JPH04291650A - データ破壊防止機能を有する情報処理システム - Google Patents

データ破壊防止機能を有する情報処理システム

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JPH04291650A
JPH04291650A JP3057173A JP5717391A JPH04291650A JP H04291650 A JPH04291650 A JP H04291650A JP 3057173 A JP3057173 A JP 3057173A JP 5717391 A JP5717391 A JP 5717391A JP H04291650 A JPH04291650 A JP H04291650A
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JP
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computer
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file device
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JP3057173A
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Tadashi Kano
忠史 狩野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーバシステムでのフ
アイル装置内のデータ更新時における、データ送信処理
中断時のフアイル装置内データの破壊防止機能を有する
情報処理システムに関する。
【0002】近年、複数のコンピュータを通信回線で相
互に接続したシステムが増えている。これらのコンピュ
ータがそれぞれのデータを個別にもつのではなく、各コ
ンピュータ間で共通なデータの相互利用をはかることに
より、データの有効的な活用が可能となる。そのために
、それぞれのコンピュータ間でのフアイルデータの共用
に対する必要性が高まっている。
【0003】このような方法をとることにより、フアイ
ルを集中的に集めて、各コンピュータがそのフアイルに
格納されたデータを利用することが可能となる。このデ
ータは、各コンピュータが参照することも更新を行うこ
ともできるため、各コンピュータでの処理結果を他のコ
ンピュータに反映させることが可能となるとともに、そ
れぞれのコンピュータ毎にフアイルを設ける無駄を省く
ことができる。
【0004】フアイル内のデータ共用を実現するために
、通信回線を経由して、他の情報処理装置のフアイル装
置内のデータの参照・更新を行うサーバシステムが提供
されている。
【0005】
【従来の技術】図7はサーバシステムの構成を示した図
である。フアイル装置23を有するサーバコンピュータ
21(データ受信側のコンピュータ)に対して、複数の
リクエスタコンピュータ(データ送信側のコンピュータ
)22、22’ が回線を介して接続されている。リク
エスタコンピュータ22、22’ は、フアイル装置2
3内へ処理を行ったデータを送りフアイル装置23内の
データを更新するとともに、フアイル装置23内のデー
タを読み出し、読み出したデータにより処理を行ってい
る。
【0006】フアイル装置23内のデータは、サーバコ
ンピュータ21に接続されているリクエスタコンピュー
タ22、22’ ともに利用可能となっており、リクエ
スタコンピュータ22が更新したデータを、リクエスタ
コンピュータ22’ が読み出して処理に用いることが
できる。
【0007】リクエスタコンピュータ22からのデータ
更新要求があると、サーバコンピュータ21はフアイル
装置内23のデータ更新処理を開始する。従来のサーバ
システムにおいては、リクエスタコンピュータ22より
送信される電文をサーバコンピュータ21が受信し、サ
ーバコンピュータ21に設けられたフアイル更新プログ
ラム25により、サーバコンピュータ21側のフアイル
装置23にデータが書き込まれ、フアイル装置23の内
容の更新が行われる。
【0008】サーバシステムにおいては、データ更新処
理中にリクエスタコンピュータ22の電源切断、通信障
害などが発生した場合、その時点でデータ更新処理が中
断してしまう。この場合には、該当データの更新は完了
しておらず、フアイル装置23内には、一つのブロック
の中でデータ更新が完了した部分と更新されていない部
分とが混在した状態にある。そのため、このデータを用
いた処理を行った場合、データの内容に矛盾があるため
に、データ処理が正常に行われなくなる恐れがある。
【0009】従って、フアイル装置23内のデータ更新
処理が中断した場合には、更新途中であったフアイル装
置23内のデータの修復を行う必要がある。その一つの
方法として、データ更新処理時には、フアイル更新プロ
グラム25にデータ更新処理途中であることを示す記録
を設定する方法がある。図8はこの方法におけるデータ
更新処理手順を示している。
【0010】データ更新処理が開始されると、フアイル
更新プログラム25は更新処理が途中であることを示す
記録を設定する。その後リクエスタコンピュータ22か
ら送信されるデータを受信すると、フアイル更新プログ
ラム25はデータをフアイル装置23に転送し、フアイ
ル装置23の更新を行う。
【0011】フアイル装置23の更新が完了したら、フ
アイル更新プログラム25に設定されたデータ更新中の
状態を示す記録を解除する。この方法をとった場合、デ
ータ更新処理完了前にデータ送信などが中断すると、デ
ータ更新処理中であることを示す記録がフアイル更新プ
ログラム25内に残される。この信号が残されている場
合には、フアイル装置23内に残された更新途中のデー
タを利用しないように構成する。そして、データ更新処
理を最初からやり直す。このような方法をとることによ
り、正常なデータをフアイル装置23に作成することが
できる。
【0012】また、データ更新処理が中断した場合には
、フアイル更新プログラム25にフアイル装置23内の
データを更新処理開始前の状態に復旧する機能を持たせ
る方法もある。図9はこの方法におけるデータ更新手順
を示している。
【0013】この方法では、データ更新処理が開始され
ると同時に、フアイル装置23内の更新前データのバッ
クアップを行う。次いで、リクエスタコンピュータ22
からサーバコンピュータ21に対するデータ転送が開始
される。
【0014】リクエスタコンピュータ22から受信され
たデータは、フアイル装置23内へ転送され、フアイル
装置23内の内容が更新される。データ更新処理途中で
あるにも係わらず、リクエスタコンピュータ22からデ
ータが転送されなくなりデータ更新処理が中断した場合
には、バックアップされた更新前のデータを再びフアイ
ル装置23へ転送する。この処理を行うことにより、フ
アイル装置23内には更新処理開始前のデータが復元さ
れる。
【0015】更新処理が終了すると、サーバコンピュー
タ21はバックアップされた更新前のデータを破棄し、
フアイル装置23の内容が更新される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方法
では以下のような問題があった。第一のフアイル更新プ
ログラム25で現在の状態を認識してデータ更新処理の
中断時に処理を最初からやり直す方法では、更新処理を
再び行うための時間や手間が多くなってしまう。特にこ
の場合、フアイル装置23内データのうち、更新処理に
関連するデータを全てを作成しなおす必要があるため、
更新処理を開始する前に行っていた処理を含めた処理を
再び行わなくてはいけない。そのためには、膨大な手間
を要する。
【0017】一方、第二のフアイル更新プログラム25
にフアイル装置23内のデータを復旧する機能を持たせ
る方法では、フアイル装置23内の更新前データをバッ
クアップする手段が必要となるとともに、バックアップ
したデータをフアイル装置23に復旧するための制御が
必要となる。これらの手順は複雑となってしまうため、
このような機能を有するシステムを得ることは困難であ
った。
【0018】そこで、本発明は、サーバシステムにおけ
るフアイル装置のデータ更新処理中に更新処理が中断さ
れた場合に、更新前のフアイルデータ保持を、容易な方
法により実現することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明による情報
処理システムの原理構成図である。本発明は、受信側の
第一のコンピュータ1に送信側の第二のコンピュータ2
から送信される電文を一時格納するバッフア4と、バッ
フア4に格納された電文内のデータを順次前記フアイル
装置3へ転送してフアイル装置3の内容の更新を行うフ
アイル更新手段5を設け、第二のコンピュータ2からの
一連の電文の送信が完了したときに、フアイル更新手段
5がフアイル装置3の更新処理を開始するよう構成した
ことを第一の特徴とする。
【0020】また、第二のコンピュータ2からの一連の
電文の送信完了前に電文の送信が中断した場合には、バ
ッフア4に一時格納された電文を破棄するよう構成した
ことを第二の特徴とする。
【0021】
【作用】本発明では、第一のコンピュータ1のバッフア
4内に第二のコンピュータ2から送信される電文を一時
的に格納する。そして、一連の電文の送信が完了してか
ら、フアイル装置3への転送を行う構成をとっている。 そのために、電文が完全に送信されてフアイル装置3へ
のデータ転送処理が開始されるまで、フアイル装置3内
の更新前データは更新処理に一切関与せず、フアイル装
置3内に保持されたままである。
【0022】従って、第二のコンピュータ2から第一の
コンピュータ1へのデータ送信処理中に、第二のコンピ
ュータの障害発生等によりデータが中断した場合にも、
フアイル装置3内の更新前データは破壊されない。従っ
て、更新前データの復旧のために特別な処理を行う必要
がなく、更新前データをバックアップ手段に退避させる
ための処理も不要となり、従来の方法に比べてデータ破
壊防止のための手順が簡単化される。
【0023】
【実施例】図2は、本発明の一実施例による情報処理シ
ステムの構成を示している。図において、1はサーバコ
ンピュータ、2、2’はリクエスタコンピュータ、3は
フアイル装置、6は通信回線である。また、リクエスタ
コンピュータ1において、4はバッフア、5はCPU、
7はインターフエイス、8はタイマ、9はフアイル更新
プログラム、10はデータプログラム、11は通信監視
プログラムである。一方、リクエスタコンピュータ2、
2’において、12はCPU、13はインターフエイス
である。
【0024】図3、4は一実施例におけるフアイル更新
手順を示すフローチャートである。以下これらの図を用
いて、本実施例の説明を行う。本実施例のサーバシステ
ムでは、サーバコンピュータ1と複数のリクエスタコン
ピュータ2、2’とが通信回線6により接続されている
。リクエスタコンピュータ2、2’はサーバコンピュー
タ1に対し電文を送信し、サーバコンピュータ1内に設
けられたフアイル更新プログラム5は、送信された電文
内のデータをフアイル装置3に書き込みフアイルデータ
の更新を行うとともに、フアイル装置3内のデータを読
み出して利用する。
【0025】本実施例における情報処理システムのフア
イル装置3内のデータを、サーバコンピュータ1に接続
されたリクエスタコンピュータ2、2’が共用している
。以下リクエスタコンピュータ2からサーバコンピュー
タ1へデータ転送を行う場合について説明を行う。
【0026】本実施例におけるサーバコンピュータ1に
は、バッフア4が設けられている。リクエスタコンピュ
ータ2から送信されてきたデータは、バッフア管理プロ
グラム10によりバッフア4内に一時的に格納されるよ
うに構成されている。
【0027】図3(1)において、リクエスタコンピュ
ータ2からサーバコンピュータ1に対してデータ送信の
要求が出される。すると、サーバコンピュータ1は図3
(2)においてデータ送信了承通知をリクエスタコンピ
ュータ2に対して行う。
【0028】続いて、図3(3)においてリクエスタコ
ンピュータ2からデータを含んだ電文が送信され、図3
(4)においてサーバコンピュータ1が電文を受信する
。次いで、サーバコンピュータ1はデータプログラム1
0を介して、図3(5)において送信された電文内のデ
ータをバッフア4内に一時的に格納する。
【0029】次に、サーバコンピュータ1は図3(6)
において電文内の継続フラグの値を確認する。リクエス
タコンピュータ2から送信される電文内には、データ送
信がまだ継続するかどうかを示す継続フラグが設定され
ている。データ送信が継続する場合には、リクエスタコ
ンピュータ2は継続フラグに“1”を設定する。送信さ
れるデータが最終データである場合には、リクエスタコ
ンピュータ2は継続フラグを“0”に設定する。
【0030】サーバコンピュータ1内のデータプログラ
ム10は、継続フラグの値を確認し、以後のリクエスタ
コンピュータ2からのデータ送信の有無を確認する。図
3(6)において継続フラグが“1”であった場合には
、図4(1)においてサーバコンピュータ1からリクエ
スタコンピュータ2に対して次データの転送を要求し、
ついで通信監視プログラム11が図4(2)においてタ
イマ8を起動する。
【0031】図4(3)においてリクエスタコンピュー
タ2からの応答があった場合には、サーバコンピュータ
1は図3(4)においてデータの受信を行い、以下前述
の処理を繰り返す。
【0032】図4(3)においてリクエスタコンピュー
タ2からの応答がない場合、通信監視プログラム11は
図4(4)においてタイマアップかどうかを確認する。 タイマアップでない場合には、タイマアップとなるまで
リクエスタコンピュータ2からの応答を待つ。
【0033】タイマアップとなってもリクエスタコンピ
ュータ2からの応答がない場合には、サーバコンピュー
タ1は図4(5)においてリクエスタコンピュータ2に
対して状態確認信号を通知し、図4(6)においてタイ
マ8を再起動する。
【0034】続いて、サーバコンピュータ1は図4(7
)においてリクエスタコンピュータ2からの応答がある
かどうかをみる。リクエスタコンピュータ2から状態正
常を伝える応答があった場合には、サーバコンピュータ
1は図4(1)において再び次データ転送要求を行う。
【0035】図4(7)において応答がない場合には、
図4(8)においてタイマアップとなるまでリクエスタ
コンピュータ2からの応答を待つ。図4(8)において
タイマアップとなってもリクエスタコンピュータ2から
の応答がない場合、或いはリクエスタコンピュータ2か
ら状態異常を伝える応答があった場合には、図4(9)
においてフアイル更新プログラム9がバッフア4内のデ
ータを破棄する。
【0036】図3(6)において継続フラグが“0”で
ある場合には、図3(7)においてサーバコンピュータ
1はリクエスタコンピュータ2からのデータ送信が終了
したと判断する。そして、図3(8)においてフアイル
更新プログラム9を起動し、受信したデータをバッフア
4からフアイル3へ転送する。
【0037】以下、データ送信が正常に行われた場合と
、データ送信が中断した場合について、図5、図6のタ
イムチャートを用いて説明する。図5は、本実施例にお
いてフアイル更新処理が正常に行われた場合の処理のタ
イムチャートを示している。
【0038】フアイル更新処理が行われる場合には、リ
クエスタコンピュータ2からサーバコンピュータ1に対
してデータ更新の要求が行われる(1) 。サーバコン
ピュータ1のデータプログラム10では、リクエスタコ
ンピュータ2からの更新要求に対する応答を行う(2)
 。
【0039】続いて、リクエスタコンピュータ2は、サ
ーバコンピュータ1に対してデータの送信を開始、デー
タaが送信される(3) 。リクエスタコンピュータ2
からのデータaを受信すると、サーバコンピュータ1の
データプログラム10はデータaをバッフア4に格納す
る(3’) 。そして、継続フラグを確認する。継続フ
ラグが“1”である場合、サーバコンピュータ1はリク
エスタコンピュータ2に対してデータ受領信号を送出し
、続きのデータがリクエスタコンピュータ2から送出さ
れてくるのをまつ(4) 。リクエスタコンピュータ2
は、続いてデータb〜nの送信をサーバコンピュータ1
に対して順次行う(5,6) 。
【0040】サーバコンピュータ1に対するデータ送信
が完了すると、リクエスタコンピュータ2は最終データ
nの継続フラグに“0”を設定する。サーバコンピュー
タ1は、データnの継続フラグが“0”であることを確
認し、リクエスタコンピュータ2からのデータ送信が完
了したことを認識する(6’)。その後、、サーバコン
ピュータ1はフアイル更新プログラム5を起動し、フア
イル装置3の更新処理を開始する(7) 。
【0041】フアイル更新プログラム5は、バッフア4
に一時格納されたデータa〜nを、順次フアイル装置3
に転送する(8,9,10)。全てのデータ転送が完了
した時点で、フアイル装置3のデータ更新は終了する。
【0042】図4は、正常なデータ更新処理が行えなか
った場合のタイムチャートを示している。図3の場合と
同様に、リクエスタコンピュータ2からサーバコンピュ
ータ1に対してデータ更新要求が送られ(1) 、サー
バコンピュータ1からリクエスタコンピュータ2に対し
て要求を受け入れる旨の応答が送られる(2) 。
【0043】その後、リクエスタコンピュータ2から、
サーバコンピュータ1に対してデータaが送信され、デ
ータ送信処理が開始される(3) 。リクエスタコンピ
ュータ2から送信されたデータaは、データプログラム
10によりバッフア4に一時格納される(3’)。リク
エスタコンピュータ2は、データが終了するまでデータ
送信を継続する(5) 。
【0044】このようなデータ送信処理中に、リクエス
タコンピュータ2側に障害が発生すると、データ送信処
理は中断してしまう(7) 。リクエスタコンピュータ
2からの通信が完了するまでは、リクエスタコンピュー
タ2から送信された最終データの継続フラグは“1”と
なったままである。この状態でリクエスタコンピュータ
2からのデータが途絶した場合、サーバコンピュータ1
はタイマ8が一定時間を経過した後、リクエスタコンピ
ュータ2に対して状態確認のための信号を送信し、タイ
マ8を再起動する(8) 。
【0045】もし一定時間内にリクエスタコンピュータ
2からの応答がない場合には、サーバコンピュータ1は
リクエスタコンピュータ2に障害が発生したためにデー
タが途絶したものと判断する(9) 。
【0046】この場合には、バッフア4内のデータは完
全に更新される状態ではないため、サーバコンピュータ
1はフアイル更新プログラム5を起動し、バッフア4内
のデータを破棄する処理を行う(10)。この場合、フ
アイル装置3内のデータ更新は行われない。
【0047】再び更新処理を行う必要があるのは、障害
発生前にリクエスタコンピュータ2がサーバコンピュー
タ1に対して送信しようとしていたデータのみであり、
従来のように更新処理が行われていたデータに関連する
フアイル装置3の内容全てを作成しなおす必要がない。 そのために、従来の方法と比較して、再作成する必要の
あるデータ量が格段に少なくなり、データ復旧に要する
時間の短縮につながる。
【0048】本実施例によるデータ更新において、リク
エスタコンピュータ2がバッフア4に対してデータ送出
を行う場合と、フアイル装置3に対して直接書き込みを
行った場合とでは、リクエスタコンピュータ2の処理動
作には全く差がない。
【0049】同様にして、バッフア4からのデータ転送
処理と、リクエスタコンピュータ2から直接データが転
送されてくる場合の処理動作とでは、フアイル装置3の
処理には全く差がない。
【0050】以上の通り、本実施例によった場合、リク
エスタコンピュータ2、フアイル装置3ともにデータ破
壊防止及びデータバックアップを意識する必要がなくな
り、特別な処理動作を付加することなく、簡単な方法に
よりデータ破壊防止を実現することができる。
【0051】以上示した手順により更新されたフアイル
3内のデータは、リクエスタコンピュータ2、リクエス
タコンピュータ2’ともに利用可能である。リクエスタ
コンピュータ2が更新したフアイル3内のデータをリク
エスタコンピュータ2’はアクセスすることができ、情
報処理システムにおけるデータの共用が可能となる。
【0052】(その他の実施例)本実施例では、障害発
生によりデータ更新処理が中断した場合には、バッフア
内のデータを破棄していたが、この方法の他にも、バッ
フア内のデータを保持しつづけ、リクエスタコンピュー
タの障害が復旧した場合には、障害発生前に送信された
データの続きを送信するように、リクエスタコンピュー
タに対して指示することもできる。
【0053】また、バッフアからフアイル装置の間の経
路に障害が発生している場合などには、フアイル装置へ
の正常なデータ転送を行うことはできない。例として、
フアイル装置の残容量が更新しようとするデータ量より
も小さい場合や、フアイル装置自体に障害が発生してい
る場合などである。
【0054】このような場合には、バッフアからフアイ
ル装置へのデータ転送前にバッフアからフアイル装置ま
での経路を調べ、もしデータ転送に不都合がある場合に
は、フアイル装置へのデータ転送を中止する。このよう
な構成をとることにより、不意にデータ転送処理を行っ
てデータを破壊してしまうことがなくなる。
【0055】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、サー
バシステムにおけるデータ更新処理時のデータ破壊をふ
せぐことが可能となる。また、データ更新処理中に障害
などが発生した場合にも、フアイル装置内の更新前のデ
ータを保持しつづけることができるとともに、更新前の
データを用いて中断した処理を即時に再開することが可
能である。
【0056】従って、リクエスタコンピュータに障害が
発生した場合にもフアイル装置内のデータの修復を行う
必要がなく、信頼性の高いサーバシステムを容易に構築
することができるようになる。
【0057】
【図面の説明】
【0058】
【図1】本発明による情報処理システムの原理構成図で
ある。
【0059】
【図2】一実施例における情報処理システムの構成を示
した図である。
【0060】
【図3】一実施例におけるフアイル更新処理の手順を示
したフローチャートである。
【0061】
【図4】一実施例におけるフアイル更新処理の手順を示
したフローチャートで、図3の続きである。
【0062】
【図5】一実施例におけるフアイル更新処理を示すタイ
ムチャートである。
【0063】
【図6】一実施例におけるフアイル更新処理が中断した
場合のタイムチャートである。
【0064】
【図7】従来のサーバシステムの構成を示す図である。
【0065】
【図8】従来のデータ破壊の対策手順を示す図である。
【0066】
【図9】従来のデータ破壊防止方法の手順を示す図であ
る。
【0067】
【符号の説明】
図において、1はサーバコンピュータ、2はリクエスタ
コンピュータ、3はフアイル装置、4はバッフア、5は
フアイル更新手段である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    第二のコンピュータ(2)から回
    線(6)を介して送信されてくる電文を第一のコンピュ
    ータ(1)において受信し、前記電文内のデータを前記
    第一のコンピュータ(1)側に設けられたフアイル装置
    (3)に格納して、前記フアイル装置(3)の内容を更
    新するように構成された情報処理システムにおいて、前
    記第一のコンピュータ(1)は、前記第二のコンピュー
    タ(2)から送信される電文を一時格納するバッフア機
    構(4)と、前記バッフア機構(4)に格納された前記
    データを順次前記フアイル装置(3)へ転送してフアイ
    ル装置(3)の内容の更新を行うフアイル更新手段(5
    )を有し、前記第二のコンピュータ(2)から前記第一
    のコンピュータ(1)への一連の電文送信が完了したと
    きに、前記フアイル更新手段(5)が前記バッフア機構
    (4)から前記フアイル装置(3)へのデータ転送を開
    始するように構成したことを特徴とする、データ破壊防
    止機能を有する情報処理システム。
  2. 【請求項2】    請求項1記載の情報処理システム
    において、前記第二のコンピュータ(2)からの一連電
    文の送信完了前に前記電文の送信が中断した場合には、
    前記バッフア機構(4)に一時格納された電文を破棄す
    るよう構成されたことを特徴とする、データ破壊防止機
    能を有する情報処理システム。
JP3057173A 1991-03-20 1991-03-20 データ破壊防止機能を有する情報処理システム Pending JPH04291650A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63318647A (ja) * 1987-06-23 1988-12-27 Mitsubishi Electric Corp デ−タファイル受信方法

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JPS63318647A (ja) * 1987-06-23 1988-12-27 Mitsubishi Electric Corp デ−タファイル受信方法

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