JPH02278943A - 監視システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、設備の状態等を監視する端末装置、中継装置
、上位処理装置等から構成される監視システムに関する
ものである。

（従来の技術） 従来、このような分野の技術としては、例えば以下に示
すようなものがあった。

第４図はかかる従来のデータ伝送システムの概略構成図
である。

この図に示すように、設備の状態等を監視する端末装置
ｌからのデータは、中継装置２を介して上位処理装置３
に伝送され、処理されるようになっている。

（発明が解決しようとする課Ｂ） しかしながら、上記した従来のデータ伝送システムにお
いては、上位処理装置３の障害、特にそのダウン時に、
上位ダウン時間（データ処理済）と中継装置２による上
位処理装置３のダウン検出時間（データ送出済）との間
にずれが発生し、上位処理装置３復旧時に、ダウン時に
発生したデータを中継装置２が送出してもデータ抜けが
発生するという問題点があった。

この点について、第４図及び第５図を用いて説明すると
、第５図（ａ）に示すように、中継装置２から上位処理
装置３への伝送データが０１から順次送られ、例えば、
伝送データｎ５３の送出時点で上位処理装置３がダウン
したとする。すると、上位処理装置３においては、第５
図（ｂ）に示すように、通信障害のために伝送データｎ
　５３．　　ｎ　５４を正常に受信することができず、
データ抜けが発生する。そして、伝送データｎ５５の送
出時点で上位処理装置３の通信障害が復旧したとすると
、中継装置２からの伝送データｎ５５以降は上位処理装
置３において正常に受信される。

このように、中継装置２から伝送データｎ５３゜ｎ５４
を送信したことになっていても、上位処理装置３では、
実際にはそれらの伝送データを受は取っていない、つま
り、処理が終わっていないといった問題があった。

本発明は、上記問題点を除去し、上位処理装置の通信障
害時にも、中継装置から送出する伝送データが上位処理
装置において的確に受信されるように構成した監視シス
テムを提供することを目的とするものである。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達成するために、設備の状態等を
監視する端末装置、中継袋！、上位処理装置を含む監視
システムにおいて、上位処理装置の通信障害発生時に、
中継装置によってその間に発生した端末変化情報を保持
する手段と、中継装置において上位処理装置へ送出済の
データを予め定められた数だけ蓄え、データ送出時に絶
えずこのデータを更新する手段と、上位処理装置の復旧
時に、該上位処理装置の通信障害発生時に発生した端末
変化データとともに、予め定められた数だけ蓄えていた
送出済のデータを付加して上位処理装置に送出する手段
とを設けるようにしたものである。

（作用） 本発明によれば、第１図に示されるように、中継装置（
１０）において、上位処理装置１１（３）へ送出済のデ
ータを予め定められた数だけ蓄え、データ送出時に、絶
えずこのデータを更新し、上位処理装置（３）の復旧時
にこのデータを付加して上位処理装置（３）へ送出する
。従って、上位処理装置（３）の通信障害時においても
、その付加データがバックアンプされることにより、伝
送データが上位処理装置（３）へ到着せずに、データ抜
けとなることを防止することができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は本発明の実施例を示す監視システムの構成図、
第２図はそのデータのバックアップ状態の説明図である
。

第１図において、１０は中継装置であり、端末装置ｌに
接続される回線インタフェース１１、その回線インタフ
ェース１１に接続される入力コントローラ１２、この中
継装置の統括制御を行う中央処理装置（ＣＰＵ）１３、
通信手順としてのプログラムが記憶されるＲＯＭ１４、
バックアップ（後述）用データを記憶する第１のＲＡＭ
１５、ダウン用データを記憶する第２のＲＡＭ１６、出
力コントローラ１７、回線インタフェース１８を具備し
ている。また、この回線インタフェース１８には、上位
処理装置３が接続されている。

次いで、この監視システムの動作について第２図を用い
て説明する。

まず、中継装置１０は端末装置ｌから送られてくるデー
タを＆ｉｌして、次々に上位処理装置３へ伝送していく
。そこで、例えばデータｎ５３の送信中に上位処理装置
３において通信障害が生じ、データｎ５５の送信時点で
はその通信障害が復旧したとする。すると、前記したよ
うに、上位処理装置３では通信障害時のデータｎ　５３
．　　ｎ　５４がデータ抜けとなり、処理されないこと
になる。そこで、この実施例では、バックアップ用デー
タ記憶エリアである第１のＲＡＭ１５に、第２図（ｂ）
に示すような、バックアップ用データを記憶する。この
バックアップ用データとは、端末装置１から送出された
最新のデータを２０個蓄え、これを絶えず更新していく
ものである、このバックアンプ用データの更新状態を第
３図に示す。

一方、第２のＲＡＭ１６にはダウン用データを記憶する
。つまり、前記した例の場合、通信障害の復旧時点であ
るデータｎ５５以降のデータを記憶する。

そこで、上位処理装置３の通信障害が復旧し、中継装置
ｌＯから上位処理装置３へのデータ送信を再開するとき
には、第２図（ｂ）に示すように、ダウン用データであ
るデータｎ５５以前に、バックアップ用データであるデ
ータｎ３５−ｎ５４を付加して送出する。

すると、上位処理装置３では、その送信されたデータｎ
３５−ｎ５４を前回の受信で重複しているデータと比較
しながら照合していくことにより、データ抜けとなって
いるデータｎ　５３．　　ｎ　５４を補充し、これを受
信することができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果） 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、中継装
置において上位処理装置へ送出済のデータを予め定めら
れた数だけ蓄え、データ送出時に、絶えずこのデータを
更新し、上位処理装置復旧時にこのデータを付加して送
出することにより、データが上位処理装置へ到着せずに
データ抜けとなることを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す監視システムの構成図、
第２図はそのデータのバックアップ状態の説明図、第３
図はそのバックアップ用データの更新状態を示す図、第
４図は従来のデータ伝送システムの概略構成図、第５図
は従来のデータ伝送状態の説明図である。 １・・・端末装置、３・・・上位処理装置、１ｏ・・・
中継袋ｚ、１１．１８・・・回線インタフェース、１２
・・・入力コントローラ、１３・・・中央処理装置（Ｃ
ＰＵ）、１４・・・ＲＯＭ、１５・・・第１のＲＡＭ、
１６・・・第２のＲＡＭ、１７・・・出力コントローラ
。 特許出願人　沖電気工業株式会社 代理人　弁理士　　清　水　　守（外１名）（θ） （ｂ） 本発明のテ゛−タのバラグア１．フ賽悲の説明に第 ２図 （ｂ） 従来のテ゛−タ伝送君１１の説岨口 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 設備の状態等を監視する端末装置、中継装置、上位処理
   装置を含む監視システムにおいて、（ａ）前記上位処理
   装置の通信障害発生時に、前記中継装置によってその間
   に発生した端末変化情報を保持する手段と、 （ｂ）前記中継装置において前記上位処理装置へ送出済
   のデータを予め定められた数だけ蓄え、データ送出時に
   絶えずこのデータを更新する手段と、（ｃ）前記上位処
   理装置の復旧時に、該上位処理装置の通信障害発生時に
   発生した端末変化データとともに、予め定められた数だ
   け蓄えていた送出済のデータを付加して前記上位処理装
   置に送出する手段とを具備する監視システム。