JPH1049418A - ジャーナルデータの反映方法及び装置と、冗長構成形計算機システム - Google Patents
ジャーナルデータの反映方法及び装置と、冗長構成形計算機システムInfo
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- JPH1049418A JPH1049418A JP8204808A JP20480896A JPH1049418A JP H1049418 A JPH1049418 A JP H1049418A JP 8204808 A JP8204808 A JP 8204808A JP 20480896 A JP20480896 A JP 20480896A JP H1049418 A JPH1049418 A JP H1049418A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は現用系計算機システムのメモリ及び
ファイルのデータを待機系計算機システムに復旧するジ
ャーナルデータ反映方法の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明のジャーナルデータ反映方法は、
現用系計算機システムによって更新されたメモリ上のデ
ータ及び外部記憶装置のファイル上のデータの更新履歴
であるジャーナルデータを外部記憶装置に取得する段階
と、通信媒体を介して現用系計算機システムから待機系
計算機システムにジャーナルデータを転送する段階と、
転送されたジャーナルデータを待機系計算機システムの
メモリ及び外部記憶装置のファイル上のデータに反映さ
せる段階とからなる。
ファイルのデータを待機系計算機システムに復旧するジ
ャーナルデータ反映方法の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明のジャーナルデータ反映方法は、
現用系計算機システムによって更新されたメモリ上のデ
ータ及び外部記憶装置のファイル上のデータの更新履歴
であるジャーナルデータを外部記憶装置に取得する段階
と、通信媒体を介して現用系計算機システムから待機系
計算機システムにジャーナルデータを転送する段階と、
転送されたジャーナルデータを待機系計算機システムの
メモリ及び外部記憶装置のファイル上のデータに反映さ
せる段階とからなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長構成をなす複
数の計算機システムにおけるジャーナルデータの反映方
法及び装置に係り、特に、通信媒体を介して転送される
ジャーナルデータの反映方法及び装置に関する。
数の計算機システムにおけるジャーナルデータの反映方
法及び装置に係り、特に、通信媒体を介して転送される
ジャーナルデータの反映方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の計算機システムにおいて、システ
ムの信頼性を向上させるため、実際にトランザクション
処理を行う現用系計算機システムと、障害時に現用系計
算機システムを代替する待機系計算機システムとに分類
された複数の計算機システムを用いた冗長な計算機シス
テム（以下、冗長構成形の計算機システムと呼ぶ）が採
用されている。
ムの信頼性を向上させるため、実際にトランザクション
処理を行う現用系計算機システムと、障害時に現用系計
算機システムを代替する待機系計算機システムとに分類
された複数の計算機システムを用いた冗長な計算機シス
テム（以下、冗長構成形の計算機システムと呼ぶ）が採
用されている。
【０００３】かかる冗長構成形の計算機システムにおい
て、現用系計算機システムの障害時の復旧のために、メ
モリデータベースファイル等のメモリ上のデータ及びデ
ータベース等のファイル上のデータが、更新履歴を表わ
すジャーナルデータとして外部記憶装置上のジャーナル
ファイルに取得されている。
て、現用系計算機システムの障害時の復旧のために、メ
モリデータベースファイル等のメモリ上のデータ及びデ
ータベース等のファイル上のデータが、更新履歴を表わ
すジャーナルデータとして外部記憶装置上のジャーナル
ファイルに取得されている。
【０００４】更に、計算機システムが長時間連続運転さ
れるような場合、更新履歴を表わすジャーナルデータの
量が膨大になる。従って、記憶すべきジャーナルデータ
の量を削減するため、定期的にダンプデータを作成して
定期的に作成されたダンプデータを記憶し、定期的なダ
ンプデータが作成された後の更新履歴をジャーナルデー
タとして保存している。
れるような場合、更新履歴を表わすジャーナルデータの
量が膨大になる。従って、記憶すべきジャーナルデータ
の量を削減するため、定期的にダンプデータを作成して
定期的に作成されたダンプデータを記憶し、定期的なダ
ンプデータが作成された後の更新履歴をジャーナルデー
タとして保存している。
【０００５】上記冗長構成形の計算機システムの現用系
計算機システムに障害が発生したとき、上記ダンプデー
タとジャーナルデータが、通信媒体を介して現用系計算
機システムから待機系計算機システムに転送される。待
機系計算機システムは、現用系計算機システムの処理を
代替するため、最初に、上記ダンプデータをロードし、
ダンプデータの内容に応じてメモリ等を設定する。次
に、ダンプデータ以降のジャーナルデータの内容をメモ
リに反映させる。
計算機システムに障害が発生したとき、上記ダンプデー
タとジャーナルデータが、通信媒体を介して現用系計算
機システムから待機系計算機システムに転送される。待
機系計算機システムは、現用系計算機システムの処理を
代替するため、最初に、上記ダンプデータをロードし、
ダンプデータの内容に応じてメモリ等を設定する。次
に、ダンプデータ以降のジャーナルデータの内容をメモ
リに反映させる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来技
術によれば、待機系計算機システムで取得されたジャー
ナルデータは、外部記憶装置上のジャーナルファイルだ
けに取得される。このため、現用系計算機システムがシ
ステムダウンしたときに、現用系計算機システムから待
機系計算機システムに切替えるためには、待機系計算機
システムは、ジャーナルファイルからジャーナルデータ
を読み出し、メモリ上のデータ及びファイル上のデータ
に対し書き込みを行なうことにより、メモリ等の内容を
復旧させて待機系計算機システムの動作環境をシステム
ダウン直前の現用系計算機システムの動作環境に一致さ
せることが必要である。従って、待機系計算機システム
のデータの復旧に長い時間を要するという欠点がある。
術によれば、待機系計算機システムで取得されたジャー
ナルデータは、外部記憶装置上のジャーナルファイルだ
けに取得される。このため、現用系計算機システムがシ
ステムダウンしたときに、現用系計算機システムから待
機系計算機システムに切替えるためには、待機系計算機
システムは、ジャーナルファイルからジャーナルデータ
を読み出し、メモリ上のデータ及びファイル上のデータ
に対し書き込みを行なうことにより、メモリ等の内容を
復旧させて待機系計算機システムの動作環境をシステム
ダウン直前の現用系計算機システムの動作環境に一致さ
せることが必要である。従って、待機系計算機システム
のデータの復旧に長い時間を要するという欠点がある。
【０００７】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
現用系計算機システムがシステムダウンした際に、現用
系計算機システム側のデータを復旧するよりも早く待機
系計算機システム側でデータの復旧を行なえるよう、現
用系計算機システムがシステムダウンしていない間に、
現用系計算機システムのメモリ及びファイル上のデータ
を、待機系計算機システムのメモリ及びファイルに反映
させるジャーナルデータの反映方法及び装置の提供を目
的とする。
現用系計算機システムがシステムダウンした際に、現用
系計算機システム側のデータを復旧するよりも早く待機
系計算機システム側でデータの復旧を行なえるよう、現
用系計算機システムがシステムダウンしていない間に、
現用系計算機システムのメモリ及びファイル上のデータ
を、待機系計算機システムのメモリ及びファイルに反映
させるジャーナルデータの反映方法及び装置の提供を目
的とする。
【０００８】本発明は、更に、上記ジャーナルデータの
反映方法及び装置が適用された冗長構成形計算機システ
ムの提供を目的とする。
反映方法及び装置が適用された冗長構成形計算機システ
ムの提供を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】図１は上記目的を達成す
る本発明の原理説明図である。本発明は、第１の外部記
憶装置２４を有し、トランザクション処理を行う現用系
計算機システム２と；通信媒体６を介して上記現用系計
算機システム２に接続され、第２の記憶装置４２を有
し、障害発生時に復旧を行う待機系計算機システム４と
からなる冗長構成形の計算機システムにおけるジャーナ
ルデータの反映方法を提供する。本発明のジャーナルデ
ータの反映方法は、 −上記現用系計算機システム２の上記トランザクション
処理によって更新された第１のメモリ２２上のデータ及
び上記第１の外部記憶装置２４のファイル２６上のデー
タの更新履歴であるジャーナルデータを上記第１の外部
記憶装置２８に取得する段階（ステップ２）と、 −上記通信媒体６を介して上記現用系計算機システム２
から上記待機系計算機システム４に上記ジャーナルデー
タを転送する段階（ステップ４）と、 −上記トランザクション処理によって更新された上記第
１のメモリ２２上のデータ及び上記第１の外部記憶装置
２４の上記第１のファイル２６上のデータと、上記待機
系計算機システム４の第２のメモリ５０上のデータ及び
上記第２の外部記憶装置４２の第２のファイル４６上の
データとが同じになるように、上記転送されたジャーナ
ルデータを上記第２のメモリ５０上のデータ及び上記第
２の外部記憶装置４２の上記第２のファイル４６上のデ
ータに反映させる段階（ステップ６）とからなる。
る本発明の原理説明図である。本発明は、第１の外部記
憶装置２４を有し、トランザクション処理を行う現用系
計算機システム２と；通信媒体６を介して上記現用系計
算機システム２に接続され、第２の記憶装置４２を有
し、障害発生時に復旧を行う待機系計算機システム４と
からなる冗長構成形の計算機システムにおけるジャーナ
ルデータの反映方法を提供する。本発明のジャーナルデ
ータの反映方法は、 −上記現用系計算機システム２の上記トランザクション
処理によって更新された第１のメモリ２２上のデータ及
び上記第１の外部記憶装置２４のファイル２６上のデー
タの更新履歴であるジャーナルデータを上記第１の外部
記憶装置２８に取得する段階（ステップ２）と、 −上記通信媒体６を介して上記現用系計算機システム２
から上記待機系計算機システム４に上記ジャーナルデー
タを転送する段階（ステップ４）と、 −上記トランザクション処理によって更新された上記第
１のメモリ２２上のデータ及び上記第１の外部記憶装置
２４の上記第１のファイル２６上のデータと、上記待機
系計算機システム４の第２のメモリ５０上のデータ及び
上記第２の外部記憶装置４２の第２のファイル４６上の
データとが同じになるように、上記転送されたジャーナ
ルデータを上記第２のメモリ５０上のデータ及び上記第
２の外部記憶装置４２の上記第２のファイル４６上のデ
ータに反映させる段階（ステップ６）とからなる。
【００１０】本発明は、現用系計算機システム２から待
機系計算機システム４に転送されたジャーナルデータ
が、待機系計算機システム４のメモリ５０上のデータ及
びファイル上のデータ４６に対して書き込まれることを
特徴とする。図２は、上記本発明のジャーナルデータの
反映方法を実行するジャーナルデータの反映装置の原理
構成図である。同図に示されているように、トランザク
ション処理を行う処理部２０と、上記トランザクション
処理によって更新されるデータを格納する第１のメモリ
２２と、上記トランザクション処理によって更新される
データを有する第１のファイル２６を格納する第１の外
部記憶装置２４とからなる現用系計算機システム２と；
障害発生時に復旧を行う待機系計算機システム４と；上
記現用系計算機システム２と上記待機系計算システム４
を接続する通信媒体６とからなる冗長構成形の計算機シ
ステムにおける本発明のジャーナルデータの反映装置
は、 −上記トランザクション処理によって更新された上記第
１のメモリ２２上のデータ及び上記第１の外部記憶装置
２４の上記第１のファイル２６上のデータの更新履歴で
あるジャーナルデータを上記第１の外部記憶装置２４に
取得する第１のジャーナル取得手段３０と； −上記ジャーナルデータを上記通信媒体６を介して上記
待機系計算機システム４に転送するジャーナル送信手段
３２と； −上記通信媒体６に接続されて上記現用系計算機システ
ム２からの上記ジャーナルデータを受けるジャーナル受
信手段４０と； −上記受けられたジャーナルデータに対応するデータを
格納する第２のメモリ５０と； −上記受けられたジャーナルデータに対応するデータを
含む第２のファイル４６を格納する第２の外部記憶装置
４２と； −上記トランザクション処理によって更新された上記第
１のメモリ２２上のデータ及び上記第１の外部記憶装置
２４の上記第１のファイル２６上のデータと、上記第２
のメモリ５０上のデータ及び上記第２の外部記憶装置４
２の上記第２のファイル４６上のデータとが同じになる
ように、上記ジャーナル受信手段４０によって受けられ
た上記ジャーナルデータを上記第２のメモリ５０上のデ
ータ及び上記第２の外部記憶装置４２の上記第２のファ
イル４６上のデータに反映させるジャーナル反映手段５
２とからなる。
機系計算機システム４に転送されたジャーナルデータ
が、待機系計算機システム４のメモリ５０上のデータ及
びファイル上のデータ４６に対して書き込まれることを
特徴とする。図２は、上記本発明のジャーナルデータの
反映方法を実行するジャーナルデータの反映装置の原理
構成図である。同図に示されているように、トランザク
ション処理を行う処理部２０と、上記トランザクション
処理によって更新されるデータを格納する第１のメモリ
２２と、上記トランザクション処理によって更新される
データを有する第１のファイル２６を格納する第１の外
部記憶装置２４とからなる現用系計算機システム２と；
障害発生時に復旧を行う待機系計算機システム４と；上
記現用系計算機システム２と上記待機系計算システム４
を接続する通信媒体６とからなる冗長構成形の計算機シ
ステムにおける本発明のジャーナルデータの反映装置
は、 −上記トランザクション処理によって更新された上記第
１のメモリ２２上のデータ及び上記第１の外部記憶装置
２４の上記第１のファイル２６上のデータの更新履歴で
あるジャーナルデータを上記第１の外部記憶装置２４に
取得する第１のジャーナル取得手段３０と； −上記ジャーナルデータを上記通信媒体６を介して上記
待機系計算機システム４に転送するジャーナル送信手段
３２と； −上記通信媒体６に接続されて上記現用系計算機システ
ム２からの上記ジャーナルデータを受けるジャーナル受
信手段４０と； −上記受けられたジャーナルデータに対応するデータを
格納する第２のメモリ５０と； −上記受けられたジャーナルデータに対応するデータを
含む第２のファイル４６を格納する第２の外部記憶装置
４２と； −上記トランザクション処理によって更新された上記第
１のメモリ２２上のデータ及び上記第１の外部記憶装置
２４の上記第１のファイル２６上のデータと、上記第２
のメモリ５０上のデータ及び上記第２の外部記憶装置４
２の上記第２のファイル４６上のデータとが同じになる
ように、上記ジャーナル受信手段４０によって受けられ
た上記ジャーナルデータを上記第２のメモリ５０上のデ
ータ及び上記第２の外部記憶装置４２の上記第２のファ
イル４６上のデータに反映させるジャーナル反映手段５
２とからなる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図３は本発明のジャーナルデータ
の反映装置の構成図である。冗長構成形の計算機システ
ムは、トランザクション処理を行なう現用系計算機シス
テム２と、障害発生時に復旧を行う待機系計算機システ
ム４と、現用系計算機システム２と待機系計算システム
４を接続する通信媒体６とからなる。現用系計算機シス
テム２は、トランザクション処理を行うトランザクショ
ン処理部２０と、トランザクション処理部２０に接続さ
れ、トランザクション処理によって更新される制御テー
ブル等のデータを格納する第１のメモリ２２と、トラン
ザクション処理部２０に接続され、トランザクション処
理によって更新されるデータを有するデータベース等の
第１のファイル２６を格納する第１の外部記憶装置２４
とからなる。現用系計算機システム２は、システムダウ
ン等の障害発生時に上記データを復旧するために、第１
のメモリ２２及び第１の外部記憶装置２４に接続され、
トランザクション処理によって更新された第１のメモリ
２２上のデータ及び第１の外部記憶装置２４の第１のフ
ァイル２６上のデータの更新履歴であるジャーナルデー
タを第１の外部記憶装置の第１のジャーナルファイル２
８に格納する第１のジャーナル取得部３０を有する。上
記現用系計算機システム２は、ジャーナル取得部３０か
らジャーナルデータを受け、ジャーナルデータを通信媒
体６を介して待機系計算機システム４に転送するジャー
ナル送信部３２を更に有する。
の反映装置の構成図である。冗長構成形の計算機システ
ムは、トランザクション処理を行なう現用系計算機シス
テム２と、障害発生時に復旧を行う待機系計算機システ
ム４と、現用系計算機システム２と待機系計算システム
４を接続する通信媒体６とからなる。現用系計算機シス
テム２は、トランザクション処理を行うトランザクショ
ン処理部２０と、トランザクション処理部２０に接続さ
れ、トランザクション処理によって更新される制御テー
ブル等のデータを格納する第１のメモリ２２と、トラン
ザクション処理部２０に接続され、トランザクション処
理によって更新されるデータを有するデータベース等の
第１のファイル２６を格納する第１の外部記憶装置２４
とからなる。現用系計算機システム２は、システムダウ
ン等の障害発生時に上記データを復旧するために、第１
のメモリ２２及び第１の外部記憶装置２４に接続され、
トランザクション処理によって更新された第１のメモリ
２２上のデータ及び第１の外部記憶装置２４の第１のフ
ァイル２６上のデータの更新履歴であるジャーナルデー
タを第１の外部記憶装置の第１のジャーナルファイル２
８に格納する第１のジャーナル取得部３０を有する。上
記現用系計算機システム２は、ジャーナル取得部３０か
らジャーナルデータを受け、ジャーナルデータを通信媒
体６を介して待機系計算機システム４に転送するジャー
ナル送信部３２を更に有する。
【００１２】待機系計算機システム４は、通信媒体６に
接続されて現用系計算機システム２からのジャーナルデ
ータを受けるジャーナル受信部４０と、受けられたジャ
ーナルデータに対応する第２のジャーナルファイル４４
を格納する第２の外部記憶装置４２と、受けられたジャ
ーナルデータを第２の外部記憶装置４２の第２のジャー
ナルファイル４４に書き込む第２のジャーナル取得部４
８と、障害発生時の復旧処理に使用されるデータを格納
する第２のメモリ５０とからなる。待機計算機システム
４は、トランザクション処理によって更新された第１の
メモリ２２上のデータ及び第１の外部記憶装置２４の第
１のファイル２６上のデータと、第２のメモリ５０上の
データ及び第２の外部記憶装置４２の第２のファイル４
６上のデータとが同じになるように、ジャーナル受信部
４０によって受けられたジャーナルデータを第２のメモ
リ５０上のデータ及び第２の外部記憶装置４２の第２の
ファイル４６上のデータに反映させるジャーナル反映部
５２を更に有する。
接続されて現用系計算機システム２からのジャーナルデ
ータを受けるジャーナル受信部４０と、受けられたジャ
ーナルデータに対応する第２のジャーナルファイル４４
を格納する第２の外部記憶装置４２と、受けられたジャ
ーナルデータを第２の外部記憶装置４２の第２のジャー
ナルファイル４４に書き込む第２のジャーナル取得部４
８と、障害発生時の復旧処理に使用されるデータを格納
する第２のメモリ５０とからなる。待機計算機システム
４は、トランザクション処理によって更新された第１の
メモリ２２上のデータ及び第１の外部記憶装置２４の第
１のファイル２６上のデータと、第２のメモリ５０上の
データ及び第２の外部記憶装置４２の第２のファイル４
６上のデータとが同じになるように、ジャーナル受信部
４０によって受けられたジャーナルデータを第２のメモ
リ５０上のデータ及び第２の外部記憶装置４２の第２の
ファイル４６上のデータに反映させるジャーナル反映部
５２を更に有する。
【００１３】図４は、本発明のジャーナルデータの反映
装置の動作を示すフローチャートである。以下、同図を
参照して、本発明によってジャーナルデータが反映され
る動作を説明する。最初に、第１のジャーナル取得部３
０は、ジャーナルデータ、即ち、トランザクション処理
部２０によって更新された第１のメモリ２２上のデータ
及び第１のファイル２６上のデータの更新履歴を取得
し、第１の外部記憶装置２４の第１のジャーナルファイ
ル２８に格納する（ステップ２）。次いで、ジャーナル
送信部３２は、第１のジャーナル取得部３０で得られた
ジャーナルデータを通信媒体６を介して待機系計算機シ
ステム４のジャーナル受信部４０に転送する（ステップ
４）。
装置の動作を示すフローチャートである。以下、同図を
参照して、本発明によってジャーナルデータが反映され
る動作を説明する。最初に、第１のジャーナル取得部３
０は、ジャーナルデータ、即ち、トランザクション処理
部２０によって更新された第１のメモリ２２上のデータ
及び第１のファイル２６上のデータの更新履歴を取得
し、第１の外部記憶装置２４の第１のジャーナルファイ
ル２８に格納する（ステップ２）。次いで、ジャーナル
送信部３２は、第１のジャーナル取得部３０で得られた
ジャーナルデータを通信媒体６を介して待機系計算機シ
ステム４のジャーナル受信部４０に転送する（ステップ
４）。
【００１４】ジャーナル受信部４０からジャーナルデー
タを供給された第２のジャーナル取得部４８は、ジャー
ナルデータを第２の外部記憶装置４２の第２のジャーナ
ルファイル４４に書き込む（ステップ５）。更に、トラ
ンザクション処理によって更新された第１のメモリ２２
上のデータ及び第１の外部記憶装置２４の第１のファイ
ル２６上のデータと、第２のメモリ５０上のデータ及び
第２の外部記憶装置４２の第２のファイル４６上のデー
タとが同じになるように、転送されたジャーナルデータ
を第２のメモリ５０上のデータ及び第２の外部記憶装置
４２の第２のファイル４６上のデータに反映させる（ス
テップ６）。
タを供給された第２のジャーナル取得部４８は、ジャー
ナルデータを第２の外部記憶装置４２の第２のジャーナ
ルファイル４４に書き込む（ステップ５）。更に、トラ
ンザクション処理によって更新された第１のメモリ２２
上のデータ及び第１の外部記憶装置２４の第１のファイ
ル２６上のデータと、第２のメモリ５０上のデータ及び
第２の外部記憶装置４２の第２のファイル４６上のデー
タとが同じになるように、転送されたジャーナルデータ
を第２のメモリ５０上のデータ及び第２の外部記憶装置
４２の第２のファイル４６上のデータに反映させる（ス
テップ６）。
【００１５】このように、本発明は、現用系計算機シス
テムから待機系計算機システムに転送されたジャーナル
データが、外部記憶装置上のジャーナルファイルに書き
込まれるだけではなく、メモリ上のデータ及びファイル
上のデータに対しても書き込まれることを特徴とする。
テムから待機系計算機システムに転送されたジャーナル
データが、外部記憶装置上のジャーナルファイルに書き
込まれるだけではなく、メモリ上のデータ及びファイル
上のデータに対しても書き込まれることを特徴とする。
【００１６】
【実施例】図５は本発明の一実施例のジャーナルデータ
を反映させる冗長構成形の計算機システムの構成図であ
る。以下、同図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。現用系計算機システム２は、現用系データベースフ
ァイル２６が格納された外部記憶装置と、現用系ジャー
ナルファイル２８が格納された外部記憶装置とを有す
る。現用系計算機システム２は、トランザクション処理
を行なうトランザクション処理部２０を更に有する。一
方、待機系計算機システム４は、現用系計算機システム
２と同様の構成を有する計算機システムであり、通信媒
体６によって接続された現用系計算機システム２及び待
機系計算機システム４は、冗長構成形の計算機システム
を形成している。
を反映させる冗長構成形の計算機システムの構成図であ
る。以下、同図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。現用系計算機システム２は、現用系データベースフ
ァイル２６が格納された外部記憶装置と、現用系ジャー
ナルファイル２８が格納された外部記憶装置とを有す
る。現用系計算機システム２は、トランザクション処理
を行なうトランザクション処理部２０を更に有する。一
方、待機系計算機システム４は、現用系計算機システム
２と同様の構成を有する計算機システムであり、通信媒
体６によって接続された現用系計算機システム２及び待
機系計算機システム４は、冗長構成形の計算機システム
を形成している。
【００１７】トランザクション処理部２０は、現用系メ
モリ２２上のデータを更新する手段と、現用系データベ
ースファイルを更新する手段とを有する。現用系ジャー
ナル取得部３０は、トランザクション処理部２０が現用
系メモリ２２上のデータと現用系データベースファイル
２６を更新する際に、ジャーナルデータを取得して運用
系ジャーナルファイル２８に格納する。
モリ２２上のデータを更新する手段と、現用系データベ
ースファイルを更新する手段とを有する。現用系ジャー
ナル取得部３０は、トランザクション処理部２０が現用
系メモリ２２上のデータと現用系データベースファイル
２６を更新する際に、ジャーナルデータを取得して運用
系ジャーナルファイル２８に格納する。
【００１８】図６は現用系ジャーナル取得部３０によっ
て取得されるジャーナルデータの形式の一例を示す図で
ある。ジャーナルデータは、同図に示されたように、メ
モリとファイルのどちらが更新の対象であるかを示すジ
ャーナル種別情報と、更新された位置を示す更新位置情
報と、更新されたサイズを示す更新サイズ情報と、実際
に更新されたデータの内容を示す更新後のデータとから
なる。
て取得されるジャーナルデータの形式の一例を示す図で
ある。ジャーナルデータは、同図に示されたように、メ
モリとファイルのどちらが更新の対象であるかを示すジ
ャーナル種別情報と、更新された位置を示す更新位置情
報と、更新されたサイズを示す更新サイズ情報と、実際
に更新されたデータの内容を示す更新後のデータとから
なる。
【００１９】現用系計算機システム２のジャーナル送信
部３２は、システムダウン時に待機系計算機システム４
から復旧可能なように、現用系ジャーナル取得部３０で
得られたジャーナルデータを通信媒体６を介して待機系
計算機システム４のジャーナル受信部４０に転送する。
部３２は、システムダウン時に待機系計算機システム４
から復旧可能なように、現用系ジャーナル取得部３０で
得られたジャーナルデータを通信媒体６を介して待機系
計算機システム４のジャーナル受信部４０に転送する。
【００２０】図７は上記実施例の待機系計算機システム
４におけるジャーナルデータの反映動作を示すフローチ
ャートである。以下、同図を参照してジャーナルデータ
の反映の手順を説明する。現用系計算機システム２と同
時に起動された待機系計算機システム４のジャーナル受
信部４０は、現用系計算機システム２がシステムダウン
していない場合（ステップ１０）、ジャーナルデータを
受信する（ステップ１２）。ジャーナル受信部４０から
のジャーナルデータを受けた待機系ジャーナル取得部４
８は、ジャーナルデータを待機系ジャーナルファイル４
４に書き込む（ステップ１４）。
４におけるジャーナルデータの反映動作を示すフローチ
ャートである。以下、同図を参照してジャーナルデータ
の反映の手順を説明する。現用系計算機システム２と同
時に起動された待機系計算機システム４のジャーナル受
信部４０は、現用系計算機システム２がシステムダウン
していない場合（ステップ１０）、ジャーナルデータを
受信する（ステップ１２）。ジャーナル受信部４０から
のジャーナルデータを受けた待機系ジャーナル取得部４
８は、ジャーナルデータを待機系ジャーナルファイル４
４に書き込む（ステップ１４）。
【００２１】次に、ジャーナル反映部５２は、待機系ジ
ャーナル取得部４８を介してジャーナルデータを受け、
ジャーナルデータの種別がメモリ上のデータとファイル
上のデータの何れを示しているかを判定する（ステップ
１６）。ジャーナルデータの種別がメモリ上のデータで
あると判定された場合、処理はステップ１８に進み、ジ
ャーナル反映部５２は、メモリ５０上のデータにジャー
ナルデータを反映させる。一方、ジャーナルデータの種
別がファイル上のデータであると判定された場合、ジャ
ーナル反映部５２は、待機系データベースファイル４６
上のデータにジャーナルデータを反映させる（ステップ
２０）。ここで、「データを反映させる」は、ジャーナ
ルデータ内の更新位置情報と、更新サイズ情報とに基づ
いて更新後のデータを書き込むことにより行われる。
ャーナル取得部４８を介してジャーナルデータを受け、
ジャーナルデータの種別がメモリ上のデータとファイル
上のデータの何れを示しているかを判定する（ステップ
１６）。ジャーナルデータの種別がメモリ上のデータで
あると判定された場合、処理はステップ１８に進み、ジ
ャーナル反映部５２は、メモリ５０上のデータにジャー
ナルデータを反映させる。一方、ジャーナルデータの種
別がファイル上のデータであると判定された場合、ジャ
ーナル反映部５２は、待機系データベースファイル４６
上のデータにジャーナルデータを反映させる（ステップ
２０）。ここで、「データを反映させる」は、ジャーナ
ルデータ内の更新位置情報と、更新サイズ情報とに基づ
いて更新後のデータを書き込むことにより行われる。
【００２２】即ち、ジャーナル反映部５２は、転送され
たジャーナルデータからジャーナル種別を判定し、ジャ
ーナル種別がメモリ５０上のデータであれば、ジャーナ
ルデータ内の更新後のデータを位置とサイズに従ってメ
モリ上のデータに対し書き込みを行い、ジャーナル種別
がファイル上のデータならば、ジャーナルデータ内の更
新後情報を位置とサイズに従って外部記憶装置のファイ
ル上のデータに対して書き込む。尚、ジャーナル反映部
５２は、待機系ジャーナル取得部４８の後に接続するの
ではなく、ジャーナル受信部４０に直接接続しても構わ
ない。
たジャーナルデータからジャーナル種別を判定し、ジャ
ーナル種別がメモリ５０上のデータであれば、ジャーナ
ルデータ内の更新後のデータを位置とサイズに従ってメ
モリ上のデータに対し書き込みを行い、ジャーナル種別
がファイル上のデータならば、ジャーナルデータ内の更
新後情報を位置とサイズに従って外部記憶装置のファイ
ル上のデータに対して書き込む。尚、ジャーナル反映部
５２は、待機系ジャーナル取得部４８の後に接続するの
ではなく、ジャーナル受信部４０に直接接続しても構わ
ない。
【００２３】上記ジャーナル転送（ステップ１２）と、
ジャーナルファイルへの書き込み（ステップ１４）と、
メモリ上のデータへの書き込み（ステップ１８）又はデ
ータベースファイル上のデータへの書き込み（ステップ
２０）は、ステップ１０において現用系計算機システム
２がシステムダウンしたと判定されるまで繰り返され
る。
ジャーナルファイルへの書き込み（ステップ１４）と、
メモリ上のデータへの書き込み（ステップ１８）又はデ
ータベースファイル上のデータへの書き込み（ステップ
２０）は、ステップ１０において現用系計算機システム
２がシステムダウンしたと判定されるまで繰り返され
る。
【００２４】ステップ１０において現用系計算機システ
ム２がシステムダウンしたと判定された場合、処理はス
テップ２２に進み、ジャーナル送信部３２からジャーナ
ル受信部４０へのジャーナルデータの転送、即ち、ジャ
ーナル転送が中止され（ステップ２２）、現用系計算機
システム２から待機系計算機システム４への切替えが行
なわれ（ステップ２４）、ジャーナルデータの反映動作
が終了する。
ム２がシステムダウンしたと判定された場合、処理はス
テップ２２に進み、ジャーナル送信部３２からジャーナ
ル受信部４０へのジャーナルデータの転送、即ち、ジャ
ーナル転送が中止され（ステップ２２）、現用系計算機
システム２から待機系計算機システム４への切替えが行
なわれ（ステップ２４）、ジャーナルデータの反映動作
が終了する。
【００２５】これにより、現用系計算機システム２にお
ける現用系メモリ２２上のデータ及び現用系データベー
スファイル２６上のデータが、待機系計算機システム４
の待機系メモリ５０及び待機系データベースファイル４
６上に復元され、待機系の計算機システムが復旧され
る。
ける現用系メモリ２２上のデータ及び現用系データベー
スファイル２６上のデータが、待機系計算機システム４
の待機系メモリ５０及び待機系データベースファイル４
６上に復元され、待機系の計算機システムが復旧され
る。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現用系計算機システムから転送されたジャーナルデータ
を待機系計算機システムにおいてメモリ上のデータ及び
ファイル上のデータに書き込むことによって、待機系計
算機システムは現用系計算機システムと同等のデータを
保持し得る。従って、現用系計算機システムがシステム
ダウンした際に、現用系計算機システムから待機系計算
機システムに速やかに切り替えることが可能になる。
現用系計算機システムから転送されたジャーナルデータ
を待機系計算機システムにおいてメモリ上のデータ及び
ファイル上のデータに書き込むことによって、待機系計
算機システムは現用系計算機システムと同等のデータを
保持し得る。従って、現用系計算機システムがシステム
ダウンした際に、現用系計算機システムから待機系計算
機システムに速やかに切り替えることが可能になる。
【００２７】更に、本発明によれば、現用系計算機シス
テムのダンプデータを用いることなく待機系計算機シス
テムのメモリを復旧させることができるので、従来の冗
長構成形の計算機システムの場合に必要とされた現用系
計算機システムから待機系計算機システムへのダンプデ
ータの転送を省くことができる。
テムのダンプデータを用いることなく待機系計算機シス
テムのメモリを復旧させることができるので、従来の冗
長構成形の計算機システムの場合に必要とされた現用系
計算機システムから待機系計算機システムへのダンプデ
ータの転送を省くことができる。
【図１】本発明の原理説明図である。
【図２】本発明の原理構成図である。
【図３】本発明のジャーナルデータの反映装置の構成図
である。
である。
【図４】本発明のジャーナルデータの反映装置の動作フ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図５】本発明の一実施例の冗長構成形計算機システム
の構成図である。
の構成図である。
【図６】本発明の一実施例のジャーナルデータの形式の
説明図である。
説明図である。
【図７】本発明の一実施例によるジャーナルデータの反
映の動作フローチャートである。
映の動作フローチャートである。
２ 現用系計算機システム ４ 待機系計算機システム ６ 通信媒体 ２２ 第１のメモリ ２４ 第１の外部記憶装置 ２６ 第１のファイル ２８ 第１のジャーナルファイル ４２ 第２の外部記憶装置 ４６ 第２のファイル ５２ 第２のメモリ
Claims (7)
- 【請求項１】 第１の外部記憶装置を有し、トランザク
ション処理を行う現用系計算機システムと；通信媒体を
介して上記現用系計算機システムに接続され、第２の外
部記憶装置を有し、障害発生時に復旧を行う待機系計算
機システムとからなる冗長構成形の計算機システムにお
いて：上記現用系計算機システムの上記トランザクショ
ン処理によって更新された第１のメモリ上のデータ及び
上記第１の外部記憶装置の第１のファイル上のデータの
更新履歴であるジャーナルデータを上記第１の外部記憶
装置の第１のジャーナルファイルに取得する段階と、 上記通信媒体を介して上記現用系計算機システムから上
記待機系計算機システムに上記ジャーナルデータを転送
する段階と、 上記トランザクション処理によって更新された上記第１
のメモリ上のデータ及び上記第１の外部記憶装置の上記
第１のファイル上のデータと、上記待機系計算機システ
ムの第２のメモリ上のデータ及び上記第２の外部記憶装
置の第２のファイル上のデータとが同じになるように、
上記転送されたジャーナルデータを上記第２のメモリ上
のデータ及び上記第２の外部記憶装置の上記第２のファ
イル上のデータに反映させる段階とからなるジャーナル
データの反映方法。 - 【請求項２】 第１の外部記憶装置を有し、トランザク
ション処理を行う現用系計算機システムと；通信媒体を
介して上記現用系計算機システムに接続され、第２の外
部記憶装置を有し、障害発生時に復旧を行う待機系計算
機システムとからなる冗長構成形の計算機システムにお
いて：上記現用系計算機システムの上記トランザクショ
ン処理によって更新された第１のメモリ上のデータ及び
上記第１の外部記憶装置の第１のファイル上のデータの
更新履歴であるジャーナルデータを上記第１の外部記憶
装置の第１のジャーナルファイルに取得する段階と、 上記通信媒体を介して上記現用系計算機システムから上
記待機系計算機システムに上記ジャーナルデータを転送
する段階と、 上記転送されたジャーナルデータを上記第２の外部記憶
装置の第２のジャーナルファイルに書き込む段階とから
なるジャーナルデータの反映方法であって、 上記トランザクション処理によって更新された上記第１
のメモリ上のデータ及び上記第１の外部記憶装置の上記
第１のファイル上のデータと、上記待機系計算機システ
ムの第２のメモリ上のデータ及び上記第２の外部記憶装
置の第２のファイル上のデータとが同じになるように、
上記転送されたジャーナルデータを上記第２のメモリ上
のデータ及び上記第２の外部記憶装置の上記第２のファ
イル上のデータに反映させる段階を更に有するジャーナ
ルデータの反映方法。 - 【請求項３】 トランザクション処理を行う処理部と、
上記トランザクション処理によって更新されるデータを
格納する第１のメモリと、上記トランザクション処理に
よって更新されるデータを有する第１のファイルを格納
する第１の外部記憶装置とからなる現用系計算機システ
ムと；障害発生時に復旧を行う待機系計算機システム
と；上記現用系計算機システムと上記待機系計算システ
ムを接続する通信媒体とからなる冗長構成形の計算機シ
ステムにおいて、 上記トランザクション処理によって更新された上記第１
のメモリ上のデータ及び上記第１の外部記憶装置の上記
第１のファイル上のデータの更新履歴であるジャーナル
データを上記第１の外部記憶装置に取得する第１のジャ
ーナル取得手段と；上記ジャーナルデータを上記通信媒
体を介して上記待機系計算機システムに転送するジャー
ナル送信手段と；上記通信媒体に接続されて上記現用系
計算機システムからの上記ジャーナルデータを受けるジ
ャーナル受信手段と；上記受けられたジャーナルデータ
に対応するデータを格納する第２のメモリと；上記受け
られたジャーナルデータに対応するデータを含む第２の
ファイルを格納する第２の外部記憶装置と；上記トラン
ザクション処理によって更新された上記第１のメモリ上
のデータ及び上記第１の外部記憶装置の上記第１のファ
イル上のデータと、上記第２のメモリ上のデータ及び上
記第２の外部記憶装置の上記第２のファイル上のデータ
とが同じになるように、上記ジャーナル受信手段によっ
て受けられた上記ジャーナルデータを上記第２のメモリ
上のデータ及び上記第２の外部記憶装置の上記第２のフ
ァイル上のデータに反映させるジャーナル反映手段とか
らなるジャーナルデータの反映装置。 - 【請求項４】 トランザクション処理を行う処理部と、
上記トランザクション処理によって更新されるデータを
格納する第１のメモリと、上記トランザクション処理に
よって更新されるデータを有する第１のファイルを格納
する第１の外部記憶装置とからなる現用系計算機システ
ムと；障害発生時に復旧を行う待機系計算機システム
と；上記現用系計算機システムと上記待機系計算システ
ムを接続する通信媒体とからなる冗長構成形の計算機シ
ステムにおいて、 上記トランザクション処理によって更新された上記第１
のメモリ上のデータ及び上記第１の外部記憶装置の上記
第１のファイル上のデータの更新履歴であるジャーナル
データを上記第１の外部記憶装置に取得する第１のジャ
ーナル取得手段と；上記ジャーナルデータを上記通信媒
体を介して上記待機系計算機システムに転送するジャー
ナル送信手段と；上記通信媒体に接続されて上記現用系
計算機システムからの上記ジャーナルデータを受けるジ
ャーナル受信手段と；上記ジャーナルデータに対応する
第２のジャーナルファイルを格納する第２の外部記憶装
置と；上記受けられたジャーナルデータを上記第２の外
部記憶装置の上記第２のジャーナルファイルに書き込む
第２のジャーナル取得手段からなるジャーナルデータの
反映装置であって：第２のメモリと；上記トランザクシ
ョン処理によって更新された上記第１のメモリ上のデー
タ及び上記第１の外部記憶装置の上記第１のファイル上
のデータと、上記待機系計算機システムの第２のメモリ
上のデータ及び上記第２の外部記憶装置の第２のファイ
ル上のデータとが同じになるように、上記ジャーナル受
信手段によって受けられた上記ジャーナルデータを上記
第２のメモリ上のデータ及び上記第２の外部記憶装置の
上記第２のファイル上のデータに反映させるジャーナル
反映手段とを更に有するジャーナルデータの反映装置。 - 【請求項５】 現用系データベースファイルと現用系ジ
ャーナルファイルを格納する外部記憶装置と、トランザ
クション処理のデータを格納する現用系メモリと、上記
トランザクション処理を行ない、上記現用系メモリ上の
データと、上記現用系データベースファイルを更新する
トランザクション処理部とからなる現用系計算機システ
ムと；待機系データベースファイルと待機系ジャーナル
ファイルを格納する外部記憶装置と、トランザクション
処理のデータを格納する待機系メモリとからなる待機系
計算機システムと；上記現用系計算機システムと上記待
機系計算機システムとを接続する通信媒体とからなる冗
長構成形計算機システムであって：上記現用系計算機シ
ステムは、 上記トランザクション処理部が上記現用系メモリ上のデ
ータと上記現用系データベースファイルを更新する際
に、ジャーナルデータを取得して現用系ジャーナルファ
イルに格納する現用系ジャーナル取得手段と、 上記通信媒体に接続され、上記現用系ジャーナル取得手
段によって取得された上記ジャーナルデータを上記通信
媒体を介して待機系計算機システムに送信するジャーナ
ル送信手段とを更に有し、 上記待機系計算機システムは、 上記通信媒体に接続され、上記ジャナル送信手段から送
信された上記ジャーナルデータを受信するジャーナル受
信手段と、 上記ジャーナル受信手段によって受信された上記ジャー
ナルデータを上記待機系ジャーナルファイルに書き込む
待機系ジャーナル取得手段と、 上記ジャーナル受信手段によって受信された上記ジャー
ナルデータを上記待機系メモリと上記待機系データベー
スファイルに書き込むジャーナル反映手段とを更に有す
る冗長構成形計算機システム。 - 【請求項６】 上記現用系ジャーナル取得手段は、上記
ジャーナルデータが上記現用系メモリと上記現用系デー
タベースファイルの何れのデータであるかを表わすジャ
ーナル種別情報と、更新された位置を示す更新位置情報
と、更新されたサイズを示す更新サイズ情報を、実際に
更新されたデータの内容を示す更新後のデータとからな
るジャーナルデータを作成する手段を有し、 上記ジャーナル反映手段は、上記ジャーナルデータの上
記ジャーナル種別情報に応じて上記更新後のデータを上
記待機系メモリと上記待機系データベースファイルの何
れに書き込むかを判定し、上記ジャーナルデータの上記
更新位置情報と上記更新サイズ情報とに従って、上記更
新後のデータを書き込む領域を判定する手段を有する請
求項５記載の冗長構成形計算機システム。 - 【請求項７】 上記現用系計算機システムがシステムダ
ウンしていない場合、上記現用系計算機システムから上
記待機系計算機システムへの上記ジャーナルデータの転
送を繰り返し行い、上記現用系システムがシステムダウ
ンしている場合、上記ジャーナルデータの転送を中止
し、上記現用系計算機システムから上記待機系計算機シ
ステムへの切替えを行う手段を更に有する請求項５又は
６記載の冗長構成形計算機システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204808A JPH1049418A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | ジャーナルデータの反映方法及び装置と、冗長構成形計算機システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204808A JPH1049418A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | ジャーナルデータの反映方法及び装置と、冗長構成形計算機システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1049418A true JPH1049418A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16496717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8204808A Pending JPH1049418A (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | ジャーナルデータの反映方法及び装置と、冗長構成形計算機システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1049418A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000163344A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-16 | Nec Corp | ネットワーク管理システムのデータベース復旧方式 |
| JP2006330782A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Nomura Research Institute Ltd | 冗長構成システムおよび第１のコンピュータシステムに障害が発生したときに第２のコンピュータシステムが直ちにリカバーする方法 |
| JP2009177597A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 通信制御装置 |
| JP2010039746A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Hitachi Ltd | データ同期方法、データ同期プログラム、データベースサーバ装置、および、データベースシステム |
| JP2010134583A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Hitachi Ltd | データベース処理方法、データベース処理プログラム、および、データベース指示装置 |
| US7996637B2 (en) | 2008-07-02 | 2011-08-09 | Hitachi, Ltd. | Storage system and remote copy recovery method |
| US8108486B2 (en) | 2003-06-23 | 2012-01-31 | Hitachi, Ltd. | Remote copy system |
| US8364919B2 (en) | 2008-07-08 | 2013-01-29 | Hitachi, Ltd. | Remote copy system and method |
| JP2014170448A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Nec Corp | レプリケーションシステム、業務処理システム、レプリケーション方法、及びプログラム |
| JP2019204527A (ja) * | 2018-07-16 | 2019-11-28 | 北京百度網訊科技有限公司 | 記憶機器のデータ位置の処理方法及び処理装置、コンピュータ機器並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
-
1996
- 1996-08-02 JP JP8204808A patent/JPH1049418A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000163344A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-16 | Nec Corp | ネットワーク管理システムのデータベース復旧方式 |
| US8700725B2 (en) | 2003-06-23 | 2014-04-15 | Hitachi, Ltd. | Remote copy system |
| US8108486B2 (en) | 2003-06-23 | 2012-01-31 | Hitachi, Ltd. | Remote copy system |
| JP2006330782A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Nomura Research Institute Ltd | 冗長構成システムおよび第１のコンピュータシステムに障害が発生したときに第２のコンピュータシステムが直ちにリカバーする方法 |
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| US8452933B2 (en) | 2008-07-02 | 2013-05-28 | Hitachi, Ltd. | Storage system and remote copy recovery method |
| US7996637B2 (en) | 2008-07-02 | 2011-08-09 | Hitachi, Ltd. | Storage system and remote copy recovery method |
| US8117411B2 (en) | 2008-07-02 | 2012-02-14 | Hitachi, Ltd. | Storage system and remote copy recovery method |
| US8296537B2 (en) | 2008-07-02 | 2012-10-23 | Hitachi, Ltd. | Storage system and remote copy recovery method |
| US8732420B2 (en) | 2008-07-08 | 2014-05-20 | Hitachi, Ltd. | Remote copy system and method |
| US8364919B2 (en) | 2008-07-08 | 2013-01-29 | Hitachi, Ltd. | Remote copy system and method |
| JP2010039746A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Hitachi Ltd | データ同期方法、データ同期プログラム、データベースサーバ装置、および、データベースシステム |
| JP2010134583A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Hitachi Ltd | データベース処理方法、データベース処理プログラム、および、データベース指示装置 |
| JP2014170448A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Nec Corp | レプリケーションシステム、業務処理システム、レプリケーション方法、及びプログラム |
| JP2019204527A (ja) * | 2018-07-16 | 2019-11-28 | 北京百度網訊科技有限公司 | 記憶機器のデータ位置の処理方法及び処理装置、コンピュータ機器並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
| US10990312B2 (en) | 2018-07-16 | 2021-04-27 | Beijing Baidu Netcom Science Technology Co., Ltd. | Method, apparatus, device and storage medium for processing data location of storage device |
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