゾフェノン ペンゾトリアゾール系;2−(2°−ヒドロキシ−5′
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2°−
ヒドロキシ−5゛−メチルフェニル)−5−カルボン酸
ブチルエステルヘンシトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−5゛−メチルフェニル)−5,6−ジクロルベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5“−メ
チルフェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリアゾー
ル、2−(2°−ヒドロキン−5’−II3ブチルフェ
ニル)−5−クロルベンゾトリアゾール、2−(2°−
ヒドロキシ−5゛−第3ブチルフエニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2°−ヒドロキシ−5′−アミルフェニ
ル)ヘンシトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3
’、5’−ジメチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
− (2’  −ヒドロキシ−3°、5′−ジメチルフ
ェニル)−5−メトキシベンゾトリアゾール、2−(2
°−メチル−5′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ステアリルオキシ−3°、5゛ジ
メチルフエニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−5−カルボン酸フェニル)ベン
ゾトリアゾールエチルエステル、2−(2’−ヒドロキ
シ−31−メチル−5’−第3ブチルフエニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2°−ヒドロキシ−3’、5’−
第3ブチルフエニル)−5−クロルベンゾトリアゾール
、2−(2°−ヒドロキシ−5°−メトキシフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5゛−
フェニルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−5゛−シクロへキシルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4
°51−ジメチルフェニル)−5−カルボン酸ブチルエ
ステルヘンシトリアゾール、2− (2’−ヒドロキシ
−31,5°−ジクロルフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(2’−ヒドロキシ−4′、5”−ジクロルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2°−ヒドロキシ−
3°、5゛−ジメチルフェニル)−5−エチルスルホン
ベンゾトリアゾール、2−(2’ヒドロキシ−5′−フ
ェニルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−4°−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−5゛−メトキシフエニ
ル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2− (2’−
ヒドロキシ−5°−メチルフェニル)−5−カルボン酸
エステルベンゾトリアゾール、2−(2’−アセトキシ
−5゛−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2− 
(2’−ヒドロキシ−3゛5°−ジターシャリブチルフ
ェニル)−5−クロルベンゾトリアゾール等の他シュウ
酸アニリド系などがあり、これらは単独又は2種以上を
併用して使用できる。
紫外線吸収剤の使用量は塩化ビニル系樹脂100重囲部
に対し0.1〜2.0 !!(1部の範囲である。紫外
線吸収剤はフィルムの紫外線透過率が波長330nmで
0〜35%になるように、フィルム厚みに従い種類と使
用量を選定する必要がある。フィルムのの厚みは特に限
定はないが、柔軟性、経済性の点から0.05〜0.2
−が好ましい。
波長330n−の透過率はブルーム抑制効果を得るため
には0〜35%の範囲であることが必要である。
更に好ましくは3〜25%の範囲である。 330nm
+の透過率が3%より小さくなるとブルーム抑制効果は
同様に得られるが、草丈が伸び、節間長が長く、いわゆ
る木ボケが生じやすくなる1頃向が強まる。
−・方、波r2.33On+iの透過率が35%より大
きくなるとブルーム抑制効果が得られず不適である。な
お、波長350nm以上の紫外線透過率が15%以上で
あると巣形の曲がりが少なく、栗色の濃い商品価値の高
いキュウリの安定生産ができるので更に好ましいもので
ある。
青色系着色剤、赤色系着色剤は塩化ビニル系樹脂100
重量部に対してo、oos〜1.0重量部の範囲で用い
る。これら着色剤は有機系、無機系のいずれのものであ
ってもよく、耐光性の有るものが好ましい、特に好まし
い着色剤を例示すると、青色系ではシアニンブルー、群
青、赤色系ではポリアゾ系、キナクリドン系等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない0着色剤の使
用量は、波長帯500〜700n−に於ける分光光L!
A透過率の最小値が(450nm+の光線透過率+75
0nmの光線透過率)XI/2の80〜95%になるよ
うに、フィルムの厚みと着色剤の種類および他の配合剤
の種類と配合割合により選定する。波長帯500〜70
0 nmに於ける分光光線透過率の最小値が上記の範囲
を越えない範囲で、他の着色剤を併用することは何ら差
し支えないものである。
波長帯500〜700 nmに於ける分光光線透過率の
最小値が前記範囲でなければ、キュウリのブルーム抑制
栽培できないものである。波長帯500〜700r+n
に於ける分光光線透過率の最小値が(450nmの光線
透過率+750n−の光L@透過率)XI/2の95%
を越えるとブルーム抑制効果が得られず、また80%未
満ではキュウリの成育が悪く栽培に不適である。
フィルムの波長450nmおよび750ローの光線透過
率は、いづれも70〜95%の範囲であることが必要で
あり、この波長の光線透過率が70%より小さいと、ク
ロロフィルによる炭酸同化作用に関与する光エネルギー
量が不足し、キュウリの成育が悪くなる。一方、95%
を越えると(フィルム表面を極めて平滑に、しかも掻め
て透明にしなければ95%を越えるi3過率は得られず
)散乱光が少なくなるばかりでなく、フィルムのスリッ
プ性が劣り、性能、機能面で被覆材としての目的が達成
できなくなるものである。
含フッ素基とエチレンオキサイド基及び/又はプロピレ
ンオキサイド基及び/又は水酸基とを含有する化合物は
、1分子中にパーフルオロアルキルyl (c 、1F
z−4> 、パーフルオロアルコキシ基(c−Fz−+
○基)、ポリフルオロアルキル基(H,C,、Fz、、
、、−J) 、パーフルオロアルケニルa (C−F 
z−+M) 、ポリフルオロアルケニル基(H,Cf1
F、a−11基)、パーフルオロアルキレン基(C,F
、、基)(但し式中mは1〜3の整数をnは3〜20の
整数)のいずれか1個以上とエチレンオキサイド基(ポ
リエチレンオキサイド基も含む)及び/又はプロピレン
オキサイド基(ポリプロピレンオキサイド基も含む)及
び/又は水酸基を1個以上有するものである。該化合物
は分子量500〜10,000であり、水の表面張力を
低下させる特性を有しているものである。例えば特開昭
57−192445号公報、特開昭59−80468号
公報、特開昭59−93739号公報、特開昭61−1
33244号公報、特開昭61−152745号公報、
特開昭62−158756号公報、特開昭64−604
6号公報等に記載されたものである。これら公報に記載
されたちの以外のものでも使用できることは言うまでも
ない、このような含フツ素化合物の具体例を掲げれば、
(a)ClFl ?Cz1140(C,+140) @
CH3(b)C+oFz+C11zC11(Oll)C
1lzO(CzllaO) s。
(C)C+oFz+C11zCL(011)CIlzO
(CzllsO) +oClli(d)C9F 19C
11□C11(011)CIltO(C31160) 
I61+(e)CaF + tcIIzcH(OCOC
Hs) Cl1zO(CslliO) 5cII*ff
)C+Jz+C11zCH(OCIli)CIIzO(
Czl140) +oCIIs@CI。F□Ic1(I
C11(OR)C11IO(C31160) l。1!
(h)C,F 、 ?SO,N (Czlls) (C
11140) I zll(i)CaF 13CON 
(CJs) (Czl140) all(j)C,P+
tSOzN  (C1hCH(Oil)CIIzOII
) z(ト)IIcFよC5F、。C11KO(C震1
140)l。)(1)CxF10C31ン、C11□C
1l□SCH(COOII) CIl□Coo(Czl
lnO) 16+16n)CsF tOcsF + o
cII 1cHtscII (CHzcOOH) C1
l zcOo (C! II io) + s It(
n)(CF3) zCFOC3FiC11zC11zS
CIl(COOII)CHzCOO(CzH40)+o
H (0)H(C1l−CHz)z     (C1h−C
Hg)ア11COOCzllnC*F+t COO(CzH40) all Φ))I(C(CH3)C11り! −(C(CHs)
Cll□) −(C(CI+3)CH,)IIC00C
xtlaC+。F!I  Coo(CslliO) z
ll(q)c++□O(Cl+140)3COCIF+
7Coo(CJ40)sH CIO(CzH40) 3H CHO(CJ40)+COCgF+? CHO(CJnOhCOCsF+。
Cl0(CJsO)3B CH2O(ClH40)3COCIF!1CHzOCO
C+ hH13 しr苫 (111 等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
かかる含フッ素系化合物の配合量は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対して0.01〜1.0重量部である。
該化合物の添加は施設園芸用ハウス内部に霧が発生する
のを抑制する作用があり、病害発生を防止する効果を生
ずるが、本発明の目的とするキュウリ果実のブルーム発
生を防止する上で他の光質特性と相乗し、被覆材に必要
とされる必須の添加物である。含フツ素化合物が光vA
yL過率との相乗効果としてキュウリのブルーム防止に
効果を発揮する理由は定かではないが、果実表面ば水を
発渾する理由は定かではないが、果実表面は水分の分泌
活動をしており、ハウス内空気の湿気の多少が果実表面
からの分泌水の量と果実表面での蒸発ないし結露現象に
微妙に影響し、キュウリのブルーム防止に寄与するもの
と思われる。
配合量が塩化ビニル系樹脂100重量部に対して0.0
1!!1部より少ないとブルーム防止効果が得られず、
1.0重量部を越えて配合してもブルーム防止効果は変
わらず経済的に不利となり好ましくないものである。
本発明のキュウリ栽培方法は、各種作型および施設栽培
用のキュウリの全品種に適用できるものであり、その効
果は顕著なものである。効果の顕著なキュウリの作型お
よび品種は、施設fi墳用の中でも越冬栽培を中心に促
成栽培と抑制栽培を含めた、特に7〜10月播種、収穫
期の主体が9〜3月の作型であり、これらの作型に適用
できるキュウリの品種を例示すると、シャープ1、シャ
ープ5、女神1号、女神2号、くるめ春秋2号、ひじり
節成、ソフィア、トップグリーン、北極1号、北極2号
、強力促成、南極2号、光越冬、室戸などである。尚、
キュウリの品種については必ずしもこれらに限定される
ものではなく、今後開発される前記作型に属する品種も
当然対象となるものである。
本発明に用いるカボチャ台木は、その品種が特に限定さ
れるものではないが、カボチャ台木の品種選定は、キュ
ウリの生育性、栽培管理、収穫量、品質に大きく影響す
ることから生産者にとっては極めて重要な事項となって
いる。キュウリの作型が越冬栽培、促成栽培、抑制栽培
のものは、栽培期間が低温期であるため、台木としては
共成親和力が強く、かつ、旺盛な根部の活動により優れ
た生育成績の得られる品種が用いられ、この品種のカボ
チャ台木を用いた場合には果実のブルーム防止対策が特
に必要であり、本発明が特に効果を発渾するのは、この
越冬a壇、促成栽培、抑制栽培に用いるカボチャ台木で
ある。この種のカボチャ台木に使用されるカボチャの代
表的品種を例示すると、黒種系のクロダネカボチャ、キ
ング系カボチャ、土佐カボチャ、新土佐、工金ウルトラ
、強力新土佐1号、強力新土佐2号、アレチウス等であ
る。
尚、台木の品種改良によりブルーム抑制を目的に開発し
たブルームレスカボチャの白木でも、先に説明したよう
にブルームの問題は発生するので、当然本発明を適用す
ることは有効である。このブルームレスカボチャの品種
を例示すると、スーパー雲量、雲雀1号、雲量2号、輝
1号、輝虎、ひかり1号、ひかり2号、強力親和などが
挙げられるが、これら例示に限定されるものではない。
本発明に用いる塩化ビニル系樹脂フィルムには、−In
に農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに使用する添加剤を
、本発明の特性を損なわない範囲で使用することができ
る0例えば、防曇剤、安定剤、光安定剤、酸化防止剤、
防かび剤、着色剤、防藻剤、充填剤、赤外線吸収剤、耐
候性向上剤、熱初期着色防止剤、アミド系粘着防止剤、
高級アルコールリン酸エステル金属塩、ステアリン酸、
ステアリルアルコール等の滑剤などの公知の化合物を添
加することができる。
上記防曇剤は、防曇性(防滴性)付与の目的で配合する
ものであり、一般に農業用被覆剤の防曇性(防滴性)付
与剤として用いられているものは全て使用でき、具体的
には、この種の防曇剤として代表的な、ソルビタンモノ
ステアレート、ソルビタンジステアレート、ソルビクン
セスキステアレート、ソルビタンモノパルミテート、及
びこれらのエチレンオキサイド及び/又はプロピレンオ
キサイド付加化合物等のソルビタン高級脂肪酸エステル
系化合物、ソルビトールステアレート等のソルビトール
脂肪酸系化合物、グリセリンモノラウレート、ジグリセ
リンモノパルミテート、グリセリンモノステアレート等
のグリセリン脂肪酸系化合物、トリメチロールプロパン
モノステアレート等のトリメチロールプロパン脂肪酸系
化合物、ペンタエリスリトールモノパルミテート等のペ
ンタエリスリトール脂肪酸系化合物の他、アルキルフェ
ノールのアルキレンオキサイド付加物、ソルビタン/グ
リセリンの縮合物と脂肪酸のエステル、ソルビタン/ア
ルキレングリコールの縮合物と脂肪酸のエステル等が挙
げられる。
これら防曇剤は単独もしくは2種以上を併用して使用す
ることができ、添加量は、−mに塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対し、0.5〜3重量部の範囲で配合される
酸化防止剤としては、2.6−ジーL−ブチル−4−メ
チルフェノール、2.2’−メチレンビス(6−L−ブ
チル−4−エチルフェノール)、2.6−ジーt−ブチ
ル−p−クレゾール、4.4°−チオビス−(3−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)、2.2−ジ(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、1.1.3− )リス−
(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニ
ル)ブタン、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペン
クエリスリトール−テトラ−(3,5−ジーL−ブチル
ー4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ−)、1.3.
5− トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,
6−シチルベンジル)イソシアヌレート、トリス(3゜
5−ジーL−ブチルー4−ヒドロキシベンジル)イソシ
アスレート等のフェノール系酸化防止剤、ジ−n−ドデ
シル−チオジプロピオネート、ジ−n−オクタデシル−
チオジプロピオネート等のチオジプロピオン酸エステル
、ジ−n−ドデシルサルファイド、ジ−n−オクタデシ
ルサルファイド、ジ−n−オクタデシルジチルファイド
等のサルファイド及びジサルファイド等が挙げられる。
安定剤としては、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸バリウム
、ジブチルスズラウレート、ジブチルスズマレートエス
テル、トリフェニルホスファイト、トリス(ノニルフェ
ニル)ホスファイト、ジオクチルフェニルホスファイト
、ジフェヱルアシッドホスファイト、トリーn−ドデシ
ルホスファイト、トリーロードデシル−トリチオホスフ
ァイト、フェニル−ジ−n−デシルホスファイト、ジ−
n−オクタデシル−ペンタエリスリトールジホスファイ
ト等が挙げられる。
充填剤としては、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、長石、石英、ハイドロタルサイト系化
合物、水酸化アルミニウム、硫酸マグネシウム、リン酸
カルシウム、水酸化マグネシウム、架橋塩化ビニル系樹
脂、架橋アクリル系樹脂等が挙げられる。
もちろん、ここに例示した以外の化合物の添加もできる
ものである。
本発明に用いる塩化ビニル系樹脂フィルムの成形は公知
の方法で行うことができ、例えば、カレンダー成形法、
T−ダイ押出法、インフレーション押出法などが用いら
れる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を掲げて詳細に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1〜3、比較例1〜5 (塩化ビニル樹脂フィルムの準備) 第1表に示す配合の組成物を、それぞれカレンダー成形
法にて厚み0.1mmのフィルムに成形し、8種類の塩
化ビニル樹脂フィルムをfJA備した。
第1表中のフィルムNo、1〜3は本発明の実施例に使
用するものであり、フィルムNo、4〜8は比較例に使
用するものである。フィルムNo、1〜8の光線透過率
値およびこれをもとに算出した値は第1表の下欄に示し
、透過率曲線は図面に示した。
尚、分光光線透過率の測定は、日本分光■製ユビデンク
ス610C型を用いて行った。
(以下余白) (キュウリの栽培) 第1表に示すフィルムN001〜8のフィルムをパイプ
ハウス8棟に展張し、キュウリの栽培を行った。栽培に
用いたキュウリの品種およびカボチャ台木の品種は2種
類(クログネカボチャ台木にシャープIを接木したもの
、および雲量2号カボチャ台木に北極2号を接木したも
の)で実施した。
1!種は9月17日におこない、接木は9月26日に実
施し、定植は10月11日に実施した。ハウス内の温度
は、夜間は11〜14°Cに、午前中は25〜28°C
に、そして午後は23〜25°Cになるように管理した
ブルーム発生の調査は、1月30日、2月20口、3月
10日の3回に渡り実施した。
(ブルーム調査方法) キュウリ果実の表面にセロハンテープをあてた後、これ
を剥離し、剥離したセロハンテープを黒色紙面に貼り、
セロハンテープに付着した白色ブルーム物の盪を目視判
定で6段階に表示した。
0・・ブルームが全くない 1・・ブルームが殆どない 2・・ブルームが極めて少ない 3・・ブルームがやや多い 4・・ブルームが多い 5・・ぶるーむが非常に多い (生育調査) 1月30日から2月20日の間の、3.3m”当たりの
収穫!(収穫本数と収1m1)と、1月30日の草丈お
よび部数(10本平均)を調査した。
(果実調査) 生育調査と同時に果実の形状、色を調査し、4C−以上
曲がっているものを曲がり果として、曲がり果の発生割
合を調べると共に、果皮色に黄み色を生じたものを着色
不良として、着色不良果の発生割合も調べた。
結果は第2表(クロダネカボチャ台木にシャープ■を接
木したもの)、第3表(雲量2号カボチャ台木に北極2
号を接木したもの)に示した。
〔発明の効果〕
第2表、第3表から、本発明によるキュウリの栽培方法
においては、キュウリのブルーム発生抑制効果が極めて
顕著であり、商品価値の高いキュウリ果実の収穫が可能
であることが分かる。
特にクロダネ系カボチャ台木でのキュウリ栽培に多く発
生するブルームの抑制効率が著しく高いことがわかる。
さらには、ブルームレス系カボチャ台木でのキュウリ栽
培に於いても収穫後期のブルーム発生の抑制に効果を発
渾することも明らかである。
本発明によると、生育性に優れ、曲がり果、着色不良果
の発生も極めて少な(、高品質のキュウリが高収量で収
穫でき、優れた栽培成績が得られるものである。
これに対し、本発明で使用する以外の農業用塩化ビニル
系樹脂フィルムを使用してカボチャ台木でのキュウリを
栽培した場合には、比較例1〜5に示すようにブルーム
抑制効果がなかったり、キュウリの生育が悪化したりし
て好ましいものでないことが分かる(比較例1〜3はブ
ルーム抑制効果がなく、比較例4はキュウリの生育が悪
化し、比較例5はブルーム抑制効果がないばかりかキュ
ウリの生育も悪化する)。
以上のことから本発明は、高品質のキュウリを高収量で
収穫するのに掻めて有効な栽培方法であり、キュウリ栽
培農家で待ち望まれていた実用価値の高い栽培方法であ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明方法に使用する塩化ビニル系樹脂フィルムと
、比較フィルムの光線透過率を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化ビニル系樹脂100重量部当り、少なくとも可塑剤
    40〜60重量部、紫外線吸収剤0.1〜2.0重量部
    、青色系着色剤及び/又は赤色系着色剤0.005〜1
    .0重量部、含フッ素基とエチレンオキサイド基及び/
    又はプロピレンオキサイド基及び/又は水酸基とを含有
    する化合物0.01〜1.0重量部を含有してなるフィ
    ルムであって、該フィルムの波長330nmの光線透過
    率が0〜35%、波長450nm及び750nmの光線
    透過率が75〜95%、波長帯500〜700nmに於
    ける分光光線透過率の最小値が(450nmの光線透過
    率+750nmの光線透過率)×1/2の80〜95%
    の範囲である塩化ビニル系樹脂フィルムの被覆下で、カ
    ボチャを台木に用いた接木キュウリを栽培するキュウリ
    のブルーム抑制栽培方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953857A (en) * 1995-03-17 1999-09-21 Mitsui Chemicals, Inc. Method for controlling plant growth
CN102742433A (zh) * 2012-06-15 2012-10-24 蚌埠海上明珠农业科技发展有限公司 一种无公害黄瓜的栽培方法
CN102870607A (zh) * 2012-10-25 2013-01-16 句容市旺华大棚蔬菜专业合作社 一种云南黑籽南瓜嫁接黄瓜的方法
CN103355162A (zh) * 2012-04-09 2013-10-23 辽宁省农业科学院蔬菜研究所 一种砧木用无蔓南瓜的选育方法

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