JPH02282270A - 電子写真用現像剤 - Google Patents

電子写真用現像剤

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JPH02282270A
JPH02282270A JP1104210A JP10421089A JPH02282270A JP H02282270 A JPH02282270 A JP H02282270A JP 1104210 A JP1104210 A JP 1104210A JP 10421089 A JP10421089 A JP 10421089A JP H02282270 A JPH02282270 A JP H02282270A
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toner
acrylate
fluorine
contg
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Kazuo Tsubushi
一男 津布子
Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Kazuhiko Umemura
和彦 梅村
Toshihiko Takahashi
俊彦 高橋
Hidemi Uematsu
植松 ひでみ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は特定の樹脂を含有する電子写真用現像剤に関し
、特に高速の現像、定着に適した定着性、耐オフセット
性、耐ブロッキング性を同時に満足させる特定の樹脂を
含有する電子写真用現像剤に関する。
[従来の技術] 近年、電子写真は複写機のみならずレーザーピムプリン
ターにも応用され従来にもまして高速記録が要求される
ようになり、定着装置として高速性に優れたヒーロール
が多用されてきている。
また、複写もしくは印字された画像を折り曲げて使用す
る(ダイレクトメール等〉、ハガキ(厚紙である)に複
写もしくは印字する等の多様な要求もあり、従来以上の
定着性が必要となってきている。
スチレン−アクリルモノマー共重合樹脂で分散度3.5
〜40のものをバインダーとする電子写真用トナーが耐
オフセット性に優れるl〜ルナ−して提案されている(
特開昭50134652 @)。
また、特開昭62−115170 @には重量平均分子
量1万〜3万及びカラス転移温度60〜70℃であるス
チレン−アクリルモノマー共重合体樹脂(八)と重量平
均分子量20万〜40万及びカラス転移温度55〜65
°Cであるスチレン−アクリルモノマー共重合体樹脂(
B)を重量比で(八)/(B)か90/10〜5015
0の範囲で混合されてなり、140°Cにおける溶融粘
度が10,000ポイズ以下でおる電子写真トナー用樹
脂組成物が開示されている。
高速現像定着に適した定着性、耐オフセット性及び耐ブ
ロッキング性を改良する提案もある。しかし、このよう
な従来提案された電子写真トナては液体現像液用1〜ナ
ーとしては、脂肪族炭化水素溶剤に安定に分散できなか
ったり、また、定着エネルギーか低い場合、乾式トナー
では定着性が不十分である等の欠点かおった。
高速記録において、定着性及び耐オフセット性に優れた
1ヘナーは、従来得られていないのが現状である。
[発明か解決しようと覆る課題] 本発明はこのような従来の問題点を解決し、定着性及び
オフセット性に優れ、耐ブロッキング性も良好な1〜ナ
ーを得るために特定の樹脂を含む電子写真用現像剤を提
供することを目的とする。
1課題を解決するためのf段] 本発明の電子写真用現像剤は、樹脂成分として、重合開
始剤の存在下にフルオロアルキル(メタ)アクリレ−1
〜とジビニルベンゼンまたはそのアルキル(炭素数1〜
20)@検体を少なくとも含む系より重合した含フッ素
重合体を少なくとも含有することを特徴とするものであ
る。
本発明で使用される含フッ素共重合体は乾式電子写真用
現像剤及び湿式電子写真用現像剤の両方に有効である。
乾式電子写真用現像剤、すなわら乾式トナーの場合は本
発明の前記特定樹脂をバインダーとし、着色剤及び/又
は磁性粉と組み合わばて構成される。また、湿式電子写
真用現像剤の場合は本発明の特定樹脂と着色剤とを主成
分とする湿式1・すを担体液中に分散して使用される。
本発明の含フッ素共重合体は市販の交互共重合又はラン
ダム共重合フッ素ポ1ツマ−に比較して撥水、撥油性を
示すとともに溶剤に対する溶解性に優れており、電子写
真用1〜ナーに用いた場合は熱ローラ一定着時にこれに
付着しにくいためオフセット現象か発生せず、軟化点の
低い樹脂をトナ材料に用いることができ、このため、高
速定着が可能になる。また、ブロッキング性にも優れて
いることがわかった。すなわち、含フッ素共重合体の場
合は幹部会であるフルオロアルキル(メタ)アクリレー
トとジビニルベンゼンまたはそのアルキル(炭素数1〜
20)置換体の共重合体が定着粒子に相溶し、フッ素分
子が着色剤表面に配列するため撥水、撥油の効果が十分
に発揮されるが、交互共重合体やランダム共重合体の場
合はフッ素分子が着色剤表面上に」−分に配列されず、
このため所望の効果を発揮できない。
本発明の電子写真用現像剤は、重合開始剤の存在下でフ
ルオロアクリレート又はフルオロメタクリレートと、ジ
ビニルベンゼン又はそのアルキル(炭素数1〜20)置
換体を少なくとも含むモノマより重合した含フッ素樹脂
重合体を少なくとも含有する。
さらに、含フッ素重合体中に脂肪族炭化水素溶剤に溶媒
和する重合体や極性上ツマ−を加えて重合することによ
って1昇られた含フッ素重合体を使用することもできる
重合媒体として、水、有機溶媒等が使用されるが、無溶
媒の状態でも車台可能である。
本発明に用いる含フッ素モノマーAとしては、フルオロ
アルキルアクリレート〈フルオロアルキル部分は −C
H2CF3、−CF2CF2)−CF2CF2)CH2
C4H9、−CHz Cs F++、−CH2C9F+
9 −CHzCe FI7−CH2C9F+9 、−C
H2C9F+9等〉、フルオロメタクリレ−1へ(フル
オロアルキル部分は −CH2CF3、−CH2(C「
2 CF2 )2 Hl−CH2C112C3F7、−
(C1lz)s〜[17、−CH2(CFz CFz 
)3 Hl−CH2(CF2CF2)4 Hl−(CH
z )2 (C「2 )7CF3、−CHz(zoF4
+等)等が挙げられる。
含フッ素モノマーは、手合後、撥水、撥油性に寄与する
成分となる。
ジビニルベンゼン又はそのアルキル置換体Bのとしては
、0−ジビニルベンゼン、■−ジビニルベンゼン、p−
ジビニルベンゼン、p−メチルジビニルベンゼン、0−
エチルジビニルベンゼン、p−ブチルジビニルベンゼン
、■−ヘキシルジビニルベンゼン、O−ノニルジビニル
ベンゼン、p−デシルジビニルベンゼン、0−ウンデシ
ルジビニルベンゼン、p−ステアリルジビニルベンゼン
、O−メチルジビニルベンゼン、p−エチルジビニルベ
ンゼン、O−ブチルジビニルベンゼン、p−へキシルジ
ビニルベンゼン、叶ノニルジビニルベンゼン、m−デシ
ルジビニルベンゼン、叶ウンデシルジビニルベンゼン、
O−ステアリルジビニルベンゼン等が挙げられる。
七ツマ−Bは、架橋構造を作る成分である。
重合前も重合後も脂肪族炭化水素に溶媒和するモノマー
Cは耐久性、接着性、分散安定性を更に改良するために
用いられる。その具体例としては、ラウリルアクリレー
ト、ラウリルメタクリレート、ステアリルメタクリレー
ト、2−エチルへキシルメタクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート、ドデシルメタクリレート、ドデシ
ルアクリレート、ヘキシルメタクリレート、ヘキシルア
クリレート、オクチルアクリレート、オクチルメタクリ
レート、セチルメタクリレート、セチルアクリレート、
ビニルラウレート、ビニルステアレート、ノニルメタク
リレート、ノニルアクリレート、デシルメタクリレート
、デシルアクリレート、シクロへキシルメタクリレート
、シクロへキシルアクリレート等が挙げられる。
極性基(カルボキシル基、グリシジル基、ヒドロキシル
基等)を有するモノマーDはモノマーCと同様に接着性
、柔軟性、分散安定性等の向上に寄与する七ツマ−であ
る。その具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸、フマール酸等が挙げられ、グ
リシジル基を有するモノマーとしては、グリシジルアク
リレト、グリシジルメタクリレート、グリシジルプロピ
ルメタクリレート、グリシジルプロビルアクリレート、
グリシジルブチルアクリレ−1〜、グリシジルブチルメ
タクリレート、ヒドロキシルチルメタフリレート、ヒド
ロキシエチルアクリレート等が挙げられる。
また、その他成膜性及び接着性を改良するためのモノマ
ーも必要に応じて使用される。その具体例としてはメチ
ルメタクリレ−1〜、メチルアクリレート、エチルアク
リレート、エチルアクリレー、プロピルメタクリレート
、プロピルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、
l5O−ブチルメタクリレート、酢酸ビニル、ビニルト
ルエン、スチレン、p−クロルスチレン等が挙げられる
また、この含フッ素共重合体の製造で使用される重合触
媒としては、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN>
、ベンゾイルパーオキサイド(BPO) 、フェニルア
ゾトリフェニルメタン、ラウリルパーオキサイド、ジ−
t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド
、クメンヒドロパーオキサイドなどが挙げられる。
非水溶媒としては、石油系脂肪族炭化水素、例えばケロ
シン、リグロイン、n−ヘキサン、nヘプタン、n−オ
クタン、i−オクタン、i−ドデカン(以上の市販品と
してエクソン社製アイソパーH,G、L、に;ナフサN
o、(3;ツルペッツ100等がある):ハロゲン化脂
肪族炭化水素、例えば四塩化炭素、パーフルオロエチレ
ン等が挙げられる。これらの脂肪族炭化水素系溶媒には
トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒を少量加えること
もできる。
モノマーAは撥水、撥油、モノマーBは架橋構造を作る
。モノマーCは脂肪族炭化水素等の非極性溶媒に溶媒和
し、分散性、接着性に寄与する。
モノマーDは極性制御効果や分散安定性を増す。
重合時の七ツマー重量比は用途によって変化させるべき
であるが、好ましくは、モノマーA/B/C/D=1〜
5010.01〜20/30〜8010.01〜20重
量部程が適切である。
七ツマ−Aが1重量部未満では、撥水、撥油効果が小さ
く、50重量部を超えると接着性の低下を来たす。七ツ
マ−Bは0.01重量部未満ではポリマーの粒子化が困
難であり、20重量部を超えると架橋部が大きすぎ分散
し難くなる。また、接着尤も低下する。モノマーCは3
0% 置部未満ては接着性、脂肪族炭化水素溶媒に分散
しにくくなる。80重量部を超えると非水溶媒に対づろ
撥油性が低下する。
モノマーDは0.01重量部未満では極性制御、分散効
果が不足し、20重量部を超えると親水性が増し、水に
対する撥水性が劣化する。
以上のようにしで得られる○フッ素共重合体は粒径が0
.1〜5μm程度で分離安定性が良く、分子間の接着力
かあるので特(こ塗料、印刷インキ、トナー用材料とし
て適しでいる。
本発明の電子写真用現像剤に使用される着色剤としては
、例えばカーボンブラック、ニグロシン染料、アニリン
ブルー、アルコオイルブルー、クロムイエロー、クル1
〜ラマリンブルー、デュポンオイルレッド、モノリンイ
エロー=、マラカイトグリーンオクザレート、ランプブ
ラック、ローズベンガル及びこれらの混合物かある。着
色剤は、j〜ルナ−全重量に対して3〜5()重重%の
量で使用層るのが好ましいが、使用+A利により変動し
、これに限定されるわけではない。
磁性粉としてはフェライト、マグネタイ1〜等かあり、
トナーの仝手帳に対して3.0〜60重早%使用される
。磁性粉に着色剤をイ;1用Jるときは、着色剤はトナ
ーの全重量に対して10重量%以下にするのか好ましい
一方、湿式現像剤に用いられる材料は次の通りである。
着色剤は乾式トナーと同様のものが使用0J能であり、
また、含フッ素共重合体の製造において用いられる前述
のような非水溶媒、特に石油系脂肪族炭化水素が使用可
能である。いずれにしでも湿式トナーの場合は着色剤を
本発明の特定樹脂で表面処理することが望ましいが、も
ちろん、表面処理せずに使用してもよい(この場合、前
記特定樹脂は結着用樹脂としで使用される)。
本発明の電子写真用現像剤を作る(こは乾式現像剤の場
合は本発明の特定樹脂;@色剤及び/又は磁性粉;及び
必要に応じて定Wi性又はオフセット防止の向上剤、帯
電制御剤、結着用樹脂等を混練し、混練物を所望粒度に
粉砕覆ればよい。ここで、混練法としては樹脂成分が加
熱によって溶融状態となり、これを機械的な剪断力をか
け゛(混合する方法が好ましい。例えば、加熱された2
本の[]ルの間を通ず方式、加熱されたスクリューによ
って攪拌、混合する方式、溶融状態のトナー配合物を圧
力によっで細孔から押出り6式等が挙げられるが、同様
の効果のあるものであれば、特に限定はされない。
こうしで適度に溶融混練された[・・ナー配含物は、周
知の方法によって平均粒径か5−30μm程度に粉砕さ
れる。この場合、例えばハンンーミル、ジェットミル等
、周知の機械的な粉砕法が適用される。
ここで、定着性又はオフセット防止の向上剤としでは、
ロジンのニスデル類、アミド化物等の誘導体、パラフィ
ンソックス、カスターワックス、カスターワックス等の
ワックス類、フイオノマ樹脂等が、帯電制御剤としては
オイルブラックBY(オリエント化学材製)、ンフルカ
リブルー、グロシン等が、結着用樹脂としては、ポリオ
レフイン、スチレンルアクリル酸共重合体、ロジン変性
マレイン酸樹脂等が挙げられる。
−万、湿式現像剤の場合はケディミル、ア1へライター
、ボールミル等の分散機に前記特定樹脂、着色剤、及び
必要あれば分散安定向上剤、他の結着用樹脂等を少量の
担体液と共に付込み、24へ一30時間程度分散して粒
子径か0.1〜211 rn程葭の1〜ナーを作成すれ
ばよい。なお、着色剤を前記特定樹脂で表面処理する場
合は着色剤、特定樹脂及び必要あれば結着用樹脂を加熱
混練し、粉砕して樹脂コート着色剤とし、更にこれを結
着用樹脂とともに担体液中に分散すればよい。ここで、
着色剤にコー トする結着用樹脂としては、エチレン−
マレイン酸グラフト共重合体、エチレン−エチルアクリ
レートへ・メタクリレ−j−:g 重合体、J−チレン
〜エヂルアクリレート〜アクリル(ll′J’、!合体
、プロピレン〜・メチルアクリレ−1−・共重合体、エ
チレン〜エチルアクリレート〜無水マレイン酸共重合体
等が挙げられる。また、着色剤と併用される結着用樹脂
としては、ラウリルメタクリレ−何〜へ・グリシジルメ
タクリレート共重合体、?−エヂルヘキシルメタクリ1
ノー1・・〜ジメヂルアミ、7エチルメタクリレー1〜
共手合体等か挙げられる。
[実施例1 以下、本発明を実施例によって更に詳しく説明する。
製造例口 攪拌機、温度計、冷却管及び滴下ロートを備えたフラス
コにエチルメタクリレート100g、ジビルベンレン1
0g、BP01gを加え、80°Cで4時間車合反応を
行った。
次にこの中にCH2=CH−C00CHzC11zC+
o Fz+ 5 gとBPOo、2 gとを滴]ぐロー
トより1時間かけて滴下し、80°○で重合させた。重
合率は96%、得られた含フッ素重合体の接触角は水で
22°、ケロシンで26°であった。
製造例2 実施例1と同じフラスコ1にケロシン100Ωを採り、
90°Cに71[1熱した。攪j″−1′シながら2−
エチルへキシルメタクリレート90g、スチレン100
g、p−メチルジヒニルベンゼン0.5g及び’[3P
O2gを加え、6時間重合反応を行った。
次に2−の中にCh=C(Cfb)CD()CHzC1
bC3Fr IOg及びBPOo、5gを加え、80°
Cで5時間重合させた。
重合率は93.5%、得られた含フッ素重合体の接触角
は水で280、ケ[°1シンτ”300”(’あった。
製造例3 実施例1と同様なフラス]に水400 gと、ドデシル
ベン廿ンスルフオン酸ソーダ2gを採り90’○に加熱
(−ハ11 J’f Lへ−からこの中にシクロヘキシ
ルアクリL4)−1〜200 g 、スチレン50g、
O−ブチルジビニルベンゼン10g、メタクリル酸5Ω
、グリシジルメタクリレート10g及びBPO3gより
なる七ツマー溶液を加え、前記温度で4時間重合反応を
行った後、これにビニルピリジン0.1C1を加え80
′Gで10時間重合反応させた。
次にこの中1こCH2=C(Ct13)CDOCt12
(CF’2 )a I−I 50 g、A I F3 
N 3 Qを加え、前記温度で1時間重合させた3、そ
の結果、重合率(j、98%、4.?られた含フッ素グ
ラノド共重合体の接触角は水で38°、ケロシンで42
°であった。
製造例4 実施例1で用いたフラスコにポリエチレンワックス(ア
ライトケミカル社MAC寸ζリエチレン1103) 5
0CIを採り、90’Cに加熱溶解せしめた。この中に
メチルメタクリレート100g、O−ステアリルジビニ
ルベンPン10g、アクリル酸1g、グリシジルアクリ
レート8g及びAIBNlogよりなる七ツマー溶液を
滴下ロー1〜で2時間に亘って滴下し攪拌しながら前記
湿度で6時間重合反片すイト5gを加え、更に130°
○で6時間攪拌下に重合反応させた。重合率は98.5
%、得られた含フッ素共重合体の接触角は水で33°ケ
ロシンで42°であった。
実施例1 重量部 製)貨例1の共重合体          80帯電制
御剤ニオイルブラックBY (オリエント化学製)          2カーボン
:三菱カーボン#伺 (三菱化成工業0朱商品名)15 ポ1ノプロピレン:ビスコ〜ル550 P(三菱化成工
業0商品名)       3を混合し、ニーダ〜で溶
融混練し、冷却後、粗粉砕し、ジエン1ヘミルで微粉砕
し、ジグザグ分@機C5・〜25μrTI Gこ分級し
、1ヘノ−とした。この1〜すを酸化鉄粉キャリアEF
V202/300  (日本鉄粉製)と組み合わせて1
−ナー濃度5%の現像剤を調製しプこ。
この現像剤を使用してSF−、−75(シャープ製)で
画像出し後、オイルレメjフロンロール定石法(線11
0.5Kg/cm、ニップ幅4.mm、紙送りa1M8
0mm、、/ 秒)でロー1へロール温度を変えて定着
性、耐オフセ・ソ1〜性の評価をしA、−+1結果を表
]に示覆、。
実施例2 製造例1の共重合体の代りに、樹脂成分として製造例2
の共重合体50重請部及びスブレンヘーアクリル酸共重
合体30重量部を使用した以外は、実施例1と同様にし
て現像剤の特性を評価した。結果を表1に示す。
実施例3 製造例1の共重合体の代りに、樹脂成分として製造例3
の共重合体30重量部及びロジン変性マレイン酸樹脂5
0重量部を使用した以外は、実施例1と同様にして現像
剤の特性を評価した。結果を表1に示す。
表1 * トナーを50℃に7日間保存した後の評価結果で、
○はブロッキングなしを示す。
** オフセットが発生し易くなる最低温度で示覆。
実施例4 重量部 三菱カーボン#44            100製
造例4の共重合体          50アイソバー
トl500 をアトライターで10時間分散後、粒子径1.1μmの
湿式トナーを作成した。定着熱ローラーで120〜18
0℃の表面温度においてローラ一定着させたところ、オ
フセット現象が生じない定着性のよいコピーが得られた
実施例5 重量部 カーボンブラックHA−11 (三菱カーボン)            400エチ
レン〜無水マレイン@(98/2)グラフト共重合体 
          600製造例1の共重合体   
       100を用意し、ガロンニーダ−中でカ
ーボンブラック及びエチレン無水マレイン酸グラフト共
重合体を混合し、120°Cで2時間混練後、製造例1
の共相合体を100重量部添加し、120°Cで更に1
時間加熱混練し、着色剤を得た。上記着色剤を2mm以
Fに粉砕し、湿式トナー用着色剤(A)を作った。
〈トナーの製造〉 重量部 着色剤(A)100 ラウリルメタクリレート〜 グリシジルメタクリレート (90/10重量比)共重合体        50ア
イソパーL500 をアトライターで40°C140時間分散し、湿式トナ
を作成した。定着熱ローラーでで125〜145℃の表
面温度においてローラ一定着させたところオフセット現
象が生じない定着性のよいコピーが得られた。製造例1
の共重合体を除いて同様に作成した比較用トナーはわず
かにオフセットが生じた。
実施例6 重量部 カーボンブラック リーガル400    400(キ
ャボット社) フミン酸アンモニウム          10水  
                       50
0をニーダ−中、25°Cで分散する。次に重量部 エチレン〜エヂルアクリレー1〜〜メ タクリル酸(60/3515)共重合体     70
0製造例4の共重合体          50を約1
時間か【プで上記カーボン含水ペーストに混合し、13
0 ’Cで2時間混練し、フラッシングを行った。水を
分離後、更に120°Cで2時間混糾し、真空にして揮
発分を除去し、着色剤(8)を作った。
この着色剤(8)を使用して実施例5と同様にして湿式
1〜ナーを作成し、熱ローラ一定着を行ったところ、オ
フセット現象もなく定着性のよいコピが得られた。製造
例4の共重合体を除いて同様に作成したトナーはオフセ
ットがわずかに生じた。
実施例7 実施例6の着色剤を使用して実施例口と同様にしてジグ
ザグ分級機で5〜25μmに分級しトナを作成し、乾式
トナーにした。以下実施例1と同様に評価したところ、
耐オフセツト性180°C1耐ブロツキング性はOであ
った。
し発明の効果]

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂成分が、重合開始剤の存在下にフルオロアル
    キル(メタ)アクリレートとジビニルベンゼンまたはそ
    のアルキル(炭素数1〜20)置換体を少なくとも含む
    系より重合した含フッ素重合体を少なくとも含有するこ
    とを特徴とする電子写真用現像剤。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、重合前も重合後
    も脂肪族炭化水素に溶媒和するモノマーを加えて重合す
    ることを特徴とした含フッ素重合体を少なくとも含有す
    る電子写真用現像剤。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、さ
    らに極性モノマーを加えて重合することを特徴とする含
    フッ素重合体を少なくとも含有する電子写真用現像剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004287114A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、及びその製造方法、並びに、静電荷像現像用現像剤、画像形成方法

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JP2004287114A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、及びその製造方法、並びに、静電荷像現像用現像剤、画像形成方法

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