JPH02279632A - 還元剤、その製法およびそれを用いる光学活性アルコール類の製造方法 - Google Patents

還元剤、その製法およびそれを用いる光学活性アルコール類の製造方法

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JPH02279632A
JPH02279632A JP9973089A JP9973089A JPH02279632A JP H02279632 A JPH02279632 A JP H02279632A JP 9973089 A JP9973089 A JP 9973089A JP 9973089 A JP9973089 A JP 9973089A JP H02279632 A JPH02279632 A JP H02279632A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、還元剤およびそれを用いる光学活性アルコー
ル類の製造方法に関し、詳しくは、スルフィド類、環状
エーテル類もしくは一価アルコールのエーテル類という
特定の化合物の存在下、−般式(1) (式中、R1はアリール基を、R1は低級アルキル基を
、R3は水素もしくは低級アルキル基を表わす0本は不
斉炭素を表わす、)で示される光学活性アミノアルコー
ルに、酸類と水素化ホウ素金属を作用させて得られる光
学活性なアミン−ホウ素系還元剤、およびそれを用いる
光学活性アルコールの製造方法に関するものである。
〈従来の技術、発明が解決しようとする課題〉本発明者
らは、光学活性アミノアルコール(1)に、酸類と水素
化ホウ素金属を作用させて得られる光学活性なアミン−
ホウ素系還元剤が、ケトン類の不斉還元剤として有用で
あることを見出し、既に提案している(例えば、特開昭
59−184168、同6l−6847L同61−18
722、同62−10024号公報)。
その後、本発明者らは、光学活性なアミン−ホウ素系還
元剤についてさらに検討を重ねた結果、特定の化合物の
共存下で、光学活性アミノアルコールに、酸類と水素化
ホウ素金属を作用させて得られる光学活性なアミン−ホ
ウ素系還元剤が、著しく高い活性を示すことを見出すと
ともに、更に種々の検討を加え本発明を完成した。
く課題を解決するための手段〉 (1)スルフィド類、環状エーテル類もしくは一価アル
コールのエーテル類の存在下、一般式(1)(式中、R
1はアリール基を、R2は低級アルキル基を、R3は水
素もしくは低級アルキル基を表わす、*は不斉炭素を表
わす、)で示される光学活性アミノアルコールに、酸類
と水素化ホウ素金属を作用させて得られる光学活性なア
ミン−ホウ素系不斉還元剤および、(2)上記の光学活
性アミノアルコール(1)に、スルフィド類、環状エー
テル類もしくは一価アルコールのエーテル類の存在下、
酸類と水素化ホウ素金属を作用させることを特徴とする
光学活性なアミン−ホウ素系還元剤の製造方法および、
(3)上記(1)記載の光学活性なアミン−ホウ素系還
元剤と一般式(II) 〔式中、R4、Rsは低級アルキル基、アリール基、も
しくは式(I[[) (式中、R6はハロゲンもしくはハロアルキル基が置換
されていることもあるフェニル基、またはシクロアルキ
ル基を表わす、)で示される2−置換−1−)リアゾー
ルエチレン基を表わし、同一であることはない。〕 で示されるケトン類とを反応させることを特徴とする一
般式(rV) (式中、R’ 、R’は前記と同じ意味を、卓は不斉炭
素を表わす、) で示される光学活性アルコール類の製造方法を提供する
ものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の不斉還元剤は、光学活性アミノアルコール(1
)を原料とするものであるが、その置換基R1としては
、例えばハロゲン原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭
素数1〜5のアルコキシル基、炭素数7〜10のアラル
キルオキシル基、炭素数6〜10のアリールオキシルあ
るいは炭素数1〜6のアルコキシカルボニル基などで置
換されていても良いフェニル基、ハロゲン原子、炭素数
1〜5のアルキル基、シアノ基、炭素数1〜5のアルコ
キシル基あるいは炭素数1〜5のアルコキシカルボニル
基で置換されていても良いナフチル基等が挙げられる。
具体例としては、例えば、フェニル、p−)リル、m−
トリル、o−)リル、l−ナフチル、2.5−ジメチル
フェニル、2.5−ジエチルフェニル、2.4.6− 
トリメチルフェニル、 2−メトキシフェニル、2−エ
トキシフェニル、2−プロポキシフェニル、2−1so
−プロポキシフェニル、2−ブトキシフェニル、2−s
ec−ブトキシフェニル、2−シクロペンチルオキシフ
ェニル、2−シクロヘキシルオキシフェニル、2−ベン
ジルオキシフェニル、2−フェノキシフェニル、2.4
−ジメトキシフェニル、2.4−ジプロポキシフェニル
、2.4−ジブトキシフェニル、2゜5−ジメトキシフ
ェニル、2.5−ジェトキシフェニル、2.5−ジイソ
プロポキシフェニル、2.5−ジブトキシフェニル、2
.4.6− )ジメトキシフェニル、2−メトキシ−5
−メチルフェニル、2−エトキシ−5,エチルフェニル
、2−メトキシ−5・イソプロピルフェニル、2−メト
キシ−5−t−ブチルフェニル、2−シアノフェニル、
3−シアノフェニル、4−シアノフェニル、2−エトキ
シ−5−メチルフェニル、2−エトキシ−5−エチルフ
ェニル、2−メトキシ−5−イソプロピルフェニル、2
−エトキシ−5−t−ブチルフェニル、2−プロポキシ
−5−メチルフェニル、2−プロポキシ−5−エチルフ
ェニル、2−インプロポキシ−5−メチルフェニル、2
−インプロポキシ−5−イソプロピルフェニル、2−イ
ソプロピル−5−t−ブチルフェニル、5−クロロ−2
−メトキシフェニル、5−クロロ−2−エトキシフェニ
ル、5−クロロ−2−プロポキシフェニル、5−クロロ
−2−イソプロポキシフェニル、2−メトキシカルボニ
ルフェニル、2−エトキシカルボニルフェニル等が挙げ
られる。
また置換基R”としては、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、311C−
ブチル等の低級アルキル基が挙げられる。
R1としては、例えば水素の他に、R2と同様の低級ア
ルキル基が挙げられる。
光学活性アミノアルコール(1)の具体化合物としては
、例えば光学活性な2−アミノ−1−フェニル−1−プ
ロパツール、2−アミノ−1−(2,5−ジメチルフェ
ニル)−1−プロパツール、 2−アミノ−1−(2−
メトキシフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−
1−(2I5−ジメトキシフェニル)−1−プロパツー
ル、2−アミノ−1−(2,5−ジェトキシフェニル)
−1−プロパツール、2−アミノ−1−(2−エトキシ
フェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(2
−メトキシ−5−メチルフェニル)−1−プロパツール
、2−アミノ−1−(α−ナフチル)−1−プロパツー
ル、2−アミノ−1−(2−フェノキシフェニル)−1
−プロパツール、 2−アミノ−1−(2−4so−プ
ロポキシフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−
1−(2−プロポキシフェニル)−1−プロパツール、
2−アミノ−1−(2、ベンジルオキシフェニル)−1
=プロパツール、2.アミノ−1−(2,4−ジメトキ
シフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(
5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1−プロパツー
ル、2−7ミノー1−(2,5−ジプロポキシフェニル
)−1,プロパツール、エフェドリン等が挙げられる。
また、酸類としては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸
などの鉱酸、酢酸などのカルボン酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸などの有機スルホン酸等が
挙げられる。その使用量は、光学活性アミノアルコール
(1)に対して、通常当量である。
水素化ホウ素金属としては、例えば水素化ホウ素ナトリ
ウム、水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素リチウム、
水素化ホウ素亜鉛等が挙げられるが、入手の容易な水素
化ホウ素ナトリウムが通常用いられる。その使用量は、
光学活性アミノアルコール(1)に対して、ホウ素換算
で通常0.7〜1.3モル倍、好ましくは1モル倍であ
る。
本発明の還元剤は、スルフィド類、環状エーテル類もし
くは一価アルコールのエーテル類の共存下、上記のよう
な光学活性アミノアルコール(I)に、酸類と水素化ホ
ウ素金属を作用せしめて得られるものであるが、スルフ
ィド類としては、例えばジメチルスルフィド、ジエチル
スルフィド、ジプロピルスルフィド、ジイソプロピルス
ルフィド、ジブチルスルフィド、ジー5ec−ブチルス
ルフィド、シートブチルスルフィド、ジエチルスルフィ
ド、ジドデシルスルフィド、ジシクロへキシルスルフィ
ド、ジドデシルスルフィド、ジステアリルスルフィド等
のモノスルフィド類、テトラヒドロチオフェン、チオフ
ェン等のチオフェン類、ジメチルジスルフィド、ジエチ
ルジスルフィド、ジプロピルジスルフィド、ジイソプロ
ピルジスルフィド、ジブチルジスルフィド、ジー5ec
−ブチルジスルフィド、ジ−t−ブチルジスルフィド、
ジエチルジスルフィド、ジエチルジスルフィド、ジシク
ロへキシルスルフド、ジドデシルジスルフィド、ジステ
アリルジスルフィド等のジスルフィド類などが挙げられ
る。
また環杖エーテル類としては、例えばテトラヒドロフラ
ン等のフラン類、1.4−ジオキサン、1.3ジオキサ
ン等のジオキサン類、テトラヒドロビラン等のビラン類
、12−クラウン、4等のクラウンエーテル類などが、
−価アルコールのエーテル類としては、例えばジメチル
エーテル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、ジブチルエーテルなどが挙げら
れる。
これらのスルフィド類、エーテル類は光学活性アミノア
ルコール(1)に対して、通常0.2モル倍以上、好ま
しくは0.5〜20モル倍使用される。
還元剤の製造は、通常、窒素やアルゴン等の不活性ガス
の雰囲気下、溶媒を用いて実施される。
溶媒としては、反応に関与しないものであれば特に限定
されるものではないが、例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素、塩化メ
チレン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素、ジグライム、トリグラ
イム等のエーテル系溶媒あるいはこれらの混合溶媒が挙
げられる。
光学活性アミノアルコール(1)に、酸類と水素化ホウ
素金属を作用せしめるに当たっては、通常、光学活性ア
ミノアルコール(+)に酸類を作用させた後、水素化ホ
ウ素金属を作用させる。この場合は、光学活性アミノア
ルコール(+)と酸類との塩も用いることができ、原塩
、溶媒、スルフィド類、エーテル類などの混合物に水素
化ホウ素金属をジグライム、トリグライム、ジメチルホ
ルムアミド、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
などの溶媒溶液として通常作用させる。
また光学活性アミノアルコール(I)、水素化金属化合
物、溶媒、スルフィド類、エーテル類などの混合物に、
酸類を直接作用させることもできる。
反応温度は特に制限はないが、通常−78〜100°C
1好ましくは一40〜100°Cである。
かくして、目的とする光学活性なアミン−ホウ素系還元
剤が得られる。該還元剤は単離して用いることもできる
が、通常単離することなくそのまま使用される。
本発明の還元剤は、極めて高い活性を示し、例えば非対
称ケトン類と反応させる場合は、少量で効率良くしかも
高い光学収率で光学活性アルコールを生成せしめること
ができる。
次に、本発明の還元剤を用いた光学活性アルコールの製
造方法ついて説明すると、例えば前記−般式(It)で
示される非対称ケトン類から前記−般式(IV)で示さ
れる光学活性アルコールを製造す唇ことができる。
ここで、非対称ケトン類(■)の置換基R4,RSとし
ては、フェニル、2−.3−.4−ピリジル、o−、翔
−9P−クロロフェニル、o−4−、p−ブロモフェニ
ル、o−、信−9p−フルオロフェニル、2.3−.2
.4−.2.5−.2.6ジクロロフエニルなどのハロ
ゲン置換フェニル、0−+ff1−+1’−メチルフェ
ニル、o−、m−、p−エチルフェニル、o−、+m−
、p−ブチルフェニル、2.3−.2.4−.2.5−
2.6−シメチルフエニルなどの炭素数が1〜6のアル
キルが置換したフェニル、o−、m−、p−メトキシフ
ェニル、O−+l−+P−エトキシフェニル、O−+1
1−+p−プロポキシフェニルなどの炭素数2〜6のア
ルコキシが置換したフェニル、O−+IR−+p−ベン
ジルオキシフェニル、 2−ベンジルオキシ−3−メチ
ルフェニル、2−ベンジルオキシ−4−メチルフェニル
、2−ベンジルオキシ−5−メチルフェニル、 2−ベ
ンジルオキシ−5−t−ブチルフェニル、2−ベンジル
オキシ−3−メトキシフェニル、 2−ベンジルオキシ
−4−メトキシフェニル、2−ベンジルオキシ−5−メ
トキシフェニル、 2−ベンジルオキシ−3,5−ジク
ロロフェニルなどのベンジルオキシ置換フェニル、α−
1β−ナフチル等の全炭素数が5〜17のアリール基、
メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、シクロ
ペンチル、ヘキシル、シクロヘキシル、クロロメチル、
ブロモメチル、フルオロメチル、ヨウトメチル、1−ク
ロロエチル、2−クロロエチル、1−ブロモエチル、2
−ブロモエチル、l−フルオロエチル、1−クロロプロ
ピル、3.クロロプロピルl−ブロモプロピル、4−ブ
ロモプロピル、1−ブロモ−1−メチルエチル等の炭素
数が1〜6の低級アルキル基、ベンジル、0−111−
+p−)リルメチル、(0−+l@−+p−エチルフェ
ニル)メチル、(2,3−,2,4−,2,5−12,
6−シメチルフエニル)メチル、2−フェニルエチル、
2− (o−、m−、p−)リル)エチル、(2,3−
,2,4−22,5−1216−シメチルフエニル)エ
チル、3−フェニルプロピル、 (α−9β−ナフチル
)メチル等の炭素数が7〜11のアラルキル基、置換基
R“とじてフェニル、クロロフェニル、ブロモフェニル
、ジクロロフェニル、ジブロモフェニル、トリフルオロ
メチルフェニル、トリクロロメチルフェニル、トリブロ
モメチルフェニル、シクロヘキシル等を有する2−1t
a−1−トリアゾールエチレン基などが例示できる。
代表的なケトン類としては例えば、アセトフェノン、2
−クロロアセトフェノン、2°−クロロアセトフェノン
、  計−クロロアセトフェノン、4°−クロロアセト
フェノン、プロピオフェノン、3−クロロプロピオフェ
ノン、ブチロフェノン、4−クロロブチロフェノン、2
−ブロモイソブチロフェノン、イソブチロフェノン、α
−アセトナフトン、β−アセトナフトン、フェニルベン
ジルケトン、フェニル(p−トリルメチル)ケトン、フ
ェニル(m。
トリルメチル)ケトン、フェニル(o−トリルメチル)
ケトン、2−ブタノン、2−ペンタノン、2−ヘキサノ
ン、3−ヘキサノン、2−ヘプタノン、2−オクタノン
、l−フェニル−2−(1,2,4−トリアゾール。l
−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−3−オン
、1−(4−クロロフェニル)−2−(1,2,4−)
リアゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペン
テン−3−オン、1−(24ジクロロフエニル)−2−
(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−4,4−ジ
メチル−1,ペンテン−3−オン、1−シクロへキシル
−2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−4,
4−ジメチル−1−ペンテン−3−オン、1−(4−)
リフルオロメチルフェニル)−2−(1,2,4−)リ
アゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテ
ン−3−オン、1−(3−ブロモフェニル)−2−(1
,2,4−)リアゾール−1イル)−4,4−ジメチル
−1−ペンテン−3−オン、1−(4−フルオロフェニ
ル)−2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−
4,4−ジメチル−1−ペンテン−3−オン等があげら
れる。
ケトン類を還元する場合、還元剤はケトン類に対し、光
学活性アミノアルコール(+)IQXで0.5モル倍以
上、通常0.5〜2モル倍使用するが、0.7〜1.5
モル倍でも充分目的を達成することができる。
また還元反応は、通常、溶媒の存在下に実施される。か
かる溶媒としては還元反応に関与しないものであれば特
に限定されないが、例えばベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロルベンゼン等の芳香族炭化水素、塩化メチレン
、1.2−ジクロルエタン、クロロホルム、四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジグライム等のエーテル類、
またはこれ等の混合溶媒などが用いられる。その使用量
はケトン類に対し通常1〜50wt倍である。
還元反応は通常、前記したと同様の不活性ガス雰囲気下
で実施され、反応温度は通常−78〜100゛C1好ま
しくは一40〜50゛Cである。
還元反応後、通常、反応液に例えば塩酸、硫酸のような
鉱酸の水溶液を加えて有機層と水層を分液し、有機層を
水洗、乾燥した後、溶媒を留去することにより、容易に
目的とする光学活性アルコール類(IV)を得ることが
できる。
反応の進行は、ガスクロマトグラフィー、液体クロマト
グラフィー等により追跡できる、また光学収率は、生成
物の旋光度を測定することにより、あるいは光学活性充
填剤を用いた高速液体クロマトグラフィーで直接エナン
チオマー比を測定することができる。
なお、光学活性アミノアルコール(1)は上記°の分液
後の水層にアルカリを加え、をJa溶媒で抽出すること
によって、立体配置を保持したまま容易に回収され、再
使用することができる。
〈発明の効果〉 本発明の還元剤は、極めて高い活性を示し、少量でもプ
ロカイラルな化合物を効率良く還元し、しかも高い光学
収率で光学活性化合物を与える。
その上、本発明の還元剤は、スルフィド類もしくは環状
エーテル類の共存下で調製することによって、容易に製
造し得るので、この点でも有利である。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本
発明は実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 窒素雰囲気下、 (+)−ノルエフェドリン塩酸塩0.
244 g(1,3ミリモル)をモノクロルベンゼン1
.4−に!!i!濁させた後、ジメチルスルフィド0.
162g(2,6ミリモル)を加えて一20″Cに冷却
した。
次いで、水素化ホウ素ナトリウム0.0492g(1,
3ミリモル)のトリグライム1.1−溶液を加え、−2
0’Cより2時間を要して室温とし、この懸fA液に(
E)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−(1,2
,4−トリアゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−
1−ペンテン−3−オン0.60g(1,85ミリモル
)のモノクロルベンゼン2.25#i溶液を加えて、室
温で90時間撹拌した。 次いで、10%塩酸5m1を
加え撹拌した後、を機層を水洗後、減圧濃縮して0.6
1gの(−)−(E)−(2,4−ジクロロフェニル)
−2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)・4.
4−ジメチル−1−ペンテン、3−オールの粗結晶を得
た。
ガスクロマトグラフィーにより分析したところ反応率は
97.4%であり、生成物の組成はアルコル8体96.
9%、アルコール2体3.1%であった。
カルボニル基、炭素−炭素二重結合の両者とも還元され
た飽和アルコール体、炭素−炭素二重結合のみが還元さ
れた飽和ケトン体は殆ど生成していなかった。
また高速液体クロマトグラフィーにより分析したところ
、アルコールE体のエナンチオマー比は(−)体82%
、 (+)体18%であった。
表  1 ■:アルコールE体、■:アルコールZ体■:飽和アル
コール体+飽和ケトン体 0 :アルコールE体のエナンチオマー比実施例2〜6 実施例1において、ジメチルスルフィドの代わりにテト
ラヒドロチオフェン、ジエチルスルフィド、ジ−t−ブ
チルジスルフィド、テトラヒドロフラン、チオフェンを
用い表1に示す以外は実施例1に準拠して行った。結果
を表1に示した。
実施例7 実施例1において、モノクロルベンゼンの代わりに1,
2−ジクロルエタンを用い、実施例1に準拠して行った
。結果を表1に示した。
比較例1 実施例1において、ジメチルスルフィドを用いない以外
は、実施例1に準拠して行った。結果を表1に示した。
実施例8 実施例!において、ジメチルスルフィドをo、osig
(1,3ミリ毫ル)用い、(E)−1−(2,4−ジク
ロロフェニル)−2−(1,2,4−)リアゾール−1
−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−3−オン
の代わりに、(E)−1−シク口へキシル−2−(1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−44−ジメチル−
1−ペンテン−3−オン0.484 g(1,85ミリ
モル)を用いて、還元反応を24時間行う以外は実施例
1に準拠して実施し、0.489gの粗(+)−(E)
−1−シクロへキシル−2−(1,2,4−)リアゾー
ル−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−3
−オールを得た。
反応率は96.9%であり、生成物の組成はアルコール
E体89.6%、アルコール2体9.8%、飽和アルコ
ール体0.6%であった。 アルコールIJICのエナ
ンチオマー比は(−)体24.9%、(+)体75.1
%であった。
実施例9 実施例1において、(+)−ノルエフェドリン塩酸塩の
代わりに(+)−1−(2,5−ジメトキシフェニル)
−2−アミノ、l−プロパツール塩酸塩0.322 g
 (1,3ミ’lモ1シ)、トリグライムの代わりにジ
メチルホルムアミド0.4mlを用いる以外は、実施例
1に11!拠して行い0.61gの(−)−(E)−(
2,4−ジクロロフェニル)−2−(1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)−4,4−ジメチル、l−ペンテ
ン−3−オールの粗結晶を得た。結果を表2に示した。
比較例2 実施例9において、ジメチルスルフィドを用いない以外
は、実施例9に準拠して行った。結果を表2に示した。
実施例10 実施例1において、ジメチルスルフィドを0.81g(
1,3ミリモル)用い、(+)−ノルエフェドリン塩5
6塩の代わりに(+)−1−(2,5−ジメトキシフェ
ニル)−2−アミノ−1−プロパツール塩酸塩0.32
2 g (1,3ミリ量A)、(E )−1−(2,4
−ジクロロフェニル)−2−(1,24−トリアゾール
−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−3−
オンの代わりに(E)−1−(4−クロロフェニル)−
2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−4,4
−ジメチル、1−ペンテン−3−オン0.636g (
1,85ミリ量3)用いて還元反応を24時間行う以外
は実施例1に準拠して実施した。結果を表2に示した。
比較例3 実施例10において、ジメチルスルフィドを用いない以
外は実施例10に準拠して行い、結果を表2に示した。
表2 ■;アルコールE体、■:アルコールZ体■:飽和アル
コール体+飽和ケトン体 0 ;アルコールE体のエナンチオマー比実施例11 実施例1において、(+)−ノルエフェドリン塩酸塩の
代わりに(−)−ノルエフェドリン塩酸塩を、トリグラ
イムの代わりにジメチルホルムアミド0.4−を、ジメ
チルスルフィドの代わりにジエチルスルフィドを、モノ
クロルベンゼンの代わりに1.2−ジクロロエタンを、
(E)4−(2,4−ジクロロフェニル)−2−(1,
2,4−)リアゾール−1−イル)−4,4−ジメチル
−1−ペンテン−3−オンの代わりにフェニルイソプロ
ピルケトン0.27g(1,85ミリモル)を用いて還
元反応を18.5時間実施する以外は実施例1に準拠し
て行い、0.27gの粗(−)−1−フェニルイソブチ
ルアルコールを得た。
反応率は97.3%であり、エナンチオマー比は(+)
体36%、(−)体64%であった。
比較例4 実施例11において、ジエチルスルフィドを用いない以
外は実施例11に準拠して行った。
反応率は88.7%であり、エナンチオマー比は、(+
)体32%、(−)体68%であった。
実施例12 窒素雰囲気下、(+)−ノルエフェドリン塩酸塩0.6
57 g(3,5ミリモル)をテトラヒドロフラン4.
1g(61,3ミiモル)に懸濁させ、−30°Cに冷
却した。
次いで、水素化ホウ素ナトリウム0.1324g(3,
5ミリモル)のジメチルホルムアミド0.8 IR1溶
液を加え一30°Cより2時間を要して室温とし、この
懸濁液に(Eり−1−(2,4−ジクロロフェニル)−
2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−4,4
−ジメチル−1−ペンテン−3−オン1.62g(5,
0ミリモル)のモノクロルベンゼン5.06g溶液を加
えて、室温で19時間撹拌した。
以下、実施例1に準拠して後処理、分析を行なった。
反応率は90.5%であり、生成物の組成はアルコール
8体94.9%、アルコール2体5.1%であった。カ
ルボニル基、炭素−炭素二重結合の両者とも還元された
飽和アルコール体、炭素−炭素二重結合のみが還元され
た飽和ケトン体は殆ど生成していなかった。
アルコール8体のエナンチオマー比は(−) 体80%
、(+)体20%であった。
実施例13 実施例12と同様にして還元剤を調製した後、減圧14
11、用いたテトラヒドロフランの約全量とジメチルホ
ルムアミドの約半量を留去し、次いで濃縮物に3.3g
クロルベンゼンを加えた。
これに(E)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−2
−(1,2゜4−トリアゾール−1−イル)−4,4−
ジメチル−1−ペンfンー3−tン1.62g(5,0
ミリ量ル)のモノクロルベンゼン5.06 g溶液を加
えて、室温で15時間撹拌した。 以下、実施例12に
準拠して後処理、分析を行なった。結果を表3に示した
実施例14 実施例13において、テトラヒドロフランの代りりにジ
オキサンを用いる以外は実施例13に準拠して行なった
。結果を表3に示した。
実施例15 実施例13において、(+)−ノルエフェドリン塩酸塩
の代わりに、(+)−1−(2,5−ジメトキシフェニ
ル)−2・アミノ−1−プロパツール塩酸塩0.867
  g(3,5zvtル)を用いる以外は実施例13に
t#拠して行なった。結果を表3に示した。
実施例16 窒素雰囲気下、(+)−ノルエフェドリン0.53g(
3,5ミ餐ル)のテトラヒドロフラン3.5 g (4
9ミリモs)溶液に水素化ホウ素ナトリウム0.132
4g(3,510幻を懸濁させ、室温下これに97%硫
酸0.182g(1,8ミリ毫ル)のテトラヒドロフラ
ン0.88g(12,3ミリモル)溶液を1時間かてけ
て加えた0次いで、これを減圧濃縮して、用いたテトラ
ヒドロフランの約全量を留去した。
次いで、1.96gのモノクロルベンゼンを加えた後、
 (E)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−(
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−4,4−ジメ
チル−1−ペンテン−3−オン1.62g(5,0ミリ
tル)のモノクロルベンゼン2.42 g溶液を加えて
25°Cで15時間撹拌した。
以下、実施例1に準拠して後処理、分析を行なった。結
果を表3に示した。
実施例17 実施例16において、 (+)−ノルエフェドリンと硫
酸を用いる代わりに、 (+)−ノルエフェドリン硫酸
塩0.7g(3,5ミリモル)を用い、これとテトラヒ
ドロフラン4.4 g (61ミリモル)と水素化ホウ
素ナトリウム0.1324g(3,5ミリモル) とか
らなる混合物を6時間撹拌した後減圧濃縮する以外は実
施例16に準拠して行なった。結果を表3に示した。
実施例1日 実施例13において、テトラヒドロフランの代わりにジ
エチルエーテル3.6gを用いる以外は実施例13に準
拠して行った。結果を表3に示した。
表3 ■:アルコールE体、■:アルコールZ体■:飽和アル
コール体+飽和ケトン体 0 :アルコールE体のエナンチオマー比比較例5 実施例12覧おいて、テトラヒドロフランの代わりにモ
ノクロルベンゼンを用いる以外は、実施例12に準拠し
て行なった。結果を表3に示した。
比較例6 実施例13において、テトラヒドロフランの代わりにモ
ノクロルベンゼンを用いる以外は、実施例13に準拠し
て行なった。結果を表3に示した。
実施例19 窒素雰囲気下、(+)−ノルエフェドリン塩酸塩0.4
88 g(2,6ミリモル)をモノクロルベンゼン3a
dに懸濁させた後、メチルスルフィド0.323g(5
,2tリモル)を加えて一20°Cに冷却した。
次いで、水素化ホウ素ナトリウム0.0984g(2,
6ミリ毫ル)のd、−ジメチルホルムアミド1d溶液を
加え一20℃より2時間を要して室温とした。このもの
に重クロロホルム1mを加え、1B核磁気共鳴スペクト
ルを測定し、以下に面積百分率で示した( BF、・O
Eb基準)。
−19,4ρρ−(85,7%) 、−11,0ppm
 (1,2%)−7,49ρ−(0,5%)7.8ρp
’s (12,5%)実施例20 窒素雰囲気下、(+)−ノルエフェドリン1.495g
(9,9ミリモル)をモノクロルベンゼン5.61gと
テトラヒドロフラン3.57gからなる溶液に溶解した
後、水素化ホウ素ナトリウムQ、374g(9,9tす
U)を懸濁させた。 次いで、97%硫酸0.514g
(5,1ミリ毫I&)を1時間を要して加え、更に1.
5時間撹拌した。
以下、実施例19と同様に1113核磁気共鳴スペクト
ルを測定した。
−20,4ppm (92,9%) 、    1,7
 ppm(0,5%)5.2  ppm  (1,3%
) 、   !3.2  ppm  (2,4%)19
.0 ppm (2,9%)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スルフィド類、環状エーテル類もしくは一価アル
    コールのエーテル類の存在下、一般式( I )▲数式、
    化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1はアリール基を、R^2は低級アルキル
    基を、R^3は水素もしくは低級アルキル基を表わす。 *は不斉炭素を表わす。) で示される光学活性アミノアルコールに、酸類と水素化
    ホウ素金属を作用させて得られる光学活性なアミン−ホ
    ウ素系還元剤。
  2. (2)請求項第1項の光学活性アミノアルコール( I
    )に、スルフィド類、環状エーテル類もしくは一価アル
    コールのエーテル類の存在下、酸類と水素化ホウ素金属
    を作用させることを特徴とする光学活性なアミン−ホウ
    素系還元剤の製造方法。
  3. (3)請求項1記載の光学活性なアミン−ホウ素系還元
    剤と一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^4、R^5は低級アルキル基、アリール基
    、もしくは式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^6はハロゲンもしくはハロアルキル基が置
    換されていることもあるフェニル基、またはシクロアル
    キル基を表わす。)で示される2−置換−1−トリアゾ
    ールエチレン基を表わし、同一であることはない。〕 で示されるケトン類とを反応させることを特徴とする一
    般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^4、R^5は前記と同じ意味を、*は不斉
    炭素を表わす。) で示される光学活性アルコール類の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59184168A (ja) * 1983-04-04 1984-10-19 Sumitomo Chem Co Ltd 光学活性アルコ−ル誘導体の製造法

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