JPH02279238A - 加工物搬送装置 - Google Patents

加工物搬送装置

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JPH02279238A
JPH02279238A JP1102860A JP10286089A JPH02279238A JP H02279238 A JPH02279238 A JP H02279238A JP 1102860 A JP1102860 A JP 1102860A JP 10286089 A JP10286089 A JP 10286089A JP H02279238 A JPH02279238 A JP H02279238A
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conveying
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Shoji Inoue
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製品の生産ラインにおける加工中の製品の搬
送装置に関し、特に自動車自動組立てラインにおける車
体の搬送に用いて好適な装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車の組立てラインにおける車体(ボデー)へのウィ
ンドガラスの取付けの例にみられるように、製品の製造
工程において、複雑な形状や構造の部品をロボット等を
用いて自動的に加工物(ワーク)に組付けるには、ワー
クをロボットに対して精度良く位置決めすることが肝要
である。
このような製造工程におけるワークの搬送および精度良
い位置決めを行なう技術として、特開昭60−1793
76号公報に記載の技術がある。
これは、第59図(工程概念図)に示すように、位置決
めを行なうべき箇所Poの手前PでワークWをスラット
コンベアから受は取って作業位置P。
まで移送し、この作業位置Paで停止させて位置決めを
行なうもので、この停止状態でまずワークの基準軸線B
Lに対する角度ずれθを補正し、次いで左右方向のずれ
Zを補正し、最後に前後方向のずれXを補正してワーク
Wと作業用ロボットとの位置関係を一定とするものであ
る。そして、その位置でのロボットによる部品の組付け
の後に、ワークWは所定距離前方P、へ送られて次のス
ラットコンベアに載置される。
このワーク位置決め装置01は、第60.6i図(側面
図および正面図)に示すように構成されており、一対の
スラットコンベアG2の間に配設された位置調整装置0
3とスラットコンベア02の外側に設置された第1測長
装置04および第2測長装置05をそなえている。位置
調整装置03は、床面06から掘下げたビット07内に
設置されたチェーンコンベア08によりスラットコンベ
ア02に沿って往復動可能に構成されており、第62図
(側面図)に示すように、レール09に沿ってローラ0
1Gを介してチェーンコンベア08により前後方向に駆
動される基台011と、基台011上に載置されて基台
011に対して前後方向に摺動自在な前後移動台012
と、前後移動台012上に載置され同台に対して昇降自
在な昇降台ONと、昇降台013上に載置されて同台に
対して左右移動自在な左右移動台014と、左右移動台
0目上に載置されて同台に対して回転自在な回転台01
5とをそなえている。そして、回転台015上には、ワ
ークWを支持するワーク受け016が設けられ、前後移
動台012にはビット07内の固定点からこの位置調整
装置03に動力を供給する可撓性の供給ライン017が
設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述のような従来の位置決め装置では、次の
ような問題点がある。
(1)このような装置を多段階の製造工程に適用しよう
とすれば、各工程ごとに必ず同様の位置調整装置03と
測長装置04.05との設置を必要とし、ラインの大形
化、高設備費化を招き、メインテナンスの必要性の増大
により生産性の向上も困難であるため、結果的に製品の
コスト増をもたらしてしまうこととなる。
(2)位置決め装置01が移動式であるため、同装置へ
の電力や油圧の供給に長い可撓性の供給ライン0+7を
必要とするが、剛性の高い油圧供給ラインを位置決め装
置O1の往復動に抵抗なく対応するよう構成することは
困難である。
(3)大形かつ大重量の位置決め装置01をラインに沿
って往復動させ、しかも一定の位置に確実に停止させ、
強固にロックさせなければならないため、大重量に耐え
る高剛性の支持軌道と、大きな慣性力を吸収しうる大が
かりな停止装置と締着力にすぐれたロック装置を必要と
する。
そこでこれらの問題点が生じる原因について考察すると
、それは、−度確立されたワークの姿勢を搬送のたびご
とにくずしてしまう点および位置決め装置を移動式とし
ている点にあることがわかる。したがって、固定式の位
置決め装置と同装置によるワークの位置決め姿勢を保っ
たまま搬送可能なコンベアとを組合せる策を講ずれば、
これらの問題点は解消するはずである。
本発明はこれらの問題点の解決をはかろうとするもので
、加工物とそれを搬送するコンベアとの間にパレットを
介在させるようにして、パレットの各加工作業位置への
搬送の制御により各加工作業位置ごとの加工物の姿勢の
測定と修正とを不要化し、コンベア間の受渡し手法を改
めることによって位置決め装置の固定化を可能として、
加工ライン構成の簡素化および高能率化をはかれるよう
にした加工物搬送兼パレット返送装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明の加工物搬送兼パレ
ット返送装置は、加工ラインに沿う各加工ステーション
位置に対応させてパレットに載置された加工物を順次停
止させては次の加工ステーションに対応した位置へとス
テップ搬送する加工物搬送装置と、ステップ搬送を終わ
って加工物から分離されたパレットを返送するパレット
返送装置とをそなえ、上記加工物搬送装置に、加工物を
載置したパレットのステップ搬送路と、同パレットをス
テップ駆動するシャトルビームとが設けられて、同シャ
トルビームに搬送時のみパレットと係合するパレット搬
送用ピンが設けられるとともに、上記搬送路に上記パレ
ット搬送用ピンのパレットとの係合動作を行なわせる駆
動機構が設けられたことを特徴としている。
〔作   用〕
上述の本発明の加工物搬送兼パレット返送装置では、加
工物搬送装置に設けられたステップ搬送路をシャトルビ
ームにより駆動されて加工物を載置したパレットが搬送
される。その際、シャトルビームに設けられたパレット
搬送用ピンが搬送路に設けられた駆動機構により操作さ
れて、搬送操作時のみ加工物を載置したパレットとシャ
トルビームとが係合する動作が行なわれ、したがって、
非搬送操作時にはパレット搬送用ピンのパレットへの係
合動作が行なわれず、シャトルビームの戻り動作のみが
行なわれるので、結果としてパレットの動きは停止と搬
送とを繰り返すステップ搬送動作となる。
〔実 施 例〕
次に、本発明の実施例について説明すると、第1図は本
発明の装置による操作を概念的に示す手順説明図、第2
図は本発明の装置の一実施例を示すブロック図、第3図
はその装置をライン構成をも含めて示す全体平面図、第
4図はその右側面図、第5図は本発明の装置の一実施例
を示す左側面図、第6図はその平面図、第7図はその背
面図、第8図はその正面図である。
本発明の装置の実施例を説明するに先立ち、それによる
操作手順を説明すると、第1図(1)〜(c)に示すよ
うに、まず前工程の搬送用コンベアに乗って搬送されて
くる加工物としてのポデーWをそのままの姿勢で仮支持
状態とする操作が行なわれる。その際ポデーWは、第1
図(1)に示すようにパレットCの基準軸線BLに対し
て角度ずれθおよび左右方向ずれZを、基準位置線TL
に対して前後方向ずれXを保っている。そこでこれらの
ずれ量の測定を行ない、第1図(b)に示すように、そ
の測定結果に合わせるパレットCの合体位置への位置合
わせを行なう。この位置合わせが済むと、次にパレット
CのポデーWへの合体を行なう。さらに第1図(c)に
示すようにポデーWと合体したポデー載置パレットCを
再び基準軸線BLおよび基準位置線TLに合わせるよう
姿勢修正する。この姿勢修正が済むと、パレットCを加
工物搬送兼パレット返送装置としてのコンベアにより矢
印方向にステップ搬送し各加工ステーション位置の基準
位置線TLに合致する位置まで搬送する。
こうしたステップ搬送がくり返されて、ボデー載置パレ
ットCが最終ステーションに達すると、今度はボデー載
置パレットCを下降させつつポデーWのみを下降途中で
支持し、パレットCからポデーWを分離させる。そして
分離したポデーWは後工程の搬送用コンベアに卸され、
空になったパレットCは送り返される。
上述の操作によると、パレットCが−HボデーWに結合
されると、パレットCとポデーWとの位置関係が固定さ
れるので、各加工作業位置へコンベアによりパレットC
とポデーWとを搬送する際に、ポデーWの角度ずれθや
左右方向ずれXは生じない。したがって、・コンベアに
よるパレットCの各加工作業位置での基準位置線TLへ
の位置決めが行なわれるだけで、ラインに配設されたロ
ボット等との相対的な位置決めが自動的に確立されるよ
うになる。
次に、第2〜8図に示すように、本発明の装置の一実施
例は、前工程の搬送用コンベアとしてのオーバーヘッド
コンベアlのハンガー11に乗って搬送されてくる加工
物としてのポデーWを受けて搬送されてきた姿勢に応じ
た仮支持状態に支持するテーブルリフタ2と、テーブル
リフタ2のフォーク21に支持されたポデーWの姿勢と
しての角度ずれθ、左右方向ずれZおよび前後方向ずれ
Xを測定する車体位置測定装置3とをそなえている。
さらに、この装置は、加工ラインとしての部品組付はラ
インに沿うコンベア6に乗って搬送されるパレットCと
しての台車5と、台車5をポデーWの角度ずれθ、左右
方向ずれZおよび前後方向ずれXに合わせる合体位置と
部品組付はラインに沿うコンベア6の搬送姿勢に合わせ
る搬送位置とにそれぞれ位置修正する位置決め装置4と
をそなえている。
そして部品組付はラインに沿うコンベア6は、各加工ス
テーション位置としての部品組付は作業位置ごとに台車
5の部品組付はラインにおける流れ方向位置のみを規制
しつつ搬送するステップ搬送手段としてのシャトルをそ
なえてポデー搬送装置を構成している。
当然ながら、これら各装置には第2図に示すように、そ
れぞれの動作を制御する制御部が設けられ、各制御部を
関連動作させる統括的な制御系が設けられている。なお
、第2〜6.8図において、符号7は卸し装置を示すが
、その構成や作用については後述する。
上述の本発明の一実施例の装置では、オーバーヘッドコ
ンベアlのハンガー11に乗って搬送されてくるポデー
Wをテーブルリフタ2の7オーク21が搬送姿勢に応じ
た姿勢で仮支持し、車体位置測定装置3が部品組付はラ
インの基準軸線BLに対する角度ずれθ、左右方向ずれ
Zおよび基準位置線TLに対する前後方向ずれXを測定
する作用が行なわれる。一方、位置決め装置4は、台車
5を上記の測定結果に基づいてポデーWの上記各ずれθ
、Zlxに合うように位置制御し、次いでポデーWに台
車5を合体させて一体化させる動作が行なわれ、さらに
ポデーWと合体しI;台車5を部品組付はラインに沿う
コンベア6の搬送姿勢に合わせるよう基準軸線BLに対
する角度ずれθおよび左右方向ずれZをOとし、基準位
置線TLに対する前後方向ずれXをOとするよう搬送位
置に戻す動作が行なわれる。こうして、台車5が搬送姿
勢になると、部品組付はラインに沿うコンベア6が台車
5を部品組付はラインにおける各流れ方向位置TLを確
保するよう各組付は作業位置IST〜7STまで搬送す
る作用を行なう。
このように各組付は作業位置IST〜7STにステップ
搬送されるポデーWに対して、第3.4図に示すように
、位置決め装置の配設位置である第1ステーシヨンIS
Tにはスペアタイヤ投入装置91が設けられ、以下、第
2ステーシヨン2STには左タイヤ組付装置92および
右タイヤ組付装置93、第3ステーシヨン3STにはポ
デープライマー塗布装置94、ラジェターグリル組付、
バッテリー組付装置95、第4ステーシヨン4STには
パワステオイル充填、エンジンマウント締付装置96、
第5ステーシヨン5STにはリアバンバ組付装置97、
ストラット締付装置98、第6ステーシヨン6STには
クォータウィンドガラス組付装置99、フロントバンバ
組付装置100.ブレーキ液充填クラッチ液充填装置!
01がそれぞれ設けられ、最後の第7ステーシヨン7S
Tは卸し装置の配設位置とされている。
さらに、本発明の上述の実施例における各装置について
詳細に説明すると、第9〜13図はテーブルリフタを示
すもので、第9図はその正面図、第10図はその左側面
図、第11図はその平面図、第12図はその一部拡大背
面図、第13図は第12図のX■−X■矢視断面図であ
る。
第9〜11図に示すように、テーブルリフタ2は、左右
一対の中空円筒状ポスト22をそなえ、それらの上端を
横ビーム2ゴで連結して構成されている。
左右のポストの前後には上下に延在してガイドレール2
21が配設されており、それぞれのガイドレール221
を挟持する3個のローラをそなえたガイドローラ組01
に案内されて昇降するりフタ−212が設けられている
両リフター212には、横向きに配置され、ガイドロー
ラ組2+1に案内されて左右方向に移動する前後一対の
ポデー支持用7オーク21が設けられており、右方のリ
フター212には、さらに、リフター212の前側に一
端を枢着され、エアシリンダ214により旋回動可能に
構成されて、ポデーWの前部を支持するための転倒防止
アーム24が付設されている。横ビーム23の下側には
左右一対のハンガーガイド231およびハンガー開放装
置25が垂下され、横ビーム23の上側にはりフタ−2
12の昇降駆動装置26が載置されている。
ハンガー開放装置25は、開放アーム251、エアシリ
ンダ252およびそれらを結ぶリンク253をそなえて
おり、ハンガーガイド231は、オーバーヘッドコンベ
アlのハンガー11の左右案内、水平案内兼用のガイド
レール232をそなえており、昇降駆動装置26は、第
B、13図にその詳細を示すように、モータ261、減
速機262、ポスト22の直上に配設された一対ずつの
チェーンスプロケットz63、チェーンスプロケット2
63をフレキシブルカプリング264を介して継ぐ連結
軸z67をそなえるとともに、第10図に示すように、
ボスト22内にその内周に沿って昇降案内されるカウン
タウェイト268をそなえている。そして、2本ずつの
チェーン269はそれぞれのチェーンスプロケット26
3にその中央部付近を噛合されて一端をポスト22の外
側に沿って垂下され、終端をリフター212の上部に固
定されるとともに、他端をポスト22の内側に沿って垂
下され、終端をカウンタウェイト2Hの上端に固定され
ている。
なお、両ポスト22の下端内側および上端前側にはりフ
タ−212の昇降上下位置を規制するストッパ2B、0
3が取付けられている。また横ビーム23の左右前方に
は昇降駆動装置26の点検、補守のための点検デツキ2
33が設けられ、梯子234により人員の昇降が可能と
されている。
このように構成されたテーブルリフタ2において、第1
0図に示すように、ボデーWがオーバーヘッドコンベア
1のハンガー11に乗せられて送り込まれると、ハンガ
ー11はガイドレール232に前後および左右を案内さ
れてテーブルリフタ2に対して所定の位置に置かれる。
ここで、エアシリンダ2szが操作されて、リンク2S
3を介して開放アームが旋回し、ハンガー11の上端が
押上げられ、その下端が左右に開くので、上昇位置にあ
るリフター212のフォークzl上にボデーWが支持さ
れる。ボデーWを支持したり7ター212は、モータ2
61のチェーン269を巻下げ動作によりストッパ22
3に当接するまで降下する。その際、転倒防止アーム2
4は、中央部4点を支持されたボデーWの前方にエアシ
リンダ2目により押出されてボデーWの転倒を防止する
働きをする。下降位置に達したフォーク21は、その後
車体位置測定装置3による位置計測が成され、位置決め
装置4が動作してボデーWを持上げるまでその位置を保
つ。そして位置決め装置4によりボデーWが持上げられ
ると、フォーク21は左右に後退し、転倒防止アーム2
4も退避し、その後にり7ター212がストッパmに当
接するまで昇降駆動装置26により上昇させられた位置
で再び前進して、次のボデーWの支持にそなえる。
このテーブルリフタ2によれば、左右のりフタ−212
を昇降動作させる昇降駆動装置26を構成するチェーン
スプロケット263が左右対称に、しかも連結軸267
により左右完全に同期して回転するよう構成されている
ので、チェーン長の経時変化による左右同期ずれが生じ
にくいため、チェーン長の調整が不要となる効果が得ら
れる。
次に、第1〜16図は車体位置測定装置を示すもので、
第14図はその平面図、第15図はその右側面図、第1
6図はその背面図である。
この車体位置測定装置3は、テーブルリフタ2の7オー
り21上に支持されたボデーWの姿勢を計測するもので
、第14〜16図に示すように、左右位置(BL)測定
装置3!と前後位置(TL)測定装置3bとから成って
おり、BL測定装置3aはラインの左側でテーブルリフ
タ2のポスト22の内側に、またTL測定装置3bはラ
インの右側でテーブルリフタ2のポスト22の後方に斜
めに設置されている。
BL測定装置31は、架台31s上に横向きに配設され
、前後一対の磁気スケール3bをそなえており、これら
の磁気スケール321先端にはボデーWに当接する触圧
アーム33!が設けられるとともに、その側部には磁気
スケール321と平行に配設されて、磁気スケール32
&を駆動するエアシリンダ34jが設けられ、エアシリ
ンダ34為のピストンロッド端が磁気スケール32&の
先端に取付けられている。
そして、架台311上の適宜の位置には磁気スケール3
2&の移動量を検知する検知へラド351が設けられて
いる。
一方、TL測定装置3bは、架台31bの上部に水平方
向に摺動自在に支持されてエアシリンダ32bにより架
台31bに対して計測位置と退避位置との間を伸縮自在
なスライド金具33bの先端に配設されており、スライ
ド金具33bに一端を枢着され、スライド金具33bに
立設されたエアシリンダ34bにより俯仰駆動される計
測腕35bと、計測腕35bの下面に摺動自在に支持さ
れた磁気スケール36bと、同じく計測腕35bの下面
に取付けられた検知ヘッド37bと、計測腕3Sbに内
蔵されたエアシリンダと、エアシリンダのロッド端およ
び磁気スケール36bの先端に結合されて下端に触圧板
31bをそなえたジョー39bとで構成されている。
このように構成された車体位置測定装置3において、B
L測定装置31ではフォーク21上に支持されたボデー
Wの左側前後2点の位置で基準位置に対するずれを計測
すべく、磁気スケール321がエアシリンダ34直によ
り右方に押出され、触圧アーム33aがボデーWに当接
したときの磁気スケール32為の基準繰出し量に対する
ずれが検知ヘッド351により検出され、角度ずれθお
よび左右方向ずれZが測定される。一方、HL測定装置
3bではボデーWの上面の1点の位置の基準位置に対す
るずれを計測すべくスライド金具33bがエアシリンダ
Hbにより押出され、次いで、エアシリンダ34bによ
り計測腕3Sbが水平位置に降され、磁気スケール36
bが後退させられて触圧板31bがボデーWに当接した
ときの磁気スケール36bの基準繰入れ量に対するずれ
が検知ヘッド37bにより検出され、前後方向ずれXが
測定される。そして、これらの測定値は制御系を経て位
置決め装置4の制御に用いられる。計測が終了するとエ
アシリンダ341、スライド金具33bおよび磁気スケ
ール36bは最初の位置に戻されてボデーWの移送に対
する退避状態となる。
次に、第17〜19図は位置決め装置を示すもので、第
17図はその左側面図、第13図はその背面図、第19
図はその平面図である。
位置決め装置4は、ボデーWを台車5を介して支持する
もので、第17〜19図に示すように、ベース枠4+、
横動枠42、前後動テーブル43、昇降テーブル44お
よび回転テーブル4Sをそなえている。
ベース枠41は前後方向に長い長方形の枠として構成さ
れており、ねじジヤツキ411を介してビットのジヤツ
キベースに支持されるとともに、その上面の四隅付近に
それぞれ左右方向に向く案内溝が設けられたリニアガイ
ド412をそなえている@ベース枠41の右側には横動
枠42を左右方向に駆動する駆動装置413が設けられ
ており、この駆動装置413は、サーボモータ414と
、その回転を歯付プーリおよび歯付ベルトを介してボー
ル送りねじ軸415に取付けられた歯付プーリに伝達す
るベルト伝動機構と、ボール送りねじ軸415の回転に
よりガイド416に案内されて軸方向に移動するスライ
ドブロック417と、スライドブロック417の動きを
横動枠42のブラケット426に伝達するリンク418
とで構成されている。
横動枠42はベース枠41と同様に前後方向に長い長方
形の枠として構成されており、その下面の四隅付近にそ
れぞれ左右方向に延在して上述の案内溝に嵌合するレー
ル421をそなえるとともに、その上面の四隅よりやや
内側には前後方向に延びる案内溝が設けられたリニアガ
イド422をそなえている。横動枠42の後方には、前
後動テーブル43を前後方向に駆動する駆動装置423
が設けられており、この駆動装置423は、上述のベー
ス枠41に設けられた駆動装置4目と同様に構成され、
スライドブロック424の動きを前後動テーブル43の
ブラケットに伝達するりンク425をそなえている。
前後動テーブル43は、ベース枠41や横動枠42より
やや幅の狭い長方形のテーブルとして構成されでおり、
その下面の四隅付近には横動枠42のりニアガイド42
2の案内溝に嵌合する前後方向に延びるレール43!が
設けられている。そして、この前後動テーブル43の前
側および後側にはテーブル43を上下に貫通するスライ
ドガイド432が取付けられるとともに、テーブル43
の中心部には油圧シリンダ433が固定されている。
前後動テーブル43には昇降テーブル44が載置されて
おり、昇降テーブル44の中心部の下面に取付けられた
ジヨイント441には、上述の油圧シリンダ433のロ
ッドの先端が取付けられている。昇降テーブル44の前
側および後側にはテーブル44にその上端を固定されて
垂直下向きに延在するガイドロッド442が設けられて
おり、これらのガイドロッド442は、上述のスライド
ガイド432に嵌合して、その内面に配設されたベアリ
ングに上下摺動自在に支持されている。昇降テーブル4
4の上面には、その中心部に直立する軸443が固定さ
れており、この軸443を中心とする同心円上にテーブ
ル44の四隅付近に配設されて回転テーブル45の下面
を支持するローラ444が設けられている。さらに昇降
テーブル44の上面後部には回転テーブル45を回転さ
せる駆動装置445が設けられており、この駆動装置4
45は上述の駆動装置と同様に構成されているが、テー
ブル45に回転動を与えるべくその配設方向が上述のも
のとは異なりテーブル45に対して平行とされており、
当然ながらスライドブロック446は回転テーブル45
のブラケットに水平面内で回転するリンク447を介し
て取付けられている。
回転テーブル45は、昇降テーブル44の上面に設けら
れたローラ444に支持して載置されており、その中心
には昇降テーブル44の中心部に直立する軸443を嵌
入される上下一対のローラベアリング451をそなえて
いる。
この回転テーブル45の上面には、台車支持装置、シャ
トルビーム案内装置、ピンローラガイド延長部および台
車クランプ装置が設置されている。台車支持装置は回転
テーブル45の左右縁に沿って設けられた前後方向に延
びるレール4szと、レール452を支持する前後方同
梁453とこれを3個所で支持する縦梁454とで構成
され、さらに前後方同梁453の最前部内側から突出し
てブラケット4s5が設けられ、ブラケット455の内
端に横軸回りに回転するよう取付けられた台車導入ロー
ラ456が配設されている。
シャトルビーム案内装置は、台車支持装置の内側前方部
に配設されており、回転テーブル45の上面に起立して
設けられた前後左右針4個のブラケット457のそれぞ
れ上面および内面に垂直および水平に設けられた回転軸
に支持されて回転するシャトルビーム誘導ローラ組45
8をそなえている。
台車クランプ装置は、回転テーブル45の右側に一対取
付けられており、ブラケット459とその上端に前後方
向軸回りに枢着されたクランプつめ460と、クランプ
つめ460を揺動させるクランプつめ操作シリンダ46
1をそなえている。なお、この台車クランプ装置のさら
に詳細な構成および作用については、同様の構成および
作用を有するコンベア6の搬送装置68に設けられた台
車クランプの後述の説明をもってその説明に代える。
ピンローラガイド延長部462は、シャトルビーム案内
装置の内側に設けられており、断面り字状の形材の一外
側面を水平前後方向に向けて取付けてI11成されてい
る。この延長部462の前端には、回転テーブル45の
前端を越えて外側下方に延びるブラケット463が一体
に設けられており、このブラケット463の先端jこエ
アシリンダ464が枢着されている。またこのブラケッ
ト463の上端には府仰式のガイド板465が取付けら
れており、このガイド板465の下方にエアシリンダ4
64のロッド端が枢着されている。なお、このピンロー
ラガイド延長部には、さらに上下動するナックル466
が設けられているが、このナックル466の構成および
作用については、同様の構成および作用を有する搬送装
置61のナックルについての後述の説明をもってその説
明に代える。
このように構成されたポデー位置決め装置では、ローラ
ベアリング45+上に台車5が載置され、クランプつめ
460によりクランプされた状態ア、その直上部にテー
ブルリフタ2のフォーク21に支持されてボデーWの姿
勢と整合するよう横動枠42、前後動テーブル43およ
び回転テーブル45が操作されて合体のための位置合わ
せが行なわれる。位置合わせが終ると油圧シリンダ43
3の伸長動作により昇降テーブル44がガイドロッド4
42に案内されてそれぞれの位置を保ちながら上昇させ
られ、やがて台車5が加工物としてのボデーWと合体し
、さらに若干持上げられる。ここでテーブルリフタ2の
フォーク21は左右に後退させられ、加工物としてのボ
デーWの下降の妨げとならない位置まで逃げる。そこで
今度は台車5を搬送姿勢に戻すべく、横動枠42、前後
動テーブル43および回転テーブル4Sが同時に操作さ
れる。これに続いて油圧シリンダ433が収縮させられ
昇降テーブル44が下降して搬送位置とされる。なお、
台車5のコンベア6への送り出しおよびそれからの受取
りについてはコンベア6の動作に関する説明のところで
後述する。
この位置決め装置4は上述のように構成されているので
、3個の駆動装置413.03.445を同時に駆動す
ることにより、台車5を水平面内で任意の姿勢に位置決
めすることができ、回転テーブル45が最上段に設けら
れて、その回転中心と台車5の中心とを一致させた配置
により、移動のための演算が筒素化される効果が得られ
る。またこの位置決め装置は固定ベース枠41上に載設
されたものなので、動力の供給もきわめて簡単な手段で
行なうことができる利点もある。
次に、第20〜22図はパレットとしての台車を示すも
ので、第20図はその左側面図、第21図はその平面図
、第22図はその背面図である。
台車5はボデーWを載置してコンベア6により搬送され
るもので、第20−0図に示、すように、主としてコ字
状形材をフレームとしており一対の前後方向フレーム5
11が4本の横方向7レーム5Nで梯子状に相互に連結
されて台車枠5!が構成されている。
台車枠S1の上面には、その前方および後方に配設され
て左右方向に台車枠51の幅を越えて延びるフロントア
ーム513とリヤアーム514とが設けられており、フ
ロントアーム513の両最外端上面には一対のボデー受
け521が取付けられ、リヤアーム5目の両最外端上面
には前後一対ずつのボデー受けSob、 S!cが取付
けられている。そして最後尾のボデー受けSac内面側
には、ボデーWの内側面に係合する立fi521が付設
されている。フロントアーム513の外端寄りの最前部
には左右一対の位置決めピンブラケット515が設けら
れ、その最上端に直立してボデーWの位置決め孔と係合
する位置決めピン53が突設されている。
台車枠S1のフロントアーム5+3およびリヤアーム5
14の下方には全通する支軸が支持されており、これら
支軸の両端にポールベアリングのアウタレースで構成さ
れる車輪S4が支承されている。
台車枠5!の下面には枠幅より外周がやや突出して配設
された左右3個ずつの左右案内ローラSsが設けられて
いる。
また、台車枠51の第1および第2の横方向フレーム5
12間には、搬送用ピン係合ブツシュS6が取付けられ
ており、このブツシュS6は、ピン係合孔561の下縁
を円錐状に面取りされて、ピンの係脱を円滑化するよう
形成されている。
さらに、台車枠S1の右側面には前後に一対のクランプ
つめ係合ブロック57が取付けられており、これらブロ
ック57の外側面には梗状の切欠き57+が形成されて
いる。また、台車枠5Iの内側に平行して一対の前後方
向フレーム516が設けられその下面ニソって、チェー
ンコンベアへの支承板5+7が取付けられている。また
、最前部の横方向フレーム5!2から前方に突出して押
圧杆Stが設けられている。
なお、台車枠51の後端には衝突の衝撃を吸収するスト
ッパSHが設けられている。
このように構成された台車5では、合体時にボデーWの
位置決め孔と台車5の位置決めピン53とが係合して、
ボデーWの台車5に対する水平面内での位置決めが成さ
れ、6個のボデー受け521〜S2cにより上下方向位
置決めが成される。
次に、第23〜45図は加工物搬送兼パレット返送装置
としてのコンベアを示すもので、第!3図はその本体フ
レーム組立体の背面図、第24図はその一部の背面図、
第25図はその平面図、第26図はその他の一部の背面
図であり、第27図はシャトルコンベアの台車ロックの
背面図、第28図はその平面図、第29図はその左側面
図であり、第30図はそのシャトルビームガイドの左側
面図、第31図はその平面図、第32図はその背面図で
あり、第33図はそのシャトルビームの平面図、第34
図はその背面図、第35図はその他部の平面図、第36
図はその背面図、第37図はその側面図であり、第1図
はそのシャトルビーム駆動装置の背面図であり、第39
図はその位置決めピンシフト機構の背面図、第40図は
その平面図、第41図はその左側面図であり、第42図
はその台車返送駆動装置の左側面図、第43図はその平
面図、第44図は第43図のXLIV−XLIV矢視断
面図、第45図はその背面図である。
コンベア6は、台車5の搬送装置61としてのシャトル
コンベア61と返送装置6bとしてのチェーンコンベア
6zとから構成されている。これらシャトルコンベア6
1およびチェーンコンベア6zは、本体フレーム組立体
63内に上下2段に一体化して組込まれている。
まず、本体フレーム組立体63は、第23〜26図に示
すように、台車5の返送路を床レベルとし、その下方に
チェーンコンベア62を内蔵し、また上方にはシャトル
コンベア61を載置した2階建のトラス構造とされてい
る。
本対7レーム組立体63の上部の横フレーム631上に
は敷板を介してボルトにより高さ調節可能に左右一対の
ビーム632が配設され、ビーム632上にレール63
3がボルト止めされている。このレール633は、その
上面を台車5の車輪54の走行面とし、その内側面を左
右案内ローラ55の案内面とする台車軌道を構成すべく
、本体フレーム組立体63の全長をやや上廻って延在し
ている。
ビーム632の各工程位置における右外側には、第21
〜29図に示すように、各一対の台車ロック64が取付
けられており、これらの台車ロック64は、ビーム63
2に取付けられる取付はブラケットDIをそなえた本体
84mと、本体64畠の下方外側に取付けられたシリン
ダブラケット642と、シリンダブラケット642にト
ラニオンを軸支されたエアシリンダ643と、本体64
&上方に回動自在に軸支され、その内端にクランプつめ
644を有するとともに外端をエアシリンダ643のロ
ッド先端に取付けられたナックル645に軸支されたク
ランプHbとをそなえている。そして、クランプ64b
と本体Hiにはそれぞれクランプ位置を規制するストッ
パ64g、 G41が設けられている。また、クランプ
64bの先端に取付けられたクランプつめ644はその
先端に向かうにしたがって幅を狭められた楔状とされて
おり、楔の下面側には、台車5のクランプつめ係合ブロ
ックS7に設けられた楔状の切欠きs71への係合を案
内するテーバ部648が形成されている。
このように構成された台車ロック64では、搬送されて
きた台車5が各工程位置に停止すると、台車ロック64
のエアシリンダ643の動作によるクランプつめ644
のクランプつめ係合ブロック57の切欠き571へのく
い込みの際に、クランプつめ644の楔形状により、台
車5には左側のレール633に対する左側の案内ローラ
5Sの自動位置決め作用が生じ、台車5は精度良く各工
程位置に位置決めされる。そして、クランプつめ644
の切欠き571へのくい込みは、ストッパ646とスト
ッパ647との係合により規制されるので左右案内ロー
ラS5に過剰な押圧力が加わることはない。こうして、
この台車ロック64によれば、その単一方向の動作のみ
で台車5をラインの前後および左右方向に正確に位置決
めすることができるのである。また、この台車ロック6
4では左右案内ローラ55やレール633への過剰な応
力負荷がないので、これらの摩耗および変形が防止され
る効果も得られる。
さらに、ビーム632間には、第23図に示すようにピ
ンローラガイド65が設けられており、・このピンロー
ラガイド6SはL形断面の形材で構成され、横フレーム
631に立設されたアングル材に取付は支持され、ガイ
ド面は本体フレーム組立体63の全長にわたって延びて
いる。そして、このピンローラガイド65の各工程位置
(台車ロック64の前側のクランプつめ位置と一致)に
は、第2S図に示すように、上方からみて山形の切欠き
651が設けられている。
同じく、ビーム632間のいくつかの位置には、横フレ
ーム631上に載置してシャトルビーム67の案内装置
66が設けられている。これらの案内装置66は、第3
0〜32図に示すようにビーム632間に本体フレーム
組立体63のほぼ全長にわたってほぼ一定間隔で設けら
れており、これら各図において(1)で示す形式のもの
が、主として本体フレーム組立体63の前方部分と後方
部分とに配設され、(b)で示す形式のものが本体フレ
ーム組立体63の中央部分に配設され、(C)で示す形
式のものがシャトルビーム67の駆動装置68を挟んで
前後に一対配設されている。各案内装置66はシャトル
ビーム67の両側下面および両側面を支持案内するロー
ラ8!l、60をそなえ、さらに(1)に示す形式のも
のではシャトルビーム67の上面を案内するローラ66
3が付設され、(C)に示す形式のものでは上面を案内
するローラ664がさらに付設されている。
これらの各ローラはブラケットを介して本体フレーム組
立体63の横フレーム631に支持されている。
なおローラ66!とローラ66Sおよび664の間に挟
まれるシャトルビーム67との間には若干の間隔が設け
られている。
上述のように構成された案内装置上には、本体7レ一ム
組立体63の全長を越えて延在するシャトルビーム67
が載置されている。シャトルビーム67は、第23図に
想像線で示すように、一対の箱形のビームUtを同じく
箱形の横桟672で一定間隔ごとに連結して梯子状に構
成されており、第33.34図に示すように、その長さ
方向の中間部下面に一定の長さにわたって、下面にラッ
ク歯を有するラック673が取付はフレームを介して取
付けられている。シャトルビーム6Tにはさらに、第3
5〜37図に示すように、ラインにおける各工程位置の
間隔に対応するピッチで台車搬送用のピン674を上下
動自在に支持する支持ブロック675が設けられている
。支持ブロック675のピン上下動孔6751には摺動
案内ブツシュ676が嵌装されており、一方、このブツ
シュ67Gに嵌合するピン674の左右周面には回り止
め切欠き674直が形成され、この切欠き6741と係
合する回り止め675bが支持ブロック675に固定さ
れている。搬送用ピン674の下端右側は周面から中心
位置を越えて大きく切欠かれ、この切欠かれた空間部に
ピンローラガイド65上を転動するピンローラ674c
が取付けられている。
このシャトルビーム67の駆動装置68は本体フレーム
組立体63の長さ方向中央部の左側下方床レベルに配設
されており、第sg図に示すように、その駆動軸6g1
の右端側にキー止めされたピニオン歯車682が上述の
シャトルビーム67のラック673のラック歯に噛合さ
れている。この駆動装置68は、第6図および第38図
に示すようにモータ683の出力を減速機684を介し
て駆動軸681に伝達する形式のものであり、減速機6
84をはさんで両側にブレーキ装置USが取付けられた
ものであるの ピンローラガイド65の前述の山形切欠き651には、
第39〜41図に示すように、搬送用ピン674を各工
程位置に位置決めするピンシフト機構69が配設されて
いる。このピンシフト機構69は切欠き部に係合する平
面視で山形に形成され、正面視で側部に溝が設けられて
口字形に形成されたナックル691とこのナックル69
1を動作させるエアシリンダ692とから構成されてお
り、エアシリンダ692はブラケット693を介して本
体フレーム組立体63の横フレーム631 j、:直立
して取付けられ、そのロッドがナックル691に固定さ
れている。このようなナックル691の溝の下面が搬送
用ピン674のピンローラ674cの支持面として機能
するものである。
このように構成されI;搬送用ピンシフト機構69では
、台車5の搬送時に、台車5のピン係合孔561に係合
したピン674がそのピンローラ674cをピンローラ
ガイド65の上面に乗せられて走行してくる。そしてピ
ン674が上述の切欠き651の箇所に停止した時に、
エアシリンダ692の動作によりナックル691が下降
されるとピン674はピン係合孔!i61から分離して
、シャトルビーム67と台車5との係合が解除されるの
である。そして、この状態で、シャトルビーム67が後
退させられると、ピン674は下降したままピンローラ
ガイド65と干渉することなく後退してlステーション
前の工程位置へ戻される。台車5の搬送時にはピンシフ
ト機構69のエアシリンダ692が上昇操作され、その
際ナックル691の溝面に乗っているピン674はナッ
クル691の上昇に伴われて上昇し、ピンローラガイド
65の案内面と同一のレベルに持上げられて、シャトル
ビーム67の次の搬送操作にそなえるようにされるので
ある。
このようなピンシフト機構69によると、固定部に設け
られたエアシリンダ692の動作のみで台車5とシャト
ルビーム67とを強固に連結することができるほか、高
速作動するシャトルビーム67には係脱のだめの駆動源
、配線、配管等を全く必要としないので、簡単な構成に
より、強固かつ信頼性の高い係脱機構が実現されている
台車返送路は、第23図に示すように、台車搬送路の下
部に設けられている。そして、この台車返送路における
台車返送装置6bはチェーンコンベア62で構成されて
おり、このチェーンコンベア6zは、本体フレーム組立
体63の最後部に設けられた第42〜44図に示される
ようなチェーンコンベア駆動装置621で駆動される。
なおこのチェーンコンベア駆動装置については、台車返
送駆動部組立体と併せて後述する。
第26図は、チェーンコンベア62の一般断面を示すも
ので、本体フレーム組立体63の床レベル部に位置する
横フレーム634の上下に取付けられたチェーンコンベ
アの案内軌道が設けられている。上部の案内軌道は、本
体フレーム組立体63の前端に設けられたチェーンスプ
ロケット622!と本体フレーム組立体63の後端に設
けられたチェーンスプロケット、8mの間に延在する一
対の板状のチェーンレール623と、その外側に同様の
長さにわたって平行に延びて台車5の案内ローラ55の
周面外側に当接するし形材よりなるローラレール624
とをそなえている。一方、下部の案内軌道は、これも同
じく本体フレーム組立体63の前端に設けられたチェー
ンスプロケットHasと本体フレームの後端に設けられ
t;チェーンスプロケット622bとの間に延在してお
り、床レベル位置の横フレーム634から懸吊されたフ
レーム635に一定間隔ごとに支持され、上面が開いた
コ字形材からなるチェーン受は樋636と、その中央に
配設された矩形断面のチェーンレール637とをそなえ
ている。このような案内軌道をチェーンG25は、上部
のチェーンレール62コに支持され、その上に台車5を
載置しつつ返送方向に送られるとともに、下部のチェー
ンレール633に支持されつつ搬送方向に戻される。
台車返送駆動部組立体60が本体フレーム組立体63の
最後端に設けられている。台車返送駆動部組立体6Gは
、第42〜45図に示すように、台車5を返送するチェ
ーンコンベア62の駆動装置6Hと、台車5を位置決め
装置4に押し出す押出し装置60gと、台車5の動きを
規制するストッパ装置60bとをそなえている。チェー
ンコンベア62の駆動装置621は、本体7レ一ム組立
体63内に設置されたモータ626と、このモータ62
6の回転をチェーンとスプロケットとを介して伝達され
る駆動軸627と、駆動軸に取付けられた左右一対の駆
動スプロケット22bとをそなえており、この一対の駆
動スプロケット622bは、チェーンレール623の後
端延長線上にその外周の最上端位置をチェーンレール6
23の上側と整合させるように位置している。まt;、
案内スズロケット628が下方のチェーンレール637
の後端に適応するよう設置されており、さらにコンベア
チェーン625に一定の張力を与えるテンションローラ
をそなえた引張装置629が上記駆動スプロケット6!
2bと案内スズロケットH1lとの間に、ビットをさら
に掘下げて設置されている。
台車を位置調整装置に押し出す押出し装置Gosは、押
出しブロック601aとその案内機構および駆動機構か
らなっている。押出しブロック601aは、第45図に
示すように門形に形成されており、その右側に右方が開
いたコ字形断面の一対の案内金具60bをそなえており
、この案内金具6021が後述のガイドレール603!
に嵌合している。押出しブロック601sにはその後端
部から後方に延在して下方が開いたフォーク部604&
が形成され、このフォーク部604!に起倒フックが6
051が挟持されている。起倒フック605’!は水平
腕部606!の後端を7オ一ク部6041に回動自在に
軸支され、その前端にマスバランス807!を有すると
ともに、水平腕部60bの後端に起立560Riを有し
、この起立部601aの前側面が押出しブロック601
iの7オ一ク部6041後端面に当接して起倒フック6
05aの起立状態を保つよう構成されているが、起立部
601iが後方に押圧された場合はマスバランス607
1の重力に抗して後側する動作が可能である。
案内機構は押出しブロックの案内金具602!が嵌合す
るガイドレール603sを有し、ガイドレール603!
は、本体フレーム組立体63の長さ方向に平行に延び、
その外側をビーム!+19Jで支持されている。
ビーム609*はその前方の2箇所をポスト601cを
介して本体フレーム組立体63のベースに支持されると
ともに、後方の2箇所をサブベース601cに同じくポ
スト503cを介して支持されるとともに、その前後端
部に調節ボルトからなるストッパ604c。
60Scをそなえている。
駆動機構604は、チェーンコンベア61の駆動装置6
21を挟む形で本体フレーム組立体63内前後に一対の
チェーンスプロケット6011をそなえており、前方の
スプロケット5oldは、本体フレーム組立体6ゴのベ
ースに起立して設けられたポスト602!に前後動自在
に取付けられた支持フォーク603dに回転自在に軸支
されている。後方のスプロケット601dは、本体フレ
ーム組立体63の最後端に付設されたサブペース!11
2e上にラジアル軸受604dを介して支持されている
。そして、これら前後方チェーンスプロケット5old
には無端チェーン605dが懸は渡されている。無端チ
ェーンg OS’ dの上側の一部は押出しブロックH
1mの門形部の下面に固定され、チェーン605dの前
後動につれて押出しブロック60!1がガイドレール6
G3&に沿って往復摺動する構成とされている。
台車5の動きを規制するストッパ装置60bは、台車5
−台分の前後間隔を置いて本体7レ一ム組立体63内に
設置されている。このストッパ装置60bは、台車軌道
内に出没自在な側面視り形のフック601bをそなえて
おり、その前方の基端は本体フレーム組立体63のベー
スから立設されたポスト6(Bbの上端に枢着されてい
る。フック601bの中間部とポスト602bの下部と
にわたってフック60Toを出没操作させるエアシリン
ダ603bが介装されており、エアシリンダ603bの
シリンダ端がポスト6Hbの下部に枢着され、ロッド端
がフック601bの中間部に枢着されている。このよう
に構成されたストッパ装置60bは、返送路を戻されて
きた台車5をチェーンコンベア62の駆動力に抗して停
止させる働きをする。
台車返送駆動部組立体にはさらに付加的な手段としてチ
ェーンコンベア62による支持を失った台車5を支持す
る4点の支持ブロック60eが配設されている。これら
の支持ブロック6(fは、サブベース602c上に起立
するポスト601eの最上部外側にボルト止めして取付
けられている。
このように構成された台車返送駆動部組立体では、第2
3図に示すようにチェーン625上に支承板517を支
持されて返送路を戻されてきた台車5は、その横方向、
フレーム5Nを前方のストッパ装置60bの7ツク60
Toおよび後方のストッパ装置611bの7ツク601
bにそれぞれ押えられて、それらの戻り走行を阻止され
る。このような状態で、後方のストッパ装置Sobのフ
ック601bが下げられると同時に駆動機構61)dが
起動される。すると、押出し装置60sの押出しブロッ
クが後方に駆動され、その起倒7ツク6051により最
後尾の台車5の押圧杆5sが押されて、台車5はその支
承板517を支持ブロック60eに支持されつつ、サブ
ベース602Cにポスト604cを介して取付けられた
左右一対の案内ビーム60Scに左右案内ローラ55を
案内されつつ位置決め装置4内に押出される。こうして
最後尾の台車5の押出しが終ると、後方のストッパ装置
60bの7ツク601bは起立され、前方のストッパ装
置60bの7ツクl01bは倒される。そして押出し装
置6G!の押出しブロックは前方に戻され、この戻り動
作が終ると、前方のストッパ装置60bのフック601
bは起立される。この押出しブロックの前方への戻し動
作中に、次の台車はチェーンコンベア6!により走行さ
せられて、最後尾位置に達し、あらかじめ起立させられ
ているフック6GToにより停止される。
一方、このようにして押出された台車5を受取る位置決
め装置i14では、下降位置にある回転テーブル45の
レール452上に台車導入ローラ456に支承板517
を支持されて台車5が導入される。導入された台車5は
今度はその車輪S4をレール452に支持されて走行し
、前後方同梁453の後端に立設されたストッパに停止
されて、完全に位置決め装置4に載置された状態となる
。そこで次に、クランプつめ460が操作されて、台車
5のクランプつめ係合ブロック57の切欠き57+に係
合し、台車5の位置決めが完了する。
こうして位置決めされた台車5にポデーWが合体されて
搬送されるときには、搬送位置まで降下された回転テー
ブルからピンローラガイド板465が水平位置に張出さ
れ、シャトルビーム67が送り込まれてくる。このシャ
トルビーム67の後端は次にシャトルビーム誘導ローラ
組458に導入され、搬送用ピン674はナックル46
6の位置に達する。次にナックル466が持上げられる
と、搬送用ピン674は台車5のピン係合孔561に係
合する。
そして搬送のためにシャトルビーム67が前進を開始す
ると搬送用ピン674のピンローラ674Cはピンロー
ラガイド延長部462上を転動し、ガイド板465を渡
って、本体フレーム組立体63のピンローラガイド65
に乗り移る。
このようにして、コンベア6では、シャトルコンベア6
1による高速度のボデーWの搬送と、チェーンコンベア
6!による台車5の円滑な返送とが行なわれるので、各
作業位置へのポデーWの搬送所要時間の著しい短縮によ
る作業効率の向上がはかられるほか、シャトルコンベア
61とチェーンコンベア62との上下2段重ねの配列に
より、搬送および返送に要するスペースを縮小しうる効
果も得られるようになる。
次に、第46〜57図は加工物卸し装置を示すもので、
第46図はその左側面図、第47図はその平面図、第4
8図はその正面図であり、第49図はそのポデー受取昇
降装置の左側面図、第50図はその正面図、第51図は
その平面図であり、第5z図はその台車返送昇降装置の
左側面図、第53図はその平面図、第54図はその背面
図、第5S図はその正面図であり、第56図はその一変
形例の左側面図、第57図はその正面図である。
卸し装置7は第46〜48図に示すようにポデー受取昇
降装置7aと台車返送昇降装置7bとから構成されてい
る。
まず、台車返送昇降装置7bは台車5を搬送用のシャト
ルコンベアGlの軌道からチェーンコンベア62の返送
路へ降ろすためのもので、第52〜55図に示すように
、架台7Ib上に昇降自在に載置された台車リフタHb
で構成されている。
架台71bは第5図に示すようにラインに沿うコンベア
4の最先端のビット内に設置されており、コンベア4と
ほぼ同幅の上下の矩形フレーム711bを縦フレーム7
12bで連結して構成されている。上フレーム711b
の中央には台車リフタのフレーム組立体7Hbを昇降さ
せる油圧シリンダ月3bが垂設され、その前後部にはそ
れぞれフレーム組立体721bの下面に垂設されたガイ
ドロッド722bを案内する昇降ガイドブツシュ714
bが取付けられている。
台車リプタ72bは、本体フレーム組立体63の2階建
ての台車搬送路と台車返送路とを1階にまとめたような
構成を有しており、本体フレーム組立体63と同幅の梯
子状フレーム723bから立設した多数の縦フレーム7
24b上に左右一対の台車レール7Hbを載置されてい
る。この一対の台車レール725b間には、梯子状フレ
ーム723bから立設された7レームに取付けられてピ
ンローラガイド726bが延設されており、その前端に
は、前述の山形の切欠き451と同様の切欠き727b
が設けられている。
そしてこの切欠き727b部には前述のピンシフト機構
69と同様の構成で同様の作用をするピンシフト機構7
28bが設けられている。さらに、台車レール725b
の間には、梯子状フレーム723bにブラケットを介し
て取付けられた4組のシャトルビーム案内ローラ対7!
9bが設けられている。また、左方の台車レール72S
bに近接して前後一対のストッパ装置730bが設けら
れており、このストッパ装置730bは、梯子状フレー
ム723bに取付けられたブラケットに回動して起伏自
在なストッパアーム731bとこれを起倒操作するエア
シリンダ732hとをそなえている。
これらストッパアーム73!bのうちの前方のものは起
立位置からそのアーム先端を前方に向けて倒れるように
構成され、後方のものは同じく起立位置からそのアーム
先端を後方に向けて倒れるよう構成されており、両スト
ッパアーム731bが共に起立した時にそれらの間に台
車5の台車枠51を挟持するようになっている。さらに
この梯子状フレーム723b内には、その右側の台車レ
ール725bに近接してその前端と後端とにチェーンス
プロケット733bを有し、フレームの最後部下面にチ
ェーン駆動機構734bをそなえた無端チェーン機構が
配設されている。そしてこれらにかけ渡されたチェーン
735bには台車5を後退移動させるためのプッシャー
736bが取付けられている。なお、図において、符号
737bはフレームに取付けられたストッパゴム、γ3
8bは台車の返送時にその支承板518を案内する案内
ローラを示す。
第56.57図は、台車リフタ72bの昇降時の前後方
向傾斜を防ぐ昇降同期手段を設けた一変形例を示すもの
で、この手段は、梯子状フレーム723b ’から前部
および後部から垂下されたラック739b(図は後部の
もののみ示す)に、架台71bに回転自在に支承された
同期軸740bの両端に取付けられたビニオン歯車74
1bを噛合させて構成されている。
このように、昇降同期手段が設けられると、台車り7タ
72bの昇降に伴う前後のラック739bの昇降がビニ
オン歯車741bおよび同期軸740bを介して同調さ
せられるため、昇降時の台車リフタ72bの前後方向傾
斜を防いで、円滑な昇降を行わせることができるように
なる。
次にボデー受取昇降装置7直は、ビット内に設置された
レール71sに沿って走行する走行テーブル721をそ
なえており、このテーブル721に立設された油圧シリ
ンダ721為により昇降するボデー支持テーブル73!
と、このテーブルに左右摺動自在に支持された左右一対
ずつの支持フォーク741!とをそなえている。一対の
支持フォーク7411はポデー受はスライド741に取
付けられてボデー支持テーブル731のガイドにそって
摺動可能とされ、その操作はボデー支持テーブル731
に取付けられたエアシリンダ731aによって行なわれ
る。
ボデー支持テーブル731から垂下されて前後−対の案
内ロッド732畠が設けられており、これらの案内ロッ
ド7Biは走行テーブル721に立設された油圧シリン
ダ121!の前後に設けられた案内ブツシュ7221に
嵌挿されている。左右それぞれの案内ロッド7321の
後側にはラック歯7341が設けられており、これらの
ラック歯にそれぞれ噛合うビニオン歯車723jがテー
ブル上の軸受724!に支持された同調軸フ25為によ
り相互に連結されている。ビット内にレール月1を支持
するフレームには走行テーブル72!を駆動するための
動力装置7111が設けられており、この動力装置はモ
ータ712sとブレーキ月31と減速機714&とビニ
オン歯車7I51とをそなえており、このビニオン歯車
用51に走行テーブル721から垂下されたブラケット
に取付けられて水平に前後方向に延びるラック726a
の歯が噛合している。なお、走行テーブル72為の四囲
はフレームに囲われており、フレームには走行テーブル
の前後動を規制するストッパ? 1.6 aが取付けら
れている。
このように構成された卸し装置7では、台車返送昇降装
置7bとボデー受取昇降装置7畠とが第46図に示すよ
うに組合せて配置されており、さらにこれにスラットコ
ンベア8の走行路81が第48図に示すように組合せら
れている。そして、台車返送昇降装置7bが上昇位置に
ある時に、位置決め装置4から台車5がシャトルビーム
67と共に送り出されてくると、本体フレーム組立体6
3の台車走行レール633と整合した台車返送昇降装置
7bの台車レール725bが台車5を受取り、シャトル
ビーム67がシャトルビーム案内ローラ対729bに案
内されて台車返送昇降装置7b内に進入し、また台車5
に係合したシャトルビーム67のピン674のピンロー
ラ674cがピンローラガイド726b上を転勤して、
山形の切欠き727bに達する。ここでピン674は下
降し、台車5との係合が解除されるとともに、一対のス
トッパアーム731bが起立させられて台車5は、台車
返送昇降装置7bにクランプされる。
次に、今度はボデー受取昇降装置71のボデー受はスラ
イド74iが内方へ摺動してそれらの支持フォーク74
1&の間隔が狭められた状態で、ボデー支持テーブル7
3!が上昇させられる。そこで台車返送昇降装置7bの
台車リフタ7!bが下降させられ、その下降の途中で、
台車5は台車レール725bにクランプされたまま、支
持フォーク74!1によりボデーWだけが支持された台
車5から分離する。一方台車り7タHbはさらに下降を
続け、やがて本体フレーム組立体63の返送路と整合す
るレベルに達する。そこで今度はストッパアーム731
bによる台車5のクランプが解かれ、チェーン駆動機構
734bが動作して、そのブツシャ−736bが台車5
を押しながら後退勤する。この後退勤によって台車5は
台車リフタ72bの台車レール725b上から本体フレ
−ム組立体63のチェーンコンベア軌道上に移され、そ
の支承板5!7をチェーンに支持され左右案内ローラS
5をローラレール624に案内されて返送路を戻って行
く。
一方、ポデーWを受取ったポデー受取昇降装置71は、
そのままのボデー支持テーブル73為位置を保ちながら
、前方へ走行し、台車返送昇降装置7bに干渉しない位
置まで移動する。そこでポデー支持テーブル73!が下
降され、下降に伴ってポデーWが装着済みのタイヤを介
してスラットコンベア8に支持されたところで、そのフ
ォーク741aを左右に開かせて、スラットコンベア8
に載って移動するポデーWのタイヤとの干渉位置から逃
がされる。このような一連の動作が終ると、卸し装置7
は再びもとの位置に戻される。
最後に、本発明の実施例における各装置について、これ
ら各装置の関連した正確な動作タイミングを明瞭にする
t;め、第St図に装置全体の動作サイクル図を示して
、これら一連の装置の動作説明に代える。
以上、本発明を自動車ポデーの搬送を例として説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばパ
レットを小形のものとする等して、エンジンの組立や他
の様々な製品の組立に適用可能なものである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の加工物搬送兼パレット返
送装置によれば、加工物搬送路に設けられた駆動機構の
動作のみでパレット搬送用ピンを操作してパレットとシ
ャトルビームとの連結、切り離し操作を行なうことがで
きるので、駆動機構への動力の供給が容易となり、連結
、切り離しのための係脱機構の信頼性の向上が得られる
ばかりでなく、移動動作を行なうシャトルビーム側には
連結、切り離しのための複雑な機構を設ける必要がない
ため、その構成を単純化し、強固なものとすることがで
きるので、シャトルビーム操作の高速化による加工ライ
ン作業効率の向上をも達成することができる効果が得ら
れるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置による操作を概念的に示す手順説
明図、第2図は本発明の装置の一実施例を示すブロック
図、第3図はその装置をライン構成をも含めて示す全体
平面図、第4図はその右側面図、第5図は本発明の装置
の一実施例を示す左側面図、第6図はその平面図、第7
図はその背面図、第8図はその正面図であり、第9〜1
3図はテーブルリフタを示すもので、第9図はその正面
図、第10図はその左側面図、第1+図はその平面図、
第12図はその一部拡大背面図、第13図は第12図の
xm−xm矢視断面図であり、第1〜16図は加工物姿
勢測定装置としての車体位置測定装置を示すもので、第
目図はその平面図、第15図はその右側面図、第16図
はその背面図であり、第17〜!9図はパレット位置修
正装置としての位置決め装置を示すもので、第17図は
その左側面図、第18図はその背面図、第19図はその
平面図であり、第20〜22図はパレットとしての台車
を示すもので、第20図はその左側面図、第21図はそ
の平面図、第22図はその背面図であり、第23〜45
図は加工物搬送兼パレ・7ト返送装置としてのコンベア
を示すもので、第23図はその本体フレーム組立体の背
面図、第24図はその一部の背面図、第!5図はその平
面図、第26図はその他の一部の背面図であり、第27
図はシャトルコンベアの台車ロックの背面図、第28図
はその平面図、第29図はその左側面図であり、第30
図はそのシャトルビームガイドの左側面図、第31図は
その平面図、第32図はその背面図であり、第33図は
そのシャトルビームの平面図、第34図はその背面図、
第35図はその他部の平面図、第36図はその背面図、
第37図はその側面図であり、第38図はそのシャトル
ビーム駆動装置の背面図であり、第39図はその位置決
めピンシフト機構の背面図、第40図はその平面図、第
41図はその左側面図であり、第42図はその台車返送
駆動装置の左側面図、第43図はその平面図、第44図
は第43図のXLIV−XL■矢視断面図、第45図は
その背面図であり、第(6〜57図は卸し装置を示すも
ので、第46図はその左側面図、第47図はその平面図
、第48図その正面図であり、第49図はそのポデー受
取昇降装置の左側面図、第50図はその正面図、第51
図はその平面図であり、第52図はその台車返送昇降装
置の左側面図、第53図はその正面図、第54図はその
背面図、第5S図はその正面図であり、第56図はその
一変形例の左側面図、第57図はその正面図であり、第
s3図は本発明の実施例の動作サイクル図であり、第S
9〜62図は従来の加工物搬送装置を示すもので、第5
9図はそれによる工程概念図、第60図はその側面図、
第61図はその正面図、第62図はその一部拡大側面図
である。 l・・・オーバーヘッドコンベア、2・・・チー7’J
レリフタ、3・・・車体位置測定装置、3畠・・・BL
測定装置、3b・・・HL測定装置、4・・・位置決め
装置、5・・・パレットとしての台車、6・・・加工物
搬送兼パレット返送装置としてのコンベア、7・・・卸
し装置、71・・・ポデー受取昇降装置、7b・・・台
車返送昇降装置、8・・・スラットコンベア、+1・・
・ハンガー、21・・・フォーク、22・・・ポスト、
23・・・横ビーム、24・・・転倒防止アーム、25
・・・ハンガー開放装置、26・・・昇降駆動装置、3
2a、 Bb・・・磁気スケール、41・・・ベース枠
、42・・・横動枠、4ト・・前後動テーブル、44・
・・昇降テーブル、(ト・・回転テーブル、51・・・
台車枠、52s−Hc・・・ポデー受け、53・・・位
置決めピン、54・・・車輪、5ト・・案内ローラ、5
G・・・搬送用ピン係合ブツシュ、5γ・・・クランプ
つめ係合ブロック、Sト・・押圧杆、6o・・・台車返
送駆動部組立体、60−・・・押出し装置、60b・・
・ストッパ装置、60d・・・駆動機構、60e・・・
支持ブロック、61・・・シャトルコンベア、62・・
・チェーンコンベア、6ト・・本体フレーム組立体、6
4・・・台車ロック、641・・・本体、64トリクラ
ンプ、65・・・ピンローラガイド、66・・・案内装
置、67・・・シャトルビーム、68・・・駆動装置、
69・・・ピンシフト機構、71ト・・架台、721・
・・走行テーブル、72b・・・台車り7り、73!・
・・ボデー支持テープノ呟74!・・・ポデー受はスラ
イド、W・・・加工物としてのボデー、C・・・パレッ
ト。 代理人 弁理士 飯 沼  義 意 向 安達  功 同 両部 英幸 第 図 第 図 / 第22 図 へ 第23 図 v、24図 第26 図 第25 図 第 図 第28 図 第29 図 第32図 第33 図 第 図 第35 図 第36 図 第37 図 第 図 第40 図 第41 図 第44 図 第45 図 第54 図 第 図 23b 第55 図 第 図 23b 第61 図 第62 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加工ラインに沿う各加工ステーション位置に対応させて
    パレットに載置された加工物を順次停止させては次の加
    工ステーションに対応した位置へとステップ搬送する加
    工物搬送装置と、ステップ搬送を終わって加工物から分
    離されたパレットを返送するパレット返送装置とをそな
    え、上記加工物搬送装置に、加工物を載置したパレット
    のステップ搬送路と、同パレットをステップ駆動するシ
    ャトルビームとが設けられて、同シャトルビームに搬送
    時のみパレットと係合するパレット搬送用ピンが設けら
    れるとともに、上記搬送路に上記パレット搬送用ピンの
    パレットとの係合動作を行なわせる駆動機構が設けられ
    たことを特徴とする、加工物搬送兼パレット返送装置。
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